JP4928943B2 - 家庭用衛生薄葉紙 - Google Patents

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Description

本発明は、ドライタイプのティシュペーパーなどの家庭用衛生薄葉紙、及び家庭用衛生薄葉紙の製造方法に関する。
近時、いわゆるローション薬液を含有させることにより肌触りを柔らかくした、汎用のティシュペーパーに対し高級タイプのティシュペーパー(ウエットタイプのものに対し、ドライタイプのティシュペーパーとして呼ばれている)が市販され、繰り返し鼻をかんでも肌がヒリヒリし難い、または鼻が赤くなり難いとして人気を呼んでいる。
本出願人は、さらに改良された家庭用衛生薄葉紙についていくつかの提案をなしている(特許文献1及び特許文献2)。
たとえば、特許文献1及び2においては、柔軟剤や保湿剤を含む薬液を基剤紙に対し46mg/cm3以上含有させるようにしている。
いわゆるローション薬液の塗布に際し、スプレー塗布を採用できるが、充分なる塗布量を得がたい。しかも、可能な限り充分なる塗布量を得るためには、プライ加工後でインターフォルダにかける前に、オフラインで薬液の塗布を行う必要がある。
しかし、オフラインでの薬液の塗布方法を採ると、薬液塗布によって、インターフォルダにかける前での巻き取り段階などにおいてシートの伸びが生じるので、原紙の米坪を高める必要がある。シートの伸びは、オフラインでのロール塗布においても生じる。
原紙の米坪を高めると、パルプ使用量の増大に伴いコスト高の要因となるばかりでなく、紙のコシが大きくなり柔軟性を阻害し、しかもこれを回避するために柔軟剤などの使用量を増す必要があるなどの悪循環に陥る。
特開2001−164385号公報 特開2003−164386公報
したがって、本発明の課題は、シートの伸びを防止し、米坪を低減させ、紙のコシが小さいものとすることで、薬液塗布量を低減しながらも、目的の肌触り性(風合い)を高めたり保湿性などの特性を示す家庭用衛生薄葉紙、及びその家庭用衛生薄葉紙を得ることができる家庭用衛生薄葉紙の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は以下のとおりである。
<請求項項記載の発明>
原紙の1プライ当たりの米坪が10〜25g/m2であり、薬液のシート単位容積当たりの含有量が12〜45mg/cm3であり、製品におけるJIS P8111で規定する条件で調湿し、JIS P8127で測定した水分率が10.0〜20.0%であり、製品におけるソフトネスが0.5〜1.0gであり、製品におけるオイルKES肌触り指数が6.5以下であり、
80〜100重量%の有効成分を含むとともに、その有効成分として前記薬液を95.5〜97.0重量%、ならびに湿潤紙力剤、柔軟剤およびカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種を3.0〜4.5重量%含む液を原紙に添加させてなる、
ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙。
(作用効果)
薬液のシート単位容積当たりの含有量を12〜45mg/cm3と少ないものでありながら、原紙の米坪(1プライ当り)が10〜25g/m2と低いものであることから紙のコシ(剛性)が小さいので、柔軟性感及び風合いに優れたものとなる。そして、水分率が高いのでしっとり感を与えるものとなる。また、本発明によって、低いソフトネスのものを得ることができる。さらに、本発明によって、風合い及び肌触りに優れたものを得ることができる。
添加剤として、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種を使用するのが望ましい。この理由は、湿潤紙力剤及び柔軟剤はカチオン性であるのに対し、カルボキシメチルセルロースはアニオン性である。その結果、アニオン性であるパルプ繊維に対し、カチオン性である湿潤紙力剤及び柔軟剤が吸着する際に、アニオン性であるカルボキシメチルセルロースが吸着媒体となり、繊維に確実に吸着させ、湿潤紙力剤及び柔軟剤が元来もつ機能を発揮させることができる。しかも、カルボキシメチルセルロース自体が乾燥紙力を向上させるべく機能する。
なお、上記請求項1記載の本発明は、
