JP4925253B2 - 圧力検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力検出装置に関し、詳しくは検知基板に接続される外部ケーブルのケーブル太さが太い場合に、センサ押圧部材の下面が外部ケーブルに噛み込むのを防止するための技術に関するものである。
従来、屋内と屋外との境界部(例えばバルコニー部の腰壁、フェンス、塀など)において、赤外線センサ(赤外線遮断検知によるもの)、超音波センサ、静電容量検知センサ、磁気センサを用いて不審者の侵入を検知するものや、あるいはカメラ等の撮像的監視モニターにて監視して侵入を検知する防犯センサが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ところがこれら特許文献1、2に見られる従来例では、仮りに猫や鳥等の小動物が侵入すると不審者が侵入した場合とほぼ同様に検知して、不審者が侵入していないにも関わらず不審者の侵入有りと誤検知してしまうことがあり、また、カメラを設ける場合にはバルコニー部の腰壁又はフェンス又は塀との収まりが悪くて一体感がなく、美観を損ねることがあった。
そこで、上記境界部において、人が乗り越える際の荷重を検知して威嚇、警報を発する防犯センサが開発されている。この種の防犯センサは、例えば、取付部上面の略全長に亘って荷重を検知する圧力センサを配設し、圧力センサの上面側に荷重により下降するセンサ部を取り付け、人が乗り越える際の荷重を圧力センサが検出し、検出結果を検知基板から外部ケーブルを介して外部に設置した警報機を鳴らす仕組みとされている。
従来の検知部8はユニット構造をしており、図8(a)のようにセンサ部2とは別部材として設けられている場合が多い。しかも、検知部8には圧力センサが設けられないため、検知部8の場所では不感帯となり、防犯面で課題がある。また、センサ部2と検知部8との間で外観上の一体感が無いため、意匠的に劣るという問題もある。
そこで本発明者らは、本発明に至る過程で、センサ笠木2の下面側に検知部8を一体に組み込む方式を考えた。その一例を図8(b)に示す。ところが、検知部8と外部の警報システムとを電気的に接続するための外部ケーブル4はそのケーブル太さが一般に太いため、外部ケーブル4の上面高さH1が高くなり、センサ笠木2に上から荷重がかかった際に、センサ笠木2が下降すると外部ケーブル4に噛み込み、そのためにセンサ笠木2の下降が妨げられて圧力センサによる検出が不能となる。つまり検知部8は感圧帯として機能しなくなるという課題を有している。
特開2001−153964号公報 特開2002−15380号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、検知部を感圧帯として機能させることができ、安定した防犯効果が得られると共に、外観性にも優れた圧力検出装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、一方の端部に圧力センサ1が接続され、他方の端部に外部ケーブル4が接続され、上記圧力センサ1からの検知信号を処理して上記外部ケーブル4側に出力する検知基板5と、上記検知基板5を収納すると共に上記圧力センサ1側及び上記外部ケーブル4側がそれぞれ開口した筒形ケース7とで検知部8が構成され、上下動自在なセンサ押圧部材2が荷重で下降した際にこれを上記圧力センサ1で検出しこの検出結果を上記検知基板5から上記外部ケーブル4を介して外部の警報部に伝達するようにした圧力検出装置において、上記センサ押圧部材2の下面側で且つ上記圧力センサ1が配置されない領域に上記検知部8を配置すると共に、上記検知部8における上記筒形ケース7の外部ケーブル挿入部10側の底面部10aに上記外部ケーブル4の上面高さHを低くするためのケーブル逃がし部12を形成し、上記検知基板5の出力側に基板側コネクタ17を取り付け、上記外部ケーブル4の先端に上記基板側コネクタ17に差し込まれて速結式で電気的に接続されるケーブル側コネクタ18を取り付けると共に、上記筒形ケース7の上記ケーブル逃がし部12の両サイドに上記ケーブル側コネクタ18を差し込み方向にガイドするガイド部19を設け、上記ケーブル側コネクタ18の上面に上記基板側コネクタ17に係止する係止片31を突設し、上記筒形ケース7のカバー7Bに上記係止片31を収納するための収納凹部40を設けたことを特徴としている。
