JP2017090662A - 画像投射装置、画像投射システムおよび画像投射装置の制御方法 - Google Patents

画像投射装置、画像投射システムおよび画像投射装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部機器での映像の再生を適切なタイミングで開始させる。
【解決手段】ケーブル120を介して接続された映像供給装置110から映像信号を受信して、該映像信号に基づいて生成した画像を投射する画像投射装置1であって、映像供給装置110から所定の電圧信号(5V信号)の入力を検知したときに、画像投射装置1のステータスを確認するステータス確認手段30と、画像投射装置1がスタンバイ状態である場合に、画像投射装置1の光源を駆動させる起動手段(主制御部起動手段32、主制御部24)と、光源の駆動とともに、映像供給装置110に対して、映像コンテンツの再生開始命令を送信する再生開始命令送信手段31と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像投射装置、画像投射システムおよび画像投射装置の制御方法に関する。
デジタル放送受信機能を有するテレビや、放送を録画、再生する機能を有する録画再生装置などのAV(Audio Visual)機器の分野においては、画像/映像信号(以下、映像信号という)を出力する映像供給装置(外部機器、ソース機ともいう)と、映像信号が入力され、これを表示する映像表示装置(シンク機ともいう)とを、所定の通信インタフェース、例えば、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)やDisplayPort規格のケーブル(HDMIケーブル、DisplayPortケーブル)によって接続することが主流となっている。
また、プロジェクタなどの投射型映像表示装置(以下、画像投射装置という)から投射(投影)、出力する映像を、録画再生装置や、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から送信する場合も、HDMI規格が広く採用されており、この場合、録画再生装置や情報処理装置がソース機、画像投射装置がシンク機となる。
ここで、画像投射装置がスタンバイ状態であって、外部機器とケーブルで接続されており、この状態で映像信号を受信したり、所定の電源(例えば、5V電圧信号)が供給されたりすると、画像投射装置側でその変化を検知して、スタンバイ状態から電源オン状態となる技術が知られている。画像投射装置は、電源オン状態となると、ランプなどの光源をオンとして、スクリーンなどの被投射面に映像が投射されることとなる。
また、特許文献1には、外部機器から映像信号の入力開始を予告する制御情報を入力した時点で投影系が投影可能な状態であるか否かを判断し、投影可能な状態ではないと判断した場合、投影系が投影可能な状態となるまで待機させ、投影可能な状態となった時点で外部機器に対して映像信号の出力を要求する画像出力装置が開示されている。この特許文献1では、プロジェクタのランプが点灯していない場合は、外部機器側にその情報を伝えることで、映像再生を行わないようにするものである。
ここで、上述のように画像投射装置が外部機器を検知してからスタンバイ状態から電源オン状態となり、ランプなどの光源をオンとしても、外部機器に記録され画像投射装置から投射したい映像(以下、映像コンテンツともいう)の再生操作がされてなければ、映像コンテンツは再生されず、ユーザは外部機器に対して、再生ボタンを押すなどの操作をしなければならない。特許文献1に記載の技術でも、外部機器側の再生制御はユーザが行う必要があった。
また、再生ボタンを押したとしても、映像コンテンツが記録されたメディアの読み込み等には時間がかかるため、再生ボタンを押した後、実際に再生されるまでには時間がかる。このため、外部機器側の再生ボタンを押した後、その間に、ケーブルを差して、画像投射装置を電源オン状態にすることも考えられるが、この場合、投影画像が十分に明るくなる前に映像が再生され、視聴可能となったときには、すでに進んでしまっている可能性がある。
そこで本発明は、外部機器での映像の再生を適切なタイミングで開始させることができる画像投射装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投射装置は、通信インタフェースを介して接続された映像供給装置から映像信号を受信して、該映像信号に基づいて生成した画像を投射する画像投射装置であって、前記映像供給装置から所定の電圧信号の入力を検知したときに、該画像投射装置のステータスを確認するステータス確認手段と、該画像投射装置がスタンバイ状態である場合に、該画像投射装置の光源を駆動させる起動手段と、前記光源の駆動とともに、前記映像供給装置に対して、映像コンテンツの再生開始命令を送信する再生開始命令送信手段と、を備えるものである。
本発明によれば、外部機器での映像の再生を適切なタイミングで開始させることができることができる。
