JP4924182B2 - 情報処理端末、情報処理端末の報知方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理端末、情報処理端末の報知方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理端末にかかり、特に、ユーザに対して報知動作を行う報知手段を備えた携帯型の情報処理端末に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphon System)(以下、PHSも含めて携帯電話と称する)等の情報処理端末が普及している。
従来より、携帯電話による報知手段として、音声着信、電子メール着信、あるいはアラーム時刻設定時などのイベント発生時において、そのイベントを鳴動音による呼出し動作や、振動による呼出し動作等が知られている。さらに、このような報知手段に付加価値をつける技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に開示された技術によれば、バイブレータの振動時間と停止時間とを調節する振動パターンを設定する。さらに、設定した振動パターンを予め特定の電話番号に対応付けて登録することにより、着信時にバイブレータの振動パターンで特定の発信者であるか否かがわかる。
また、特許文献2に開示された技術によれば、携帯電話内部に加速度センサを設け、着信時にユーザが動作状態若しくは静止状態にあるかを携帯電話に生じる加速度から検知する。ユーザが着信時に応答しなかった場合、加速度センサから出力される検知信号に基づいて着信時に動作状態でありその後に静止状態へ移行したと判定すると、不在着信であったことをバイブレータの振動により報知する。
また、特許文献3に開示された技術によれば、携帯電話内部に携帯電話本体が振られたことを検出する角度センサを設けられており、ユーザが携帯電話本体を振ることにより、角度センサが携帯電話本体の角度の変化を検知し、受話音量を調節することができる。
特開2000−004480号公報 特開2006−303565号公報 特開2006−303565号公報
しかしながら、特許文献1に開示された携帯電話では、例えば、バイブレータによる報知動作が設定されていた場合、ユーザが運動をしている状態において、着信時にバイブレータが発生する振動をユーザ自身の運動により発生した振動でかき消してしまったりするという問題が生じるおそれがある。また、ユーザの意識の大部分が運動に向けられているために振動を感じ取ることができず、着信への応答の機会を逃してしまうという問題が生じるおそれがある。
また、特許文献2に開示された携帯電話では、バイブレータによる報知時にユーザが動作状態であると、バイブレータが発生する振動を、ユーザ自身の運動により発生した振動でかき消してしまったり、ユーザの意識の大部分が運動に向けられているためにバイブレータの振動を感じ取ることができず、着信の報知を逃してしまうという問題が生じるおそれがある。
また、特許文献3に開示された携帯電話では、通話の際に、キー操作することなく受話音量を調節できるものの、周囲の騒音などによって着信音に応じることができないおそれが生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザが報知動作を気づきにくい環境下にあっても報知動作を気づかせやすくし、利便性の向上が図られた情報処理端末、その情報処理端末の報知方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理端末は、
ユーザに対して報知動作を行う報知手段を備えた携帯型の情報処理端末であって、
情報処理端末本体の動作を検出する動作検出手段と、
上記動作検出手段による検出結果に応じて、上記報知動作の度合いを設定する報知動作設定手段を設け、
上記報知手段は、上記報知動作設定手段にて設定された上記報知動作の度合いの設定値に応じて報知動作を行う、ことを特徴とする。
本発明の情報処理端末によれば、上記動作検出手段にて、情報処理端末本体の動作を検出する。続いて、上記報知動作設定手段が、上記動作検出手段による検出結果に応じて、上記報知動作の度合いを設定する。さらに、上記報知手段が、上記報知動作設定手段にて設定された上記報知動作の度合いの設定値に応じて報知動作を行う。
これにより、例えば、情報処理端末を所持しているユーザが運動中であったとすると、上記動作検出手段による検出結果は、ユーザが静止中に比べて大きくなる。そして、この検出結果に基づいて報知動作の度合いを設定できるので、ユーザが報知動作に気づきにくい環境下にあっても報知動作の度合いが大きく設定される分、上記報知手段によってユーザに報知動作を気づかせやすくなる。よって、利便性の向上が図られた情報処理端末が提供される。
ここで、上記報知動作設定手段は、予め対応付けて登録された情報処理端末本体の動作と上記報知動作の度合いとの対応情報と、上記動作検出手段による検出結果に基づいて上記報知動作の度合いを設定する、ことが好ましい。これにより、情報処理端末本体の動作に応じて段階的に度合いを設定できるので、さらに、上記報知手段によってユーザに報知動作を気づかせやすくなる。
さらに、上記報知動作設定手段は、上記動作検出手段で検出する情報処理端末本体の動作が大きくなるにしたがって上記報知動作の度合いも大きくなるように設定する、ことが好ましい。これにより、上記報知動作設定手段にて、情報処理端末本体の動作が大きくなるにしたがって上記報知動作の度合いも大きくなるように設定される。その分、ユーザが報知動作に気づきやすくなる。
