JP5216520B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置に係り、特に、印刷ジョブの状態に関する情報を表示する印刷装置に関する。
特許文献1、特に第2図、第3図等に記載されているように、複数の印刷ジョブを受け付けることができる印刷装置では、印刷ジョブの状態に応じて、実行待ちの印刷ジョブと処理中のジョブとに区分し、印刷ジョブの状態を画面に表示することが行なわれている。このとき、処理待ち状態の印刷ジョブと処理中状態の印刷ジョブとを、タブによって切り替え可能な別画面でリスト表示することが一般的である。このような表示画面制御方法では、処理中状態の印刷ジョブを表示する画面が初期表示され、ユーザが必要に応じてタブを操作することで実行待ち状態の印刷ジョブを表示する画面に切り替えるようにしている。これは、処理中状態の印刷ジョブに関する情報の方が、実行待ち状態の印刷ジョブに関する情報よりも、ユーザがアクセスする状況が多いと考えられ、ユーザの利便性を考慮したものである。
特開2000−75981号公報
しかしながら、実行待ち状態の印刷ジョブの中には、ユーザからの開始操作を受け付けて印刷の実行を開始する、いわゆる指示待ちの印刷ジョブもある。指示待ちの印刷ジョブをユーザが実行させようとする場合、従来の表示画面制御方法では、初期状態で処理中状態の印刷ジョブを表示する画面が表示されるため、ユーザは、タブを操作して指示待ち状態の印刷ジョブを表示する画面に切り替えてから印刷開始の指示を行なわなくてはならない。このため、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性が十分とは言い難い。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性を高めることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の印刷装置は、印刷データ受信後、予め定められたユーザ毎の設定に基づいて、ユーザからの開始操作を受け付けて印刷の実行を開始する第1の印刷ジョブと、ユーザからの指示なしで印刷の実行を開始する第2の印刷ジョブを実行可能な印刷ジョブ実行手段と、前記第1の印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付ける前の状態を指示待ち状態として取り扱い、前記第1の印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付けた後、印刷終了前の状態、および、前記第2の印刷ジョブが印刷終了前の状態を処理中状態として取り扱う印刷ジョブ管理手段と、指示待ち状態の印刷ジョブのリストと処理中状態の印刷ジョブのリストとをタブによって切り替え可能な別画面で表示するジョブ状態表示手段とを備え、前記ジョブ状態表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作により印刷ジョブの状態の表示が要求された場合に、指示待ち状態の印刷ジョブがあれば、前記指示待ち状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を表示し、指示待ち状態の印刷ジョブがなければ、前記処理中状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を表示する。
本発明によれば、指示待ち印刷ジョブがある場合は、指示待ち印刷ジョブを表示する画面が表示されるため、ユーザは、タブ操作によって画面を切り替えることなく即座に指示待ちの印刷ジョブを選択して印刷指示をすることができる。したがって、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性が高まることになる。このため、前記指示待ち状態の印刷ジョブのリストを表示する画面には、前記ユーザからの開始操作を受け付けるための領域が含まれていることが望ましい。
さらに、ログイン認証によってユーザを特定するユーザ情報管理手段と、少なくとも前記印刷装置のインクの残量、印刷用紙のサイズを含む印刷装置の状態に関する情報とユーザに関する情報とをタブによって切り替え可能な別画面で表示する状態確認表示手段とをさらに備え、前記状態確認表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作により印刷装置又はユーザの状態の表示が要求された場合に、前記ログイン認証によってユーザが特定されていれば、前記ユーザに関する情報を表示する画面を表示し、前記ログイン認証によってユーザが特定されていなければ、前記印刷装置の状態に関する情報を表示する画面を表示するようにしてもよい。
あるいは、印刷ジョブに対する課金条件を設定可能な課金処理手段と、前記印刷装置における印刷枚数を含む履歴情報を管理する履歴情報管理手段と、前記印刷装置における印刷枚数に関する情報と課金に関する情報とをタブによって切り替え可能な別画面で表示するカウント表示手段とをさらに備え、前記カウント表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作によりカウントに関する情報の表示が要求された場合に、前記課金条件が設定されていれば、前記課金に関する情報を表示する画面を表示し、前記課金条件が設定されていなければ、前記印刷装置における印刷枚数に関する情報を表示する画面を表示するようにしてもよい。


本発明によれば、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性を高めることができる。
<システム構成>
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るネットワーク印刷システムの構成の一例を示す図である。本図に示すようにネットワーク印刷システムは、印刷装置10と複数台のパーソナルコンピュータ(PC)20a、20b、20c、20d…(以下ではPC20で代表させる)がコンピュータネットワーク70に接続されて構成される。コンピュータネットワーク70は代表的にはLAN(Local Area Network)とすることができる。ただし、本発明は、ネットワーク印刷システムに限られず、PC20と印刷装置10とがローカルに接続されたスタンドアロン型の印刷システム、印刷装置10単体で構成された印刷システム等にも適用することができる。
