JP4930747B2 - 真正性識別体 - Google Patents

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本発明は、例えばIDカード等に適用して、偽造防止性を高めることが可能な真正性識別体に関するものである
物品の真正性を確認できるようにする目的で、物品に確認用のシールを貼り付けることがよく行なわれており、この目的でホログラムをシール状に形成したものがよく用いられている。この理由は、ホログラムを製造するためには高い技術を要するからである。しかし、ホログラムは既に長期にわたって用いられているため、不正な意図による偽造が試みられることも少なくない。この意味で、ホログラムとしては偽造の一層困難なものが求められている。
また、一方で、ホログラムは、簡単な手段により、その真正性を確認できることも求められる。例えば、IDカードの一つであるクレジットカードを例に取れば、多種類のクレジットカードが出回っていて、色々な場面で使用されているが、クレジットカードの真正性を判定するのは専門の判定員ではなく、店頭の販売員等であるため、真正性を判定する方法としては、簡便で時間を要しないものが求められている。
そこで、ホログラムとコレステリック液晶を組み合わせ、コレステリック液晶によって生じる、見る角度により色彩が変化する効果、および偏光効果を加味することが試みられている。
例えば、コレステリック高分子液晶顔料を含有する樹脂層にホログラムを形成し、この樹脂層よりも屈折率の高い高屈折率層、有色の層としての黒色層等を積層した偽造防止体が提案されている。(特許文献1)。
あるいは、コレステリック液晶層にホログラムの微細凹凸を形成し、この微細凹凸を熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性樹脂により充填して耐熱性を補ない、好ましくは暗色もしくは濃色の着色層を伴なった真正性識別構造が提案されている。(特許文献2)。
特開2004−163797号公報。 特開2003−185835号公報。
特許文献1および特許文献2に記載された発明のいずれにおいても、ホログラムを設けた層の背景に暗色の層を有しているので、コレステリック液晶によって生じる、見る角度により色彩が変化する効果、および偏光効果は見やすくなる反面、ホログラムの輝度が乏しく、ホログラムの視認性が不十分であった。
本発明においては、ホログラムとコレステリック液晶を組み合わせたときに、ホログラムの視認性、並びに、コレステリック液晶によって生じる、見る角度により色彩が変化する効果および偏光効果を、いずれも同様に発揮することが可能な真正性識別体を提供することを課題とする。
発明者等の検討によれば、背面に反射性金属層を伴なったホログラム上に着色パターン層を介してコレステリック液晶層を重ねることにより、着色パターン層のある部分ではコレステリック液晶層の、見る角度により色彩が変化する効果および偏光効果が確保され、また、着色パターン層の無い部分では、反射性金属層によってホログラムの視認性を確保することができた。また、着色パターン層のパターンを微細パターンとすることにより、微細パターンの部分ではコレステリック液晶層の効果およびホログラムの視認性のいずれも確保することができた。
本発明は、透明基材に有彩色の暗色もしくは濃いグレーからなる着色パターン層が積層された透明基材/着色パターン層積層体の一方の側にコレステリック液晶層がその一方側面が空間に面するようにパターン状に積層され、また、他方の側に、透明樹脂層の表面にホログラムの微細凹凸が形成されたホログラム形成層および前記微細凹凸に沿って積層された反射性金属層とが積層されていることを特徴とする真正性識別体に関するものである。

の発明は、前記積層体は、前記コレステリック液晶層側に前記着色パターン層が積層されたものであることを特徴とする真正性識別体に関するものである。
の発明は、前記積層体は、前記ホログラム形成層側に前記着色パターン層が積層されたものであることを特徴とする真正性識別体に関するものである。
の発明は、第12の発明において、前記着色パターン層のパターンが肉眼観察可能なパターンであることを特徴とする真正性識別体に関するものである。
の発明は、第12の発明において、前記着色パターン層のパターンが微細パターンであることを特徴とする真正性識別体に関するものである。
第6の発明は、第1〜第5いずれかの発明の真正性識別体の前記反射性金属側に接着剤層が積層されて構成された貼着用の真正性識別体に関するものである。