ここで、上記報知手段は、振動を発生するバイブレータによる報知動作を行い、
上記報知動作設定手段は、上記バイブレータの振動の度合いを設定する、ことが好ましい。
これにより、例えば、着信時にバイブレータが発生する振動に対して、ユーザ自身の運動により発生した振動でかき消けさずに済むようバイブレータの振動を大きくしてユーザに報知することができる。また、ユーザの意識の大部分が運動に向けられていても、ユーザの運動状態に応じてバイブレータの振動を大きくすることができ、ユーザに着信を気づかせることができる。
また、上記報知手段は、スピーカから出力される音による報知動作を行い、
上記報知動作設定手段は、上記スピーカから出力される音の度合いを設定する、ことが好ましい。
これにより、例えば、着信時にユーザが運動中などで着信音に気づきにくい状況であっても、上記動作検出手段の検出結果に応じて上記スピーカから出力される音の度合いが、ユーザの静止状態に比べて大きく設定されるので、ユーザは着信に気づきやすくなる。また、上記構成によれば、複合的に報知動作をすることで、さらにユーザに着信を気づかせることができる。
また、上記報知動作設定手段は、上記バイブレータの振動の度合いに応じて、上記報知動作の音の度合いを設定する、ことが好ましい。
これにより、バイブレータの振動だけではユーザが着信を気づきにくい場合には、着信音の音量をバイブレータの振動の度合いに応じて上げていくことによって、ユーザは着信を気づきやすくなる。
また、上記報知手段は、発光素子から発光される光による報知動作を行い、
上記報知動作設定手段は、上記報知動作の光の度合いを設定する、ことが好ましい。これにより、例えば、着信時にユーザは、発光素子から発光される光によって報知動作に気づきやすくなる。また、複合的に報知動作をすることで、ユーザに着信を気づかせやすくすることができる。
また、上記動作検出手段が、情報処理端末本体に生じる加速度を検出する加速度センサを用いて検出する、ことが好ましい。上記構成によれば、加速度センサを用いると、情報処理端末本体に生じる動作を容易に検出することができる。
また、上記動作検出手段は、上記加速度センサによる加速度の検出結果を所定時間記録し、
上記報知動作設定手段は、上記動作検出手段にて記録された検出結果に基づいて、上記報知動作の度合いを設定する、ことが好ましい。
これにより、例えば、加速度の検出が瞬間的になかった場合であっても、所定時間の加速度の変化をチェックすることで、その後に加速度が生じていれば、その加速度の大きさに応じて報知動作を行うことができる。
また、周囲の音を集音する集音手段を備え、
上記報知動作設定手段は、上記集音手段にて集音される音の度合いに応じて、上記報知動作の度合いを設定する、ことが好ましい。これにより、周囲が騒音で騒がしい場合であっても、報知動作が気づきやすくなる。
ここで、上記目的を達成する本発明の報知方法は
ユーザに対して報知動作を行う報知手段を備えた携帯型の情報処理端末による報知方法であって、
上記情報処理端末が、
情報処理端末本体の動作を検出する動作検出工程と、
上記動作検出工程による検出結果に応じて、上記報知動作の度合いを設定する報知動作設定工程と、
上記報知動作設定工程にて設定された報知動作の度合いの設定値に応じて上記報知動作を行う報知工程と、を有することを特徴とする。
本発明の報知方法によれば、まず、上記動作検出工程にて、情報処理端末本体の動作を検出する。続いて、上記報知動作設定工程において、上記動作検出工程による検出結果に応じて、上記報知動作の度合いを設定する。さらに、報知工程にて、上記報知動作設定工程にて設定された報知動作の度合いの設定値に応じて上記報知動作を行う。
これにより、ユーザが報知動作を気づきにくい環境下にあっても報知動作を気づかせやすくし、利便性の向上が図られた情報処理端末による報知方法が提供される。
ここで、上記目的を達成する本発明のプログラムは、
ユーザに対して報知動作を行う報知手段を備えた携帯型の情報処理端末に、
情報処理端末本体の動作を検出する動作検出手段による検出結果に応じて、上記報知動作の度合いを設定する報知動作設定手段と、
上記報知動作設定手段にて設定された報知動作の度合いの設定値に応じて上記報知手段からの報知動作を制御する報知動作制御手段と、を実現する。
本発明によれば、ユーザが動いている場合など報知動作を気づきにくい環境下にあっても、その報知動作に応じて報知度合いを変化させて報知するため、ユーザに報知動作を気づかせやすくし、利便性の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ここでは、本発明のプログラムに基づいて動作する携帯型の情報処理端末、その情報処理端末で実行される本発明の報知方法について説明する。
なお、以下では、本発明の情報処理端末として、携帯電話を例に挙げて説明する。但し、これは一例であって、携帯電話に限られず、上記特徴を有する他の携帯型の情報処理端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)など)であってもよい。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態としての携帯電話の主なブロック構成図である。この携帯電話1は、制御部5を中心として、無線部2、音声処理部3、音声入出力制御部4、加速度センサ部6、バイブレータ部7、メモリ8、表示部9、操作部10、発光制御部12が接続されて構成されている。さらに、音声入出力制御部4には、スピーカ11、マイク13が接続され、発光制御部12には発光素子14が接続されている。
