JP2001321594A - 洗濯機及び洗濯機の排水ホース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯機の水漏れを報知する。 【解決手段】給水手段から排水手段にいたる流路の外側
の一部または全部に、吸水により変色する変色部材を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機及び洗濯機
の排水ホースに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の「水漏れ」報知手段は、特開平７
−２９４３６７号公報に記載されているように、水を吸
収することで導電性が変化する水吸収性コーティング材
を塗布し、水漏れ発生時に水吸収性コーティング材の導
電性の変化を検出することで水漏れを検知する技術が記
載されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、「水
漏れ」を検知しようとする個所の近傍に電極を設け、電
極間に水吸収性コーティング材を塗布する方法であった
ため、検知しようとする個所が多数の場合、大変な作業
とコストが掛かるという欠点があった。

【０００４】また、給水ホースまたは排水ホース等のよ
うに、本体と離れた位置に有るもの更に、使用者が分離
して使用するものの検知は、実現が困難であった。

【０００５】また、本体の外観部分は美観を保つため、
電極を設けることは困難であった。

【０００６】本発明の目的は、使い勝手の良い洗濯機及
び洗濯機の排水ホースを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、給水手段から
排水手段にいたる流路の外側の一部または全部に、吸水
により変色する変色部材を設けたことを特徴とする。

【０００８】他の解決手段については以下で説明する。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図によ
り説明する。図１，図２および図３において、１は外
枠、２は外枠１の上面を覆うトップカバー、３は外枠の
下部に設けられたべースで、内部は上部四隅にコーナー
プレート４を有し洗濯兼脱水槽５（以下洗濯槽と略称す
る）を吊り棒６により支持している。７は棒振ばねで、
吊り棒６に取り付けられて、脱水時に洗濯槽５の振動を
吸収するように形成されている。

【００１０】８は洗濯槽５と外槽９との間に洗濯物が落
下するのを防止する槽カバーで、外槽９の上部に設けら
れている。

【００１１】１０は洗濯槽５の壁面に穿設された脱水孔
である。

【００１２】１１はバランスリングで、脱水運転時洗濯
槽５の回転を円滑に行うために、洗濯槽５の上部に設け
られている。

【００１３】１２は攪拌翼で、洗濯槽５の底部に設置さ
れている。

【００１４】１３は洗濯槽５の一部に水路を構成するた
めに設けられた、水循環用カバーで、攪拌翼１２が回転
すると矢印のように水が押し上げられ、通路に設けた糸
くずフィルター１４に糸くずが捕捉される。

【００１５】１５はモータで、モータ１５の動力をモー
タプーリ１６，ベルト１７，従動プーリ１８，クラッチ
１９，減速部２０を介して、洗濯，すすぎ時には攪拌翼
１２を、また脱水時には洗濯槽５と攪拌翼１２とを共に
駆動する。

【００１６】７７はモータ１５の軸に取り付けられた、
冷却ファンである。

【００１７】２１は電源スイッチで、押下げることによ
り洗濯機本体の動作を入力する操作パネル２２を待機状
態にする。

【００１８】操作パネル２２を「洗濯」動作指示する
と、図５の給水栓２３の蛇口２４および給水ユニット２
５，給水ホース２６，給水ホース２６と給水弁２７を接
続する給水ナット２８を経由して、洗濯槽５に水道水を
供給する。

【００１９】２９は外槽９の底部に設けられた排水口
で、コントローラ３０からの指令で排水モータ３１を駆
動し、排水バルブユニット３２内の排水電磁弁（図示せ
ず）を開き排水ホース３３に排水するように構成してい
る。

【００２０】３４は排水バルブユニットが故障し給水が
連続した時、溢れた水を排水ホース先端３６から家庭用
排水管に流すためのオーバーフローホースで、外槽９の
外部で接続され、他端は排水バルブユニット３２と接続
されている。

