JP4919315B2 - 住宅内の冷暖房システム - Google Patents

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本発明は、省エネルギーを考慮した住宅内の冷暖房システムに関する。
省エネルギーの観点で住宅全体の冷暖房負荷を軽減する技術開発がさまざまな視点で行われており、床下空間に蓄熱材を設置したり、床下空間を介して地熱を室内に取り込む技術が多数提案されている。
床下空間に蓄熱材を設置する提案では、太陽エネルギー、エアコン等の温冷熱を蓄熱材に蓄熱させ、これを鉛直ダクトを介して各居室に送り込むようになっており、地熱を利用する提案では、外気を地中熱と熱交換させてから室内に送風するようになっている。
特開2004−197974 特開2003−35433
しかしながら、いずれも一階の床下空間から各居室に熱を送り込むという点にとどまるため、一階ならばともかく、二階では途中の鉛直ダクトを通過する間に熱損失を生じ、二階においては十分な冷暖房効果を得ることが困難であるという問題や、一階の床下空間は、現実には布基礎が縦横に立設されているため、それに遮断されて空気が流通せず、冷温風を一階の床下空間に均等に送風することも難しいという問題を生じており、上述した従来技術では、いずれにしろ住宅の室内全体に冷温風を均等に送ったり、室内の特定箇所を冷暖房したりすることは到底困難であって居住快適性に欠けるという問題を生じた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、住宅の室内全体に冷温風を均等に送風し又は室内の特定箇所を冷暖房することが可能な住宅内の冷暖房システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る住宅内の冷暖房システムは請求項1に記載したように、上層階の床を、該上層階の梁の上に配置された下段の床板と該下段の床板との間に二重床空間が挟まれるように該下段の床板の上方に配置された上段の床板とからなる二重床で構成し、該二重床を構成する床板のうち、上段の床板の上に間仕切り壁を立設するとともに、前記上層階に配置され前記二重床空間を貫通する耐力壁のうち、外周を除く建物内の耐力壁をそれらが水平方向において相互に不連続となり又は前記外周の耐力壁との間で水平方向において不連続となるように形成することで、前記二重床空間を前記上層階全体で一体化させて該二重床空間を空気が自由に流動するようにし、空調吹出し口が前記二重床空間に連通するように空調機を設置するとともに、該二重床空間と上層階各居室の内部空間とを連通させる室内吹出し口を前記上層階各居室の二重床のうち、上段の床板に設けたものである。
また、本発明に係る住宅内の冷暖房システムは請求項2に記載したように、上層階の床を、該上層階の梁の上に配置された下段の床板と該下段の床板との間に二重床空間が挟まれるように該下段の床板の上方に配置された上段の床板とからなる二重床で構成し、該二重床を構成する床板のうち、上段の床板の上に間仕切り壁を立設するとともに、前記上層階に配置され前記二重床空間を貫通する耐力壁のうち、外周を除く建物内の耐力壁をそれらが水平方向において相互に不連続となり又は前記外周の耐力壁との間で水平方向において不連続となるように形成することで、前記二重床空間を前記上層階全体で一体化させ、該二重床空間にかつ前記耐力壁を貫通しないようにダクトを配置して該ダクトに空調吹出し口が連通するように空調機を設置するとともに、前記ダクトと上層階各居室の内部空間とを連通させる室内吹出し口を前記上層階各居室の二重床のうち、上段の床板に設けたものである。
また、本発明に係る住宅内の冷暖房システムは、前記上層階各居室のうち、所望の冷暖房領域の直下に前記ダクトを折り返し配置したものである。
第1の参考発明に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、外周基礎及び建物内基礎とからなる布基礎のうち、建物内基礎を該建物内基礎が相互に不連続となるように、又は外周基礎と建物内基礎とが相互に不連続となるように形成してある。
このようにすると、布基礎が不連続となった箇所が通風開口となって一階床下空間が全体として一体化し、かくして一階床下空間における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機を作動させれば、該空調機の空調吹出し口から吹き出された冷温風は、一階床下空間をくまなく流動し、一階各居室の床に設けられた室内吹出し口から冷温風が吹き出す。加えて、床を介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、一階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
第2の参考発明に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、上層階の床を二重床とするとともに間仕切り壁を該二重床の上に立設してある。
