JP5748594B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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本発明は、補聴機能を有する携帯電子機器に関する。
従来から、筐体の外部の音を集音する集音部と、集音部によって集音された音を出力する第1モードと通話相手の音声を出力する第2モードとを切り替えるモード制御部とを備える携帯電話装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−267877号公報
ところで、特許文献1に記載の携帯電話装置では、第1モードにおいて動作している場合に、携帯電話装置が操作されたり、着信時に振動モータが駆動したりすることによって発生した振動を、集音部が筐体の外部の音以外の音として集音する場合がある。携帯電話装置の操作及び振動モータの駆動により発生する振動起因の音は、補聴機能が動作している場合には不要な音である。また、携帯電話装置の操作及び振動モータの駆動により発生する振動起因の音は、振動によるエネルギーが音波に比べて格段に大きいため、筐体外部の音に比べて大きい音として集音される場合があり、補聴時の音声品質を劣化させるおそれがある。
本発明は、補聴機能が動作している場合の音声品質が劣化することを抑制することができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、筐体と、音声の入力を受け付ける音声入力部と、音声を出力する音声出力部と、前記音声入力部により受け付けられた音声を前記音声出力部に出力する補聴部と、前記筐体の動きを伴うイベントが発生したことを検出するイベント検出部と、前記イベント検出部により前記イベントが検出されたことに応じて、前記音声入力部により入力された音声又は前記音声出力部により出力される音声の抑制制御を行う制御部と、を備える。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記音声入力部により入力された音声のゲイン又は前記音声出力部により出力される音声のゲインの抑制制御を行うことが好ましい。
また、上記携帯電子機器は、前記筐体にかかる加速度を検出する加速度センサを備え、前記イベント検出部は、前記加速度センサにより検出された加速度が所定値以上である場合、加速度に係るイベントが発生したことを検出することが好ましい。
また、上記携帯電子機器は、入力操作を検出するタッチセンサを備え、前記イベント検出部は、前記タッチセンサにより入力操作が検出された場合、入力操作に係るイベントが発生したことを検出することが好ましい。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記イベント検出部により、前記入力操作に係るイベントが所定時間に所定回数以上検出された場合に、前記音声入力部により入力された音声又は前記音声出力部により出力される音声の抑制制御を行うことが好ましい。
また、上記携帯電子機器は、前記筐体を振動させる振動モータと、前記振動モータの駆動を検出する振動検出部とを備え、前記イベント検出部は、前記振動検出部により前記振動モータの駆動が検出された場合、振動に係るイベントが発生したことを検出することが好ましい。
また、上記携帯電子機器は、表示部を備え、前記制御部は、前記抑制制御が行われていることを前記表示部又は前記音声出力部によって報知することが好ましい。
本発明によれば、補聴機能が動作している場合の音声品質が劣化することを抑制することができる。
本実施形態に係る携帯電話装置の外観斜視図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の機能を示すブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の音声の抑制制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施形態では、携帯電子機器の一例として、携帯電話装置について説明する。また、本発明は携帯電子機器に限られるものではなく、携帯電子機器が各種機能を実行する方法、携帯電子機器に各種機能を実行させるためのプログラム、及びこのプログラムを記憶した記憶媒体にも適用可能である。また、本発明の携帯電子機器は、これに限られず、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたパーソナルコンピュータ、及びこれらに接続される通信モジュール等、様々な携帯電子機器に適用可能である。
図1は、本実施形態に係る携帯電話装置1の外観斜視図である。
携帯電話装置1は、筐体2を備える。筐体2には、正面部に、タッチパネル10と、音声入力部としてのマイク13と、音声出力部としてのスピーカ14とが配置され、背面部(不図示)に、カメラ15(図2参照)が配置される。
タッチパネル10は、表示部11と、タッチセンサ12とを備える(図2参照)。表示部11は、液晶表示パネル又は有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル等である。タッチセンサ12は、静電容量方式又は抵抗膜方式等のセンサ等により構成されており、表示部11に重畳する領域に設けられている。タッチセンサ12は、携帯電話装置1のユーザの指及びタッチペン等の物体の接触による入力操作を検出し、接触が検出されたタッチセンサ12の位置を示す位置情報を後述の制御部22に出力する。