印刷装置10は、いわゆる複合機であり、PC20から送られた印刷データに基づく印刷を行なうプリンタ機能に加えて、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取って複写印刷を行なうコピー機能および原稿台に置かれた原稿の画像を読み取ってPC20に出力したり、格納したりするスキャナ機能を備えている。また、電話回線に接続して画像データの送受信を行なうファクシミリ機能をさらに備えさせるようにしてもよい。
図2は、本実施形態のネットワーク印刷システムにおける印刷装置10とPC20の機能構成を示すブロック図である。本図に示すように印刷装置10は、印刷実行部110、画像読取部120、画像処理部130、設定管理部140、ジョブ管理部150、操作パネル160、通信処理部170、表示制御部180、ICカードリーダ190を備えている。印刷装置10における制御的な処理を行なう画像処理部130、設定管理部140、ジョブ管理部150、表示制御部180等は、例えば、印刷装置10内に備えられたCPU、メモリ、画像処理装置、ハードディスク装置等によって機能モジュールとして構成することができる。
印刷実行部110は、画像形成媒体を用いて印刷用紙に画像形成することで印刷動作を行なう印刷機構を有している。本実施形態では、画像形成媒体としてインクを用い、印刷用紙を覆う幅を有する印字ヘッドからインクをライン単位で吐出して印刷を実行するインクジェット方式の印刷機構を採用しているものとする。ただし、シリアル型のインクジェット方式の印刷機構を採用したり、画像形成媒体としてトナーを用い、トナーを用紙に定着させることで印刷を行なう電子写真方式の印刷機構を採用したりしてもよい。また、印刷実行部110は、印刷用紙の給排紙機構および搬送機構を含んでいる。
画像読取部120は、原稿台、受光素子、光源、レンズ、走査機構等を備え、原稿台に置かれた原稿の画像データを読み取って電気信号に変換し画像処理部130に出力する。画像読取部120は、印刷装置10の筐体内部に設置してもよいし、印刷装置10の筐体外部に独立して設置してもよい。
画像処理部130は、PC20から送られた印刷データあるいは画像読取部120が読み取った画像データに対する画像処理を行なう。画像処理部130が行なう画像処理は、例えば、印刷データの展開処理、画像データの色変換処理、二値化処理、中間調処理等である。
設定管理部140は、印刷装置10に関する諸設定および印刷装置10のユーザに関する諸設定を管理する機能部である。設定管理部140は、これらの設定を操作パネル160に表示する設定画面を介して受け付けることができる。また、設定画面をWebページとして出力し、後述するPC20のブラウザ部230を介して受け付けることができる。設定管理部140の詳細については後述する。
ジョブ管理部150は、印刷装置10がユーザから受け付けたジョブの管理を行なう。ジョブには、印刷機能を使用した印刷ジョブ、スキャナ機能を使用した画像読取ジョブ、コピー機能を使用した複写ジョブ等が含まれる。ジョブの管理には、例えば、ジョブの実行順序の制御、エラー対処、ログ記録等が含まれる。ジョブ管理部150の詳細については後述する。
操作パネル160は、例えば、タッチパネル方式の表示装置を用いることができる。操作パネル160は、表示制御部180の制御によって、操作メニューや印刷装置10の設定内容を表示したり、操作メニューを介してユーザから指示を受け付けたりする。
通信処理部170は、コンピュータネットワーク70を介してPC20との通信を行なうために、接続形態に応じたプロトコル処理を行なう。例えば、LAN接続の場合には、TCP/IPによる通信処理を行なう。
表示制御部180は、操作パネル160における画面遷移および操作受付を制御する機能部であり、操作パネル160とともにジョブ状態表示手段として機能する。具体的には、指示待ち状態の印刷ジョブのリストと処理中状態の印刷ジョブのリストとをタブによって切り替え可能な別画面で表示する。この際に、指示待ち状態の印刷ジョブがあれば、指示待ち状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を初期表示し、指示待ち状態の印刷ジョブがなければ、処理中状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を初期表示する。
ICカードリーダ190は、ICカード40に記録された情報を読み取る。本実施形態では、ICカード40に、ユーザ登録されたユーザの識別情報を記録しておき、ICカードリーダ190でICカード40を読み取ることで、ユーザ認証を行えるようになっている。ただし、ユーザ認証に用いるユーザの識別情報を記録させる媒体はICカード40に限られない。例えば、USBメモリ、RFタグその他の記録媒体を用いることができる。この場合、印刷装置10は記録媒体に対応した読取装置を用いるようにする。
図2に示すように、PC20は、プリンタドライバ部210、スキャナドライバ部220、ブラウザ部230、通信処理部240を備えている。PC20は、図示しないオペレーティングシステムによりユーザインタフェース、ファイル管理、ユーザ管理等の基本的な動作が規定される。一般に、オペレーティングシステムは、ログイン機能を備えており、そのPC20のユーザをログインID等によって特定できるようになっている。
プリンタドライバ部210は、印刷装置10に対応して開発されたプリンタドライバプログラムをPC20のCPUが実行することにより形成される。プリンタドライバ部210は、ユーザからの指示に基づいて、印刷対象となるドキュメント等に基づく印刷データを生成して、印刷装置10に出力する処理を行なう。
プリンタドライバ部210は、ユーザから暗証番号付き印刷ジョブの設定を受け付けることができる。暗証番号付き印刷ジョブは、プリンタドライバ部210における印刷指示の際に、暗証番号を設定しておき、印刷装置10に印刷データを送信後、印刷装置10の操作パネル160において、プリンタドライバ部210で設定した暗証番号を入力することで、印刷実行が開始される印刷ジョブである。したがって、暗証番号付きジョブは、指示待ち印刷ジョブとして扱われることになる。
