JPH09331491A - プロジェクションテレビ受像機用水平同期位相回路 - Google Patents

プロジェクションテレビ受像機用水平同期位相回路

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JPH09331491A
JPH09331491A JP14739196A JP14739196A JPH09331491A JP H09331491 A JPH09331491 A JP H09331491A JP 14739196 A JP14739196 A JP 14739196A JP 14739196 A JP14739196 A JP 14739196A JP H09331491 A JPH09331491 A JP H09331491A
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horizontal
phase
projection television
circuit
television receiver
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JP14739196A
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Akira Yoshida
彰 吉田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台のプロジェクションテレビ受像機を併設
して、同一スクリーンに同一の映像を投影する状態にお
いて、各種機能部品の特性、温度、及び経時変化等の変
動によって生じる水平出力パルスの位相変化により、各
テレビ受像機で投影されたスクリーン上の映像がずれ、
多重となる課題がある。 【解決手段】併設された複数のプロジェクションテレビ
受像機のうち、基準となる第1のプロジェクションテレ
ビ受像機の水平出力パルスと、他のプロジェクションテ
レビ受像機の水平出力パルスとをそれぞれ位相比較する
位相比較手段と、この位相比較手段で得た水平位相差分
を補正する水平位相制御電位によって、前記他のテレビ
受像機の水平位相を制御する手段とからなり、前記複数
のプロジェクションテレビ受像機の各水平出力パルスの
位相を一致させ、投影された映像のずれをなくすことが
できるプロジェクションテレビ受像機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロジェクショ
ンテレビ受像機の水平同期信号の位相調整に関するもの
で、特にプロジェクションテレビ受像機を複数台用い
て、これら各テレビ受像機から投影される映像をスクリ
ーン上に表示する場合に、個々のプロジェクションテレ
ビ受像機から投影される映像の同期状態を一致させ、ず
れのない画面を表示可能な水平同期位相回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送信号を受信再生
する機器としては、ブラウン管上に直接テレビジョン映
像を表示するテレビジョン受像機が一般的であるが、こ
の場合は、ブラウン管の製造上の問題から余り大きくす
ることができず、一般家庭で使用されるテレビジョン受
像機はサイズが限定されている。一方、大画面テレビ受
像機や多くの人々に同時に同じ画像を聴視させるための
受像機として、プロジェクジョンテレビ受像機が開発さ
れた。このプロジェクションテレビ受像には、スクリー
ン前面からテレビジョン映像を投影し、そのスクリーン
に投影された映像を聴視する方法(以下、単に反射型プ
ロジェクションテレビ受像機という)と、スクリーン背
面からテレビジョン映像を投射し、スクリーンを透過し
た映像を聴視する方法(以下、単に透過型プロジェクシ
ョンテレビ受像機という)がある。
【0003】これらプロジェクションテレビ受像機は、
スクリーンと受像機の距離、または投影レンズの倍率を
変えることにより、大型のスクリーンに拡大して投影す
ることができ、使用者の要求と使用場所により投影され
る画面のサイズを選択できるようになっている。したが
って、近来各種イベント会場で多くの聴視者に対して、
各種の映像を聴視させる場合には、プロジェクションテ
レビ受像機が多く用いられている。
【0004】一方、プロジェクションテレビ受像機は、
カラーテレビジョン映像を構成する三原色である赤
(R)、緑(G)、青(B)の色の投影ブラウン管を用
