JP4925923B2 - 浴室ユニットにおける支柱の立設構造及び支柱固定具 - Google Patents

浴室ユニットにおける支柱の立設構造及び支柱固定具 Download PDF

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Description

本発明は、他方側の下位パネル載せ部に段差部を介して連結する一方側の上位パネル載せ部に、半分側の下端が下位パネル載せ部上に臨む状態で壁パネル連結用支柱を立設した浴室ユニットにおける支柱の立設構造,及び,前記支柱を止着できる支柱固定具に関する。
特許文献1に記載された浴室ユニットにおける支柱の立設構造100は、図10に示す如く、他方側の下位パネル載せ部101に段差部102を介して連結する一方側の上位パネル載せ部103に、半分側の下端104aが下位パネル載せ部101上に臨む状態で壁パネル連結用支柱104を立設したものであり、上位パネル載せ部103の室外側に立設した上位壁添接部103aと、下位パネル載せ部101の室外側に立設した下位壁添接部101aと、下位壁添接部101aの一方側寄り上端から段差部102に沿って上位壁添接部103aの他方側端部103a−1へ連結された連結部102aとを備える。支柱104は、その室外側背面が上位壁添接部103aの他方側端部103a−1及び連結部102aの上方側端部102a−1に止着されている。
実開平1−150860号公報
上記の他に、図11に示す浴室ユニットにおける支柱の立設構造110は、前記連結部102aが省略され、図11(B)に示す如く、支柱104が固定プレート111を介して上位壁添接部103aに止着されている態様もある。固定プレート111は、図11(A)に示す如く、一方側ネジ止め部111aが上位壁添接部103aの他方側端部103a−1にネジ止めされており、図11(B)に示す如く、他方側ネジ止め部111bが支柱104の背板104bの下端寄りにネジ止めされている。
しかし、上記の図10に示した浴室ユニットにおける支柱の立設構造100は、(1)上位壁添接部103aの他方側端部103a−1及び連結部102aの上方側端部102a−1に集中した止着となるので、十分な止着強度を得ることが困難であるという問題があり、又、上記の図11に示した浴室ユニットにおける支柱の立設構造110は、(2)上位壁添接部103aの他方側端部103a−1に集中した止着となるので、十分な止着強度を得ることが困難であり、(3)支柱104が固定プレート111の厚み分だけ浴室内手前側に迫り出すように位置するため、浴室ユニットの内側の浴室空間が狭くなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、壁パネル連結用支柱を強固に止着すると共に浴室空間を広くできるようにする、浴室ユニットにおける支柱の立設構造及び支柱固定具の提供を目的とする。
壁パネル連結用支柱を強固に止着すると共に、浴室空間を広くできるようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段は、他方側の下位パネル載せ部に段差部を介して連結する一方側の上位パネル載せ部に、半分側の下端が下位パネル載せ部上に臨む状態で壁パネル連結用支柱を立設した浴室ユニットにおける支柱の立設構造において、段差用当接片及び支柱用当接片を連結片で連結した支柱固定具を用い、前記段差部に該段差用当接片をネジ止めすると共に、前記支柱の他方側の側部に該支柱用当接片をネジ止めして、前記支柱の室外側背面に該連結片を当接した状態で前記支柱を前記段差部に止着したことを特徴とする浴室ユニットにおける支柱の立設構造である。
下位パネル載せ部に載置した壁パネルを位置ズレさせることのない支持を得るために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記支柱固定具は、前記支柱用当接片の室内側縦側縁に連接し、前記下位パネル載せ部に載置した壁パネルの室外側背面に当接するパネル用当接片を備えた請求項1に記載の浴室ユニットにおける支柱の立設構造である。
