JP2005301739A - メモリコントローラ及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置の端子数の増加を抑えつつ、データバスの使用効率を高めること。
【解決手段】 メモリコントローラ121を、行アドレスのみでアクセスできるSRAM122、NOR型フラッシュメモリ123と、行アドレスと列アドレスを指定してアクセスできるSDRAM124とに接続する。そして、データバス107を時分割で共用する構成とし、その他の制御線をSRAM122、NOR型フラッシュメモリ123とSDRAM124とに個別に接続する。アクセス先となる前記各メモリデバイスへのアクセス要求をFIFOメモリ201に蓄積し、SDRAM124がアクセスを不可とするデータバスアイドル区間をSDRAMアクセス区間判定装置204が検出する。アクセス不可区間に後続のSRAM122へのアクセス要求を実行可能ならば当該SRAM122へのアクセス要求が先頭に来るようにFIFOメモリ201のクセス要求の順位を入れ替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SDRAMに代表されるような行アドレスと列アドレスを指定してアクセスするメモリデバイスと、SRAMに代表されるような行アドレスのみを指定してアクセスするメモリデバイスとの双方に対してアクセス可能なメモリコントローラおよびメモリコントローラを集積した半導体装置に関する。
従来、SDRAMに代表される行アドレスと列アドレスを指定するメモリデバイスのメモリコントローラと、SRAMに代表される行アドレスのみを指定するメモリデバイスのメモリコントローラとは、それぞれのメモリデバイスのアクセスインタフェースの違いより、別々のバスとして半導体装置に具備される方法が考えられていた。
図7にSRAM1122とNOR型フラッシュメモリ1123、SDRAM1124をメモリコントローラ1120に接続した例を示している。アドレスバス1102、クロック信号(CLK)線1103、ライトイネーブル信号(WE)線1104、リードイネーブル信号(RE)線1105、バイトイネーブル信号(BE)線1106、データバス1107がSRAM1122とNOR型フラッシュメモリ1123に共通の外部端子として接続されている。
また、アドレスバス1111、クロック信号(CLK)線1113、クロックイネーブル信号(CKE)線1114、ライトイネーブル信号(WE)線1115、リードイネーブル信号(RE)線1116、バンクセレクト信号(BA)線1117、バイトイネーブル信号(BE)線1118、データバス1121がSDRAM1124にのみ接続されている。
また、SRAM1122、NOR型フラッシュメモリ1123、SDRAM1124それぞれにチップセレクト信号(CS)線1101、1108、1112が接続されている。
これらの構成では、SDRAM1124と、SRAM1122あるいはNOR型フラッシュメモリ1123のいずれかに同時アクセスが可能な機構を有している。
また、行アドレスと列アドレスを指定してアクセスするメモリデバイスと、行アドレスで指定してアクセスするメモリデバイスと、を制御するにあたり、CS信号以外の全ての外部端子を可能な限り共有する方法も考えられている。
一方、行アドレスのみを指定するメモリデバイスの代表としてフラッシュメモリのコントローラの類似性に着目し、共有接続可能な信号と個別接続信号に分類し、かつ柔軟なメモリアクセス制御を実現したものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。なお、SDRAMに対しての共用化についてまでは述べられていない。
特開2003-131940号公報
しかしながら、SDRAMに代表される行アドレスと列アドレスを指定するメモリデバイスのコントローラと、SRAMに代表される行アドレスのみを指定するメモリデバイスのコントローラを個別に実装すると、端子数が増大するという問題が発生する。一方、前記2種類のメモリデバイスの外部端子を可能な限り共用すると、SRAM側は逐次方式のインターフェースを採用しているのに対してSDRAM側はデータとアドレスを分離したパイプライン方式を採用しているような場合、SRAMとSDRAMの切替えが頻繁に発生すると、SDRAM側のパイプライン制御の効果を発揮できず、データバスを使用できない区間が発生し、メモリへのアクセス効率が下がってしまうという問題が発生する。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたものであり、行アドレスを指定してデータの転送が可能なメモリデバイスと、行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能なメモリデバイスとを制御するにあたり、半導体装置の端子数の増加を抑えつつ、データバスの使用効率を高めることが可能なメモリコントローラ及び半導体装置を提供することを目的とする。
