JP4930498B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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本発明は、食器等の洗浄をおこなう食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器洗い機は、図4に示すようなものが考えられていた(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1に記載された食器洗い機は、本体1内に洗浄槽2を設け、モータ3により駆動されるポンプ4によって洗浄槽2内の洗浄水を加圧し、洗浄ノズル5より洗浄水を噴射して食器かご6に載置した食器7を洗浄するものである。洗浄水は配管8に接続された給水手段9により洗浄槽2内に供給される。洗浄槽2の下方には凹状の底板10が設けてあり、洗浄槽2外に漏れて底板10に溜まった水を水検知手段11により検知できるようにしたものである。
特開平4−15028号公報
しかしながら、上記従来の構成では、漏れた水が少量の場合は検知することが難しく、また、漏れた水が水検知手段まで到達しないと検知することができないという問題があった。また、水漏れが止まって溜まっていた水が蒸発した場合は検知することができなくなり、長期間の使用後に点検作業をおこなったときに、水が漏れた状態でないと確認することができないものである。つまり、過去に水漏れが生じていたことを知ることができず、適切な処置ができないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、点検作業時に水漏れの状況を把握できるようにして、的確に処置がおこなえるようにすることを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、洗浄槽外に漏れた水を検知する水検知手段を備え、前記水検知手段は、水との接触を不可逆的に表示するようにしたものである。
これにより、洗浄槽外に漏れた水に接触した部分を不可逆的に表示するので、水漏れが止まった場合でも表示がなくなることがなく、点検作業時に水漏れがなくても過去に水漏れが生じていたことを知ることができ、的確に処置することができる。
本発明の食器洗い機は、点検作業時に水漏れがなくても、過去に生じた水漏れを知ることができ、的確に処置することができる。
第1の発明は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽を内蔵した本体と、前記本体の底部に設けた水受部と、前記洗浄槽へ給水する給水路と、前記洗浄槽から排水する排水路と、前記洗浄槽に対する給排水を制御する制御手段と、前記洗浄槽外に漏れた水を検知する水検知手段とを備え、前記水検知手段は、水との接触を不可逆的に表示するようにしたことにより、洗浄槽外に水が漏れたことを検知すると不可逆的に表示するので、水漏れが止まった場合でも表示がなくなることがなく、点検作業時に水漏れがなくても、過去に水漏れが生じていたことを知ることができ、的確に処置することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の水検知手段は、水と反応して変色するようにしたことにより、水漏れで一度変色すると、その状態が維持されるので表示がなくなることがなく、過去に水漏れが生じたことを容易に知ることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の水検知手段は、水受部の水を検知するようにしたことにより、洗浄槽外に漏れた水が集まる水受部で検知することができ、水漏れを効率よく検知することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つ発明の水検知手段は、給水路または排水路から漏れた水を検知するようにしたことにより、洗浄槽とこの洗浄槽に接続された配管との水漏れ個所の判別が容易にでき、点検時の処置を迅速にすることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つ発明の水検知手段は、本体外に取り出し可能に設けたことにより、水漏れの判別が容易にできるとともに、点検後は新しいものと交換することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機の断面図、図2は同食器洗い機の要部断面図である。図1に示す設置状態は、上面にカウンタートップ21を設けたキッチンキャビネットにビルトインした例を示すものである。食器洗い機の本体22は、前方を開口して箱状体に形成し、この本体22内に、上方を開口した洗浄槽23をスライドレール(図示せず)により本体22の前方開口部から前後方向に出入自在に収容し、本体22から引出し可能に構成している。
食器等の被洗浄物Aを収容する洗浄槽23は、樹脂成形によって形成しており、前面にドアパネル24を取り付けている。洗浄槽23の底部にヒータ25を配設し、貯水部26に貯めた洗浄水を加熱する。27は貯水部26の洗浄水を加圧する洗浄ポンプで、この洗浄ポンプ27で加圧された洗浄水は、洗浄ノズル28から洗浄槽23内に噴射される。洗浄ノズル28の上方には被洗浄物Aを収容する食器かご29を着脱可能に配置している。
洗浄槽23の上方を開口した開口部30は、上下動自在な蓋体31で開閉され、閉塞時は下降位置にあってパッキン32により水密にシールされる。洗浄槽23が本体22から引出されるときは、蓋体31が本体22内で上昇位置へ移動する。洗浄槽23の後面には、洗浄槽23内に洗浄水を供給する給水路33と、洗浄槽23から洗浄水を排水する排水路34が設けてあり、洗浄ポンプ27の正逆回転動作で洗浄水の噴射と排水が切り替えられる。
本体22の底部には水受部35が設けてあり、洗浄槽23への給水または洗浄槽23からの排水が洗浄槽23外へ漏出した水が集められる。洗浄槽23外に漏れた水は、水受部35に設けた水検知手段36で検知する。
