JP4921151B2 - データ処理装置、印刷装置、印刷処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

データ処理装置、印刷装置、印刷処理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上のデータ処理装置で生成した印刷ジョブを印刷装置が受信して印刷を実行する印刷システムの印刷処理に関するものである。
従来、ネットワーク印刷システムにおいて、ユーザが印刷要求を行うコンピュータ装置(PC)と印刷装置の物理的な距離が離れている状況では、印刷物を他者の目に触れさせたくないためポーズプリントを指定して印刷要求を行っていた。
ポーズプリントとは、送信した印刷データを一時的に印刷装置内に保存することにより留め置き、ユーザが印刷装置の前で印刷開始を指示することにより印刷実行させるものである。これにより、印刷装置の前までに移動する間に印刷物を他者の目に触れさせることを防ぐ方法である。ポーズプリントとしてはユーザの認証により印刷を実行させる親展印刷などが知られている(特許文献1参照)。
しかし、例えばPCの隣にある印刷装置の場合は一時的に保存する必要は無いため、印刷データを受信後すぐに印刷するのが望ましい。
従来、これらの切り替えは、ユーザが印刷要求時に指定するか、ユーザが印刷装置のドライバにデフォルトの設定とするものであった。
昨今、Webサービスなどの仕組みを使用して、Network上の印刷装置を検索し、検索結果として得られた印刷装置の中から所望のものを選択し印刷を要求することができるようになってきた。
このような場合、ユーザは留め置き印刷させるか否かを含む設定を予め行えず、次のようにその都度設定を手動で切り替えていた。
(1)入力側装置と出力側装置との関係で切り替える例
印刷を要求したPCから物理的距離が遠い印刷装置を選択した場合はユーザが物理的距離が遠いことを認識し、ポーズプリント要求を行い、近い印刷装置を選択した場合は通常印刷要求を行う。
(2)出力側装置の設置場所のユーザ環境に基づいて切り替える例
選択した印刷装置が例えば社外の人間の目にも触れるようなパブリックスペースに設置されていると認識した場合にはポーズプリント要求を行い、プライベートな場所に設置されている印刷装置で印刷を行う場合は通常印刷要求を行う。
(3)人と出力側装置との関係で切り替える例
印刷装置の管理元が自部署であれば通常印刷の要求を行い、他部署であればポーズプリントの要求を行う。
また、印刷装置を検索せずに予め認識している印刷装置に印刷させる場合であっても、印刷要求を行うPCを持ち運び、印刷装置からの距離が固定的でない場合もある。このような場合には(1)で示した例のようにユーザが物理的な距離を認識して印刷要求の方法を切り替える必要がある。
例えば普段居室で使用しているノートPCを会議室に持って行き、会議室で作成した議事録を会議室から居室のプリンタへ印刷させる、などである。このような場合、普段の印刷ではすぐに印刷させたいが、会議室のように場所を移った場合は同じプリンタでもポーズプリントをさせたい、という要求が発生する。
特開2003−341190号公報
このように、従来の印刷システムでは印刷要求の種別(印刷装置で留め置くか否か)の切り替えを手動に頼っているため、以下のような課題(1)、(2)が発生していた。
(1)印刷装置を検索し、該検索された印刷装置を選択して印刷するような場合、選択する度にユーザが印刷装置がどのような装置であるか(設置場所や管理元がどこかなど)を認識して、留め置くか否かを指定する必要があり、不便であった。
(2)ポーズプリントをするべき場合でも間違って通常印刷を指定してしまったり、逆に直ぐに印刷してほしい場合にポーズプリントしてしまったりと、ヒューマンエラーが多く発生した。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザが印刷要求を行う度に留め置くか否かを指定しなくとも自動的に切り替えることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
刷装置に印刷ジョブを転送可能なデータ処理装置であって、印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を印刷装置に実行させるかを決定するための条件を設定する設定手段と、印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置の属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を当該印刷装置に実行させるかを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、印刷装置でのユーザの指示なしに印刷を実行させるための第1の印刷ジョブまたは前記留め置き印刷を実行させるための第2の印刷ジョブを生成するジョブ生成手段と、前記ジョブ生成手段で生成された第1の印刷ジョブまたは第2の印刷ジョブを、印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置に転送する転送手段と、を有することを特徴とする。また、データ処理装置から印刷ジョブを受信可能な印刷装置であって、前記印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を実行するかを決定するための条件を設定する設定手段と、前記留め置き印刷を指定していない印刷ジョブの属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を実行するかを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、前記印刷装置でのユーザの指示なしに前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する、または前記印刷装置でのユーザの指示に従って前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する印刷手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の印刷処理方法は以下に示す構成を備える。