本メモリコントローラは、単一アドレスを指定してデータの転送が可能な第1メモリ装置と、行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能な第2メモリ装置とを制御するにあたり、データバスを時分割で共用する構成となし、その他の制御線をそれぞれのメモリ装置に対して独立して接続する構成とした。
この構成により、SRAMを代表とする単一アドレスを指定してデータの転送が可能な第1メモリ装置と、SDRAMを代表とする行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能な第2メモリ装置とを制御するにあたり、個々のメモリ装置を独立に制御するよりもデータバスの端子数を抑えることが可能となる。
また、アクセス先となる前記各メモリ装置へのアクセス要求を管理するFIFOメモリと、前記第2メモリ装置がアクセスを不可とする区間の開始と終了を検出するアクセス区間判定手段と、前記アクセス区間判定手段にてアクセス不可であると検出されたアクセス不可区間に前記FIFOメモリに蓄積した後続の第1メモリ装置へのアクセス要求を実行可能ならば当該第1メモリ装置へのアクセス要求が先頭に来るように前記FIFOメモリにおけるアクセス要求の順位を入れ替えるアクセス制御手段とを具備するものとした。
これにより、第2メモリ装置に対してアクセス不可であると検出されたアクセス不可区間に、FIFOメモリに蓄積した後続の第1メモリ装置へのアクセス要求を実行できるので、データバスの使用効率を改善することができる。
本発明によれば、単一アドレスを指定してデータの転送が可能な第1メモリ装置と、行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能な第2メモリ装置とを制御するにあたり、半導体装置の端子数の増加を抑えつつ、データバスの使用効率を高めることが可能なメモリコントローラ及びそのようなメモリコントローラを備えた半導体装置を提供できる。
以下、本発明をメモリコントローラ及び半導体装置に適用した一実施の形態について、図面を用いて具体的に説明する。
図1は、本実施の形態に係るメモリコントローラ121と、メモリデバイスとしてSRAM122と、NOR型フラッシュメモリ123と、SDRAM124との接続例を示している。メモリコントローラ121に対して、行アドレスを指定してデータの転送が可能なメモリデバイスとしてSRAM122とNOR型フラッシュメモリ123が接続し、行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能なメモリデバイスとしてSDRAM124が接続している。
メモリコントローラ121は、半導体装置としてのLSIにおけるメモリインタフェース(端子部分)であり、LSI側からのメモリアクセス要求に対応してメモリデバイスに対するリード/ライトを制御する働きをする。LSIの構成によるが、メモリコントローラ121に対して、例えばCPU,DSP,DMA,アクセラレータ等がアクセス要求を出す。
メモリコントローラ121からSRAM122、NOR型フラッシュメモリ123、SDRAM124へのデータのリード/ライトは、共通のデータバス107を介して行う構成となっている。なお、データバス107のバス幅は、SRAM122及びNOR型フラッシュメモリ123で使用するバス幅と、SDRAM124で使用するバス幅のうち大きい方のバス幅を選択するものとする。
以上のように、インターフェースの異なるメモリ装置についてデータバス107を共用化したことにより、例えば32ビットのデータバスをメモリコントローラ121から各メモリデバイス(122、124)に別々に接続する場合に比べて、32の端子数を削減することができる。
