JPH11234595A - マルチ画面表示装置 - Google Patents

マルチ画面表示装置

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JPH11234595A
JPH11234595A JP10037550A JP3755098A JPH11234595A JP H11234595 A JPH11234595 A JP H11234595A JP 10037550 A JP10037550 A JP 10037550A JP 3755098 A JP3755098 A JP 3755098A JP H11234595 A JPH11234595 A JP H11234595A
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JP
Japan
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video
display device
signal
video display
circuit
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JP10037550A
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Inventor
Kunihiko Amano
邦彦 天野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像ソ−ス切り替え時等のような動作不安定
状態に起こる映像表示装置個々の出画タイミングのばら
つきを防止することができるマルチ画面表示装置を提供
すること。 【解決手段】 全ての映像表示装置101にタイマ−回
路10を備え、このタイマ−回路10の計測値に同期し
て入力切替えや画面ミュ−トを制御する。また、リモコ
ン送信器1から送信されるシステム同期信号により、タ
イマ−回路10の初期化(リセット)を行い、映像信号
の入力切替えや画面ミュ−トを全ての映像表示装置10
1で同時に制御して各装置101の出画タイミングを制
御することができる。これにより、映像表示システム全
体から見て全ての映像表示装置101の出画タイミング
を揃えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の映像表示装
置を組み合わせて1つの映像表示システムを構成するマ
ルチ画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、展示会やショウ−ル−ムなどでビ
デオウォ−ルと呼ばれるマルチ画面表示装置がよく利用
されている。
【0003】例えば図5のように、マルチ画面表示装置
100は、映像表示装置101を縦3段×横3段に積み
重ね、全体として巨大な映像表示装置を構成するもので
ある。
【0004】このように巨大なマルチ画面表示装置を構
成するには、投影型のものが主流であり、大別するとC
RT投射型と液晶投射型とがある。
【0005】投影装置(プロジェクタ−)は、投射管上
の映像をレンズで拡大してスクリーンに投写する構造と
なっている。投影装置(プロジェクタ−)は、主に投射
光源の役割を果たすRGB信号に対応した3つの投射管
を並べ、それぞれの投射管の映像をレンズを通して、反
射式あるいは透過式のスクリーン上に投射・合成して画
像を得るものである。
【0006】また、投影方法には、映像光をスクリーン
の正面から投射する正面投射式のものと、スクリーンの
背面から投射する背面式のものとがあるが、周囲の光の
影響が少ない背面投射式が一般的に普及している。
【0007】このような投影装置(プロジェクタ−)を
使用したマルチ画面表示装置は、スクリーンを縦横に分
割して複数の領域を設定し、複数の投影装置からの映像
をそれぞれ複数の領域に投射することにより、個別の複
数の映像を表示したり、1つの映像を複数に分割して表
示することができる。
【0008】図6は、4台のプロジェクタ−が、4枚の
スクリーンに、一対一で映像を投射し、マルチ画面表示
している様子を示す図である。
【0009】4台のプロジェクタ−108,109,1
10,111が、4枚のスクリーン112,113,1
14,115に、それぞれ1/4の部分映像を投射し、
全体で1つの映像が構成されるように映像投射が行われ
ている。
【0010】図7は、図6で使用するプロジェクタ−1
08〜111の概略構成を示したもので、それぞれ、投
射管R(赤)105,投射管G(緑)106,投射管B
(青)107を備えている。
【0011】上記は、投射管を使用した60インチを超
える大画面表示を可能とする、一般的な方法であり、単
に1つの投影装置の画面を大画面化するのに比べて表示