支柱の室外背側への位置ズレを防止するために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記上位パネル載せ部は、その室外側に上方へ行く程に室外側へ行くように傾斜する室内手前側の壁面を有する水切り壁が立設され、前記支柱固定具は、前記連結片から一方側へ延長し、前記支柱の室外側背面と該水切り壁の壁面との隙間へ差し込んだ差込み片を備えた請求項1又は2に記載の浴室ユニットにおける支柱の立設構造である。
壁パネル連結用支柱を強固に止着すると共に、浴室空間を広くできるようにするために請求項4記載の本発明が採用した手段は、他方側の下位パネル載せ部に段差部を介して連結する一方側の上位パネル載せ部に、半分側の下端が下位パネル載せ部上に臨む状態で立設した壁パネル連結用支柱を止着できる支柱固定具において、前記段差部にネジ止めできる段差用当接片と、前記支柱の他方側の側部にネジ止めできる支柱用当接片と、段差用当接片及び支柱用当接片を連結して前記支柱の室外側背面に当接できる連結片とを備えたことを特徴とする支柱固定具である。
室内側から見たときに上位パネル載せ部が下位パネル載せ部の左側に設けられて支柱の右側に本発明固定具を設ける態様、及び、室内側から見たときに上位パネル載せ部が下位パネル載せ部の右側に設けられて支柱の左側に本発明固定具を設ける態様のいずれの態様にも本発明固定具を使用できるようにするために請求項5記載の本発明が採用した手段は、前記支柱用当接片の上下反対側に設けた別の支柱用当接片と、前記段差用当接片及び別の支柱用当接片を連結する前記連結片の延長部とを備えた請求項4記載の支柱固定具である。
請求項1記載の本発明に係る浴室ユニットにおける支柱の立設構造は、支柱が支柱固定具を介して段差部にネジ止めされ、更に支柱の室外側背面が固定具の連結片で支持されるので、支柱を段差部へ強固に止着できる。又、従来必要としていた、支柱を浴室内手前側に迫り出させる原因となっていた固定プレートを無くすことができるので、支柱を室外側へ寄せて浴室ユニット内側の浴室空間を広くすることができる。
請求項2記載の本発明に係る浴室ユニットにおける支柱の立設構造は、支柱固定具が下位パネル載せ部に載置した壁パネルの室外側背面をパネル用当接片で支持するので、室内側から該壁パネルに押圧力がかかっても壁パネルを位置ズレさせない壁パネルの支持を得ることができる。
請求項3記載の本発明に係る浴室ユニットにおける支柱の立設構造は、支柱が室外側へ位置ズレしようとするときに水切り壁が差込み片を介して支柱の室外側背面を支持するので、支柱の室外側への位置ズレを防止できる。
請求項4記載の本発明に係る支柱固定具は、支柱を段差部にネジ止めでき、更に支柱の室外側背面を連結片で支持できるので、支柱を段差部へ強固に止着できる。又、従来必要としていた、支柱を浴室内手前側に迫り出させる原因となっていた固定プレートを無くすことができるので、支柱を室外側へ寄せて浴室ユニット内側の浴室空間を広くすることができる。
請求項5記載の本発明に係る支柱固定具は、上下そのままに使用した場合に、段差用当接片を段差部にネジ止めして支柱用当接片を支柱の左右のいずれか一方側の側部にネジ止めでき、上下逆さに使用した場合に、段差用当接片を段差部にネジ止めして別の支柱用当接片を支柱の左右の他方側の側部にネジ止めできるので、室内側から見たときに上位パネル載せ部が下位パネル載せ部の左側に設けられて支柱の右側に本発明固定具を設ける態様、及び、室内側から見たときに上位パネル載せ部が下位パネル載せ部の右側に設けられて支柱の左側に本発明固定具を設ける態様のいずれの態様にも本発明固定具を使用することができる。
