JP4929943B2 - 配電盤用の器具取付部材 - Google Patents

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Description

本発明は、配電盤内に電気部品を取り付ける器具取付部材に関する。
一般に配電盤内に取り付けられた電気部品は、力を伝達する必要のある機械部品を取り付けるのとは異なり、それ程大きな外力が掛かるものではなく、また、配線の必要性からスペースを有効利用すべく、長い取付足を利用するなどして立体的に積み重ねられことが多い。
これを図4及び図5に基づいて具体的に説明すれば、配電盤1内の取付板2には、レール3がビスやリベットなどを用いて固定され、このレール3に取付足4を介して電気部品5が取り付けられている。
このレール3は、図4に示すように、横断面U字状に形成され、前記取付板2の長手方向に沿って固定されているとともに、図5に示すように、底板6と、この底板6の両側縁に立設された側板7とを備えている。この両側板7の先端部は、内側に向かって折曲されているため、両側壁の内面にU字溝8が形成されている。
また、前記取付足4は、図5に示すように、電気機器5に取り付けられた台板9と、この台板9を支える柱(足)10と、この柱10に固定されたフランジ板11とを有している。
このフランジ板11は、図5に示すように、U字溝8にスライド自在に挿入されているため、その位置を自在に変更することができる。したがって、レール3に取り付けられた電気機器5は、配電盤1内を左右方向に沿って位置を調整可能である。
特開平10−75508 特公昭54−12970
しかしながら、従来は、レール3の補強に取付板2を用いているものの、両者2.3が別体であるため、取付作業の作業性に問題が生じていた。
すなわち、電気機器5を配電盤1に取り付けるときには、事前に取付板2を配電盤1の内面13に取付け、さらにレール3を取付板2上に固定しなければならないため、取付工数が増加し、作業効率が悪化するおそれがある。また、レール3と取付板2とが別体であるため、部品点数が多く、この点でコスト面にも支障を生じるおそれがある。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、発明されたもので、請求項1記載の発明は、配電盤内に固定された取付板と、この取付板に電気部品をスライド自在に取り付けるレールとを備えた配電盤用の器具取付部材において、前記取付板の長手方向沿って立設された一対の脚部と該脚部上端の係止片とを、引抜成形により前記取付板と一体に形成して前記レールを構成し、電気部品のレール受を前記係止片に係止させて、該電気部品を前記脚部にスライド自在に取り付けることを特徴としている。
この発明によれば、取付板に両脚部が一体に立設されているため、取付板がレールの底板を兼ねることになる。ここでは脚部と係止片とは引抜成形により取付板に一体形成されている。したがって、配電盤の内面に取付板を固定すると同時にレールが取り付けられ、従来のように、取付板を配電盤に固定した後に、レールを取付板に取り付ける必要がない。
請求項2記載の発明は、前記両脚部は、前記取付板の上部に立設されている一方、前記取付板の下端縁を長手方向に沿って断面L字状に折曲形成したことを特徴としている。
この発明によれば、取付板は、下端縁がL字状に折曲形成されているため、幅方向の強度が補強されるとともに、この下端縁がデバイスシールなどを貼付するときに位置決めのガイドの役割も果している。
本発明によれば、配電盤の内面に取付板を固定すると同時に、レールが取り付けられるため、従来のように、取付板を配電盤に固定した後でレールを取付板に取り付ける必要がない。
したがって、レールの取付工程が省略され、これにより作業効率が向上し、この点で電気部品を容易に配電盤に取り付けることができる。また、取付板とレールとが一体形成されているため、従来よりも部品点数が減少し、この点でコストが抑制され、かつ保存運搬性も向上する。
また、取付板がレールの底板を兼ねるため、リードタイムが短縮され、配電盤内のスペースが有効利用されるとともに、全体重量も軽減され、この点でも取付作業が容易となる。
特に、請求項2記載の発明によれば、取付板の下端縁が、幅方向の強度を補強しているため、全体強度が向上し、耐荷重性が良好となる。これと同時に取付板の下端縁は、位置決めのガイドとなるため、デバイスシールなどのはみ出しなどが防止される。
図1〜図2は、本発明の最良の実施形態に係る配電盤用の器具取付部材12を示している。この器具取付部材12は、従来例と同様に、配電盤1の内面13に固定されているとともに、ブラケット14を介して電気部品5が取り付けられている。
このブラケット14は、図1の破線に示すように、横断面コ字状に形成され、四角形状の基台15と、この基台15の両側縁に沿って立設されたレール受け16と、この両レール受け16の対向面に長手方向に沿って形成された溝部17とを有し、前記電気部品5が、ねじ止め・ビス止め・接着などの固定手段を用いて、前記基台15に固定されている。
一方、前記器具取付部材12は、アルミニュウム製のものであって、図1に示すように、配電盤1の内面13に固定される取付板18と、この取付板18に一体形成されて前記レール受け16がスライド自在に取り付けられるレール19とを主体に構成されている。
前記取付板18は、図1に示すように、薄肉の長方形状に形成されているとともに、下端縁20が長手方向に沿って横断面L字状に折曲形成されている。この下端縁20の折曲部21の上側には、製品番号などを記載したデバイスシール22が貼付されている。また、前記取付板18の両端部に形成された固定穴23には、ビスやリベットなどが挿通固定され、これにより前記配電盤1の内面13に前記取付板18が固定される。