画面の輝度を上げることができ、明るい場所でも十分に
鑑賞できるメリットがある。
【0012】図8に従来のマルチ画面表示装置100を
構成する映像表示装置(図5の101に相当する)のブ
ロック図を示す。この映像表示装置101は端子8と端
子9から2種類の映像ソ−ス1,2からの映像信号を入
力できるようになっている。端子8と端子9から入力さ
れる2種類の映像信号はシステムコントロ−ル回路4か
らの入力切替え信号によって入力切替え回路7で2種類
のうちどちらか一方を選択できるようになっている。
【0013】入力切替え回路7で選択された映像ソ−ス
1,2からの映像信号は、映像信号処理回路3で映像信
号処理される。
【0014】映像信号処理回路3は、映像信号を投影装
置5の必要とするレベルにまで増幅する機能のほか、各
種回路への信号分配、色信号に対する伝達時間の補正、
中高域の周波数特性の補償、画質調整、明るさ(輝度)
制御及びコントラスト制御などを行う機能を備えてい
る。
【0015】この映像信号処理回路3において、システ
ムコントロ−ル回路4からのミュ−ト信号により映像信
号を強制的に黒レベルに固定し、映像を正常に表示でき
ない場合、このミュ−ト信号を使用することで乱れた映
像を隠すことができる。図9は、図8の映像信号処理回
路3において信号レベルを黒レベルに固定した信号処理
例を示す。この図9のように信号レベルを黒レベルに固
定することによって、映像情報を隠すことができる。
【0016】また、映像信号処理回路3では、正常な映
像を表示できるかどうかを示すステ−タス信号をシステ
ムコントロ−ル回路4に送っている。
【0017】映像信号処理回路3で映像信号処理された
後、投影装置5に送られスクリ−ン上に映像を映し出す
ようになっている。
【0018】しかし、映像ソ−ス切り替えなどのような
動作不安定状態が起こったとき正常に画像表示できるま
での時間が映像表示装置個々で異なってくる。これは、
映像表示装置内の同期検出回路などの時定数の差などに
よって起こるものである。
【0019】図10にマルチ画面表示装置100を構成
する個々の映像表示装置101におけるミュ−ト信号を
示し、図11にマルチ画面表示装置100の全体の表示
画面を示している。ミュ−ト信号のばらつきにより、表
示画面全体では、タイル状のノイズとなって見えてしま
う。
【0020】尚、図10では、映像表示装置101がn
個ある場合について示している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は、
映像表示装置内の同期検出回路などの時定数の差などに
よって、映像ソ−ス切り替え時などのような動作不安定
状態が起こったとき正常に画像表示できるまでの時間が
映像表示装置個々で異なり、映像表示システム全体から
見た時に個々の映像表示装置の反応時間のばらつきが見
苦しくなるという問題があった。
【0022】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、映像
ソ−ス切り替え時などのような動作不安定状態に起こる
映像表示装置個々の出画タイミングのばらつきを防止す
ることができるマルチ画面表示装置を提供することを目
的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の映像表示装置を縦横に隣接して配置し、1つの表
示画面を構成するマルチ画面表示装置であって、個々の
映像表示装置は、スクリ−ン上に映像を映し出す投影装
置と、映像信号を処理する映像信号処理回路と、映像ソ
−スを選択する入力切替え回路と、予め決められた時間
を計測し、既定時間が経つと割り込み信号を発生する、
自己リセット機能を備えたタイマ−回路と、前記タイマ
−回路からの割り込み信号に同期して前記投影装置の動
作状態を制御するための制御信号を出力し、前記映像信
号処理回路と前記入力切替え回路と前記タイマ−回路と
を制御して前記投影装置の出画タイミングを制御するシ
ステムコントロ−ル回路と、を具備したことを特徴とす
る。
【0024】請求項1の発明によれば、個々の映像表示
装置に時間測定のためのタイマ−回路を備え、このタイ
マ−回路の計測値に同期して映像表示装置への入力切替
えや画面ミュ−トを制御して個々の映像表示装置の出画
タイミングを制御することができるマルチ画面表示装置
を実現できる。
【0025】請求項2記載の発明は、前記タイマ−回路
の初期化は、外部のリモコン送信機に設けたリセット操
作手段にてシステム同期信号を送信し、前記個々の映像
表示装置に設けたリモコン受信器で受信することを特徴
とする。
【0026】請求項2の発明によれば、個々の映像表示
装置内のタイマ−回路に対しては、リモコン送信器によ
り外部からリセットがかけられるシステム同期信号を送