無線部2には、電波を送受する送受信アンテナ21が接続されている。この送受信アンテナ21で受信された受信波は、無線部2で復調され、音声処理部3でデコードなどの処理がなされ、得られた受話音が音声の入出力を制御する音声入出力制御部4からスピーカ11を介して出力されユーザに伝えられる。
また、音声処理部3、無線部2は、マイク13から音声入出力制御部4を介して入力された送信すべき音声のエンコード、変調等の処理を行う。
制御部5は、中央処理装置(CPU:Central processing Unit)であって、この携帯電話1の動作を総合的に制御するものである。制御部5の詳細については後述する。
加速度センサ6は、3軸方向(相互に直交するX軸、Y軸、Z軸)の加速度を検出するセンサである。この加速度センサ6にて検出された、各軸方向における検出値の信号は、制御部5に送信され、後述する加速度検出部51で加速度の合成値が加速度の検出値として求められる。この加速度センサ6により、携帯電話1を所持しているユーザの動作に応じて、携帯電話1に生じる加速度が求められる。その結果、ユーザが静止状態若しくは運動状態であるかを検知することができる。
バイブレータ7は、携帯電話1の着信時等にユーザに報知を行うために振動を発生する装置である。このバイブレータ7には、内蔵モータや駆動回路(図示せず)が設けられている。バイブレータ7は、内蔵モータを駆動回路により駆動させて振動を発生させる。バイブレータ7による振動の大きさや振動のパターンは、駆動回路にて内蔵モータに印加する電圧の大きさや、駆動回路に入力するパルス信号のパルス幅によって変化する。
図2は、バイブレータの振動の一例を表す図である。図2では、バイブレータ7の振動の強弱の違いを示している。なお、図2(a)は、ユーザが静止状態を維持しているときの携帯電話1のバイブレータの振動の一例を表しており、図2(b)は、ユーザが運動状態を維持しているときの携帯電話1のバイブレータの振動の一例を表している。図中のグラフにおいて横軸は時間を表しており、縦軸は振動の振幅を表している。
図2(a)では、図2(b)に比べて、駆動回路による内蔵モータに印加する電圧の大きさが低く設定されており、そのため振動の振幅も小さくなり、ユーザが静止状態である場合には、バイブレータが弱く振動することを示している。
一方、ユーザが運動状態である場合には、バイブレータが強く振動することを示している。なお、上述したバイブレータ7の振動は、一例であって、これに限定されるものではない。
また、図1に示すメモリ8は、本発明の一実施形態であるプログラムや電話番号等を保存するメモリである。本実施形態においては、メモリ内に、加速度レベルとバイブレータ7の振動強度との対応付けを表す対応情報が、バイブレータ振動強度参照テーブル81に予め登録されている。
図3は、図1に示すバイブレータ振動強度参照テーブルの一例を表す図である。この参照テーブル81では、一例として、加速度レベル0は、ユーザが静止状態にあり、携帯電話1に加速度が生じていないことを表している。
また、この加速度レベル0に対応するバイブレータの振動強度1は、ユーザが静止状態であるときのバイブレータの振動の度合いを表しており、上述した図2(a)の振動波形がバイブレータの振動強度1の設定に対応している。ここでは、バイブレータの振動強度1が設定されると、図2に示すバイブレータ7の振動波形を生成するための入力情報(電圧の大きさやパルス信号のパルス幅)が、予めメモリ8に記憶されており、後述する報知動作制御部53により、入力情報に基づいて、バイブレータ7を振動させる。
また、加速度レベルNは、ユーザが最も激しく運動をしている場合を想定しており、所定のレベル以上の加速度が携帯電話1に生じていることを表している。この加速度レベルNに対応するバイブレータの振動強度nは、ユーザが運動状態であるときのバイブレータの振動の度合いを表しており、上述した図2(b)の振動波形がバイブレータの振動強度nの設定に対応している。
また、加速度レベル1からN−1までは、加速度レベルが予め段階的に定められており、バイブレータの振動強度も段階的に変化する構成になっている。
なお、本実施例では、加速度レベルに応じてバイブレータの振動強度を多段に設定可能としているが、簡易的な方法として、携帯電話1が所持しているユーザが静止状態であるか運動状態であるかによって、2値情報によりバイブレータの振動強度を設定しても良い。
また、図3に示すバイブレータ振動強度参照テーブルの振動強度の設定値や、前述の簡易的な方法である静止状態時、運動状態時の2値情報によるバイブレータの振動強度の値は、ユーザが好みの値を選択可能なように設定してもよい。さらに、加速度センサ6を使用せずに固定の振動の強度にてバイブレータを駆動するか、若しくは、加速度センサ6の値に応じてバイブレータ7の振動の強弱の調節を行うようにするかは、ユーザにより選択可能にしてもよい。
また、図1に示す表示部9は、液晶表示用の液晶LCD(LCD:Liquid CrystalDisplay)からなり、携帯電話1のメニュー等を表示するものである。操作部10は、1から0までのテンキー、*キー、および#キーなどの操作キー(不図示)が設けられている。この操作部10は、操作キーの操作を受け付けた後、制御部5に各操作キーの処理の命令を出すものである。