このような構成とすることで、筒形ケース7のケーブル逃がし部12に外部ケーブル4を逃がすことができ、その逃がした分だけ外部ケーブル4の上面高さHを低くできる。従って、センサ押圧部材2のどの部分に荷重がかかっても、特に検知部8の上に荷重がかかった場合でも、外部ケーブル4の上面高さHが低くなっているため、センサ押圧部材2が外部ケーブル4に噛み込むのを抑止できると共に、センサ押圧部材2の下降動作が妨げられることがないため、圧力センサ1による検出が確実になされるようになる。これにより、検知部8を感圧帯として機能させることができると共に、センサ押圧部材2の下面側に検知部8を配置することで、圧力センサ1と検知部8とが外観上において一体感を呈するようになる。
また、筒形ケース7のケーブル逃がし部12の両サイドにケーブル側コネクタ18を差し込み方向にガイドするガイド部19を設けたので、検知基板5と外部ケーブル4とをコネクタ方式によって簡易に且つ確実に電気的に接続できると共に、ガイド部19に沿ってケーブル側コネクタ18を差し込むことで基板側コネクタ17に対するケーブル側コネクタ18の接続作業が容易となり、しかも接続後はガイド部19がケーブル側コネクタ18を保持する機能も兼ねることができ、基板側コネクタ17に対するケーブル側コネクタ18の安定した接続状態を長期に亘って持続できるようになる。
さらに、検知部8のカバー7Bには、ケーブル側コネクタ18の上面から突出する係止片31を収納するための収納凹部40が設けられており、筒形ケース7の薄型化が図られる。
また、上記筒形ケース7が取付ビス13により取付部83に取り付けられ、取付ビス13の位置を筒形ケース7の中央側で且つ検知基板5に近い位置に配置するのが好ましく、この場合、外部ケーブル4に過負荷が加わった場合でも、検知基板5に近い位置に取付ビス13があるため、検知基板5への負荷を軽減でき、品質の安定化を図ることができる。しかも、取付ビス13を筒形ケース7の中央側に位置することで、この取付ビス13が検知基板5の端部に接続される外部ケーブル4と干渉することも防止できるので、外部ケーブル4が取付ビス13に乗り上げてセンサ押圧部材2の下降動作を妨げてしまうような事態を確実に回避できるようになる。
また、上記筒形ケース7のケーブル逃がし部12よりも外側方に、ケーブル逃がし部12から引き出される外部ケーブル4を固定するためのケーブル固定具14を設けるのが好ましく、この場合、ケーブル固定具14によって外部ケーブル4を安定して固定できるので、外部ケーブル4が施工時に正規の位置からズレたり、浮き上がったりするのを防止でき、噛み込みの原因を確実になくすことができる。
本発明に係る圧力検出装置は、筒形ケースの外部ケーブル挿入部側の底面部に、ケーブル逃がし部を設けて外部ケーブルの上面高さを低くすることにより、センサ押圧部材のどの部分に荷重がかかっても、特に検知部の上に荷重がかかった場合でも、センサ押圧部材の外部ケーブルへの噛み込みを抑止できると共に、センサ押圧部材の下降動作が外部ケーブルで妨げられることがないため、検知部を感圧帯として機能させることができ、防犯センサに用いた場合は防犯効果を高めることができるものであり、また検知部をセンサ押圧部材の下面側に配置することで、従来のようにセンサ部と検知部とが別体で構成された場合と比較して、外観上連続した一体感が得られ、外観意匠性が大幅に向上するものである。