JP4926734B2 - 放射線検査装置、放射線検査方法および放射線検査プログラム - Google Patents

放射線検査装置、放射線検査方法および放射線検査プログラム Download PDF

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本発明は、放射線検査装置、放射線検査方法および放射線検査プログラムに関する。
固定的に配置されたX線源から所定の立体角の範囲に照射される放射線に対して、放射線の照射範囲内に検査対象を平面移動させ、上記X線源の焦点を通る直線を軸とした回転軌道上を回転可能な放射線検出器により複数の回転位置で上記検査対象を透過した透過画像を撮像する放射線検査装置が本願の発明者によって提案されている(特許文献1参照)。
そして、このような検出器を回転軌道上を回転させる従来の放射線検査装置においては、検出素子を正方格子状に配置した放射線検出器の外周の上下の二辺が検査対象を配置したステージに対して平行となるように配置され、3次元CT画像を再構成するための透過画像が複数の回転位置において撮像される。
特開2006−162335号公報
上述した検査装置の場合には、放射線源から出た放射線は検査対象に斜めに透過するためその垂直方向の画像は情報が「疎」になるのに対して、水平方向の画像は情報が「密」であるとともにCT画像を再構成するためのフィルタ補正も水平方向に対してのみ適用されるため、水平方向の解像度を高めることがCT像の画質向上にとって重要であるにも拘らず、撮像条件の違いに対する対応がなされていなかったために解像度を十分に高めることができないといった問題があった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、放射線によるCT解析を高精度に実施するために十分な解像度の画像を高速に取得することが可能な放射線検査装置、放射線検査方法および放射線検査プログラムの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、放射線発生器の焦点を通る直線を回転軸とした回転軌道上で、検出素子が正方格子の格子点上に配置している放射線検出器を回転できるように構成する。また、前記正方格子における対角線の一方を検査対象の移動平面である所定平面に投影したとき、その投影線が前記回転軌道の半径方向に平行になるように構成する。さらに、前記対角線の他方の方向に隣接する前記検出素子の間における放射線の強度を、前記対角線の一方の方向に隣接する前記検出素子における放射線の強度に基づく補間演算によって取得する。
すなわち、放射線の検出器が所定の回転軸を中心とした回転軌道上を回転するように構成したCT解析において、その回転軌道の接線方向に平行な方向(前記対角線の他方の方向)の放射線の強度は検査対象のスライス情報を得る際に極めて重要である。そこで、本発明においては、検出素子が形成する正方格子の対角線の投影線が検出対象の移動平面上で回転軌道の半径と平行になるように検出器を斜め45°に傾けて配置した。さらに、前記対角線の一方の方向に隣接する検出素子の強度に基づいて補間演算を行い、対角線の他方の方向に隣接する検出素子の強度を取得する。
この結果、放射線のCT解析において重要なスライス情報を算出するために必要な、前記対角線の一方に平行な方向(回転軌道の接線方向)の放射線の強度を高精度に算出することができる。従って、放射線検出器の画素数を過度に多くすることなく、補間によって放射線によるCT解析を高精度に実施するために充分な解像度の画像を取得することができる。また、放射線検出器の画素数を増加させる必要がないので、この検出器を高速かつ高精度に駆動する機構を容易に形成することができる。
ここで、放射線照射手段は、放射線発生器によって放射線を出力することができればよく、放射線発生器としては開放管や密閉管など種々の放射線源を採用可能である。また、検査対象移動手段は、放射線の照射範囲内において検査対象を所定平面内で移動させることができればよく、例えば、直交する2軸に沿って移動を行うX−Yステージ等を採用可能であるが、むろん、検査対象を回転させる機構が付加されていても良い。また、検査対象を備える製品を連続的に検査するために、検査対象を備える製品の搬送機構と連動するように構成することが好ましい。