インターフォルダにおいて、パルプ繊維を抄造した原紙を、所定の幅で巻き取った巻取ロールから連続シートをそれぞれ巻き戻して、これらを折り畳み積み重ねて製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造方法において、
前記原紙の抄造工程で、有効成分として湿潤紙力剤、柔軟剤およびカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種を添加する工程と、
前記インターフォルダにおける巻き戻しから折り畳み積み重ね工程の間で、前記連続シートに、有効成分としてpHが5.0〜6.0に調整された薬液をグラビアロールによるロール転写で連続的に塗布した後、プレス装置により薬液を含浸させ、薬液のシート単位容積当たりの含有量が12〜45mg/cm3となるようにする工程とを含み、
前記有効成分における、前記湿潤紙力剤、柔軟剤およびカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種の比率を3.0〜4.5重量%とし、且つ前記有効成分における前記薬液の比率を95.5〜97.0重量%とする、
ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙の製造方法により製造できる。
この本発明に係る製造方法は、インターフォルダにおいて、巻き戻しから折り畳み積み重ね工程の間で、連続シートにいわゆるローション薬液をロール転写で連続的に塗布するものである。この本発明に係る製造方法では、ロール転写により薬液を塗布するので、スプレー塗布による場合より、基材紙への薬液の塗布量を多くすることができる。また、インターフォルダにおいてオンライン塗布を行うので、紙の伸びを生じるこなく、米坪を低いものとすることができ、紙のコシが小さいあるいは風合いに優れたものとすることができ、もって、少ない薬液塗布量であっても柔軟性に富むものを得ることができる。この米坪を低く、薬液塗布量を少なくすることは経済性に優れることを意味する。
また、薬液のロール転写塗布をグラビアロールにより行うので、凹凸のないロールの場合に比較して、薬液塗布量を多くすることができる。
なお、本発明のローション薬液としては、主に、肌触り性(風合い)を高めたり、保湿性を高め、パルプ繊維の肌への刺激を和らげるあるいは潤い感を高めることを主眼とするものである。
さらに、上記本発明に係る製造方法において、原紙の抄造工程において、前記の本発明の対象薬液以外の別種の添加剤、たとえば界面活性剤からなる柔軟剤、でんぷんやデキストリンなどの湿潤紙力剤、カルボキシメチルセルロースなどの一種または二種以上を添加すると、本発明の対象薬液と相俟って風合いを改善できるすべての液をインターフォルダにおいてオンライン塗布することも想定できるが、一度に紙力低下が起きる傾向があり、実生産を行う上で断紙が多発し、これを防止するために、添加剤については先に添加するのが好ましいのである。
添加剤として、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種を使用するのが望ましい。この理由は、湿潤紙力剤及び柔軟剤はカチオン性であるのに対し、カルボキシメチルセルロースはアニオン性である。その結果、アニオン性であるパルプ繊維に対し、カチオン性である湿潤紙力剤及び柔軟剤が吸着する際に、アニオン性であるカルボキシメチルセルロースが吸着媒体となり、繊維に確実に吸着させ、湿潤紙力剤及び柔軟剤が元来もつ機能を発揮させることができる。しかも、カルボキシメチルセルロース自体が乾燥紙力を向上させるべく機能する。
本発明によれば、シートの伸びを防止し、米坪を低減させ、紙のコシが小さいものとすることで、薬液塗布量を低減しながらも、目的の肌触り性(風合い)や保湿性などの特性を示す家庭用衛生薄葉紙を得ることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を示しながら本発明をさらに詳説する。
本発明は、ドライタイプのティシュペーパーなどの家庭用衛生薄葉紙を提供するものである。したがって、水分率としては100%未満であり、通常は80%以下であり、工場出荷段階では工場内の湿度に依存するが、使用時点(取り出し段階)では大気中湿度にほぼ対応した水分率を有するものである。好ましい水分率は、通常の紙製家庭用衛生薄葉紙容器内に収納・未開封時において、10〜20%、特に10〜15%(JIS P8111で規定する条件で調湿し、JIS P8127で測定した水分率)である。