信できるようにしたマルチ画面表示装置を実現できる。
【0027】請求項3記載の発明は、前記リモコン送信
機から送信される前記システム同期信号は、マルチ画面
表示装置を構成する全ての映像表示装置において共通で
あることを特徴とする。
【0028】請求項3の発明によれば、リモコン送信機
から送信されるシステム同期信号が、マルチ画面表示装
置を構成する全ての映像表示装置へのコマンドを同時に
制御することができるマルチ画面表示装置を実現でき
る。
【0029】請求項1乃至3に記載の本発明の装置は、
リモコン送信器から送信されるシステム同期信号によ
り、タイマ−回路の初期化(リセット)や映像信号の入
力切替え等のコマンドを全ての映像表示装置で同時に制
御し、システムコントロ−ル回路の動作位相を揃えるこ
とができる。これにより、いままでばらばらに動作して
いた入力信号切替えやミュ−ト信号の出力タイミングを
制御し、映像表示システム全体から見て全ての映像表示
装置の出画タイミングを揃えることができるマルチ画面
表示装置を実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図1か
ら図3を参照して説明する。図1は、本発明に係わるマ
ルチ画面表示装置を構成する映像表示装置101のブロ
ック図であり、図2は、1つのリモコン送信器1から複
数の映像表示装置101にコマンドを送る模式図であ
る。図5及び図8と同一部分には同一符号を付して説明
する。
【0031】図1において、この映像表示装置101は
端子8と端子9から2種類の映像ソ−ス1,2からの映
像信号を入力できるようになっている。本実施の形態の
場合、映像ソ−スは、2種類の場合としている。
【0032】端子8と端子9から入力される2種類の映
像信号は、入力切替え回路7で、リモコン送信器1の選
択操作に基づきシステムコントロ−ル回路4から出力さ
れる入力切替え信号によって2種類のうちどちらか一方
が選択されるようになっている。
【0033】システムコントロ−ル回路4にはリモコン
受信器2に接続されていて、システムコントロ−ル回路
4はこのリモコン受信器2を介してリモコン送信器1か
らのコマンドを受け取ることができる。
【0034】リモコン送信器1には音量調節ボタンや明
るさ調節ボタンなどのほか、入力切替え手段としての入
力切替えボタンとリセット操作手段としてのリセットボ
タンが設けられている。
【0035】リモコン送信器1のリセットボタンの操作
に基づきリモコン送信器1から送信されるシステム同期
信号は、マルチ画面表示装置を構成する各々の映像表示
装置101で共通の信号になっており、図2のように1
つのリモコン送信器1から送られたシステム同期信号
は、映像表示装置101全てに同時に送信されてそれら
の映像表示装置101内のリモコン受信器2で受信し、
システムコントロ−ル回路4へ送られる。これによりシ
ステムコントロ−ル回路4は、タイマ−回路10の初期
化(リセット)、入力信号切替えやミュ−ト信号の出力
タイミング等を制御し、映像表示システム全体から見て
全ての映像表示装置101の動作タイミング(出画タイ
ミング)を揃えることができるようになっている。
【0036】入力切替え回路7で選択された映像ソ−ス
1又は、2からの映像信号は、映像信号処理回路3で映
像信号処理される。
【0037】映像信号処理回路3は、映像信号を各映像
表示装置101の必要とするレベルにまで増幅する機能
のほか、各種回路への信号分配、色信号に対する伝達時
間の補正、中高域の周波数特性の補償、画質調整、明る
さ(輝度)制御及びコントラスト制御などを行う機能を
備えている。
【0038】この映像信号処理回路3において、システ
ムコントロ−ル回路4からのミュ−ト信号により映像信
号を強制的に黒レベルに固定する。これにより映像ソ−
ス切替え時等において映像を正常に表示できない場合、
このミュ−ト信号を使用することで映像表示システム全
体で見た時の個々の映像表示装置101の反応時間のば
らつきによる乱れた映像を隠すことができる(図9参
照)。
【0039】また、映像信号処理回路3では、正常な映
像を表示できるかどうかを示すステ−タス信号をシステ
ムコントロ−ル回路4に送っている。
【0040】システムコントロ−ル回路4は、時間計測
のためにタイマ−回路10に接続している。システムコ
ントロ−ル回路4からの入力切替え信号とミュ−ト信号
は、タイマ−回路10がシステムコントロ−ル回路4に
対して割り込み信号を発生した後にリモコン受信器2か
ら入力切替え要求があったか否かよって変化するように
なっている。
【0041】タイマ−回路10は、予め決められた時間
を計測するもので既定時間が経つと割り込み信号をシス
テムコントロ−ル回路4に送るようになっている。タイ
マ−回路10は、自己リセット型のタイマ−でタイマ−