SRAM122とNOR型フラッシュメモリ123とは、アドレスバス102及びチップセレクト信号を除く制御信号の制御線(103,104,105,106)を共用しており、SDRAM124はアドレスバス111及び全ての制御線(112〜118)が独立に接続している。すなわち、アドレスバス102および111、同期クロック信号(CLK)線103および118、ライトイネーブル信号(WE)線104および115、リードイネーブル信号(RE)線105および116、バイトイネーブル信号(BE)線106および118はそれぞれのメモリデバイスにそれぞれ各一組ずつ接続され、チップセレクト信号(CS)線101、108、112はメモリデバイス毎に接続されている。また、SDRAM124に対しては、バンクセレクト信号(BA)線117が接続されており、それぞれのメモリデバイスの共有信号として、データバス107が接続されている。
上記の構成にてSRAM122あるいはNOR型フラッシュメモリ123へのデータアクセスと、SDRAM124へのデータアクセスをデータバス107上にて時分割で行う構成を有する。
次に、図2を用いてメモリコントローラ121の構成と動作を説明する。図2に示すように、メモリコントローラ121は、FIFOメモリ201と、メモリ制御信号生成装置202と、次回アクセス制御装置203と、SDRAMアクセス区間判定装置204とから構成されている。
FIFOメモリ201は、LSIから与えられるメモリアクセス要求の順序を管理するバッファである。図3にメモリアクセス要求の具体的な内容を例示する。同図に示すように、メモリデバイスへのアクセス長301と、リード・ライト極性情報302と、アドレス情報303と、アクセスするメモリデバイスのCS空間を示すアクセス先情報304とから構成されている。FIFOメモリ201は、先頭に格納しているメモリアクセス要求を経路215にてメモリ制御信号生成装置202に通知する。
メモリ制御信号生成装置202は、メモリアクセス要求の内容にしたがって各種メモリデバイスに対してアクセスのための制御信号(データバス信号以外)を生成する。また、メモリ制御信号生成装置202は、SDRAMのアクセス状況をSDRAMアクセス区間判定装置204に対して経路216を用いて通知する。SDRAM124のアクセス状況には、SDRAM124におけるプリチャージ、セルフリフレッシュ、パワーダウンモード等の動作状況に関する情報を含む。このようなアクセス状況情報は経路216を通してSDRAMアクセス区間判定装置204に通知する。
SDRAMアクセス区間判定装置204は、FIFOメモリ201に蓄積されたアクセス要求のアクセス先情報304、アドレス情報303、およびリード・ライト極性情報が経路211を経由して伝えられる。SDRAMアクセス区間判定装置204は、アクセス先情報304よりSDRAMアクセスが連続していることを、アドレス情報303より同一バンクへの連続アクセスが要求されていることを、リード・ライト極性情報302によりリードアクセスからライトアクセスへアクセスが遷移することを観測することが可能となる。そして、SDRAMアクセス区間判定装置204は、経路211および経路216で得られた情報を元に、SDRAMアクセスが連続して発生する場合のデータバスアイドル区間を検出し、経路212を用いて次回アクセス制御装置203へ通知する。
次回アクセス制御装置203は、SDRAMアクセス区間判定装置204から通知されたデータバスアイドル区間とレジスタ205に記憶した閾値(クロック数)とを比較する。レジスタ205に記憶する閾値は、SRAM122又はNOR型フラッシュメモリ123に対する最小アクセス長に対応したクロック数とすることが望ましい。経路217を経由して次回アクセス制御装置203へ伝えられる。データバスアイドル区間にSRAM122又はNOR型フラッシュメモリ123へのアクセスを実行することができるか否か判定するためのクロック数(サイクル数)を記憶している。
データバスアイドル区間が閾値よりも大きい場合、FIFOメモリ201内に蓄積したアクセス要求の順位を制御する可能性がある。具体的には、SDRAMアクセスが連続して発生する場合に生じるデータバスアイドル区間を、後続のアクセス要求の処理で埋めることができる場合、後続のSRAM122又はNOR型フラッシュメモリ123に対するアクセス要求を先頭に繰り上げる。FIFO201のアクセス要求の順番は経路213を経由して次回アクセス制御装置203へ伝えられ、アクセス要求の制御は経路214を経由してFIFO201に伝えられる。
ここで、図4を参照して、SDRAMアクセスが連続した場合のデータバスアイドル区間の発生について説明する。図4に示すタイムチャートは、FIFOメモリ201に図5に示す順番でアクセス要求が蓄積していた場合に、アクセス順位の制御を行わないで処理した場合のデータバス107の使用状況を示している。特に、同一バンクで異なる行アドレスに連続アクセスする場合を例示している。このようなケースはデータバスアイドル区間が発生する典型的な例の一つである。