<製造形態>
まず、本発明に係る製造方法を説明する。
箱詰型ティッシュペーパーの製造にあたり、抄紙装置においてパルプ繊維(望ましくは古紙パルプを含まないバージンパルプ100%のパルプ繊維)から薄葉紙を抄造し、必要によりクレープを施し、カレンダー処理を施した上で、これを巻き取り一次原反ロール(一般にジャンボロールともいわれている)を製造し、次いで図示しないが、この一次原反ロールを公知のプライマシンにセットし、複数の一次原反ロールから繰り出した一次連続シートを重ね合わせて巻き取るとともに輪切り(幅方向に複数に分割)にし、複数枚のプライからなる二次原反ロールを製造する。
プライマシンで製造した二次原反ロールは、プライマシンから取り出されその後図1に示すインターフォルダにセットされる。インターフォルダにおいては、二次原反ロールから繰り出した二次連続シートを折り畳みながら積み重ねる。インターフォルダで製造した折り畳み積層物は、後段設備において長手方向に所定の間隔をおいて裁断され、箱詰め、包装等の処理を経て製品となる。
図1は、本発明におけるインターフォルダでの工程を示している。
すなわち、インターフォルダにおいて、パルプ繊維を抄造した原紙を、所定の幅(通常は、製品幅もしくはその複数倍の幅とされる)で巻き取った前記の二次原反ロールとしての巻取ロール1、2から連続シート10、20をそれぞれ巻き戻して、これらを折り畳み積み重ね手段50により折り畳み積み重ねるのである。
図示のインターフォルダの組は、図面を貫く方向に多数有し、最終的な折り畳み積層物は、後段設備において長手方向に製品幅と等しい間隔をおいて裁断され、箱詰め、包装等の処理を経て製品されるのである。
さて、巻取ロール1、2からそれぞれ2プライの連続シート10、20は、テンションコントローラ31、41にて張力制御がなされた後、細幅のエンボスロールを有しこれと弾性ロールとの間でシートを押圧状態でニップするプライ接合手段32、42にてプライ接合される。その後、薬液パンを有し、その薬液をグラビアロールにピックアップして、対象のシートに薬液を転写するロール転写装置33,34及び43、44により薬液をロール転写で連続的に塗布する。ここで、2プライの連続シート10及び20に対し、2つのロール転写装置33,34及びロール転写装置43,44を備えているのは、連続シート10及び20がそれぞれ2プライであり、各外面に薬液を塗布するためである。
このように薬液を塗布した後、プレス装置35、45により薬液を含浸させる工程を取り入れるのが望ましい。プレス装置35、45を使用することで、薬液の含浸を図ることができるばかりでなく、幅方向の含浸量の均一化を図ることもできる。
その後は、前述のように、連続シート10及び20は折り畳み積み重ね手段50により折り畳み積み重ねられる。
ここでプライボンディングについて説明する。この種のティッシュペーパーはエンボス加工によりプライ(薄葉紙層)相互が接合され、使用に際して離れないようになっている。このためプライマシンとインターフォルダとを個別に備えた設備では、従来においては、プライマシンにおいて一次連続シート相互を重ね合わせてから巻き取りまでの間に、エンボスロールによってエンボス接合を行っていた。プライマシンにおける処理速度はインターフォルダと比べて速いため、ここでエンボス接合加工を施すと、エンボスを均一に付与できずにプライ離れが生じ易くなったり、エンボス付与部における紙の裂けや断紙が発生し易くなったり、プライボンディング(重ね合わせ接合)が不安定になったりするという問題点があった。
そこで、本出願人が特開2002―347146号に開示したように、エンボス加工による接合が行われていないそれぞれ複数枚のプライからなる複数の連続シートを、インターフォルダに供給し、前記連続シートの折り畳み積み重ねに先立って、前記連続シートにエンボス加工を施しプライ相互を接合することが望ましい。
この場合、図1に示すように、プライ接合手段32、42をロール転写装置33,34及び43、44より前段に配設することが望ましい。逆であると、薬液塗布がシートの全面であり、そのシート幅の両側にプライボンディングを行うときに、その接合強度が低下するからである。
