JP4926898B2 - ディスク状ガラス、情報記録媒体用基板および情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
[1] 熔融ガラスを分離して熔融ガラス塊を得る工程、および得られた熔融ガラス塊を下型の成形面上に配置し、前記下型と上型を用いてプレスして、外周面が自由表面であるディスク状ガラスを成形する工程を含む、最大肉厚が1.2mm未満であるディスク状ガラスの製造方法において、
前記熔融ガラスの分離によって熔融ガラス塊の表面付近に生じる分離痕を、ディスク状ガラスの表面に残る分離痕がディスク状ガラスの表面の中央部に局在するように制御することで、真円度が100μm以内のディスク状ガラスを得ること、および、
前記分離痕の制御を、パイプから流出する熔融ガラス流を下型の成形面上に供給し、内角が50〜120°の範囲内であるV字型を有する一対の切断刃が対向して設けられた切断装置の前記一対の切断刃によって熔融ガラス流を挟み、熔融ガラス流が細くなりつつ切断されるように前記熔融ガラス塊を分離することで行うこと、
を特徴とするディスク状ガラスの製造方法。
[2] 前記切断刃を冷却して使用することを含む、[1]に記載のディスク状ガラスの製造方法。
[3] [1]または[2]に記載の方法によりディスク状ガラスを製造し、製造したディスク状ガラスを加工してディスク状の情報記録媒体用基板を作製する情報記録媒体用基板の製造方法。
[4] ガラスを結晶化させるための熱処理工程をさらに含む[3]に記載の情報記録媒体用基板の製造方法。
[5] [4]に記載の方法により情報記録媒体用基板を製造すること、および、製造した情報記録媒体用基板上に少なくとも情報記録層を形成することを含む、情報記録媒体の製造方法。
本発明は、ディスク状ガラスの製造方法に関する。本発明のディスク状ガラスの製造方法は、熔融ガラスを分離して熔融ガラス塊を得る工程、および得られた熔融ガラス塊を下型の成形面上に配置し、前記下型と上型を用いてプレスして、外周面が自由表面であるディスク状ガラスを成形する工程を含む、最大肉厚が1.2mm未満であるディスク状ガラスの製造方法である。さらに本発明のディスク状ガラスの製造方法は、熔融ガラスの分離によって熔融ガラス塊の表面付近に生じる分離痕を、ディスク状ガラスの表面に残る分離痕がディスク状ガラスの表面の中央部に局在するように制御することで、真円度が100μm以内のディスク状ガラスを得ることを特徴とする。
ことが好ましい。
厚みが1.2mm未満であり、特に上限は、好ましくは1.18mm以下、より好ましくは1.16mm以下、さらに好ましくは1.15mm以下であり、下限は好ましくは0.7mm以上、より好ましくは0.8mm以上、さらに好ましくは0.9mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、
真円度が100μm以内であり、好ましい真円度は90μm以内、より好ましい範囲は80μm以内、更に好ましい範囲は70μm以内、いっそう好ましい範囲は60μm以内、最も好ましい範囲は50μm以内であり、
平坦度が10μm以下、好ましくは9μm以下、より好ましくは8μm以下である。
ガラス成分として、SiO2、Al2O3、Li2O、Na2O、ZrO2を含むアルミノシリケートガラス、SiO2、Al2O3、Li2O、Na2O、K2O、MgO、CaO、ZrO2を含むアルミノシリケートガラスの2種類のガラスについて、以下のようにしてプレス成形品を作製した。両ガラスにおいて同様の結果を得た。
同様にして、Rが7.5mmのシアブレードを使用し、φを7.5mm以内に制限することにした。このように分離痕の大きさを制御することによりプレス成形品の真円度を90μm以内にすることができた。
同様にして、Rが7mmのシアブレードを使用し、φを7mm以内に制限することにした。このように分離痕の大きさを制御することによりプレス成形品の真円度を80μm以内にすることができた。
同様にして、Rが6.5mmのシアブレードを使用し、φを6.5mm以内に制限することにした。このように分離痕の大きさを制御することによりプレス成形品の真円度を600μm以内にすることができた。
同様にして、Rが6mmのシアブレードを使用し、φを6mm以内に制限することにした。このように分離痕の大きさを制御することによりプレス成形品の真円度を50μm以内にすることができた。
いずれの場合も平坦度は10μm以下と十分な平坦性を実現することができた。
次に、プレス成形時にプレス成形型の胴型内面にガラスが達するようにし、得られた円盤状ガラス成形品の外周面が型転写面になるようにプレス成形を行った。得られた円盤状ガラス成形品の平坦度は40μmであり、平坦性に劣るものであった。
2 ゴブ
3 下型
4 上型
5 胴型
11,11′ 厚肉部
12 薄肉部
13 周縁部
Claims (5)
- 熔融ガラスを分離して熔融ガラス塊を得る工程、および得られた熔融ガラス塊を下型の成形面上に配置し、前記下型と上型を用いてプレスして、外周面が自由表面であるディスク状ガラスを成形する工程を含む、最大肉厚が1.2mm未満であるディスク状ガラスの製造方法において、
前記熔融ガラスの分離によって熔融ガラス塊の表面付近に生じる分離痕を、ディスク状ガラスの表面に残る分離痕がディスク状ガラスの表面の中央部に局在するように制御することで、真円度が100μm以内のディスク状ガラスを得ること、および、
前記分離痕の制御を、パイプから流出する熔融ガラス流を下型の成形面上に供給し、内角が50〜120°の範囲内であるV字型を有する一対の切断刃が対向して設けられた切断装置の前記一対の切断刃によって熔融ガラス流を挟み、熔融ガラス流が細くなりつつ切断されるように前記熔融ガラス塊を分離することで行うこと、
を特徴とするディスク状ガラスの製造方法。 - 前記切断刃を冷却して使用することを含む、請求項1に記載のディスク状ガラスの製造方法。
- 請求項1または2に記載の方法によりディスク状ガラスを製造し、製造されたディスク状ガラスを加工してディスク状の情報記録媒体用基板を作製する情報記録媒体用基板の製造方法。
- ガラスを結晶化させるための熱処理工程をさらに含む請求項3に記載の情報記録媒体用基板の製造方法。
- 請求項4に記載の方法により情報記録媒体用基板を製造すること、および、製造した情報記録媒体用基板上に少なくとも情報記録層を形成することを含む、情報記録媒体の製造方法。
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