本発明に係る浴室ユニットにおける支柱の立設構造(以下、「本発明構造」という。)及び支柱固定具(以下、「本発明固定具」という。)について実施の形態を示す図面に基いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図4は、本発明構造の第1の実施の形態を示すものである。図1は、本発明構造10の各構成部材を分離して示す斜視図である。図2は、壁パネル26,27を破断して本発明構造10の主要部を示す斜視図である。図3は、本発明構造10に用いられる本発明固定具30を示す斜視図である。図4は、本発明構造10の組立て経過状態を同図(A)〜(D)の順に示したものであって、同図(A)は、本発明固定具30を取り付ける前の下位パネル載せ部23、段差部24、上位パネル載せ部25を示す平面図であり、同図(B)は、段差部24に本発明固定具30を取り付けた状態を示す平面図であり、同図(C)は、本発明固定具30を介して段差部24に支柱28を止着した状態を示す平面図であり、同図(D)は、支柱28に壁パネル26,27を連結した組立て完了状態を示す平面図である。
本発明構造10は、浴室ユニット20において、他方側の下位パネル載せ部23に段差部24を介して連結する一方側の上位パネル載せ部25に半分側の下端28aが下位パネル載せ部23上に臨む状態で立設した、壁パネル26,27どうし(図2参照)を連結する壁パネル連結用支柱28を、本発明固定具30を用いて段差部24に止着したものである。前記浴室ユニット20は、図1に示す如く、洗い場21の床面より浴槽22の上縁が高いために、洗い場21の周縁に形成されるパネル載せ部23よりも浴槽22の周縁に形成されるパネル載せ部25の方が高い位置となって、両パネル載せ部23,25の間に段差部24を形成するものである。下位パネル載せ部23は洗い場防水パン21の周縁に一体に形成され、上位パネル載せ部25は浴槽22の周縁に一体に形成されるか又は浴槽22を載置する浴槽用防水パン(図示省略)の起立した周壁上部に形成されている。下位パネル載せ部23及び上位パネル載せ部25には、図1に示す如く、その各々の室外側の側縁に、上方へ行く程に室外側へ行くように傾斜する室内手前側の壁面23a−1,25a−1を有する水切り壁23a,25aが立設されている。
本発明固定具30は、図3及び図1に示す如く、方形板状の連結片31と、連結片31の一方側縦側縁31aの下端寄りに連接され室内手前側へ直角に突出した方形板状の段差用当接片32と、連結片31の他方側縦側縁31bに連接され室内手前側へ直角に突出した方形板状の支柱用当接片33とが、一枚の切断した金属板を折り曲げる等して成形されている。本発明固定具30は、段差用当接片32及び支柱用当接片33の各々に、適宜数のビス挿通孔32a、33aが穿設されている。このように、本発明固定具30は、図4の図(C)に示す如く、段差部24にネジ止めできる段差用当接片32と、支柱28の他方側の側部28bにネジ止めできる支柱用当接片33と、段差用当接片32及び支柱用当接片33を連結して支柱28の室外側背面28cに当接できる連結片31とを備えている。
そして、本発明固定具30を用いた本発明構造10は、段差部24に段差用当接片32をネジ止めすると共に、支柱28の他方側の側部28bに支柱用当接片33をネジ止めして、支柱28の室外側背面28cに連結片31を当接した状態で支柱28を段差部24に止着することにより、支柱28を本発明固定具30を介して段差部24にネジ止めし、更に支柱28の室外側背面28cを本発明固定具30の連結片31で支持するので、支柱28を段差部24へ強固に止着できる。支柱28を段差部24へ強固に取着できるのは、段差部24の上下縁が上位パネル載せ部24及び下位パネル載せ部23に連結されているのに対して、水切り壁25aの下縁のみが上位パネル載せ部24に連結されているため、止着したものを止め付ける強度について、従来の取着の相手方としていた水切り壁25aに比べて段差部24の方を強くできるからである。又、本発明構造10は、従来必要としていた、支柱28を浴室内手前側に迫り出させる原因となる固定プレートを無くすことができるので、支柱28を室外側へ寄せて浴室ユニット20の内側の浴室空間Sを広くすることができる。
本発明構造10の組立て方法は、次の(1)〜(3)手順で行われる。
