JPWO2008102610A1 - メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム - Google Patents

メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム Download PDF

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Abstract

不揮発性記憶装置は複数のメモリコントローラを有し、夫々のメモリコントローラに集約処理部と集約同期部とを設ける。集約処理部は集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する。集約同期部は一方のメモリコントローラで集約処理が必要な場合に同期信号を他方のメモリコントローラに送出し、他方のメモリコントローラについても集約処理を同時に行う。こうすれば複数のメモリコントローラを有する不揮発性記憶装置において、集約処理に要する時間を短くでき、高速で書き込み処理を行うことができる。

Description

本発明は、不揮発性メモリを備えた半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置、不揮発性メモリを制御するメモリコントローラ、及び不揮発性記憶装置にアクセス装置を構成要件として加えた不揮発性記憶システムに関する。
書き換え可能な不揮発性メモリを備える不揮発性記憶装置は、半導体メモリカードを中心にその需要が広まっている。半導体メモリカードは、光ディスクやテープメディアなどと比較して高価格なものではあるが、小型・軽量・耐震性・取り扱いの簡便さ等のメリットにより、デジタルスチルカメラや携帯電話などのポータブル機器の記録媒体としてその需要が広まっている。最近では半導体メモリカードは、民生用動画記録機器や放送局向けのプロ用動画記録機器の記録媒体として利用されるようになってきた。更には、ポータブル機器だけではなくデジタルテレビやDVDレコーダ等の据え置き機器にも半導体メモリカード用のスロットが標準装備され、デジタルスチルカメラで撮影した静止画をデジタルテレビで閲覧したり、民生用動画記録機器で撮影した動画をDVDレコーダにダビングできるようになってきた。
半導体メモリカードなどの不揮発性記憶装置は、不揮発性の主記憶メモリとしてフラッシュメモリを備え、それを制御するメモリコントローラを有している。メモリコントローラは、デジタルスチルカメラ本体等のアクセス装置からの読み書き指示に応じて、フラッシュメモリに対する読み書き制御を行う。
ところで、不揮発性記憶装置は、書き込み速度が低速で廉価なもの(以下、タイプSという)と、書き込み速度が高速で高価なもの(以下、タイプMという)の2種類に大別できる。タイプSは、主にパソコンなどの比較的低速アクセスでよいシステムに用いられ、タイプMは、主に動画記録再生装置などの高速アクセスを必要とするシステムに用いられる。
タイプSの不揮発性記憶装置は、1チップのフラッシュメモリを実装しており、更にこのフラッシュメモリのアクセス制御を行うメモリコントローラとして、フラッシュメモリと1つのメモリバスを介してアクセスを行うシングルバスコントローラ(以下、コントローラ1という)を1チップ実装している。一方、タイプMの不揮発性記憶装置は、フラッシュメモリを2チップ以上実装しており、更にマルチバスコントローラ(以下、コントローラ2という)を実装し、コントローラ2の各バスに各フラッシュメモリを独立に接続している。
しかし、タイプS、M毎に異なるメモリコントローラを開発した場合、メモリコントローラの開発費用が嵩むといった問題点がある。
この問題点に対して、特許文献1は、タイプによらず汎用的なメモリコントローラを使用する装置を提案している。この装置によれば、ブロックコントローラと呼ばれる汎用的なコントローラと、カメラ本体などのアクセス装置とのインタフェースであるインタフェースと、ブロックコントローラ全体を制御するマスターコントローラの3種類の回路部を備え、タイプSを実現する際はブロックコントローラを1つ実装し、タイプMを実現する際はブロックコントローラを複数実装するものである。
特開平04−268284号公報
しかしながら、上述した従来の不揮発性記憶装置では、複数のフラッシュメモリを同時にアクセスできるようにしても、フラッシュメモリに対して夫々集約処理をする必要があるため、かえって高速化が妨げられることがあるという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、高速に書き込み処理が行えるメモリコントローラ、不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶システムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために本発明のメモリコントローラは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラであって、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び外部から同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたものである。
ここで外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのメモリコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのメモリコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えるようにしてもよい。