マイク13は、携帯電話装置1のユーザが通話時に発した音声及び携帯電話装置1の外部で発生した音声の入力を受け付ける。なお、外部で発生した音声は、例えば、人間が発する音声、音楽等の演奏音、電子機器が発した音であるが、これに限らない。
スピーカ14は、携帯電話装置1のユーザの通話相手が発した音声、後述の記憶部に記憶されている音楽データに対応する音及び携帯電話装置1の外部で発生した音声を出力するために用いられる。なお、本実施形態では、携帯電話装置1は、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30を接続可能である。そして、携帯電話装置1に接続されたイヤホン又はヘッドホン等の外部機器30は、音声出力部として機能し、携帯電話装置1のユーザの通話相手が発した音声及び携帯電話装置1の外部で発生した音声を出力する。
図2は、携帯電話装置1の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話装置1は、上述した、タッチパネル10(表示部11及びタッチセンサ12)と、マイク13と、スピーカ14と、カメラ15とを備える。また、携帯電話装置1は、通信部16と、加速度センサ17と、出力端子18と、振動モータ19と、振動検出部20と、記憶部21と、制御部22とを備える。
カメラ15は、後述の制御部22の制御により撮像を行う。
通信部16は、メインアンテナ(図示省略)とRF回路部(図示省略)とを備える。通信部16は、所定の使用周波数帯で基地局等の外部装置と通信を行う。具体的には、通信部16は、上記のメインアンテナによって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部22に供給する。また、通信部16は、制御部22から供給された信号を変調処理し、上記のメインアンテナを介して外部装置(基地局)に送信する。
加速度センサ17は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を利用した加速度センサ等であり、筐体2にかかる加速度を検出し、検出された加速度を後述の制御部22に出力する。
出力端子18は、スピーカ14に出力する音声の信号を外部機器30に出力するための端子である。出力端子18にイヤホン又はヘッドホン等の外部機器30が接続されたことに応じて、後述の制御部22の制御によって、出力端子18からスピーカ14に出力する音声の信号が出力される。
振動モータ19は、モータ軸の先端に、分銅が取り付けられたモータである。この分銅は、重心がモータ軸の中心から偏るように取り付けられている。振動モータ19は、回転すると、分銅の重心不釣り合いに起因する振動が発生し、筐体2を振動させる。
振動検出部20は、振動モータ19に流れる電流値を監視して、振動モータ19が駆動していることを検出する。振動検出部20は、振動モータ19が駆動していることを検出すると、振動モータ19が駆動して振動していることを示す検出情報を後述の制御部22に出力する。なお、本実施形態では、振動検出部20は、振動モータ19に流れる電流値を監視して、振動モータ19が駆動していることを検出することとしたが、これに限らず、後述の制御部22により検出してもよい。
記憶部21は、例えば、フラッシュROM及びRAM等により構成されており、制御部22による演算処理に利用される。また、記憶部21は、携帯電話装置1の内部で動作する1又は複数のアプリケーションを記憶する。なお、記憶部21は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部22は、中央演算装置(CPU)等により構成されており、携帯電話装置1の全体を制御する。制御部22は、表示部11、カメラ15及び通信部16等に対して制御を行う。また、制御部22は、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30が出力端子18に接続された場合、携帯電話装置1のユーザの通話相手が発した音声及び携帯電話装置1の外部で発生した音声をイヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力する。
また、携帯電話装置1は、通常モードと、通話モードと、補聴モードとの3つの動作モード有しており、制御部22は、通常モードと、通話モードと、補聴モードとを切り替える。
通常モードは、携帯電話装置1が通話モードと補聴モードとのいずれでもない状態を示す動作モードである。
通話モードは、携帯電話装置1の通話時に係る状態を示す動作モードである。制御部22は、通話モードにおいて、通信部16を介した通話における通話相手の音声をスピーカ14から出力する。
補聴モードは、携帯電話装置1の補聴機能動作時に係る状態を示す動作モードである。制御部22は、補聴部として機能し、補聴モードにおいて、マイク13により受け付けられた音声(マイク13により集音された音)を、スピーカ14に出力する。また、制御部22は、出力端子18にイヤホン又はヘッドホン等の外部機器30が接続されている場合、マイク13により受け付けられた音声を、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力する。以下に、補聴モードにおける制御部22の処理の詳細について説明する。