スキャナドライバ部220は、印刷装置10の画像読取部120に対応して開発されたスキャナドライバプログラムをPC20のCPUが実行することにより形成される。スキャナドライバ部220は、ユーザからの指示に基づいて、印刷装置10における画像読取処理を制御する処理を行なう。
ブラウザ部230は、Webページを表示する機能を有しており、本実施形態では印刷装置10の設定管理部140、ジョブ管理部150が提供する設定画面等を表示するとともに、設定画面上でユーザからの操作を受け付けて設定管理部140、ジョブ管理部150に出力する。
通信処理部240は、コンピュータネットワーク70を介して印刷装置10との通信を行なうために、接続形態に応じたプロトコル処理を行なう。例えば、LAN接続の場合には、TCP/IPによる通信処理を行なう。
図3は、印刷装置10の設定管理部140の主要な機能構成を示すブロック図である。本図に示すように設定管理部140は、印刷装置設定管理部141、設定テーブル142、ユーザ情報管理部143、ユーザ情報管理テーブル144、使用履歴管理テーブル145を備えている。
印刷装置設定管理部141は、装置設定管理手段として機能し、印刷装置10に関する諸設定を管理者ユーザから受け付けて設定テーブル142に記録する。印刷装置に関する諸設定は、例えば、IPアドレス等のネットワーク設定、オプション機能に関する設定等である。また、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能ごとに、使用する際にログインが必要であるかログインせずに使用できるかの設定が含まれる。
また、印刷装置設定管理部141は、印刷装置10に関する一般情報、システム情報を管理する。印刷装置10に関する一般情報には、インク残量、各給紙装置に格納されている印刷用紙のサイズ、種類等が含まれ、システム情報には、機種名、シリアル番号、ファームウェアバージョン等が含まれる。これらの情報も設定テーブル142に記録される。
印刷装置10では、ユーザを、一般ユーザと管理者ユーザとに区分しており、印刷装置10に関する諸設定は管理者ユーザのみが行えるようになっている。ただし、印刷装置10では、管理者ユーザに、管理者としてのログインと、一般ユーザとしてのログインの2つのログイン状態が可能としている。管理者としてのログイン状態では、印刷装置10に関する諸設定に加え、ユーザ情報の登録変更処理、ジョブ管理処理等が行えるのに対し、一般ユーザとしてのログイン状態では、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能を使用した通常の処理のみが行える。
ユーザ情報管理部143は、印刷装置10を使用するユーザに関する情報を、管理者としてのログインしている管理者ユーザから受け付けてユーザ情報管理テーブル144に記録するとともに、印刷装置10のユーザ毎の使用状況に関する情報を使用履歴管理テーブル145に記録する。また、ユーザ情報管理部143は、ユーザ認証手段としても機能し、ログイン処理によるユーザ認証を行なう。
ユーザ情報管理テーブル144は、例えば、図4に示すように、ユーザ名144a、パスワード144b、PCログインID144c、所属グループ144d、管理者権限144e、プリンタモード許可144f、コピーモード許可144g、スキャナモード許可144h、使用制限144iをユーザごとに記録する。
ここで、パスワード144bは、印刷装置10を操作するためにログインする際の認証情報である。PCログインID144cは、PC20を介して印刷装置10にログインする際の認証情報であり、PC20のオペレーティングシステムにログインした際のユーザ識別情報を用いることができる。所属グループ144dは、ユーザをグループ別に管理する場合のカテゴリである。ユーザ情報管理部143は、グループに関する情報を図示しない別テーブルで管理するようにしてもよい。管理者権限144eは、管理者ユーザであるか否かを示す情報である。管理者ユーザは1名に限られず、複数名設定することができる。
プリンタモード許可144f、コピーモード許可144g、スキャナモード許可144hは、それぞれ、プリンタ機能の使用、コピー機能の使用、スキャナ機能の使用の可否を示す情報である。すなわち、印刷装置10は、ユーザごとにプリンタ機能の使用、コピー機能の使用、スキャナ機能の使用のそれぞれについて許可するか許可しないかを独立して設定することができるようになっている。使用制限144iは、ユーザに所定期間内の印刷枚数制限、カラー印刷機能等の制限等の使用制限を設定する場合に、その制限内容を示す情報である。
使用履歴管理テーブル145は、ユーザごとに印刷装置10の使用履歴を記録する。使用履歴の内容は、例えば、所定の集計期間中におけるプリント回数累計、コピー回数累計、原稿読み取り回数累計等とすることができる。ただし、より詳細な使用履歴を記録するようにしてもよい。例えば、個々の使用毎に使用時刻、カラー/モノクロ別、ページ数、部数等を記録してもよい。
図5は、印刷装置10のジョブ管理部150の主要な機能構成を示すブロック図である。本図に示すようにジョブ管理部150は、ジョブ受付部151、チャージ処理部152、ジョブ処理部153、ログ情報管理部154を備えている。
ジョブ受付部151は、ユーザからジョブの受付を行なう。ジョブが新規印刷ジョブであればPC20から印刷データを受信することでジョブの受付を行ない、ジョブ内容が複写ジョブあるいは画像読取ジョブであれば操作パネル160を介してジョブの受付を行なう。この際に、印刷条件の設定等を受け付けることができる。
チャージ処理部152は、印刷装置10における印刷ジョブに対して課金を行なう場合に、課金条件の設定を受け付けたり、課金情報を記録、管理したりする。課金条件は、例えば、印刷用紙のサイズ毎にカラー/白黒印刷別に単価を設定することで行なうことができる。
ジョブ処理部153は、受け付けたジョブの実行を制御する。ジョブ処理部153は、プリンタモードとしての動作、コピーモードとしての動作、スキャナモードとしての動作を行なうことができる。このため、プリンタモード時の処理を行なうプリンタモード処理部155、コピーモード時の処理を行なうコピーモード処理部156、スキャナモード時の処理を行なうスキャナモード処理部157を備えている。