発明によれば、ホログラム形成層の背面に反射性金属層が積層され、観察側のコレステリック液晶層との間に着色パターン層が介在するので、着色パターン層のパターンのある部分では、見る角度により色彩が変化する効果および偏光効果があり、着色パターン層のパターンの無い部分では、反射性金属層により、ホログラムの視認性が高い真正性識別体を提供することができる。
の発明によれば、着色パターン層がコレステリック液晶層の背面に直接に積層されているので、ホログラムの視認性が高く、また、コレステリック液晶層によって生じる、見る角度により色相が変化する効果及び偏光効果をより一層明瞭に観察可能な真正性識別体を提供することができる。
の発明によれば、コレステリック液晶層が透明基材上に着色パターン層無しに直接に積層されているので、コレステリック液晶層の厚みムラが少ないので、見る角度により色彩が変化する効果および偏光効果のムラが生じにくく、ホログラムの視認性の高い真正性識別体を提供することができる。
の発明によれば、第12の発明の効果が、着色パターン層のある部分と無い部分とで明瞭に区分されて生じる真正性識別体を提供することができる。
の発明によれば、第12の発明の効果が、同じ微細パターンを背景としていずれも生じる真正性識別体を提供することができる。
第6の発明によれば、接着剤層が積層されたことにより、第1〜第5いずれかの発明の効果を発揮し得る真正性識別体を物品に適用することが容易な貼着用の真正性識別体を提供することができる。
図1および図2は、本発明の真正性識別体の積層構造を示す図である。図3は図1および図2に示す真正性識別体におけるパターンを示す図である。図4および図5は、本発明の真正性識別体のパターンが微細パターンである例を示す図である。図6は本発明の真正性識別体における微細パターンを示す図である。図7〜図9は、真正性識別体を別の基材に適用した真正性識別可能な基材を示す図である。
図1(a)に例示するように、本発明の真正性識別体1は、透明基材2の片面(図では上面である。以降において上下は図中の上下を基準とする。なお、本発明の真正性識別体は、上面側が観察側である。)に、着色層の有無で構成された着色パターン層3およびコレステリック液晶層4が順に積層され、透明基材2の他方の面(下面)には透明樹脂からなるホログラム形成層5が積層され、ホログラム形成層5の下面にホログラムの微細凹凸が形成され、その微細凹凸に沿って、反射性金属層6が積層された積層構造を有するものである。
図1(a)を引用して説明した上記の真正性識別体1における透明基材2と着色パターン層3とは、図1(b)に示すように、上下が入れ替わっていてもよい。従って、真正性識別体1は、透明基材2の上面にはコレステリック液晶層4が積層され、また、透明基材2の下面には着色パターン層3、ホログラム形成層5、および反射性金属層6が順に積層された積層構造を有するものであってもよい。
図3は、着色パターン層3のパターンを例示する図である。図3(a)に示すように、左右方向の幅が狭く上限方向に長い四角形が等間隔で配列した着色層から構成されたもの、もしくは図3(b)に示すように、幾何学形状(図では長方形と星形)の着色層から構成されたものである。勿論、これらをポジパターンとするとき、それらのネガパターンであってもよい。これらのパターンは例示であって、パターンは、主に意匠的な観点から自由に決めることができ、幾何学形状以外の文字や記号であってもよく、任意の形状であってよい。
また、パターンの大きさは、肉眼で解像し得るものであればよいが、コレステリック液晶が見る角度により色彩が変化するのを観察する上で、着色パターン層を構成する各パターンの大きさは、その形状が四角形であれば、縦横が1mm×1mm以上、好ましくは3mm×3mm以上であり、より好ましくは5mm×5mm以上である。幾何学形状の場合には、円形であれば、直径が1mm以上、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上であり、そのほかの形状の場合には、内接円の直径が1mm以上、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上である。
上記のような真正性識別体1をコレステリック液晶層4側から観察すると、着色パターン層3の各パターン(着色層で構成されたもの)を背景とする部分では、コレステリック液晶層4が見る角度により色彩が変化することが観察でき、各パターンの合間、即ち、背面に反射性金属層6を伴なう部分では、ホログラムを観察することができる。
本発明の真正性識別体1は、上記のような基本的な積層構造を有し、この基本的な積層構造のものをそのまま使用することもできるが、この真正性識別体1を別の基材に適用して、適用された基材に真性性識別性を付与するという使用法がある。
