JP2008288683A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】利便性が良く、かつ、電源がオンにされた外部機器を外部入力接続部に接続しなくても、その外部入力接続部に対応する入力モードを選択することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置（テレビジョン１）は、複数の外部機器とそれぞれ接続される複数の外部入力端子３ａと、外部機器からの信号を検出する検出手段と、表示部４と、選択された入力モードに対応する外部入力端子３ａの信号に基づいて、映像を表示部４に表示するように制御する制御部６とを備えている。また、制御部６は、検出手段により信号が検出された外部入力端子３ａに対応する第１入力モードを選択可能に表示するとともに、第１入力モードが選択されなかった場合に、少なくとも検出手段により信号が検出されなかった外部入力端子３ａに対応する第２入力モードを選択可能に表示するように表示部４を制御するように構成されている。
【選択図】図６

Description

この発明は、表示装置に関し、特に、複数の外部機器とそれぞれ接続される複数の外部入力接続部を備えた表示装置に関する。

従来、複数の外部機器とそれぞれ接続される複数の外部入力接続部を備えた表示装置が知られている。このような表示装置は、複数の外部入力端子にそれぞれ対応する入力モードをユーザが切り換えて選択することにより、選択した入力モードに対応する外部入力端子に接続された外部機器からの映像を表示部に表示することが可能に構成されている。このような表示装置では、ユーザが入力モードを切り換える場合には、所定の操作により複数の入力モードを１つずつ順番に切り換える必要があるので、入力モードの切り換えに時間がかかるという不都合があった。

そこで、従来では、上記のような不都合を解消する構成を備えた表示装置が提案されている（たとえば、特許文献１〜４参照）。

上記特許文献１〜３に記載の表示装置は、複数の外部入力端子に接続された外部機器からの信号の有無を検出回路などにより検出しているとともに、入力モードを切り換える際に、外部機器からの信号が検出されない外部入力端子に対応する入力モードをスキップするように構成されている。これにより、入力モードの切り換えをユーザが短時間で行うことが可能である。

また、上記特許文献４に記載の表示装置は、複数の外部入力端子のうち、外部機器が接続されていない外部入力端子をユーザが装置に登録することにより、入力モードを切り換える際に、登録された外部入力端子に対応する入力モードをスキップするように構成されている。これにより、入力モードの切り換えをユーザが短時間で行うことが可能である。

特開２００６−２５４０３３号公報 特開２００１−８１１５号公報 特開平５−２０７３８６号公報 特開平１０−２６２１９０号公報

しかしながら、上記特許文献１〜３に記載の表示装置では、入力モードを切り換える際に、外部機器が接続されていないか、または、外部機器の電源がオンにされていないことに起因して映像信号が検出されなかった外部入力接続部に対応する入力モードがスキップされるので、その外部入力接続部に対応する入力モードを選択することができない。このため、電源がオンにされた外部機器を外部入力接続部に接続しなければ、その外部入力接続部に対応する入力モードを選択することができないという問題点がある。

また、上記特許文献４に記載の表示装置では、スキップする入力モードをユーザが予め設定する必要があるので、その分、利便性が悪いという問題点がある。

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の１つの目的は、利便性が良く、かつ、電源がオンにされた外部機器を外部入力接続部に接続しなくても、その外部入力接続部に対応する入力モードを選択することが可能な表示装置を提供することである。

課題を解決するための手段および発明の効果

この発明の一の局面による表示装置は、複数の外部機器とそれぞれ接続される複数の外部入力接続部と、外部入力接続部に接続された外部機器からの信号を検出する検出手段と、複数の外部入力接続部にそれぞれ対応する入力モードを選択可能に表示する表示部と、選択された入力モードに対応する外部入力接続部の信号に基づいて、映像を表示部に表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、検出手段により信号が検出された外部入力接続部に対応する第１入力モードを選択可能に表示するとともに、第１入力モードが選択されなかった場合に、少なくとも検出手段により信号が検出されなかった外部入力接続部に対応する第２入力モードを選択可能に表示するように表示部を制御するように構成されている。