【００２１】３５は排水バルブユニット３２の一部で、
排水口２９の底部に接続されいてる排水バルブホースで
ある。

【００２２】３７はトップカバー２に設けられた、蓋で
軸Ａ３８，軸Ｂ３９を支点として、開閉および折り曲げ
可能に構成されている。

【００２３】４０は外枠１を支承する脚部である。

【００２４】本発明の「水漏れ」報知方法について説明
する。

【００２５】図５において、給水栓２３は蛇口２４の先
端を給水ユニット２５の継手Ａ４１の円周方向に設けら
れた４本のねじ４２により、パッキン４３に圧接して固
定されている。継手４４はパッキン４３に圧接するよう
に、継手４１にねじ部４５によりねじ締め固定されてい
る。

【００２６】継手４６は、ばね４７により、継手Ｄ４８
の外周部をスライド可能に、構成され爪部４９が継手４
４のつば部５０に引っ掛けて固定されている。

【００２７】給水ホース２６は加締金具５１により継手
４８と加締めにより結合されている。この状態におい
て、通常は各接続部の水密性が維持されているため、
「水漏れ」の要素はない。

【００２８】しかし、給水栓２３と給水ユニット２５の
取付け時に互いに斜めに取付けたり両者の圧接不足によ
り蛇口２４の先端とパッキン４３の間に隙間が生じた場
合や、継手４１に設けられた４本のねじ４２のねじ締め
不均一であったり、締付け不足や締め付け忘れの場合
や、継手４６の爪部４９が継手４４のつば部５０に引っ
掛かっていない等の場合は、徐々に「水漏れ」すること
が考えられる。このような場合、時間を掛けて「水漏
れ」するため使用者はなかなか気付き難い。

【００２９】そこで、「水漏れ」が想定される水の経路
の一部又は全部に、吸水により変色する水溶性ポリマー
層を設け、万一「水漏れ」が発生した時、水溶性ポリマ
ー層が吸水し変色することにより、使用者あるいはサー
ビスマンが容易に「水漏れ」の個所・原因を知ることが
できるようにする。

【００３０】水溶性ポリマーとしては、ポリエチレング
リコール・ポリプロピレングリコール等を使用する。

【００３１】図６，図７，図８において、５２は水溶性
ポリマー層で構成の形態は、図８のように「水漏れ」を
報知したい部位あるいは部品の成形基材５３表面に、成
形（成形材料に混在させる。またはダブルインジェクシ
ョン等）により水溶性ポリマー層５２を構成させたり、
「水漏れ」を報知したい部位あるいは部品の表面に、水
溶性ポリマー層５２を熱溶着させたり、「水漏れ」を報
知したい部位あるいは部品の表面に、水溶性ポリマー層
５２を接着層５４により接着させたりする。

【００３２】図６，図７において、水溶性ポリマー層５
２の外側にラミネート層５５を設け、外部の水と遮断す
ると共にラミネート層５５の一部に穴５６あるいは溝状
の切欠部５７を設け、水溶性ポリマー層５２が露出する
部分を構成する。

【００３３】この場合、成形時においてシートインモー
ルドにより対象の部位に成形することができる。

【００３４】穴５６や切欠部５７は意味ありパターン模
様や警告表示又は文字パターン５８を構成する。

【００３５】「水漏れ」が発生した時、露出した水溶性
ポリマー層のみが吸水し変色する。この時、文字あるい
は警告表示又はパターン模様５９に変色するため、色で
「水漏れ」の個所あるいは広がり範囲を表現できるた
め、効果的な報知方法となる。また、「水漏れ」の原因
を解消し水溶性ポリマー層５２が乾燥すると、元の色の
状態に復帰するため、継続して使用できる。

【００３６】次に全自動洗濯機において、水道蛇口から
全自動洗濯機の排水ホースの出口までの、水の経路の一
部に水溶性ポリマー層５２を設けた具体的な使用例を説
明する。

【００３７】図５において、継手４４の外表面および継
手４６の外表面に図７のようにパターン模様５９および
図６のパターン模様５８を構成することにより、蛇口２
４と継手４４および継手４６間の「水漏れ」を報知でき
る。