刷装置に印刷ジョブを転送可能なデータ処理装置における印刷処理方法であって、印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を印刷装置に実行させるかを決定するための条件を設定する設定工程と、印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置の属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を当該印刷装置に実行させるかを判断する判断工程と、前記判断工程における判断結果に応じて、印刷装置でのユーザの指示なしに印刷を実行させるための第1の印刷ジョブまたは前記留め置き印刷を実行させるための第2の印刷ジョブを生成するジョブ生成工程と、を有することを特徴とする。また、データ処理装置から印刷ジョブを受信可能な印刷装置における印刷処理方法であって、前記印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を実行するかを決定するための条件を設定する設定工程と、前記留め置き印刷を指定していない印刷ジョブの属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を実行するかを判断する判断工程と、前記判断工程による判断結果に応じて、前記印刷装置でのユーザの指示なしに前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する、または前記印刷装置でのユーザの指示に従って前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する印刷工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが印刷要求を行う度に留め置くか否かを指定しなくとも自動的に切り替えることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷システムの構成を説明する図である。本例は、ネットワークを介して印刷を要求する入力装置と印刷を実行する出力装置からなる印刷システム例である。以下、入力装置をPC、出力装置を印刷装置として説明するが、入力装置はPC以外の装置、例えばスキャナ、カメラ、印刷データを保持した印刷装置、などでもよく、本発明においては何ら限定するものではない。
図1において、110は単機能プリンタ(以下SFP(SingleFunctionPrinter)と呼ぶ)である。
120は複合印刷装置(以下MFP(Multi Function Printer)と呼ぶ)である。MFP120は、スキャナ部、プリンタ部、ファクシミリ部、ファイル部等を実行する機能部を備え、各機能部を制御するコントローラ部を備える。コントローラ部は、後述するようなハードウエア資源を備える。
130はコンピュータ装置(PC)であり、それぞれLAN100に接続されている。なお、PC130は、入力デバイスとして、キーボード、ポインティングデバイスを備え、出力デバイスとして表示装置等を備える。なお、詳細は後述する。
140はファイアウォールであり、LAN100を外部のインターネット150に接続する。また、LAN100はファイアウォール140、インターネット150を介して更に別のネットワーク160に接続される。
ユーザは、PC130のプリンタドライバを介して印刷ジョブを作成し、印刷装置(SFP110またはMFP120)へ印刷ジョブを転送する。印刷装置は印刷ジョブを受付後、印刷処理を実行する。
本実施形態では、ユーザがPC130を使用してLAN100上の印刷デバイスであるSFP110、MFP120を検索する。例えばMFP120を選択して印刷する場合に、設定された許容範囲の条件にしたがって印刷Jobをポーズプリントとして実行するか、または通常印刷を行うかを自動で判別するものである。なお、ポーズプリントとは、いわゆる親展プリントに対応するものであって、転送先の印刷装置の記憶装置に確保されるボックス領域に一時的に保存される。そして、ユーザが保存先の印刷装置の操作部より認証情報を入力して、それらが登録された認証情報と一致した場合に、印刷可能となる。ただし、親展プリント以外、単に転送先の印刷装置に留め置くものであってもよい。また、留め置く場合、印刷装置の記憶装置でなく、他の記憶装置であってもよい。また通常印刷とは、転送先の印刷装置の印刷準備が整った場合に、自動的に(ユーザが印刷装置の操作部を操作して印刷開始指示をせずに)印刷を開始するものである。つまり、印刷装置で留め置かずに印刷を開始する。
また、本実施形態では、ポーズプリントとして実行するとなった場合でも後述するように印刷ジョブを受信した際にウォームアップを開始するので印刷の開始を従来より早く行うことが出来るものである。
図2は、図1に示したPC130(図2においてはPC200)の構成を説明するブロック図である。本例は、一般的なパーソナルコンピュータの内部構成例である。
図2において、PC200は、ROM202もしくはハードディスク(HD)211に記憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD)212より供給される各種ソフトウエアを実行するCPU201を備える。CPU201は、システムバス204に接続される各機器を総括的に制御する。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
206はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。207はディスクコントローラ(DKC)で、ハードディスク(HD)211およびフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)212とのアクセスを制御する。
なお、ハードディスク(HD)211には、ブートプログラム、本実施形態を実現するプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル等を記憶している。また、ハードディスク(HD)211には、デバイスドライバとして機能するプリンタドライバがインストールされており、図1に示したMFPや、SFPに生成した印刷ジョブを転送処理する。また、プリンタドライバは、設定された許容範囲(条件)に基づいて、印刷要求に係る印刷ジョブを通常印刷を実行させるための第1の印刷ジョブまたはポーズプリントを実行させるための第2の印刷ジョブのいずれかとして自動生成する機能を備える。
208はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN220を介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
なお、本実施形態においては、LAN220は図1におけるLAN100と同じものである。
上記したように本実施形態のPC130(PC200)は、印刷ジョブを通常プリントする許容範囲を設定する設定機能を備える。その設定方法については、図6等で詳述する。
また、上記プリンタドライバは、ネットワークのデバイス検索で検索された印刷装置中からユーザの操作で選択されたいずれかの印刷装置が許容範囲に属するかどうかを判別する判別機能を備える。そして、ユーザの操作で選択された印刷装置を許容範囲内と判別した場合に、印刷ジョブを通常プリントする第1の印刷ジョブを生成する。これは、PC130(PC200)からみて設定された許容範囲内に属する印刷装置が選択されているため、何ら親展機能による印刷機能を実行させる必要がないからである。