さらに、放射線強度取得手段は、所定の回転機構によって放射線検出器を回転軌道上で静止および回転させることができればよい。すなわち、前記回転軸から一定の距離にある円周(回転軌道)上で公転のごとく放射線検出器を回転させ、任意の位置で静止させることができればよく、回転軌道上の複数の位置で検査対象のそれぞれを撮影することによって3次元CT解析を行うための透過放射線画像を取得することができればよい。
従って、放射線検出器をアームに接続し、回転軸を中心にして当該アームを回転させる機構や、ボールベアリング等による回転機構など、種々の構成を採用可能である。なお、回転軌道上の撮影位置は予め決められており、各撮影位置における放射線検出器の視野が予め規定されていればよい。むろん、各撮影位置同士の角度ピッチは任意であり、検査対象を検査する際に必要な精度や時間によって予め決定すればよいし、任意の値を設定できるように構成してもよい。
さらに、放射線検出器においては、検査対象を透過した透過放射線の強度を検出することができれば良く、種々の構成を採用することが可能である。例えば、CCD,CMOS等の検出素子を2次元的に配置したセンサを採用可能である。さらに、検出素子は正方格子状に配列されていればよい。従って、各検出素子の中心点を格子点としたときに、その格子点が正方格子における正方形の頂点に位置するように構成されていればよい。この構成において各格子点が形成する正方格子の対角線は各正方格子の辺に対して45°傾いており、この意味で、上述のようにこの対角線の一方を回転軌道の半径方向に平行に合わせる本発明の放射線検出器を斜め45°配置と呼ぶ。
補間手段は、放射線検出器における各検出素子の検出強度から検出素子の間における放射線の検出強度を取得する演算を行うことができればよく、この演算において対角線の他方(前記所定平面に対して投影したときに回転軌道の半径方向に平行となっていない対角線)の方向に隣接する検出素子の間の放射線強度を補間演算によって取得する。補間演算は各種の手法によって実施可能であり、線形補間,非線形補間のいずれを利用しても良い。
さらに、補間手段によって得られた放射線強度と、放射線検出器によって取得した放射線強度とを合わせて解析を行うためには3次元CTによる解析を実施することが好ましいが、むろん、2次元の画像に基づいて解析を行うことも可能である。なお、3次元CTによる解析を実施する際には、回転軌道上の異なる角度にて取得した放射線強度および補間された放射線強度に基づいて再構成演算を実施すればよい。
さらに、放射線検出器を上述のように斜め45°配置にするための構成としては、放射線検出器を斜め45°に固定する構成の他、回転機構によって斜め45°に向ける構成を採用しても良い。すなわち、前記正方格子が形成された検出面に垂直な直線を回転軸として放射線検出器を回転させる回転機構を構成してもよい。すなわち、放射線検出器自体を自転回転させることができるように構成してもよい。この構成によれば、放射線検出器を
自転回転させることによって斜め45°配置を実現することができるとともに他の向きに放射線検出器を向けることができる。従って、斜め45°配置での撮影に加え、他の角度に放射線検出器を設定した状態での撮影やラミノグラフィも実施可能であり、放射線検出装置の汎用性が高くなる。
さらに、前記放射線発生器からみた前記回転軸と前記放射線検出器の中心との角度が45°以上(好ましくは60°以上)、90°以下となるように構成してもよい。すなわち、放射線発生器からみた前記回転軸と前記放射線検出器の中心との角度が大きくなり90°になると、放射線検出器において回転軌道の接線に平行な方向(前記対角線の他方の方向)には検出対象をスライスした状態の情報のみが含まれる。
この角度が90°未満になると、放射線検出器において回転軌道の回転平面に平行な方向(前記対角線の他方に平行な方向)に検出対象をスライスした状態の情報のみならず、前記回転軌道の回転軸に平行な方向にずれた位置に存在する検査対象の情報も含まれるようになる。従って、前記放射線発生器からみた前記回転軸と前記放射線検出器の中心との角度が大きいほど(90°に近いほど)、CT解析にて重要な情報が放射線検出器における回転軌道の接線に平行な方向(前記対角線の他方の方向)に多く含まれることになる。
そこで、前記放射線発生器からみた前記回転軸と前記放射線検出器の中心との角度を45°以上、90°以下とし、上述のように対角線の他方の方向に隣接する検出素子のみに基づいて補間演算を実施するように補間方向を限定することで、本発明における補間の効果をより得やすくすることができる。
