JP2014149531A - 表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラム - Google Patents

表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像ソースの切り替え操作を容易に行うことができ、所望の映像を迅速に表示させることができる表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】複数の映像ソース端子Tと、各映像ソース端子Tに入力される信号の有無を監視する信号監視部51と、信号監視部51の監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子Tを選択する端子選択部57と、表示対象となる映像ソース端子Tから入力された信号に基づく映像を投写表示する投写光学系70と、を備え、端子選択部57は、信号入力がない映像ソース端子である信号なし端子が、信号入力がある映像ソース端子である信号あり端子に切り替った場合、当該信号あり端子を、表示対象として選択する。
【選択図】図1

Description

複数の映像ソース端子を備えた表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラムに関するものである。
プロジェクターは、通常複数の映像ソース端子を備えている。例えば、パーソナルコンピューターを映像ソースとするコンピューター入力端子、ビデオプレーヤーを映像ソースとするビデオ入力端子、LAN(無線または有線)を介して信号を入力するLAN端子、などである。このため、ユーザーは複数の映像ソースの中から所望の映像ソースを選択して投写表示を行う必要がある。そこで、複数の映像ソースのうち、どの映像ソースが使用可能であるか、またどのような表示が行われているかを簡単に探索する方法が提案されている。
例えば、非特許文献1には、入力信号を自動検出して切り替える方法が記載されている。この方法では、リモコン等により映像ソースの切り替え操作([入力検出]ボタンの押下)が行われると、現在選択されている映像ソースの次の映像ソースに基づく映像を表示する。したがって、複数の映像ソースが接続されている場合、ユーザーは、目的の映像が表示されるまで、繰り返し映像ソースの切り替え操作を行う必要がある。
但し、映像ソース端子が多い場合、全ての端子に対して切り替え操作を行うと時間がかかるため、非特許文献1では、信号が入力されていない映像ソース端子について、映像表示を行わないようになっている。つまり、信号が入力されている映像ソース端子のみを切り替え対象とするため、所望の映像ソースの探索を迅速に行うことができる。
オフィリオプロジェクター取扱説明書 EMP−1815/1810 2007年度版 (エプソン販売株式会社,セイコーエプソン株式会社 第17頁「投写映像を切り替える」)
ところが、上記のとおり非特許文献1に記載の探索方法では、信号が入力されていない映像ソース端子には切り替わらないようになっているため、未接続状態の映像ソースに切り替えたい場合、まず映像ソースを接続して(映像ソース端子に信号を入力して)、さらに[入力検出]ボタンの押下を行う必要がある。つまり、映像ソースを切り替えるために2つの操作が必要となり、操作が煩雑であった。また、非特許文献1に記載の探索方法では、切り替え操作が行われるたびに、次の映像ソースから信号が入力されているか否かを検出する必要があるため、映像ソースの切り替えに伴う制御負荷が大きく、映像の表示に時間を要することがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、映像ソースの切り替え操作を容易に行うことができ、所望の映像を迅速に表示させることができる表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、優先順位を有する複数の映像ソース端子と、各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視する信号監視手段と、信号監視手段の監視結果に基づいて、複数の映像ソース端子を、信号入力がある信号ありグループと、信号入力がない信号なしグループと、にグループ分けするグルーピング手段と、信号監視手段の監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子を選択する映像ソース端子選択手段と、表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示する表示手段と、を備え、映像ソース端子選択手段は、電源オン時に信号入力がある信号あり端子が存在する場合、信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を表示対象として選択し、電源オン時に信号あり端子が存在しない場合、前回起動時において選択されていた映像ソース端子を表示対象として選択することを特徴とする。