この課題を解決するために本発明のメモリコントローラは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラであって、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び外部から同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたものである。
この課題を解決するために本発明の不揮発性記憶装置は、複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置であって、前記各メモリモジュールは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、前記メモリコントローラは、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたものである。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いるようにしてもよい。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いるようにしてもよい。
この課題を解決するために本発明の不揮発性記憶装置は、複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置であって、前記各メモリモジュールは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、前記メモリコントローラは、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたものである。
この課題を解決するために本発明の不揮発性記憶システムは、複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置と、前記不揮発性記憶装置にアクセスするアクセス装置とを有する不揮発性記憶システムであって、前記不揮発性記憶装置の各メモリモジュールは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、前記メモリコントローラは、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えるものである。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いるようにしてもよい。
ここで前記各メモリコントローラは、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えるようにしてもよい。
ここで前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いるようにしてもよい。
この課題を解決するために本発明の不揮発性記憶システムは、複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置と、前記不揮発性記憶装置にアクセスするアクセス装置とを有する不揮発性記憶システムであって、前記不揮発性記憶装置の各メモリモジュールは、複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、前記メモリコントローラは、外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたものである。
ここで前記識別信号は、前記各メモリコントローラに供給される電源電圧に応じて変化する電圧レベルとしてもよい。
本発明では、メモリコントローラは不揮発性メモリに対する集約処理を同期させて行うことができる。従って複数の不揮発性メモリをアクセスできる不揮発性記憶装置を実現する場合、メモリコントローラの集約処理に要する処理時間をお互いに隠蔽することができ、結果的に不揮発性記憶システム全体の処理速度を速くすることが可能となる。
又本発明によれば、不揮発性メモリ及びメモリコントローラを含むメモリモジュールを複数備え、更にそれぞれのメモリモジュール内に検知部を備えることにより、それぞれのメモリコントローラをマスターコントローラ及びスレーブコントローラとして機能させることができる。さらに本発明では、メモリコントローラが共通しているため、低コストの不揮発性記憶システムを実現できる。
図1は本発明の実施の形態1における不揮発性記憶システムのブロック図である。 図2Aは本実施の形態のメモリコントローラの主要部を示すブロック図である。 図2Bは本実施の形態のメモリコントローラの主要部を示すブロック図である。 図3はメモリコントローラ110の初期化処理を示したフローチャートである。 図4はメモリコントローラ140の初期化処理を示したフローチャートである。 図5Aはシングルモードにおける書き込み処理を示した図である。 図5Bはデュアルモードにおける書き込み処理を示した図である。 図6Aはシングルモードにおける論理アドレスLAのフォーマットを示した図である。 図6Bはデュアルモードにおける論理アドレスLAのフォーマットを示した図である。 図7は本発明の実施の形態における集約同期する前の場合の書き込みの状態を示した図である。 図8は本発明の実施の形態における集約同期する場合の書き込み処理を示した図である。 図9は本発明の実施の形態における集約同期する場合の書き込み処理を示したタイムチャートである。 図10は比較例における不揮発性記憶システムのブロック図である。 図11Aは比較例におけるメモリコントローラの主要部を示すブロック図である。 図11Bは比較例におけるメモリコントローラの主要部を示すブロック図である。 図12は比較例における一方のメモリコントローラが集約同期する際の書き込み状態を示した図である。 図13は比較例における他方のメモリコントローラが集約同期する際の書き込み状態を示した図である。 図14は比較例の集約同期する場合の書き込み処理を示したタイムチャートである。