また、スピーカ11は、受話音の音声や着信時等にユーザに報知を行うための着信音を発生させるものである。発光素子14は、発光LED(Light emitting diode)であって、発光制御部12は、着信時等に発光素子14の光量を制御する。発光制御部12では、後述する報知動作制御部53からの発光指示信号を受け付けることにより所定の光量レベルで発光素子14を点灯または点滅させる。
図4は、図1に示す制御部の内部構成を示す図である。この図4に示すように、この制御部5には、メモリ8に記憶されている本発明の一実施形態であるプログラムが組み込まれることによって、加速度検出部51、報知動作設定部52、および報知動作制御部53が構築される。
この加速度検出部51は、加速度センサ6の検出データに基づいて、携帯電話本体に生じた3軸方向の加速度の合成値を検出するものである(動作検出手段)。報知動作設定部52は、図3に示すバイブレータ振動強度参照テーブル81を読み出して、加速度検出部51の検出結果である加速度に基づいて加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられたバイブレータの振動強度の値を設定値として設定する。なお、この加速度レベルは、加速度の合成値に基づいて、報知動作設定部52が、加速度レベル0からNのいずれかに振り分けるものとする。ここでは、図示しないが、予め定められた加速度の合成値と加速度レベルとが対応付けられている(報知動作設定手段)。
この加速度検出部51では、音声着信、電子メール着信、あるいはアラーム時刻設定時などのイベントが発生すると、加速度センサ6がオンになり、加速度センサ6の検出データに基づいて、携帯電話本体に生じた3軸方向の加速度の合成値を検出する。
なお、加速度検出部51による加速度の合成値の検出の仕方は、上述の方法に限られず、携帯電話の電源がONされた後、加速度センサ6もオンになり、加速度検出部51がイベント発生前から、加速度の合成値を検出していてもよい。この場合は、イベント発生前後も含めた加速度の検出データに基づいて加速度の合成値の平均値を求めることにより、加速度の合成値の精度をあげることができる。
本実施例では、加速度レベルの選定においては、着信時に加速度センサ6がオンになり、その着信時における加速度を検出し、その加速度に基づいてバイブレータの振動強度を決定して、報知動作を行う。なお、報知動作としては、着信後からユーザが着信に応答するまでの間、加速度センサ6にて加速度の検出を続けて、例えば、ユーザが着信後にさらに運動量が大きくなり、その結果、携帯電話本体に生じる加速度が大きくなると、報知動作設定部52は、加速度の変化に応じて、加速度レベルを上げることにより、バイブレータ7の振動強度のレベルを上げて、報知動作を行ってもよい。
報知動作制御部53は、報知動作設定手段にて設定された設定値に基づいて入力パラメータを表す信号を、バイブレータ7の駆動回路に送信し、駆動回路はバイブレータを振動させる(報知手段)。
[動作]
次に携帯電話1の動作について説明する。
図5は、本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。本実施例では、ユーザが着信時にバイブレータによる振動を行うか否かの選択を図1に示す操作部10の操作入力から予め設定するものとする。
まず、ユーザにより携帯電話1の電源ONがなされた後、待受状態に移行する。次に、音声電話による通話相手からの着信が発生すると、図5に示すフローチャートの処理ルーチンが開始され、バイブレータ7を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS101)。
ここで、バイブレータ7を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS101:No)、この処理ルーチンを終了し、その後、着信音でユーザに報知するモードに移行する。一方、バイブレータ7により着信を報知する設定の場合には(ステップS101:Yes)、図4に示す報知動作設定部52は、図3に示すバイブレータ振動強度参照テーブルを読み出す(ステップS102)。
次に、加速度検出部51では、加速度センサ6にて携帯電話1に生じる加速度を検出する(ステップS103、動作検出工程)。続いて、報知動作設定部52は、加速度検出部51にて検出された加速度の合成値から加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられたバイブレータの振動強度の値を選択して設定値とする(ステップS104、報知動作設定工程)。
次に、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、バイブレータの駆動回路を制御してバイブレータ7を振動させる(ステップS105、報知工程)。バイブレータ7を振動させた後、この処理ルーチンを終了する。
以上より、着信時にバイブレータが発生する振動に対して、ユーザが運動状態である場合、ユーザ自身の運動により発生した振動でかき消けさずに済むようバイブレータの振動を大きくしてユーザに報知することができる。また、ユーザの意識の大部分が運動に向けられていても、ユーザの運動状態に応じてバイブレータの振動を大きくすることができ、ユーザに着信を気づかせることができる。
また、ユーザが静止状態においては、バイブレータの振動を必要以上に大きくさせずに済むので、ユーザをバイブレータの振動音で驚かすようなこともなく、利便性の向上の図られた携帯電話1が提供される。