一方、プリンタドライバが選択された印刷装置を許容範囲外と判別した場合に、選択された印刷装置が備える記憶部に一時保存させる第2の印刷ジョブを生成する。これは、選択された印刷装置が設定された許容範囲の外にあるため、通常印刷のように自動的に印刷が開始されては困るためポーズプリントを実行させるための印刷ジョブを転送するためである。
しかしながら、ユーザは、第1または第2の印刷ジョブのいずれが生成されるかをあらかじめ熟知する必要はなく、プリンタドライバが選択された印刷装置が許容範囲に属するかどうかを判別する。これにより、第1,第2の印刷ジョブは、自動的に振り分けて作成される。
なお、上記判別機能を印刷装置側に持たせるような印刷システムである場合には、後述するように、PC130(PC200)は、印刷ジョブの転送元を特定する属性情報を印刷ジョブに付加して転送する。ここで、属性情報は、印刷ジョブの転送元を特定する場所情報等である。
図3は、図1に示した印刷装置の構成を説明するブロック図である。本例は、図1に示したMFPまたはSFPのハードウエアの内部構成例である。
図3において、300は印刷装置で、図1に示したSFP110、MFP191と同等である。
印刷装置300は、ROM302もしくはハードディスク(HD)310に記憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD)311より供給される各種プログラムを実行するCPU301を備える。そして、CPU301は、システムバス304に接続される各機器を総括的に制御する。
303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。305はユーザインタフェースコントローラ(UIC)で、ユーザインタフェース(UI)309への表示、309からの指示入力を制御する。
ファンクションコントローラ(FUNCC)306は各デバイス特有の機能であるファンクション(FUNC)310を実現/制御する。
FUNCC306とFUNCC306とは、各機能のファンクションコントローラ(ファンクション(FUNC)310をそれぞれ持つ。ファンクション(FUNC)310は、モノクロプリンタであればモノクロプリントエンジンコントローラとモノクロプリントエンジンを備える。また、ファンクション(FUNC)310は、カラープリンタであればカラープリントエンジンコントローラとカラープリントエンジンを備える。
さらに、ファンクション(FUNC)310は、MFPであればデバイス300は各機能のファンクションコントローラ(FUNCC)306とファンクション(FUNC)310をそれぞれ持つ。
307はディスクコントローラ(DKC)で、ハードディスク(HD)311およびフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)312とのアクセスを制御する。HD311およびFD312は、ブートプログラム、本実施形態の動作を行うプログラム、種々のアプリケーションを記憶する機能、またはデータファイルを格納するBox機能を実現するための記憶領域として機能する。
308はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN320を介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
なお、本実施形態においては、LAN320は図1におけるLAN100と同じものである。
このように構成された印刷装置として機能する複合印刷装置120を例として、第1の印刷ジョブと、第2の印刷ジョブの自動生成処理について説明する。
印刷装置は、LAN320上の複数の入力装置中のいずれかの入力装置から印刷ジョブを受信可能に構成されている。
まず、受信する印刷ジョブを通常プリントとする許容範囲を操作部からの入力等で設定する。ここで、設定された許容範囲の情報は、HD311等の不揮発性の記憶装置に記憶されている。なお、記憶された許容範囲の情報は、システムの構成の変更等を考慮して、自在に変更、更新が可能に構成されている。この許容範囲が印刷ジョブを通常印刷を実行させるかポーズプリントを実行させるかを決定するための条件となる。
このように構成された複合印刷装置120は、ネットワークを介して受信した印刷ジョブに付加される属性情報に基づいて、印刷ジョブが許容範囲に属するかどうかを後述する制御手順に基づいてCPU301が判別する。そして、CPU301が印刷ジョブの属性情報が許容範囲内と判別した場合に、この印刷ジョブを留め置かず通常プリントによって印刷を行う。即ち、そのままFUNC310でイメージに展開されて印刷出力される。
一方、CPU301が印刷ジョブの属性情報が許容範囲外と判別した場合に、選択された複合印刷装置120が備えるボックス領域に一時保存させることにより留め置く。ここで、ボックス領域は、HD211上に確保されるのが一般的であるが、他のメモリデバイス上に確保されていてもよい。その後、ユーザにより複合印刷装置120のUI309などから印刷開始を指示されると留め置かれていた印刷ジョブの印刷を実行する。
ここで、属性情報は、印刷ジョブの転送元を特定する場所情報等である。したがって、UI309で、後述する図7にしめすように許容範囲が設定されている場合に、その場所情報等から許容範囲内か許容範囲外かを判断可能となる。
図4は、本実施形態を示す印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した印刷システムの印刷実行処理例であって、印刷装置のプリントエンジンのウォームアップを印刷Jobの受信時に実行する処理例である。なお、S401〜S406は各ステップを示す。また、各ステップは、図1に示したSFP110、MFP191のCPU301がROM302、HD311、FD312に記憶される制御プログラムをRAM303にロードして実行することで実現される。
まず、S401で、PC130(PC200)などの入力装置から印刷Jobを受信し、HD311上に印刷Jobを生成する。すると、S402にて通常プリントすべきかポーズプリントすべきかを印刷Jobに付加された情報、または、印刷Jobの属性に基づいて判断する。ここでの判断は、後述するように、PC130(PC200)側で通常プリントすべきかポーズプリントすべきか判断する場合は通常プリント、あるいは、ポーズプリントのいずれかを示す情報が含まれており、その印刷Jobの種類から判断する。また、印刷装置側で通常プリントすべきかポーズプリントすべきか判断する場合は、PC130(PC200)で生成される印刷Jobに付加されている場所情報やユーザ情報など(1つの情報、あるいは、複数の情報)に基づいて判断する。
また、後者の場合、印刷Jobに付加されている情報は、管理者等限られたユーザが認証を行うことによりその項目を変更可能に構成されている。
ここで、通常印刷を行うと判断した場合は、S403にてウォームアップを開始し、ウォームアップが完了すると、S406で、印刷出力が実行され、印刷実行処理を終了する。
ここで、ウォームアップの処理とは、印刷装置のプリンタエンジンの暖機など、印刷を実行するにあたって必要な前処理であり、ウォームアップ処理が完了すると、印刷出力が即時に実行可能となる。