符号の説明
100 アクセス装置
101 201 不揮発性記憶装置
103,104,203,204 メモリモジュール
105 外部バス
110,140,210,240 メモリコントローラ
111,141 フロントエンド部
112,142 コア制御部
113,143,213,243 バックエンド部
114,144 モード検知部
115,145 MS検知部
116,146 A1ポート
117,147 A2ポート
118,148 Bポート
119,149 Cポート
120,150 ホストインタフェース部
121,151 バッファメモリ
122,152 CPU
123,153 RAM
124,154 ROM
125,155,225,255 アドレス管理部
126,156 読み書き制御部
130,160 不揮発性メモリ
131,132,133,161,162,163 物理ブロック
127,157 集約処理部
128,158 集約同期部
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における不揮発性記憶システムについて、図面を参照して比較例と共に具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態における不揮発性記憶システムのブロック図である。不揮発性記憶システムはアクセス装置100とアクセス装置100に接続された不揮発性記憶装置101とを含む。不揮発性記憶装置101は、基板上に実装された2つのメモリモジュール103,104と、アクセス装置100との間でデータの転送を行う外部バス105を含む。
メモリモジュール103は、メモリコントローラ110と不揮発性メモリ130とを備えている。同様にメモリモジュール104は、メモリコントローラ140と不揮発性メモリ160とを備えている。
不揮発性メモリ130及び160は主記憶メモリであって、夫々フラッシュメモリにより構成される。不揮発性メモリ130及び160は夫々多数の物理ブロックから成る。不揮発性メモリ130及び160は夫々ユーザ記憶領域が512Mバイトの容量を有するものとする。不揮発性メモリ130及び160において、夫々少なくとも1つの物理ブロックはバッファメモリより転送されたデータを書き込むテンポラリブロックとして用いられる。
メモリコントローラ110は、図1及び図2Aに示すように、フロントエンド部111、コア制御部112、バックエンド部113、モード検知部114、マスタースレーブ検知部(以下、単にMS検知部という)115、A1ポート116、A2ポート117、Bポート118、及びCポート119を備えており、夫々内部バスに接続されている。A1ポート116とA2ポート117は、いずれも初期設定用のポートである。Bポート118は、メモリコントローラ110とメモリコントローラ140の間の通信に利用されるポートである。Cポート119は後述するように、集約処理の同期をとるためのポートである。
メモリコントローラ140はメモリコントローラ110と同じであり、図1及び図2Bに示すように、フロントエンド部141、コア制御部142、バックエンド部143、モード検知部144、MS検知部145、A1ポート146、A2ポート147、Bポート148、及びCポート149を備えており、夫々内部バスに接続されている。A1ポート146とA2ポート147は、いずれも初期設定用のポートである。Bポート148は、メモリコントローラ140とメモリコントローラ140の間の通信に利用されるポートである。Cポート149は後述するように、集約処理の同期をとるためのポートである。
メモリコントローラ110,140の駆動モードにはシングルモードとデュアルモードがある。シングルモードは、一方のメモリコントローラだけが単独で機能するモードであり、デュアルモードはメモリコントローラ110とメモリコントローラ140とが併行して機能するモードである。
次にメモリコントローラ110と140とは同一であるので、以下メモリコントローラ110について詳細に説明する。A1ポート116やA2ポート117は、基板上の電源電圧を識別信号として入力するポートである。Bポート118は、バッファメモリ121内に一時記憶されたデータの一部をメモリモジュール104へ転送するポートである。なお、基板上の電源はアクセス装置100から供給される。
モード検知部114は、A1ポート116を介して入力された識別信号に基づき、シングルモード、あるいはデュアルモードのいずれで動作するかを決定する回路ブロックである。
MS検知部115は、A2ポート117を介して入力された識別信号に基づき、メモリコントローラ110をマスターコントローラとして用いるか、スレーブコントローラとして用いるかを決定する回路ブロックである。