なお、上記実施例では、音声電話の着信時の報知動作について説明したが、着信時の報知動作に限られず、電子メール着信時の報知動作やアラーム時刻設定時の報知動作であってもよい。
[構成]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第2の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
本発明の第2の実施例では、加速度センサ6で検出された加速度にしたがって、携帯電話1の着信時等の報知動作に用いる着信音(鳴動音)の音量を調節する。本実施例では、本発明の第1の実施例と比較して、メモリ8のバイブレータ振動強度参照テーブル81が、後述するスピーカ音量参照テーブル82に置き換わっている点が異なる。
図6は、スピーカからの音量の一例を表す図である。図6では、スピーカ11から出力される着信音の音量の違いを示している。なお、図6(a)は、ユーザが静止状態のときに携帯電話1のスピーカ11から出力される音の波形を表しており、図6(b)は、ユーザが運動状態のときに携帯電話1のスピーカ11からの出力される音の波形を表している。図中のグラフにおいて横軸は時間を表しており、縦軸は音の振幅を表している。
図6(a)では、図6(b)に比べて、音量が低く設定されており、そのため振幅も小さくなり、ユーザが静止状態である場合には、スピーカ11からの音量が小さくなることを示している。一方、ユーザが運動状態である場合には、スピーカからの音量が大きくなることを示している。なお、上述したスピーカ11からの音量の発生方式は、一例であって、これに限定されるものではない。
図7は、スピーカ音量参照テーブルの一例を表す図である。このスピーカ音量参照テーブル82では、バイブレータ振動強度参照テーブル81と同様、加速度レベル0は、ユーザが静止状態にあり、携帯電話1には加速度が生じていないことを表している。また、この加速度レベル0に対応する音量レベル1は、ユーザが静止状態であるときのスピーカ11から出力される音量の大きさを表している。図6(a)において、スピーカ11から出力される音の波形が音量レベル1の設定に対応している。ここでは、スピーカ11の音量レベル1が設定されると、報知動作制御部53によりスピーカ11から図6(a)に示す波形の音を出力させる。
また、加速度レベルNは、ユーザが最も激しく運動をしている場合を想定しており、所定のレベル以上の加速度が携帯電話1に生じていることを表している。この加速度レベルNに対応するスピーカ11の音量レベルnは、ユーザが運動状態であるときの音量の大きさを表しており、図6(b)において、スピーカ11から出力される音の波形が音量レベルnの設定に対応している。
次に、この第2の実施例における携帯電話の動作について説明する。
[動作]
図8は、本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。本実施例では、ユーザが着信時にスピーカ11から着信音(鳴動音)を出力するか否かの選択を操作部の操作入力から予め設定するものとする。
まず、ユーザにより携帯電話1の電源ONがなされた後、待受状態に移行する。次に、音声着信があると、図5に示すフローチャートの処理ルーチンが開始され、着信音により着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS201)。
ここで、着信音により着信を報知しない設定の場合には(ステップS201:No)、この処理ルーチンを終了し、その後、図1に示す表示部9に「着信有り」の表示がなされ、無鳴動音のモード等のマナーモードに移行する。
一方、バイブレータ7により着信を報知する設定の場合には(ステップS201:Yes)、図2に示す報知動作設定部52は、図7に示すスピーカ音量参照テーブル82を読み出す(ステップS202)。
次に、加速度検出部51では、加速度センサ6にて携帯電話1に生じる加速度を検出する(ステップS203、動作検出工程)。続いて、報知動作設定部52は、加速度検出部51にて検出された加速度の合成値から加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられた着信音の音量レベルを選択して設定値とする(ステップS204、報知動作設定工程)。
次に、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、スピーカ11から着信音を出力する(ステップS205、報知工程)。そして、この処理ルーチンを終了する。
以上より、ユーザが静止している状態において着信が発生したときに、スピーカ11から大きな着信音を出力しないため、ユーザに対して着信音で驚かせずに済む。また、ユーザが運動をしている状態において着信が発生したときには、携帯電話1に生じる加速度に応じて、着信音の音量が自動的に調節されるので、スピーカ11が発生する音量を、ユーザ自身の運動により発生した雑音でかき消してしまわずに済む。さらに、運動に対して大部分の意識が集中しているために感じ取ることが困難な状況にあっても、通常よりも大きな着信音によってユーザに対して着信を気づかせやすくなる。
[構成]
次に、本発明の第3の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第3の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