プリンタモード処理部155は、印刷ジョブ実行部1511と、印刷ジョブ管理部1512とを備えている。印刷ジョブの実行を制御し、印刷実行部110に印刷を実行させる。印刷ジョブ実行部1511は、ユーザからの開始操作を受け付けて印刷の実行を開始する指示待ち印刷ジョブと、ユーザからの指示なしで印刷の実行を開始する通常印刷ジョブを実行可能である。
印刷ジョブ管理部1512は、指示待ち印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付ける前の状態を指示待ち状態として取り扱い、指示待ち印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付けた後、印刷終了前の状態、および、通常印刷ジョブが印刷終了前の状態を処理中状態として取り扱う。また、印刷が終了した印刷ジョブは終了ジョブとして取り扱う。
ログ情報管理部154は、履歴情報管理手段として機能し、印刷装置10が実行したジョブに関するログを記録する。ジョブに関するログには、印刷枚数の情報が含まれる。ログ情報管理部154は、ログを記憶するためのログ情報記録領域1541を備えている。簡易設定記録領域1541は、例えば、ハードディスク装置を用いて構成することができる。
ログ情報記録領域1541は、ジョブ内容に対応したログを記録することができる。ジョブ内容が印刷ジョブの場合は、例えば、図6に示すように、ジョブ名1541a、状況1541b、オーナー名1541c、印刷時間1541d、総ページ数1541e、部数1541f、受信日時1541g、カラー/白黒1541h、用紙サイズ1541iを記録する。ジョブ内容が複写ジョブ、画像読取ジョブの場合は、それぞれに応じた項目を記録するようにする。
ここで、ジョブ名1541aは、例えば、印刷対象のファイル名とすることができ、状況1541bは、例えば、終了時の状況に応じて、正常終了、中断終了、エラー終了等とすることができる。オーナー名1541aは、ジョブを指示したユーザ名である。印刷装置10は、ログイン処理によりユーザ名を特定することができる。なお、後述するようにログイン処理が不要な機能を用いたジョブについては、オーナー名を特定せずにログ情報を記録する。受信日時1541gは、印刷ジョブを受信した日時である。カラー/白黒1541hは、印刷がカラーであるか白黒であるかを示し、用紙サイズ1541iは、印刷に用いた用紙サイズを示す。
<ログイン処理>
次に、上記構成の印刷装置10におけるログイン処理について図7のフローチャートを参照して説明する。ここでは管理者ユーザにより数名のユーザ登録がすでになされているものとする。
まず、待機状態において、印刷装置10は操作パネル160に図8に示すような待機画面510を表示する。なお、PC20のブラウザ部230を用いて印刷装置10にアクセスした場合もPC20の表示装置に同様の表示がなされる。
待機画面510には、ログインボタン511と、プリンタボタン512、コピーボタン513、スキャナボタン514が配置されている。プリンタボタン512、コピーボタン513、スキャナボタン514は、それぞれプリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能を使用する際に選択するボタンである。
本例では、管理者ユーザが印刷装置設定管理部141でプリンタ機能、スキャナ機能を使用するためにはログインが必要であり、コピー機能の使用にログインが不要であるという設定を行なっているため、非ログイン状態ではプリンタ機能、スキャナ機能を選択するボタン512、514に錠マークが付され、使用できない旨が示されており、コピー機能を選択するボタン513は錠マークが付されずに、使用できる旨が示されている。
本画面でログインボタン511が押下されると(S101)、印刷装置10は操作パネル160に図9に示すようなユーザ選択画面520を表示する(S102)。ユーザ選択画面520には、ユーザ情報管理テーブル144に登録されたユーザ名の一覧521が選択可能な状態で表示されており、ログインボタン511を押下したユーザは、自身のユーザ名が記されたボタンを押下することができる。
ユーザ名の選択を受け付けると、印刷装置10は操作パネル160に図10に示すようなパスワード入力画面530を表示する(S103)。パスワード入力画面530には、キーボタン群531が表示され、ログインボタン511を押下したユーザは、自身のパスワードを入力することができる。
パスワードの入力を受け付けた印刷装置10は、ユーザ情報管理テーブル144に記録されたパスワード144bと入力されたパスワードとを照合させることで認証の可否を判断する(S104)。なお、パスワードの入力に代えて、ユーザの識別情報を記録したICカード40を用いて認証を行なうようにしてもよい。この場合は、ICカード40をICカードリーダ190にかざすことでICカード40に記録された情報が読み取られ、認証を行なうことができる。また、PC20のブラウザ部230でログインを行なう場合には、PC20のログインIDを、オペレーティングシステムを介して取得すること等で認証を行なうようにしてもよい。これらの場合には、パスワードの入力は不要となる。
パスワードが不一致で認証不可の場合には(S104:No)、再度パスワードの入力を促すようにする。一方、パスワードが一致して認証された場合(S104:Yes)には、ユーザ情報管理テーブル144を参照して、認証されたユーザの管理者権限144eを取得し、認証されたユーザが管理者ユーザであるかどうかを判断する(S105)。
その結果、管理者ユーザではない場合(S105:No)は、一般ユーザとしてログインを許可する(S111)。図11は、一般ユーザとしてログインした場合に操作パネル160に表示される一般ユーザログイン画面540の一例を示している。一般ユーザログイン画面540には、ログアウトボタン541、一般ユーザであることを示すアイコン542、プリンタボタン543、コピーボタン544、スキャナボタン545が配置されている。本例の一般ユーザは、管理者ユーザにより、プリンタ機能、コピー機能の使用が許可されており、スキャナ機能の使用は許可されていないものとする。このため、スキャナボタン545がグレイアウト表示され、選択できないようになっている。一般ユーザは、一般ユーザログイン画面540で使用する機能を選択し、処理を行なうことができる。処理終了後は、ログアウトボタン541を押下することで(S112:Yes)、ログアウトとなり、印刷装置10は待機画面510の表示に戻る(S101)。