一方、S402にてポーズプリントを行うと判定された場合は、S404で、S401にて作成された印刷JobをHD311等に確保されるBox領域に一時格納するとともに、印刷を行うためのウォームアップを開始する。
次に、S405で、ユーザが印刷装置のUI309から印刷実行指示を行う。ウォームアップが終了し印刷が可能となると、S406で、印刷出力を行い、印刷実行処理を終了する。
なお、S405で、UI309から入力される情報は、ポーズプリントとして格納された印刷Jobに設定されている認証情報、例えばパスワードと、ユーザID等であればよい。
図5は、従来の印刷システムにおけるデータ処理手順を示すフローチャートである。本例は、HD211に確保されるBox領域から格納された印刷Jobを読み出して印刷実行までの印刷システム全体についての処理に対応する。つまり、ポーズプリントに相当する。なお、S501〜S505は各ステップを示す。また、各ステップは、図1に示したSFP110、MFP191のCPU301がROM302、HD311、FD312に記憶される制御プログラムをRAM303にロードして実行することで実現される。
まず、S501で、印刷Jobが生成されると、ユーザにより事前になされていた設定に従い、S502で、印刷JobをHD211に確保されるBox領域へ格納する。この時点ではプリンタエンジンのウォームアップはなされない。その後、S503で、ユーザからUI309の操作によってBoxに格納された印刷Jobについて印刷実行指示を行う。そして、S504で、印刷装置はウォームアップを開始し、ウォームアップが完了すると、S505で、HD211に確保されるBox領域から格納された印刷Jobを読み出して印刷出力を行う。そして、従来の印刷実行処理を終了する。
このように従来の印刷システムの印刷Jobの印刷処理では、ユーザがあらかめ設定しているJob制御により、一旦、HD211に確保されるBox領域に印刷Jobを格納する場合、以下のような問題が発生する。
図5の従来のBox領域の印刷Jobの印刷処理では、ユーザがUI309からの操作により印刷実行指示(S503)を行う。その後にウォームアップを開始する(S504)ため、S503〜S505までの時間が、図4に示すS405からS406までの時間より長くなる。
このように図4に示す本実施形態によるBox領域の印刷Jobの印刷処理と、図5に示すBox領域の印刷Jobの印刷処理との違いは、図4ではBox領域に印刷Jobを格納した時点でウォームアップを開始する点である。このため、本実施形態ではS405までにウォームアップが既に開始されているために、S405から印刷出力が行われるS406までの時間が短縮される。
図6は、本実施形態を示す印刷システムにおけるポーズプリントと通常プリントとの振り分けの一例を示す図である。本例は、振り分けの一例として、つまり、通常プリントを許容できる範囲か否かの判定に、印刷Jobを転送する転送元(PC側)から印刷Jobを受信して印刷するMFPが設置される「場所」で振り分ける例である。
これは、許容範囲の判定をJobを作成し送信する側で行う場合の例である。
図6において、LAN600にはPC621、印刷装置622、631、641が接続されている。
ユーザがPC621を操作して、印刷装置に印刷Jobを送信し印刷を実行するケースを例として説明する。
PC621には通常プリントの許容範囲610が、例えばPC621にインストールされたプリンタドライバによって設定されている。本実施形態において、許容範囲には、場所0(範囲620)と場所1(範囲630)が含まれている。印刷装置622は、自身が場所0(範囲620)に設置されているとして設定されている。そして、場所0と場所1が自身の場所と近い位置にあるため、場所0と場所1が通常プリントを許容する範囲として設定される。これは、PC621の設置場所と印刷装置の設置場所とが近い場合には通常プリントを許容し、遠い場合にはポーズプリントを行わせるための条件である。
印刷装置631は、自身が場所1(範囲630)に設置されているとして設定されている。この設定は、ネットワーク上で権限のある管理者のPCより、例えばプリンタドライバを介して行われるか、印刷装置631の操作部より管理者モードに入り行う。
場所2(範囲640)は、設定されている許容範囲610には含まれない範囲である。印刷装置641は、場所2(範囲640)に設置されていると、例えばプリンタドライバによって設定されている。642は一時Box領域で、印刷装置641が持つHD311内に確保される。
図6において、PC621からLAN600に通信可能に接続されているデバイスを検索し、印刷装置622、631、641が検出され、印刷装置631に印刷を実行する場合を説明する。なお、この際、いずれかの印刷装置622、631、641がスリープ状態であっても、特定のコマンドを送信することで検出可能としてもよい。
印刷装置631は、PC621からの検索に対する応答や、PC621からの要求にしたがって、自身の設置されている場所を場所1としてPC621へ通知する。場所1は範囲630であり、PC621の許容範囲610に含まれるため、PC621から印刷装置631へ印刷を行う場合、プリンタドライバは、通常印刷のJobを作成し印刷装置631へ送信する(通常印刷Job623)。PC621のプリンタドライバにより送信された通常印刷Jobを受信した印刷デバイス631は、要求された印刷を実行する。
印刷装置641はPC621からの検索に対する応答や、PC621からの要求にしたがって、自身の設置されている場所を場所2としてPC621へ通知する。場所2は範囲640であり、PC621の許容範囲610には含まれない。
したがって、PC621から印刷装置641へ印刷を行う場合、プリンタドライバはポーズプリントのJobを作成し印刷装置641へ送信する。ここで、プリンタドライバは、ポーズプリントJob624を作成する。
PC621よりポーズプリントJobを受信した印刷装置641は、Jobを一旦、一時Box領域642に格納し、同時にウォームアップを開始する。
その後、ユーザは、場所0から移動してきて、場所2の印刷装置641の前に立ち、印刷装置641のUI309からの操作によって印刷開始指示を行うことにより、印刷を開始する。
そして、印刷装置641に設けられるUI309からの操作による印刷開始指示とは、ユーザによるユーザID、パスワードを入力することによりユーザ本人を特定する。なお、ユーザの権限の範囲で一時Box領域642内のJobを特定・印刷実行の開始指示するものとして、以下の指示のものがある。
第1の指示としては、ICカードによりユーザ本人を特定し、ユーザの権限の範囲で一時Box642内のJobを特定・印刷実行の開始指示するものがある。第2の指示としては、携帯端末を使用して本人や一時Box領域642内のJobを特定し印刷開始指示するものがある。第3の指示としては、JobIDなどにより一時Box領域642内のJobを直接指定して印刷開始指示するものがある。このような第1〜第3の指示は公知であるが、本実施形態ではこれらの印刷装置の操作によって印刷開始する行為全てを含み、その操作の種類、方法、使用する機材に何ら依存するものではない。