以上は、本発明が装置として実現される場合について説明したが、かかる装置を実現する方法やプログラム、当該プログラムを記録した媒体としても発明は実現可能である。また、以上のような放射線検査装置は単独で実現される場合もあるし、ある方法に適用され、あるいは同方法が他の機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。また、ソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても同様である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)本発明の構成:
(2)X線検査処理:
(3)他の実施形態:
(1)本発明の構成:
図1は本発明の実施形態であるX線検査装置10の概略ブロック図である。同図1に示すように、X線検査装置10は、X線発生器11とX−Yステージ12とX線取得機構13と搬送装置14とを備えており、各部をCPU25によって制御する。すなわち、X線検査装置10は制御系としてX線制御機構21とステージ制御機構22と画像取得機構23と搬送機構24とCPU25と入力部26と出力部27とメモリ28とを備えている。この構成において、CPU25は、メモリ28に記録された図示しないプログラムを実行し、各部を制御し、また所定の演算処理を実施することができる。
メモリ28はデータを蓄積可能な記憶媒体であり、予め検査対象データ28aと撮像条件データ28bとが記録されている。検査対象データ28aは、検査対象であるバンプやリード等の位置を示すデータである。撮像条件データ28bは、X線発生器11にてX線を発生させる際の条件を示すデータであり、X線管に対する印加電圧,撮像時間等を含む。
また、メモリ28には、CPU25の処理過程で生成される各種データを記憶することが可能である。例えば、透過X線の強度に対応したX線画像データ28cを記憶することができる。このX線画像データ28cは、メモリ28において後述するようにして確保された記憶領域に記憶される。なお、メモリ28はデータを蓄積可能であればよく、RAMやHDD等種々の記憶媒体を採用可能である。
X線制御機構21は、前記撮像条件データ28bを参照し、X線発生器11を制御して所定のX線を発生させることができる。X線発生器11は、いわゆる透過型開放管であり、X線の出力位置である焦点Fから出力側のほぼ全方位、すなわち、立体角2πの範囲にX線を出力する。ステージ制御機構22はX−Yステージ12と接続されており、前記検査対象データ28aに基づいて同X−Yステージ12を制御する。本実施形態においては検査対象を後述するX線検出器の視野中心に位置するようにX−Yステージ12を制御する。
また、搬送機構24は、搬送装置14を制御して基板をX−Yステージ12に搬入する(図1に示す12a)。すなわち、搬送装置14によって一方向に基板を搬送し、X−Yステージ12において基板12a上の検査対象を検査し、搬送装置14にて検査後の基板を搬出する処理を連続的に実施できるように構成されている。
画像取得機構23はX線取得機構13に接続されており、X線取得機構13に取り付けられたX線検出器13a(後述)が出力する検出値によって検査対象の透過X線画像を取得する。取得した透過X線画像はメモリ28に記憶され、CPU25は当該記憶されたデータに基づいて補間演算を実施して画素数を増大させ、X線画像データ28cとする。
本実施形態において、X線取得機構13は、所定の回転軸から半径rの範囲を回転させることでX線検出器13aを当該回転軸周りの回転軌道上で回転させる軌道回転機構13bと、所定の回転軸周りにX線検出器13aを回転させる自転回転機構13cとを備えており、画像取得機構23が軌道回転機構13bおよび自転回転機構13cに対して制御信号を出力することにより、X線検出器13aの位置を制御することができる。
図2は、当該X線取得機構13の構造をX−Yステージ12におけるY軸方向に沿った方向から眺めた状態を示す模式図であり、X線発生器11およびX−Yステージ12の上方に位置する軌道回転機構13bと自転回転機構13cとを模式的に示している。軌道回転機構13bは円柱状の部位を備えており、この円柱の軸AはX−Yステージ12による検査対象の移動平面であるX−Y平面に対して垂直である。また、軸AはX線発生器11の焦点を通る直線である。軌道回転機構13bは、図示しない動力源等によって、前記軸Aを回転軸としてX線検出器13aを回転半径rにて回転させる機構である。
