JP4930825B2 - 撮像装置及びデータ転送装置 - Google Patents

撮像装置及びデータ転送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4930825B2
JP4930825B2 JP2006027973A JP2006027973A JP4930825B2 JP 4930825 B2 JP4930825 B2 JP 4930825B2 JP 2006027973 A JP2006027973 A JP 2006027973A JP 2006027973 A JP2006027973 A JP 2006027973A JP 4930825 B2 JP4930825 B2 JP 4930825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory device
data
access
imaging
sdram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006027973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007207138A (ja
Inventor
正人 曽雌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006027973A priority Critical patent/JP4930825B2/ja
Publication of JP2007207138A publication Critical patent/JP2007207138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4930825B2 publication Critical patent/JP4930825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、揮発性メモリと不揮発性メモリとのデータの転送を行なうことができる撮像装置及びデータ転送装置に関する。
近年から、デジタルカメラ等においては、作業用のメモリとしては揮発性であり高速動作が可能なSDRAMが、データ保存用のメモリとしては不揮発性であり大容量記憶が可能なフラッシュROMが用いられている。画像データの記憶に関しては、SDRAMの方がフラッシュROMより読出し書き込み速度が速いので、撮像された画像データは、まずSDRAMに一時記憶させ、このSDRAM上で各種画像処理やデータ圧縮処理などを行い、その後、該記憶させた画像データをフラッシュROMに転送して保存し直していた。また、カメラの撮影動作などを制御するための各種設定情報の記憶に関しては、前回までの設定情報が消えてしまわないように電源OFF時にはフラッシュROMなどの不揮発性メモリに保存し、且つ、カメラの動作を速くするために電源ON時にはSDRAMなどの高速なメモリ上に各種設定情報を読み出して作業を行っていた。そのため、フラッシュROMから各種設定情報を読み出してSDRAMに記憶させることにより前回に変更された設定内容を反映させたり、SDRAMに記憶されている各種設定情報(新たに変更された各種設定情報)を不揮発性のフラッシュROMに記録させる必要があり、揮発性のメモリと揮発性メモリとのデータの転送を迅速に行なう技術の開発が要望されていた。
下記特許文献1によれば、コントローラと外部装置との間の第1データ転送、前記コントローラと不揮発性メモリとの間の第2データ転送、及び前記コントローラと揮発性メモリとの間の第3データ転送を制御し、第3データ転送におけるコントローラから揮発性メモリへの転送と、揮発性メモリからコントローラへの転送とを時分割で制御し、この時分割制御による転送を並行して第1データ転送又は第2データ転送を可能にすることにより、ホスト装置による複数の書き込みデータの供給タイミング、又は、複数の読み込みデータの取得タイミングに多くの待ち時間を必要とさせないメモリシステムが開示されている。
公開特許公報 特開2003−233529
従来においては、不揮発性メモリと揮発性メモリ間のデータの転送スピードが遅く、種々の不都合を生じていた。
例えば、動画撮影記録時においては、撮像されたフレームデータを一旦揮発性メモリ(例えば、SDRAM)に記憶させてから該フレームデータを不揮発性メモリ(例えば、フラッシュROM)に記録させていたため、揮発性メモリと不揮発性メモリ間のデータ転送が遅いと、揮発性メモリがいっぱいになり新たに撮像されたフレームデータを記憶させることができず素早い連続撮影ができないという不都合も生じる。
また、環境設定内容の変更などを記録する場合には、フラッシュROMの性質上、たとえ1バイトの変更でも大きな単位での書き換えを行なう必要があるため処理が更に遅くなってしまう。
また、上記特許文献記載の技術でもこのような不都合を解決することができるというものではなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、揮発性メモリと不揮発性メモリとのデータの転送を迅速に行なうことができる撮像装置及びデータ転送装置を提供することを目的とする。