ここで、原紙の抄造工程において、本発明の対象薬液以外の別種の薬液、たとえば界面活性剤からなる柔軟剤、でんぷんやデキストリンなどの湿潤紙力剤、カルボキシメチルセルロースなどの一種または二種以上を塗布すると、本発明の対象薬液と相俟って風合いを改善できる。
<薬液等>
いわゆるローション薬液の塗布にあたり、抄造後の約6%程度の水分率を示すシート単位容積当たりの含有量を12〜45mg/cm3、特に18〜40mg/cm3とするのが望ましい。薬液含有量が少ないと次記の目的特性を得がたい。薬液含有量を多くすると、薬液使用量の増大に伴いコスト高となるばかりでなく、使用時におけるベトツキ感及び使用後における薬液の残存感を与える。本発明において、少ない薬液使用量にもかかわらず、次記の目的特性を与えるのは米坪を低くすることとの関係が大きい。
すなわち、本発明の原紙の望ましい1プライ当たりの米坪は10〜25g/m2、特に好ましくは10〜15g/m2である。米坪が低いことにより紙のコシを弱くすることができ、充分に柔軟性に富むものとなる。ただし、過度に低いと強度の低下などを生じる。
製品のソフトネスは0.5〜1.0g、特に0.6〜0.8であるのが望ましい。
本発明におけるローション薬液に限定されるものではないが、主に、肌触り性(風合い)を高めたり、保湿性を高め、パルプ繊維の肌への刺激を和らげるあるいは潤い感を高めることを主眼とするものを挙げることができる。
たとえば、保湿性薬液として、シリコーンオイル、シリコーンパウダー等のポリシロキサン、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、マンニトール、トレハロース等の糖類、グリコール系溶剤およびその誘導体のうちの少なくとも1種の保湿剤を含むものを用いてなるものを挙げることができる。
さらに、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール、流動パラフィンなども使用できる。
また、前記薬液に、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン、アラニン、シスチン、システインなどのアミノ酸;アロエエキス、アマチャエキス、カリンエキス、キュウリエキス、アギナエキス、トマトエキス、ノバラエキス、ヘチマエキス、ユリエキス、レンゲソウエキスなどの植物抽出エキス;オリーブ油、ホホバ油、ローズヒップ油、アーモンド油、ユーカリ油、アボガド油、ツバキ油、大豆油、サフラワー油、ゴマ油、月見草油などの植物油;ビタミン、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、キトサン、尿素、はちみつ、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸ナトリウム、セラミド、スクワラン、ワセリンなどを配合できる。
ここで、ビタミンC、ビタミンE、コラーゲンがある。この種のものは、潤い感を高め機能がある。ビタミンCおよびビタミンEは抗酸化剤としても機能する。ビタミンEは還元力の強い成分で、活性酸素・フリーラジカルを消去したり過酸化脂質の発生を防ぐ抗酸化作用がある。よってビタミンEは薬液の安定化剤として機能するとともに、薄葉紙を使用した者の肌に付与されると当該肌の皮脂の酸化防止効果および血行促進効果が発揮される。また保湿機能もある。ビタミンCはビタミンEと同じく皮脂の抗酸化作用がある。またビタミンCはビタミンEを還元する作用があるため、ビタミンC,Eの両方を用いると、ビタミンCがビタミンEの助剤として働き、活性酸素などにより酸化されたビタミンEを還元し、ビタミンEの強力な皮脂の抗酸化作用を維持する作用が奏せられる。コラーゲンは肌の真皮の90%を形成しており、これが減少すると肌に潤いや張りがなくなる。よって、薄葉紙に含有させておくことによって、これが肌と接触したときに肌に潤いを与える保湿効果を発揮するとともに、薄葉紙に対しても保湿効果を発揮する。
さらに、薬液としては、特にpHが5.0〜6.0の弱酸性とされたものであると、肌に対して接触させても肌がアルカリ性になることがなく、薬液pHの影響による肌荒れを効果的に防止できる。特に好適なpH範囲は5.3〜5.7である。pHの調整法としては、酸性または塩基性のpH調整剤を薬液に添加することにより行うことができ、薬液が強酸性の場合には水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液を用いることができ、中性・アルカリ性の場合にはクエン酸やリンゴ酸、乳酸を用いることができる。