図7は、本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、Jobを作成または送信する側であるClient側の印刷処理例である。つまり、図6に示す例でいうと、場所0のPC621のCPU301がROM202、HD211、FD212に記憶される制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。なお、S801〜S807は各ステップを示す。
まず、電源がONされると、S801によって、初期化処理が行われ、S802で、ユーザからの要求を待つ。ユーザからの要求によりS802では処理を振り分け、検索要求であれば、S803へ進む。
S803では、ネットワークデバイスの検索処理を行い、その検索結果から、S804で、検索された印刷装置の中から印刷Jobを処理させる印刷装置を選択し、S802へ戻って再度要求を待つ。
一方、S802にて印刷要求であったと判断した場合、S805で、印刷要求処理を行い、S802に戻って再度要求を待つ。
一方、S802にてその他の要求であると判断した場合、S806で、その要求に従った処理を行い、S802に戻って再度要求を待つ。
一方、S802にて終了要求であった場合、S807にて終了処理を行い、その後クライアント側の動作を終了する。
図8は、本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、Jobを作成し送信する側であるClient側の許容範囲を判定する場合の、図8の印刷要求処理(S805)の詳細処理例である。つまり、図6に示す例でいうと、場所0のPC621のCPU301がROM202、HD211、FD212に記憶される制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。なお、S901〜S904は各ステップを示す。
まず、S901で、印刷Jobの送信先、つまり印刷を実行させるために選択した印刷装置が、Clientに設定された許容範囲に入っていると判断した場合は、S902にて通常印刷Jobを生成する。そして、S904で、プリンタドライバを介して生成した印刷Jobを指定された印刷装置へ送信し、本処理を終了する。
一方、S901で印刷Jobの送信先の印刷装置が許容範囲外と判定されると、プリンタドライバを介してポーズプリントJobを生成して、S904へ進む。
〔第2実施形態〕
上記のように、第1実施形態では、プリンタドライバ(PC)が、選択された印刷装置に対する自機からみた場所により、あらかじめ設定された許容範囲内か、許容範囲外の印刷装置かを判断する。そして、その判断結果に基づいて、選択された印刷装置に通常プリントJobあるいはポーズプリントJobを転送する場合について説明した。つまり、PC側の判断で、選択された印刷装置に転送すべき印刷Jobの種類を決定する場合について説明した。これに対して、印刷装置側で判断するようにしてもよい。そのため、PC側が印刷Jobの処理を通常プリントJobあるいはポーズプリントJobに振り分けるための判断基準となる情報を付加して印刷Jobを転送する。そして、印刷装置側で、ホストから受信する印刷Jobに付加されている情報に基づいて、印刷装置側で印刷Jobの処理を通常プリントJobあるいはポーズプリントJobに振り分ける構成としてもよい。以下、その実施形態について説明する。
この場合、印刷Jobの転送元となるPCでは、認識可能なJobの種類を示す情報を付加した印刷Jobを生成して選択された印刷装置に転送する。
以下、PCから転送された印刷Jobに付加された上記印刷Jobの種類を示す情報に基づいて、通常プリントとポーズプリントを制御する印刷装置側の処理について説明する。
図9は、本実施形態を示す印刷システムにおけるポーズプリントと通常プリントとの振り分けの一例を示す図である。本例は、振り分けの一例として、つまり、通常プリントを許容できる範囲か否かの判定に、印刷Jobを転送する転送元(PC側)から印刷Jobを受信して印刷するMFPが設置される「場所」で振り分ける例である。
また、許容範囲の判定をJobを受信するあるいは実行する側で行う場合の例である。
図9において、LAN700にはPC711、PC712、PC731、PC732、PC741、印刷装置742が接続されている。ユーザがP711とPC731を操作して、印刷装置742に印刷Jobを送信し印刷を実行するケースを例として説明する。
印刷装置742には許容範囲720が設定されている。許容範囲720には場所0(範囲740)と場所1(範囲730)から構成されている。PC731は、自身が場所1(範囲730)に設置されているとして設定されている。
PC711は、自身が場所2(範囲710)に設置されているとして設定されている。場所2(範囲710)は許容範囲720には含まれない範囲である。743は印刷装置742が持つ一時Box領域を表している。なお、これらの場所情報を通常プリントするかポーズプリントするかを決定するための条件とする点は第1実施形態と同様である。
図9において、PC711、PC731からデバイスを検索し、印刷装置742が検出され、印刷を実行する場合を説明する。
PC731は、上述した検索処理で印刷装置742を検出して、印刷を実行させる装置を印刷装置742として決定する。PC731のプリンタドライバが印刷Jobを作成する場合は、印刷Jobの作成元の情報として場所情報を場所1として設定して作成する。
その後、PC731のプリンタドライバは、作成した印刷Jobを印刷装置742へ送信する(Job投入733)。印刷装置742はPC731からのJob投入733を受信すると、印刷Jobに付与された作成元の場所情報を取り出す。そいて、印刷装置742は、受信した印刷Jobの作成元が場所1(範囲730)であり、印刷装置742にとって許容範囲内であることを判断する。印刷装置742は、許容範囲内からのクライアントであるPC731からの印刷Jobは通常印刷を実行する。
一方、PC711のプリンタドライバで作成する印刷Jobは、作成元の場所情報が場所2(範囲710)と設定して作成される。したがってPC711からのJob投入713は、印刷装置742では許容範囲外として認識される。そして、PC711のプリンタドライバで作成する印刷Jobは、ポーズプリントのJobとして実行される。すなわち、印刷装置742は、PC711から受信した印刷Jobが一時Box領域743へ格納される。これと同時に印刷装置742はウォームアップを開始し、ユーザからのUI309の操作による印刷開始指示を待つ。ここで、印刷指示は、上記ユーザ認証情報が入力される。
そして、PC711のユーザは場所2から場所0に移動してきて、場所0の印刷装置742の前に立ち、印刷装置742のUI309の操作によって印刷開始指示を行う。これにより、印刷を開始する。図6の場合と同様に、本実施形態ではパネル操作の種類、方法、使用する機材に何ら依存するものではない。