また、基板側コネクタに対するケーブル側コネクタの接続作業が容易となり、しかも接続後はガイド部がケーブル側コネクタを保持する機能も兼ねることができ、基板側コネクタに対するケーブル側コネクタの安定した接続状態を長期に亘って持続できるものである。さらに、筒形ケースのカバーの収納凹部にケーブル側コネクタの上面から突出する係止片を収納することで、筒形ケースの薄型化が図られるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。本発明の防犯センサは、戸建住宅や集合住宅のバルコニー部の腰壁をはじめ、敷地のフェンスや塀等の上端部に設置するもので、本実施形態ではバルコニー部の腰壁の上端部に設置するがこれに限定されず、また上記以外の壁部等に設けてもよい。
バルコニー部の腰壁81は、図1(a)に示すように壁本体82をコンクリート等により形成すると共に、壁本体82の上端部に取付部となる手摺83を設けて構成してある。手摺83は、壁本体82の上端面の長手方向に複数立設した手摺用支柱84に載置固定して設ける笠木からなるもので、上面が上方に凸となる曲面状をしたアルミニウム等の金属製のものであるが、その他の材質で形成してもよい。この手摺83には一般の製造業者が製造する様々なものが用いられる。そして、この手摺83上に防犯センサを構成する圧力センサ1と圧力検出装置9とを取り付けるものである。
防犯センサは、図1、図2に示すように取付ベース3と、センサー押圧部材を構成するセンサ笠木2と、圧力センサ1と、センサ押圧部60と、圧力検出装置9とを備えている。
取付ベース3は、バルコニー部の腰壁81又はフェンス又は塀の上端部に固定して圧力センサ1及びセンサ笠木2を取り付けるためのものである。この取付ベース3は、手摺83の上面の長手方向に間隔をおいて複数取り付けられるもので、金属やその他の材質で形成してもよいが、アルミの押出成形材がよく用いられる。取付ベース3は、図6、図7に示すように、下横片32と、延設片33とで構成される。下横片32は下面が手摺83の上面に取り付けられる厚肉板状をしたもので、その上面にはセンサ保持部材16が載置固定される延設片33が形成されている。下横片32の上面の上記延設片33の幅方向の両側には立設片32aが立設してあり、両立設片32aにてセンサ保持部材16を挟んだ状態で該センサ保持部材16を保持するものである。下横片32の幅方向の両端部からはそれぞれ板状をした延設片33が延設してあり、この延設片33の外方端部が斜め内下方に折り曲げられており、この外方に若干凸曲した部分が被係合部34となっている。上記被係合部34間の長さは手摺83の幅(手摺83の両側片の外面間の距離)と同じに形成している。また、延設片33が折り曲げられて被係合部34の下側に位置する部分は傾斜面34aとなっている。この取付ベース3は、下横片32の下面を手摺83の上面に載置した状態で該下横片32に形成した固着具挿通孔(図示せず)を挿通して固着具36を手摺83に螺着することで固定する。
センサ笠木2は、上覆い片21と側片22とからなる下方に開口する断面略U字状や略コ字状等をして圧力センサ1を覆う長尺のもので、本実施形態においては上覆い片21を上方に凸となる曲面状に形成すると共に、上覆い片21の両側端部から縦板状の側片22を垂下して形成してある。両側の側片22間の間隔(側片22の内面間の距離)は、上記取付ベース3の両被係合部34間の距離および手摺83の幅と同じに形成してあるともに、側片22を取付ベース3に取り付けた時にその下端が手摺83の側片の下端よりも下方が同レベルとなるように上下長さを設定してある。