いて、この各色のブラウン管から投射される光を投影レ
ンズを介してスクリーンに投影するため、投影される光
の強さによって、スクリーン上の映像の明るさが決定さ
れ、スクリーンサイズの大きさに反比例してスクリーン
の映像が暗くなる問題がある。このため、スクリーンの
映像を明るくするために、複数台の反射型プロジェクシ
ョンテレビ受像機を併設して、同一のスクリーンに同一
の映像を同時に投影して、スクリーン上で重ね合わせる
ことにより、スクリーンの映像の明るさを確保する方法
がある。
【0005】このように複数台の反射型プロジェクショ
ン受像機を併設した場合に、各個々の反射型プロジェク
ションテレビ受像機から投影される映像を完全に一致さ
せる必要性から、各受像機からの投射角度(色合わせ)
や、水平及び垂直の偏向の調整を厳密に行う必要があ
る。この調整は、従来人手により、調整されているが、
プロジェクションテレビ受像機を構成する各種部品及び
機能において、多少の差異があり、長時間使用している
と温度変化または経時変化により、各受像機の特性に差
が生じ、プロジェクションテレビ受像機から投影される
映像にずれが生ずる。このずれの中で、特に水平同期が
ずれてくると、映像が二重となり聴視に耐えられなくな
る課題がある。
【0006】この課題について、図3と図4を用いて説
明する。図3aは、2台の反射型プロジェクションテレ
ビ受像機101、102を併設して、スクリーン103
にテレビ受像機101、102から同一の映像信号を投
影している状態を示している。こうしてスクリーンに投
影された映像は、図3bの左側に示しているように、例
えば円形の映像が投影されているとすると、各テレビ受
像機から投影された映像は完全に重なり、明るさを倍増
することができ、しかも別々のテレビ受像機から投影さ
れた映像であることの認識を聴視者に与えることはな
い。しかし、前記したように、テレビ受像機101、1
02を構成する図示されていない各種部品が使用中のテ
レビ受像機101、102内の温度上昇と経時変化によ
り、水平同期の発振周波数の位相に差が生ずると図3b
の右側に示したように、円形の映像にずれが生じ、二重
映像となる。
【0007】前記二重映像となる原因について、図4を
用いて説明する。図4は各プロジェクションテレビ受像
機においての水平同期回路を示すもので、図示されてい
ないテレビジョン放送信号または磁気録画再生機器など
からのテレビジョン信号をもとに、投影に必要な映像信
号の中から輝度信号、色信号、垂直同期信号、水平同期
信号などを分離する。この分離された水平同期信号は、
水平位相回路104に入力される。この水平位相回路1
04の出力は位相検波回路105と、積分回路106
と、水平発振回路107と水平ドライブ・出力回路10
8を介して、水平出力パルスを生成する。さらに、水平
ドライブ・出力回路108からの水平出力パルスは、前
記位相検波回路105に帰還されている。つまり、この
位相検波回路105は水平位相回路104から水平同期
信号の位相と水平出力パルスとの位相を比較し、位相差
分を積分回路106で積分して、水平発振回路107に
入力する。この水平発振回路107は自己発振している
がその発振位相を放送信号と一致させる必要があり、積
分回路106からの入力により発振周波数が制御され
る。この水平発振回路107からの発振信号は、水平ド
ライブ・出力回路108に入力され、水平偏向コイルへ
偏向電流を供給し、また水平出力パルスを生成して高圧
発生回路等へ供給する。この水平ドライブ・出力回路1
08で生成された水平出力パルスは、前記した位相検波
回路105にフィードバックされ、もし、水平出力パル
スの位相と水平位相回路104から水平同期信号の位相
とに相違がある場合は、その相違分の差を積分回路10
6で積分して、積分出力によって水平発振回路107の
発振位相の調整を行っている。
【0008】このような水平発振調整において、これら
回路を構成する各種部品は、各テレビ受像機とも同じ部
品を用いことで温度または経時変化による変動を揃える
ことができ、各受像機間での回路特性の変化や、変化の
傾向などを揃えて極力変動を抑えることができる。しか
しながら、まったく同一の変動傾向を有する各種部品の
調達は困難である。また、たとえ変動傾向的に同じ部品
を調達できても。各受像機の温度などの環境の若干のず
れにより、各受像機によって水平位相がずれてしまい前
記したように二重映像となる現象を生じてしまう。
【0009】また、以上の説明では、2台の反射型プロ