図10は、本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、印刷Jobを受信し印刷を実行する側である印刷装置で許容範囲を判定する場合の、図8の印刷要求処理(S805)の詳細処理例である。つまり、図6に示す例でいうと、場所0のPC623のCPU301がROM202、HD211、FD212に記憶される制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。なお、S1001〜S1003は各ステップを示す。
まず、S1001で、プリンタドライバを介して印刷Jobを生成し、実行する印刷装置側で通常印刷かポーズプリントかを判定させるための情報を付与する。なお、図9のPC711の例では場所情報として場所2の値を付与する。その後S1003にて、プリンタドライバを介して作成した印刷Jobを、印刷を実行する印刷装置へ送信して、本処理を終了する。なお、本実施形態を示すクライアント側を実現する図9のPC711、PC731に適用されるものである。
図11は、本実施形態を示す印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、Jobを受信し印刷を実行する側である印刷装置側の処理例である。つまり、図7に示す例でいうと、場所0の印刷装置742のCPU301がROM302、HD311、FD312に記憶される制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。なお、S1101〜S1106は各ステップを示す。
印刷装置は、電源がONにされると、S1101で、初期化処理を行い、その後、S1102にて外部からの要求待ちとなる。
外部からの要求により、S1102では処理を振り分け、Job実行要求であると判断した場合は、S1103へ進み、Job実行要求処理を行い、S1102へ戻って、再度外部からの要求を待つ。
一方、S1102で、検索要求であると判断した場合は、S1104へ進み、自身が検索条件に合致している場合検索応答処理を行い、S1102へ戻って、再度外部からの要求を待つ。
一方、S1102で、その他の要求であると判断した場合は、S1105へ進み、Job実行要求処理、検索応答処理、終了処理以外の処理を行い、S1102へ戻って、再度外部からの要求を待つ。
一方、S1102で、終了要求であると判断した場合は、S1106へ進み、終了処理を行い、その後印刷装置側の動作を終了する。
図12は、本実施形態を示す印刷装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、Job実行要求処理(S1103)の詳細処理例である。つまり、図9に示す例でいうと、場所0の印刷装置742のCPU301がROM302、HD311、FD312に記憶される制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。なお、S1201〜S1205は各ステップを示す。
まず、S1201にて、印刷Jobに含まれる情報を判別し、該当する処理へ振り分ける。
印刷Jobに含まれる場所情報により通常印刷かポーズプリントかを認識し、通常印刷の場合はS1202へ、ポーズプリントの場合はS1203へ処理を振り分ける。即ち、印刷Jobに含まれる場所情報が自身の場所からみて許容範囲にある場所0、場所1であれば通常印刷を行い、許容範囲外である場所2などであればポーズプリントを行うよう処理を切り替える。一方、第1実施形態のようにPC側で通常プリントを行うかポーズプリントを行うか判断している場合は、印刷Jobにそれを示す情報が含まれているので、印刷装置側では場所情報に基づく判断を行わずに印刷Jobによる指示にしたがって通常プリントを行うかポーズプリントを行うか切り替える。
また、S1201で、その他にBox領域への格納Job、その他のJobと認識した場合は、S1204へ進み、その他のJob実行処理を行い、本処理を終了する。
このようにして、S1202、S1203、S1204、S1205を終了後、印刷装置側のJob実行要求処理を終了する。
これにより、図9の例のように印刷装置側で許容範囲の判定を行う場合は、S1201において、印刷Jobの持つ情報から許容範囲を判定し、該当する処理に処理を振り分ける。
そして、許容範囲内と判定すれば、通常印刷処理を選択し、S1202へ進む。
一方、S1201で、許容範囲外であると判断した場合は、ポーズプリントの処理を選択肢、S1203へ進む。
また、図6の場合と同様に、Jobの種類としてBox格納Job、およびその他のJobとして判別すれば、それぞれS1204、S1205へ進む。
なお、S1202では通常の印刷処理を行う。また、S1203では、ポーズプリントの処理を行う。すなわち、ウォームアップを行うと同時に受信した印刷Jobを一時Box領域に格納する。
また、S1204では、従来のBox領域への格納処理を行う。さらに、S1205では、その他の種類のJob実行処理を行う。
〔第3実施形態〕
上記第1、第2実施形態では、場所の識別情報から作成する印刷Jobの属性を通常プリントと、ポーズプリントに振り分ける場合について説明したが、他の属性で振り分ける制御を行ってもよい。即ち、印刷装置の管理部門や設置環境といった環境情報、PCの管理部門やユーザ、印刷ジョブの送信者を示すユーザなどのユーザ情報などに基づき振り分けるようにしてもよい。
以下、許容範囲決定の為に複数の情報に基づいて印刷Jobの属性を通常プリントと、ポーズプリントに振り分ける実施形態について説明する。
図13、図14は、図2に示したPCが印刷装置から取得するデバイス情報の一例を示す図である。特に、クライアントが印刷装置を検索した場合に、印刷装置が応答する情報の一例である。
図6の例で言えば、印刷装置631、印刷装置641が検索時に応答する情報の一例である。
図13の情報からは、「設置場所: OAコーナ1」という情報から、設置されている場所がOAコーナ1であり、「管理部門: 経理第2課」という情報である。また、管理部門が経理第2課であり、「設置環境: Private1」という情報から、設置されている環境がPrivate1という種類の環境、ということが判る。
本例の設置環境では、設置場所の種類が、Publicな環境かPrivateな環境か、またそのレベルに応じてPrivate1〜Nなどであらかじめ決定しておき、印刷装置やPC側に設定しておくものである。Publicな環境とは部外者が近くに存在する可能性の高い設置環境であり、Privateな環境とは部外者が近くに存在する可能性の低い環境である。また、管理部門という属性により、印刷装置がその部門のユーザがそばにいるという環境に設置されていることを判断できる。
図14に示す例では、クライアントが印刷装置を検索した場合に、印刷装置が応答する情報の一例である。図6の例で言えば、印刷装置631、印刷装置641が検索時に応答する情報の一例である。