一方、管理者ユーザであった場合(S105:Yes)は、まず、管理者通常ログイン状態となる(S106)。管理者通常ログイン状態は、管理者設定に関する操作はできない状態であり、一般ユーザと同様に、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能を使用可能な状態である。このため、通常の操作では不必要な管理者設定用の複雑なメニューが表示されてしまったり、印刷装置10の設定を不用意に変更してしまったりすることを防ぐことができる。
図12は、管理者通常ログイン状態で操作パネル160に表示される管理者通常ログイン画面550の一例を示している。管理者通常ログイン画面550には、ログアウトボタン551、管理者としてのログインでないことを示すために一般ユーザであることを示すアイコン542と同じ形状のアイコン552、プリンタボタン、コピーボタン、スキャナボタン、管理者ログインボタン553、管理者設定ボタン554が配置されている。管理者ユーザであっても、プリンタ・コピー・スキャナの通常の操作を行なう場合は管理者通常ログイン画面550で使用する機能を選択し処理を行なえば足りる。処理終了後は、ログアウトボタン551を押下することで(S107:Yes)、ログアウトとなり、印刷装置10は待機画面510の表示に戻る(S101)。
管理者ログインボタン553は、管理者としてログインする場合に押下するボタンであり、管理者設定ボタン554は、管理者設定操作を行なうときに押下するボタンである。管理者ユーザであっても、管理者通常ログイン状態では、一般ユーザとしてのログインであり管理者設定操作はできないようになっているため、管理者設定ボタン554はグレイアウト表示され、押下できないようになっている。
管理者通常ログイン画面550で、管理者ログインボタン553が押下されると(S108:Yes)、管理者としてのログインである管理者管理ログイン状態となる(S109)。なお、よりセキュリティを高めるために、管理者ログインボタン553が押下されると、さらに管理者としてのパスワードの入力を求め、管理者としての認証を行なうようにしてもよい。この場合は、管理者用のパスワードを別途定めておき、ユーザ情報管理テーブル144に記録しておくようにする。
図13は、管理者管理ログイン状態で操作パネル160に表示される管理者管理ログイン画面560の一例を示している。管理者管理ログイン画面560には、ログアウトボタン561、管理者としてのログインであることを示すために一般ユーザであることを示すアイコン542と異なる形状のアイコン562、プリンタボタン、コピーボタン、スキャナボタン、管理者ログインボタン563、管理者設定ボタン564が配置されている。管理者ログインボタン563は、強調表示され、管理者としてのログインであることが示されている。また、管理者設定操作を行える管理者としてのログインであるため管理者設定ボタン564が押下可能となっている。
管理者としてログインした管理者ユーザは、管理者設定ボタン564を押下することで、種々の管理者設定操作を行なうことができるようになる。また、ジョブ管理部100にアクセスして、一般ユーザのジョブを表示させたり、削除したりすることができるようになる。管理者設定操作終了後は、ログアウトボタン561を押下することで(S110:Yes)、ログアウトとなり、印刷装置10は待機画面510の表示に戻る(S101)。また、管理者ログインボタン563を再度押下することで管理者としてのログイン状態を解除し、管理者通常ログイン状態(S106)に戻れるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、管理者ユーザのログイン状態を、管理者としてのログイン状態と、一般ユーザとしてのログイン状態とに区別し、ログインの初期状態では、管理者設定操作を行なうことができない一般ユーザとしてのログイン状態としている。このため、管理者ユーザが通常の処理に不必要なメニューまでが表示されてしまうことを防ぎ、また、管理者ユーザが不要に管理者設定操作を行なってしまうことを防ぐことができる。
<管理者設定操作>
次に、管理者ユーザが管理者管理ログイン状態で行なう管理者設定操作について説明する。図13に示した管理者管理ログイン画面560で、管理者設定ボタン564が押下されると、印刷装置10は操作パネル160に図14に示すような管理者設定画面570を表示する。
管理者設定画面570には、ユーザ設定ボタン571、ログイン設定ボタン572、ログ管理ボタン573、ネットワーク設定ボタン574が配置されている。
管理者設定画面570のユーザ設定ボタン571は、管理者ユーザがユーザに関する設定を行なうためのボタンである。ユーザ設定ボタン571が押下されると、印刷装置10は操作パネル160に図15に示すようなユーザ設定画面580を表示する。ユーザ設定画面580には、ユーザ情報管理テーブル144に登録されたユーザ名の一覧581が選択可能な状態で表示されており、さらに、追加ボタン582、変更ボタン583、消去ボタン584が配置されている。管理者としてログインしている管理者ユーザは、例えば、ユーザの登録情報の変更を行なう場合には、ユーザ名の一覧581で対象ユーザを選択し、変更ボタン583を押下すればよい。
変更ボタン593が押下されると、印刷装置10は操作パネル160に図16に示すような変更画面590を表示する。変更画面590には、ユーザ情報管理テーブル144に記録されている選択されたユーザに係るユーザ情報が表示される。ユーザ情報には、例えば、機能毎の使用許可が含まれる。管理者としてログインしている管理者ユーザは、変更画面590で任意のユーザ情報を変更することができる。変更されたユーザ情報はユーザ情報管理テーブル144に反映される。