【００３８】給水ホース２６の表面にパターン模様５９
を構成することにより、継手４８と給水ホース２６間の
「水漏れ」を報知できる。

【００３９】図１および図９〜図１２において、給水弁
２７は後蓋６３の穴６４に突出したねじ部６５にパッキ
ン６６を圧接して継手６７を介して、給水ナット２８で
ねじ締め固定されている。

【００４０】給水ホース２６は加締金具６８により継手
６７と加締めにより結合されている。給水ホース２６の
外表面にパターン模様７６を構成することにより、継手
６７と給水ホース２６間の「水漏れ」を報知できる。

【００４１】継手６７の外表面およびトップカバー２に
着脱自在のバックパネルである後蓋６３の表面で給水継
手６７の接続部付近にパターン模様６９、パターン模様
７０を構成することにより、継手６７と給水弁２７間の
「水漏れ」を報知できる。図１０のようにバックパネル
の表面で給水継手６７の接続部付近に水溶性ポリマー層
５２の変色により「水漏れ」等の文字を浮かび上がらせ
る文字パターン５８で継手６７と給水弁２７間の「水漏
れ」を報知できる。

【００４２】図１２は給水ホース２６の一部又は全長の
外周に水溶性ポリマー層５２を構成した例を示し、給水
ホース２６のどの個所で「水漏れ」したかを報知でき
る。

【００４３】図２〜図４において、排水バルブユニット
３２と接続され、排水バルブユニット３２よりも上方に
ある排水バルブホース３５，オーバーフローホース３４
と排水ホース３３にパターン模様７１，パターン模様７
２およびパターン模様７３を構成することにより、外槽
９，排水バルブユニット３２，オーバーフローホース３
４，排水ホース３３それぞれの間の「水漏れ」を報知で
きる。

【００４４】尚、排水ホース３３の全長の外周にパター
ン模様７３を構成することにより、排水ホース３３のど
の個所で「水漏れ」したかを報知できる。

【００４５】図１において、外槽９とオーバーフローホ
ース３４の接続部にパターン模様７４を構成することに
より、外槽９とオーバーフローホース３４間の「水漏
れ」を報知できる。

【００４６】更に、図２において外槽９の上部にリング
状にパターン模様７５を構成することにより、衣類の入
れすぎ等によるり外槽９から飛散した水の状態を報知で
きる。

【００４７】以上のように吸水により変色する水溶性ポ
リマー層を例により説明したが、水性ポリマーに限定す
ることなく、水を供給することにより化学反応により同
様の変色による報知が可能な材料を使用しても良い。

【００４８】吸水により変色する「染料」「顔料」を塗
布あるいは印刷により、構成しても良い。

【００４９】このようにすることで、水の経路において
作業性が良く、且つ安価に更に外観を損なうことなく、
本体と分離して使用する部品についても、万一「水漏
れ」が発生した場合、使用者あるいはサービスマンが視
覚的に容易に「水漏れ」個所・原因が分かり、大事に至
る前に復帰あるいは修理が可能となる全自動洗濯機を提
供することができる。

【００５０】又、自動洗濯機において、水道蛇口から全
自動洗濯機の排水ホースの出口まで、更に異常時「水漏
れ」が想定される水の経路の一部に、吸水により変色す
る層（水溶性ポリマー層・染料層あるいは顔料層等）を
設け、万一「水漏れ」が発生した時、本発明の層が吸水
し変色することにより、使用者あるいはサービスマンが
容易に「水漏れ」の個所・原因を知ることができる。ま
た吸水し変色する層を視認できる外観あるいは内部に設
け、吸水した場合「文字あるいは警告表示・意味ありパ
ターン模様」が変色により色で現れるように構成し、
「水漏れ」の個所あるいは広がり範囲等を容易に視覚的
に報知できる。