制御部22は、イベント検出部として機能し、筐体2の動きを伴うイベントが発生したことを検出する。
具体的には、制御部22は、加速度センサ17により加速度が検出され、当該加速度が入力されたことに応じて、加速度が所定値以上であるか否かを判定する。制御部22は、入力された加速度が所定値以上である場合、加速度に係るイベントが発生したことを検出する。
また、制御部22は、タッチセンサ12により入力操作が検出され、タッチセンサ12における接触位置を示す位置情報が入力された場合、入力操作に係るイベント、すなわち、タッチイベントが発生したことを検出する。
また、制御部22は、振動検出部20により振動モータ19の駆動が検出され、当該制御部22に検出情報が入力された場合、振動に係るイベントが発生したことを検出する。
制御部22は、加速度センサに係るイベント、タッチイベント、及び振動に係るイベントが発生したことを検出したことに応じて、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を行う。
ここで、制御部22は、タッチイベントが発生した場合、以下のように音声の抑制制御を行う。すなわち、制御部22は、タッチイベントが所定時間に所定回数以上(例えば、2秒間に3回以上)検出された場合、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を一定時間行う。
制御部22は、音声の抑制制御を行う場合、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを下げる調整、すなわち、音圧を下げる調整を一定時間行うことによって抑制制御を行う。
ここで、制御部22は、イベントの種別に応じて、音声の抑制制御の度合いを変更するようにしてもよい。例えば、制御部22は、加速度に係るイベント又はタッチイベントが発生したことを検出した場合、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを第1の値(例えば、10デシベル)下げるように調整するようにしてもよい。
また、制御部22は、振動に係るイベントが発生したことを検出した場合、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを第2の値(例えば、30デシベル)下げるように調整するようにしてもよい。なお、制御部22は、振動に係るイベントが発生したことを検出した場合、マイク13により入力された音声を遮断するようにしてもよい。また、制御部22は、振動に係るイベントが発生したことを検出した場合、振動音に対応する帯域のゲインを第2の値下げるように調整してもよい。
また、制御部22は、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を行っている場合に、当該音声の抑制制御が行われていることを、表示部11への表示と、スピーカ14への出力との少なくともいずれかによって報知する。
具体的には、制御部22は、表示部11を用いて報知する場合、当該音声の抑制制御が行われていることを示す文字列及び画像の少なくともいずれかを表示部11に表示させる。また、制御部22は、スピーカ14を用いて報知する場合、当該音声の抑制制御が行われていることを示す音声をスピーカ14に出力させる。
続いて、携帯電話装置1が補聴モードである場合の制御部22の処理の流れについて説明する。図3は、本実施形態に係る携帯電話装置1の音声の抑制制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。なお、本フローチャートでは、タッチセンサ12、マイク13、加速度センサ17、振動検出部20は動作しているものとする。
ステップS1において、制御部22は、加速度センサ17から加速度が入力されたか否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS2に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS4に処理を移す。
ステップS2において、制御部22は、加速度センサ17から入力された加速度が所定値以上か否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS3に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS4に処理を移す。
ステップS3において、制御部22は、加速度に係るイベントが発生したものとして、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを一定時間下げる調整を行う。
ステップS4において、制御部22は、タッチセンサ12から、タッチセンサ12における接触位置を示す位置情報が入力されたか否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS5に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS7に処理を移す。
ステップS5において、制御部22は、タッチイベントが発生したものとして、所定時間にわたり新たにタッチイベントが発生したか否かを監視する。そして、制御部22は、タッチイベントが所定時間に所定回数以上検出したか否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS6に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS7に処理を移す。