またセンサ笠木2の両側片22には、取付ベース3の両被係合部34に係合する係合部23が内方に突設してあると共に、センサ笠木2の下方への移動を規制する規制部24が上記係合部23の上方位置より内方に突設してあり、この側片22の内面の係合部23と規制部24の間の部分が取付ベース3の被係合部34が当接する当接面となっている。
センサ笠木2の取付ベース3への取り付けは、両側の側片22を若干押し広げて上方から取付ベース3と手摺83の両側に被せていき、側片22を手摺83の側片の外面に被せた状態とし、側片22の係合部23を取付ベース3の被係合部34の下側に位置させて被係合部34を側片22の内面に当接させることで行う。この状態、即ちセンサ笠木2に外部から荷重が印加されていない状態では、センサ押圧部6にてセンサ笠木2が上方に付勢されて、側片22の係合部23が取付ベース3の被係合部34の下側に当接すると共に側片22の規制部24は取付ベース3の延設片33の上面よりも若干距離をおいた上方に位置しているが、センサ笠木2に下向きの荷重が印加されると、センサ押圧部6の付勢力に抗ってセンサ笠木2が押し下げられていき、センサ笠木2の側片22の規制部24が取付ベース3の延設片33の上面に当接してセンサ笠木2の下方への移動が停止する。センサ笠木2への荷重がなくなると、センサ押圧部6の付勢力が復元力となってセンサ笠木2が上方に移動して元の状態となる。
上記規制部24は、センサ笠木2を取付ベース3に被嵌してセンサ笠木2に荷重が印加されていない状態(自然状態という)において、取付ベース3の上面から上方に間隔をあけた箇所から内方に突設するもので、取付ベース3の上面から規制部24までの距離がセンサ笠木2の自然状態位置から下方へのストロークとなり、このストローク内でセンサ笠木2が移動自在となっている。
センサ保持部材16は、図6、図7に示すように、ゴム材やエラストマーのような軟質系樹脂等で形成され、上方に開口してその内部が圧力センサ1を保持する保持部16aとなるものである。センサ保持部材16の長さは取付ベース3の長さよりも短く形成してあり、幅は上述した取付ベース3の立設片32a間の距離と略同じかこれより若干短く形成してあり、取付ベース3の立設片32a間に嵌入保持される。本実施形態ではセンサ保持部材16の両側面に係合凹部16bが凹設してあると共に取付ベース3の立設片32aの内側面に係合凸部32bが凸設してあり、これらの凹凸嵌合により抜け止めがなされるものである。また、センサ保持部材16の保持部16aの上方の開口の開口幅は圧力センサ1の径よりも小さく形成してあり、両開口端縁間を広げて圧力センサ1を保持部16aに出し入れするものである。
圧力センサ1は、本実施形態では長尺の変位検知式のケーブル状圧力センサ1を用いているが、特にこれに限定されない。本実施形態のケーブル状圧力センサ1(以下単に圧力センサ1という)は、内電極となる導電金属を含む芯電極の周囲に可撓性感圧体を配置すると共に、該可撓性感圧体の周囲に更に可撓性外電極を周設し、該可撓性外電極にリード部材を電気的及び機械的に接続して構成される。この圧力センサ1は、その表面に圧力(荷重)が印加されたとき、その部分が歪むことで芯電極と可撓性外電極との間に電圧が誘起され、この誘起電圧を利用して圧力を検出するものである。そして、圧力センサ1を押圧するセンサ押圧部60はセンサ押圧部6に形成される。
センサ押圧部6は、図6に示すように、取付ベース3の上面に固定される固定片63と、固定片63から上方に突設される弾性片64と、弾性片64の先端に形成される押圧片65とで構成される。固定片63は板状をしたもので、この固定片63を取付ベース3の下横片32の上面の立設片32aの外側部分に載置した状態で、ビス等の固着具69を該固定片63の固着具挿通孔(図示せず)を挿通して取付ベース3の下横片32に螺着して固定する。固定片63の外側端部からは上方に向けて弾性片64が連設してある。