このようにすると、耐力壁が設けられた箇所を除いては互いに隣接する居室の床下を空気が自由に流動する。すなわち、上層階の二重床空間は、居室単位ではなく上層階全体として一体化し、かくして二重床空間における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機を作動させれば、該空調機の空調吹出し口から吹き出された冷温風は、二重床空間をくまなく流動し、上層階各居室の二重床のうち、上段の床板に設けられた室内吹出し口から冷温風が吹き出す。加えて、上段の床板を介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、上層階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
本発明に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、上層階の床を、該上層階の梁の上に配置された下段の床板と該下段の床板との間に二重床空間が挟まれるように該下段の床板の上方に配置された上段の床板とからなる二重床で構成し、該二重床を構成する床板のうち、上段の床板の上に間仕切り壁を立設するとともに、前記上層階に配置され前記二重床空間を貫通する耐力壁のうち、外周を除く建物内の耐力壁をそれらが水平方向において相互に不連続となり又は前記外周の耐力壁との間で水平方向において不連続となるように形成することで、前記二重床空間を前記上層階全体で一体化させてある。
このようにすると、請求項1に係る本発明においては、耐力壁が不連続となった箇所が通風開口となって二重床空間が上層階全体で一体化され、かくして二重床空間における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機を作動させれば、該空調機の空調吹出し口から吹き出された冷温風は、二重床空間をくまなく流動し、上層階各居室の床に設けられた室内吹出し口から冷温風が吹き出す。加えて、床を介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、上層階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
また、請求項2に係る本発明においては、ダクトを介して二重床空間が上層階全体で一体化され、かくして二重床空間における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機を作動させれば、該空調機の空調吹出し口から吹き出された冷温風は、ダクトを介して上層階の床下空間をくまなく流動し、上層階各居室の床に設けられた室内吹出し口から冷温風が吹き出す。加えて、床を介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、上層階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
上層階とは、二階、三階といった一階を除く任意の地上階をいうものとする。
ここで、ダクトをどのように配置するかは任意であるが、上層階各居室のうち、所望の冷暖房領域の直下に折り返し配置するようにすれば、床を介した間接的な冷暖房をより確実に行うことが可能となる。
以下、本発明に係る住宅内の冷暖房システムの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムを示した図であり、(a)は一階基礎伏図、(b)はA−A線に沿う断面図である。同図でわかるように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムは、外周基礎2及び建物内基礎3a,3bから構成され建物本体を支持する布基礎1のうち、建物内基礎3aを該建物内基礎及び建物内基礎3bと相互に不連続となるように形成するとともに、建物内基礎3bを建物内基礎3a,3b及び外周基礎2と相互に不連続となるように形成し、一階床下空間4には空調機(室内機)5を設置し、一階各居室の床には、床ガラリとも呼ばれる室内吹出し口7を設けてある。
ここで、空調機5は、その空調吹出し口6が一階床下空間4に連通するように設置してあるとともに、室内吹出し口7は、該室内吹出し口を介して一階床下空間4と一階各居室の内部空間、例えば8a,8b,8cとを連通させるように構成してある。
空調機5の室外機(図示せず)については適宜屋外に設置すればよい。
本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、上述したように建物内基礎3aを該建物内基礎及び建物内基礎3bと相互に不連続となるように形成するとともに、建物内基礎3bを建物内基礎3a,3b及び外周基礎2と相互に不連続となるように形成してある。
このようにすると、図1(a)でよくわかるように、布基礎1が不連続となった箇所が通風開口となって一階床下空間4が全体として一体化する。
そして、住宅内の各居室を冷暖房したいときは、空調機5を作動させる。
