JP4921028B2 - クレーン用荷役運搬用具 - Google Patents

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本発明は、概し、クレーンによる揚重作業に際し、パレット(荷台)上に積載した物品のパレットの傾きによる脱落を防止するために、パレットと組合わせて用いるクレーン用荷役運搬用具に関するものである。
パレット(荷台)上に積載した物品のパレット上からの脱落を防ぐ構造のものとしては、荷台上の積載物を取り囲む囲い枠をパレットと一体にした構造のもの(例えば、特許文献1、2)や囲い枠にパレットを嵌め込む構造のもの(例えば、特許文献3)がある。
特開平10−250731号公報 特開平6−127548号公報 実公昭57−28758号公報
従来例中、パレットと囲い枠を一体化した構造のものは、短い距離をフォークリフトで移動するとき等のように単にパレット(所謂平形パレットとして)のみの利用で支障なく物品移動が行われる場合は、囲い枠は無用で、荷降しに際して反って邪魔になるという欠点があり、囲い枠にパレットを嵌め込む構造のものは、対パレットとの関係で囲い枠が荷重を受ける構成を採らないので、クレーンによる揚重に際してはクレーンのフックをパレット側に掛止する必要があり、従って、使用上の煩雑さがある。
本発明は、従来例の斯様な欠点に着目し、フォークリフトを利用して移動するパレット(平形)を、物品を積載したままの状態でクレーンによる揚重作業を行える状態に容易にでき、また、パレットに物品を積載した状態で本運搬用具を取り外せる、クレーン用荷役運搬用具を提供することを目的として創案したものである。
フォークリフトのフォークを差し込む挿通口を有する方形のパレットを取り囲んで自立状態で配置させる方形筒状の囲い枠と、この囲い枠の相対する側壁間に前記挿通口を通じて組付け自在に掛け渡す、中央杆の両側に前記フォークリフトのフォーク間幅にして側杆を相対設したパレット用受支材を備えると共に、パレット用受支材の前記側杆を前記フォークを挿脱する筒体構成する
本発明によれば、クレーンによる揚重作業中のパレットからの物品の落下飛散を、囲い枠の存在により確実に防ぐことができることは勿論、受支材の適用によりパレット上に物品を積載した状態のままパレットと囲い枠の組付け、分離を自在に行え、従って、既存のパレットを用いた揚重作業やフォークリフトによる移動作業或いはパレットに対する荷降し、荷揚げ作業を円滑にでき、荷役運搬用具として実用上優れた製品を提供できる。なおまた、クレーンによる揚重作業場へと、クレーンによる揚重作業を行える状態のままフォークリフトによる移動を行うことができる。
図面は本発明に係るクレーン用荷役運搬用具の一実施例を示し図1は囲い枠と受支材を互いに組合わせた状態の背面図、図2は各材を互いに組合わせた状態の一部欠截拡大背面図、図3は図2の底面図である。
実施例のクレーン用荷役運搬用具は、方形のパレット1を取り囲んで自立状態(床面上で)で配置させる囲い枠2と、該囲い枠2の相対する側壁2a,2a(形鋼で構成した枠体と該枠体に張設した多孔シートで成るが、その構成は問わない)間に前記パレット1を通じて掛け渡して配置する受支材3で構成する。なお、実施例の場合、パレット1を所謂木製パレット(上板1aと下板1bとの間にけた1cを介在させて構成した)とし(木製パレットを利用する場合)、前記受支材3と並べて受支材3と同様に前記側壁2a,2a間に前記パレット(木製)1を通じて掛け渡して配置する遮蔽材4(多孔板より成る主体板4aの長手方向に沿う両側に脚片4bを相対設して構成する)を用い、パレット1の上板1a,1a間からの、荷崩れによる小物物品の落下を防ぐようにしているが、フォークリフトのフォークの挿通口を側面に設けた所謂樹脂パレットに適用しても良く、この場合は、木製パレットのように上板1a,1a間の隙間を備えていないので前記遮蔽材の使用は省略することとなる。