一方、X線検出器13aは自転回転機構13cを介して軌道回転機構13bに取り付けられており、自転回転機構13cは図示しない動力源によって軸Bを回転軸としてX線検出器13aを回転させることができる。なお、当該軸Bは、軌道回転機構13bにおける回転平面およびX−Yステージ12のX−Y平面に対して垂直である。また、本実施形態において、焦点Fから見た回転軸AとX線検出器13aの中心との角度αは45°以上、90°以下(好ましくは60°以上)に設定される。
出力部27は前記X線画像等を表示するディスプレイであり、入力部26は利用者の入力を受け付ける操作入力機器である。すなわち、利用者は入力部26を介して種々の入力を実行可能であるし、CPU25の処理によって得られる種々の演算結果やX線画像データ、検査対象の良否判定結果等を出力部27に表示することができる。
CPU25は、メモリ28に蓄積された各種制御プログラムに従って所定の演算処理を実行可能であり、検査対象の検査を行うために、図1に示す搬送制御部25aとX線制御部25bとステージ制御部25cと自転回転制御部25dと軌道回転制御部25eと画像取得部25fと良否判定部25gとによる演算を実行する。搬送制御部25aは、搬送機構24を制御して、適切なタイミングで基板をX−Yステージ12に供給し、また、適切なタイミングで搬送装置14を駆動して検査済みの基板をX−Yステージ12から取り除く。
X線制御部25bは、前記撮像条件データ28bを取得し、前記X線制御機構21を制御して所定のX線をX線発生器11から出力させる。ステージ制御部25cは、前記検査対象データ28aを取得し、検査対象をX線発生器11の焦点とX線検出器13aの視野中心とを結ぶ直線上に配置するための制御信号をステージ制御機構22に供給する。この結果、ステージ制御機構22は、検査対象がX線検出器13aの視野中心に含まれるようにX−Yステージ12を移動させる。
自転回転制御部25dは自転回転機構13cを制御してX線検出器13aを斜め45°配置(後述)に設定する。軌道回転制御部25eは検査対象データ28aを参照し、軌道回転機構13bを制御してX線検出器13aを回転させる。画像取得部25fは、画像取得機構23に指示を行い、X線検出器13aが出力するデータを取得し、補間演算を行ってX線画像データ28cを取得する。
良否判定部25gは、3次元CTによる解析を行って検査対象の良否を判定する。すなわち、X線画像データ28cに基づいて再構成演算を行い、当該再構成演算結果に基づいて検査対象が良品であるか否かを判定する。なお、良否を判定するための条件は予め設定されている。
(2)X線検査処理:
本実施形態においては、上述の構成において図3に示すフローチャートに従って検査対象の良否判定を行う。本実施形態においては、多数の基板を搬送装置14によって搬送し、逐次X−Yステージ12上で基板上の検査対象を検査する。このため、検査に際しては、まずステップS100にて搬送制御部25aが搬送機構24に指示を出し、搬送装置14によって検査対象の基板をX−Yステージ12上に搬送する。
次に、自転回転制御部25dが自転回転機構13cに指示を出し、上述の斜め45°配置になるようにX線検出器13aの向きを設定する(ステップS105)。図4は、X線検出器13aの位置を示す模式図である。同図4においては、Z軸に垂直な方向に沿って軌道回転機構13bを上から眺めた状態を示しており、複数の回転角におけるX線検出器13aの位置を破線によって示している。なお、図4に示す状態は軌道回転機構13bを上から眺めた状態であるので、軌道回転機構13bやX線検出器13aにおける構成をX−Yステージ12上に投影した状態を示している。
本実施形態においてX線検出器13aは略正方形の検出面をX−Yステージ12の方向に向けており、この検出面には複数個(例えば、数百万画素)の検出素子が正方格子状に配置されている。図5A,5Bは、検出素子の配置を模式的に示す図であり、簡略のためにX線検出器13aの検出面に16個の検出素子が備えられている状態を示している。すなわち、X線検出器13aは、図において実線の小さな正方形で示す検出素子13a1を備えており、このような検出素子が検出面上に並んでいる。各検出素子13a1の中央の位置をこの検出素子の位置(図に示す白丸)と定義したとき、複数の検出素子同士における最隣接素子間の距離は等しく、検出素子間を結ぶ線(図に示す破線)は直交している。従って、検出素子はX線検出器13aの検出面上で正方格子を形成している。