本発明によるデータ転送装置は、1回のアクセスでデータバス上に所定単位のデータを入出力し、この1回のアクセスの前後の両方に所定の準備期間が必要な第1のメモリデバイスと、1回のアクセスでデータバス上にデータを入出力する単位が前記第1のメモリデバイスよりも少なく、所定の準備期間を必要とせずにデータバス上へのデータの入出力を連続して複数回行うことが可能な第2のメモリデバイスと、前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの両方に共通するデータバスと、前記データバスを介して前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの間で行われるデータ転送において、前記第1のメモリデバイスの1回のアクセスに対して前記第2のメモリデバイスに複数回アクセスすることにより前記所定単位のデータを転送するデータ転送を行なう制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち前部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの後の前記所定の準備期間の間に行い、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち後部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの前の前記所定の準備期間の間に行なうことを特徴とする。
本発明によるデータ撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、1回のアクセスでデータバス上に所定単位のデータを入出力し、この1回のアクセスの前後の両方に所定の準備期間が必要な第1のメモリデバイスと、1回のアクセスでデータバス上にデータを入出力する単位が前記第1のメモリデバイスよりも少なく、所定の準備期間を必要とせずにデータバス上へのデータの入出力を連続して複数回行うことが可能な第2のメモリデバイスと、前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの両方に共通するデータバスと、前記第1のメモリデバイスに一時記憶された画像データを前記データバスを介して前記第2のメモリデバイスに転送して保存する際のデータ転送において、前記第1のメモリデバイスの1回のアクセスに対して前記第2のメモリデバイスに複数回アクセスすることにより前記所定単位のデータを転送するデータ転送を行なう制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち前部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの後の前記所定の準備期間の間に行い、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち後部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの前の前記所定の準備期間の間に行なうことを特徴とする。
本発明によれば、1回のアクセスにおけるデータ入出力の単位と準備期間の有無の2つの点が異なる2つのメモリデバイスの間で行われるデータ転送において、この2つ点の違いを利用してより効果的なデータ転送を行うことが可能になる。
以下、本実施の形態について、デジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮像部2、CPU3、ASIC(Application
Specified IC)4、画像表示部5、キー入力部6、SDRAM7、フラッシュROM8を備えている。
撮像部2は、被写体を撮像する部分であり、図示しない撮影レンズやCCD、CDS回路、AD変換器等を含み、撮像部2は、撮像した被写体の光を画像データとしてCPU3に出力する。
CPU3は、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
ASIC4は、SDRAM7やフラッシュROM8のメモリの制御を行なったり、キー入力部、画像表示部の制御を行なったりする部分である。
LCD(Liquid Crystal Display)5は、撮像部2で撮像された画像データやフラッシュROM8に記録されている画像データの画像等を表示させる部分である。
キー入力部6は、シャッタボタン、SETキー、ズームキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号はASIC4を介してCPU11に出力される。
SDRAM7は、揮発性メモリの一種であり、撮像部2で撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU3のワーキングメモリとして使用される。また、SDRAM7のデータバスは32bitであり、CPU3の32bitデータバスとそのまま接続されている。このSDRAM7は32bitのデータの読出し、書き込みが可能である。
フラッシュROM8は、撮像部により撮像された画像データや、デジタルカメラ1の各種設定情報などを格納する記録媒体である。また、フラッシュROM8のデータバスは16ビットであり、CPU3の32bitデータバスの下位16bitのみと接続されている。このフラッシュROM8は、16bitのデータの読出し、書き込みが可能である。
なお、このフラッシュROM8は1ページ512バイト、1セクターを2Kバイトとし、リードは1ページ単位で行え、消去及び書き込みは1セクター単位で行えるものとする。
A−1.ASICの構成
図2は、ASIC4の電気的な概略構成を示すブロック図である。
ASIC4は、メモリ制御部11、SRAM12、LCD制御部13、キー入力部制御部14を備えている。