ステップS6において、制御部22は、所定時間にタッチイベントが所定回数以上発生したものとして、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを一定時間下げる調整を行う。
ステップS7において、制御部22は、振動検出部20から、検出情報が入力されたか否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS8に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS9に処理を移す。
ステップS8において、制御部22は、振動に係るイベントが発生したものとして、マイク13により入力された音声の全帯域のゲイン又はスピーカ14により出力される音声の全帯域のゲインを一定時間下げる調整を行う。
ステップS9において、制御部22は、携帯電話装置1において補聴モードが継続しているか否かを判定する。制御部22は、この判定がYESの場合、ステップS1に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS10に処理を移す。
ステップS10において、制御部22は、携帯電話装置1は、音声のゲインが調整された状態である場合、音声のゲインを元に戻す調整を行うことで調整される前の状態に初期化して、本フローチャートに係る処理を終了する。また、制御部22は、携帯電話装置1は、音声のゲインが調整されていない状態である場合、音声のゲインの調整を行わずに、本フローチャートに係る処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、携帯電話装置1は、制御部22により、イベントが発生したことを検出されたことに応じて、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を行い、抑制制御された音声をスピーカ14に出力する。
このようにすることで、携帯電話装置1は、筐体2の動きを伴うイベントの発生に起因する音声を抑制して、耳障りで通常音声より大きい振動起因のノイズを抑え、補聴機能が動作している場合の音声品質が劣化することを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、制御部22により、マイク13により入力された音声のゲイン又はスピーカ14により出力される音声のゲインの抑制制御を行う。よって、携帯電話装置1は、マイク13により入力された音声のゲイン調整によって、マイク13により入力された音声に含まれるノイズを軽減し、音声品質が劣化することを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、制御部22により、加速度センサ17により検出された加速度が所定値以上である場合、加速度に係るイベントが発生したことを検出する。加速度に係るイベントが発生した場合、携帯電話装置1がユーザ等によって移動中であり、携帯電話装置1が他の物体と接触して雑音が発生している可能性又は風切り音が発生している可能性が高い。このような状況において、携帯電話装置1は、音声の抑制制御を行い、雑音がスピーカ14、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力されることを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、制御部22により、タッチセンサ12により入力操作が検出された場合、タッチイベントが発生したことを検出する。入力操作が検出された場合、タッチセンサ12がユーザの指又はタッチペンと接触して雑音が発生している可能性が高い。このような状況において、携帯電話装置1は、音声の抑制制御を行い、雑音がスピーカ14、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力されることを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、タッチイベントが所定時間に所定回数以上検出された場合に、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を行う。タッチイベントが所定時間に所定時間以上検出された場合、ユーザが携帯電話装置1においてメールの入力等をしている可能性が高く、雑音が連続して発生している可能性が高い。このような状況において、携帯電話装置1は、音声の抑制制御を行い、雑音がスピーカ14、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力されることを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、制御部22により、振動検出部20により振動モータ19の駆動が検出された場合、振動に係るイベントが発生したことを検出する。振動モータ19が振動している場合、タッチセンサ12から、振動にかかる雑音が発生する。このような状況において、携帯電話装置1は、音声の抑制制御を行い、雑音がスピーカ14、イヤホン又はヘッドホン等の外部機器30に出力されることを抑制することができる。