画像投射システムの一例を示す概略構成図である。 本発明に係る画像投射装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 画像投射装置の側面図であって、被投射面への投射状態を示した図である。 (A)画像投射装置の外装カバーを外した状態を示す斜視図、(B)(A)の丸囲み部分の拡大構成図である。 照明ユニット、投射ユニット、画像表示素子ユニット、および光源ユニットの断面図である。 画像投射装置の機能ブロック図である。 副制御部、主制御部およびHDMIケーブル内の信号ラインの説明図である。 画像投射システムが実行する自動再生処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る構成を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る画像投射装置は、通信インタフェース(ケーブル120)を介して接続された映像供給装置(映像供給装置110)から映像信号を受信して、該映像信号に基づいて生成した画像を投射する画像投射装置(画像投射装置1)であって、映像供給装置から所定の電圧信号(5V信号)の入力を検知したときに、該画像投射装置のステータスを確認するステータス確認手段(ステータス確認手段30)と、該画像投射装置がスタンバイ状態である場合に、該画像投射装置の光源(ランプ15)を駆動させる起動手段(主制御部起動手段32、主制御部24)と、光源の駆動とともに、映像供給装置に対して、映像コンテンツの再生開始命令を送信する再生開始命令送信手段(再生開始命令送信手段31)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
[画像投射システム]
図1は、画像投射システム100の一例を示す概略構成図である。画像投射システム100は、画像投射装置(プロジェクタ)1と、映像信号を供給する映像供給装置110と、を含んで構成されており、画像投射装置1と映像供給装置110とは、ケーブル120によって接続されている。なお、映像信号には静止画表示のための画像信号も含まれる。
画像投射装置1は、映像供給装置110が提供する映像データを基に映像を生成し、スクリーン130等の被投射面に投射するプロジェクタである。図1では、スクリーン130上に画像投射装置1から投影画像140が投射されている。
画像投射装置1は、映像信号を入力する通信インタフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、DisplayPort端子、Thunderbolt端子、VGA(Video Graphics Array)入力端子、S−VIDEO端子、RCA端子等の画像入力端子を備えている。また、画像投射装置1は、複数の画像入力端子を備えていることが好ましい。画像入力端子に接続されたケーブル120を介して映像供給装置110から映像信号を受信する。ケーブル120は、例えば、HDMIケーブルである。
また、画像投射装置1は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、映像供給装置110から映像信号を受信してもよい。
映像供給装置110は、画像投射装置1が投射すべき画像を提供する装置である。映像供給装置110は、映像信号を出力するインタフェースを備えており、映像供給装置110の表示画像を形成する映像信号を所定の転送レート(例えば、30fps(frame per second)〜60fps)で画像投射装置1に送信する。
映像供給装置110も同様に、映像信号を出力するインタフェースとして、HDMI端子、DisplayPort端子、Thunderbolt端子、VGA入力端子、S−VIDEO端子、RCA端子等の画像出力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル120を介して画像投射装置1に送信することができる。また、映像供給装置110は、無線通信により、画像投射装置1に映像信号を送信してもよい。
映像供給装置110としては、例えば、ノート型PC、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA等の映像信号を供給可能な情報処理装置や、DVDプレーヤー、ブルーレイプレーヤー等の録画再生装置を用いることができる。なお、図1に示す例では、画像投射装置1に1つの映像供給装置110が接続されているが、画像投射装置1に複数の映像供給装置110を接続するものであってもよい。
[画像投射装置]
図2は、画像投射装置1の一実施形態を示す外観斜視図である。また、図3は、画像投射装置1の側面図であって、被投射面であるスクリーン130への投射状態を示した図である。
画像投射装置1は、装置内部に光源としてのランプや多数の電子基板を備えており、起動時には、装置の内部温度が上昇する。このため、画像投射装置1には、内部の構成部品が耐熱温度を超えないように、吸気口11および排気口12が設けられている。