メモリ制御部11は、CPU3、メモリ(DRAM7、フラッシュROM8)のデータの転送の制御、メモリの制御を行なう部分である。
SRAM12は、データを一時保持する記憶媒体である。
LCD制御部13は、LCD5を制御することにより画像データの画像をLCD5に表示させる。
キー入力部制御部14は、ユーザのキー入力部6の操作に応じた操作信号をCPU3に出力するものである。
B.デジタルカメラ1の動作
まず本発明の特徴となるSDRAM7とフラッシュROM8間のデータ転送の動作について説明する前に、SDRAM7とフラッシュROM8の読出し、書き込み動作について説明する
図3は、SDRAM7の読出し、書き込み動作を示すタイムチャートである。
メモリ制御部11は、CPU3からSDRAM7へのデータの入出力を行なうような制御信号を受け取ると、SDRAM7に対し、アクティブコマンド、プリチャージコマンド、リードコマンド、ライトコマンドなどの発行し、SDRAM7へのリード、ライトを行なう。
この図3のCS(チップ・セレクト)、RAS(ロウ・アドレス・ストローブ)、CAS(カラム・アドレス・ストローブ)、WE(ライト・イネーブル)は、メモリ制御部11がSDRAM7へ出力する制御信号のタイムチャートを示すものであり、この制御信号によってSDRAM7がアクティブ状態、プリチャージ状態、リード状態、ライト状態となる。
まず、SDRAM7への読み込みを行なう場合には、SDRAM7をアクティブ状態にしてから、リード状態にしてSDRAM7から32ビット分のデータ(アドレス0データ及びアドレス1データ)をデータバス上に読み出し、その後SDRAM7をプリチャージ状態にする。
また、SDRAM7への書き込みの場合には、SDRAM7をアクティブ状態にしてから、ライト状態にしてデータバス上にある32ビットのデータ(アドレス0データ及びアドレス1データ)のSDRAM7への書き込みを行なう。
そして、データの書き込みが終わるとSDRAM7をプリチャージ状態にする。
このようにSDRAM7へのアクセス(読み込み、書き込み)の場合には、アクセスの前後に所定の準備期間(アクティブ、プリチャージ)を要する。
次に、フラッシュROM8のデータの読出し、書き込みについて説明する。
図4(a)はフラッシュROM8の読出し、図4(b)は書き込み動作を示すタイムチャートである。
メモリ制御部11は、CPU3からフラッシュROM8へのデータの入出力を行なうような制御信号を受け取ると、フラッシュROM8へのコマンドの発行、データ入出力、ビジーチェックなどを行ない、フラッシュROM8へのリード、ライトを行なう。
この図4のCE(チップ・イネーブル)、RE(リード・イネーブル)、WE(ライト・イネーブル)は、メモリ制御部11がフラッシュROM8へ出力する制御信号のタイムチャートを示すものであり、この制御信号にしたがってデータの読み出し、書き込みが行なわれる。
読み込み動作の場合には、図4(a)に示すとおり、メモリ制御部11は、フラッシュROM8にリードコマンド、ページアドレスコマンドを発行し、フラッシュROM8のBUSY/READY信号がREADYになりフラッシュROM8のデータリードが可能となると、フラッシュROM8内の指定したページに格納されている複数データ(16bit)を順次データバス上に読み出していく。
また、書き込み動作の場合には、図4(b)に示すとおり、メモリ制御部11は、フラッシュROM8にデータインプットコマンド、ページアドレスコマンドを発行して、データバス上にあるデータ(16bit)を順次フラッシュROM8内の指定したページに書き込んでいき、フラッシュROM8のBUSY/READY信号がREADYになりフラッシュROM8のデータライトが完了すると、次の処理へと移る。
このようにフラッシュROM8へのアクセスには、アクセス開始時にページ内のデータをリード可能にするための準備期間(リードコマンド、ページアドレス、BUSY/READY信号のREADY信号の応答があるまでの期間)、ライト可能にするための準備期間(データインプットコマンド、ページアドレス)を要し、その後はデータのアクセスのみを連続するように動作する。
次に、本発明の特徴となるデータ転送の動作を従来と対比しながら説明する。
B−1.フラッシュROM8からSDRAM7へのDMA転送について
まず、従来におけるフラッシュROM8からSDRAM7へのDMA転送について説明する。
図5は、従来におけるDMA転送のタイムチャートを示す図である。
従来は、CPU3からメモリ制御部11にDMA転送開始の制御信号が送られると、メモリ制御部11は、フラッシュROM8に対し、リードコマンド、ページアドレスコマンドを発行する。そして、フラッシュROM8のBUSY/READY信号がREADYになり、フラッシュROM8からのデータリードが可能になると、フラッシュROM8に制御信号を送ることにより、16bitのデータを2回読み出すことにより、32bitのデータ(アドレス0データ及びアドレス1データ)をデータバス上に読み出す。つまり、アドレス0データと、アドレス1データとを別々に読み出す。
そして、フラッシュROM8から32bitのデータが読み出されると、制御部11は、SDRAM7をアクティブ状態にしてから、ライト状態にしてデータバス上にある32ビットのデータ(アドレス0データとアドレス1データ)のSDRAM7への書き込みを行なってから、SDRAM7をプリチャージ状態にする。SDRAM7への書き込みは、アドレス0データとアドレス1データとをまとめて行なう。
そして、また同様にフラッシュROM8から16bitのデータを2回読み出して、SDRAM7に転送するという動作を繰り返す。