図14の情報からは、「設置場所:会議室2」という情報から、設置されている場所が会議室2であることが判る。また、「管理部門:総務課」という情報から、管理部門が総務課であり、「設置環境:Public2」という情報から、設置されている環境レベルがPublic2という種類の環境、ということが判る。
図15は、図2に示したPCのCRT210に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。つまり、クライアント側で許容範囲決定方法を設定する画面例である。なお、同様の表示画面をデバイス側で表示して、許容範囲決定方法を設定するように構成してもよい。
図15に示すように、図13,図14で検索されたデバイス情報を収集した後、許容範囲を以下のようにクライアントまたは印刷装置に設定する。
本実施形態では、許容範囲内として設定場所AをOAコーナ4、OAコーナ2、管理部門Bが経理第1課、経理第2課、総務課、設置環境のレベルCがPrivate1、Private2を登録する。
これにより、許容範囲としてはその組合せ式で決定される。本例は、(A+B)*Cで決定された設定画面例となる。
図6に示したPC621において、図15の許容範囲が設定されていて、図13のデバイス情報を検索時に取得した場合の例を以下説明する。
設置場所はOAコーナ1で範囲外、管理部門は経理第2課で範囲内、設置環境がPrivate1で範囲内である。また、許容範囲決定方法から設置場所か管理部門はどちらかが許容範囲であり、かつ設置環境が許容範囲であれば、通常印刷としての許容範囲内となる。そこで、上記決定式に従うと、PC621が作成するJobは通常印刷Jobとなる。つまり、この場合、印刷されたものが部外者に見られるおそれが少ないので通常印刷を行う。
同様に、図14のデバイス情報を検索時に取得した場合、設置場所は会議室2で範囲外、管理部門は総務課で範囲内、設置環境がPublic2で範囲外である。また、許容範囲決定方法から設置場所か管理部門はどちらかが許容範囲であり、設置環境が範囲外である。そこで、上記決定式に従うと、PC621が作成するJobはポーズプリントJobとなる。つまり、この場合、通常印刷を行ってしまうと部外者に見られてしまう可能性があるので、ポーズプリントとする。
また、印刷ジョブを生成したPCの属性情報に含まれる管理部門と選択された印刷装置の管理部門の情報が一致し、さらに印刷装置の設置環境がPrivateであれば、通常印刷Jobとする。そして、これ以外の場合ポーズプリントJobとする。これは、印刷ジョブを生成したPCの例えPrivateであっても他部署のユーザに印刷物を見られてしまわないようにするためである。
また、以上のような管理部門や設置環境情報に基づき印刷装置側で通常印刷とするかポーズプリントとするかを切り替えるようにしてもよい。その際のフローは第2実施形態で説明したものを用いることができる。
例えば、PCが印刷ジョブを生成する際、当該印刷ジョブの送信者を示すユーザ情報を付加し、これを受信した印刷装置側でこのユーザが自身に設定されている管理部門に含まれるユーザと判断すれば通常印刷を行う。そしてこのユーザが自身の管理部門に含まれないと判断すればポーズプリントを行う。
また、これに設置環境の情報を加味し、受信した印刷ジョブに含まれるユーザ情報のユーザが自身に設定されている管理部門に含まれるユーザであっても設置環境がPublicであればポーズプリントとする。
これ以外、種々の組合せでPCまたは印刷装置で通常印刷すべきかポーズプリントすべきかを判断し、処理を切り替えるようにしてもよい。
いずれにしても、印刷ジョブを送信するPC、もしくはユーザと印刷を実行する印刷装置との関係に基づきいずれで処理すべきかを決定する。即ち、PCと印刷装置の間の距離、印刷装置の設置環境(Privateな場所かPublicな場所か)、PCもしくは印刷ジョブに設定されている部門、ユーザと印刷装置に設定されている部門との関係に基づき決定する。これらによってユーザが印刷装置にたどり着く前に印刷が開始され、他人に見られてもよいか否かを判断し、通常印刷するかポーズプリントするかを切り替えるものである。
なお、図13〜図15は本発明の説明のための、あくまでも一例であり、本発明は許容範囲の種類や内容、および許容範囲の決定方法、アルゴリズムについて依存するものではない。
したがって許容範囲の情報として、どのような種類、どのような内容、どのような範囲の決定方法、どのような範囲決定のためのアルゴリズムであっても、本発明に適用できるものである。
〔第4実施形態〕
以下、図16に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図16は、本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図17は、本発明に係る印刷装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図7、図8、図11、図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す印刷システムの構成を説明する図である。 図1に示したPC1の構成を説明するブロック図である。 図1に示した印刷装置の構成を説明するブロック図である。 本実施形態を示す印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 従来の印刷システムにおけるデータ処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態を示す印刷システムにおけるポーズプリントと通常プリントとの振り分けの一例を示す図である。 本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す印刷システムにおけるポーズプリントと通常プリントとの振り分けの一例を示す図である。 本実施形態を示す印刷システムに適用可能なデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す印刷装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したデータ処理装置が印刷装置から取得するデバイス情報の一例を示す図である。 図2に示したデータ処理装置が印刷装置から取得するデバイス情報の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。 本発明に係る印刷装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 LAN
110 単機能プリンタ
120 複合印刷装置
130 コンピュータ装置(PC)

Claims (20)

  1. 刷装置に印刷ジョブを転送可能なデータ処理装置であって、
    印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を印刷装置に実行させるかを決定するための条件を設定する設定手段と、