が既定値に達すると自分自身をリセットするようになっ
ている。また、タイマ−回路10は、リセット操作手段
の操作に基づいたシステムコントロ−ル回路4からのリ
セット信号により、その動作を初期化することができる
ようになっている。
【0042】映像信号処理回路3で映像信号処理された
映像信号は、投影装置5に送られ図示しないスクリ−ン
上に映像を投影するようになっている。
【0043】次に本実施の形態の動作を図3を参照して
説明する。図3は、図1における表示処理動作を説明す
るフロ−チャ−トである。ここでは、各映像表示装置に
電源投入され、すでに映像表示がなされている状態につ
いて説明する。
【0044】各映像表示装置101に、リモコン送信器
1のリセット操作手段の操作に基づいてシステム同期信
号が送信されると、各映像表示装置101内のリモコン
受信器2が受信し、システムコントロ−ル回路4へこれ
を送信する。システムコントロ−ル回路4は、このシス
テム同期信号に基づきタイマ−回路10へリセット信号
を送る。これにより、タイマ−回路10は、初期化を行
い、予め決められた時間を計測し始める(ステップS
1)。
【0045】タイマ−回路10は、既定時間が経過する
と割り込み信号を発生し、これをシステムコントロ−ル
回路4へ送る(ステップS2)。
【0046】同時に、タイマ−回路10は自己リセット
がかかり、再び予め決められた時間を計測し始める。
【0047】タイマ−回路10からシステムコントロ−
ル回路4へ割り込み信号が送られた時に、リモコン送信
器1から入力切替え手段の操作に基づいた入力切替え要
求があった場合には、リモコン送信器1からは入力切替
えのための信号が送信され、その信号はリモコン受信器
2を経てシステムコントロ−ル回路4へ送られる(ステ
ップS3)。
【0048】それによって、システムコントロ−ル回路
4は、映像信号処理回路3へミュ−ト信号を送り(ミュ
−トON)、映像信号処理回路3において映像信号は黒
レベルに固定され、投影装置5に送られる。投影装置5
においては、表示映像は黒くなり、映像情報を隠すこと
ができる(ステップS4)。
【0049】また、システムコントロ−ル回路4は、前
記入力切替え手段の操作に基づき入力切替え回路7へ入
力切替え信号を送る。これによって、入力切替え回路7
は、映像ソ−ス1又は2の一方を選択する(ステップS
5)。
【0050】この時、表示画面は、システムコントロ−
ル回路4からミュ−ト解除信号が発生するまで黒いまま
であり、次のタイマ−割り込みが発生するステップS2
へ移行し、入力切替え要求がある期間はステップS2〜
ステップS5までの各処理を繰り返す。
【0051】一方、入力切替え要求がない場合、S2の
タイマ−割り込み(自己リセット)のタイミングに基づ
いて、映像信号処理回路3からシステムコントロ−ル回
路4へ正常に映像表示できるかどうかを示すステ−タス
信号が送信され(ステップS6)、これによって、シス
テムコントロ−ル回路4から映像信号処理回路3へのミ
ュ−ト信号が解除され(ミュ−トOFF)(ステップS
7)、映像信号処理回路3は、次の入力切替え要求があ
る時まで映像信号を出力して映像表示を行い(ステップ
S8)、次のタイマ−割り込みが発生するステップS2
へ移行し、入力切替え要求がない場合にステップS2→
テップS6→ステップS7→ステップS8までの各処理
を繰り返す。
【0052】タイマ−割り込みが発生しても入力切替え
要求がなく、かつ映像表示装置101が正常に映像表示
できない場合には、システムコントロ−ル回路4からの
ミュ−ト信号も入力切替え信号も現状のまま変化せず、
次のタイマ−割り込みが発生するステップS2へ移行す
る。
【0053】図4に本発明の実施の形態によるマルチ画
面表示装置の各映像表示装置101におけるシステムコ
ントロ−ル回路4からのミュ−ト信号の出力タイミング
を示している。映像表示装置101は、図2のようにn
個あるものとしている。
【0054】図4に示すように、ミュ−ト信号の出力タ
イミングは全ての映像表示装置101において一定の時
間間隔で同期している。リモコン送信器1のリセット操
作手段によりタイマ−初期化時においてタイマ−回路1
0の初期化や入力切替えが全ての映像表示装置101で
同時に行われ、タイマ−回路10に同期してシステムコ
ントロ−ル回路4の動作位相が全ての映像表示装置10
1で揃うことになる。
【0055】これにより、入力切替え要求があったとき
にマルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置101
の映像を一斉にミュ−トして、切り替え、新たな映像を
表示させることが可能となる。
【0056】このように、ミュ−ト信号の入出力タイミ
ングを同期させることにより、映像表示装置101のミ
ュ−ト及びミュ−ト解除タイミングと映像表示切り替え