また、携帯電話装置1は、制御部22により、音声の抑制制御が行われていることを表示部11又はスピーカ14によって報知する。このようにすることで、携帯電話装置1は、ユーザに、携帯電話装置1が不具合による音声出力の低下ではないことを認識させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、制御部22により、加速度センサ17により検出された加速度が所定値以上である場合、加速度に係るイベントが発生したことを検出することとしたが、これに限らない。例えば、携帯電話装置1に1又は複数の角速度センサを設け、制御部22により、当該角速度センサにより検出された角速度が予め定められた値以上であるか否かを判定するようにしてもよい。そして、携帯電話装置1は、制御部22により予め定められた値以上であると判定された場合についても、加速度に係るイベントが発生したものとしてもよい。
また、制御部22は、タッチセンサ12等を介して携帯電話装置1のユーザから所定の操作を受け付けた場合において、加速度センサに係るイベント、タッチイベント、及び振動に係るイベントが発生したことを検出したことに応じて、マイク13により入力された音声又はスピーカ14により出力される音声の抑制制御を行うこととしてもよい。このようにすることで、ユーザが状況に応じて音声の抑制制御を行うか否かについて決定することができ、状況に応じて補聴機能が動作している場合の音声品質が劣化することを抑制することができる。
また、制御部22は、音声の抑制制御が行われていることを、表示部11への表示と、スピーカ14への出力との少なくともいずれかによって報知することとしたがこれに限らない。例えば、携帯電話装置1にLED等の発光素子を設け、制御部22により、この発光素子を所定のパターンで発光させることによって音声の抑制制御が行われていることを報知するようにしてもよい。このようにすることで、表示部11及びスピーカ14が他の用途に使用されている場合であっても音声の抑制制御が行われていることを報知することができる。
1 携帯電話装置
2 筐体
10 タッチパネル
12 タッチセンサ
13 マイク
14 スピーカ
17 加速度センサ
18 出力端子
19 振動モータ
20 振動検出部
21 記憶部
22 制御部
30 外部機器

Claims (6)

  1. 筐体と、
    音声の入力を受け付ける音声入力部と、
    音声を出力する音声出力部と、
    前記音声入力部により入力された音声を前記音声出力部に対して出力する補聴部と、
    入力操作を検出するタッチセンサと、
    前記筐体の動きを伴うイベントが発生したことを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部により前記イベントが発生したことを検出されたことに応じて、前記音声入力部により入力された音声又は前記音声出力部により出力される音声の抑制制御を行い、前記補聴部に、当該抑制制御された音声を前記音声出力部に対して出力させる制御部と、を備え
    前記イベント検出部は、前記タッチセンサにより入力操作が検出された場合、入力操作に係るイベントが発生したことを検出する携帯電子機器。
  2. 筐体と、
    音声の入力を受け付ける音声入力部と、
    音声を出力する音声出力部と、
    前記音声入力部により入力された音声を前記音声出力部に対して出力する補聴部と、
    前記筐体を振動させる振動モータと、
    前記振動モータの駆動を検出する振動検出部と、
    前記筐体の動きを伴うイベントが発生したことを検出するイベント検出部と、
    前記イベント検出部により前記イベントが発生したことを検出されたことに応じて、前記音声入力部により入力された音声又は前記音声出力部により出力される音声の抑制制御を行い、前記補聴部に、当該抑制制御された音声を前記音声出力部に対して出力させる制御部と、を備え
    前記イベント検出部は、前記振動検出部により前記振動モータの駆動が検出された場合、振動に係るイベントが発生したことを検出する携帯電子機器。
  3. 前記制御部は、前記イベント検出部により、前記入力操作に係るイベントが所定時間に所定回数以上検出された場合に、前記音声入力部により入力された音声又は前記音声出力部により出力される音声の抑制制御を行う請求項に記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御部は、前記音声入力部により入力された音声のゲイン又は前記音声出力部により出力される音声のゲインの抑制制御を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記筐体にかかる加速度を検出する加速度センサを備え、
    前記イベント検出部は、前記加速度センサにより検出された加速度が所定値以上である場合、加速度に係るイベントが発生したことを検出する請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 表示部を備え、
    前記制御部は、前記抑制制御が行われていることを前記表示部又は前記音声出力部によって報知する請求項1からのいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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