【００５１】本発明の一実施例によれば、安価に且つ作
業性が良く、複数の個所に広範囲に設置できる。

【００５２】また、従来の電極方式では外観部の「水漏
れ」報知は外観を損なうため実施できなかったが、実施
例によれば外観を損なうことなく、「水漏れ」報知の目
的を果たすことができる。

【００５３】さらに水溶性ポリマーは乾燥すると元の状
態に戻るため、色が元の状態に戻り、「水漏れ」検知の
信頼性は継続できる。

【００５４】他の第１実施例は、外枠と、前記外枠内に
吊下支持される外槽と、前記外槽内に回転自在に設置さ
れる洗濯槽と、前記洗濯槽内に回転自在に設置される攪
拌翼と、前記洗濯槽及び前記攪拌翼を回転駆動するモー
タと、前記洗濯槽へ給水する給水手段と、前記洗濯槽か
ら水を排出する排水手段を有する洗濯機であって、前記
給水手段から前記排水手段にいたる流路の外側の一部ま
たは全部に、吸水により変色する変色部材を設けたこと
を特徴とする洗濯機。

【００５５】又、第２実施例は、外枠と、前記外枠内に
吊下支持される外槽と、前記外槽内に回転自在に設置さ
れる洗濯槽と、前記洗濯槽内に回転自在に設置される攪
拌翼と、前記洗濯槽及び前記攪拌翼を回転駆動するモー
タと、前記洗濯槽へ給水する給水手段と、前記洗濯槽か
ら水を排出する排水手段を有する洗濯機であって、前記
給水手段は水道水を供給する給水ホースユニットと風呂
水を供給する風呂水供給ホースを有し、前記給水ホース
ユニットと前記風呂水供給ホースの外周付近に吸水によ
り変色する変色層を設けたことを特徴とする洗濯機であ
る。

【００５６】又、第３実施例は、第１実施例又は第２実
施例において、前記吸水により変色する変色部材又は変
色層は、水溶性ポリマー又は染料又は顔料であることを
特徴とする洗濯機である。

【００５７】又、第４実施例は、第１実施例又は第２実
施例において、前記吸水により変色する変色部材又は変
色層の外側にラミネート層を設け、前記ラミネート層に
孔又は切欠きを行うことで前記変色部材又は変色層へ水
が吸水した際に警告を表す模様や文字が現れるようにし
たことを特徴とする洗濯機である。

【００５８】又、第５実施例は、外枠と、前記外枠内に
吊下支持される外槽と、前記外槽内に回転自在に設置さ
れる洗濯槽と、前記洗濯槽内に回転自在に設置される攪
拌翼と、前記洗濯槽及び前記攪拌翼を回転駆動するモー
タと、前記洗濯槽へ給水する給水手段と、前記洗濯槽か
ら水を排出する排水手段を有する洗濯機であって、前記
給水手段は水道水を供給する給水ホースユニットと風呂
水を供給する風呂水供給ホースを有し、前記給水ホース
ユニットと前記風呂水供給ホースの外周付近に吸水によ
り変色する変色層を射出成形で形成又は接着剤を塗布し
たテープで接着又は前記給水ホースユニットと前記風呂
水供給ホースの中に混在するようにしたことを特徴とす
る洗濯機である。

【００５９】又、第６実施例は、ホースの外側の一部ま
たは全部に、吸水により変色する変色部材又は変色層を
設けたことを特徴とする洗濯機の排水ホースである。

【００６０】又、第７実施例は、第６実施例において、
前記吸水により変色する変色部材又は変色層は、水溶性
ポリマー又は染料又は顔料であることを特徴とする洗濯
機の排水ホースである。

【００６１】

【発明の効果】本発明によれば、使い勝手の良い洗濯機
及び洗濯機の排水ホースを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例である洗濯機の背面断面図で
ある。