図2は、別の基材に適用するのに適した形態の真正性識別体1を例示する図であって、図2(a)に示すように、真正性識別体1は、図1(a)を引用して説明したものの反射性金属層6の下面の全面に接着剤層7を積層したものであってもよいし、また、図2(b)に示すように、図1(b)を引用して説明したものの反射性金属層6の下面の全面に接着剤層7を積層したものであってもよい。このように接着剤層7が積層されていることにより、真正性識別体1を種々の物品に適用する際に、その都度、接着剤層を設ける必要がなく、貼り付けが容易になる利点が生じる。
段落「0030」において説明したように、上記の説明においては、着色パターン層3のパターンの大きさが肉眼観察可能なものであり、好ましくは肉眼観察が容易なものであるが、本発明のやや特殊な例として、パターンの大きさが、明視の距離からの肉眼観察、即ち、通常の観察では観察しにくいか、もしくは観察不可能な微細なものもある。
図4(a)に示すように、本発明の真正性識別体1における着色パターン層は、着色パターンを構成する各パターンの大きさが、肉眼観察が困難であるか、もしくは肉眼観察が不可能な微細なパターンで構成された着色微細パターン層3’であってもよい。即ち、図4(a)に示すように、真正性識別体1は、透明基材2の上面に、着色層の有無で構成された着色微細パターン層3’およびコレステリック液晶層4が順に積層され、透明基材2の下面には透明樹脂からなるホログラム形成層5が積層され、ホログラム形成層5の下面にホログラムの微細凹凸が形成され、その微細凹凸に沿って、反射性金属層6が積層された積層構造を有するものである。
図4(b)に示すように、真正性識別体1が着色微細パターン層3’を有する場合も、透明基材2と着色微細パターン層3’とは、上下が入れ替わっていてもよい。
図6は、着色微細パターン層3’のパターンを例示する図である。図6(a)に示すように、着色微細パターン層3’のパターンは、下方の向かって左側から上方の向かって右側を向いた有限幅の線条からなる着色層が幅方向に幅の2倍のピッチで配列した万線パターン状の微細パターンであってもよく、あるいは図6(b)に示すように、着色層の円形状もしくは四角形状の微細な形状のものが等ピッチで配列した網点状の微細パターンであってもよい。
これらの微細パターンは例示であって、着色微細パターン層3’のパターン自体は、自由に決めることができるので、万線パターン状や網点状以外の幾何学形状、文字もしくは記号等の形状が配列したものであってもよい。各パターンの大きさは、通常の観察では観察しにくいか、もしくは観察不可能な微細なものであることが好ましく、万線パターン状の場合、線の幅が0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下であり、形成可能である限り、かなり小さくてもよいが、実際上0.01mm程度以上であることが好ましい。網点が円形状の場合には、直径が0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下であり、0.01mm程度以上であることが好ましい。また、網点が四角形状の場合には、縦横が0.3mm×0.3mm以下、好ましくは0.1mm×0.1mm以下であり、0.01mm×0.01mm程度以上であることが好ましい。そのほかの形状の場合には、内接円の直径が0.3mm以下、好ましくは0.1mm以下であり、0.01mm程度以上であることが好ましい。
着色微細パターン層3’における着色層で形成された各パターンの占める面積の割合は、コレステリック液晶層4が見る角度により色彩が変化する効果を確保する意味では、30%〜80%程度であることが好ましく、より好ましくは40%〜70%である。ホログラムの視認性から言えば、着色で形成された各パターンの面積の割合が小さいほうが好ましいが、着色層で形成された各パターンの占める面積の割合が上記の範囲内であれば、ホログラムの視認性には問題が無い。
なお、上記のような着色微細パターン層3’は、真正性識別体1の全面にあってもよいが、一部分にあればよい。着色微細パターン層3’が真正性識別体1の一部分にある場合、その他の部分のすべてが着色層で覆われていてもよいし、全く着色層で覆われていなくてもよいし、もしくは、図1や図3を引用して説明したような、視覚的な、即ち眼に見える着色パターン層3が形成されていてもよい。
上記のような着色微細パターン層3’を有する真正性識別体1をコレステリック液晶層3側から観察すると、コレステリック液晶層3が見る角度により色彩が変化することが観察できると共に、ホログラムを観察することもできる。