上記の表示装置において映像ソース端子選択手段は、信号監視手段により、信号なし端子が信号あり端子に切り替ったことが検出された場合、当該信号あり端子を表示対象として選択し、信号あり端子が信号なし端子に切り替ったことを検出した場合、信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を表示対象として選択することが好ましい。
上記の表示装置において、映像ソースを切り替える切り替え操作を行うための操作手段をさらに備え、映像ソース端子選択手段は、切り替え操作をトリガとして、信号ありグループの中から、それまで表示対象として選択されていた映像ソース端子の次に優先度の高い信号あり端子を、表示対象として選択することが好ましい。
上記の表示装置において、表示手段は、信号ありグループに属する映像ソース端子の映像ソース名一覧を、優先順位にしたがって表示することが好ましい。
本発明のプロジェクターは、上記の表示装置における各手段を備えたことを特徴とする。
本発明の表示装置の映像ソース切り替え方法は、優先順位を有する複数の映像ソース端子を備えた表示装置の映像ソース切り替え方法であって、各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視する信号監視ステップと、信号監視ステップの監視結果に基づいて、複数の映像ソース端子を、信号入力がある信号ありグループと、信号入力がない信号なしグループと、にグループ分けするグルーピングステップと、信号監視ステップの監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子を選択する映像ソース端子選択ステップと、表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示する表示ステップと、を実行し、映像ソース端子選択ステップは、電源オン時に信号入力がある信号あり端子が存在する場合、信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を表示対象として選択し、電源オン時に信号あり端子が存在しない場合、前回起動時において選択されていた映像ソース端子を表示対象として選択することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記の表示装置の映像ソース切り替え方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の表示装置は、複数の映像ソース端子と、各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視する信号監視手段と、信号監視手段の監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子を選択する映像ソース端子選択手段と、表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示する表示手段と、を備え、信号監視手段が、信号入力がない映像ソース端子である信号なし端子が、信号入力がある映像ソース端子である信号あり端子に切り替ったことを検出した場合、映像ソース端子選択手段は、当該信号あり端子を、表示対象として選択することを特徴とする。
本発明の表示装置の映像ソース切り替え方法は、複数の映像ソース端子を備えた表示装置の映像ソース切り替え方法であって、各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視するステップと、各映像ソース端子の監視結果に基づいて、信号入力がない映像ソース端子である信号なし端子が、信号入力がある映像ソース端子である信号あり端子に切り替ったことを検出した場合、当該信号あり端子を、表示対象として選択するステップと、表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、信号入力がない映像ソース端子である信号なし端子が、信号入力がある映像ソース端子である信号あり端子に切り替ったことを検出した場合、当該信号あり端子から入力された信号に基づく映像を表示するため、ユーザーは、未接続状態の映像ソースに切り替えたい場合、その映像ソースを接続する(映像ソース端子に信号を入力する)だけで良く、[入力検出]ボタンの押下を必要としないため、操作が容易である。また、これに伴って所望の映像(未接続状態の映像ソースからの信号に基づく映像)を迅速に表示させることができる。なお、映像ソースが電源オフ状態の場合は信号なし端子として扱われるため、映像ソースがそのような状態の場合は、映像ソースを供給する機器を、電源オン状態とするだけで、映像ソースを切り替えることができる。