ここで、モードフラグとMSフラグのそれぞれの値に対応した動作モードについて説明する。モードフラグが値0の場合は、MSフラグの値に関わらずシングルモードとなる。例えばメモリコントローラ110がシングルモードに設定された場合は、メモリモジュール103のみが記憶装置として機能する。すなわち不揮発性記憶装置101は、本実施の形態では512MBの記憶装置となる。なお、シングルモードとして使用する場合は、不揮発性記憶装置101には1つのメモリモジュールだけしか実装されない。一方、メモリコントローラ110および140がデュアルモードに設定された場合は、どちらか一方がマスターコントローラ(MSフラグ=1)に、もう一方がスレーブコントローラ(MSフラグ=0)に設定される。この場合には双方のメモリモジュール103,104に不揮発性メモリが実装され、全体として1Gバイトの記憶装置となる。
図2Aに示すように、フロントエンド部111は、ホストインタフェース(IF)部120と、不揮発性メモリ130にアクセスする際にデータを一時記憶するためのバッファメモリ121とを備えている。ここではバッファメモリ121は16kバイトの容量を持つ。
コア制御部112は、メモリコントローラ110全体の制御を行うCPU122と、CPU122の作業領域であるRAM123と、CPU122が実行するプログラムを格納したROM124とを備えている。
バックエンド部113は、アドレス管理部125、読み書き制御部126、集約処理部127及び集約同期部128を備えている。アドレス管理部125は不揮発性メモリ130のアドレスを指定するものである。読み書き制御部126は不揮発性メモリ130へのデータの書き込みや不揮発性メモリ130からのデータの読み出しを制御するものである。アドレス管理部125の内部には、アクセス装置100が転送した論理アドレスを不揮発性メモリ130内の物理アドレスに変換するための論理物理変換テーブルや、不揮発性メモリ130を構成する各物理ブロックのステータスを記憶するための物理領域管理テーブルが含まれる。これらは既に実用に供されており、本実施の形態においても従来と同様の回路構成で実現しているため、説明は省略する。
又集約処理部127は集約処理を行うブロックである。集約処理とは、アクセス装置100からランダムに論理アドレスに対して書き込みが行われた場合に、物理ブロック内に記憶されたデータが論理順になるように再配置する処理のことをいう。集約同期部128は不揮発性メモリ130内のテンポラリブロックに空きがなくなったときに集約処理部127に集約を指示し、他方のメモリコントローラ140に同期信号を出力する。又集約同期部128は外部から同期信号が与えられたときにも、集約処理部127に集約を指示し、集約処理をメモリコントローラ110と140において同期して行わせる。
メモリモジュール104も図2Bに示すように、フロントエンド部141、コア制御部142、バックエンド部143、モード検知部144及びMS検知部145等を有しており、その基本的構成はメモリモジュール103と同一である。図2Bはフロントエンド部141、コア制御部142、バックエンド部143の詳細を示すブロック図である。フロントエンド部141は、ホストインタフェース(IF)部150と、不揮発性メモリ160にアクセスする際にデータを一時記憶するためのバッファメモリ151とを備えている。ここではバッファメモリ151は16kバイトの容量を持つ。
コア制御部142は、メモリコントローラ140全体の制御を行うCPU152と、CPU152の作業領域であるRAM153と、CPU152が実行するプログラムを格納したROM154とを備えている。
バックエンド部143は、アドレス管理部155、読み書き制御部156、集約処理部157及び集約同期部158を備えている。これらの構成はメモリモジュール103のものと同一であるため、詳細な説明は省略する。相違点については、後述する動作説明において詳細に説明する。
次に不揮発性記憶装置101の初期化処理とアクセス装置100から書き込み命令が発せられた場合の動作について説明する。
[電源立ち上げ時の初期化処理]
図3は、メモリコントローラ110の初期化処理を示すフローチャートである。図3において実線で示した処理は、図1に示した場合、すなわちA1ポート116とA2ポート117に電源電圧(以下、Vccという)が設定された場合の処理に対応する。尚図3において破線で示す処理はA1ポート116、A2ポート117にGNDが設定された場合である。
一方、図4は、メモリコントローラ140の初期化処理を示すフローチャートである。図4において実線で示した処理が、図1に示した場合、すなわちA1ポート146にVccが設定され、A2ポート147にグランド電圧(以下、GNDという)が設定された場合の処理に対応する。又破線で示した処理はA1ポート116にGNDが設定された場合及びA2ポート117にVccが設定された場合である。
メモリコントローラ110は、図3に示すフローチャートに従って初期化処理を行う。まず、アクセス装置100が不揮発性記憶装置101に電源を供給した後(S100)、モード検知部114がA1ポート116の電圧を検知する(S101)。図1において、A1ポート116にはVccが印加されているので、モード検知部114はモードフラグを値1にセットするとともに(S102)、CPU122にモードフラグ(値1)を転送する。これによりCPU122はデュアルモードであることを認識する(S103)。
次に、MS検知部115がA2ポート117の電圧を検知する(S104)。図1において、A2ポート117にはVccが印加されているので、MS検知部115はMSフラグを値1にセットするとともに(S105)、CPU122にMSフラグ(値1)を転送する。これによりCPU122はマスターコントローラであることを認識する(S106)。マスターコントローラは、アクセス装置100とのインタフェースを一括して行うコントローラであるので、フロントエンド部111を機能させることとなる(S107)。