本発明の第3の実施例では、図1に示すマイク13から周囲の音を集音し(集音手段)、周囲が騒音などが大きい場合には、バイブレータ7の振動の強度を上げる構成とする。これにより、ユーザが、本来、着信に気づきにくい状況であっても、着信に気づきやすくなる。
[動作]
次に携帯電話1の動作について説明する。
図9は、本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。まず、ユーザにより携帯電話1の電源ONがなされた後、待受状態に移行する。次に、音声着信があると、図9に示すフローチャートの処理ルーチンが開始され、バイブレータ7を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS301)。
ここで、バイブレータ7を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS301:No)、この処理ルーチンを終了し、その後、着信音でユーザに報知するモードに移行する。一方、バイブレータ7により着信を報知する設定の場合には(ステップS301:Yes)、図2に示す報知動作設定部52は、図3に示すバイブレータ振動強度参照テーブルを参照する(ステップS302)。
次に、加速度検出部51では、加速度センサ6にて携帯電話1に生じる加速度を検出する(ステップS303、動作検出工程)。続いて、音声入出力処理部4によりマイク13にて集音された音量レベル(デシベル)が検出される(ステップS304)。
次に、報知動作設定部52は、加速度検出部51にて検出された加速度の合成値から加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられたバイブレータの振動強度の値を一旦選択する。さらに、報知動作設定部52は、音声入出力処理部4にて検出された音量レベルを参照する。そして、音量レベルが予め定めた値を超えていた場合には、ユーザの周囲が騒音の環境にあると判断し、先ほど、一旦選択したバイブレータ振動強度の設定値を上げる(ステップS305、報知動作設定工程)。
次に、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、バイブレータの駆動回路を制御してバイブレータ7を振動させる(ステップS306、報知工程)。そして、この処理ルーチンを終了する。
以上より、ユーザが騒音などの環境にあって、本来、着信が気づきにくくても、本実施例の携帯電話では、周囲の音も考慮してバイブレータの振動強度を自動的に調節するので、ユーザは、着信に気づきやすくなる。
[構成]
次に、本発明の第4の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第4の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
本発明の第4の実施例の携帯電話では、加速度センサ6による加速度の検出結果を履歴情報として所定時間記録し、報知動作設定部52が、その履歴情報を参照して、バイブレータ振動強度の設定値を設定する。これにより、加速度の検出が瞬間的に無く、その後加速度の検出がなされるような場合であってもバイブレータの振動強度が弱くなってしまうのを防ぐことができる。
[動作]
次に携帯電話1の動作について説明する。
図10は、本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。まず、ユーザにより携帯電話1の電源ONがなされた後、待受状態に移行する。次に、音声着信があると、図10に示すフローチャートの処理ルーチンが開始され、バイブレータ7を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS401)。
ここで、バイブレータ7を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS401:No)、この処理ルーチンを終了し、その後、着信音でユーザに報知するモードに移行する。一方、バイブレータ7により着信を報知する設定の場合には(ステップS401:Yes)、図2に示す報知動作設定部52は、図3に示すバイブレータ振動強度参照テーブルを読み出す(ステップS402)。
次に、加速度検出部51では、加速度センサ6にて携帯電話1に生じる加速度の検出を開始し(ステップS403)、単位時間ごとの加速度および加速度の変化率をメモリ8に記録していく(ステップS404、動作検出工程)。
報知動作設定部52は、メモリ8に記録された加速度の変化率の履歴を参照して、加速度の変化率の大きい値を示した加速度の値は無視し、加速度の平均値を算出する。そして加速度の平均値から加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられたバイブレータの振動強度の値を設定値とする(ステップS405、報知動作設定工程)。
次に、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、バイブレータの駆動回路を制御してバイブレータ7を振動させる(ステップS406、報知工程)。バイブレータ7を振動させた後、この処理ルーチンを終了する。
[構成]
次に、本発明の第5の実施例について説明する。なお、本発明の第1の実施例と本発明の第5の実施例とでは、内部構成が一部異なるが、それ以外はほぼ同様の構成を有するため、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、実施例1と異なる構成について詳細に説明する。