(1)先ず、段差部24に垂直の位置決め線24a(図1参照)を記し、位置決め線24aに段差用当接片32の室内手前側縦側縁32bを突き合わした状態で、図4の図(B)に示す如く、段差部24に段差用当接片32をビス40でネジ止めする。
(2)次に、支柱28の室外側背面28cを連結片31に当接させると共に支柱28の他方側の側部28bを支柱用当接片33に当接させ、支柱28をその半分側の下端28aが下位パネル載せ部23上に臨む状態に位置決めして、支柱28を上位パネル載せ部25に起立する。この後、図4の図(C)の如く、支柱28の他方側の側部28bを支柱用当接片33にビス40でネジ止めする。支柱28は、その頂部を一方側及び他方側のコーナーポスト(図示省略)の頂部どうしを繋ぐ梁材等にビス等で連結されて立設される。
(3)最後に、図4の図(D)に示す如く、壁パネル26の他方側縦側縁26aを支柱28に内嵌して壁パネル26を上位パネル載せ部25に載置すると共に、壁パネル27の一方側縦側縁27aを支柱28に内嵌して壁パネル27を下位パネル載せ部23に載置し、本発明構造10の組立てを完了する。なお、壁パネル26の他方側縦側縁26aと壁パネル27の一方側縦側縁27aとの間には必要に応じてスペーサー(図示省略)を嵌入する場合もある。
本発明構造10は、上記した組立て手順(2)において、支柱28の室外側背面28cを連結片31に当接させると共に支柱28の他方側の側部28bを支柱用当接片33に当接させることができるので、支柱28をその半分側の下端28aが下位パネル載せ部23上に臨む状態に正確且つ容易に位置決めして、支柱28を上位パネル載せ部25に立設することができる。
(第2の実施の形態)
図5〜図7は、本発明構造の第2の実施の形態を示すものである。図5は、本発明構造50に用いられる本発明固定具60を示す斜視図である。図6は、本発明固定具60を介して段差部24に支柱28を止着した状態を示すものであって、同図(A)は平面図であり、同図(B)は同図(A)のb−b線で断面した側面図である。図7は、本発明構造50の組立て経過状態を同図(A)〜(C)の順に示したものであって、同図(A)は、本発明固定具50を段差部24に取り付ける前の状態を示す分解斜視図であり、同図(B)は、段差部24に本発明固定具50を取り付けた状態を示す分解斜視図であり、同図(C)は、本発明固定具50を介して段差部24に支柱28を止着した状態を示す斜視図である。
本実施の形態に係る本発明構造50が第1の実施の形態の本発明構造10と大きく相違する点は、図5に示す如く、本発明固定具60に、支柱用当接片33の室内側縦側縁33bに連接して直角に他方側に延長したパネル用当接片61と、連結片31の上方の縦側縁31aから一方側に延長した差込片62を設けた点にある。
本発明構造50は、本発明固定具60のパネル用当接片61が、図6の図(A)に示す如く、下位パネル載せ部23に載置した壁パネル27の室外側背面(本例では、鋼板27bの裏面側に設けられた石膏ボード等からなる裏打材27c)に当接するので、本発明固定具60が壁パネル27をパネル用当接片61で支持でき、室内側から壁パネル27に不意な押圧力がかかっても壁パネル27を位置ズレさせない強固な支持構造を得ることができる。なお、本発明固定具60は、段差用当接片32、連結片31、支柱用当接片33及びパネル用当接片61をそれぞれ下方の下位パネル載せ部23付近(図1参照)まで延長した態様を採用し、これにより、壁パネル27の室外側背面をパネル用当接片61で支持できる面積を増やして、より強固な壁パネル27の支持構造を得るようにしてもよい。
又、本発明構造50は、図6の図(B)の如く、水切り壁25aの壁面25a−1が上方へ行く程に室外側へ行くように傾斜している態様に適用され、本発明固定具60の差込片62が、図6の図(A)及び同図(B)に示す如く、支柱28の室外側背面28cと水切り壁25aの傾斜した壁面25a−1との隙間へ差し込まれており、支柱28が室外側へ位置ズレしようとするときに、水切り壁25aが差込み片62を介して支柱28の室外側背面28cを支持するので、支柱28の室外側への位置ズレを防止できる。