次に、本発明におけるフラッシュROM8からSDRAM7へのDMA転送について説明する。
図6は、本発明におけるDMA転送のタイムチャートを示す図である。
本発明では、図を見るとわかるように、フラッシュROM8から2回目のデータ(32bitのデータが揃うときのデータ、つまり、アドレス1データ)を読み出している間に、制御部11は、SDRAM7をアクティブ状態にし、フラッシュROM8から2回目の読出しにより32bitのデータが揃うと、SDRAM7をライト状態にして、フラッシュROM8から読み出されたデータバス上にある32bitのデータのSDRAM7への書き込みを行なう。
そして、SDRAM7への書き込みが終わると、メモリ制御部11は、SDRAM7をプリチャージ状態にし、そのときに、フラッシュROM8から16bitのデータ(アドレス2データ)の読出しを行い、SDRAM7がアクティブ状態のときに残りの16bitのデータ(アドレス3データ)の読出しを行なうという動作を繰り返す。
つまり、SDRAMへのアクセス(書き込み)の際に必要な準備期間(アクティブ状態、プリチャージ状態)のときに、フラッシュROM8へアクセスする(読み出し)ことによりデータの転送時間を短くするというものである。
B−2.SDRAM7からフラッシュROM8へのDMA転送について
まず、従来におけるSDRAM7からフラッシュROM8へのDMA転送について説明する。
図7は、従来におけるDMA転送のタイムチャートを示す図である。
従来は、CPU3からメモリ制御部11にDMA転送開始の制御信号が送られてくると、メモリ制御部11は、フラッシュROM8に対しデータインプットコマンド、ページアドレスコマンドを発行する。
そして、メモリ制御部11は、SDRAM7をアクティブ状態にしてから、リード状態にしてDRAMから32bitのデータ(アドレス0データ及びアドレス1データ)をデータバス上に読み出し、その後プリチャージ状態にする。
そして、メモリ制御部11は、フラッシュROM8から16bitのデータを2回書き込むことにより、32bitのデータを書き込む。つまり、アドレス0データを書き込んでから、アドレス1データを書き込む。
そして、また同様にSDRAM7から32bitのデータを読み出して、SDRAM7に2回に分けて書き込むという動作を繰り返す。
次に、本発明におけるSDRAM7からフラッシュROM8へのDMA転送について説明する。
図8は、本発明におけるDMA転送のタイムチャートを示す図である。
本発明では、図を見るとわかるように、SDRAM7からデータを読出してからSDRAM7をプチチャージ状態にしている間に、データバス上にある16bitのデータ(アドレス0データ)をフラッシュROM8に書き込み、そして、SDRAM7をアクティブ状態にしている間に、データバス上にある残りの16bitのデータ(アドレス1データ)をフラッシュROM8に書き込む。
そして、また同様にSDRAM7をリード状態にして32bitのデータをデータバス上に読出して、SDRAM7がプリチャージ状態、アクティブ状態のときにフラッシュROM8にデータを書き込むという動作を繰り返す。
つまり、SDRAMへのアクセス(読み出し)の際に必要な準備期間(アクティブ状態、プリチャージ状態)のときに、フラッシュROM8へアクセスする(書き込み)ことによりデータの転送時間を短くするというものである。
このように、本発明のSDRAM7とフラッシュROM8間のDMA転送は、SDRAM7へのアクティブ状態、プリチャージ状態時などの、SDRAM7とデータバスとのデータ入出力が行なわれていないときにフラッシュROM8とデータバスとのデータの入出力を行なうというものである。
次に、本発明の特徴となるデータ転送を行なうタイミングについて説明する。
(1)電源投入時の動作モードなどの環境設定内容の設定及び変更された場合
環境設定内容(操作音をOnにするかOffするかの設定などデジタルカメラの動作等に必要な諸条件のことをいう)、2Kバイトとし、電源On時にフラッシュROM8から環境設定内容の情報をSDRAM7に転送するときに本発明のデータ転送を行なう。そして、SDRAM7に転送された情報に基づいて環境設定を反映させる。つまり、データの復元時に本発明のデータ転送を行なう。
また、ユーザによって環境設定内容が変更された場合は、それに応じてDRAMに記憶させている環境設定内容も変更されるので、SDRAM7に記憶されている環境設定内容の情報が変更されるたびにSDRAM7からフラッシュROM8へデータ転送を行なう。このときの転送も本発明のデータ転送を行なうようにする。つまり、データの退避時(記録時)に本発明のデータ転送を行なう。
これにより、電源ON時にユーザが間違って電池を抜いたり、デジタルカメラの落下により電池が抜けてしまった場合でも、変更後の環境設定内容はフラッシュROM8に記録されている。
(2)電源Off時
ユーザによって電源Off操作が行なわれた場合やバッテリが所定電圧まで降下した場合は、電源Offに先立ってSDRAM7からフラッシュROM8へ転送するときに本発明のデータ転送を行なう。これにより、迅速に電源をOffすることができる。
(3)動画撮影記録時及び静止画撮影記録時
ユーザによって動画撮影が指示されて、動画撮影記録処理を開始すると、撮像部2によって撮像されたフレームデータは順次SDRAM7に記憶され、その記憶されたフレームデータがフラッシュROM8に記録されるので、その際にも本発明のデータ転送を行なうようにする。