この一の局面による表示装置では、上記のように、検出手段により信号が検出された外部入力接続部に対応する第１入力モードを選択可能に表示することによって、信号が検出されなかった入力モード（第２入力モード）を使用者が別途設定を行うことなく自動的にスキップして、信号が検出された入力モード（第１入力モード）のみを表示部に表示することができるので、使用者の利便性を高めることができる。また、検出手段により信号が検出された外部入力接続部に対応する第１入力モードを選択可能に表示するとともに、第１入力モードが選択されなかった場合に、少なくとも検出手段により信号が検出されなかった外部入力接続部に対応する第２入力モードを選択可能に表示することによって、外部機器が接続されていないか、または、外部機器の電源がオンにされていないことに起因して検出手段により信号が検出されなかった入力モード（第２入力モード）も選択することができる。これにより、電源がオンにされた外部機器を外部入力接続部に接続しなくても、その外部入力接続部に対応する入力モードを選択することができる。

上記一の局面による表示装置において、好ましくは、第１入力モードを登録する登録部をさらに備え、制御部は、第２入力モードが選択された場合には、選択された第２入力モードを第１入力モードとして登録するように構成されている。このように構成すれば、登録後に入力モードを変更する際に、登録された入力モードを第１入力モードとして最初に表示することができる。

上記一の局面による表示装置において、好ましくは、放送局から発信される放送信号を受信する受信部をさらに備え、制御部は、装置の電源の投入時に受信部により受信したチャンネルを登録する際に、第１入力モードの登録部への登録を行うように構成されている。このように構成すれば、通常、電源がオンの状態で表示装置に接続されているケーブルＴＶチューナーなどの外部機器に対応する入力モードを、チャンネルの登録時に実質的に同時に登録することができる。これにより、チャンネルの登録の終了後に、直ぐにケーブルＴＶチューナーなどの外部機器による映像を視聴することができる。

上記一の局面による表示装置において、好ましくは、使用者が入力モードを順番に切り替えて選択するための切換手段をさらに備え、終端の第１入力モードが切換手段により選択されている状態で、切換手段によりさらに入力モードが切り換えられた場合には、制御部は、第１入力モードおよび第２入力モードを切換手段により順番に切り換えて選択することが可能に表示部に表示するように表示部を制御するように構成されている。このように構成すれば、第１入力モードの中に使用者の意図する入力モードがない場合に、終端の第１入力モードを選択した状態で、さらに入力モードを切り換えることによって、第１入力モードに加えて第２入力モードを選択可能に表示させることができる。

上記一の局面による表示装置において、好ましくは、信号による映像が表示部に出力される際に、映像を表示部の表示部分のサイズに合うように調整するスケーラをさらに備え、スケーラは、外部機器からの信号を検出する検出手段としても機能するように構成されている。このように構成すれば、外部機器からの信号を検出するための回路などを別途設けることなく、外部機器からの信号をスケーラにおいて検出することができる。

以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の一実施形態によるテレビジョンの構成を示すブロック図である。まず、図１を参照して、本実施形態によるテレビジョン１の構成を説明する。なお、本実施形態では、表示装置の一例であるテレビジョンに本発明を適用した例を説明する。

図１に示すように、テレビジョン１は、放送局から発信される放送信号を受信するアンテナ（図示せず）を含むチューナーユニット２と、パーソナルコンピュータ１００、ＤＶＤプレーヤ１０１およびケーブルＴＶチューナー１０２などの外部機器と接続される複数の外部入力端子３ａを含む外部入力基板３と、ＬＣＤ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）からなる表示部４と、チューナーユニット２および外部入力基板３から入力される複数の映像信号から特定の映像信号を選択して表示部４に出力するＡＶスイッチ５と、テレビジョン１の各部を制御する制御部（ＣＰＵ）６とを備えている。また、テレビジョン１は、テレビジョン１のボリューム、チャンネルなどの変更、および、設定の変更などを行うための複数のボタン７ａを有する入力部７を備えている。また、入力部７は、リモコン２０からの信号を受信する受信部７ｂを含んでいる。このリモコン２０によっても、上記ボリュームの変更などの操作を行うことが可能である。この入力部７またはリモコン２０による信号は、制御部６に入力される。制御部６は、その信号に基づいて、所定の処理を行うようにテレビジョン１の各部を制御する。なお、チューナーユニット２および外部入力端子３ａは、それぞれ、本発明の「受信部」および「外部入力接続部」の一例である。

チューナーユニット２は、アンテナ（図示せず）により受信した放送信号のうち、ユーザが指定したチャンネルに対応する放送信号の検波および復調を行うとともに、その結果得たデータを制御部６を介してＡＶスイッチ５に出力するように構成されている。