ジェクションテレビ受像機により同一スクリーンに同一
映像を投影して重ねて表示する例を述べたが、最近で
は、複数の透過型プロジェクションテレビ受像機を縦横
に整列配置して大形の映像を表示する、いわゆるマルチ
スクリーンディスプレィ装置も多く用いられている。
【0010】このようなマルチスクリーンディスプレィ
装置にあっては、1つの映像を複数のプロジェクション
テレビ受像機で分割して表示することにより、大画面の
映像として表示可能であるが、このような表示例にあっ
ても前述した受像機毎の水平位相のずれによって、表示
映像にずれを生じることがある。
【0011】これを図5を参照して説明する。図5は、
例えば4つのプロジェクションテレビ受像機を用いて1
つの映像を拡大投影した例であるが、第1〜第4の受像
機による表示画面を201、202、203、204と
し、これらの画面に円205を表示したとき、図5
(a)が正しく表示された場合を示している。これに対
して、例えば表示画面201と203の水平位相がずれ
ていたとすると、図5(b)のように変形した円5’と
して表示されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、複数
台の反射型プロジェクションテレビ受像機を併設して、
同一スクリーンに同一の映像を投影する場合、あるいは
複数の透過型プロジェクションテレビ受像機を併設し
て、1つの映像を拡大投影する場合、前記各テレビ受像
機の使用環境及び経時変化により、水平出力パルスの位
相が変化し、各テレビ受像機の間で水平出力パルスの位
相の相違が生じて、投影されるスクリーン上の映像が多
重となったり、ずれを生じるという課題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】複数のプロジェクション
テレビ受像機を併設して、同一スクリーンに各プロジェ
クションテレビ受像機から同一映像を投影して重ねて表
示する投影手段、または各プロジェクションテレビ受像
機によつて1つの映像を分割して、それぞれ隣接して投
影し単一の映像を拡大表示可能な投影手段において、前
記複数のプロジェクションテレビ受像機のうち基準とな
る第1のプロジェクションテレビ受像機の水平出力パル
スと、他のプロジェクションテレビ受像機のそれぞれの
水平出力パルスとの位相比較を行う比較手段と、この各
位相比較手段での位相比較結果に応じて前記他のプロジ
ェクションテレビ受像機にそれぞれ供給される水平同期
信号の位相を制御する水平位相制御手段とからなり、前
記複数のプロジェクションテレビ受像機の間で水平パル
スの位相の相違が生じた場合、第1のテレビ受像機の水
平出力パルスの位相に他のテレビ受像機の水平出力パル
スの位相を合わせることができ、常時複数の映像の水平
同期状態を一致させることができるプロジェクションテ
レビ受像機用水平同期位相回路を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の具体的な第1の実施形
態を図1を用いて説明する。図1は、複数のプロジェク
ションテレビ受像機から同一の映像を同一のスクリーン
に投影する場合に適用したもので、前記した従来と同じ
部分は、同一符号を付してその説明を省略する。また、
説明の理解を容易にするために、2台の反射型プロジェ
クションテレビ受像機を用いた状態を例にして説明す
る。
【0015】第1の反射型プロジェクションテレビ受像
機1(以下、単に第1のテレビ受像機1という)には、
前記従来例と同様に水平位相回路104、位相検波回路
105、積分回路106、水平発振回路107、水平ド
ライブ・出力回路108からなる水平同期と偏向回路を
所有している。第2の反射型プロジェクションテレビ受
像機2(以下、単に第2のテレビ受像機2という)にも
同様に回路104〜108から成る水平同期と偏向回路
を所有している。さらに第1のテレビ受像機1と第2の
テレビ受像機2の各水平ドライブ・出力回路108から
の水平出力パルスを位相比較手段3において位相比較
し、その位相差により生ずる電位によって前記第2のテ
レビ受像機2の水平位相回路104を制御し、第2のテ
レビ受像機2の水平同期信号の位相を修正して、第1の
テレビ受像機1の水平同期信号の位相と同相にするよう
にしている。
【0016】前記位相比較手段3の構成を詳しく説明す
ると、前記第1のテレビ受像機1と第2のテレビ受像機
2からの各水平出力パルスは、位相比較回路11に取り
込まれる。この位相比較回路11で、両水平出力パルス