清涼感を得るための薬液として、ソルビトール、アルチトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、パラチニットを挙げることができる。特に好ましいものは、エリスリトール、キシリトール、ソルビトールであり、さらに好ましくはエリスリトール又はキシリトールである。さらに、メントール、サリチル酸、α−シネロール、及びこれらの誘導体の群から選ばれた一種又は二種以上の冷感剤を含ませることができる。この場合、上記清涼感を得るための薬剤をバインダー成分中に分散された状態で紙基材表面に偏在して含ませるのが望ましい。
一方、原紙の抄造段階で添加することが望ましい添加剤としては、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロースなどである。
柔軟剤の代表例は、界面活性剤系の柔軟剤であり、その柔軟剤としては、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤および両性イオン界面活性剤のなかから適宜選択して用いることができる。アニオン系界面活性剤を用いた場合、基材紙のコシ(曲げ剛性)を前述の範囲まで低下させることができ、もって保湿剤による潤い感や柔軟剤による柔らか感を助長することができる。アニオン系界面活性剤としては、カルボン酸塩系、スルホン酸塩系、硫酸エステル塩系、燐酸エステル塩系などを用いることができる。特にアルキル燐酸エステル塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノステアレート、ジエチレングリコールモノオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノオレート、プロピレングリコールモノステアレートなどの多価アルコールモノ脂肪酸エステル、N−(3−オレイロシキ−2−ヒドロキシプロピル)ジエタノールアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット密ロウ、ポリオキシエチレンソルビタンセスキステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどを用いることができる。
本発明の柔軟剤としては、カチオン界面活性剤を使用するのが望ましい。このカチオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩、アミン塩、またはアミンなどをもちいることができる。また、両性イオン界面活性剤としては、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体などを用いることができる。
湿潤紙力(増強)剤としては、メラミン−ホルムアルデヒド付加縮合物、尿素−ホルムアルデヒド付加縮合物のほか、環境を考慮すると、次述するものが好適に使用できる。ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、グリオキザール・ポリアクリルアミド共重合物、官能基数を通常の1/10に低減したポリアミドエピクロルヒドリン樹脂、ジアルデヒドスターチまたはカチオン変性デンプン、酸化デンプン等、より具体的にはカチオン性を有するポリビニルアミド共重合体と二価アルデヒドからなる熱硬化性樹脂(例えば、特公昭44−26670号公報、特公昭54−44762号公報、特開昭57−149595号公報)、カチオン性アルデヒド変性ポリアクリルアミド共重合体(特開平6−184985号公報、特開平8−56868号公報)、カチオン性高分子とアニオン性高分子を含有し、カチオン性高分子及びアニオン性高分子の少なくとも1つの高分子が疎水性を有するもの(特開2002−275787号公報)等、公知のものを用いることができる。
<添加剤配合>
本発明の好適な添加剤配合を下記に示す。
・有効成分 60〜100重量%(特に80〜100重量%)
薬液 95.5〜97.0重量%
柔軟剤、湿潤紙力剤及びCMCの少なくとも一種 3.0〜4.5重量%
・水分 0〜40重量%
<製造条件等>