また、静止画撮影記録時においても同様に、SDRAM7に記録された静止画像データをフラッシュROM8に記録する際も本発明のデータ転送を行うようにする。
D.以上のように、第1の実施の形態においては、SDRAM7へのアクセスの際に必要な準備期間(アクティブ状態、プリチャージ状態)のときに、フラッシュROM8へアクセスするようにしたので、SDRAM7とフラッシュROM8間のデータの転送を高速に行なえることができ、転送時間を短くすることができる。
また、電源投入時や環境設定内容の変更時には、本発明のデータ転送を行なうようにしたので、バッテリが急になくなったり、電池が抜けてしまった場合でも、データ消失を防ぐことができる。
また、電源オフに先立って本発明のデータ転送を行なうようにしたので、迅速にデータをフラッシュROM8に記録することができる。
また、動画撮影記録時や静止画撮影時において、SDRAM7に一時記憶されている画像データ(動画のフレームデータや静止画像データ)を迅速にフラッシュROM8に記録させることができる。
なお、上記実施の形態においてはSDRAM7を用いて説明したが、SDRAM7に限られず不揮発性のメモリであればなんでもよい。また、フラッシュROM8も同様に、揮発性のメモリであればなんでもよい。
また、上記実施の形態においては、電源投入時、環境設定内容の変更時、や電源Off時、動画撮影記録時において、本発明のデータ転送を行なうようにしたが、これに限られず、SDRAM7とフラッシュROM8との間でデータの転送を行なうときには、本発明のデータ転送を行なうようにしてもよい。
主に、データの退避時(記録時)には、SDRAM7からフラッシュROM8にデータ転送を行ない、データの復元時には、フラッシュROM8からSDRAMにデータ転送を行なうのが通常である。
また、上記実施の形態においては、フラッシュROM8は、1回のアクセスで16bitのデータの入出力を行なえるもので説明したが、1回のアクセスで8ビットのデータの入出力しか行なえないものであってもよい。この場合は32bitのデータの入出力を行なうためには4回のアクセスを行なう必要があり、この4回のアクセスのうち2回のアクセスは、所定の準備期間(プリチャージなど)に行なうようにする。
また、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、携帯電話、PDA、パソコン、ICレコーダ、デジタルビデオカメラ等でもよく、要は揮発性と不揮発性を備えた機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラ1のブロック図である。 ASIC4の電気的な概略構成を示すブロック図である。 SDRAM7の読出し、書き込み動作を示すタイムチャートである。 フラッシュROM8の読出し、書き込み動作を示すタイムチャートである。 従来におけるフラッシュROM8からSDRAM7へのDMA転送のタイムチャートを示す図である。 本発明におけるフラッシュROM8からSDRAM7へのDMA転送のタイムチャートを示す図である。 従来におけるSDRAM7からフラッシュROM8へのDMA転送のタイムチャートを示す図である。 本発明におけるSDRAM7からフラッシュROM8へのDMA転送のタイムチャートを示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影部
3 CPU
4 ASIC
5 LCD
6 キー入力部
7 SDRAM7
8 フラッシュROM8
11 メモリ制御部
12 SRAM
13 LCD制御部
14 キー入力部制御部

Claims (9)

  1. 1回のアクセスでデータバス上に所定単位のデータを入出力し、この1回のアクセスの前後の両方に所定の準備期間が必要な第1のメモリデバイスと、
    1回のアクセスでデータバス上にデータを入出力する単位が前記第1のメモリデバイスよりも少なく、所定の準備期間を必要とせずにデータバス上へのデータの入出力を連続して複数回行うことが可能な第2のメモリデバイスと、
    前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの両方に共通するデータバスと、
    前記データバスを介して前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの間で行われるデータ転送において、前記第1のメモリデバイスの1回のアクセスに対して前記第2のメモリデバイスに複数回アクセスすることにより前記所定単位のデータを転送するデータ転送を行なう制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち前部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの後の前記所定の準備期間の間に行い、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち後部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの前の前記所定の準備期間の間に行なうことを特徴とするデータ転送装置
  2. 前記制御部は、
    前記データ転送に必要な時間を、前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの両方に共通する複数の区間に分割し、各区間毎に各メモリデバイスに対するデータ出力期間又はデータ入力期間又は前記所定の準備期間又はその他の待機期間のいずれかを割り当てるようにし、この割り当てにおいて、前記第1のメモリデバイスの前記所定の準備期間と前記第2のメモリデバイスに対するデータ出力期間又はデータ入力期間とを同じ区間に割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置