表示部４には、ＡＶスイッチ５から入力された映像信号に対応する映像が表示される。ＡＶスイッチから入力する映像信号は、入力部７またはリモコン２０においてユーザが所定の操作を行うことにより選択することが可能である。この選択動作については、後に詳細に説明する。

また、制御部６は、ＥＥＰＲＯＭ８に格納された各種設定情報、および、ＲＯＭ９に格納されたプログラムに従ってテレビジョン１の制御を行うように構成されている。各種設定情報には、たとえば、表示部４における表示に関する設定などが含まれる。具体的には、視聴制限に関する設定、キャプション（字幕）の設定、および、言語の設定などである。また、ＳＤＲＡＭ１０は、制御部６によるデータの処理などの演算が行われる際に、データが一時記憶されるメモリである。

また、本実施形態では、テレビジョン１は、外部機器からの映像を表示部４に表示させる際に、映像を表示部４の表示部分のサイズに合うように調整するスケーラ１１を備えている。このスケーラ１１は、外部機器からの映像信号を検出することが可能な回路を内蔵しているので、外部機器からの映像信号の有無を検出することが可能である。映像信号の検出は、チューナーユニット２により受信した放送のチャンネルを自動的に登録するオートプリセット処理と合わせて行われるように構成されている。また、映像信号が検出された外部入力端子３ａは、表示部４に映像を表示することが可能な映像信号を有する入力モードとしてＥＥＰＲＯＭ８に登録される。

図２〜図４は、図１に示したテレビジョンの表示部に表示される入力モード切換画面である。次に、図２〜図４を参照して、入力モード切換画面の構成を説明する。

入力モード切換画面は、入力部７またはリモコン２０においてユーザが所定の操作を行うことにより、入力モードを選択することが可能に表示部４に表示される。入力モード切換画面では、放送局から受信した映像信号および外部入力基板３の複数の外部入力端子３ａにそれぞれ接続された外部機器からの映像信号のうち、表示部４に入力する映像信号を切り換えることが可能である。この入力モード切換画面では、入力部７またはリモコン２０において所定のボタンを押下することによって、所定のボタンを押下する毎に順次入力モードを切り換えるという所謂トグル式で入力モードを切り換えることが可能である。具体的には、図２〜図４に示すように、所定のボタンを押下する毎に矢印に沿って入力モードの選択が切り替わるように構成されている。また、選択されている入力モードは、色、形などが変化するように構成されている。これにより、選択している入力モードをユーザが視認可能である。また、本実施形態では、入力モード切換画面において入力モードを選択した状態で、入力モードの切換操作を３秒間行わなかった場合に、入力モードが決定されるとともに、決定された入力モードに対応する外部入力端子３ａに接続された外部機器からの映像信号に基づいて表示部４に映像が表示されるように構成されている。

ここで、本実施形態では、図２に示すように、所定の操作により入力モード切換画面を表示させた時、最初に上記オートプリセット時に登録された入力モード（登録済み入力モードリスト）のみが表示されるように構成されている。すなわち、外部機器からの映像信号が検出された外部入力端子３ａに対応する入力モード（登録済み入力モード）のみが表示され、外部機器からの映像信号が検出されなかった外部入力端子３ａに対応する入力モード（非登録入力モード）は表示されない。なお、放送局から受信した映像信号に対応する入力モード（図２の「ＴＶ」）は、常に表示されるように構成されている。なお、登録済み入力モードおよび非登録入力モードは、それぞれ、本発明の「第１入力モード」および「第２入力モード」の一例である。

また、ユーザが図２に示した登録済み入力モードから入力モードを選択しなかった場合には、図３に示すように、非登録入力モードを含む全ての入力モード（標準入力モードリスト）を選択可能に表示されるように構成されている。本実施形態では、図２に示した登録済み入力モードの終端の入力モード（図２では、「ＶＩＤＥＯ５」）を選択した状態で、さらに入力モードの切換操作が行われることにより、全ての入力モード（標準入力モードリスト）が選択可能に表示される。また、標準入力モードリストにおいて、登録済み入力モード以外の入力モード（たとえば、図３の「ＶＩＤＥＯ３」が選択されるとともに決定された場合には、その入力モードが登録済み入力モードとして新たに登録されるように構成されている。この場合、入力モード切換画面を表示させることにより、図４に示すように、図２の登録済み入力モードに加えて、新たに登録された入力モード（「ＶＩＤＥＯ３」）が登録済み入力モードリストに表示される。