上記相違点以外の構成は、第1の実施の形態における本発明構造10と実質的に同一であり、図5〜図7に示す符号のうち、図1〜図4(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材を示す。
(第3の実施の形態)
図8及び図9は、本発明構造の第3の実施の形態を示すものである。図8の図(A)は、本発明構造70に用いられる本発明固定具80を示す斜視図であって、同図(B)は、同図(A)に示す本発明固定具80を上下逆さにすることで左右対称にした態様を示す斜視図である。図9は、本発明構造70を示す斜視図であって、同図(A)は、室内側から見て左側にある上位パネル載せ部25に立設した支柱28を図8の図(A)に示す状態にある本発明固定具80を用いて段差部24に止着した構造を示すものであり、同図(B)は、同図(A)とは左右対称な状態を示すものであって、室内側から見て右側にある上位パネル載せ部72に立設した支柱73を図8の図(B)に示す状態にある本発明固定具80を用いて段差部71に止着した構造を示すものである。
本実施の形態に係る本発明構造70が第1の実施の形態の本発明構造10と大きく相違する点は、図8の図(A)に示す如く、本発明固定具80に、支柱用当接片33の上下反対側に設けた別の支柱用当接片81と、段差用当接片32及び別の支柱用当接片81を連結する連結片31の延長部82とを備える点にある。これにより、本発明構造70は、図8の図(A)に示す如く本発明固定具80を上下そのままに使用した場合に、図9の図(A)に示す如く段差用当接片32を段差部24にネジ止めして支柱用当接片33を支柱24の右側の側部28bにネジ止めでき、又、図8の図(B)に示す如く本発明固定具80を上下逆さに使用した場合に、図9の図(B)に示す如く段差用当接片32を段差部71にネジ止めして別の支柱用当接片81を支柱73の左側の側部73bにネジ止めできるので、図9の図(A)に示す如く室内側から見たときに上位パネル載せ部25が下位パネル載せ部23(図1参照)の左側に設けられて支柱28の右側に本発明固定具70を設ける態様、及び、図9の図(B)に示す如く室内側から見たときに上位パネル載せ部72が下位パネル載せ部(図示省略)の右側に設けられて支柱73の左側に本発明固定具70を設ける態様のいずれの態様にも本発明固定具70を使用することができる。
本発明固定具80は、図8に示す如く、別の支柱用当接片81に適宜数のビス挿通孔81aが穿設されている。本発明固定具80は、支柱用当接片33と別の支柱用当接片81とを中間部83を介して連結して一枚板で形成しており、中間部83に段差用当接片32に穿設されたビス挿通孔32aよりも大径でビス40の頭部も挿通可能なビス挿通孔83aが穿設されている。これにより、図9の図(A)及び図(B)に示す如く、ビス挿通用孔83aに挿通したビス40で段差部24,71に段差用当接片32をネジ止めすることができる。
上記相違点以外の構成は、第1の実施の形態における本発明構造と実質的に同一であり、図8及び図9に示す符号のうち、図1〜図4(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材を示す。
本発明構造の第1の実施の形態を示すものであって、各構成部材を分離して示す斜視図である。 同実施の形態において、壁パネルを破断して本発明構造の主要部を示す斜視図である。 同実施の形態において、本発明構造に用いられる本発明固定具を示す斜視図である。 同実施の形態において、本発明構造の組立て経過状態を同図(A)〜(D)の順に示したものであって、同図(A)は、本発明固定具を取り付ける前の上位パネル載せ部、段差部、下位パネル載せ部を示す平面図であり、同図(B)は、段差部に本発明固定具を取り付けた状態を示す平面図であり、同図(C)は、本発明固定具を介して段差部に支柱を止着した状態を示す平面図であり、同図(D)は、支柱に壁パネルを連結した組立て完了状態を示す平面図である。 