本実施形態においてこの正方格子の各辺はX線検出器13aの外周を構成する矩形の辺と平行であり、当該正方格子の一方における対角線D1(請求項における対角線の一方)の方向は上述のステップS105において軌道回転機構13bにおけるX線検出器13aの回転軌道の半径方向に平行に設定される。図4においてはこの様子を示しており、同図4に示すように軌道回転機構13bにおける回転半径rの方向と対角線D1をX−Yステージ12上に投影した投影線とが平行である。以上の構成においては、軌道回転機構13bによる回転半径rの方向に対してX線検出器13aの辺のX−Yステージ12への投影線が45°に傾いていることからこのようなX線検出器13aの配置を斜め45°配置と呼ぶ。
自転回転制御部25dがX線検出器13aを斜め45°配置に設定すると、軌道回転制御部25eは回転軌道上の異なる回転角度で透過X線画像を取得するため、変数nを”0”に初期化する(ステップS110)。続いて、軌道回転制御部25eは画像取得機構23に指示を行い、軌道回転機構13bを駆動して予め決められた位置にX線検出器13aを回転移動させる(ステップS115)。
本実施形態においては、回転角θをθ=(n/N)×360°と定義しており、θ=0°の角度は予め決めてある。また、前記変数nは最大値をNとする整数である。従って、X線検出器13aは360°/Nずつ回転することになる。N+1は、X線画像を撮影する回転位置の数であり、要求される検査速度と検査精度、アーチファクトの程度および検査対象の外形(軸対称性)から決定すればよい。例えば、N=11等(撮影回数12)を採用可能であるが、より少ない撮影回数(例えば、N=3,撮影回数4)でX線画像を取得し、補間演算によって擬似的にX線画像の枚数を増加する構成を採用してもよい。なお、上述の図4はN=3の場合におけるX線検出器13aの位置を示しており、同図4においては、回転軸AからY軸と平行かつ逆向きに延ばした直線に対する反時計回り方向の角度をX線検出器13aの回転角θとして定義している。
X線検出器13aの回転動作を行うと、当該回転後のX線検出器の視野内に検査対象が含まれるようにX−Yステージ12を移動させる(ステップS120)。すなわち、ステージ制御部25cは検査対象データ28aを参照して基板上での検査対象の位置を特定し、当該検査対象が回転後のX線検出器13aの視野中心とX線発生器11の焦点とを結ぶ直線上に位置するようにステージ制御機構22に指示を行う。この結果、ステージ制御機構22はX−Yステージ12を移動させ、検査対象をX線検出器13aの視野中心に配置する。
ステップS120にて検査対象をX線検出器13aの視野中心に配置したら、X線制御部25bおよび画像取得部25fの制御により、X線検出器13aにて回転角θのX線画像Pθnを撮影する。このために、本実施形態においては画像取得部25fがメモリ28において入力用画像のバッファ(I(i,j))を確保する(ステップS125)。ここで、iは1〜Ni,jは1〜Njの整数であり、NiはX線検出器13aの一方の辺に沿った検出素子の数、NjはX線検出器13aの一方の辺に沿った検出素子の数(本実施形態においてはNi=Nj)である。従って、入力画像のバッファI(i,j)の画素数はNx×Nyである。
次に、X線制御部25bは、前記撮像条件データ28bを取得し、当該撮像条件データ28bに示される条件でX線を出力するようにX線制御機構21に対して指示を行う。この結果、X線発生器11が立体角2πの範囲でX線を出力するので、画像取得部25fはX線検出器13aが検出した透過X線画像を取得し、各検出素子の出力値をバッファI(i,j)に記録する(ステップS130)。
図6Aは、バッファI(i,j)を示す模式図であり、前記図5Aに示す16個の検出素子の検出値を記憶する記憶領域を1〜16にて示している。図5Aに示すX線検出器13aの検出素子の出力値をバッファI(i,j)に入力するため、本実施形態においては、斜め45°配置されたX線検出器13aの検出素子に対して順に番号を付与し、その順に出力値をバッファI(i,j)に入力する。例えば、図5Aに示す例では、ある辺に沿って並ぶ検出素子にP1〜P4の番号を付与し、これらに隣接する検出素子に続けてP5,P6などと番号を付与しており、この番号の順にバッファI(i,j)の記憶領域1〜16に検出値を記憶する。