弾性片64は、基端部が固定片63から垂直に立設されると共に先端部に向けて内方に向けて緩やかに曲げられて先端部近傍がセンサ笠木2の上覆い片21の下面に弾接する弾接部64aとなっている。弾接部64aの上覆い片21の下面と弾接する部分は、幅方向中央部よりも若干側方に偏った位置となっており、センサ笠木2の上覆い片21を上記偏った側の斜め上方から反対側の斜め下方に向けて押し下げた際に最もよく弾性片64が曲げられる。このため、図7に示すように複数のセンサ押圧部6をその固定片63の固定を両方の側に振り分けて固定することで、センサ笠木2がいずれの斜め下方に押し下げられた場合でもいずれかのセンサ押圧部6がよく曲げられることなる。そして、弾性片64の先端からは下方およびセンサ笠木2の幅方向の中央部に向けて押圧片65が連設してあるともに、この押圧片65の下面に下方に向けてセンサ押圧部60が突設してある。上述したように弾性片64が曲げられた際に、このセンサ押圧部60が圧力センサ1を押圧するものである。
本実施形態においては、取付ベース3に配設したセンサ保持部材16に圧力センサ1を嵌め込んで保持させるだけで圧力センサ1を配設することができ、また取外す際にも幅狭の両開口端縁間を弾性的に広げて圧力センサ1を取り出すだけで取外し作業が行われ、圧力センサ1の取付ベース3への取り付け・取り外し作業が容易になるものである。
このように圧力センサ1及びセンサ押圧部60を形成したセンサ押圧部6をセンサ笠木2の長手方向の間隔をあけた複数の箇所に配置することで、センサ笠木2のどの部分に荷重が印加されてもいずれかの圧力センサ1(本実施形態は圧力センサ1のいずれかの部分)が荷重を検知することが可能となる。そして、荷重を検知した際に不審者の侵入有りと判定するものである。
圧力センサ1からの検知信号は、図2に示すようにセンサ笠木2内の長手方向の一部に収納した後述する検知部8に送られ、さらに外部ケーブル4を介して壁本体82の内側面に取り付けた報知ユニットに送信される。不審者有りと判定した場合には報知ユニットにて警報音等の警報を発する。
上記のような防犯センサにあっては、圧力センサ1及び下向きの荷重が印加されて押し下げられた際に圧力センサ1を押圧するセンサ笠木2にて防犯センサを構成したことで、防犯センサに赤外線センサ等を用いた場合のように猫や鳥等の小動物の侵入を不審者の侵入として誤検知してしまうことがなく、これを圧力センサ1及びセンサ笠木2という簡単な構成で達成することができて、防犯センサの複雑化・部材点数増加による高額化を抑えることができ、また、バルコニー部の腰壁81に設けた手摺83との収まりがよく一体感があって外観が向上するものである。また、センサ笠木2の下面に突出するセンサ押圧部60を形成したことで、圧力センサ1を確実に押圧することができて圧力センサ1の検知S/N比を向上させることができる。また、センサ笠木2を取付ベース3に対して下方に所定のストローク内で移動自在となるようにしたことで、センサ笠木2の移動(押し下げ)が確実に行われることなって圧力センサ1の検知S/N比を向上させることができる。
次に、本発明の圧力検出装置9を説明する。図1(a)に示すように、センサ押圧部材を構成するセンサ笠木2の一端側下面に配置されており、センサ笠木2のどの部分に荷重がかかっても、特に検知部8の上に荷重がかかった場合でも、センサ笠木2が荷重で押し下げられ、これを圧力センサ1が検出して検出結果を検知基板5から外部ケーブル4を介して外部の警報部20に伝達できる構造となっている。
上記検知部8は、図1(b)に示すように、検知基板5とこれを収納する筒形ケース7とで構成されている。
検知基板5は、図2に示すように、一方の端部に圧力センサ1が接続され、他方の端部には外部ケーブル4が接続され、圧力センサ1からの検知信号を処理して外部ケーブル4側に出力するものである。ここでは、検知基板5の出力側に基板側コネクタ17を取り付け、外部ケーブル4の先端に上記基板側コネクタ17に差し込まれて速結式で電気的に接続されるケーブル側コネクタ18を取り付け、検知基板5と外部ケーブル4とを速結式で接続するようにしている。