本発明構造の第2の実施の形態を示すものであって、本発明構造に用いられる本発明固定具を示す斜視図である。 同実施の形態において、本発明固定具を介して段差部に支柱を止着した状態を示すものであって、同図(A)は平面図であり、同図(B)は同図(A)のb−b線で断面した側面図である。 同実施の形態において、本発明構造の組立て経過状態を同図(A)〜(C)の順に示したものであって、同図(A)は、本発明固定具を段差部に取り付ける前の状態を示す分解斜視図であり、同図(B)は、段差部に本発明固定具を取り付けた状態を示す分解斜視図であり、同図(C)は、本発明固定具を介して段差部に支柱を止着した状態を示す斜視図である。 本発明構造の第3の実施の形態を示すものであって、同図(A)は、本発明構造に用いられる本発明固定具を示す斜視図であって、同図(B)は、同図(A)に示す本発明固定具を上下逆さにすることで左右対称にした態様を示す斜視図である。 同実施の形態において、本発明構造を示す斜視図であって、同図(A)は、室内側から見て左側にある上位パネル載せ部に立設した支柱を図8の図(A)に示す状態にある本発明固定具を用いて段差部に止着した構造を示すものであり、同図(B)は、同図(A)とは左右対称な状態を示すものであって、室内側から見て右側にある上位パネル載せ部に立設した支柱を図8の図(B)に示す状態にある本発明固定具を用いて段差部に止着した構造を示すものである。 従来の浴室ユニットにおける支柱の立設構造を示す斜視図である。 別態様の従来の浴室ユニットにおける支柱の立設構造を示す斜視図であり、同図(A)は上位壁添接部に固定プレートを取付けた状態を示すものであり、同図(B)は上位パネル載せ部に支柱を立設した状態を示すものである。
符号の説明
10…本発明構造(浴室ユニットにおける支柱の立設構造)20…浴室ユニット 23…下位パネル載せ部 24…段差部 25…上位パネル載せ部 28…壁パネル連結用支柱 28a…半分側の下端 28b…他方側の側部 28c…室外側背面 30…支柱固定具 31…連結片 32…段差用当接片 33…支柱用当接片

Claims (5)

  1. 他方側の下位パネル載せ部に段差部を介して連結する一方側の上位パネル載せ部に、半分側の下端が下位パネル載せ部上に臨む状態で壁パネル連結用支柱を立設した浴室ユニットにおける支柱の立設構造において、段差用当接片及び支柱用当接片を連結片で連結した支柱固定具を用い、前記段差部に該段差用当接片をネジ止めすると共に、前記支柱の他方側の側部に該支柱用当接片をネジ止めして、前記支柱の室外側背面に該連結片を当接した状態で前記支柱を前記段差部に止着したことを特徴とする浴室ユニットにおける支柱の立設構造。
  2. 前記支柱固定具は、前記支柱用当接片の室内側縦側縁に連接し、前記下位パネル載せ部に載置した壁パネルの室外側背面に当接するパネル用当接片を備えた請求項1に記載の浴室ユニットにおける支柱の立設構造。
  3. 前記上位パネル載せ部は、その室外側に上方へ行く程に室外側へ行くように傾斜する室内手前側の壁面を有する水切り壁が立設され、前記支柱固定具は、前記連結片から一方側へ延長し、前記支柱の室外側背面と該水切り壁の壁面との隙間へ差し込んだ差込み片を備えた請求項1又は2に記載の浴室ユニットにおける支柱の立設構造。
  4. 他方側の下位パネル載せ部に段差部を介して連結する一方側の上位パネル載せ部に、半分側の下端が下位パネル載せ部上に臨む状態で立設した壁パネル連結用支柱を止着できる支柱固定具において、前記段差部にネジ止めできる段差用当接片と、前記支柱の他方側の側部にネジ止めできる支柱用当接片と、段差用当接片及び支柱用当接片を連結して前記支柱の室外側背面に当接できる連結片とを備えたことを特徴とする支柱固定具。
  5. 前記支柱用当接片の上下反対側に設けた別の支柱用当接片と、前記段差用当接片及び別の支柱用当接片を連結する前記連結片の延長部とを備えた請求項4記載の支柱固定具。
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