囲い枠2は、枠体に金網(金属板のようなシート体でも良い)を張設して構成した、相対する一対二組の側壁2a,2a、2b,2bで成る方形筒体で成り、相対する一対の側壁2a,2aの上端にクレーンのフックの掛止用として利用する掛止リング7を設け、下端には、他の一対の相対する側壁2b,2bより下方に突出させて一対の組付け口6,6と遮蔽材4の支持口8を設け、支持口8は前記組付け口6を介在させるように配置して該組付け口6と共に囲い枠2の台座を成し、前記側壁2aを構成する枠体の下面に溝形状の支持部片8a,8aを相対設して構成したもので、前記の組付け口6は、同じく枠体の下面にコの字状の受部片6aを設けて構成したものである。
受支材3は、中央杆3aの両側にフォークリフトのフォーク間幅にして、しかも、前記側壁2a,2a(組付け口6,6)間に側杆3b,3bを相対設して構成し、側杆3bをほぼ方形状の前記組付け口6を嵌挿する内径の方形筒体で構成し、その自由端側を開口し、該自由端から前記フォークを差し込めるようにしてある。
なお、受支材3の中央杆3aの上面に透孔10を設け、受支材3を組付け口6を通じてパレット1と囲い枠2に組付けたとき、この透孔10が囲い枠2の一方の側壁2aに設けた受筒11と一致するようにし、受筒11と透孔10に受筒11に掛止するようにして施錠杆12に係合する(フランス落とし式に)ことにより受支材3の囲い枠2からの離脱を防ぐようにしてある。
図示、13は受支材3の把手、14は遮蔽材4の把手である。
しかして、パレット1上に物品を積載した状態のもの(パレット1の上、下板1a,1b間の挿通口にフォークを差し込むことによって物品の移動を行える状態にある)を取り囲むようにして囲い枠2を自立状態にして配置し、受支材3の側杆3b,3bのそれぞれを、該囲い枠2の、一対の相対する側壁2a,2aの一方の側壁2aに設けた組付け口6を通じてパレット1の上、下板1a,1b間の前記挿通口を経て、他の一方の側壁2aの組付け口6に係合させると、物品を積載したパレット1とこれを取り囲むようにして配置した囲い枠2は、受支材3を介して互いに組付けられた状態となり、さらに、一方の側壁2a側の支持口8側からパレット1の上、下板1a,1b間を通じて遮蔽材4を、他の一方の側壁2b側の支持口8に挿通させて当該遮蔽材4を支持部片8a,8aに受支させる状態にして、掛止リング7を利用してクレーンで揚重させると、受支材3に物品を含めたパレット1側の荷重が負荷され、これを囲い枠2(側壁2a)が受けることになるから、揚重作業は安定的に行えることになる。なお、囲い枠2の上端には、例えば、相対する側壁間に跨るように棒杆状の補強部材を掛け渡してもよい。そして、荷崩れを起こして物品がパレット1に散乱しても、パレット上板1aの下側に遮蔽材4があるので(パレット上板1a,1a間に生じる隙間aを可及的に狭小にして)、当該物品(小物)のパレット1からの落下を防ぎ、落下を原因とする事故を未然に防ぐことができる。
また、実施例では、受支材3の側杆3bを自由端を開口した方形筒体で構成してあるので、該受支材3によって囲い枠2に組付けた状態のパレット1を、この側杆3bにフォークを嵌挿することによってフォークリフトでの移動が行えるのである。
いずれにしろ、物品移動後は、受支材3を離脱させることによってパレット1側と囲い枠2側は互いに自由状態となるので、囲い枠2を取り除いてパレット1上の物品の荷降し作業を簡単に行える状態を得られるのである。
囲い枠と受支材を互いに組合わせた状態の背面図。 各材を互いに組合わせた状態の一部欠截拡大背面図。 図2の底面図。
符号の説明
1 パレット
2 囲い枠
2a 側壁
3 受支材
4 遮蔽材

Claims (1)

  1. フォークリフトのフォークを差し込む挿通口を有する方形のパレットを取り囲んで自立状態で配置させる方形筒状の囲い枠と、この囲い枠の相対する側壁間に前記挿通口を通じて組付け自在に掛け渡す、中央杆の両側に前記フォークリフトのフォーク間幅にして側杆を相対設したパレット用受支材を備えると共に、パレット用受支材の前記側杆を前記フォークを挿脱する筒体構成した、クレーン用荷役運搬用具。
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