上記筒形ケース7は、圧力センサ1及び外部ケーブル4をそれぞれ外側方に引き出すことができる筒形状に形成されている。本例の筒形ケース7は、図4に示すように、長手形状のボディ7Aとカバー7Bとに分割されている。カバー7Bの四隅にはネジ孔25が穿設され、各ネジ孔25とそれぞれ対向するボディ7Aの4箇所にネジボス26が突設され、組立ネジ27にてボディ7Aとカバー7Bとが固着一体化されている。また本例では、カバー7Bの長手寸法がボディ7Aの長手寸法よりも短く形成されていて、ボディ7Aとカバー7Bとの組み立て状態で、ボディ7Aの長手方向の一端部がカバー7Bの長手方向の一端部よりも外側方に露出した圧力センサ側接続部11とされ、ボディ7Aの長手方向の他端部がカバー7Bの長手方向の他端部よりも外側方に露出した外部ケーブル挿入部10とされている。
上記ボディ7Aは長手方向に離れた2ヶ所で手摺83の上面に対してビス止めされる。本例では圧力センサ側接続部11の端部が取付ビス13aにて手摺83に螺着されている。この圧力センサ側接続部11からはセンサ用ケーブル50(図2)が挿入されるが、センサ用ケーブル50の太さは外部ケーブル4と比較して細いため、取付ビス13aの上にセンサ用ケーブル50が乗り上げた場合でも、センサ用ケーブル50が上方に大きく突出することがないため、センサ笠木2が下降した際にセンサ用ケーブル50への噛み込みが生じることはない。
また、上記ボディ7Aの長手方向の中央側には中仕切リブ28が突設されており、この中仕切リブ28の中央部が取付ビス13にて手摺83に螺着される。これにより図2に示すように、外部ケーブル挿入部10には取付ビス13が存在しなくなるので、取付ビス13に外部ケーブル4が乗り上がることがなく、これによりセンサ笠木2が下降した際に外部ケーブル4への噛み込みをより確実に防止できるようになっている。さらに、ボディ7Aとカバー7Bとが取付ビス13にてビス止めされた状態で、取付ビス13の両サイドにコネクタ用ケーブル(図示せず)を通すためのケーブル孔が確保されるようになっている。
上記ボディ7Aにおける圧力センサ側接続部11と中仕切リブ28との間には、圧力センサ1からの検知信号を処理するための検知基板5が収納される。検知基板5の四隅はネジ30にてボディ7Aにネジ止めされる。
上記ボディ7Aにおける外部ケーブル挿入部10の奥には、基板側コネクタ17が収納され、外部ケーブル4の先端に結合したケーブル側コネクタ18が外部ケーブル挿入部10の入口側から左右のガイド部19に沿ってスライド挿入されて基板側コネクタ17に速結式で電気的に接続可能とされる。
なお、ケーブル側コネクタ18の上面には係止片31が突設され、一方、基板側コネクタ17の上面には上記係止片31が係止する係止孔(図示せず)が凹設されており、ケーブル側コネクタ18を基板側コネクタ17に差し込んだ状態(図2の状態)で、係止片31が係止孔に係止することで、基板側コネクタ17に対してケーブル側コネクタ18が機械的に接続されるようになっている。なお、検知部8のカバー7Bには、ケーブル側コネクタ18の上面から突出する係止片31を収納するための収納凹部40が設けられており、筒形ケース7の薄型化が図られている。