その後、従来の不揮発性記憶システムで一般的に行われている各種初期化処理(論理物理変換テーブルなどの作成)を実行し処理を終わる。なお、各種初期化処理については説明を省略する。
メモリコントローラ110の初期化処理と平行して、メモリコントローラ140は図4に示すように初期化処理を行う。メモリコントローラ140はメモリコントローラ110と異なり、A2ポート147がGNDに設定されるため、S210の処理により、スレーブコントローラとして設定される。この場合、メモリコントローラ110のフロントエンド部111が一括してアクセス装置100との通信処理を行うので、S211においてフロントエンド部141の機能を停止させる。なお、メモリコントローラ140は、不揮発性メモリ160への書き込み等に必要な情報はBポート148を介してメモリコントローラ110から受信する。
[通常動作時の処理]
前述した初期化処理の後、通常動作に移行する。図5Aはシングルモードにおける書き込み処理を示し、図6Aはシングルモードにおける論理アドレスLAのフォーマットを示す。図6Aに示すように論理アドレスLAは、下位ビットから順に、セクタ番号、ページ番号、論理ブロックアドレスLBAが割り当てられている。論理ブロックアドレスLBAに対応する11ビット分がアドレス変換の対象、すなわち論理物理変換テーブルのアドレスに相当する。アクセス装置100で規定されるセクタサイズは512バイトであり、図5Aに示したように、不揮発性メモリ130を構成する物理ブロック131の各ページには、4セクタずつ記憶される。
一方、図5Bはデュアルモードにおける書き込み処理を示し、図6Bはデュアルモードにおける論理アドレスLAのフォーマットを示す。論理アドレスLAのフォーマットからシングルモードの場合と異なる点は、MS振り分けフラグが論理アドレスLAのビット2(以降LA[2]とする)に追加された点である。
図5A,図5Bにおいて、不揮発性メモリ130内の物理ブロック131は、アクセス装置100から転送されたデータを保持するテンポラリブロックとして用いられているとする。同様にメモリモジュール104の不揮発性メモリ160では、物理ブロック161がアクセス装置100から転送されたデータを保持するテンポラリブロックとして用いられている。他の消去済みブロックについては図示を省略している。
シングルモードの場合は、例えばアクセス装置100から、LA0〜31に対応する16kバイト分の書き込み命令が転送されると、図5Aに示すように書き込みデータはバッファメモリ121を介して、テンポラリブロックとなっている物理ブロック131の先頭ページから順番に書き込まれる。
デュアルモードの場合、すなわち図1に示す状態で初期設定がなされたときには、図6Bに示す論理アドレスフォーマットのLA[2]の値に応じて、書き込み先の切替え制御を行う。LA[2]=0の場合は、メモリコントローラ110はバッファメモリ121に一時記憶されたデータを不揮発性メモリ130の物理ブロック131に書き込み、LA[2]=1の場合は、バッファメモリ121に一時記憶されたデータをBポート118、148を介してメモリコントローラ140内の内部バスに転送する。転送されたデータは読み書き制御部156を介してテンポラリブロックとなっている物理ブロック161に書き込まれる。CPU122は、このようにデータの振り分け制御を行うために、アクセス装置100が転送したLA0〜31のLA[2]を逐次チェックする。
さてデータの書き込みを続けていって、図7に示すように物理ブロック131のページPN0から最終のページPN127まで昇順に、LA0〜3、LA504〜507、LA0〜3、LA8〜11・・・といったように、データがランダムに書き込まれたとする。ここでページへの書き込み順は、ページPN0から昇順に書き込まれる。従って、例えば物理ブロック131ではLA0〜3は複数のページに書き込まれているが、最後に書き込まれたデータが有効データである。即ち、ここではページPN127に書き込まれたLA0〜3が有効データであり、ページPN0やページPN2に書き込まれたLA0〜3は無効データである。アドレス管理部125は読み書き制御部126を介してデータをデータ領域に書き込んだ後に、対応する管理領域にフラグ(0が有効、1が無効を表す)を書き込むことによって管理する。また、どのページにどの論理アドレスのデータが書き込まれているかもアドレス管理部125が管理する。又物理ブロック161ではページPN0からページPN126まで昇順に、LA4〜7、LA4〜7・・・LA28〜31といったように、データがランダムに書き込まれている。ページPN127は消去済みとなっている。
各メモリモジュールにつき複数の物理ブロックをテンポラリブロックとして用いることもあるが、メモリモジュール103では物理ブロック131のみをテンポラリブロックとする。同様にして、メモリモジュール104の物理ブロック161のみをテンポラリブロックとする。物理ブロック131の消去済みページがなくなった時点で、物理ブロック131内の有効データを、別の消去済み物理ブロックに論理アドレス順に並び替えて記憶し直す。この処理を集約処理といい、従来の不揮発性記憶システムにおいても適用されている一般的な技術である。
物理ブロック131のページPN127までデータが書き込まれている状態で、更に図8に示すように、アクセス装置100からバッファメモリ121にLA24〜27とLA28〜31,LA508〜511に対応するデータが転送される。メモリコントローラ110はLA24〜27に対応するデータを不揮発性メモリ130に書き込み、LA28〜31、及びLA508〜511に対応するデータをメモリコントローラ140に転送する。