本発明の衛生薄葉紙を製造するにあたっては、抄紙工程では望ましくは1プライ当たりの10〜25g/m2、最適には10〜15g/m2での範囲となるように原料パルプおよび抄紙条件を調整する。原料パルプとしては、必要により50%以下の割合で古紙パルプを含ませることもできるが、バージンパルプであるのが望ましく、NBKP及びLBKPから構成され、NBKPの割合が30〜70%、特に40〜60%が望ましい。そして、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加し、抄造するのが望ましい。
このとき原料パルプの叩解幅を狭めて高密度化することができる。一般的には米坪を規定して高密度化すると、紙力が高まり紙厚が低下しふんわり感は出なくなるが、後のクレープ処理工程において、クレープの刃先角度を調整して、クレープ率を高めるようにするとふんわり感がでるようになる。
そして、最終的にカレンダー処理工程において、紙厚が過度に低下して目的の紙厚の範囲から外れないようにオンラインマシンカレンダーおよびプライマシンカレンダーの各カレンダー処理における圧力を調整してカレンダー処理する。
すなわち、上記の製造方法をとると、原料パルプの叩解幅を狭めて高密度化により紙厚が薄くかつ表面の平滑度の高い原紙が形成され、その原紙に対して高いクレープ率でクレープ加工することにより滑らかさを有しつつふっくらとした感じが発現し、その後のカレンダー処理において、最終的な紙厚が調整される。なお、具体的な、クレープ率や、使用する製造設備、添加剤、原料パルプの配合割合により適宜調整すればよい。
本発明の家庭用衛生薄葉紙の1プライ当たりの米坪は、前述のように、10〜25g/m2の2プライ製品が望ましいが、必要ならば、3プライ以上に積層できる。
<オイルKES肌触り指数>
オイルKES肌触り指数は6.5以下であるのが望ましい。
この測定には、通常のMMD試験機、例えば、図2〜図4に示すように、カトーテック株式会社製の摩擦感テスター「KES SE」の基台上に人工皮革(サプラーレ:出光テクノファイン社製)を敷いて固定するとともに、測定端子Tを人工皮革(サプラーレ:出光テクノファイン社製)にて被覆し、その測定端子の測定面の人工皮革で被覆された部分(接触平面)にオリーブオイル(BOSCOエクストラバージンオイル:日清精油)4mgを均一に塗布し、MMDの測定手順と同様にして行なうことができる。詳細には、人工皮革で構成される接触平面は、横断面直径0.5mmにピアノ線からなり、先端の曲率半径が0.25mmの単位膨出部が隣接して有し、全幅が10mmの連続した測定面を有し、その測定面の長さが10mmとされるほぼ10mm四方の測定面を有するMMD測定用端子を、前記人工皮革で被覆して形成することができる。人工皮革による前記端子の被覆は、10mm四方の接触平面が形成されるように端子の測定面に対して人工皮革がぴったりと接触するように、あるいは若干の張力をもたせてぴったりと被覆することにより達成できる。人工皮革を端子に固定するにあたっては、測定時、すなわち紙試料を移動させたときに人工皮革と内部の端子とがずれて人工皮革に接触平面に歪みなどが生じないようにしっかりと固定することが重要である。固定は例えば、前記接触平面が構成されるように前記端子を被覆したのち、接触平面を構成しない部位を輪ゴム等で装置の測定に影響が出ない部位、例えば端子の支持材等にしっかり固定する。また、MMD試験機の基台上には人工皮革を敷いて接着テープ等で固定する。このとき、測定時に歪まないように基台に人工皮革をしっかりと固定することが重要である。また、基台上に敷く人工皮革は、前記接触平面を構成する人工皮革と同じものを用いる。なお、紙試料は、10cm四方に裁断して用い、人工皮革を敷いた基台に固定する。測定に際しては、紙試料の上に試料押さえ用錘(約100g)で押さえる。また、試験機の測定端子への荷重を50gとして人工皮革で構成される接触平面全体が50gf/cm2の接触圧で紙試料に接触するようにするが、これは、MMD測定と同様に、円盤状の錘を端子上部に取り付けることで達成できる。もちろん、支持材の一方の端部(紙試料の移動方向と反対の端部)の固定の仕方はMMDの測定に準ずる。測定は、紙試料の縦方向について3回、横方向について3回の計6回を行い、測定値についてはその6回の平均値とする。