管理者設定画面570のログイン設定ボタン572は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能ごとに、使用するためにログイン処理が必要であるかどうかを設定するためのボタンである。ログイン設定ボタン572が押下されると、印刷装置10は操作パネル160に図17に示すようなログイン設定画面600を表示する。ログイン設定画面600では、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能ごとにログインが必要かどうかを任意に設定できるようになっている。管理者としてログインしている管理者ユーザは、例えば、プリンタ機能について、ログインが不要で不特定のユーザが使用することを許可する場合には、「不要」を設定し、ユーザ認証を経なければ使用できないようにする場合には「必要」を設定すればよい。なお、ログインが不要とされている機能については、各ユーザに設定された機能毎の使用許可が禁止になっているユーザも使用することが可能となるが、管理者ユーザの利便性を高めるために、ログインが不要とされている機能については、ユーザ毎の使用許可の設定を自動的に不要としておくことが望ましい。
本実施形態では、プリンタ機能についてログインが必要と設定されている場合には、よりセキュリティを高めるために、PC20から印刷データを送信後、ユーザは、印刷装置10上でログイン処理を行ない、ユーザ認証されると実際の印刷が開始されるようにする。このとき、印刷装置10でユーザ認証後に自動的に印刷が開始されるか、ユーザのボタン操作等によって印刷が開始されるかを選択可能としておくことができる。
この選択は、ログイン設定画面600で詳細設定ボタン601を押下することにより表示される、図18に示すような詳細設定画面610で行なうことができる。詳細設定画面610には、プリンタ機能についてログインが必要と設定されている場合に、ログインすると自動的に印刷を開始するかどうかを設定する欄611が設けられている。本領域で「する」を選択すると、ユーザがログインすると即座に印刷が開始される。すなわち、通常印刷ジョブとして取り扱われる。一方、「しない」を選択すると、ユーザがログインした後で、操作パネル160印刷開始の操作を行なうことで印刷が開始される。すなわち、指示待ち印刷ジョブとして取り扱われる。
また、詳細設定画面610には、プリンタ機能についてログインが不要と設定されている場合に、すべての印刷ジョブを指示待ち印刷ジョブとして取り扱うかどうかを設定する欄612が設けられている。本領域で「する」を選択すると、PC20から印刷データを送信すると即座に印刷が開始される。すなわち、通常印刷ジョブとして取り扱われる。一方、「しない」を選択すると、PC20から印刷データを送信した後、操作パネル160にて印刷開始の操作を行なうことで印刷が開始される。すなわち、印刷ジョブが一律に指示待ち印刷ジョブとして取り扱われる。
<印刷ジョブの状態表示>
次に、本実施形態における印刷ジョブの状態表示について説明する。図12等で示したログイン画面でプリンタ機能が選択されると、印刷装置10は、印刷ジョブ管理部1512が管理する印刷ジョブの状態にしたがって、操作パネル160に印刷ジョブの状態を表示する。図19は、印刷ジョブの状態を表示する画面を示しており、図19(a)は、処理中の印刷ジョブを表示する画面630を示し、図19(b)は、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640を示している。両画面はタブを操作することにより表示を切り替えることができるようになっている。
図19(a)に示すように、処理中の印刷ジョブを表示する画面630には、処理中のジョブ名と状況とオーナー名等がリスト表示される。状況は、例えば、「プリント中」、「待機中」等が処理中の印刷ジョブの状態に応じて表示される。
図19(b)に示すように、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640には、指示待ちのジョブ名とオーナー名等がリスト表示される。また、印刷の実行を指示するためのプリントボタン641が設けられている。ユーザは、指示待ちの印刷ジョブを選択してプリントボタン641を押下することで、選択した指示待ちの印刷ジョブの印刷実行を開始させることができる。
指示待ち印刷ジョブを表示する画面640において、ジョブ名に鍵のアイコン642が付されている指示待ち印刷ジョブは、暗証番号付き印刷ジョブであることを示している。暗証番号付き印刷ジョブの場合は、印刷ジョブが選択されると、図20に示すような暗証番号を入力する領域が設けられた確認画面650を表示する。ユーザは、プリンタドライバ部210で設定した暗証番号を入力することで暗証番号付き印刷ジョブの印刷実行を開始させることができる。
ここで、本実施形態では、図12等で示したログイン画面でプリンタ機能が選択されたときに、指示待ち印刷ジョブがある場合は、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640を初期表示し、指示待ち印刷ジョブがない場合は、処理中の印刷ジョブを表示する画面630を初期表示する。
指示待ち印刷ジョブがある場合は、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640が初期表示されるため、ユーザは、タブ操作によって画面を切り替えることなく即座に指示待ちの印刷ジョブを選択してプリントボタン641を押下することができる。したがって、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性が高まることになる。
なお、本実施形態において、指示待ちの印刷ジョブがある場合は、図21に示すように、3つの状況で起こり得る。すなわち、1)図17で示したログイン設定画面600でプリンタモードにログインが「必要」であると設定され、図18に示した詳細設定画面610の領域611で指示待ちジョブのプリント自動開始が「しない」に設定されている場合、2)図17で示したログイン設定画面600でプリンタモードにログインが「不要」であると設定され、図18に示した詳細設定画面610の領域612で指示待ちプリントが「する」に設定されている場合、3)暗証番号指定印刷の場合、に指示待ち印刷ジョブが発生し得る。
より具体的には、1)の状況でユーザが印刷ジョブの実行を指示した場合、2)の状況でユーザが印刷ジョブの実行を指示した場合、3)ユーザが暗証番号指定印刷を実行した場合、に指示待ち印刷ジョブが発生する。指示待ち状態の印刷ジョブは、ユーザから印刷開始の指示を受け付けると、処理中状態に移行する。したがって、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640のリストから消去され、処理中の印刷ジョブを表示する画面630のリストに表示される。
図21に示すように、指示待ち印刷ジョブがある場合は、指示待ち印刷ジョブを表示する画面640を初期表示し、その他の場合は、処理中の印刷ジョブを表示する画面630を初期表示する。ここで、初期表示される画面以外が表示された場合に、例えば、所定の時間が経過すると初期表示される画面に戻るようにしてもよい。また、図示しないリセットキーが押された場合も初期表示される画面に戻るようにしてもよい。
<カウント表示>
印刷装置10の表示制御部180は、操作パネル160の所定の操作、例えば、図示しないカウント表示ボタンの押下を受け付けることによって、カウント表示画面を操作パネル160に表示する。カウント表示画面は、タブにより3つの画面が切り替え可能となっている。3つの画面は、図22(a)に示すような詳細カウント画面660、図22(b)に示すような制限枚数画面670、図22(c)に示すようなチャージカウント画面680となっている。
詳細カウント画面660には、用紙サイズ毎の白黒、単色カラー、カラー別の印刷枚数が表示される。制限枚数画面670には、ログインしているユーザの制限枚数に関する情報が表示される。チャージカウント画面680には、課金条件に対応する情報、例えば、課金単価が用紙サイズ毎に単色/カラー別に設定されている場合には、用紙サイズ毎に単色/カラー別の印刷枚数が表示される。
カウント表示画面の各表示内容は、表示制御部180が、ユーザ情報管理テーブル144、チャージ処理部152、ログ情報記録領域1541等から情報を収集することで作成することができる。
表示制御部180は、図23に示すような基準にしたがって、カウント表示画面に表示する画面および初期表示する画面を変化させる。すなわち、チャージ処理部152におけるチャージカウントの設定がONであるかOFFであるか、ログイン設定画面600で設定されたプリンタモードのログイン認証が「必要」であるか「不要」であるに応じてカウント表示画面に表示する画面および初期表示する画面を変化させる。ここで、「×」は表示しない画面を示し、「○」「◎」は表示する画面を示し、「◎」は初期表示する画面を示している。
本図に示すように、チャージカウントが「OFF」の場合は、チャージカウント画面680は意味がないため表示しない。また、ログイン認証が「不要」の場合は、ユーザが特定されないため、ログインしているユーザの制限枚数に関する情報を示す制限枚数画面670は表示しない。
このため、チャージカウントが「OFF」で、ログイン認証が「不要」の場合は、詳細カウント画面660だけを表示する。チャージカウントが「ON」で、ログイン認証が「不要」の場合は、詳細カウント画面660とチャージカウント画面680とが表示可能となり、より重要度の高いチャージカウント画面680を初期表示する。チャージカウントが「OFF」で、ログイン認証が「必要」の場合は、詳細カウント画面660と制限枚数画面670とが表示可能となり、ユーザにとってより重要な制限枚数画面670を初期表示する。チャージカウントが「ON」で、ログイン認証が「必要」の場合は、すべての画面が表示可能となり、ユーザにとってより重要な制限枚数画面670を初期表示する。ただし、管理者ユーザがログインしている場合には、管理者ユーザにとってより重要なチャージカウント画面680を初期表示するようにしてもよい。また、初期表示される画面以外が表示された場合に、例えば、所定の時間が経過すると初期表示される画面に戻るようにしてもよい。また、図示しないリセットキーが押された場合も初期表示される画面に戻るようにしてもよい。
<状態確認表示>
印刷装置10の表示制御部180は、図8に示した待機画面510における状態確認ボタン515、図11に示したモード選択画面540における状態確認ボタン546、図12に示したモード選択画面550における状態確認ボタン555、図13に示したモード選択画面560における状態確認ボタン565の押下を受け付けることによって、状態確認画面を操作パネル160に表示する。状態確認画面は、タブにより3つの画面が切り替え可能となっている。3つの画面は、図24(a)に示すような一般情報画面700、図24(b)に示すようなシステム情報画面710、図24(c)に示すようなユーザ情報画面720となっている。
一般情報画面700には、インクの残量、各給紙装置にセットされた印刷用紙のサイズ、種類等が表示される。システム上画面710には、印刷装置10の機種名、シリアル番号、ファームウェアバージョン等が表示される。ユーザ情報画面720には、ユーザ名、パスワード変更ボタン、所属等が表示される。状態確認表示画面の各表示内容は、表示制御部180が、設定管理部140の設定テーブル142、ユーザ情報管理テーブル144等から情報を収集することで作成することができる。
表示制御部180は、ユーザがログインしているかどうかによって状態確認画面に初期表示する画面を変化させる。すなわち、ログインしている場合、具体的には、図11、図12、図13に示したモード選択画面(540、550、560)で状態確認ボタン(546、555、565)が押下された場合には、ユーザが特定されているため、ユーザにとってより重要なユーザ情報画面720を初期表示する。一方、ログインしていない状態、具体的には、図8に示した待機画面510で状態確認ボタン515が押下された場合には、一般情報画面700を初期表示する。状態確認画面においても、初期表示される画面以外が表示された場合に、例えば、所定の時間が経過すると初期表示される画面に戻るようにしてもよい。また、図示しないリセットキーが押された場合も初期表示される画面に戻るようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、指示待ちの印刷ジョブの印刷を開始させる際の操作性を高める。また、ユーザにとってより有益な情報を初期画面として表示させることができる。