さらに、画像取得部25fはメモリ28において補間後の高解像度画像のバッファ(O(l,m))を確保する(ステップS135)。ここで、l,mは1〜(Ni+Nj−1)の整数である。従って、高解像度画像のバッファO(l,m)の画素数は(Ni+Nj−1)2である。
さらに、画像取得部25fは、補間によって高解像度の透過X線画像を得るため、まず、入力画像のバッファI(i,j)に記憶された検出値を高解像度画像のバッファO(l,m)に再配置する(ステップS140)。本実施形態においては、このとき、入力画像のバッファI(i,j)の位置を45°回転させ、入力画像のバッファI(i,j)において縦横方向に並んでいた画素を高解像度画像のバッファO(l,m)においては斜め45°方向に並ぶように配置する。
図6Bは、バッファO(l,m)を示す模式図であり、バッファI(i,j)の記憶領域1〜16の検出値をバッファO(l,m)に再配置した状態の例を示している。この例において数値を示していない位置に値は記憶されていない。また、バッファ(l,m)におけるm方向には例えば記憶領域1,6,11,16の検出値が並んでおり、図5Aに示すようにこれらの記憶領域における検出値はX線検出器13aにおいて上述の対角線D1方向に並ぶ検出素子の検出値に対応する。
本実施形態のX線検出器13aにおいて図2に示す検出対象12bの透過X線画像を取得することを想定したとき、X線検出器13aにおける対角線D1方向への検出値の変化は検出対象12bをZ軸に平行な方向に切断した平面上の変化を主に反映しており、対角線D1と直交する対角線(図5Aに示す対角線D2、請求項における対角線の他方)方向への検出値の変化は検出対象12bの透過X線画像におけるX−Y平面上の変化を主に反映している。
従って、検出対象12bの透過X線画像においてX−Y平面のスラ
イス画像をできるだけ正確に得るためには対角線D2方向の情報が極めて重要である。そこで、本実施形態においては、対角線D2方向に隣接する検出素子の間の透過X線強度を対角線D1方向に隣接する検出素子の間の透過X線強度に基づいて補間することとし、画像取得部25fはバッファO(l,m)に記憶された検出値を対角線D1方向に補間して角度θにおける透過X線画像Pθnを取得する(ステップS145)。
例えば、図6Bに示すバッファO(l,m)における記憶領域17に対応する検出値は、記憶領域1,6に対応する検出値に基づく補間演算によって算出する。むろん、補間手法は線形補間、非線形補間のいずれも採用することができる。以上のような補間において記憶領域17に対応する検出値は、図5Aに示すX線検出器13aの検出面において検出素子P1,P2,P5,P6から等距離にある位置P17の透過X線強度に対応する値である。
当該位置P17は、検出素子P1,P6と同じ対角線D1上にある。このため、斜め45°配置ではない状態で透過X線強度を取得して補間処理を行う場合と比較してスライス画像を取得するために重要な対角線D2方向の情報を高精度に取得することができる。
図5Bは、比較のために検出素子が形成する正方格子の各辺と回転軌道の回転半径rの方向とが平行である場合のX線検出器を示す図である。同図5Bにおいては、検出素子の位置を白丸で示し、検出素子が構成する正方格子を破線で示している。図5Bにおいては、正方格子におけるある辺に平行な直線D3が回転軌道の回転半径rと平行であることを想定している。
この状況において、X−Y平面のスライス画像をできるだけ正確に得るためには直線D3に直交する直線D4方向の情報が重要である。しかし、この直線D4上にある位置P24における透過X線強度を取得するために、その周りの検出素子、例えば、検出素子P20,P21の検出強度に基づく補間を行っても検出素子P20,P21の検出強度が平均化されるなどして有用な情報は得られない。むろん、検出素子P18,P19,P22,P23を利用しても同様であり、直線D4方向において有用な情報を得るための補間を行うことは困難である。
しかし、本実施形態においては、X線検出器13aが斜め45°配置となっているため、対角線D2方向に隣接する検出素子の間の位置における透過X線強度を取得する際に、その位置と同じ対角線D1で隣接する検出素子に基づいて検出強度を取得することができ、スライス画像を取得するために重要な対角線D2方向の変化として有用な情報が含まれる状態で補間を行うことができる。