NBKP60%、LBKP40%配合のパルプをフリーネス約600ml(CSF)に叩解して、原紙米坪14.0g/m2、クレープ率((製紙時のドライヤーの周速)−(リール周速))/(製紙時のドライヤーの周速)×100)が21%の衛生紙用原紙を抄紙し、家庭用衛生薄葉紙の形状(2枚重ね、縦211mm、横231.5mm)に加工した。
この場合、米坪及び薬液の塗布形態を代えて各特性を調べた。結果を表1に示す。
実施例1は、図1に示し前述の製造方法による例である。従来例1は、本出願人が特開2003―164385号の提案過程で実験した例である。すなわち、前述の薬液をインターフォルダにかける前にオフラインでロール塗工したものである。比較例1〜比較例3は現在の市販品であり、薬液塗布方式の欄の記載は、予想に基づくものである。
なお、測定条件は次記のとおりである。
(1) 米坪(1プライ)の測定:JIS P 8214
(2) 紙厚(2プライ)の測定:紙厚は、JIS P 8111の条件下で、尾崎製作所ダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK G型」を用いて測定する。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料(ティシュペーパー)を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。なお、測定は1枚で行い、10回の平均値とする。
(3) 薬液含有量:ソックスレー抽出器により、試料約10gを、エタノール・ベンゼン溶剤(容積比1:1)120〜140mlによる温浴上で抽出液が軽く沸騰を保つ程度に4時間加熱し抽出する。その後、150±2℃の恒温乾燥器中に90分放置し、抽出分の重量を測定し、試料の絶乾燥重量により除してその比率を%で求める。
(4) 紙の単位容積当たりの薬液含有量:薬液含有量=米坪(1プライ当り)×2(プライ)×薬液含有量(%)×1000÷(単位面積当りの容積)
ただし、単位面積当りの容積は紙厚(μm)÷10000×100×100である。
(5) 水分率:前掲
(6) ソフトネス:ハンドルオメーター
(7) オイルKES肌触り指数:前掲
(8) MMD:表面特性試験機(カトーテック社製「摩擦感テスター KESSE」)。
Figure 0004928943
実施例1は、インターフォルダにおいて、巻き戻しから折り畳み積み重ね工程の間で、連続シートにいわゆるローション薬液をロール転写で連続的に塗布するものである。表1の結果から判るように、ロール転写により薬液を塗布すると、スプレー塗布による場合より、基材紙への薬液の塗布量を多くすることができる。また、インターフォルダにおいてオンライン塗布を行うので、紙の伸びを生じることがなく、米坪を低いものとすることができ、紙のコシが小さいあるいは風合いに優れたものとすることができ、もって、少ない薬液塗布量であっても柔軟性に富むものを得ることができる。この米坪を低く、薬液塗布量を少なくすることは経済性に優れることを意味する。
本発明の家庭用衛生薄葉紙の製造形態の概要図である。 オイルKES肌触り指数の測定端子および測定時の概略を示す図である。 表面特性の測定装置の例の概略を示す図である。 その接触平面の構成を説明するための図である。
2…巻取ロール、10、20…連続シート、50…折り畳み積み重ね手段、32、42…プライ接合手段、33,34、43、44…ロール転写装置、35、45…プレス装置。

Claims (1)

  1. 原紙の1プライ当たりの米坪が10〜25g/m2であり、薬液のシート単位容積当たりの含有量が12〜45mg/cm3であり、製品におけるJIS P8111で規定する条件で調湿し、JIS P8127で測定した水分率が10.0〜20.0%であり、製品におけるソフトネスが0.5〜1.0gであり、製品におけるオイルKES肌触り指数が6.5以下であり、
    80〜100重量%の有効成分を含むとともに、その有効成分として前記薬液を95.5〜97.0重量%、ならびに湿潤紙力剤、柔軟剤およびカルボキシメチルセルロースの少なくとも一種を3.0〜4.5重量%含む液を原紙に添加させてなる、
    ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙。
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