の位相が比較され、位相の差に応じた出力パルスを出力
する。この出力パルスは、積分回路12に入力されてそ
の出力パルスを積分した直流電位として出力される。こ
の積分回路12から出力される直流電位は、差動増幅器
13に入力されて、この差動増幅器13の他方の入力端
子に印加されている基準電位14と比較されて、水平位
相制御電位として出力される。この水平位相制御電位
は、前記第2のテレビ受像器2の水平位相回路104に
入力される。つまり、積分回路12から出力される電位
は、前記位相比較回路11に入力される第1のテレビ受
像機1と第2のテレビ受像機2の水平出力パルスの位相
関係に比例するため、前記基準電位14を中心にして差
動増幅器13の出力が変化し、第2のテレビジョン受像
機2の位相回路104を制御するようにフィードバック
ループが構成される。その結果前記基準電位14と同じ
電位が積分回路12の出力に発生するように水平同期の
位相を調整できる。
【0017】以上説明した構成と動作を有する位相比較
手段3を設けることにより、まず最初にテレビ受像機1
の中の水平ドライブ・出力回路108からの水平出力パ
ルスが位相検波回路105において、放送信号の同期信
号と位相比較されて水平発振回路107で発振される信
号の水平同期の位相調整がなされる。また第2のテレビ
受像機2も同様に水平出力パルスと放送信号中の同期信
号との位相比較が行われ、その比較結果に応じた位相調
整がなされる。次に第1のテレビ受像機1と第2のテレ
ビ受像機2のが、温度または経時変化によりそれぞれの
水平出力パルスに位相の相違が生ずると、前記位相比較
手段3で位相の相違に比例した水平位相制御電位を生成
し、第2のテレビ受像機2の水平位相回路104に印加
して、第2のテレビ受像機2の水平出力パルスの位相を
調整して、第1のテレビ受像機の水平出力パルスと位相
が一致するように修正する。つまり、どちらのテレビ受
像機の水平出力パルスの位相が変動しても第2のテレビ
受像機2の水平位相回路104で水平同期の位相制御が
行われ、第1と第2のテレビ受像機1と付2の水平出力
パルスの位相関係を一定に保て、テレビ受像機の特に水
平発振回路107の変動率または変動傾向が異なってい
ても水平出力パルスの位相の相違による二重映像の発生
を防止できる。
【0018】なお、上記説明では、二台の反射型プロジ
ェクションテレビ受像機を併設し、かつ同一映像を重ね
て投影する場合であるが、プロジェクションテレビ受像
機を複数台、例えば4台配し、図5aに示すように、映
像を4分割し、別々のプロジェクションテレビ受像機4
台にて投影し、この4つの映像を合わせて一つの映像と
して拡大投影する場合にも本発明は応用できる。このよ
うな場合においても図5bに示したように映像のずれが
生ずる可能性がある。このような投影方法においてもこ
の発明を用いてそのずれの解消が可能である。
【0019】この発明の具体的な第2の実施形態を図2
を用いて説明する。なお、図1と同じ機能と構成のもの
は同一符号を付して詳細説明を省略し、かつ要部の回路
のみを図示している。この図には4台のプロジェクショ
ンテレビ受像機21、22、23、24(以下、単に第
何番テレビ受像機という)を用いた例を記載している。
図2において、テレビ受像機21は図1のテレビ受像機
1と同じ構成になっており、テレビ受像機22、23、
24は、図1の第2のテレビ受像機2と同じ構成となっ
ている。さらに図1の位相比較手段3と同じ機能の位相
比較手段3a、3b,3cをそれぞれ有している。第1
テレビ受像機21の水平出力パルスは、各位相比較手段
3a、3b、3c入力されている。第2テレビ受像機2
2の水平出力パルスは位相比較手段3aに入力され、第
3テレビ受像23の水平出力パルスは位相比較手段3b
に入力され、第4テレビ受像機24の水平出力パルスは
位相比較手段3c入力されている。各位相比較手段3
a、3b、3cの出力は各第2から第4のテレビ受像機
22、23、24の水平位相回路104に入力されてい
る。
【0020】このような構成にすることにより、第2か
ら第4のテレビ受像機22、23、24は、第1テレビ
受像機21の水平出力パルスを基準として位相比較され
ており、第1テレビ受像機21の水平同期との位相関係
が維持されるため、スクリーンに投影される映像のずれ
は解消することができる。
【0021】なお、この実施形態では、位相比較手段を
第1と第2のプロジェクションテレビ受像とは別に設け