以上のステップS145において透過X線画像Pθnを取得すると、変数nが最大値Nに達しているか否かを判別し(ステップS150)、最大値Nに達していると判別されなければ変数nをインクリメントして(ステップS155)、ステップS115以降の処理を繰り返す。ステップS150にて変数nが最大値Nに達していると判別されたときには、必要な回数の撮影が終了しているので、以降の処理にて良否判定を行う。このため、本実施形態においては、良否判定部25gが透過X線画像Pθ0〜PθNを用いて3次元画像の再構成演算を行う(ステップS160)。
すなわち、以上の処理においては図2に示すようにX線検出器13aの検出面の各位置とX線発生器11の焦点との位置関係は予め判明している。そこで、両者の関係を把握した上でフィルタ補正逆投影法等により再構成演算を行う。再構成演算が終了すると、良否判定部25gは、予め決められた基準に基づいて再構成演算結果から検査対象のスライス画像を生成し、当該スライス画像に基づいて良否を特定する(ステップS165)。
以上のように、本実施形態においては、X線検出器13aが斜め45°配置となっており、対角線D2方向に隣接する検出素子の間の位置における透過X線強度を取得する際にこの位置と同じ対角線D1で隣接する検出素子に基づいて検出強度を取得する。従って、検出素子の数が少ないX線検出器13aであっても、正確なX−Y平面のスライス画像を取得することが可能になる。このため、軽い検出器によってX線検査装置を構成することができ、X線によるCT解析を高精度に実施するために充分な解像度の画像を高速に取得することができる。
(3)他の実施形態:
本発明においては、X線検出器を斜め45°配置とし、回転軌道の回転半径に平行な方向に隣接する検出素子の検出値に基づいて補間を実施できる限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、X線検出器13aの検出面はX−Yステージ12におけるX−Y平面に対して平行でなくても良い。
図7A,7BはX線検出器の検出面がX−Yステージ12に対して傾いている状態の実施形態を示しており、図7AはX−Yステージ12のX−Y平面に対して平行な方向から眺めた状態を示し、図7BはX−Yステージ12のX−Y平面に対して垂直な方向からX線検出器を眺めた状態を示している。この構成においては、X線発生器11の焦点の鉛直線上にアーム131を回転させることが可能な回転機構130bが設けられており、アーム131の先端はX−Yステージ12に対して傾いている。X線検出器130aは、このアームの先端に取り付けられており、その検出面はX−Yステージ12に対して角度βだけ傾いている。
図7Bにおいては、X線検出器130aにおいて検出素子が形成する正方格子を破線で示している。この構成において、対角線D5をX−Yステージ12のX−Y平面に投影した投影線は回転機構130bの回転半径rに平行である。従って、対角線D5に対して直角の方向に隣接する検出素子の間におけるX線の強度を当該対角線D5の方向に隣接する検出素子の検出値にて補間することで、高精細なスライス画像を取得することが可能になる。この結果、X線によるCT解析を高精度に実施するために充分な解像度の画像を高速に取得することができる。
さらに、上述の構成においては、自転回転機構13cによってX線検出器13aを自転させることができるように構成していたが、X線によるCT解析を実施する際にX線検出器13aを斜め45°配置に固定して良い場合には自転回転機構13cを省略しても良い。むろん、上述の構成のように自転回転機構13cを備えていれば、軌道回転の回転半径rに対して正方格子の一辺が平行に向いている状態で検査を行うことが可能であるし、ラミノグラフィを実施することも可能であり、汎用性が高くなる。
なお、自転回転機構13cを備える場合においては、X線検出器13aを所定の回転位置座標に移動可能なX−Yステージを軌道回転機構13bに設けることも可能である。
さらに、以上の実施形態においては、放射線としてX線を利用する場合を例示したが、利用できる放射線はX線に限らずγ線であってもよく、検査対象を透過するその他の放射線であってもよい。さらに、軌道回転機構13bは、円形以外にも種々の形状を採用可能であり、矩形の部材を回転させる構成であっても良い。