本発明の第5の実施例の携帯電話では、加速度の検出結果に応じて、バイブレータ7を振動させるとともに、さらに、スピーカ11からの音や発光素子14からの光を用いて複合的に報知する。すなわち、バイブレータ7、スピーカ11、および発光素子14の報知動作を同時に行ったり、バイブレータ7およびスピーカ11、若しくは、バイブレータ7および発光素子14の組み合わせで報知動作を行う。本実施例では、本発明の第1の実施例と比較して、メモリ8のバイブレータ振動強度参照テーブル81が、後述する報知動作参照テーブル83に置き換わっている点が異なる。
図11は、報知動作参照テーブルの一例を表す図である。この報知動作参照テーブルでは、加速度レベルに対応して、バイブレータの振動強度、スピーカ11の音量レベル、および、発光素子14の光量レベルが定められている。
[動作]
次に携帯電話1の動作について説明する。
図12は、本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。まず、ユーザにより携帯電話1の電源ONがなされた後、待受状態に移行する。次に、音声着信があると、図10に示すフローチャートの処理ルーチンが開始され、バイブレータ7を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS501)。
ここで、バイブレータ7を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS501:No)、この処理ルーチンを終了し、その後、図1に示す表示部9に「着信有り」の表示がなされ、無鳴動音のモード等のマナーモードに移行する。一方、バイブレータ7により着信を報知する設定の場合には(ステップS501:Yes)、図2に示す報知動作設定部52は、図11に示す報知動作参照テーブルを読み出す(ステップS502)。
次に、加速度検出部51では、加速度センサ6にて携帯電話1に生じる加速度を検出する(ステップS503、動作検出工程)。続いて、報知動作設定部52は、加速度検出部51にて検出された加速度の合成値から加速度レベルを決定し、その加速度レベルに対応付けられたバイブレータの振動強度の値を選択して設定値とする(ステップS504、報知動作設定工程)。
次に、スピーカ11を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS505)。ここで、スピーカ11を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS505:No)、ステップS507の発光素子の報知の有無の判断処理にスキップする。一方、スピーカ11を利用して着信を報知する設定の場合には(ステップS505:Yes)、報知動作参照テーブル83から加速度レベルに対応する音量レベルを設定する(ステップ506、報知動作設定工程)。これにより、バイブレータ7のみならず、スピーカ11からも報知動作が行われる。
続いて、発光素子14を利用して着信を報知する設定であるか否かの判断を行う(ステップS507)。ここで、発光素子14を利用して着信を報知しない設定の場合には(ステップS507:No)、ステップS509の報知動作の処理にスキップする。一方、発光素子14を利用して着信を報知する設定の場合には(ステップS507:Yes)、報知動作参照テーブル83から加速度レベルに対応する光量レベルを設定する(ステップ508、報知動作設定工程)。これにより、バイブレータ7のみならず、発光素子14からも報知動作が行われる。
次に、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、まず、バイブレータの駆動回路を制御してバイブレータ7を振動させる(ステップS509、報知工程)。また、スピーカ11より着信を報知する設定の場合には、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて、スピーカ11から着信音を出力する(ステップS509、報知工程)。さらに、発光素子14より着信を報知する設定の場合には、報知動作制御部53は、報知動作設定工程にて設定された設定値に基づいて発光指示信号を発光制御部12に入力し、発光制御部12は、発光素子14を点滅させる(ステップS509、報知工程)。
上記報知工程により、バイブレータ7、スピーカ11、および発光素子14の報知動作を同時に行ったり、バイブレータ7およびスピーカ11、若しくは、バイブレータ7および発光素子14の組み合わせで報知動作が行われる。その後、この処理ルーチンを終了する。
以上より、ユーザが報知動作を気づきにくい環境下にあっても報知動作を気づかせやすくし、利便性の向上が図られた情報処理端末、その情報処理端末の報知方法、およびそのプログラムが提供される。
本発明は、携帯型の情報処理端末に利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