メモリコントローラ121は、FIFOメモリ201の先頭にSDRAM124に対するアクセス要求が位置した場合、チップセレクト信号(CS)線112によりSDRAM124を選択し、SDRAM124へのアクセスのためにデータバス107を使用できるようにする。そして、SDRAMコマンドであるActivateにより行アドレスを発行し、そこから所定時間経過後にSDRAMコマンドであるリード(A)で列アドレスを発行する。列アドレスを発行してから所定時間経過後に、対象バンク(例えばバンクA)から読み出されたリードデータの先頭(A0)がデータバス107上に出力される。先頭のリードデータ(A0)から連続して残り3バースト分のリードデータ(A1〜A3)が連続してデータバス107上に出力される。
なお、行アドレスを発行してから列アドレスを発行するまでに要する時間並びに列アドレスを発行してからデータバス107上に先頭データが現れるまでに要する時間は、システム設計に応じた固定値である。
SDRAM124は行アドレスと列アドレスとの組合せでアドレスを指定する。行アドレス及び列アドレスの発行にそれぞれ1クロック分要する。したがって、新たにSDRAM124にアクセスする場合、前記固定値とアドレス発行に要する時間との合計時間がデータバスアイドル区間となる。図4に示すように、SDRAM124から先頭のリードデータA0がデータバス107に出力されるまでに、最初のデータバスアイドル区間が発生している。
なお、対象バンクからバッファ内に読み出されたデータは、SDRAMコマンドであるプリチャージにより元の位置に戻される。
図4に示す例では、SDRAM124の同一バンクAで異なる行アドレスにアクセスするアクセス要求が連続している場合を示している。すなわち、図5に示すアクセス順序において2番目のアクセス要求は1番目のアクセス要求と同一バンクAであって異なる行アドレスにアクセスするアクセス要求であるものとする。
ところで、SDRAM124は必ずプリチャージしてからでないと同一バンクでは異なる行アドレスを選択するActivateを発行できない。そのため、メモリ制御信号生成装置202は、プリチャージコマンドを発行してプリチャージを行う一方、最後のリードデータ(A3)がデータバス107に出力した次のタイミングでクロック同期して行アドレスを選択するActivateを発行する。
図5における2番目のアクセス要求の実行では、Activateにより行アドレスを発行し、その後リード(B)により列アドレスを発行し、その後にデータバス107上にリードデータ(B0〜B3)が連続して出力される。
このように、2番目のアクセス要求の実行においても同一バンクAで異なる行アドレスにアクセスするため、プリチャージしてから行アドレスの発行、列アドレスの発行を行うこととなり、上記同様のデータバスアイドル区間が発生している。
次に、図5において3番目のアクセス要求であるSRAM122に対するアクセス要求がFIFOメモリ201の先頭に来る。メモリコントローラ121は、SDRAM124へのアクセス(リードB)が終了すると、次のクロックに同期してSRAM122に対するチップセレクト信号(CS)線101をアクティブにすると共に、SRAMコマンドであるライト(C)によりアドレスバス102上にライトアドレス(単一アドレス)を出力する。SRAM122の場合、アクセス時のアドレス指定は単一アドレスを指定するだけでよく、SDRAM124に対するアドレス指定の場合のような空きは生じない。SRAM122はライト要求と同時にデータバス107上にライトデータCが出力され、当該データCがSRAM122に書き込まれる。
次に、図5において4番目のアクセス要求であるSRAM122に対するアクセス要求がFIFOメモリ201の先頭に来る。そして、3番目のアクセス要求の実行が完了した次のクロックに同期して、リードDによるリードアドレスが発行されると共に、SRAM122のリードアドレスからリードデータDが読み出されてデータバス107上に出力される。
以上のように、SDRAM124に対するアクセスでは、行アドレスを指定してから列アドレスを指定し、その後にデータバス107の使用を開始するので、図4(a)に示すように使用されていない帯域(データバスアイドル区間)が発生する。