図4(A)は、画像投射装置1の外装カバー2を外した状態を示す斜視図である。また、図4(B)は図4(A)の丸囲み部分で示す光学エンジン3と光源ユニット4の拡大構成図である。図4に示すように、画像投射装置1は、光学エンジン3および光源ユニット4を備えている。また、図5は、照明装置である照明ユニット3a(照明光学系)、投射ユニット3b(投射光学系)、画像表示素子ユニット10、および光源ユニット4の上面から見た断面図である。光学エンジン3は、照明ユニット3aおよび投射ユニット3bからなる。
図4に示すように、吸気口11、排気口12の内側には、それぞれ吸気ファン13、排気ファン14が設けられており、吸気ファン13から吸入した外気を排気ファン14から排出することで、装置内の強制気流による空冷がなされる。
画像投射装置1においては、光源ユニット4の光源からの光(白色光)が光学エンジン3の照明ユニット3aに照射される。照明ユニット3a内では、照射された白色光をRGBに分光した後、レンズ、ミラー等により画像表示素子ユニット10へ導き、変調信号に応じて画像形成する画像表示素子ユニット10とその画像を投射ユニット3bによりスクリーン130へ拡大投射する構成となっている。
光源ユニット4の光源であるランプ15としては、種々のランプを用いることができるが、例えば、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどのアークランプを用いることができる。例えば、高圧水銀ランプを用いることが好ましい。
また、光源ユニット4の側面の一方向側には光源冷却手段としての1つの冷却ファン16が設けられている。冷却ファン16は、光源ユニット4の各部が設定された定格温度範囲内の温度となるように、その回転数が制御される。また、光源ユニット4からの光の出射方向と投射ユニット3bからの画像光の出射方向は、図5に示すように、略90°の関係となっている。
また、光学エンジン3の照明ユニット3aは、光源から照射された光を分光するカラーホイール5(回転色フィルター)と、カラーホイール5から出射した光を導くライトトンネル6と、リレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9と、を備えている。また、照明ユニット3a内には、画像表示素子ユニット10が設けられる。
照明ユニット3aでは、先ず、光源からの出射光である白色光が、円盤状のカラーホイール5で単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換され出射される。カラーホイール5から出射された色分離された光は、ライトトンネル6に導かれる。ライトトンネル6は、入射された光がその内部(内壁)で複数回反射され合成されることで均一化する照明均一変換光学部材である。
次いで、ライトトンネル6から出射された光は、2枚のレンズを組み合わせてなるリレーレンズ7により、光の軸上色収差を補正しつつ集光される。また、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、画像表示素子ユニット10に集光される。画像表示素子ユニット10は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、画像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の画像を形成するように投射光を加工して反射する画像表示素子(光変調素子)としてのDMD素子10aを備えている。
画像表示素子ユニット10は、入力信号に応じてマイクロミラーのオンオフを切り替えることで投射ユニットへ光を出力する光を選別するとともに階調を表現する。すなわち、DMD素子10aにより、時分割で画像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投射レンズへ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。画像表示素子ユニット10で使用する光は投射ユニット3bへ反射し、投射ユニット3b内の複数の投射レンズを通り拡大された画像光はスクリーン130上へ拡大投射される。
図6に画像投射装置1の機能ブロック図を示す。画像投射装置1は、画像入力端子21と、映像処理部22と、スケール処理部23と、主制御部24(メイン)と、メモリ25と、操作部26と、ドライブ回路27と、副制御部28(サブ)、撮像部29、画像表示素子ユニット10と、ランプ15と、投射ユニット3b等を備えている。
画像入力端子21は、外部機器から映像信号が入力される映像信号入力部であって、本実施形態では、HDMI入力端子である。なお、他にVGA端子やビデオ端子などを備えている。
映像処理部22は、画像入力端子21から入力される外部機器からの映像信号を受け取り、当該映像信号にシリアル−パラレル変換や電圧レベル変換などの種々の処理を施して、スケール処理部23が受け取ることができる映像信号(映像デジタル信号)に変換する。