また、図３の標準入力モードリストにおいて、終端の入力モード（図３では、「ＨＤＭＩ」）を選択した状態で、さらに入力モードの切換操作が行われることにより、図２の登録済み入力モード（登録済み入力モードリスト）が再度表示されるように構成されている。

図５は、本発明の本実施形態によるテレビジョンの入力モードの登録動作を説明するためのフローチャートである。次に、図５を参照して、本実施形態によるテレビジョン１の入力モードの登録動作を説明する。

本実施形態によるテレビジョン１では、まず、電源の投入時にオートプリセット処理が行われる。具体的には、図５のステップＳ１において、チューナーユニット２により放送局から発信されるアナログ放送信号およびデジタル放送信号の受信が行われる。そして、ステップＳ２において、受信した放送信号の周波数とチャンネルとが自動的に組み合わされるとともに、その組み合わせがＥＥＰＲＯＭ８に登録される。

この後、本実施形態では、ステップＳ３において、外部機器からの映像信号の検出が行われる。具体的には、ＡＶスイッチ５により複数の外部入力端子３ａのそれぞれとスケーラ１１とを順番に切り換えて接続するとともに、接続された外部入力端子３ａからの映像信号の有無がスケーラ１１に内蔵された同期回路により検出される。そして、ステップＳ４において、映像信号が検出された外部入力端子３ａに対応する入力モードが表示部４に映像を表示することが可能な映像信号を有する入力モードとしてＥＥＰＲＯＭ８に登録される。

なお、ＥＥＰＲＯＭ８に登録された入力モードの情報は、電源投入時（オートプリセット時）において毎回リセットされるとともに、その時点における外部機器からの映像信号の有無の検出および入力モードの登録が行われる。

このようにして、本実施形態によるテレビジョン１の入力モードの登録が行われる。

図６は、本実施形態によるテレビジョン１の入力モードの切換動作を説明するためのフローチャートである。次に、図２〜図６を参照して、本実施形態によるテレビジョン１の入力モードの切換動作を説明する。

入力モードの切り替えが行われる際には、まず、ユーザが所定の操作を行うことにより、入力モード切換画面が表示される。この時、図６のステップＳ１１において、図２に示すように、上記ステップＳ４（図５参照）において登録された入力モード（登録済み入力モードリスト）が表示される。また、この状態では入力モード切換画面が表示される前に選択されていた入力モードが選択された状態となっている。この入力モードが選択された状態で、ステップＳ１２において、３秒経過したか否かが判断される。３秒経過した場合には、ステップＳ２２において、選択されていた入力モードが確定されて、入力モードの切り換えが終了する。

また、ステップＳ１２において、入力モードが選択された状態で、３秒経過していない場合には、ステップＳ１３において、入力モード切換信号を受信したか（ユーザが入力部７またはリモコン２０により入力モードの切り換えをテレビジョン１に指示したか）否かが判断される。入力モード切換信号を受信しない場合には、ステップＳ１２に進むとともに、３秒が経過するまでステップＳ１２およびステップＳ１３の処理が繰り返される。また、ステップＳ１３において、入力モード切換信号を受信した場合には、ステップＳ１４において、登録済み入力モードリストの選択されていた入力モードが終端であるか否かが判断される。選択されていた入力モードが終端でない場合には、ステップＳ１５において、入力モードが次に移動されるとともに、ステップＳ１２に進む。具体的には、図２において、終端でない「ＶＩＤＥＯ１」が選択されていた場合には、次の入力モードの「ＶＩＤＥＯ４」に移動する。この後、選択する入力モードが終端になるまで、ステップＳ１２〜ステップＳ１５が繰り返される。

また、ステップＳ１４において選択されていた入力モードが終端である場合には、ステップＳ１６において、図３に示した標準入力モードリストが表示される。具体的には、図２において、終端である「ＶＩＤＥＯ５」が選択されていた場合には、入力モードの切り換えが指示されることにより、図３に示した標準入力モードリストが表示されるとともに、最初の入力モード（図３では「ＴＶ」）が選択された状態となる。