ているが、この位相比較手段は第1または第2のいずれ
かのプロジェクションテレビ受像機内に設けることがで
きることも明かである。また、プロジェクションテレビ
受像機は4台に限らず、それ以上であっても良いし、縦
横に配置するだけでなく、横に長くあるいは縦に長く並
べた場合にも本発明は適用可能である。
【0022】
【発明の効果】この発明は、複数台のプロジェクション
テレビ受像機を併設して、同一スクリーンに同一の映像
を投影する場合、あるいは1つの映像を複数にプロジェ
クションテレビ受像機に分割して拡大投影する場合、各
プロジェクションテレビ受像機の水平出力パルスに位相
差が生じても位相比較手段によって、各水平出力パルス
の位相を調整し、位相差のない状態に常に維持できる。
したがって、位相差に起因する投影映像のずれを確実に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプロジェクションテレビ受像機の水
平同期位相回路を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施形態を示すプジェクション
テレビ受像機の水平同期位相回路を示すブロック図であ
る。
【図3】プロジェクションテレビ受像機を二台併設して
映像を重ねて表示する例を示すもので、aはプロジェク
ションテレビ受像機とスクリーンの関係を示す側面図
で、bはスクリーンに投影された映像を示す正面図であ
る。
【図4】従来のプロジェクションテレビ受像機の水平同
期と位相回路の構成を示すブロック図である。
【図5】プロジェクションテレビ受像機を4台併設し
て、1つの映像を拡大表示する例を示すもので、スクリ
ーンに投影された映像を示す正面図である。
【符号の説明】
1…第1のプロジェクションテレビ受像機 2…第2のプロジェクションテレビ受像機 3…位相比較手段 11…位相比較回路 12…積分回路 13…差動増幅回路 14…基準電位

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロジェクションテレビ受像機を併
    設して、同一スクリーンに各プロジェクションテレビ受
    像機から同一映像を投影して重ねて表示する投影手段
    と、 前記複数のプロジェクションテレビ受像機のうち基準と
    なる第1のプロジェクションテレビ受像機の水平出力パ
    ルスと、 他のプロジェクションテレビ受像機のそれぞれの水平出
    力パルスとの位相比較を行う位相比較手段と、 この各位相比較手段での位相比較結果に応じて、前記他
    のプロジェクションテレビ受像機にそれぞれ供給される
    水平同期信号の位相を制御する水平位相制御手段とから
    なるプロジェクションテレビ受像機用水平同期位相回
    路。
  2. 【請求項2】複数のプロジェクションテレビ受像機を併
    設して、各プロジェクションテレビ受像機によって1つ
    の映像を分割して、それぞれ隣接して投影し、単一の映
    像を拡大表示可能な投影手段と、 前記複数のプロジェクションテレビ受像機のうち基準と
    なる第1のプロジェクションテレビ受像機の水平出力パ
    ルスと、 他のプロジェクションテレビ受像機のそれぞれの水平出
    力パルスとの位相比較を行う位相比較手段と、 この各位相比較手段での位相比較結果に応じて、前記他
    のプロジェクションテレビ受像機にそれぞれ供給される
    水平同期信号の位相を制御する水平位相制御手段とから
    なるプロジェクションテレビ受像機用水平同期位相回
    路。
  3. 【請求項3】前記位相比較手段は、前記第1のプロジェ
    クションテレビ受像機の水平パルスと、 前記他のプロジェクションテレビ受像機のそれぞれの水
    平出力パルスとの位相を比較し、両パルスの位相差を表
    す信号を出力する位相比較回路と、 この位相比較回路からの出力信号を直流化する積分回路
    と、 この積分回路からの直流電位と基準電位とを比較増幅し
    て水平位相制御電位を得る差動増幅回路とからなり、こ
    の差動増幅回路からの水平位相制御電位を前記他のプロ
    ジェクションテレビ受像機の水平位相制御用の電圧とし
    て供給するようにしたことを特徴とする請求項1と2に
    記載のプロジェクションテレビ受像機用水平同期位相回
    路。
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