なお、表示手段は、表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像と共に、その映像ソース名を表示することが好ましい。
上記に記載の表示装置において、信号監視手段が、信号あり端子が信号なし端子に切り替ったことを検出した場合、映像ソース端子選択手段は、他の信号あり端子の中から、いずれか1の信号あり端子を、表示対象として選択することが好ましい。
この構成によれば、現在表示対象となっている映像ソースから他の映像ソースに切り替えたい場合、その映像ソースの接続を解除すれば良いため(若しくは、映像ソースを供給する機器を、電源オフ状態とすれば良いため)、操作が容易である。また、これに伴って所望の映像を迅速に表示させることができる。
上記に記載の表示装置において、信号監視手段の監視結果に基づいて、複数の映像ソース端子を、信号ありグループと、信号なしグループと、にグループ分けするグルーピング手段をさらに備え、信号監視手段が、信号あり端子が信号なし端子に切り替ったことを検出した場合、映像ソース端子選択手段は、信号ありグループの中から、いずれか1の信号あり端子を、表示対象として選択することが好ましい。
この構成によれば、信号ありグループの中から、いずれか1の信号あり端子を表示対象として選択するため、全ての映像ソースに対して順次信号入力の有無を検出していく場合と比較して、迅速に映像を表示させることができる。この構成は、映像ソース端子の数が多い場合に効果的である。
上記に記載の表示装置において、複数の映像ソース端子は、優先順位を有しており、信号監視手段が、信号あり端子が信号なし端子に切り替ったことを検出した場合、映像ソース端子選択手段は、信号ありグループの中から、最も優先度の高い信号あり端子を、表示対象として選択することが好ましい。
この構成によれば、使用頻度が高いと考えられる順位で優先順位を設定しておくことで、所望の映像ソースへの切り替えをより迅速に行うことができる。
上記に記載の表示装置において、映像ソースを切り替える切り替え操作を行うための操作手段をさらに備え、映像ソース端子選択手段は、切り替え操作をトリガとして、信号ありグループの中から、それまで表示対象として選択されていた映像ソース端子の次に優先度の高い信号あり端子を、表示対象として選択することが好ましい。
この構成によれば、信号ありグループの中から、優先順位にしたがって順次映像ソースを切り替えるため、所望の映像をより迅速に探索することができる。
上記に記載の表示装置において、表示手段は、信号ありグループに属する映像ソース端子の一覧を、優先順位にしたがって表示することが好ましい。
この構成によれば、信号ありグループに属する映像ソース端子の一覧を優先順位にしたがって表示するため、ユーザーは、各映像ソースの信号の有無(どの映像ソースが使用可能であるか)と、切り替え順序と、を把握することができる。
なお、信号ありグループに属する映像ソース端子の一覧は、電源オン時や、切り替え操作時に表示することが好ましい。また、一覧表示を命令するためのボタンを設け、当該ボタンの押下により表示可能としても良い。
本発明のプロジェクターは、上記に記載の表示装置における各手段を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載の表示装置の映像ソース切り替え方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これらの構成によれば、映像ソースの切り替え操作を容易に行うことができ、所望の映像ソースを迅速に探索することができるプロジェクターおよび表示装置の映像ソース切り替え方法を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図である。 映像ソース端子の優先順位、グループ分け、切り替え順序について説明するための図である。 プロジェクターの映像表示処理を示すフローチャートである。 図3のサブルーチンであり、映像ソース切り替え処理を示すフローチャートである。 信号あり端子一覧の表示例を示す図である。 信号あり端子一覧の表示例を示す図である。 信号あり端子一覧の他の表示例を示す図である。 信号あり端子一覧の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置、プロジェクター、表示装置の映像ソース切り替え方法およびプログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、表示装置の一例としてプロジェクターを例示するが、複数の映像ソース端子を備えるものであれば、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクターや各種ディスプレイ機器など、他の表示装置にも本発明を適用可能である。