本実施の形態では、SDRAM124に対するアクセス時に生じるデータバスアイドル区間を判定し、そのデータバスアイドル区間に、後続のSRAM122又はNOR型フラッシュメモリ123へのアクセス要求を割り込ませるだけの時間幅があれば、FIFOメモリ201におけるアクセス要求の順位を操作して後続のSRAM122又はNOR型フラッシュメモリ123へのアクセス要求を先に実行するものとした。
図6は、FIFOメモリ201におけるアクセス要求の順位を操作した場合のタイムチャートである。当初にFIFOメモリ201に蓄積されたアクセス要求の順位は図5に示す通りである。図5に示すアクセス要求の内容及び順位を分析すると、図4(a)(b)に示すように、1番目のアクセス要求によるSDRAM124アクセス時、並びに同一バンクAの異なる行アドレスにアクセスすることとなる2番目のアクセス要求時のそれぞれにおいてデータバスアイドル区間が生じることが判明する。
SDRAMアクセス区間判定装置204は、FIFOメモリ201に蓄積されたアクセス要求データを取り込んで、SDRAM124へのアクセス要求からSDRAM124アクセス時のデータバスアイドル区間を検出する。また、メモリ制御信号生成装置202は、SDRAM124におけるプリチャージ、セルフリフレッシュ、パワーダウンモードの各動作タイミングを管理・制御している。後続のSDRAMアクセスがない場合、プリチャージを発行してからデータバス107を使わない区間が発生する。またセルフリフレッシュ、パワーダウンモードからの復帰時にはデータバス107を使わない区間が発生する。このようにデータバス107を使わない区間が発生する可能性のあるイベントをSDRAMアクセス状況としてSDRAMアクセス区間判定装置204へ通知する。
SDRAMアクセス区間判定装置204は、図5に示すFIFOメモリ201のアクセス要求情報から図4に示すSDRAMアクセス時のデータバスアイドル区間を検出する。そして、検出したデータバスアイドル区間情報を次回アクセス制御装置203へ通知する。また、SDRAMアクセス区間判定装置204は、メモリ制御信号生成装置202から受け取ったSDRAMアクセス状況からSDRAM124のアクセス期間中に、データバス107を不使用になる区間が生じるか否か判定する。不使用区間すなわちデータバスアイドル区間が発生する場合は次回アクセス制御装置203へ通知する。
次回アクセス制御装置203は、レジスタ205に予め記憶した閾値とSDRAMアクセス区間判定装置204から通知されたデータバスアイドル区間とを比較する。図4に示す例では、最初のデータバスアイドル区間及び2番目のデータバスアイドル区間のそれぞれが閾値よりも大きい。すなわち、図6に示すように、最初のデータバスアイドル区間において図5における3番目のアクセス要求(ライトC)を実行することができ、2番目のデータバスアイドル区間において図5における4番目のアクセス要求(リードD)を実行することができる。
そこで、次回アクセス制御装置203は、図5における3番目のアクセス要求(ライトC)をFIFOメモリ201の先頭に移動し、図5における4番目のアクセス要求(リードD)をSDRAMアクセス要求(リードA)の直後の3番目に移動する。このように、先行するSDRAMアクセス要求によって発生するデータバスアイドル区間を、後続のSRAMアクセス要求又はNOR型フラッシュメモリアクセス要求で埋めるように順位操作を行う。順位操作した後の順番で順次アクセス要求を実行することにより、図6に示すようにデータバス107の使用効率を上げることができる。
このような本実施の形態によれば、安価なSDRAMを使用頻度が高く、高価なNOR型フラッシュメモリやSRAMの使用頻度が低い場合に、データバスの使用効率を高めつつ、性能を維持することができ、端子数の増加を抑制することが可能となる。
なお、上記の構成は一例であり、構成するメモリデバイスを限定するものではない。また、使用するデバイスに依存した専用の制御信号を必要とするのであれば、その信号を追加する構成も本発明の示す範囲となる。
また、以上の説明では1つのメモリコントローラ121を用いた場合を説明したが、上記実施の形態と同じメモリコントローラを半導体装置上に複数併設し、各メモリコントローラがデータバスを時分割で共用するようにしても良い。この場合、メモリコントローラ間でアクセスが衝突しないように互いに協調してメモリアクセスを実行し、かつ各メモリコントローラにおいてFIFOに蓄積したアクセス要求の順位を上述したアルゴリズムにしたがって操作するようにしても良い。さらに、そのような半導体装置上に単一アドレスを指定してデータの転送が可能なメモリデバイスを制御可能なメモリコントローラを1つ又は複数設置し、各コントローラが協調して動作するように構成してもよい。