すると、空調機5の空調吹出し口6から吹き出された冷温風は、一階床下空間4をくまなく流動し、一階各居室の床に設けられた室内吹出し口7から冷温風が吹き出す。加えて、床を介した間接的な冷暖房も行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムによれば、布基礎1が不連続となった箇所が通風開口となって一階床下空間4が全体として一体化し、かくして一階床下空間4における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機5を作動させれば、該空調機の空調吹出し口6から吹き出された冷温風は、一階床下空間4をくまなく流動し、一階各居室の床に設けられた室内吹出し口7から冷温風が吹き出す。加えて、床を介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、一階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
図2は、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムを示した図であり、(a)は二階における二重床内での水平断面図、(b)はB−B線に沿う断面図である。同図でわかるように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムは、上層階である二階の床を二重床11とするとともに間仕切り壁12を該二重床の上に立設し、二重床11には空調機15を設置し、二重床11の上段の床板12aには室内吹出し口7を設けてある。
ここで、空調機15は、その空調吹出し口16が二重床11を構成する上下の床板12a,12bで挟まれた二重床空間13に連通するように設置してあるとともに、室内吹出し口7は、該室内吹出し口を介して二重床空間13と二階各居室の内部空間、例えば同図(b)に示す居室の内部空間18a,18b,18cとを連通させるように構成してある。
二重床11は例えば、梁(図示せず)の上に構造用合板を貼り、その上に12cm程度の束を立ててその上にさらに構造用合板を貼って床仕上げをして構成することが可能であり、本実施形態では、12cmの高さ空間が通風空間になる。
空調機15の室外機(図示せず)については適宜屋外に設置すればよい。
なお、同図ハッチングで示された箇所は、耐力壁17である。
本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、上層階の床を二重床11とするとともに間仕切り壁12を該二重床の上に立設してある。
このようにすると、図2(a)でよくわかるように、耐力壁17が設けられた箇所を除いては二重床空間13を空気が自由に流動する。すなわち、二階の二重床空間13は、居室単位ではなく上層階全体として一体化する。
そして、住宅内の各居室を冷暖房したいときは、空調機15を作動させる。
すると、空調機15の空調吹出し口16から吹き出された冷温風は、二重床空間13をくまなく流動し、二階各居室の二重床11のうち、上段の床板12aに設けられた室内吹出し口7から冷温風が吹き出す。加えて、上段の床板12aを介した間接的な冷暖房も行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムによれば、二重床空間13が全体として一体化し、かくして二重床空間13における空気の流動性が大幅に改善される。
そして、かかる状態で空調機15を作動させれば、該空調機の空調吹出し口16から吹き出された冷温風は、二重床空間13をくまなく流動し、二階各居室の床に設けられた室内吹出し口7から冷温風が吹き出す。加えて、上段の床板12aを介した間接的な冷暖房も行われる。
したがって、二階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムを示した図であり、(a)は二階における二重床内での水平断面図、(b)はC−C線に沿う断面図である。同図でわかるように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムは、上層階である二階の床を二重床11とするとともに間仕切り壁12を該二重床の上に立設し、二重床11には空調機15を設置し、二重床11の上段の床板12aには室内吹出し口7を設けてある。
二重床11を構成する上下の床板12a,12bで挟まれた上層階床下空間としての二重床空間13にはダクト31a,31b,31cを配置してあり、上述した空調機15は、そのその空調吹出し口16がダクト31a,31b,31cに連通するように構成してある。
また、室内吹出し口7は、該室内吹出し口を介してダクト31a,31b,31cと二階各居室の内部空間18a,18b,18cとを連通させるように構成してある。
ここで、ダクト31a,31cが室内吹出し口7から冷温風を吹き出すことができるように二重床空間13に配置してあるのに対し、ダクト31bは、かかる構成に加えて、図1(a)でよくわかるように、複数回折り返して曲折配置してあり、その直上の居室18cを間接的に床暖房できるようになっている。