本発明の一実施形態としての携帯電話の主なブロック構成図である。 バイブレータの振動の一例を表す図である。 図1に示すバイブレータ振動強度参照テーブルの一例を表す図である。 図1に示す制御部の内部構成を示す図である。 本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。 スピーカからの音量の一例を表す図である。 スピーカ音量参照テーブルの一例を表す図である。 本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。 報知動作参照テーブルの一例を表す図である。 本発明の一実施形態である携帯電話の動作の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話
2 無線部
3 音声処理部
4 音声入出力制御部
5 制御部
6 加速度センサ
7 バイブレータ
8 メモリ
9 表示部
10 操作部
11 スピーカ
12 発光制御部
13 マイク
14 発光素子
21 送受信アンテナ
51 加速度検出部
52 報知動作設定部
53 報知動作制御部
81 バイブレータ振動強度参照テーブル
82 スピーカ音量参照テーブル
83 報知動作参照テーブル

Claims (6)

  1. ユーザに対して振動を発生するバイブレータによる報知動作を行う報知手段を備えた携帯型の情報処理端末であって、
    周囲の音を集音する集音手段と、
    情報処理端末本体に生じる加速度を加速度センサを用いて検出する動作検出手段と、
    前記動作検出手段による検出結果に応じて、前記報知動作の度合いとして前記バイブレータの振動強度の値を設定する報知動作設定手段と、を設け、
    前記報知動作設定手段は、前記動作検出手段で検出した情報処理端末本体の加速度が大きくなるにしたがって前記バイブレータの振動強度の値も大きくなるよう、前記情報処理端末本体の加速度の値に対応付けられた前記バイブレータの振動強度の値を一旦設定し、前記集音手段にて集音される音の音量が予め定められた値を超えていた場合には、前記一旦設定したバイブレータの振動強度の値を上げて設定し、
    前記報知手段は、前記報知動作設定手段にて設定された前記報知動作の度合いの設定値である前記バイブレータの振動強度の値に応じて報知動作を行う、ことを特徴とする情報処理端末。
  2. 前記報知手段は、スピーカから出力される音による報知動作を行い、
    前記報知動作設定手段は、前記スピーカから出力される音の度合いを設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記報知手段は、発光素子から発光される光による報知動作を行い、
    前記報知動作設定手段は、前記報知動作の光の度合いを設定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理端末。
  4. 前記動作検出手段は、前記加速度センサによる加速度の検出結果を所定時間記録し、
    前記報知動作設定手段は、前記動作検出手段にて記録された検出結果に基づいて、前記報知動作の度合いを設定する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理端末。
  5. ユーザに対して振動を発生するバイブレータによる報知動作を行う報知手段と、周囲の音を集音する集音手段と、を備えた携帯型の情報処理端末による報知方法であって、
    前記情報処理端末が、
    情報処理端末本体に生じる加速度を加速度センサを用いて検出する動作検出工程と、
    前記動作検出工程による検出結果に応じて、前記報知動作の度合いとして前記バイブレータの振動強度の値を設定する報知動作設定工程と、
    前記報知動作設定工程にて設定された報知動作の度合いの設定値に応じて前記報知動作を行う報知工程と、を有し、
    前記報知動作設定工程は、前記動作検出工程で検出した情報処理端末本体の加速度が大きくなるにしたがって前記バイブレータの振動強度の値も大きくなるよう、前記情報処理端末本体の加速度の値に対応付けられた前記バイブレータの振動強度の値を一旦設定し、前記集音手段にて集音される音の音量が予め定められた値を超えていた場合には、前記一旦設定したバイブレータの振動強度の値を上げて設定し、
    前記報知工程は、前記報知動作設定工程にて設定された前記報知動作の度合いの設定値である前記バイブレータの振動強度の値に応じて報知動作を行う、
    ことを特徴とする報知方法。
  6. ユーザに対して振動を発生するバイブレータによる報知動作を行う報知手段と、周囲の音を集音する集音手段と、を備えた携帯型の情報処理端末に、
    情報処理端末本体に生じる加速度を加速度センサを用いて検出する動作検出手段による検出結果に応じて、前記報知動作の度合いとして前記バイブレータの振動強度の値を設定する報知動作設定手段と、
    前記報知動作設定手段にて設定された報知動作の度合いの設定値に応じて前記報知手段からの報知動作を制御する報知動作制御手段と、を実現させると共に、
    前記報知動作設定手段は、前記動作検出手段で検出した情報処理端末本体の加速度が大きくなるにしたがって前記バイブレータの振動強度の値も大きくなるよう、前記情報処理端末本体の加速度の値に対応付けられた前記バイブレータの振動強度の値を一旦設定し、前記集音手段にて集音される音の音量が予め定められた値を超えていた場合には、前記一旦設定したバイブレータの振動強度の値を上げて設定し、
    前記報知動作制御手段は、前記報知動作設定手段にて設定された前記報知動作の度合いの設定値である前記バイブレータの振動強度の値に応じて報知動作を行う、
    ことを実現させるためのプログラム。
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