その後、ステップＳ１７において、３秒経過したか否かが判断される。３秒経過しない場合には、ステップＳ１８において、入力モード切換信号を受信したか否かが判断される。入力モード切換信号を受信しない場合には、ステップＳ１７に進むとともに、３秒が経過するまでステップＳ１７およびステップＳ１８の処理が繰り返される。また、ステップＳ１８において、入力モード切換信号を受信した場合には、ステップＳ１９において、標準入力モードリストにおいて選択されていた入力モードが終端であるか否かが判断される。選択されていた入力モードが終端でない場合には、ステップＳ２０において、入力モードが次に移動されるとともに、ステップＳ１７に進む。具体的には、図３において、終端でない「ＶＩＤＥＯ１」が選択されていた場合には、次に入力モードの「ＶＩＤＥＯ２」に移動する。この後、選択する入力モードが終端になるまで、ステップＳ１７〜ステップＳ２０が繰り返される。

また、ステップＳ１９において、選択されていた入力モードが終端である場合には、ステップＳ１１において、図２に示した登録済み入力モードリストが表示される。具体的には、図３において、終端である「ＨＤＭＩ」が選択されていた場合には、入力モードの切り換えが指示されることにより、図２に示した登録済み入力モードリストが表示されるとともに、最初の入力モード（図２では「ＴＶ」）が選択された状態となり、上記処理が繰り返される。

また、ステップＳ１７において、３秒経過した場合には、ステップＳ２１において、選択されていた入力モードが登録済み入力モードとしてＥＥＰＲＯＭ８に登録される。その後、ステップＳ２２において、選択されていた入力モードが確定されて、入力モードの切り換えが終了する。

本実施形態では、上記のように、スケーラ１１において映像信号が検出された外部入力端子３ａに対応する入力モード（登録済み入力モードリスト）を選択可能に表示することによって、映像信号が検出されなかった入力モードを使用者が別途設定を行うことなく自動的にスキップして、映像信号が検出された入力モードのみを表示部４に表示することができるので、使用者の利便性を高めることができる。また、スケーラ１１において映像信号が検出された外部入力端子３ａに対応する入力モード（登録済み入力モードリスト）を選択可能に表示するとともに、登録済み入力モードリストから入力モードが選択されなかった場合に、標準入力モードリストを選択可能に表示することによって、外部機器が接続されていないか、または、外部機器の電源がオンにされていないことに起因してスケーラ１１において映像信号が検出されなかった入力モードも選択することができる。これにより、電源がオンにされた外部機器を外部入力端子３ａに接続しなくても、その外部入力端子３ａに対応する入力モードを選択することができる。

また、本実施形態では、上記のように、標準入力モードリストにおいて選択された入力モードを登録済み入力モードとして登録することによって、登録後に入力モードを変更する際に、新たに登録された入力モードを登録済み入力モードとして最初に表示することができる。

また、本実施形態では、上記のように、チューナーユニット２により受信したチャンネルを登録する際（オートプリセット時）に、外部機器からの映像信号を検出した外部入力端子３ａに対応する入力モードを登録済み入力モードとしてＥＥＰＲＯＭ８に登録することによって、通常、電源がオンの状態でテレビジョン１に接続されているケーブルＴＶチューナー１０２などの外部機器に対応する入力モードを、チャンネルの登録時に実質的に同時に登録することができる。これにより、チャンネルの登録の終了後に、直ぐにケーブルＴＶチューナー１０２などの外部機器による映像を視聴することができる。

また、本実施形態では、上記のように、外部機器からの映像信号の有無をスケーラ１１において検出することによって、外部機器からの映像信号を検出するための回路などを別途設けることなく、外部機器からの映像信号を検出することができる。

なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

たとえば、上記実施形態では、登録済み入力モードが選択されなかった場合に、全ての入力モードを選択可能に表示する例を示したが、本発明はこれに限らず、登録済み入力モード以外の、外部機器からの映像信号が検出されなかった外部入力端子３ａに対応する入力モードのみを表示するように構成してもよい。

また、上記実施形態では、入力モード切換画面において入力モードを選択した状態で、入力モードの切換操作を３秒間行わなかった場合に入力モードが確定される例を示したが、本発明はこれに限らず、ユーザが確定ボタン（図示せず）などを押下することにより入力モードを確定するように構成してもよい。

