JP4919054B2 - 折丁作製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、雑誌類等に用いられる折丁の技術分野に属し、詳しくは、二段四列の用紙片を使って折丁を作製する方法に関する。
従来、雑誌や書籍等の製本にあたっては、刷本を折った折丁が用いられており、二段複数列の用紙片を折加工してなる折丁を用いることも行われている。また、店頭での立ち読みを防止するため、袋綴じが一般的に広く採用されている。そして、二段四列の用紙片を折加工して折丁を作製するにあたっては、袋綴じを構成させる方法も提案されている。
特開2006−334958号公報
従来の二段四列の用紙片を用いて袋綴じを作製する場合、袋綴じを構成する頁はせいぜい2頁分程度であって、より長く連接した頁で袋綴じを構成したものは提案されておらず、細長い印刷を要求されるデザインには不向きであった。また、袋綴じ構造をとらなくとも、多数の頁が連接した細長い用紙片を有する折丁はこれまでに提案されていない。そこで本発明は、二段四列の用紙片を使って多数頁が連接した折丁を提供することを目的とする。
本発明に係る折丁作製方法は、最右列から第1〜4列の二段四列の用紙片を折加工して折丁を作製する折丁作製方法であって、第1列に存する用紙片の表面を第1の折線で列方向に谷折りする工程と、第1列及び第2列に存する用紙片を重ね合わせつつ、第1列の裏面を、第3列に存する用紙片に対して谷折りして、第1の折線に沿って仮接着する工程と、第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片と表側で谷折りする工程と、列方向に谷折りする工程と、第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片とを切り離す工程とを含むことを特徴とする。
この折丁作製方法によれば、第1〜3列の用紙片が各段それぞれで巻折りされ、かつその二つの巻折りされた用紙片が重ね合わされている。しかも、第1列と第3列の用紙片は仮接着されているため、第1〜3列の用紙片により構成される袋綴じが同時に二つ構成される。その仮接着された頁を分離すれば、三頁分の連接した用紙片が連続して二部展開することとなる。したがって、二段四列の用紙片を使って多数頁が連接した折丁を提供することができる。
または、本発明に係る折丁作製方法は、最右列から第1〜4列の二段四列の用紙片を折加工して折丁を作製する折丁作製方法であって、第1列に存する用紙片の表面を第1の折線で列方向に谷折りする工程と、第1列及び第2列に存する用紙片を重ね合わせつつ、第1列の裏面を、第3列に存する用紙片に対して谷折りする工程と、第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片と表側で谷折りする工程と、列方向に谷折りする工程と、第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片とを切り離す工程とを含むことを特徴とする。
この折丁作製方法によれば、第1〜3列の用紙片が各段それぞれで巻折りされ、かつその二つの巻折りされた用紙片が重ね合わされている。したがって、巻折りされた用紙片を開けば、三頁分の連接した用紙片が連続して二部展開することとなる。そのため、二段四列の用紙片を使って多数頁が連接した折丁を提供することができる。
このような折丁作製方法では、列方向に隣接する用紙片において、右側の列における用紙片の幅は、左側の列における用紙片の幅よりも狭く構成させるとよい。これにより、列方向に隣接する用紙片において、右側の列における用紙片から左側の列における用紙片へ折畳んだとき、左側の列における用紙片には、右側の列における用紙片とは重ならない余部が存在するため、その余部を本の喉部や中綴じ部に利用することができる。
本発明によれば、二段四列の用紙片を使って多数頁が連接した折丁を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る折丁作製方法の好適な実施形態について説明する。
図1は、折丁を作製するための用紙1における表面の展開図である。図1に示すように、この用紙1は、最右列から第1〜4列の二段四列の用紙片を有する。第1列の用紙片は、第1段目が「表(1) 」で示した用紙片であり、第2段目が「表(5) 」で示した用紙片であって、それらの用紙片の幅は、長さaである。第2列の用紙片は、第1段目が「表(2) 」で示した用紙片であり、第2段目が「表(6) 」で示した用紙片であって、それらの用紙片の幅は、長さbである。第3列の用紙片は、第1段目が「表(3) 」で示した用紙片であり、第2段目が「表(7) 」で示した用紙片であって、それらの用紙片の幅は、長さcである。また、第4列の用紙片は、第1段目が「表(4) 」で示した用紙片であり、第2段目が「表(8) 」で示した用紙片であって、それらの用紙片の幅は、長さdである。そして、各用紙片の長さa〜dは次の関係式1に示す関係にある。また、破線は折線を示しており、折線によって各用紙片が区画されている。
a<b<c<d (関係式1)