のタイミングとを同期させることができるようになり不
自然なタイル状ノイズを改善することができる。
【0057】以上述べたように本発明の実施の形態によ
れば、全ての映像表示装置にタイマ−回路を備え、この
タイマ−回路の計測値に同期して入力切替えや画面ミュ
−ト制御して個々の映像表示装置の出画タイミングを制
御する。また、リモコン送信器から送信されるシステム
同期信号により、タイマ−回路の初期化(リセット)や
映像信号の入力切替え等のコマンドを全ての映像表示装
置で同時に制御することができる。これにより、映像表
示システム全体から見て全ての映像表示装置の出画タイ
ミングを揃えることができるマルチ画面表示装置を実現
できる。
【0058】尚、本発明のマルチ画面表示装置における
各映像表示装置の実施の形態として、図1では、映像入
力端子が2つの場合を説明しているが、映像入力端子を
3つ以上にしてそのうちの1つの入力端子を選択するよ
うにマルチ画面表示装置を構成してもよいことは勿論で
ある。
【0059】また、本発明は、複数の映像表示装置に1
つの映像を分割して表示する場合に限らず、個々の映像
表示装置それぞれに別々の映像を表示する場合に対して
も応用することができる。
【0060】さらに、本発明におけるマルチ画面表示装
置を構成する複数の映像表示装置は、背面投射式以外の
投影装置例えば正面投射式投影装置等を用いて構成した
としてもよく、また、投影装置以外の映像表示装置例え
ばCRT直視型,液晶直視型,プラズマディスプレイ等
を用いて構成したとしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映像
ソ−ス切り替え時などのような動作不安定状態に起こる
映像表示装置個々の出画タイミングのばらつきを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるマルチ画面表示装置における映
像表示装置の構成を示すブロック図。
【図2】リモコン送信器からマルチ画面表示装置を構成
する複数の映像表示装置にコマンドを送る模式図。
【図3】図1の表示処理動作を説明するフロ−チャ−
ト。
【図4】本発明の実施の形態による各映像表示装置のミ
ュ−ト信号のタイミングを示す図。
【図5】3×3構成のマルチ画面表示装置を示す模式
図。
【図6】従来のマルチ画面表示装置を示す模式図。
【図7】図6の装置に使用するプロジェクタ−の一例を
示す概念図。
【図8】従来の映像表示装置の構成を示すブロック図。
【図9】映像信号レベルを黒レベルに固定する信号処理
例を示す図。
【図10】個々の映像表示装置のミュ−ト信号のばらつ
きを示す図。
【図11】従来のマルチ画面表示装置のタイル状ノイズ
を示す図。
【符号の説明】
1 …リモコン送信器 2 …リモコン受信器 3 …映像信号処理回路 4 …システムコントロ−ル回路 5 …投影装置 7 …入力切替え回路 8,9 …映像入力端子 10 …タイマ−回路 100 …マルチ画面表示装置 101 …映像表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の映像表示装置を縦横に隣接して配置
    し、1つの表示画面を構成するマルチ画面表示装置であ
    って、個々の映像表示装置は、 スクリ−ン上に映像を映し出す投影装置と、 映像信号を処理する映像信号処理回路と、 映像ソ−スを選択する入力切替え回路と、 予め決められた時間を計測し、既定時間が経つと割り込
    み信号を発生する、自己リセット機能を備えたタイマ−
    回路と、 前記タイマ−回路からの割り込み信号に同期して前記投
    影装置の動作状態を制御するための制御信号を出力し、
    前記映像信号処理回路と前記入力切替え回路と前記タイ
    マ−回路とを制御して前記投影装置の出画タイミングを
    制御するシステムコントロ−ル回路と、を具備したこと
    を特徴とするマルチ画面表示装置。
  2. 【請求項2】前記タイマ−回路の初期化は、外部のリモ
    コン送信機に設けたリセット操作手段にてシステム同期
    信号を送信し、前記個々の映像表示装置に設けたリモコ
    ン受信器で受信することを特徴とする請求項1記載のマ
    ルチ画面表示装置。
  3. 【請求項3】前記リモコン送信機から送信されるシステ
    ム同期信号は、マルチ画面表示装置を構成する全ての映
    像表示装置において共通であることを特徴とする請求項
    2記載のマルチ画面表示装置。
JP10037550A 1998-02-19 1998-02-19 マルチ画面表示装置 Pending JPH11234595A (ja)

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