本発明は、行アドレスを指定してデータの転送が可能なメモリデバイスと、行アドレスと列アドレスを指定することによりデータ転送可能なメモリデバイスとを制御するにあたり、半導体装置の端子数の増加を抑えつつ、データバスの使用効率を高めることができ、メモリコントローラ及び半導体装置に適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るメモリコントローラの接続例を示す図 図1に示すメモリコントローラの構成図 図2に示すFIFOに蓄積したアクセス要求のデータ構成図 (a)図5に示すアクセス要求を順位操作しないで実行した場合の前半部のタイミング図、(b)図5に示すアクセス要求を順位操作しないで実行した場合の後半部のタイミング図 FIFOに蓄積したアクセス要求の一例を示す図 図5に示すアクセス要求を順位操作した場合のタイミング図 従来のメモリコントローラの接続例を示す図
符号の説明
101、112 チップセレクト信号(CS)線
102、111 アドレスバス
103、113 同期クロック信号(CLK)線
104、115 ライトイネーブル信号(WE)線
105、116 リードイネーブル信号(RE)線
106、118 バイトイネーブル信号(BE)線
107 データバス
117 バンクセレクト信号(BA)線
121 メモリコントローラ
122 SRAM
123 NOR型フラッシュメモリ
124 SDRAM
201 FIFO
202 メモリ制御信号生成装置
203 次回アクセス制御装置
204 SDRAMアクセス区間判定装置
211〜217 アクセス経路
301 メモリへのアクセス長
302 リード・ライト極性情報
303 アドレス情報
304 アクセス先情報

Claims (7)

  1. 単一アドレスを指定してデータの転送が可能な第1メモリ装置と行アドレス及び列アドレスを指定することによりデータ転送可能な第2メモリ装置とを制御するメモリコントローラにおいて、前記各メモリ装置に対するデータバスを時分割にて共用する構成とし、前記各メモリ装置に接続する制御線をそれぞれ独立にしたことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 前記データバスのバス幅は、前記第1メモリ装置のバス幅と前記第2メモリ装置のバス幅とのうち大きい方のバス幅を選択することを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  3. アクセス先となる前記各メモリ装置へのアクセス要求を管理するFIFOメモリと、前記第2メモリ装置がアクセスを不可とする区間の開始と終了を検出するアクセス区間判定手段と、前記アクセス区間判定手段にてアクセス不可であると検出されたアクセス不可区間に前記FIFOメモリに蓄積した後続の第1メモリ装置へのアクセス要求を実行可能ならば当該第1メモリ装置へのアクセス要求が先頭に来るように前記FIFOメモリにおけるアクセス要求の順位を入れ替えるアクセス制御手段と、を具備する請求項1又は請求項2に記載のメモリコントローラ。
  4. 前記FIFOメモリに蓄積されるアクセス要求は、アクセス先となるメモリ装置の種別、アクセス長、リード・ライトの極性、アドレスを含んだ構成とし、前記アクセス区間判定手段は、前記アクセス要求に含まれた情報に基づいて前記第2メモリ装置がアクセスを不可とする区間の開始と終了を検出することを特徴とする請求項3記載のメモリコントローラ。
  5. 前記アクセス区間判定手段は、前記第2メモリ装置について、プリチャージ、セルフリフレッシュ、パワーダウンモードの各動作状態と、前記アクセス要求に含まれた情報とに基づいて、前記第2メモリ装置に対するアクセス不可区間を検出することを特徴とする請求項4記載のメモリコントローラ。
  6. 前記アクセス制御手段は、前記アクセス区間判定手段により検出されたアクセス不可区間と予め設定された閾値とを比較し、検出されたアクセス不可区間が閾値を超えた場合にアクセス要求の順位を入れ替えることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のメモリコントローラ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のメモリコントローラを複数備えた半導体装置であって、前記各メモリコントローラが互いに協調して動作することを特徴とする半導体装置。
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