水検知手段36は、紙または布等の吸水性のよい薄いシート状に形成され、水受部35の広い範囲に置かれ、水と反応して不可逆的に変色する化学物質を有している。水受部35に流れてきた水、または滴下した水に接触すると濡れた部分が変色し、戻ることなく水の検知を不可逆的に表示する。化学物質は、水と反応することによって水分子配置状態が変化し、この変化にともなって色調が変化するコバルト等の遷移金属、または、無水硫酸
銅等を主剤として含む物質が用いられる。
水検知手段36は、洗浄槽23から漏れた蒸気と接触した場合でも変色する。これにより、シール部を構成するパッキン32の劣化を検知することができる。水検知手段36は、本体22外に取り出し可能に設けてあり、点検時に機外に取り出して水漏れによる変色の有無を容易に確認することができ、水漏れがあった場合は、点検後に新しいものと交換することでその後の水漏れを確実に検知することができる。
制御手段37は、洗浄槽23に対する給排水、洗浄ポンプ27、ヒータ25等を制御し、洗い、すすぎ、乾燥の各工程を逐次制御する。
以上のように構成した食器洗い機について、次に、その動作、作用を説明する。まず、洗浄する食器をセットして動作を開始すると、制御手段37が給水弁38を開き、給水路33を通して洗浄槽23内に水または湯が供給される。洗浄槽23内に供給された洗浄水は水位検知手段39によって所定の水位を検知し、給水動作が停止する。
洗浄ポンプ27により貯水部26の洗浄水を加圧し、ヒータ25で所定の温度に加熱された洗浄水は、洗浄ノズル28から洗浄槽23内に噴射され、食器の汚れを洗う洗い工程が実行される。所定時間の洗浄動作の後、汚れた洗浄水は、排水路34から機外へと排出される。
続いて、すすぎ工程がおこなわれ、複数回のすすぎ水の給水と排水動作をおこない、すすぎ工程の最後に洗浄水を加熱してすすぐ、加熱すすぎ工程をおこなう。これにより、被洗浄物Aが加熱され、その後の乾燥工程で食器の乾燥を効率よくおこなうことができる。
洗い工程および加熱すすぎ工程では、洗浄水が加熱されるので洗浄槽23内に蒸気が充満する。洗浄槽23は洗浄ノズル28から噴射される洗浄水や、洗浄槽23内に充満する蒸気が洗浄槽23から漏れないように、上部の開口部30を蓋体31で開閉する際に水密構造となるようにパッキン32等でシールされている。長期間の使用でパッキン32の劣化が進行すると洗浄水や蒸気がシール部分から漏れる可能性がある。
また、洗浄槽23への給水経路および排水経路においても、同様に部材の劣化が進行すると給水路33や排水路34およびその接続部等から水漏れが生じる可能性がある。このような各所から万一洗浄槽23の外に漏れた水は、洗浄槽23の下方の広い範囲に設けられた水受部35に集められ、水検知手段36で検知する。
水検知手段36は、水受部35に流れてきた水、或いは、滴下した水に接触すると濡れた部分が変色し、一度変色すると元の色に戻ることなく水の検知を不可逆的に表示する。したがって、水漏れが発生し、その後水漏れが止まって水検知手段36を濡らした水が乾燥しても、変色は戻ることなく水漏れが発生した状態が確認でき、点検時に水漏れがなくても過去の水漏れの有無に応じて的確に処置がおこなえる。
水検知手段36による水漏れの表示は、水に濡れた部分が変色するように表示するほか、水検知手段36が濡れると、変色して「水漏れ」の文字が表示されるようにしてもよい。また、水検知手段36は、所定の場所に保持されるようにすることが好ましい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における食器洗い機の縦断面図である。本実施の形態の特徴は、水検知手段36によって給水路33または排水路34から漏れた水を検知するようにしたものである。他の構成については、実施の形態1と同様であり、同一の構成要素
については同一の符号を付して、その詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なるところは、水検知手段36a、36bを給水路33または排水路34またはその両方に設けたところであり、漏れた水が水受部35へ到達する前に、水漏れが発生した場所、またはその近くで水漏れを検知することができる。したがって、洗浄槽23に接続された配管の水漏れ個所の判別が容易にでき、点検時の処置を迅速にすることができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、点検作業時に水漏れがなくても、過去に生じた水漏れを知ることができ、的確に処置することができるので、食器洗い機等の水使用機器として有用である。
本発明の実施の形態1の食器洗い機の要部断面図 同食器洗い機の要部断面図 本発明の実施の形態2の食器洗い機の要部断面図 従来の食器洗い機の要部断面図
符号の説明
22 本体
23 洗浄槽
33 給水路
34 排水路
35 水受部
36 水検知手段
37 制御手段

Claims (5)

  1. 食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽を内蔵した本体と、前記本体の底部に設けた水受部と、前記洗浄槽へ給水する給水路と、前記洗浄槽から排水する排水路と、前記洗浄槽に対する給排水を制御する制御手段と、前記洗浄槽外に漏れた水を検知する水検知手段とを備え、前記水検知手段は、水との接触を不可逆的に表示するようにした食器洗い機。
  2. 水検知手段は、水と反応して変色するようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 水検知手段は、水受部の水を検知するようにした請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 水検知手段は、給水路または排水路から漏れた水を検知するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 水検知手段は、本体外に取り出し可能に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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