本発明にかかる放射線検査装置の概略ブロック図である。 X線取得機構の構造を示す模式図である。 検査のフローチャートである。 X線検出器の位置を示す模式図である。 検出素子の配置を示す模式図である。 バッファを示す模式図である。 X線検出器の検出面がX−Yステージに対して傾いている状態の実施形態を示す図である。
符号の説明
10…X線検査装置
11…X線発生器
12…X−Yステージ
12a…基板
12b…検出対象
13…X線取得機構
13a…X線検出器
13a1…検出素子
13b…軌道回転機構
13c…自転回転機構
14…搬送装置
21…X線制御機構
22…ステージ制御機構
23…画像取得機構
24…搬送機構
25a…搬送制御部
25b…X線制御部
25c…ステージ制御部
25d…自転回転制御部
25e…軌道回転制御部
25f…画像取得部
25g…良否判定部
25…CPU
26…入力部
27…出力部
28…メモリ
28a…検査対象データ
28b…撮像条件データ
28c…X線画像データ

Claims (5)

  1. 放射線発生器によって放射線を検査対象に照射する放射線照射手段と、
    前記放射線の照射範囲内において前記検査対象を所定平面内で移動させる検査対象移動手段と、
    前記放射線発生器の焦点を通る直線を回転軸とした回転軌道上を回転可能な放射線検出器であって、検出素子が正方格子の格子点上に配置しているとともに前記正方格子における対角線の一方の前記所定平面に対する投影線が前記回転軌道の半径方向に平行である放射線検出器によって放射線の強度を取得する放射線強度取得手段と、
    前記対角線の他方の方向に隣接する前記検出素子の間の補間対象位置における放射線の強度を、前記対角線の一方の方向において前記補間対象位置に隣接するとともに前記補間対象位置を挟む2個の前記検出素子における放射線の強度に基づく補間演算によって取得する補間手段とを備えることを特徴とする放射線検査装置。
  2. 前記放射線検出器は、前記正方格子が形成された検出面に垂直な直線を自転回転軸として自転回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の放射線検査装置。
  3. 前記放射線発生器からみた前記回転軸と前記放射線検出器の中心との角度は45°以上、90°以下であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の放射線検査装置。
  4. 放射線発生器によって放射線を検査対象に照射する放射線照射工程と、
    前記放射線の照射範囲内において前記検査対象を所定平面内で移動させる検査対象移動工程と、
    前記放射線発生器の焦点を通る直線を回転軸とした回転軌道上を回転可能な放射線検出器であって、検出素子が正方格子の格子点上に配置しているとともに前記正方格子における対角線の一方の前記所定平面に対する投影線が前記回転軌道の半径方向に平行である放射線検出器によって放射線の強度を取得する放射線強度取得工程と、
    前記対角線の他方の方向に隣接する前記検出素子の間の補間対象位置における放射線の強度を、前記対角線の一方の方向において前記補間対象位置に隣接するとともに前記補間対象位置を挟む2個の前記検出素子における放射線の強度に基づく補間演算によって取得する補間工程とを含むことを特徴とする放射線検査方法。
  5. 放射線発生器によって放射線を検査対象に照射する放射線照射機能と、
    前記放射線の照射範囲内において前記検査対象を所定平面内で移動させる検査対象移動機能と、
    前記放射線発生器の焦点を通る直線を回転軸とした回転軌道上を回転可能な放射線検出器であって、検出素子が正方格子の格子点上に配置しているとともに前記正方格子における対角線の一方の前記所定平面に対する投影線が前記回転軌道の半径方向に平行である放射線検出器によって放射線の強度を取得する放射線強度取得機能と、
    前記対角線の他方の方向に隣接する前記検出素子の間の補間対象位置における放射線の強度を、前記対角線の一方の方向において前記補間対象位置に隣接するとともに前記補間対象位置を挟む2個の前記検出素子における放射線の強度に基づく補間演算によって取得する補間機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする放射線検査プログラム。
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