図1は、プロジェクター10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、プロジェクター10は、複数の映像ソース端子(信号入力端子)T、信号監視部51、操作部52、リモコン受信部62、制御部53、記憶部54、電源部55、ランプ駆動部56、端子選択部57、映像コンバーター58、映像信号処理部59、映像信号補正部60、ライトバルブ駆動部61、バスライン65、フレームメモリー68、OSD(On Screen Display)メモリー69および投写光学系70を備えている。また、投写光学系70には、光源ランプ71、液晶ライトバルブ72および投写レンズ73が含まれる。
本実施形態のプロジェクター10は、映像ソース端子Tとして、アナログRGB信号やコンポーネント信号に対応しているコンピューター1入力端子T1、コンピューター2入力端子T2、S信号に対応しているS-ビデオ入力端子T3、コンポジット信号に対応しているビデオ入力端子T4およびLAN端子T5を有している。この他、映像ソース端子Tとして、C−ビデオ入力端子、BNC端子、HDMI端子、USB端子などの端子をさらに設けても良い。
信号監視部51は、各映像ソース端子Tに入力される信号の有無を監視する。請求項における「信号監視手段」とは、信号監視部51を指す。具体的には、各映像ソース20から映像信号(以下、単に「信号」とも称する)が供給されているか否かを、映像信号に含まれている同期信号の有無を検出することにより識別し、当該識別結果を示す識別信号を制御部53に出力する。
操作部52は、ユーザーが各種操作を行うためのものであり、プロジェクター10の本体に備えられた操作パネルにより構成される。また、リモコン受信部62は、リモコン63と信号の送受信を行うためのものである。請求項における「操作手段」とは、操作部52およびリモコン63を指す。操作部52およびリモコン63には、電源をオン/オフするための[電源]ボタン、映像ソース20を切り替えるための[入力検出]ボタン、信号が入力されている映像ソース端子Tの一覧を表示させるための[一覧表示]ボタンなどが含まれる(いずれも、図示省略)。なお、以下の説明において、信号が入力されている映像ソース端子Tを「信号あり端子」と称し、信号が入力されていない映像ソース端子Tを「信号なし端子」と称するものとする。
制御部53は、CPU(Central Processing Unit)により構成され、バスライン65を介して各部に対し信号の入出力を行うことで、プロジェクター10全体を制御する。また、制御部53は、信号監視部51の監視結果(信号監視部51から取得した識別信号)に基づいて、複数の映像ソース端子Tを、信号が入力されている「信号ありグループ」と、信号が入力されていない「信号なしグループ」と、にグループ分けするグルーピング処理を行う(グルーピング手段)。当該グルーピング処理は、識別信号の取得に伴って随時実行される。また、制御部53は、グルーピング処理の結果または操作部52の操作に基づいて、表示対象となる映像ソース端子Tを選択する。
記憶部54は、フラッシュメモリーなどデータの書換えが可能な不揮発性のメモリーにより構成され、制御部53が各種制御を行うための制御プログラムや制御データを記憶している。制御プログラムとしては、信号監視部51の監視結果や操作部52からの映像信号切り替え命令に基づいて、映像ソース20を切り替える「映像ソース切り替え処理プログラム」が含まれる。また、記憶部54は、各映像ソース20の優先順位を規定した優先順位記憶領域66と、制御部53によりグループ分けされたグルーピング結果を記憶するグルーピング結果記憶領域67と、を有している。
優先順位記憶領域66は、図2(a)に示すように、プロジェクター10に備えられた複数の映像ソース端子T(T1〜T5)の優先順位が記憶されている。本実施形態では、コンピューター1入力端子T1、コンピューター2入力端子T2、S-ビデオ入力端子T3、ビデオ入力端子T4およびLAN端子T5の順に、優先順位が規定されているものとする。
グルーピング結果記憶領域67は、図2(b)に示すように、「信号ありグループ」および「信号なしグループ」の各グループに属する映像ソース端子Tが記憶されている。同図は、コンピューター1入力端子T1、コンピューター2入力端子T2およびS-ビデオ入力端子T3に映像信号が入力され、ビデオ入力端子T4およびLAN端子T5に映像信号が入力されていない(対応する映像ソース20が接続されていない、若しくは電源オフである)場合を示している。例えば、図2(b)のようにグルーピングされた状態で、操作部52の[入力検出]ボタンが押下されると、図2(c)に示すように、「信号ありグループ」に属する3つの映像ソース端子T1,T2,T3の中から、図2(a)に示した優先順位にしたがって、表示対象が順次選択されることとなる。詳細については、後述する。