前記レール19は、前記取付板18の長手方向に沿って垂直に立設された上下一対の脚部24と、この各脚部24の上端部に長手方向に沿って外側に折曲形成された係止片25とを備え、一方の脚部24が前記取付板18の上端縁に形成されているとともに、一方の脚部24と所定間隔をおいて他方の脚部24が形成されている。この両脚部24は、前記取付板18上に一体形成されているため、前記取付板18の上部が、レール19の底板(従来のレール3の底板6に相当する。)を兼ねている。
また、前記両係止片25は、前記両溝部17内に挿入されているとともに、前記レール受け16の先端部26に係止されている。したがって、前記ブラケット14が、前記両脚部26にスライド自在に取り付けられ、これにより電気部品5の取付位置を自在に調整可能である。
そして、前記取付板18と前記レール19とは、図2に示すダイス27を用いて引抜成形により一体形成されている。このダイス27は、器具取付部材12の横断面と同一形状のダイス孔28が形成されているため、引抜成形時に前記ダイス孔28を通過するアルミ素材は、前記取付板18と前記レール19とが一体的に成形される。
すなわち、前記ダイス孔28を通過するアルミ素材を順次引き抜くとともに、このアルミ素材の長手方向の長さを適宜に裁断し、これにより前記取付板18と前記レール19とが一体成形された器具取付部材12が完成する。この器具取付部材12は、アルミニュウム製なので、交換後のリサイクルが可能である。
この器具取付部材12を用いて配電盤1内に電気部品5を取り付ける際には、まず、固定穴23にビスやリベットなどを挿通して、取付板18を配電盤1の内面13に固定する。この取付板18にはレール19が一体形成されているため、取付板18を配電盤1の内面11に固定すれば、同時にレール19が取り付けられる。
したがって、従来のように、取付板2を配電盤1に取付けた後に、レール3を取付板2に固定する必要がなく、これによりレール3の取付工程が省略され、この結果、電気部品5を簡易に配電盤1に取り付けられ、取付作業の作業効率が向上する。また、取付板18とレール19とが一体形成されているため、従来よりも部品点数が減少し、この点でコストが抑制され、かつ保存運搬性も向上する。
さらに、取付板18がレール19の底板を兼ねていることから、リードタイムが短縮され、配電盤1内のスペースが有効利用できるとともに、全体重量が従来のレール3および取付板2の合計重量に比べて、軽く(約30パーセントの重量が軽減されている。)、この点でも取付作業が容易になる。
この取付板18の配電盤1への取付後に、ブラケット14の基台15に固定された電気部品5が、レール19にスライド自在に取り付けられる。具体的には、電気部品5は、図1の破線に示すように、ブラケット14の両溝部17内にレール19の両係止片25を、レール19の左右端部方向(図1中のQ方向)からスライド挿入しつつ、両係止片25をレール受け16の先端部26に係止させ、これによりレール19の両脚部23に、ブラケット14を介して、電気部品5がスライド自在に取り付けられる。
このとき取付板18の下端縁20が、長手方向に沿ってL字状に折曲形成されているため、取付板18の幅方向(図1中の上下方向R)の強度が補強され、この点で全体強度が向上し、耐荷重性が良好になる。
これと同時にデバイスシール22を貼付するときには、取付板18の下端縁20に沿って貼付すればよく、これにより取付板18の下端縁20は、デバイスシール22貼付のガイドの役割を果たし、はみ出しなどが防止される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えばレール19を取付板18の幅方向Rに沿って形成することもでき、また、取付板18の下端縁20を引抜成形後にベンダー装置などを用いて横断面L字状に折曲形成することもでき、取付板18と前記レール19とを押出成形などにより一体成形することもできる。
さらに、ブラケット14を電気部品5に一体形成してもよく、また、従来例の取付足4を用いて電気部品5を取り付けることもできる。この場合は、図3に示すように、両係止片25を内側に折曲形成してU字溝29を形成する。このU字溝29に取付足4のフランジ板11が挿入されるとともに、台板9に電気部品5が取り付けられる。
本発明の実施形態に係る器具取付部材の斜視図 同 引抜成形用ダイスの横断面図。 同 他例を示す斜視図。 従来例の配電盤内での使用状態図。 同 取付状態を示す斜視図。
符号の説明
1…配電盤
5…電気部品
12…器具取付部材
13…配電盤の内面
18…取付板
19…レール
20…取付板の下端縁
24…脚部

Claims (2)

  1. 配電盤内に固定された取付板と、この取付板に電気部品をスライド自在に取り付けるレールとを備えた配電盤用の器具取付部材において、
    前記取付板の長手方向沿って立設された一対の脚部と該脚部上端の係止片とを、引抜成形により前記取付板と一体に形成して前記レールを構成し、
    電気部品のレール受を前記係止片に係止させて、該電気部品を前記脚部にスライド自在に取り付ける
    ことを特徴とする配電盤用の器具取り付け部材。
  2. 前記両脚部は、前記取付板の上部に沿って立設されている一方、
    前記取付板の下端縁を長手方向に沿って断面L字状に折曲形成したことを特徴とする請求項1に記載された配電盤用の器具取付部材。
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