  3. 前記第1のメモリデバイスは、揮発性のメモリデバイスであり、
    前記第2のメモリデバイスは、
    アクセスの開始時に準備期間を要する不揮発性のメモリデバイスであり、
    前記制御部は、
    前記第1のメモリデバイスから前記第2のメモリデバイスへのデータの退避時、又は、前記第2のメモリデバイスから前記第1のメモリデバイスへのデータの復元時に、前記第1のメモリデバイス及び前記第2のメモリデバイスにアクセスすることによりデータの転送を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ転送装置
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ転送装置を用いて撮影された画像データの転送を行う撮像装置であって、
    電源をオフする電源オフ手段を備え、
    前記制御部は、
    前記電源オフ手段による電源のオフに先立って、前記第1のメモリデバイス及び前記第2のメモリデバイスにアクセスして、前記第1のメモリデバイスのデータを前記第2のメモリデバイスに転送することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ転送装置を用いて撮影された画像データの転送を行う撮像装置であって、
    環境設定内容の設定を変更する設定変更手段と、
    前記設定変更手段により設定変更された環境設定内容の情報を前記第1のメモリデバイスに記憶させる記憶制御手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記記憶制御手段により前記第1のメモリデバイスに記憶されているデータの内容が変更された場合に、前記第1のメモリデバイス及び前記第2のメモリデバイスにアクセスして、前記第1のメモリデバイスのデータを前記第2のメモリデバイスに転送することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ転送装置と、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを前記第1のメモリデバイスに一時記憶させる記憶制御手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1のメモリデバイス及び前記第2のメモリデバイスにアクセスして、前記第1のメモリデバイスに一時記憶された画像データを前記第2のメモリデバイスに転送して保存することを特徴とする撮像装置。
  7. 前記記憶制御手段によって前記第1のメモリデバイスに一時記憶された画像データに対し
    て画像加工処理又はデータ圧縮処理を施す画像処理手段を備え、
    前記制御部は、
    前記画像処理手段により前記第1のメモリデバイス上で画像加工処理又はデータ圧縮処理が施された後の画像データを前記第2のメモリデバイスに転送して保存することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記記憶制御手段は、
    ユーザによって連続撮影の指示が行われた場合に、前記撮像手段により順次撮像される画像データを前記第1のメモリデバイスに順次追加して一時記憶させ、
    前記制御部は、
    前記記憶制御手段により、より早い時期に一時記憶された画像データを前記第2のメモリデバイスに転送させてから、次に早く一時記憶された画像データを前記第2のメモリデバイスに転送させることを特徴とする請求項6又は7記載の撮像装置。
  9. 被写体を撮像する撮像手段と、
    1回のアクセスでデータバス上に所定単位のデータを入出力し、この1回のアクセスの前後の両方に所定の準備期間が必要な第1のメモリデバイスと、
    1回のアクセスでデータバス上にデータを入出力する単位が前記第1のメモリデバイスよりも少なく、所定の準備期間を必要とせずにデータバス上へのデータの入出力を連続して複数回行うことが可能な第2のメモリデバイスと、
    前記第1のメモリデバイスと前記第2のメモリデバイスとの両方に共通するデータバスと、
    前記第1のメモリデバイスに一時記憶された画像データを前記データバスを介して前記第2のメモリデバイスに転送して保存する際のデータ転送において、前記第1のメモリデバイスの1回のアクセスに対して前記第2のメモリデバイスに複数回アクセスすることにより前記所定単位のデータを転送するデータ転送を行なう制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち前部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの後の前記所定の準備期間の間に行い、前記第2のメモリデバイスの前記複数回のアクセスのうち後部分のアクセスを、前記第1のメモリデバイスに対するアクセスの前の前記所定の準備期間の間に行なうことを特徴とする撮像装置