集約同期部128は物理ブロック131のページPN127までデータが書き込まれていることを認識し、集約処理部127に集約処理を指示する。そして集約同期部128はポートC119を介してポートC149に同期信号を転送する。アドレス管理部125は消去済み物理ブロック132と133を取得する。集約処理部127は読み書き制御部126を介して、図8に破線で示すように物理ブロック131から消去済み物理ブロック132に集約処理を行う。その後、アドレス管理部125は物理ブロック132をLA0〜LA511の論理ブロックに対応する物理ブロックとして、論理物理変換テーブルに登録する。さらにアドレス管理部125は読み書き制御部126を介してバッファ121に保持されていたLA24〜27に対応するデータを新たな物理ブロック133のページPN0に書き込み、物理ブロック131を消去する。なお、集約先である物理ブロック132において、*が付記されたページは、物理ブロック131内に対応する有効なデータが記憶されている場合は物理ブロック132に集約されることを表し、物理ブロック131内に対応する有効なデータが記憶されていない場合は物理ブロック132に集約されないことを表す。
一方、メモリコントローラ140側では集約同期部158は集約処理部157に集約処理を指示する。物理ブロック161ではページPN126までデータが書かれており、消去済みのページPN127が存在するが、この場合であっても集約処理を行い、集約処理部157は物理ブロック161の有効なデータのみを別の物理ブロック162に集約する。その後メモリコントローラ140はマスター側のメモリコントローラ110から転送されたLA28〜31、LA508〜511に対するデータを新たな物理ブロック163に書き込む。
この処理を時間軸上で表したものが図9であり、一連の処理に要する時間をT_syncとする。図9に示すように一方のメモリコントローラの集約処理時に他方のメモリコントローラの集約処理も同時に平行して行われる。尚ここではメモリコントローラ140はメモリコントローラ110の集約処理に伴って集約処理を開始している。一方物理ブロック161が全て書き込まれており、更にこのブロックにデータを書き込む必要がある場合には、メモリコントローラ140が集約処理を開始し、その同期信号をメモリコントローラ110側に送出する。これによりメモリコントローラ110側で同時に集約を行わせる。
以上のように、本実施の形態によれば、不揮発性メモリ及びメモリコントローラを含むメモリモジュールを2つ備え、一方のメモリコントローラが集約処理を行う際に、他方のメモリコントローラの集約処理も同期させて行うように制御したので、図9に示すように、集約処理に係る処理時間T_syncを短くすることができ、結果的に不揮発性記憶システム全体の書き込み速度を速くすることが可能となる。
また本実施の形態によれば、電源立ち上げ時の初期化処理においてモード検知部114とMS検知部115が、VccあるいはGNDなどの電圧に応じて、マスターコントローラかスレーブコントローラかを識別できるようにし、更に、マスターコントローラと識別した側のメモリコントローラ、すなわちメモリコントローラ110のフロントエンド部111が一括してアクセス装置100との通信を行い、論理アドレスに応じて書き込み先の不揮発性メモリを振り分けるように制御するので、共通のメモリコントローラを用いて簡単に異なる不揮発性メモリに並列に書き込むこととなる。
(比較例)
次に比較例における不揮発性記憶システムについて、図10,図11A,図11Bを用いて説明する。これらの図において、同一部分は同一符号を付している。不揮発性記憶装置201は2つのメモリモジュール203,204を有している。各メモリモジュール203,204では実施の形態と比較してバックエンド部が異なり、夫々バックエンド部213,243とする。バックエンド部213,243は図11A,図11Bに示すように実施の形態と異なり、同期集約部を有しておらず、又アドレス管理部225と255は異なっている。比較例では同期集約部を有していないので、2つのメモリモジュールの集約処理は同期しては行われない。
次に比較例の書き込み処理について、図12〜図14を用いて説明する。比較例においてもメモリコントローラ210はマスターコントローラ、メモリコントローラ240がスレーブコントローラとなってデュアルモードで動作することとなる。図12において、不揮発性メモリ130内の物理ブロック131は、アクセス装置100から転送されたデータを保持するテンポラリブロックとして用いられているとする。この物理ブロック131のページPN0からページPN127まで昇順に、LA0〜3、LA504〜507、LA0〜3、LA8〜11・・・といったように、データがランダムに書き込まれている。
さてこの状態で、更にアクセス装置100はバッファメモリ121にLA24〜27とLA28〜31に対応するデータを転送する。メモリコントローラ210はLA24〜27に対応するデータを不揮発性メモリ130に書き込み、LA28〜31に対応するデータをメモリコントローラ240に転送する。
アドレス管理部225は物理ブロック131の127ページまでデータが書き込まれていることを認識し、集約処理部127に集約処理を指示するとともに消去済み物理ブロック132と133を取得する。集約処理部127は図中破線で示すように、読み書き制御部126を介して、物理ブロック131から消去済み物理ブロック132に集約する処理を行う。その後、アドレス管理部225は物理ブロック132をLA0〜LA511の論理ブロックに対応する物理ブロックとして、論理物理変換テーブルに登録する。さらにアドレス管理部225は読み書き制御部126を介して消去済み物理ブロック133のページPN0にLA24〜27に対応するデータを書き込み、物理ブロック131を消去する。