また、上記実施形態では、オートプリセット処理が行われる際に、外部機器からの映像信号の有無を検出した例を示したが、本発明はこれに限らず、外部機器からの映像信号の有無を検出する処理はいつ行われてもよい。

また、上記実施形態では、外部機器の例としてパーソナルコンピュータ１００、ＤＶＤプレーヤおよびケーブルＴＶチューナー１０２を示したが、本発明はこれに限らず、外部機器には、ゲーム機、ビデオ、ＬＤ（レーザーディスク）などの映像信号を出力する機器が含まれる。

また、上記実施形態では、登録済み入力モードリストの終端の入力モードを選択した状態で入力モードの切り換えを指示した場合に、標準入力モードリストが表示される例を示したが、本発明はこれに限らず、入力部７またはリモコン２０において所定の操作を行うことにより、登録済み入力モードリストと標準入力モードリストとが切り換え表示されるように構成してもよい。

また、上記実施形態では、外部機器からの映像信号を検出する例を示したが、本発明はこれに限らず、音声信号、制御信号などの他の信号でもよい。

また、上記実施形態では、表示部４がＬＣＤからなる例を示したが、本発明はこれに限らず、ＰＤＰ（Ｐｌａｓｍａ Ｄｉｓｐｌａｙ Ｐａｎａｌ）またはＣＲＴ（ｃａｔｈｏｄｅ ｒａｙ ｔｕｂｅ）などから構成してもよい。

本発明の一実施形態によるテレビジョンの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるテレビジョンの表示部に表示される登録済み入力モードリストである。 本発明の一実施形態によるテレビジョンの表示部に表示される標準入力モードリストである。 本発明の一実施形態によるテレビジョンの表示部に表示される追加登録後の登録済み入力モードリストである。 本発明の一実施形態によるテレビジョンにおいて、外部機器からの映像信号を検出する処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態によるテレビジョンにおいて、入力モードの切り換え処理を説明するためのフローチャートである。

符号の説明

１ テレビジョン（表示装置）
２ チューナーユニット（受信部）
３ａ 外部入力端子（外部入力接続部）
４ 表示部
６ 制御部
８ ＥＥＰＲＯＭ（登録部）
１１ スケーラ

Claims (5)

1. 複数の外部機器とそれぞれ接続される複数の外部入力接続部と、
   前記外部入力接続部に接続された外部機器からの信号を検出する検出手段と、
   前記複数の外部入力接続部にそれぞれ対応する入力モードを選択可能に表示する表示部と、
   選択された入力モードに対応する前記外部入力接続部の信号に基づいて、映像を前記表示部に表示するように制御する制御部とを備え、
   前記制御部は、前記検出手段により信号が検出された外部入力接続部に対応する第１入力モードを選択可能に表示するとともに、前記第１入力モードが選択されなかった場合に、少なくとも前記検出手段により信号が検出されなかった外部入力接続部に対応する第２入力モードを選択可能に表示するように前記表示部を制御するように構成されている、表示装置。
2. 前記第１入力モードを登録する登録部をさらに備え、
   前記制御部は、前記第２入力モードが選択された場合には、選択された前記第２入力モードを前記第１入力モードとして登録するように構成されている、請求項１に記載の表示装置。
3. 放送局から発信される放送信号を受信する受信部をさらに備え、
   前記制御部は、装置の電源の投入時に前記受信部により受信したチャンネルを登録する際に、前記第１入力モードの前記登録部への登録を行うように構成されている、請求項１または２に記載の表示装置。
4. 使用者が入力モードを順番に切り替えて選択するための切換手段をさらに備え、
   終端の前記第１入力モードが前記切換手段により選択されている状態で、前記切換手段によりさらに入力モードが切り換えられた場合には、前記制御部は、前記第１入力モードおよび前記第２入力モードを前記切換手段により順番に切り換えて選択することが可能に前記表示部に表示するように前記表示部を制御するように構成されている、請求項１〜３のいずれか１項に記載の表示装置。
5. 前記信号による映像が前記表示部に出力される際に、前記映像を前記表示部の表示部分のサイズに合うように調整するスケーラをさらに備え、
   前記スケーラは、前記外部機器からの信号を検出する前記検出手段としても機能するように構成されている、請求項１〜４のいずれか１項に記載の表示装置。
   
   

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