JP2006027973A 2006-02-06 2006-02-06 撮像装置及びデータ転送装置 Expired - Fee Related JP4930825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006027973A JP4930825B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 撮像装置及びデータ転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006027973A JP4930825B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 撮像装置及びデータ転送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007207138A JP2007207138A (ja) 2007-08-16
JP4930825B2 true JP4930825B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=38486527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006027973A Expired - Fee Related JP4930825B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 撮像装置及びデータ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4930825B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113899312B (zh) * 2021-09-30 2022-06-21 苏州天准科技股份有限公司 一种影像测量设备及影像测量方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005301739A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリコントローラ及び半導体装置
JP2006031147A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリ制御装置及びメモリ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007207138A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5090819B2 (ja) メモリーカード及び該データ格納方法
JP3898305B2 (ja) 半導体記憶装置、半導体記憶装置の制御装置及び制御方法
JP3825465B2 (ja) メモリカード及びメモリカードシステム
JP4628750B2 (ja) バッファメモリを内蔵したフラッシュメモリ装置及びフラッシュメモリシステム
WO2010134300A1 (ja) メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、アクセス装置、不揮発性記憶システム、データ書き込み方法、および、プログラム
KR101038146B1 (ko) 반도체 기억 장치를 갖는 메모리 시스템
US20060174148A1 (en) Controller and method for power-down mode in memory card system
US20090307427A1 (en) Memory card and method of writing data
KR100598907B1 (ko) 연속적 읽기/쓰기가 가능한 플래쉬 메모리
JP2007164355A (ja) 不揮発性記憶装置、そのデータ読出方法及びそのデータ書込み方法
JP4254932B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JPH07114500A (ja) 不揮発性メモリ記憶装置
JP4930825B2 (ja) 撮像装置及びデータ転送装置
KR101068829B1 (ko) 촬상 장치 및 이미지 회전 처리 방법
JP2002183675A (ja) データ記録媒体の制御装置とその方法、データ記録装置および制御装置
JP4910426B2 (ja) 不揮発性記憶装置の書込み方法
CA2619344C (en) Content data storage device and its control method
JP4645043B2 (ja) メモリーコントローラ、不揮発性記憶装置および不揮発性メモリシステム
JP2008065581A (ja) 半導体集積回路、半導体集積回路を使用したシステム装置及び半導体集積回路の動作制御方法
JP2009231900A (ja) 撮像装置
JP2006109224A (ja) 撮像装置
JP4710274B2 (ja) メモリ装置、メモリ装置の制御方法およびデータ処理システム
JP2008021335A (ja) 不揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置の書込み方法およびコントローラ
JPWO2008102610A1 (ja) メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム
JP2000306389A (ja) 不揮発性半導体メモリを用いた記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4930825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees