JP4923753B2 - プロジェクタ装置、プロジェクタの表示処理方法、及びプロジェクタの表示処理プログラム - Google Patents

プロジェクタ装置、プロジェクタの表示処理方法、及びプロジェクタの表示処理プログラム Download PDF

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本発明は、入力される映像信号に基づいて映像を投影表示するプロジェクタ、プロジェクタの表示処理方法、及びプロジェクタの表示処理プログラムに関するもので、特に、複数の映像入力がある場合の表示処理に関する。
プロジェクタは、大画面の映像をスクリーンに投射することができ、映画鑑賞、プレゼンテーション、教育用等に用いられている。このようなプロジェクタには、各種のビデオ機器が接続される。すなわち、映画等を楽しむ場合には、プロジェクタにDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤやVTR(Video Tape Recorder)が接続される。DVDプレーヤやVTRとプロジェクタとの接続には、通常、ビデオ入力端子やSビデオ入力端子が用いられる。
ここで、ビデオ入力端子は、NTSC(National Television System Communication)方式等のコンポジットビデオ信号を入力するものである。Sビデオ入力端子は、NTSC方式等のコンポジットビデオ信号を輝度信号とクロマ信号とに分けて入力するものである。更に、プレゼンテーション等を行う場合には、プロジェクタにパーソナルコンピュータが接続される。この場合には、パーソナルコンピュータとプロジェクタとの接続には、RGBのコンポーネントビデオ入力端子が用いられる。
このように、プロジェクタには、各種のフォーマットの映像信号が入力される。そこで、このようなプロジェクタには、各種のフォーマットの映像信号を入力するための複数の入力端子が設けられる。そして、リモートコントローラの操作により、複数の入力端子からの映像信号の中から所望の入力の映像信号を選択するようにしている。
しかしながら、このような入力切替えの操作は、ユーザにとって煩わしい操作である。すなわち、従来は、このような入力切替えのために、リモートコントローラに、インプットキーが設けられる。インプットキーが押されると、各入力端子からの入力に順次切り替えられる。しかしながら、このような構成では、ユーザは、インプットキーを押す毎に、入力の設定状況を確認し、所望の入力に設定されるまで、インプットキーを1回ずつ押していかなければならない。特に、入力端子の中には、機器が未接続のものがあり、インプットキーを1回ずつ押しながら、入力を設定するようにすると、機器が未接続の入力端子も選択されることになる。このため、無駄な操作が必要になる。
そこで、例えば、特許文献1に示すように、外部入力端子の各々の信号の有無を判別し、信号有りと判別した外部入力端子を自動的に選択するようにしたものが提案されている。すなわち、このような機能を実現するために、オートサーチモードの設定キーが用意される。オートサーチモードに設定されると、外部入力端子が順番に切り替えられ、各入力端子に設定されたときに、信号が有るかどうかが判断される。信号があれば、その入力端子に設定され、信号が無ければ、次の入力端子に切り替えられる。これにより、信号入力の有る入力端子に自動的に切り替えられる。
また、特許文献2に示されるように、上述のオートサーチと同様に、複数のチャンネルから、信号のあるチャンネルに自動的に切り替えるオートシーク機能が知られている。
特開平3−231582号公報 特開2000−353937号公報
ところが、このようなオートサーチを実現するためには、オートサーチモードの設定キーを用意する必要がある。プロジェクタでは、殆どの操作がリモートコントローラを使って行えるようにしており、リモートコントローラに配置できるキーの数には制限がある。このため、新たに、オートサーチモードの設定キーをリモートコントローラに割り当てることは困難である。
そこで、オートサーチのみで入力を切り替えるようにすることが考えられる。ところがオートサーチでは、サーチで最初に信号が検出された映像入力端子に自動的に切り替えられてしまうため、所望の映像入力端子に切り替えることができないという問題がある。また、オートサーチのみで入力の切替えを行うと、信号入力のない入力端子はスキップしてしまう。このため、信号のない映像入力端子を選択してから、その映像入力端子にビデオ機器をつなぎ、そのビデオ機器からの映像信号を投射するというような操作ができなくなってしまうといった問題もある。
また、オートサーチの設定キーと、インプットキーとを共用して、例えば、インプットキーを押す毎に入力端子が切り替わり、インプットキーを長押しすると、オートサーチとなるようにすることが考えられる。ところが、このようにすると、インプットキーを押す毎に、実際に映像入力端子からの映像入力が切り替わることになり、不要なビデオ機器からの映像入力まで表示されてしまうという問題がある。特に、プロジェクタの場合には、プレゼンテーション等、多数の面前で映像を再生することが多く、映像入力の切替えの最中に、不要な映像入力まで表示されてしまうことは、大きな問題となることがある。また、実際に映像入力端子からの映像入力が切り替わると、映像入力が切り替わる毎に、各種の設定が変更され、画面の乱れが生じる可能性がある。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、キーの数を増加することなく、オートサーチを行うことができると共に、複数の映像入力端子からの映像の中から、所望の映像を選択して表示できるようにしたプロジェクタ装置、プロジェクタの表示処理方法、及びプロジェクタの表示処理プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子と、前記各入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示する投影表示手段と、を備えたプロジェクタ装置であって、映像信号が入力されている入力端子をサーチする映像信号サーチ手段と、前記各入力端子から所定の入力端子を指定する入力端子指定手段と、押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチと、前記操作開始信号を検出する開始信号検出手段と、前記操作終了信号を検出する終了信号検出手段と、前記開始信号検出手段により前記操作開始信号が検出されると、前記操作開始信号が検出されてからの押下時間を計時する押下時間計時手段と、を備え、前記映像信号サーチ手段は、前記押下時間計時手段により計時される押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されたときに、映像信号が入力されている入力端子のサーチを開始し、前記入力端子指定手段は、前記押下時間計時手段により計時される押下時間が所定の押下時間閾値に至ると、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子を切替え指定することを特徴とするプロジェクタ装置である。
(2)また、本発明は、それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示するプロジェクタの表示処理方法であって、押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチからの信号を判別する工程と、前記スイッチから操作開始信号が検出されたときに、押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されるかを判断する工程と、前記押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出された場合には、映像信号が入力されている前記入力端子のサーチを開始する工程と、前記押下時間が所定の押下時間閾値に至るまで、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されない場合には、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子の切替え指定をする工程と、からなることを特徴とするプロジェクタの表示処理方法である。
(3)さらに、本発明は、それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示するプロジェクタの表示処理プログラムであって、押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチからの信号を判別するステップと、前記スイッチから操作開始信号が検出されたときに、押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されるかを判断するステップと、前記押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出された場合には、映像信号が入力されている前記入力端子のサーチを開始するステップと、前記押下時間が所定の押下時間閾値に至るまで、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されない場合には、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子の切替え指定をするステップと、からなることを特徴とするプロジェクタの表示処理プログラムである。
本発明によれば、スイッチが押されると、スイッチの押下時間が計時され、押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、スイッチが離された場合には、映像信号が入力されている入力端子のサーチが開始され、映像信号の有る入力端子に自動的に設定される。また、押下時間が所定の押下時間閾値を越えた場合には、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、入力端子の切替え指定をすることができる。ここで、スイッチが離されると、その時点の映像入力に設定される。このため、1つのスイッチで、オートサーチモードへの設定と、入力映像信号の切替えを行うことができ、キーの増加が防げることができるという効果がある。
また、所望の入力端子の信号名が表示されている時点で、スイッチを離すことで、どの映像入力端子からの入力も設定することができるという効果がある。更に、入力選択を行っている間、信号名の表示のみを行うようにすると、実際の入力は切替わっていないので、不要な映像入力を見せることなく、入力切替えを行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用されたプロジェクタ装置本体の構成を示すものである。図1において、入出力コネクタ部10には、ビデオ入力端子、Sビデオ入力端子、RGBコンポーネントビデオ入力端子等の多数のフォーマットの映像信号を入力するための複数の映像入力端子が配設されている。入出力コネクタ部10からの映像信号は、入出力インターフェース(I/F)11を介して、バス12に送られる。
入出力インターフェース11は、図2に示すように、複数の映像入力端子からの映像信号の中から所望の映像信号を選択する選択回路53と、各映像入力端子51a、51b、51cからの映像信号の有無を検出する信号検出回路52a、52b、52cを含んでいる。
図1において、入出力コネクタ部10からの映像信号は、入出力インターフェース11を介してバス12に送られ、バス12を介して、画像変換部13に送られる。そして、画像変換部13において、各種のフォーマットの映像信号が所定のフォーマットの映像信号に変換される。
画像変換部13からの映像信号は、表示エンコーダ14に送られる。表示エンコーダ14は、送られてきた画像信号をビデオRAM(Random Access Memory)15に展開し、1フレームの間にRGBの各信号が時分割された面順次のビデオ信号を生成する。そして、この面順次のビデオ信号が表示駆動部16に供給される。また、この面順次のビデオ信号に同期して、RGBの3色に分けられたカラーホイールが回転制御される。なお、表示エンコーダ14は、画面上に各種の表示を行うOSD(On Screen Display)機能を含んでいる。
表示駆動部16は、1フレームの間にRGBの各信号が時分割された面順次のビデオ信号で、空間的光変調素子(SOM)17を駆動する。空間的光変調素子17としては、DMD(Digital Micromirror Device)素子が用いられる。DMD素子は、その表面に多数の微小なミラーを配置し、その角度を画素毎に変えられる素子である。表示駆動部16からの信号が空間的光変調素子17に与えられると、その表面の微少なミラーの角度が変えられ、これにより光の進路が変えられ、画素単位で光のオン/オフが行われる。
また、この空間的光変調素子17に対して、例えばリフレクタ18内に配置された超高圧水銀灯等の光源ランプ19が出射する高輝度の白色光が、カラーホイール(図示せず)を介して照射される。これにより、その反射光で光像が形成される。この光像は、投影レンズ20を介して、図示しないスクリーンに投影表示される。
制御部21は、本発明が適用されたプロジェクタ装置本体の全体制御を行っている。制御部21は、バス12に接続される。また、制御部21には、操作部22から動作入力が与えられると共に、リモートコントローラ23から、受信部24を介して、動作入力が与えられる。
本発明が適用されたプロジェクタ装置では、図2に示すように、入出力コネクタ部10に接続されたビデオ機器からのビデオ信号は、入出力インターフェース11内の選択回路53で選択されて、入力される。また、リモートコントローラ23には、図3に示すように、インプットキー31が設けられている。ここで、インプットキー31を短押しすると、オートサーチとなり、複数の映像入力端子51a、51b、51cの中から、信号入力のある入力に自動的に設定される。また、インプットキー31を長押しすると、各映像入力端子51a、51b、51cの切替えを指定できるように、各映像入力端子51a、51b、51cの信号名が所定時間毎に順番に表示され、インプットキー31を離した時点の入力に設定される。
図2は、このような機能を実現するための構成を動作に基づく機能ブロック図で示したものである。図2に示すように、入出力インターフェース11内には、映像入力端子として、例えば3つの映像入力端子51a、51b、51cが設けられている。
映像入力端子51aは、例えば、ビデオ入力端子で、映像入力端子51aからの信号名を例えば、「入力A、ビデオ」とする。映像入力端子51bは、例えば、Sビデオ入力端子で、映像入力端子51bからの信号名を例えば、「入力B、Sビデオ」とする。映像入力端子51cは、例えば、RGB入力端子で、映像入力端子51cからの信号名を例えば、「入力C、RGB」とする。
映像入力端子51a、51b、51cからの映像信号は、選択回路53に供給される。そして、選択回路53で、映像入力端子51a、51b、51cからの映像信号が切り替えられる。
各映像入力端子51a、51b、51cには、それぞれ、入力信号を検出するための信号検出回路52a、52b、52cが設けられている。この信号検出回路52a、52b、52cの検出出力が映像信号サーチ部55に送られる。
コマンド信号受信部56で、リモートコントローラ23からのコマンド信号が受信され、開始信号検出部57で、インプットキー31が押されたときのコマンド信号が検出され、終了信号検出部58で、インプットキー31が離されたときのコマンド信号が検出される。
開始信号検出部57でインプットキー31が押されたことが検出されると、タイマー(押下時間計時手段)59が起動され、インプットキー31の押し下げ時間が計測される。インプットキー31が短押しされた場合には、開始信号検出部57でインプットキー31が押されたときのコマンド信号が検出されてから所定の押下時間閾値に達する前に、終了信号検出部58で、インプットキー31が離されたときのコマンド信号が検出される。これに対して、インプットキー31が長押しされた場合には、開始信号検出部57でインプットキー31が押されたときのコマンド信号が検出されてから所定の押下時間閾値に達しても、終了信号検出部58で、インプットキー31が離されたときのコマンド信号が検出されない。
判断部54は、開始信号検出部57でコマンド信号が検出されてから所定時間以内に、終了信号検出部58でコマンド信号が検出されるか否かにより、インプットキー31が短押しされたか長押しされたかを判断している。
インプットキー31が短押しされたと判断された場合には、判断部54は、オートサーチ動作を行うように、映像信号サーチ部55に指令を与える。オートサーチ動作では、信号検出回路52a、52b、52cにおいて検出された出力から、映像入力端子51a、51b、51cからの信号入力が有るか否かが順番に判断される。そして、映像入力端子51a、51b、51cの中で信号有りの映像入力端子が検出された場合には、映像入力端子切替部60により、信号有りの映像入力端子からの映像入力が選択されるように、選択回路53が設定される。
一方で、インプットキー31が長押しされたと判断された場合には、判断部54は、入力端子指定部61に、映像入力端子51a、51b、51cが順番に選択されるように指令を与える。これにより、表示処理部62により、所定時間毎に、各映像入力端子の信号名が順番に表示される。そして、終了信号検出部58により、インプットキー31が離されたことが検出されると、入力端子切替部60により、インプットキー31を離した時点の入力に設定される。
ここで、図4は、インプットキー31が長押しされたときの投射画面を示すものである。図4(A)〜図4(C)に示すように、インプットキー31が長押しされると、映像入力端子51a、51b、51cの信号名に応じて、「入力A、ビデオ」の信号名の表示65a、「入力B、Sビデオ」の信号名の表示65b、「入力C、RGB」の信号名の表示65cが表示される。ここで、例えば、「入力C、RGB」の信号名の表示65cが表示されている時点で、インプットキー31が離されると、映像入力端子51cからの映像入力が入力されるように、選択回路53が設定される。また、このとき、映像入力の有無が判断され、映像入力が無い場合には、図4(C)に示すように、信号がないことを示す表示66が表示され、映像入力がある場合には、入力映像信号に基づいた表示がなされる。
図5は、上述の処理を実現するためのフローチャートを示すものである。
図5において、インプットキー31が押されたかどうかが判断される(ステップS1)。インプットキー31が押されたら、タイマーがスタートされ(ステップS2)、次いで、タイマーが所定時間に達したかどうかが判断される(ステップS3)。
そして、このとき、所定時間以内にインプットキーが離されたか否かが判断され(ステップS4)、所定時間以内にインプットキーが離された場合には、オートサーチ処理が行われる(ステップS5)。一方で、所定時間が経過してもインプットキーが離されていないと判断した場合には、入力端子切替指定処理が行われる(ステップS6)。
図6は、オートサーチのときの処理(図5のステップS5)を示すフローチャートである。
図6において、先ず、信号検出回路52aの検出出力から、映像入力端子51aからの映像信号の有無が検出され(ステップS11)、信号有りかどうかが判断される(ステップS12)。映像入力端子51aからの映像信号が有ると判断された場合には、映像入力端子51aからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS13)。
一方、ステップS12で、映像入力端子51aからの映像信号が無いと判断された場合には、信号検出回路52bの検出出力から、映像入力端子51bからの映像信号の有無が検出され(ステップS14)、信号有りかどうかが判断される(ステップS15)。映像入力端子51bからの映像信号が有ると判断された場合には、映像入力端子51bからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS16)。
ステップS15で、映像入力端子51bからの映像信号が無いと判断された場合には、信号検出回路52cの検出出力から、映像入力端子51cからの映像信号の有無が検出され(ステップS17)、信号有りかどうかが判断される(ステップS18)。映像入力端子51cからの映像信号が有ると判断された場合には、映像入力端子51cからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS19)。
ステップS18で、映像入力端子51cからの映像信号が無いと判断されたら、ステップS11にリターンされ、上述した処理が繰り返される。なお、サーチ中に、インプットキーが押下された場合には、サーチ動作を中断して、ステップS2に戻るような処理としてもよい。
図7は、入力端子切替指定処理(図5のステップS6)を示すフローチャートである。
図7において、先ず、映像入力端子51aからの映像信号の信号名が表示される(ステップS31)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS32)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS33)、所定時間経過していなければ、ステップS31にリターンされる。なお、タイマーは、図2に示すタイマー59を用いてもよいし、独自のタイマーを用いてもよい。
ステップS31〜ステップS33のループにより、映像入力端子51aの信号名が所定時間表示され、その間に、ステップS32で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS32で、インプットキー31が離されたと判断された場合には、映像入力端子51aからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS34)。
ステップS33で、所定時間経過したと判断された場合には、映像入力端子51bからの映像信号の信号名が表示される(ステップS35)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS36)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS37)、所定時間経過していなければ、ステップS35にリターンされる。
ステップS35〜ステップS37のループにより、映像入力端子51bの信号名が所定時間表示され、その間に、ステップS36で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS36で、インプットキー31が離されたと判断された場合には、映像入力端子51bからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS38)。
ステップS37で、所定時間経過したと判断された場合には、映像入力端子51cからの映像信号の信号名が表示される(ステップS39)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS40)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS41)、所定時間経過していなければ、ステップS39にリターンされる。
ステップS39〜ステップS41のループにより、映像入力端子51cの信号名が所定時間表示され、その間に、ステップS40で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS40で、インプットキー31が離されたと判断されたら、映像入力端子51cからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS44)。
ステップS41で、所定時間経過したと判断された場合には、ステップS31にリターンされ、上述の処理が繰り返される。
図8は、入力端子切替指定処理(図5のステップS6)の他の例を示すフローチャートである。
図8において、先ず、映像入力端子51aからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS51)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS52)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS53)、所定時間経過していなければ、ステップS51にリターンされる。
ステップS51〜ステップS53のループにより、映像入力端子51aからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定され、その間に、ステップS52で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS52で、インプットキー31が離されたと判断されたら、映像入力端子51aからの映像信号が入力されるように選択回路53が固定される(ステップS54)。
ステップS53で、所定時間経過したと判断された場合には、映像入力端子51bからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS55)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS56)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS57)、所定時間経過していなければ、ステップS55にリターンされる。
ステップS55〜ステップS57のループにより、映像入力端子51bからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定され、その間に、ステップS56で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS56で、インプットキー31が離されたと判断された場合には、映像入力端子51bからの映像信号が入力されるように選択回路53が固定される(ステップS58)。
ステップS57で、所定時間経過したと判断された場合には、映像入力端子51cからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定される(ステップS59)。そして、インプットキー31が離されたかどうかが判断される(ステップS60)。インプットキー31が離されていなければ、所定時間経過したかどうかが判断され(ステップS61)、所定時間経過していなければ、ステップS59にリターンされる。
ステップS59〜ステップS61のループにより、映像入力端子51cからの映像信号が入力されるように選択回路53が設定され、その間に、ステップS60で、インプットキー31が離されたかどうかが判断される。ステップS60で、インプットキー31が離されたと判断された場合には、映像入力端子51cからの映像信号が入力されるように選択回路53が固定される(ステップS62)。
ステップS61で、所定時間経過したと判断された場合には、ステップS51にリターンされ、上述の処理が繰り返される。
以上説明したように、本発明の実施形態では、インプットキー31を短押しすると、オートサーチとなり、信号入力のある映像入力端子に自動的に切り替えられる。また、インプットキー31が長押しされると、映像入力端子51a、51b、51cの信号名が所定時間毎に順番に表示され、インプットキー31が離された時点の映像入力端子からの映像入力に切り替えられる。このため、1つのインプットキー31で、オートサーチモードへの設定と、入力映像信号の切替えを行うことができ、キーの増加を防げることができる。
また、所望の映像入力端子の信号名が表示されている時点で、インプットキー31を離すことで、どの映像入力端子からの入力も設定することができる。
更に、入力選択を行っている間、実際の入力切替えは行わずに、信号名の表示のみが切り替わるようにすると、不要な映像入力を見せることなく、入力切替えを行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述の例では、インプットキーの押下げ時間で、入力サーチ動作と入力切替え動作とを判別しているが、軽く押すと第1接点、深く押し込むと第2接点が動作するような複合キーで切り替えるようにし、キーを軽く押し込むか、強く押し込むかにより、入力サーチ動作と入力切替え動作とを判別しても良い。また、本実施形態においては、インプットキーをリモコンに設けた場合を例にとって、説明したが、インプットキーを本体側に設けてもよい。
なお、本発明は、複数の映像入力を有するプロジェクタの映像入力切替えに用いることができると共に、テレビジョン受像機やVTR等、他の映像機器の映像入力切替えに用いることが可能である。
本発明が適用できるプロジェクタの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態のプロジェクタの説明に用いる機能ブロック図である。 本発明の実施形態のプロジェクタにおけるリモートコントローラの説明図である。 本発明の実施形態のプロジェクタにおける信号名の表示の説明図である。 本発明の実施形態のプロジェクタの動作説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態のプロジェクタにおけるオートサーチの説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態のプロジェクタにおける映像入力端子切替え処理の一例の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態のプロジェクタにおける映像入力端子切替え処理の他の例の説明に用いるフローチャートである。
符号の説明
23:リモートコントローラ
31:インプットキー
51a、51b、51c:映像入力端子
52a、52b、52c:信号検出回路
53:選択回路
54:判断部
55:映像信号サーチ部
56:コマンド信号受信部
57:開始信号検出部
58:終了信号検出部
60:入力端子切替部
61:入力端子指定部
62:表示処理部

Claims (5)

  1. それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子と、前記各入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示する投影表示手段と、を備えたプロジェクタ装置であって、
    映像信号が入力されている入力端子をサーチする映像信号サーチ手段と、
    前記各入力端子から所定の入力端子を指定する入力端子指定手段と、
    押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチと、
    前記操作開始信号を検出する開始信号検出手段と、
    前記操作終了信号を検出する終了信号検出手段と、
    前記開始信号検出手段により前記操作開始信号が検出されると、前記操作開始信号が検出されてからの押下時間を計時する押下時間計時手段と、を備え、
    前記映像信号サーチ手段は、前記押下時間計時手段により計時される押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されたときに、映像信号が入力されている入力端子のサーチを開始し、
    前記入力端子指定手段は、前記押下時間計時手段により計時される押下時間が所定の押下時間閾値に至ると、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子を切替え指定することを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 前記入力端子指定手段は、前記入力端子の切替え指定をするために、前記各入力端子の信号名を、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って表示させ、前記操作終了信号が検出されたときに、前記操作終了信号を検出した時点の前記入力端子に映像入力を設定することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記入力端子指定手段は、前記入力端子の切替え指定をするために、各入力端子を、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って切り替え、前記操作終了信号が検出されたときに、前記操作終了信号を検出した時点の前記入力端子に映像入力を固定することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  4. それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示するプロジェクタの表示処理方法であって、
    押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチからの信号を判別する工程と、
    前記スイッチから操作開始信号が検出されたときに、押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されるかを判断する工程と、
    前記押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出された場合には、映像信号が入力されている前記入力端子のサーチを開始する工程と、
    前記押下時間が所定の押下時間閾値に至るまで、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されない場合には、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子の切替え指定をする工程と、
    からなることを特徴とするプロジェクタの表示処理方法。
  5. それぞれが外部からの映像信号を入力可能な複数の入力端子を介して外部から入力される映像信号に基づいて映像を投影表示するプロジェクタの表示処理プログラムであって、
    押下されることにより操作開始信号を出力するとともに、前記押下が開放されることにより操作終了信号を出力するスイッチからの信号を判別するステップと、
    前記スイッチから操作開始信号が検出されたときに、押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されるかを判断するステップと、
    前記押下時間が所定の押下時間閾値に至る前に、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出された場合には、映像信号が入力されている前記入力端子のサーチを開始するステップと、
    前記押下時間が所定の押下時間閾値に至るまで、前記スイッチからの前記操作終了信号が検出されない場合には、前記終了信号検出手段により前記操作終了信号が検出されるまでの間、所定の時間間隔で、予め設定された順序に従って、前記入力端子の切替え指定をするステップと、
    からなることを特徴とするプロジェクタの表示処理プログラム。
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