また本発明においては、図2に示すように、上記外部ケーブル挿入部10の中央側が平面視コ字状に切欠されてケーブル逃がし部12が形成されている。外部ケーブル4は、複数本のケーブル導体4aの外周面を絶縁被覆で被覆したものでケーブル太さが一般に太くなっている。この外部ケーブル4の先端部分をケーブル逃がし部12に配置することで、図3に示すように、外部ケーブル4の上面高さHを従来(図8(b)の上面高さH1)よりも低くできる。このとき、センサ笠木2の下面から隙間Sをあけて外部ケーブル4の上面が配置されることとなり、この隙間Sはセンサ笠木2が下降して圧力センサ1を押圧可能となる寸法である。これによりセンサ笠木2が下降して圧力センサ1を押圧する際に、センサ笠木2が外部ケーブル4へ噛み込むのを抑止できる構造となっている。
しかして、筒形ケース7のケーブル逃がし部12に外部ケーブル4を逃がすことによって、外部ケーブル4の上面高さHを低くできる。従って、センサ笠木2のどの部分に荷重がかかっても、特に検知部8の上に荷重がかかった場合でも、センサ笠木2の下面が外部ケーブル4に噛み込むのを抑止でき、これにより、センサ笠木2の下降動作が妨げられることがないため、センサ押圧部60による圧力センサ1の押圧動作が確実になされるようになり、従って、検知部8を感圧帯として機能させることができる。さらに本例では、ケーブル逃がし部12を切り欠き形状としたので、筒形ケース7の底面部10aの厚み分だけ外部ケーブル4の上面高さHをより低くでき、仮りに施工のばらつきがあったり、外部ケーブル4のケーブル太さがより太い場合であっても、センサ笠木2の下降時にセンサ笠木2が外部ケーブル4に噛み込むのを抑止でき、確実に検知性能を発揮できる結果、圧力センサ1の検出性能を高めて、防犯効果を高めることができる。
また、検知部8は圧力センサ1と同じ共通するセンサ笠木2にて覆われるので、従来のようにセンサ部と検知部とが別体で構成された構造と比較して、外観上において連続した一体感が得られるので、意匠性が大幅に向上する利点もある。
また本例では、筒形ケース7を取付ビス13にて手摺83に取り付けるにあたって、取付ビス13の位置を図2のように筒形ケース7の長手方向の中央側で且つ検知基板5に近い位置に配置している。従って、外部ケーブル4に過負荷が加わった場合でも、検知基板5に近い位置に取付ビス13があるため、検知基板5への負荷を軽減でき、品質の安定化を図ることができる。しかも、取付ビス13を筒形ケース7の中央側に位置させることで、取付ビス13が外部ケーブル4と干渉するのも防止でき、これにより外部ケーブル4が取付ビス13に乗り上げてセンサ笠木2の下降動作を妨げてしまう事態を回避できるようになる。
なお、外部ケーブル4のケーブル太さが細い場合は、ケーブル逃がし部12を外部ケーブル挿入部10の中央部を一段低くした凹み形状とし、この凹み部分を取付ビス13で手摺83に取り付けるようにしてもかまわない。この場合、取付ビス13に外部ケーブル4が乗り上げても、外部ケーブル4のケーブル太さが細いため、外部ケーブル4の上面高さHを低く保持でき、センサ笠木2による噛み込みを抑止できるようになる。要するに、ケーブル逃がし部12はセンサ笠木2の下降時にセンサ笠木2が外部ケーブル4に噛み込まない程度に外部ケーブル4の上面高さHを低くできるものであれば、切欠に限らず、凹み形状でもよい。
さらに本例では、ケーブル逃がし部12の両サイドにケーブル側コネクタ18を差し込み方向にガイドするガイド部19を設けたので、検知基板5と外部ケーブル4とを基板側コネクタ17とケーブル側コネクタ18との速結によって簡易に且つ確実に電気的に接続できる利点に加えて、ガイド部19に沿って基板側コネクタ17に対するケーブル側コネクタ18の差し込み接続が容易となり、コネクタ接続時のガイド機能が得られると共に、接続後はガイド部19がケーブル側コネクタ18を保持する機能も兼ねることができるので、基板側コネクタ17に対するケーブル側コネクタ18の安定した接続状態を長期に亘って持続できる利点もある。