スケール処理部23には、映像処理部22から出力される映像デジタル信号が入力される。スケール処理部23は、映像信号のタイミングから縦と横の画素数を判定し、画像投射装置1の出力画素数のアスペクト比に対して入力映像が最適な表示になるようにスケーリングを行なう。
主制御部24は、マイクロコントローラで構成され、CPU(中央演算処理ユニット)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)などの演算回路および記憶回路を備えている。そして、主制御部24は、画像投射装置1の全般的な制御を行うと共に、各種の設定及び比較を行うための制御を行う。
メモリ25は、各種の画像処理プログラム、主制御部24で設定した設定値等を記憶した記憶手段であって、主制御部24は、メモリ25に記憶された画像処理プログラム等に基づいて各種の処理を実行する。メモリ25としては、例えば、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性半導体メモリを採用することができ、電源オフ後も設定内容(言語設定など)が保存される。
操作部26は、ユーザからの種々の操作要求を受け付けるものであり、画像投射装置1の外面に設けられるキーボタン(本体キー)、またはリモコン送信機のキー入力部等によって構成される。例えばプロジェクタの各種設定や選択を行うためのメニュー画面を表示させるメニューキーなどを備えている。
また、操作要求には、メニュー画面等のOSD画面の表示指示、投影している画像のアスペクト比の変更要求、画像投射装置1の電源OFF要求、ランプ15の光量を変更するランプパワー変更要求、などが含まれる。操作部26は、操作要求を受け付けると、当該操作要求を主制御部24に通知する。
ドライブ回路27には、スケール処理部23からスケーリングされた映像信号及びその同期信号が入力され、ドライブ回路27は、画像表示素子ユニット10の画像表示素子(DMD素子10a)を駆動する。画像表示素子ユニット10にて、スケーリングされた映像を表示し、その映像によってランプ15からの光を変調する。そして、画像表示素子ユニット10からの映像光は、投射ユニット3bによりスクリーン130上に拡大投影される。
本実施形態では、外部機器である映像供給装置110と画像投射装置1とは、HDMIケーブルで接続されるものとする。HDMIケーブルにはTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャネル、DDC(Display Data Channel)ライン、CEC(Consumer Electronics Control:家電制御)ライン、HPD(Hot Plug Detect)ライン、5Vラインが用意されている。ここで、CECラインは、機器間の連携動作を実現するためのCEC信号を通信するものであり、5Vラインは、外部機器が画像投射装置1に対して5V電源の供給するための5V信号を通信するものである。
外部機器から画像入力端子21を介して入力されるCEC信号と5V信号は、副制御部28に入力される。副制御部28は、マイクロコントローラで構成され、HDMIレシーバーとして機能する。副制御部28において、外部機器との接続検知および画像投射装置1の起動制御等を行っている。
ここで、画像投射装置1は、待機時の消費電力を低減するために、スタンバイ状態では、副制御部28以外は電源が供給されないようになっており、スタンバイ状態では副制御部28が画像投射装置1を制御している。このように、スタンバイ状態では、副制御部28は電源が供給された有効な状態であって、主制御部24は電源が供給されない無効な状態となっている。主制御部24が起動した状態を画像投射装置1の電源オン状態という。
図7は、画像投射システム100における画像投射装置1と外部機器との接続状態での機能ブロック図であって、副制御部28、主制御部24の詳細およびHDMIケーブル120内の信号ラインの説明図である。
主制御部24は、撮像部29を制御する撮像制御部40と、再生開始命令(第2再生開始命令(後述))を送信させる再生開始命令送信手段41とを備えている。
撮像制御部40には、撮像部29が撮像したスクリーン130に投影された投影画像140の撮像データが送られる。なお、撮像部29は、画像投射装置1が内部に備えるものであっても、撮像装置として画像投射装置1の外部に設けられるものであってもよい。撮像制御部40では、撮像データが十分に明るいか否か(すなわち、投影画像140が視聴可能な状態であるか否か)を判断する。なお、撮像データは、他の用途でも用いることが好ましく、例えば、画像投射装置1の設置位置による画像歪みを検知するために用いてもよい。
再生開始命令送信手段41は、副制御部28からCECライン122を介して、映像供給装置110へ映像コンテンツの再生開始命令を送信させる。
副制御部28は、ステータス確認手段30と、再生開始命令送信手段31、主制御部起動手段32と、電源オン信号出力手段33と、を備えている。
ステータス確認手段30は、CECライン122を介して、映像供給装置110へステータス確認信号を送信するとともに、ステータス確認信号への応答を受信して、映像供給装置110のステータスを確認する。
また、ステータス確認手段30は、主制御部24に対してステータス確認信号を送信して、画像投射装置1のステータスを確認する。
再生開始命令送信手段31は、CECライン122を介して、映像供給装置110へ映像コンテンツの再生開始命令(停止条件付)(第1再生開始命令)を送信する。この再生開始命令(停止条件付)は、映像供給装置110に対して、DVD、ブルーレイなどのメディア(映像コンテンツが記録された記録媒体)を読み込んで、映像コンテンツの再生可能状態とし、かつ、映像コンテンツの再生直前で一時停止をさせるコマンドを含む命令である。メディアの読み込みには時間がかかるため、読み込み処理までを完了させたうえで、一時停止させることで、次の再生開始命令(第2再生開始命令)により、すぐに再生を可能とするものである。
再生開始命令(停止条件付)は、既定のCECコマンドの他に、画像投射装置1と映像供給装置110において、予めCECコマンドを定義しておくことで実現される。
主制御部起動手段32は、主制御部24を起動させる(電源オン状態とする)ための制御信号を出力する。
5V信号は、映像供給装置110の制御部112から出力され、画像出力端子111(HDMI出力端子)、5Vライン121、画像投射装置1の画像入力端子21を介して、副制御部28に入力される。副制御部28にて、5V信号の入力検知を行っている。
CEC信号は、画像出力端子111、CECライン122、画像入力端子21を介して、映像供給装置110の制御部112と副制御部28との間で送受信される。例えば、副制御部28から制御部112へステータス確認信号、電源オン信号、などが送信されたり、制御部112から副制御部28へは、各信号への応答などが送信されたりする。
映像信号は、映像供給装置110の映像処理部113から出力され、画像出力端子111、映像信号ライン123(TMDSチャネル)、画像入力端子21を介して、映像処理部22で受信され、後段の各部へ信号が送られる。
この画像投射システム100では、映像供給装置110と画像投射装置1がHDMIケーブル120で接続されると、副制御部28が、5V信号の入力を検知する。
ステータス確認手段30は、CECライン122を用いて、副制御部28から映像供給装置110の制御部112へステータス確認信号を送信し、制御部112から副制御部28にステータス確認信号への応答がなされる。
映像供給装置110のステータスが、映像信号の出力が可能な状態であった場合、再生開始命令送信手段31は、CECライン122を用いて、映像供給装置110の制御部112に対し、映像コンテンツの再生開始命令(停止条件付)を送信する。
また、再生開始命令送信手段31による再生開始命令の送信ともに、ステータス確認手段30は、主制御部24に対して、ステータス確認信号を送信する。主制御部24からの応答がない(=スタンバイ状態)場合、主制御部起動手段32は、主制御部24を起動させるための制御信号を送信する。これにより、主制御部24は、電源オン状態となり、ランプ15を点灯して、入力された映像のスクリーン130への投影を開始する。
主制御部24の撮像制御部40は、ランプ15を点灯させると同時に、撮像部29を制御し、スクリーン130の投影画像140を撮像させる。撮像部29が撮像した投影画像140の撮像データは、撮像制御部40に送られる。
撮像制御部40は、撮像データに基づいて投影画像140が、視聴できる程度の明るさになっているがどうかを判断する。ここでは、予め設定された閾値により、撮像データの色レベルを判定することで、投影画像140が、視聴できる程度の明るさになっているがどうかを判断しているが、投影画像140の明るさの判断方法は、特に限られるものではなく、新規または公知の手法を用いることができる。また、閾値は任意に設定可能としてもよい。
なお、撮像部29を備え投影画像140を撮像することで、視聴可能な明るさになっているかどうかを判断することに替えて、例えば、ランプ15の明るさや温度、電源オンやランプ点灯からの時間等を判断基準として、視聴可能な明るさになっているかどうかを判断してもよい。また、装置内の温度を判断基準とすることもできるが、環境温度によってばらつきが生じるため、他の方法によることがより好ましい。
そして、撮像制御部40が、撮像データが所定の閾値を超える明るさとなっていると判断した場合、再生開始命令送信手段41は、副制御部28からCECライン122を介して、映像供給装置110へ映像コンテンツの再生開始命令(停止条件無の再生開始命令、(=第2再生開始命令))を送信させる。これにより、再生直前で一時停止されていた映像コンテンツが再生される。
以上の制御により、ユーザは映像供給装置110と画像投射装置1をHDMIケーブル120で接続させるだけで、画像投射装置1からの投影画像140が視聴可能となったタイミングで、映像コンテンツを自動再生させることが可能となる。
図8は、本実施形態に係る画像投射システム100が実行する自動再生処理の一例を示すシーケンスチャートである。
先ず、映像供給装置110と画像投射装置1とが、HDMIケーブル120で接続される(S101)。なお、映像供給装置110の電源オンは、HDMIケーブル120の接続の前であっても、接続後であってもよい。再生ボタン操作がされない場合(S102:N)は、待機状態となっている。
画像投射装置1は、HDMIケーブル120が接続され(S201)、5V信号を検知するまでスタンバイ状態である(S202:N)。HDMIケーブル120が接続され、5V信号を検知すると(S202:Y)、画像投射装置1のステータスを確認する(S203)。この時、画像投射装置1のステータスを確認する前に、映像供給装置110のステータスを確認することも好ましい。この場合、映像供給装置110のステータスが、映像信号の出力が可能である場合に、以下の処理を実行する。
画像投射装置1がスタンバイ状態であれば(S203:Y)、画像投射装置1を起動させて、ランプ15を点灯させる(S204)。同時にCECライン122より映像供給装置110に対して、再生開始命令(停止条件付)を送信する(S205)。
この再生開始命令(停止条件付)を受け取った映像供給装置110は、再生動作をスタートさせて、メディアの読み取りを開始し、メディアの読み取り準備が完了し(S103:Y)、映像コンテンツの再生状態に移行したところで一時停止を行う(S104)。
なお、画像投射装置1がスタンバイ状態でなく電源オン状態であれば(S203:N)、CECライン122より映像供給装置110に対して、再生開始命令を送信する(S207)。この再生開始命令を受け取った映像供給装置110は、映像コンテンツを再生する(S105)。
画像投射装置1は、ランプ点灯(S204)および再生開始命令(停止条件付)の送信(S205)後、撮像部29にて投影画像140を撮像し、投影画像140が、ユーザが画像を認識できる明るさレベルになっているかどうかを判断する(S206)。
規定の明るさレベルを超えた場合(S206:Y)、CECライン122より映像供給装置110に対して、再生開始命令を送信する(S207)。
この再生開始命令を受け取った映像供給装置110は、一時停止状態の映像コンテンツの再生を開始する(S105)。映像供給装置110から映像信号ライン123を介して、映像信号が送られ(S106)、画像投射装置1で映像が投影される(S208)。
以上説明した本実施形態に係る画像投射装置1によれば、ユーザは映像供給装置110と画像投射装置1をHDMIケーブル120で接続させるだけで、画像投射装置1から投射される投影画像140の明るさが視聴に適した状態となったタイミングで、映像供給装置110の映像コンテンツの自動再生をさせることが可能となる。
また、投影画像140が十分明るくなり、ユーザが快適に視聴できる状態に合わせて再生するように制御しているので、ユーザは快適に映像コンテンツを楽しむことができる。
なお、映像供給装置110と画像投射装置1が接続され、ユーザにより再生ボタン操作がされた場合は(S102:Y)、映像コンテンツが再生される(S105)。この場合、画像投射装置1がスタンバイ状態や、スタンバイ状態からの起動中である場合、ユーザが映像コンテンツをクリアに視聴可能となるまでに、映像コンテンツの再生が進んでしまうが、ユーザにより再生ボタン操作がされた場合も、操作されない場合と同様に、再生開始命令(停止条件付)を受けて、画像投射装置1が十分な明るさで投影可能となるまで一時停止するようにしてもよい。HDMIケーブル120を接続するまえに、再生ボタンを操作した場合も同様である。
以下、本発明に係る画像投射装置および画像投射システムの好ましい他の形態を説明する。
例えば、副制御部28は、図7に示すように、電源オン信号出力手段33を備えていることが好ましい。電源オン信号出力手段33は、CECライン122を介して、映像供給装置110へ電源オン信号を送信するものである。
映像供給装置110には、AC電源オン直後の初期化処理時やスタンバイ状態等であって、画像投射装置1に映像信号を出力可能な状態にない場合であっても、所定の電源(5V電圧)をシンク機に供給する機器も存在する。このため、このような映像供給装置110と、画像投射装置1が接続されている場合は、電源オン信号出力手段33は、映像供給装置110から所定の電圧信号(5V信号)の入力を検知したときに、映像供給装置110から映像信号を出力可能な起動状態へ移行させるための信号(電源オン信号)を出力するものである。
これにより、確実に映像供給装置110から映像信号を出力可能な状態として、その後、映像供給装置110に対して、再生開始命令を送信することが可能となる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上記実施形態では、画像投射装置1は、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタを例に説明したが、これに限られるものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)方式、LCOS(Liquid crystal on silicon)方式等であってもよい。また、光源としてランプを用いる例について説明したが、これに限られるものではなく、レーザ、LED等を用いてもよい。
1 画像投射装置
2 外装カバー
3 光学エンジン
3a 照明ユニット
3b 投射ユニット
4 光源ユニット
5 カラーホイール
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 画像表示素子ユニット
10a DMD素子
11 吸気口
12 排気口
13 吸気ファン
14 排気ファン
15 ランプ
16 ファン
21 画像入力端子
22 映像処理部
23 スケール処理部
24 主制御部
25 メモリ
26 操作部
27 ドライブ回路
28 副制御部
29 撮像部
30 ステータス確認手段
31 再生開始命令送信手段
32 主制御部起動手段
33 電源オン信号出力手段
40 撮像制御部
41 再生開始命令送信手段
100 画像投射システム
110 映像供給装置(外部機器)
111 画像出力端子
112 制御部
113 映像処理部
120 ケーブル(HDMIケーブル)
121 5Vライン
122 CECライン
123 映像信号ライン
130 スクリーン(被投射面)
140 投影画像
特開2014−41364号公報

Claims (9)

  1. 通信インタフェースを介して接続された映像供給装置から映像信号を受信して、該映像信号に基づいて生成した画像を投射する画像投射装置であって、
    前記映像供給装置から所定の電圧信号の入力を検知したときに、該画像投射装置のステータスを確認するステータス確認手段と、
    該画像投射装置がスタンバイ状態である場合に、該画像投射装置の光源を駆動させる起動手段と、
    前記光源の駆動とともに、前記映像供給装置に対して、映像コンテンツの再生開始命令を送信する再生開始命令送信手段と、を備えることを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記ステータス確認手段は、前記映像供給装置から前記電圧信号の入力を検知したときに、前記映像供給装置のステータスを確認し、
    前記再生開始命令送信手段は、前記映像供給装置において前記映像信号の出力が可能な状態である場合に、前記再生開始命令を送信することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記再生開始命令は、前記映像コンテンツが記録された記録媒体の読み込み後の再生動作開始直前において一時停止する命令を含む第1再生開始命令であって、
    前記再生開始命令送信手段は、前記第1再生開始命令の送信後、所定のタイミングにおいて、前記映像コンテンツの再生動作を開始する第2再生開始命令を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  4. 該画像投射装置が投射した投影画像を撮像する撮像部を備え、
    前記撮像部が撮像した撮像データに基づいて、前記投影画像が所定の明るさ以上となっている場合に、前記再生開始命令送信手段は前記第2再生開始命令を送信することを特徴とする請求項3に記載の画像投射装置。
  5. 前記ステータス確認手段により該画像投射装置がすでに電源オン状態であることが確認された場合は、前記第1再生開始命令を送信せずに、前記第2再生開始命令を送信することを特徴とする請求項3または4に記載の画像投射装置。
  6. 前記映像供給装置から前記電圧信号の入力を検知したときに、前記映像供給装置に対し、前記映像信号を出力可能な状態へ移行させるための電源オン信号を出力する電源オン信号出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  7. 前記通信インタフェースは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)であることを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の画像投射装置。
  8. 請求項1から7までのいずれかに記載の画像投射装置と、
    前記映像供給装置と、
    を前記通信インタフェースを介して接続してなることを特徴とする画像投射システム。
  9. 通信インタフェースを介して接続された映像供給装置から映像信号を受信して、該映像信号に基づいて生成した画像を投射する画像投射装置の制御方法であって、
    前記映像供給装置から所定の電圧信号の入力を検知したときに、該画像投射装置のステータスを確認するステータス確認処理と、
    該画像投射装置がスタンバイ状態である場合に、該画像投射装置の光源を駆動させる起動処理と、
    前記光源の駆動とともに、前記映像供給装置に対して、映像コンテンツの再生開始命令を送信する再生開始命令送信処理と、
    を行うようにしたことを特徴とする画像投射装置の制御方法。
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