二重床11は例えば、梁(図示せず)の上に構造用合板を貼り、その上に12cm程度の束を立ててその上にさらに構造用合板を貼って床仕上げをして構成することが可能であり、本実施形態では、12cmの高さ空間がダクト31a,31b,31cを配管するスペースになる。
空調機15の室外機(図示せず)については適宜屋外に設置すればよい。
なお、同図ハッチングで示された箇所は、耐力壁17である。
本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムにおいては、上層階床下空間としての二重床空間13にダクト31a,31b,31cを配置するとともに該ダクトに空調吹出し口16が連通するように空調機15を設置する一方、ダクト31a,31b,31cと二階各居室の内部空間、同図(b)で言えば18a,18b,18cとを連通させる室内吹出し口7を二階各居室の床に設けてある。
このようにすると、図3(a)でよくわかるように、空調機15がダクト31a,31b,31c及び室内吹出し口7を介して二階の各居室と連通する。
そして、住宅内の各居室を冷暖房したいときは、空調機15を作動させる。
すると、空調機15の空調吹出し口16から吹き出された冷温風は、ダクト31a,31b,31cを介して送風され、二重床11の上段の床板12aに設けられた室内吹出し口7から冷温風が吹き出す。加えて、ダクト31bの直上の居室18cは、該ダクトを介して間接的に床暖房される。
以上説明したように、本実施形態に係る住宅内の冷暖房システムによれば、ダクト31a,31b,31cを介して空調機15と二階各居室の内部空間とが確実に連通される。
そして、かかる状態で空調機15を作動させれば、該空調機の空調吹出し口16から吹き出された冷温風を、ダクト31a,31b,31c及び室内吹出し口7を介して二階各居室に確実に送風することが可能となる。
加えて、ダクト31bを複数回折り返して曲折配置したので、その直上の居室18cを、該ダクトを介して間接的に床暖房することも可能となる。
したがって、二階各居室を均等に冷暖房することが可能となる。
本実施形態では、ダクト31a,31b,31cを二重床空間13に配置するようにしたが、これに代えて二階の床板と一階の天井とに挟まれた天井空間を上層階床下空間とし、該上層階床下空間に配置するようにしてもかまわない。
第1実施形態に係る住宅内の冷暖房システムの概略図。 第2実施形態に係る住宅内の冷暖房システムの概略図。 第3実施形態に係る住宅内の冷暖房システムの概略図。
符号の説明
1 布基礎
2 外周基礎
3a,3b 建物内基礎
4 一階床下空間
5,15 空調機
6,16 空調吹出し口
7 室内吹出し口
11 二重床
12a 二重床を構成する上段の床板
12a 二重床を構成する下段の床板
13 二重床空間
31a,31b,31c ダクト

Claims (3)

  1. 上層階の床を、該上層階の梁の上に配置された下段の床板と該下段の床板との間に二重床空間が挟まれるように該下段の床板の上方に配置された上段の床板とからなる二重床で構成し、該二重床を構成する床板のうち、上段の床板の上に間仕切り壁を立設するとともに、前記上層階に配置され前記二重床空間を貫通する耐力壁のうち、外周を除く建物内の耐力壁をそれらが水平方向において相互に不連続となり又は前記外周の耐力壁との間で水平方向において不連続となるように形成することで、前記二重床空間を前記上層階全体で一体化させて該二重床空間を空気が自由に流動するようにし、空調吹出し口が前記二重床空間に連通するように空調機を設置するとともに、該二重床空間と上層階各居室の内部空間とを連通させる室内吹出し口を前記上層階各居室の二重床のうち、上段の床板に設けたことを特徴とする住宅内の冷暖房システム。
  2. 上層階の床を、該上層階の梁の上に配置された下段の床板と該下段の床板との間に二重床空間が挟まれるように該下段の床板の上方に配置された上段の床板とからなる二重床で構成し、該二重床を構成する床板のうち、上段の床板の上に間仕切り壁を立設するとともに、前記上層階に配置され前記二重床空間を貫通する耐力壁のうち、外周を除く建物内の耐力壁をそれらが水平方向において相互に不連続となり又は前記外周の耐力壁との間で水平方向において不連続となるように形成することで、前記二重床空間を前記上層階全体で一体化させ、該二重床空間にかつ前記耐力壁を貫通しないようにダクトを配置して該ダクトに空調吹出し口が連通するように空調機を設置するとともに、前記ダクトと上層階各居室の内部空間とを連通させる室内吹出し口を前記上層階各居室の二重床のうち、上段の床板に設けたことを特徴とする住宅内の冷暖房システム。
  3. 前記上層階各居室のうち、所望の冷暖房領域の直下に前記ダクトを折り返し配置した請求項2記載の住宅内の冷暖房システム。
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