一方、メモリコントローラ240はLA28〜31に対応するデータを不揮発性メモリ160に書き込むが、テンポラリブロックである物理ブロック161はページPN126までしか書き込みがなされていない、すなわちページPN127が消去済みページであるので、アドレス管理部255は読み書き制御部156を介してLA28〜31に対応するデータを物理ブロック161のページPN127に書き込む。
次に、図13に示すようにアクセス装置100がLA508〜511に対応するデータを不揮発性記憶装置に転送すると、メモリコントローラ210は、バッファメモリ121に一時保持されたLA508〜511に対応するデータをメモリコントローラ240に転送する。
アドレス管理部255は物理ブロック161の127ページまでデータが書き込まれていることを認識し、集約処理部157に集約処理を指示するとともに消去済み物理ブロック162と163を取得する。集約処理部157は読み書き制御部156を介して、物理ブロック161から消去済み物理ブロック162に集約する処理を行う。その後、アドレス管理部255は物理ブロック162をLA0〜LA511の論理ブロックに対応する物理ブロックとして、論理物理変換テーブルに登録する。さらにアドレス管理部255は読み書き制御部156を介して消去済み物理ブロック163のページPN0にLA508〜511に対応するデータを書き込み、物理ブロック161を消去する。以上の処理を時間軸上で表したものが図14であり、一連の処理に要する時間をT_asyncとする。
この比較例では、集約処理を夫々のテンポラリブロックにデータが全て書き込まれた後に、メモリコントローラ毎に集約処理を行っている。従って本実施の形態に比べて全体の集約処理に要する時間が長くなる。これに対し本実施の形態では、集約処理を同時に実行したことにより、お互いの集約処理が隠蔽される。即ちT_syncはT_asyncより短くなり、不揮発性記憶システム全体の書き込み速度が速くなる。
なお、集約同期部128,158は夫々バッファメモリ121より転送されたデータを書き込む不揮発性メモリ130,160内のテンポラリブロックに空きがなくなったとき、又は外部から同期信号が与えられたときに、集約処理部127,157に集約を指示するようにしたが、テンポラリブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに、集約処理部127,157に集約を指示するようにしても構わない。
また、上記本発明の実施の形態では、メモリモジュールを2つ用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メモリモジュールを3つ以上用いて構成することも可能である。その場合、メモリコントローラのうち1つがマスターコントローラとして用いられ、他のメモリコントローラはスレーブコントローラとして用いられる。
本発明にかかるメモリコントローラ、不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶システムは、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを使用した装置において、集約処理の時間を短くすることができ、書き込み速度を向上させるものであり、静止画記録再生装置や動画記録再生装置等のポータブルAV機器、あるいは携帯電話等のポータブル通信機器の記録媒体として広く利用可能である。

Claims (19)

  1. 複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラであって、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び外部から同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたメモリコントローラ。
  2. 外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えた請求項1記載のメモリコントローラ。
  3. 外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのメモリコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えた請求項1記載のメモリコントローラ。
  4. 外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、
    外部から入力された識別信号に基づき、メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのメモリコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えた請求項1記載のメモリコントローラ。
  5. 複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラであって、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び外部から同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えたメモリコントローラ。