ところで、上記外部ケーブル挿入部10に形成したケーブル逃がし部12によって外部ケーブル4の上面高さHを低くできるが、このケーブル逃がし部12だけでは外部ケーブル4の浮き上がりを防止できない場合がある。つまり、外部ケーブル4が施工時に正規の位置からズレて噛み込みの原因となることがある。そこで、本例では、図2に示すように、筒形ケース7のケーブル逃がし部12よりも外側方に、ケーブル逃がし部12から引き出される外部ケーブル4を固定するためのインシュロックからなるケーブル固定具14を設けている。ここでは、一方のガイド部19の先端側にインシュロックを取り付けてある。しかして、インシュロックで外部ケーブル4を保持することで、外部ケーブル4が浮き上がらないように安定して固定できるようになり、結果、外部ケーブル4が施工時等において正規の位置からズレてしまうことがなく、噛み込みの原因を確実になくすことができる利点がある。
本発明の一実施形態を示し、(a)は検知部の斜視図、(b)は上記検知部を備えた圧力検出装置の使用態様を説明する斜視図である。 同上の検知部の検知基板にセンサ用ケーブルと外部ケーブルとを接続した状態を説明する平面図である。 図2のF―F線断面図である。 (a)(b)は同上の筒形ケースの分解斜視図である。 (a)は同上の検知部の平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 同上の圧力センサの配置状態を説明する正面図である。 同上の圧力センサの配置状態を説明する斜視図である。 (a)は従来の説明図であり、(b)は(a)のE―E線断面図である。
符号の説明
1 圧力センサ
2 センサ押圧部材
4 外部ケーブル
5 検知基板
7 筒形ケース
8 検知部
9 圧力検出装置
10 外部ケーブル挿入部
12 ケーブル逃がし部
13 取付ビス
14 ケーブル固定具
17 基板側コネクタ
18 ケーブル側コネクタ
19 ガイド部
83 取付部
H 外部ケーブルの上面高さ


Claims (3)

  1. 一方の端部に圧力センサが接続され、他方の端部に外部ケーブルが接続され、上記圧力センサからの検知信号を処理して上記外部ケーブル側に出力する検知基板と、上記検知基板を収納すると共に上記圧力センサ側及び上記外部ケーブル側がそれぞれ開口した筒形ケースとで検知部が構成され、上下動自在なセンサ押圧部材が荷重で下降した際にこれを上記圧力センサで検出しこの検出結果を上記検知基板から上記外部ケーブルを介して外部の警報部に伝達するようにした圧力検出装置において、上記センサ押圧部材の下面側で且つ上記圧力センサが配置されない領域に上記検知部を配置すると共に、上記検知部における上記筒形ケースの外部ケーブル挿入部側の底面部に上記外部ケーブルの上面高さを低くするためのケーブル逃がし部を形成し、上記検知基板の出力側に基板側コネクタを取り付け、上記外部ケーブルの先端に上記基板側コネクタに差し込まれて速結式で電気的に接続されるケーブル側コネクタを取り付けると共に、上記筒形ケースの上記ケーブル逃がし部の両サイドに上記ケーブル側コネクタを差し込み方向にガイドするガイド部を設け、上記ケーブル側コネクタの上面に上記基板側コネクタに係止する係止片を突設し、上記筒形ケースのカバーに上記係止片を収納するための収納凹部を設けたことを特徴とする圧力検出装置。
  2. 上記筒形ケースが取付ビスにより取付部に取り付けられ、取付ビスの位置を上記筒形ケースの中央側で且つ検知基板に近い位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の圧力検出装置。
  3. 上記筒形ケースの上記ケーブル逃がし部よりも外側方に、上記ケーブル逃がし部から引き出される上記外部ケーブルを固定するためのケーブル固定具を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の圧力検出装置。
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