端子選択部57は、制御部53の指令に基づいて、表示対象となる映像ソース端子Tを選択する。すなわち、不図示の入力セレクタを、選択された映像ソース端子Tに切り替える。なお、請求項における「映像ソース端子選択手段」とは、制御部53および端子選択部57を指す。
なお、電源部55、ランプ駆動部56、映像コンバーター58、映像信号処理部59、映像信号補正部60、ライトバルブ駆動部61および投写光学系70については、周知の構成(例えば、特開2006−285167号公報など)であるため、詳細な説明を省略する。
次に、図3および図4のフローチャートを参照し、プロジェクター10の映像表示処理について説明する。また、適宜図5および図6の投写表示例を参照しながら、説明を補足する。まず、プロジェクター10が電源オンされると、信号監視部51は、全ての映像ソース端子Tの監視を開始する(S01)。また、制御部53は、信号監視部51の監視結果に基づく識別信号に基づいて、各映像ソース端子Tを、「信号ありグループ」または「信号なしグループ」にグループ分けする(S02)。
ここで、制御部53は、信号あり端子が存在するか否かを判別し(S03)、存在する場合は(S03:Yes)、「信号ありグループ」の中で最も優先度が高い映像ソース端子Tを選択する(S04)。また、端子選択部57による入力セレクタの切り替えにより、選択した映像ソース端子Tから入力された映像信号に基づく映像を投写表示する(S06)。
例えば、図2(b)に示した例のようにグルーピングされている場合、図5(a)に示すように、「信号ありグループ」に属する信号あり端子の一覧(当該信号あり端子に対応する映像ソース名の一覧)93を、コンピューター1入力端子からの映像(映像表示画面91)に重畳表示する。以下、当該表示を、「重畳用一覧93」と称する。重畳用一覧93は、現在選択されている映像ソース端子Tに対応する映像ソース名が、四角囲みされていると共に、非選択状態の映像ソース端子Tに対応する映像ソース名に、所定のマーク(図示の例では、右向き三角のマーク)が付加されている。また、これら映像ソース名は、図2(a)に示した映像ソース端子Tの優先順位にしたがって上から順に列記されている。なお、重畳用一覧93は、その表示が開始されると、タイマー(図示省略)のカウントが開始され、所定時間経過後に消去される。
一方、信号あり端子が存在しない場合は(S03:No)、前回の映像ソース端子Tを選択し(S05)、その映像ソース端子Tに基づくスタンバイ画面92(例えば、青色ベタ画面)を表示する(S06)。つまり、本実施形態のプロジェクター10は、電源オフ時に、その時点で選択されていた映像ソース情報を記憶部54の所定領域に記憶しておき、次回起動時において信号あり端子が存在しない場合に再現できるようになっている。
例えば、前回電源オフ時に選択されていた映像ソース端子Tがコンピューター1入力端子T1の場合、図5(b)に示すように、スタンバイ画面92に、文字情報94が表示される。当該文字情報94には、映像ソース名と、映像ソース20が入力されていない旨のメッセージと、が含まれる。
続いて、制御部53は、信号監視部51から出力される識別信号に基づいて、グループ構成に変化があったか否かを判別する(S07)。「グループ構成の変化」とは、信号あり端子が信号なし端子に変化したか、信号なし端子が信号あり端子に変化したかのいずれかを指す。グループ構成に変化があった場合は(S07:Yes)、映像ソース切り替え処理を実行する(S09)。
また、グループ構成に変化がない場合は(S07:No)、切り替え操作が行われたか否かを判別する(S08)。つまり、当該工程では、[入力検出]ボタンの押下の有無を判別する。ここで、切り替え操作が行われた場合は(S08:Yes)、映像ソース切り替え処理を実行する(S09)。
映像ソース切り替え処理の終了後は、電源オフされたか否かを判別し(S10)、押下された場合は(S10:Yes)、映像表示処理を終了する。また、押下されない場合は、S07以降を繰り返す。このように、プロジェクター10は、起動中、常に信号監視部51による監視を続け、グルーピング構成に変化があった場合、または切り替え操作が行われた場合、映像ソース切り替え処理を実行する。
次に、図4のフローチャートを参照し、図3のS09に相当する映像ソース切り替え処理について説明する。映像ソース切り替え処理では、信号なし端子が信号あり端子に変化した場合(S21:Yes)、信号あり端子に変化した(接続状態にあった映像ソース20が電源オフ状態から電源オン状態となった)映像ソース端子Tを表示対象として選択する(S22)。
また、逆に信号あり端子が信号なし端子に変化した場合は(S23:Yes)、信号ありグループの中で最も優先度が高い映像ソース端子Tを表示対象として選択する(S24)。