  6. 複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置であって、
    前記各メモリモジュールは、
    複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、
    前記メモリコントローラは、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えた不揮発性記憶装置。
  7. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えた請求項6記載の不揮発性記憶装置。
  8. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えた請求項6記載の不揮発性記憶装置。
  9. 前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いる請求項8記載の不揮発性記憶装置。
  10. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えた請求項6記載の不揮発性記憶装置。
  11. 前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いる請求項10記載の不揮発性記憶装置。
  12. 複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置であって、
    前記各メモリモジュールは、
    複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、
    前記メモリコントローラは、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えた不揮発性記憶装置。
  13. 複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置と、
    前記不揮発性記憶装置にアクセスするアクセス装置とを有する不揮発性記憶システムであって、
    前記不揮発性記憶装置の各メモリモジュールは、
    複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、
    前記メモリコントローラは、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックに空きがなくなったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックに空きがなくなったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えた不揮発性記憶システム。
  14. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部をさらに備えた請求項13記載の不揮発性記憶システム。
  15. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部をさらに備えた請求項13記載の不揮発性記憶システム。
  16. 前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いる請求項15記載の不揮発性記憶システム。
  17. 前記各メモリコントローラは、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラを単独で機能させるか複数併行して機能させるかを決定するモード検知部と、
    外部から入力された識別信号に基づき、該各メモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれのコントローラとして用いるかを決定するマスタースレーブ検知部と、をさらに備えた請求項13記載の不揮発性記憶システム。
  18. 前記マスタースレーブ検知部は、1つのメモリモジュールのマスタースレーブ検知部からの信号に応じて他のメモリコントローラをマスター及びスレーブのいずれかのコントローラとして用いる請求項17記載の不揮発性記憶システム。
  19. 複数のメモリモジュールを備えた不揮発性記憶装置と、
    前記不揮発性記憶装置にアクセスするアクセス装置とを有する不揮発性記憶システムであって、
    前記不揮発性記憶装置の各メモリモジュールは、
    複数の物理ブロックを記録領域とする不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへのデータの書き込み及び前記不揮発性メモリからのデータの読み出しを行うメモリコントローラとを具備するものであり、
    前記メモリコントローラは、
    外部からの信号に応じて前記不揮発性メモリにデータの書き込み及び読み出し処理を行う書込み読出し制御部と、
    転送されたデータを一時書き込むテンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったとき及び他のメモリモジュールのメモリコントローラから同期信号が入力されたときに集約処理の開始を指示し、前記テンポラリ物理ブロックの空き容量が所定の閾値を下回ったときに同期信号を出力する集約同期部と、
    前記集約同期部からの信号に基づいて前記テンポラリ物理ブロックの有効データを他の物理ブロックに集約する集約処理部と、を備えた不揮発性記憶システム。
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