図4(a)および(b)を引用して説明した、着色微細パターン層3’を有する上記の真正性識別体1も、下面側に接着剤層7を積層することができ(それぞれ、図5(a)および(b)が対応する。)、積層した接着剤層7を利用して、別の基材に適用して、適用された基材に真性性識別性を付与することができる。
図1もしくは図4を引用して説明した本発明の真正性識別体1は、種々の物品に適用された場合、不正な意図で物品から分離して他の物品に適用する、いわゆる貼り替えの防止性を高めるために、真正性識別体1を構成する各層のいずれかを比較的脆弱な材料で構成するか、もしくは隣接する層どうしの間の接着性を弱めることにより、物品から分離しようとする際に、破壊されるよう構成してもよい。例えば、透明基材2とホログラム形成層5の間に、両者の接着性を低下させるための低接着性材料もしくは、脆性材料を介在させることにより、適用された真正性識別体1を剥離しようとすると、真正性識別体1が破壊されるよう構成することができる。
真正性識別体1の透明基材2としては、機械的強度を有し、製造時もしくは他の物品への適用時の加工に耐える耐溶剤性および耐熱性を有するものが好ましい。使用目的にもよるので、限定されるものではないが、フィルム状もしくはシート状のプラスチックが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアリレート、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、ポリエチレン/ビニルアルコール等の各種のプラスチックフィルムを例示することができる。
透明基材2のコレステリック液晶層4を積層する側には、必要に応じて配向膜を設けることが好ましく、配向膜は、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリイミド樹脂等の一般に配向膜として使用し得るものであれば、いずれを用いて構成したものでもよい。配向膜は、これらの樹脂の溶剤溶液を、上記のような透明基材2の表面に適宜な塗布方法により塗布し、乾燥させた後に、布、ブラシ等を用いて摩擦するラビングを行なって形成することができる。
着色パターン層3は、上方に設けられたコレステリック液晶層3の、見る角度により色彩が変化する効果、および偏光効果を観察しやすくするためのものである。また、着色微細パターン層3’も、ホログラムの視認性を確保しながら、同様な役割を果たす。これらの効果を発揮しやすくするためには、着色パターン層3もしくは着色微細パターン層3’を構成する着色層の色は、有彩色の暗色もしくは濃いグレーであり、より好ましくは黒色である。また、着色パターン層3もしくは着色微細パターン層3’は、これらの色とは関係なく、透明もしくは不透明であってよいが、透明である場合には、コレステリック液晶層4の上記の効果に加えて、着色層においてもホログラムの視認性も生じる利点がある。着色パターン層3もしくは着色微細パターン層3’の形成は、所望の色相を与えるための色材、例えば、染料もしくは顔料を配合した着色層形成用組成物を用いて、公知の印刷法により行なえる。
コレステリック液晶層4は、配向状態にあるものであり、入射した光のうち、左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方のみを反射する性質を有するものであるか、もしくは、各々の性質を持つものを並べてもよいし、または、左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方のみを反射する性質を有する材料を混合して、両方の偏光作用を有するものとしてもよい。左右両方の円偏光を持つものを用いる場合には、両者の色相は互いに同じでもよく、または、互いに異ならせてもよい。このようなコレステリック液晶層4は、コレステリック液晶の溶剤溶液を各種の塗布法によって適用し、乾燥させることにより形成することができ、あるいは、このとき、重合性のコレステリック液晶を用いて紫外線重合性組成物を調製し、得られた紫外線重合性組成物を各種の塗布法によって適用し、乾燥後に、紫外線を照射して重合させて形成することもできる。コレステリック液晶層4は、図1、図2、図4、および図5においては、一様な層として描いてあるが、コレステリック液晶層4は、一様な層であっても、平面形状がパターン状であるコレステリック液晶パターン層であってもよい。パターン状である場合のパターンとしては、幾何学形状、または、文字もしくは記号等を例示することができ、任意の形状でよい。コレステリック液晶パターン層の形成は、上記のコレステリック液晶の溶剤溶液もしくは紫外線重合性組成物を用いて公知の印刷法により行なうことができる。