【図２】本発明の一実施例である洗濯機の側面断面図で
ある。

【図３】本発明の一実施例である洗濯機の正面部分断面
図である。

【図４】本発明の一実施例である図３の部分断面図の拡
大図である。

【図５】本発明の一実施例である給水栓と給水ユニット
接続状態説明図である。

【図６】本発明の一実施例であるラミネート層に設けた
意味ありパターン，文字パターン説明図である。

【図７】本発明の一実施例であるラミネート層に設けた
パターン説明図である。

【図８】本発明の一実施例である成形基材の表面に水溶
性ポリマー層を設けた状態説明図である。

【図９】本発明の一実施例である後蓋部平面図で、給水
ホースと給水ナット取付け状態説明図である。

【図１０】本発明の一実施例である後蓋部平面図で、給
水ホースと給水ナット取付け状態説明図である。

【図１１】本発明の一実施例である給水弁と給水ホース
・給水ナット取付け状態説明側面図である。

【図１２】本発明の一実施例である給水弁と給水ホース
・給水ナット取付け状態説明側面図である。

【符号の説明】

１…外枠、２…トップカバー、５…洗濯槽、９…外槽、
２６…給水ホース、２７…給水弁、３３…排水ホース、
３４…オーバーフローホース、７４…意味ありパターン
Ｊ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3B155 AA17 AA18 BA26 CA06 CB06 CB42 FA26 JB06 KB15 MA01 MA02

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】外枠と、前記外枠内に吊下支持される外槽
   と、前記外槽内に回転自在に設置される洗濯槽と、前記
   洗濯槽内に回転自在に設置される攪拌翼と、前記洗濯槽
   及び前記攪拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯槽へ
   給水する給水手段と、前記洗濯槽から水を排出する排水
   手段を有する洗濯機であって、前記給水手段から前記排
   水手段にいたる流路の外側の一部または全部に、吸水に
   より変色する変色部材を設けたことを特徴とする洗濯
   機。
2. 【請求項２】外枠と、前記外枠内に吊下支持される外槽
   と、前記外槽内に回転自在に設置される洗濯槽と、前記
   洗濯槽内に回転自在に設置される攪拌翼と、前記洗濯槽
   及び前記攪拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯槽へ
   給水する給水手段と、前記洗濯槽から水を排出する排水
   手段を有する洗濯機であって、前記給水手段は水道水を
   供給する給水ホースユニットと風呂水を供給する風呂水
   供給ホースを有し、前記給水ホースユニットと前記風呂
   水供給ホースの外周付近に吸水により変色する変色層を
   設けたことを特徴とする洗濯機。
3. 【請求項３】請求項１又は２において、前記吸水により
   変色する変色部材又は変色層は、水溶性ポリマー又は染
   料又は顔料であることを特徴とする洗濯機。
4. 【請求項４】請求項１又は２において、前記吸水により
   変色する変色部材又は変色層の外側にラミネート層を設
   け、前記ラミネート層に孔又は切欠きを行うことで前記
   変色部材又は変色層へ水が吸水した際に警告を表す模様
   や文字が現れるようにしたことを特徴とする洗濯機。
5. 【請求項５】外枠と、前記外枠内に吊下支持される外槽
   と、前記外槽内に回転自在に設置される洗濯槽と、前記
   洗濯槽内に回転自在に設置される攪拌翼と、前記洗濯槽
   及び前記攪拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯槽へ
   給水する給水手段と、前記洗濯槽から水を排出する排水
   手段を有する洗濯機であって、前記給水手段は水道水を
   供給する給水ホースユニットと風呂水を供給する風呂水
   供給ホースを有し、前記給水ホースユニットと前記風呂
   水供給ホースの外周付近に吸水により変色する変色層を
   射出成形で形成又は接着剤を塗布したテープで接着又は
   前記給水ホースユニットと前記風呂水供給ホースの中に
   混在するようにしたことを特徴とする洗濯機。
6. 【請求項６】ホースの外側の一部または全部に、吸水に
   より変色する変色部材又は変色層を設けたことを特徴と
   する洗濯機の排水ホース。
7. 【請求項７】請求項６において、前記吸水により変色す
   る変色部材又は変色層は、水溶性ポリマー又は染料又は
   顔料であることを特徴とする洗濯機の排水ホース。