    印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置の属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を当該印刷装置に実行させるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、印刷装置でのユーザの指示なしに印刷を実行させるための第1の印刷ジョブまたは前記留め置き印刷を実行させるための第2の印刷ジョブを生成するジョブ生成手段と、
    前記ジョブ生成手段で生成された第1の印刷ジョブまたは第2の印刷ジョブを、印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置に転送する転送手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記第2の印刷ジョブは、ユーザによる認証情報の入力に従って印刷を開始する親展印刷ジョブであることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記属性情報は前記印刷装置が設置されている場所を示し、
    前記設定手段は、前記印刷装置が設置されている場所を示す場所情報に基づき前記条件を設定することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記印刷装置が設置されている場所を示す場所情報と前記データ処理装置が設置されている場所を示す場所情報とに基づき前記条件を設定することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記印刷装置の設置環境を示す環境情報に基づき前記条件を設定することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記印刷装置の設置環境を示す環境情報と前記データ処理装置の属性情報とに基づき前記条件を設定することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記印刷装置から前記属性情報を取得する取得手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. ータ処理装置から印刷ジョブを受信可能な印刷装置であって、
    前記印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を実行するかを決定するための条件を設定する設定手段と、
    前記留め置き印刷を指定していない印刷ジョブの属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を実行するかを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、前記印刷装置でのユーザの指示なしに前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する、または前記印刷装置でのユーザの指示に従って前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する印刷手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  9. 前記属性情報は、前記印刷ジョブの転送元のデータ処理装置の設置場所を特定する場所情報であることを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  10. 前記設定手段は、前記属性情報に含まれる場所情報と前記印刷装置の場所情報とに基づき条件を設定することを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  11. 前記属性情報は、前記印刷ジョブの送信者を特定するユーザ情報であることを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  12. 前記設定手段は、前記属性情報に含まれるユーザ情報と前記印刷装置の設置環境を示す環境情報とに基づき条件を設定することを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
  13. 前記印刷ジョブと前記属性情報を前記データ処理装置から受信する受信手段を有することを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に記載の印刷装置。
  14. 刷装置に印刷ジョブを転送可能なデータ処理装置における印刷処理方法であって、
    印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を印刷装置に実行させるかを決定するための条件を設定する設定工程と、
    印刷を実行する印刷装置として選択された印刷装置の属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を当該印刷装置に実行させるかを判断する判断工程と、
    前記判断工程における判断結果に応じて、印刷装置でのユーザの指示なしに印刷を実行させるための第1の印刷ジョブまたは前記留め置き印刷を実行させるための第2の印刷ジョブを生成するジョブ生成工程と、
    を有することを特徴とする印刷処理方法。
  15. 前記第2の印刷ジョブは、ユーザによる認証情報の入力に従って印刷を開始する親展印刷ジョブであることを特徴とする請求項14記載の印刷処理方法。
  16. 前記印刷装置から前記属性情報を取得する取得工程を有することを特徴とする請求項14または15に記載の印刷処理方法。
  17. ータ処理装置から印刷ジョブを受信可能な印刷装置における印刷処理方法であって、
    前記印刷装置でのユーザの指示に従って印刷を開始する留め置き印刷を実行するかを決定するための条件を設定する設定工程と、
    前記留め置き印刷を指定していない印刷ジョブの属性情報と前記設定手段で設定した条件とを比較し、前記留め置き印刷を実行するかを判断する判断工程と、
    前記判断工程による判断結果に応じて、前記印刷装置でのユーザの指示なしに前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する、または前記印刷装置でのユーザの指示に従って前記印刷ジョブに基づく印刷を実行する印刷工程と、
    を有することを特徴とする印刷処理方法。
  18. 前記印刷ジョブと前記属性情報を前記データ処理装置から受信する受信工程を有することを特徴とする請求項17に記載の印刷処理方法。
  19. 請求項1418のいずれかに記載の印刷処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  20. 請求項1418のいずれかに記載の印刷処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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