ホログラム形成層5は、下面にホログラムの微細凹凸が形成されたものであるが、層自体は、ホログラムの微細凹凸の形成が可能な種々の素材を用いて構成し得るものである。例えば、ホログラム形成層4は、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂(例、PMMA)、ポリスチレン、ポリカーボネートなどの透明な熱可塑性樹脂で構成することができる。あるいは、不飽和ポリエステル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン系アクリレートなどの透明熱硬化性樹脂で構成することができる。さらには、上記の熱可塑性樹脂と上記の熱硬化性樹脂とを混合して使用し、更には、ラジカル重合性不飽和基を有する熱成形性物質、或いは、これらにラジカル重合性不飽和単量体を加え電離放射線硬化性としたものなどを使用して構成することができる。
ホログラム形成層5へのホログラムの微細凹凸の形成は、回折格子やホログラムの干渉縞が凹凸の形で記録された原版をプレス型として用い、透明基材2に上記の樹脂を塗布用組成物として調製したものを、グラビアコート法、ロールコート法、バーコート法などの手段で塗布して、塗膜を形成し、その上に前記原版を重ねて加熱ロールなどの適宜手段により、両者を加熱圧着する等により、行なうことができる。また、フォトポリマーを用いる場合は、透明基材2上に、フォトポリマーを同様に塗布した後、前記原版を重ねてレーザー光を照射することにより複製してもよい。
反射性金属層6は、ホログラムの微細凹凸の回折効率を高めるためのもので、Cr、Fe、Co、Ni、Cu、Ag、Au、Ge、Al、Mg、Sb、Pb、Cd、Bi、Sn、Se、In、Ga、もしくはRb等の金属を用いて構成することができ、またはこれらの金属の酸化物、もしくはそれらの窒化物を単独で、もしくは組合わせて構成することもできるので、便宜上、金属の酸化物、もしくはそれらの窒化物も金属の範囲として含めるものとする。上記のうちでも、Al、Sn、Cr、Ni、Cu、もしくはAu等が特に好ましい。反射性金属層6は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの薄膜形成法によって形成することが好ましいが、メタリック顔料を含有するメタリックインクを用いて印刷することによって形成してもよい。なお、反射性金属層6をパターン状に形成するには、薄膜形成法をマスクパターンを介して行なうか、一様な反射性金属層6を形成した後、レジストパターンを設けてエッチングする等によるか、もしくは予め除去したい部分に、水洗プライマー(水溶性樹脂系インキ)を印刷法により適用しておき、その上に薄膜を形成し、形成後、水洗することによって行なえばよい。
接着剤層7は、種々の物品に対する接着性を確保するためのものであるので、接着剤層7を構成する接着剤としては、反射性金属層6との接着性がよく、被着体と強固に接着できるものが好ましい。具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ゴム変性物などが挙げられ、これらの中から適するものを適宜選択して使用でき、また、これらは単体、もしくは2種以上の混合系で、更に必要に応じてハードレジンや可塑剤、その他の添加剤を加えて使用することができる。この他、ポリアクリル酸エステル樹脂系、もしくはゴム系の粘着剤を用いることもできる。接着剤層7が粘着剤で構成されるときは、剥離性のあるプラスチックフィルムや剥離性を付与した紙等を粘着剤の表面に貼り付けておくことが好ましい。
以上のような本発明の真正性識別体1は、単独でも用い得るが、真正性の識別を必要とする適宜な物品に適用することにより、それらの物品の真正性の識別を可能にすることができる。
図7に示すように、真正性識別体1を適宜な基材12上に積層して、真正性識別可能な基材11とすることができる。図7(a)は平面図であり、図7(b)は正面図である。積層は適宜な方法で行なえるが、図2もしくは図5に示したように、反射性金属層6の下面に接着剤層7が積層された真正性識別体1を用いれば、この接着剤層7を利用して接着させることにより積層することができる。接着剤層を伴なわない真正性識別体を用いるときは、必要に応じ、基材12もしくは真正性識別体1の互いに接着する面の少なくともいずれか一方に接着剤層を適用する。
また、真正性識別体1は、図8(a)の平面図および図8(b)の正面図に示すように、幅の狭い、例えば、0.2mm〜5mm程度のごく狭い幅のテープ状もしくは糸状の形状のスレッドの形に加工されたものを、基材12の上面に積層し、真正性識別可能な基材11としてもよい。