さらに、切り替え操作が行われた場合は(S25:Yes)、信号ありグループの中で、現在表示対象となっている映像ソース端子Tの次に優先度が高い映像ソース端子Tを表示対象として選択する(S26)。
これらS22,S24,S26の後、選択した映像ソース端子Tから入力された映像信号に基づく映像を投写表示する(S27)。例えば、図5(a)に示したように、「コンピューター1入力端子」が表示対象となっているときに、「ビデオ入力端子」が、信号なし端子から信号あり端子に変化した場合、重畳用一覧93の表示は、図6(a)に示す状態となる。また、図5(a)に示した状態で、「コンピューター1入力端子」が、信号あり端子から信号なし端子に変化した場合、重畳用一覧93の表示は、図6(b)に示す状態となる。このとき、表示される映像は、信号ありグループの中で最も優先度が高い映像ソース端子Tである「コンピューター2入力端子」からの映像となる。さらに、図5(a)に示した状態で、[入力検出]ボタンが押下された場合は、表示対象が「コンピューター2入力端子」に切り替わり、重畳用一覧93の表示は、図7(a)に示す状態となる。
なお、信号あり端子一覧93は、映像上に重畳させるのではなく、図7(b)の符号95に示すように、画面表示させることもできる。以下、当該画面95を、「画面表示用一覧」と称する。画面表示用一覧95は、操作部52の[一覧表示]ボタンの押下によって表示される。同図の表示例において、網掛け表示されている映像ソース名(図示の例では、「コンピューター1」)は、端子選択部57により、現在表示対象として選択されていることを示している。したがって、同図に示した状態で、[決定]ボタンが押下されると、「コンピューター1」からの映像信号に基づく映像を投写表示する。なお、画面表示用一覧95が表示されている状態で、[カーソル]ボタンおよび[決定]ボタンを押下することにより、他の映像ソース端子Tを選択することも可能である。なお、画面表示用一覧95は、表示開始から所定時間経過後に消去されるようにしても良いし、消去操作が行われたときに消去されるようにしても良い。また、映像表示中に[一覧表示]ボタンが押下された場合は、当該映像上に、画面表示用一覧95を重畳して表示させるようにしても良い。
以上説明したとおり、本実施形態のプロジェクター10によれば、信号なし端子が信号あり端子に切り替った場合、当該信号あり端子から入力された信号に基づく映像を表示するため、ユーザーは、未接続状態の映像ソース20に切り替えたい場合、その映像ソース20を接続する(若しくは、映像ソース20の電源をオンする)だけで良く、[入力検出]ボタンの押下を必要としないため、迅速に所望の映像を表示させることができる。また、現在表示対象となっている映像ソース20から他の映像ソース20に切り替えたい場合は、その映像ソース20の接続を解除する(若しくは、映像ソース20の電源をオフする)だけで良いため、操作が容易である。
また、常に映像ソース端子Tの状態を監視して、各映像ソース端子Tを「信号ありグループ」と「信号なしグループ」とにグループ分けし、「信号ありグループ」のみを対象として映像ソース20の切り替えを行うため、「信号なしグループ」に属する映像ソース端子Tに対して順次信号入力の有無を検出する必要が無く、迅速に所望の映像を表示させることができる。
また、信号ありグループに属する映像ソース端子Tの一覧93,95を優先順位にしたがって表示するため、ユーザーは、各映像ソース20からの信号の有無(どの映像ソース20が使用可能であるか)と、切り替え順序と、を把握することができる。さらに、重畳用一覧93では、信号ありグループに属する映像ソース端子Tのみを表示するため、映像ソース端子Tが多数設けられたプロジェクター10であっても、映像の視認を妨げることがない。
なお、上記の実施形態では、重畳用一覧93または画面表示用一覧95として、「信号ありグループ」に属する映像ソース端子Tのみを列記した一覧表示を行うものとしたが、図8(a)の符号96に示すように、「信号ありグループ」と「信号なしグループ」とに分けて、各グループに属する映像ソース端子Tを列記するようにしても良い。この構成によれば、ユーザーは、一目で全ての映像ソース端子Tの信号入力の有無を把握することができる。
また、図8(b)の符号97に示すように、信号入力の有無だけではなく、「信号なしグループ」に属する信号なし端子の状態を確認できるようにしても良い。同図の例では、「電源オフ」であるか、「接続なし(映像ソース端子Tに物理的に接続されていない)」か、をユーザーが区別できるように表示されている。
また、上記の実施形態では、映像ソース20の電源がオフからオンとなった場合、または映像ソース20の電源がオンからオフとなった場合に、プロジェクター10がこれらを検知して映像ソース20の切り替え処理を行うものとしたが、映像ソース20がスタンバイ状態で信号を出さないものであれば、映像ソース20がスタンバイ状態を解除したとき、またはスタンバイ状態から通常状態に復帰したときに、映像ソース20の切り替え処理を行うようにしても良い。