本発明に係るネットワーク印刷システムの構成の一例を示す図である。 ネットワーク印刷システムにおける印刷装置とPCの機能構成を示すブロック図である。 印刷装置の設定管理部の主要な機能構成を示すブロック図である。 ユーザ情報管理テーブルの構成の一例を示す図である。 印刷装置のジョブ管理部の主要な機能構成を示すブロック図である。 ログ情報記録領域が記憶するログの構成を示す図である。 印刷装置におけるログイン処理について説明するフローチャートである。 操作パネルに表示される待機画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示されるユーザ選択画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。 一般ユーザとしてログインした場合に操作パネルに表示される一般ユーザログイン画面の一例を示す図である。 管理者通常ログイン状態で操作パネルに表示される管理者通常ログイン画面の一例を示す図である。 管理者管理ログイン状態で操作パネルに表示される管理者管理ログインの一例を示す図である。 操作パネルに表示される管理者設定画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示されるユーザ設定画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示される変更画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示されるログイン設定画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示される詳細設定画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示される印刷ジョブの状態表示の一例を示す図である。 操作パネルに表示される暗証番号を入力する確認画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示される印刷ジョブの状態表示の初期表示画面の規則を示す図である。 操作パネルに表示されるカウント表示画面の一例を示す図である。 操作パネルに表示されるカウント表示画面の規則を示す図である。 操作パネルに表示される状態確認画面の一例を示す図である。
符号の説明
10…印刷装置、20…PC、40…ICカード、70…コンピュータネットワーク、100…ジョブ管理部、110…印刷実行部、120…画像読取部、130…画像処理部、140…設定管理部、141…印刷装置設定管理部、142…設定テーブル、143…ユーザ情報管理部、144…ユーザ情報管理テーブル、145…使用履歴管理テーブル、150…ジョブ管理部、151…ジョブ受付部、152…チャージ処理部、153…ジョブ処理部、154…ログ情報管理部、155…プリンタモード処理部、156…コピーモード処理部、157…スキャナモード処理部、160…操作パネル、170…通信処理部、表示制御部180、190…ICカードリーダ、210…プリンタドライバ部、220…スキャナドライバ部、230…ブラウザ部、240…通信処理部、1541…ログ情報記録領域、1511…印刷ジョブ実行部、1512…印刷ジョブ管理部

Claims (4)

  1. 印刷データ受信後、予め定められたユーザ毎の設定に基づいて、ユーザからの開始操作を受け付けて印刷の実行を開始する第1の印刷ジョブと、ユーザからの指示なしで印刷の実行を開始する第2の印刷ジョブを実行可能な印刷ジョブ実行手段と、
    前記第1の印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付ける前の状態を指示待ち状態として取り扱い、前記第1の印刷ジョブがユーザからの開始操作を受け付けた後、印刷終了前の状態、および、前記第2の印刷ジョブが印刷終了前の状態を処理中状態として取り扱う印刷ジョブ管理手段と、
    指示待ち状態の印刷ジョブのリストと処理中状態の印刷ジョブのリストとをタブによって切り替え可能な別画面で表示するジョブ状態表示手段とを備え、
    前記ジョブ状態表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作により印刷ジョブの状態の表示が要求された場合に、指示待ち状態の印刷ジョブがあれば、前記指示待ち状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を表示し、指示待ち状態の印刷ジョブがなければ、前記処理中状態の印刷ジョブのリストを表示する画面を表示することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記指示待ち状態の印刷ジョブのリストを表示する画面には、前記ユーザからの開始操作を受け付けるための領域が含まれていることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    ログイン認証によってユーザを特定するユーザ情報管理手段と、
    少なくとも前記印刷装置のインクの残量、印刷用紙のサイズを含む印刷装置の状態に関する情報とユーザに関する情報とをタブによって切り替え可能な別画面で表示する状態確認表示手段とをさらに備え、
    前記状態確認表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作により印刷装置又はユーザの状態の表示が要求された場合に、前記ログイン認証によってユーザが特定されていれば、前記ユーザに関する情報を表示する画面を表示し、前記ログイン認証によってユーザが特定されていなければ、前記印刷装置の状態に関する情報を表示する画面を表示することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    印刷ジョブに対する課金条件を設定可能な課金処理手段と、
    前記印刷装置における印刷枚数を含む履歴情報を管理する履歴情報管理手段と、
    前記印刷装置における印刷枚数に関する情報と課金に関する情報とをタブによって切り替え可能な別画面で表示するカウント表示手段とをさらに備え、
    前記カウント表示手段は、操作メニューを表示する画面に対するユーザ操作によりカウントに関する情報の表示が要求された場合に、前記課金条件が設定されていれば、前記課金に関する情報を表示する画面を表示し、前記課金条件が設定されていなければ、前記印刷装置における印刷枚数に関する情報を表示する画面を表示することを特徴とする印刷装置。
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