スレッドの形に加工された真正性識別体1は、図9(a)の平面図に示すように、真正性識別体1の一部が、基材12の表面に設けられた凹部12aの底から現われたものであってもよい。具体的には、図9(b)の斜視図に示すように、孔(貫通孔である。)12a’があけられた上用基材12Aと、孔のあけられてない下用基材12Bとを用意して、上用基材12Aと下用基材12Bとの間に、スレッドの形に加工された真正性識別体1をはさんで積層することにより、上用基材12Aの孔12a’が基材12の上面に凹部12aを形成して、凹部12aの底から真正性識別体1の一部が現われ、凹部12a以外の部分では、真正性識別体1が基材12の内部に埋め込まれた積層構造とすることができる。このような積層構造を取ることによって、真正性識別体1と基材12との接着性がより一層高まる上、真正性識別体1の視認性も確保できる。
本発明の真正性識別体1は、真正性を識別する必要性のある種々の物品に貼り付ける等により適用すると価値が高いものである。このような真正性を識別する必要性のある物品としては様々なものがあり、必要とされる真正性識別性のレベルも一定ではないが、次のようなものを例示することができる。
即ち、真正性を識別する必要性のある種々の物品としては、保持者の本人確認(ID)用であるID証、金券類、純正品、ブランドが著名な高級ブランド品等がある。ID証とは、例えば、パスポート、運転免許証、保険証、図書カード(図書館の貸出し用カード)等である。金券とは、例えば、商品券、ギフト券等の有価証券、プリペイドカード等である。純正品とは、種々の機器類に用いるための部品や消耗品等であって、純正である認証の必要なものであり、物品としては、電子機器、電気機器、コンピュータ製品、プリンタ等に用いる消耗品、医薬品、化学薬品等がある。高級ブランド品としては、著名なブランドの高価な商品、例えば、時計、衣類、バッグ、宝飾品、スポーツ用品、化粧品がある。さらに、コンピュータソフト、音楽ソフトもしくは映像ソフトが記憶された媒体類も真正性を識別する必要性のある種々の物品として挙げることができる。
従って、真正性識別可能な基材11における基材12は、上記のような物品そのもの、もしくは、それら物品のケースであってよく、それらに真正性識別体を貼り付ける等して適用することができる。あるいは、上記の物品に荷札としてくくりつける等により適用することもできる。
厚みが50μmのPETフィルムの片方の面にラビング処理(配向処理)を行った後、処理面に右円偏光性を有するコレステリック液晶インキを用いてグラビア印刷法により、英文字「N」の形状のコレステリック液晶パターンを形成した後、その反対面に、カーボンブラックにより着色した黒色インキを用い、先に英文字「N」を印刷した位置の背面に、英文字「N」に外接するよりもやや大きめの四角形に相当する部分に、グラビア印刷により黒色パターンを印刷した。さらに、黒色パターンを形成した面に、アクリル系樹脂の塗料を塗布して一様な樹脂層を形成し、この樹脂層の表面に熱エンボスすることによりホログラムの微細凹凸を形成した後、微細凹凸の上にアルミニウムを蒸着して、反射性層を形成した。
上記において、コレステリック液晶インクとしては、重合性のネマチック液晶(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC242」)、カイラル剤(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC756」)および紫外線重合開始剤を配合したものの40%溶液(溶剤はトルエンである。)を用い、グラビア印刷後、紫外線を照射して、硬化させた。
その後、反射性層上に粘着剤を塗布し、粘着剤面に剥離紙(セパ紙)をラミネートし、以上のようにして得られたものを、所定の形状になるよう打抜き加工を行ない、コレステリック液晶/ホログラム複合ラベルを得た。
得られたコレステリック液晶/ホログラム複合ラベルは、ホログラムが高い輝度を有しており、ホログラムの視認性が高く、また、コレステリック液晶パターンを真上から見たときには緑色の英文字「N」が、また、斜め方向から見たときには青色の英文字「N」を見ることができ、このようにカラーシフトを有するコレステリック液晶パターンを明瞭に視認することができた。
また、得られたコレステリック液晶/ホログラム複合ラベルの上面に、左円偏光板を重ねたところ、コレステリック液晶パターン層の色相が消え、このコレステリック液晶/ホログラム複合ラベルが本物であることが確認できた。
厚みが50μmのPETフィルムを、厚みが16μmのPETフィルムに変更し、粘着剤の塗布および剥離紙(セパ紙)のラミネートを行なわず、反射性層まで設けたものを、スリッタを使用して幅が2mmになるよう切断し、偽造防止用スレッドを得た。コレステリック液晶パターン層としては、スレッドの長さ方向に英文字「N」が間隔をあけて並ぶよう印刷して形成し、英文字「N」を印刷した位置の背面に、英文字「N」に外接するよりもやや大きめの四角形に相当する部分ごとに、グラビア印刷により黒色パターンを印刷した。