また、上記の実施形態に示したプロジェクター10における各部をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターをプロジェクター10の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…プロジェクター 20…映像ソース 51…信号監視部 52…操作部 53…制御部 54…記憶部 57…端子選択部 66…優先順位記憶領域 67…グルーピング結果記憶領域 70…投写光学系 91…映像表示画面 92…スタンバイ画面 93…重畳用一覧 95…画面表示用一覧 SC…スクリーン T…映像ソース端子

Claims (7)

  1. 優先順位を有する複数の映像ソース端子と、
    各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視する信号監視手段と、
    前記信号監視手段の監視結果に基づいて、前記複数の映像ソース端子を、信号入力がある信号ありグループと、信号入力がない信号なしグループと、にグループ分けするグルーピング手段と、
    前記信号監視手段の監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子を選択する映像ソース端子選択手段と、
    前記表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示する表示手段と、を備え、
    前記映像ソース端子選択手段は、
    電源オン時に信号入力がある信号あり端子が存在する場合、前記信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を前記表示対象として選択し、電源オン時に前記信号あり端子が存在しない場合、前回起動時において選択されていた映像ソース端子を前記表示対象として選択することを特徴とする表示装置。
  2. 前記映像ソース端子選択手段は、
    前記信号監視手段により、前記信号なし端子が前記信号あり端子に切り替ったことが検出された場合、当該信号あり端子を前記表示対象として選択し、前記信号あり端子が前記信号なし端子に切り替ったことを検出した場合、前記信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を前記表示対象として選択することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記映像ソースを切り替える切り替え操作を行うための操作手段をさらに備え、
    前記映像ソース端子選択手段は、前記切り替え操作をトリガとして、前記信号ありグループの中から、それまで前記表示対象として選択されていた映像ソース端子の次に優先度の高い信号あり端子を、前記表示対象として選択することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記信号ありグループに属する映像ソース端子の映像ソース名一覧を、前記優先順位にしたがって表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表示装置における各手段を備えたことを特徴とするプロジェクター。
  6. 優先順位を有する複数の映像ソース端子を備えた表示装置の映像ソース切り替え方法であって、
    各映像ソース端子に入力される信号の有無を監視する信号監視ステップと、
    前記信号監視ステップの監視結果に基づいて、前記複数の映像ソース端子を、信号入力がある信号ありグループと、信号入力がない信号なしグループと、にグループ分けするグルーピングステップと、
    前記信号監視ステップの監視結果に基づいて、表示対象となる映像ソース端子を選択する映像ソース端子選択ステップと、
    前記表示対象となる映像ソース端子から入力された信号に基づく映像を表示する表示ステップと、を実行し、
    前記映像ソース端子選択ステップは、
    電源オン時に信号入力がある信号あり端子が存在する場合、前記信号ありグループの中から最も優先度の高い信号あり端子を前記表示対象として選択し、電源オン時に前記信号あり端子が存在しない場合、前回起動時において選択されていた映像ソース端子を前記表示対象として選択することを特徴とする表示装置の映像ソース切り替え方法。
  7. コンピューターに、請求項6に記載の表示装置の映像ソース切り替え方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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