上記で得られた偽造防止用スレッドを使用し、図5(a)に示すように、紙の基材12の凹部12aから偽造防止用スレッド(図4(b)中では真正性識別体1)が露出し、凹部12a以外では紙の中に埋め込まれるよう、抄紙した。このとき、凹部12aの図4(b)中の縦寸法が10mm、横方向が30mmで、凹部12aが縦方向に10mmの間隔で繰り返す抄き網パターンを有する抄紙機を用い、孔を形成した上用紙を孔を形成していない下用紙と積層し、上用紙と下用紙の間に偽造防止用スレッドを、コレステリック液晶パターン側が上用紙側となるよう、はさんで一体化させた。上用紙と下用紙の質量比が35/69となるよう、また、全体としては四六判サイズの斤量(788mm×1091mmの紙の1000枚分のkg数)が90kgとなるよう、抄き網部の凸部の高さを調整して抄紙し、偽造防止用スレッドが抄き込まれた用紙を得た。
得られた用紙を観察すると、凹部においては、実施例1のコレステリック液晶/ホログラム複合ラベルと同様に、ホログラム、および、コレステリック液晶パターンの英文字「N」のカラーシフトを明瞭に視認することができ、偽造防止用スレッドが紙の内部に埋め込まれた部分においても、コレステリック液晶パターンの英文字「N」のカラーシフトを視認することができた。また、偽造防止用スレッドの上方に、左円偏光板を重ねたところ、コレステリック液晶パターン層の色相が消え、この用紙が本物であることが確認できた。
適用した偽造防止用スレッドのコレステリック液晶パターンの英文字「N」は、単なる着色印刷によるものと、カラーシフトを確認することにより、区別が容易である上、ホログラムの輝度が確保されているために、スレッドの巾が狭いにもかかわらず、ホログラムの視認性が高いものである。
真正性識別体の基本的な積層構造を示す図である。 接着剤層を有する真正性識別体の積層構造を示す図である。 着色パターン層のパターンを示す図である。 微細着色パターン層を有する真正性識別体の積層構造を示す図である。 微細着色パターン層および接着剤層を有する真正性識別体を示す図である。 微細着色パターンのパターンを示す図である。 真正性識別体を適用した基材を示す図である。 スレッド状の真正性識別体を適用した基材を示す図である。 スレッド状の真正性識別体の一部を埋め込んだ基材を示す図である。
符号の説明
1……真正性識別体
2……透明基材
3……着色パターン層
4……コレステリック液晶層
5……ホログラム形成層
6……反射性金属層
7……接着剤層
11……真正性識別可能な基材
12……基材(12A;上用基材、12B;下用基材、12a;凹部)

Claims (6)

  1. 単層の透明基材に色材による有彩色の暗色もしくは濃いグレーからなる着色パターン層が積層された透明基材/着色パターン層積層体の着色パターン側に重合硬化したコレステリック液晶層がその一方側面が空間に面するようにパターン状に積層され、また、透明基材側に、透明樹脂層の表面にホログラムの微細凹凸が形成されたホログラム形成層および前記微細凹凸に沿って積層された反射性金属層とが積層されていることを特徴とする真正性識別体。
  2. 単層の透明基材に色材による有彩色の暗色もしくは濃いグレーからなる着色パターン層が積層された透明基材/着色パターン層積層体の透明基材側に重合硬化したコレステリック液晶層がその一方側面が空間に面するようにパターン状に積層され、また、着色パターン側に、透明樹脂層の表面にホログラムの微細凹凸が形成されたホログラム形成層および前記微細凹凸に沿って積層された反射性金属層とが積層されていることを特徴とする真正性識別体。
  3. 前記着色パターン層のパターンが肉眼観察可能なパターンであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の真正性識別体。
  4. 前記着色パターン層のパターンが微細パターンであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の真正性識別体。
  5. コレステリック液晶層が幾何学形状、文字もしくは記号を示すパターン状であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の真正性識別体。
  6. 請求項1〜請求項5いずれかの真正性識別体の前記反射性金属側に接着剤層が積層されて構成された貼着用の真正性識別体。
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