まず、第1列の用紙片「表(1) 」「表(5) 」を第2列の用紙片「表(2) 」「表(6) 」へ向けて第1の折線2で列方向に谷折りする。すると、図2に示すように、第1列の用紙片「表(1) 」「表(5) 」は、裏面「裏(1) 」「裏(5) 」を見せて、第2列の用紙片「表(2) 」「表(6) 」に折り重なる。続いて、第1列の用紙片の裏面「裏(1) 」「裏(5) 」の縁部において、第1の折線2に沿って仮接着剤4を塗布し、仮接着剤4が第2の折線3と線対象となる領域6に仮接着されるように、第1列及び第2列に存する用紙片を重ね合わせつつ、第1列の用紙片の裏面「裏(1) 」「裏(5) 」を、第3列の用紙片「表(3) 」「表(7) 」に対して谷折りする。
すると図3に示すように、第2列の用紙片の裏面「裏(2) 」「裏(6) 」が現れる。さらに、段を区画する第3の折線7に沿って、第2段目の用紙片を第1段目の用紙片に向けて表側で谷折りする。すると、図4に示すように、第2段目の用紙片の裏面「裏(7) 」「裏(8) 」が現れる。この状態でさらに、用紙片の裏面「裏(7) 」「裏(8) 」の境界である第4の折線8に沿って、裏面「裏(7) 」を「裏(8) 」に向けて列方向に谷折りする。
すると、図5に示すように、用紙片「表(3) 」の裏面「裏(3) 」が現れる。この状態で、下辺に沿った切り取り線9で切り取り、第1段の用紙片と第2段の用紙片とを切り離す。
このようにして得られた折丁10は、第4の折線8(図4参照)で、単独で中綴じして小冊子を作製してもよく、あるいは、他の頁と共に中綴じして製本してもよい。また、各用紙片の幅a〜dは、関係式1のごとくであるから、第4の折線8付近は、第1〜3列の用紙片によって構成された袋綴じが直接重ね合わされず余部ができるため、第4の折線8付近を本の喉部として利用することができる。したがって、第4の折線8付近を本の喉部として、単独であるいは他の頁と共に製本することができる。なお、上述した折丁10の作製には、オフセット機等を用いるとよい。
この折丁10においては、第1〜3列の用紙片が各段それぞれで巻折りされ、かつその二つの巻折りされた用紙片が重ね合わされている。しかも、第1列と第3列の用紙片は仮接着剤4によって仮接着されているため(図2参照)、第1〜3列の用紙片により構成される袋綴じが同時に二つ構成される。そして、その仮接着された頁を分離すれば、第1〜3列の用紙片による三頁分の連接した用紙片が連続して二部展開することとなるため、連続した六頁分を同時に見ることができる。したがって、袋綴じを構成する用紙片に、有名人の全身写真や風景等のパノラマ写真、カレンダー等を印刷し、ポスターとして利用することも可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られない。
上記実施形態では、第1列の用紙片の「裏(1) 」「裏(5) 」と第3列の用紙片「表(3) 」「表(7) 」とを仮接着したが(参照図2)、あえて仮接着をしなくともよい。この場合、袋綴じは構成されないが、巻折りされた第1〜3列の用紙片を開けば、三頁分の連接した用紙片が連続して二部展開し、連続した六頁分を同時に見ることができる点は、上記実施形態と同様である。
また、上記実施形態において、各用紙片の長さa〜dは関係式1のような関係にあるとしたが、本の喉部や中綴じ部とするための余部を適宜設定するために、列方向に隣接するいずれか二列の用紙片における幅の大小関係について、右側の列における用紙片の幅を、左側の列における用紙片の幅よりも狭くしてもよい。また、折丁10を中綴じする場合には、強いて関係式1とする必要はなく、例えば各用紙片の長さa〜dを同じ長さとしてもよい。
本実施形態における折丁の展開図である。 第1列の用紙片が第2列の用紙片へ向けて谷折りされた様子を示す図である。 第1,2列の用紙片が第3列の用紙片へ向けて谷折りされた様子を示す図である。 第2段の用紙片が第1段の用紙片へ向けて谷折りされた様子を示す図である。 折丁において第1段の用紙片と第2段の用紙片とを切断する様子を示す図である。
符号の説明
1…用紙、2…第1の折線、3…第2の折線、4…仮接着剤、6…仮接着される領域、7…第3の折線、8…第4の折線、9…切り取り線、10…折丁。

Claims (3)

  1. 最右列から第1〜4列の二段四列の用紙片を折加工して折丁を作製する折丁作製方法であって、
    第1列に存する用紙片の表面を第1の折線で列方向に谷折りする工程と、
    第1列及び第2列に存する用紙片を重ね合わせつつ、第1列の裏面を、第3列に存する用紙片に対して谷折りして、第1の折線に沿って仮接着する工程と、
    第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片と表側で谷折りする工程と、
    列方向に谷折りする工程と、
    第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片とを切り離す工程と
    を含むことを特徴とする折丁作製方法。
  2. 最右列から第1〜4列の二段四列の用紙片を折加工して折丁を作製する折丁作製方法であって、
    第1列に存する用紙片の表面を第1の折線で列方向に谷折りする工程と、
    第1列及び第2列に存する用紙片を重ね合わせつつ、第1列の裏面を、第3列に存する用紙片に対して谷折りする工程と、
    第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片と表側で谷折りする工程と、
    列方向に谷折りする工程と、
    第1段に存する用紙片と第2段に存する用紙片とを切り離す工程と
    を含むことを特徴とする折丁作製方法。
  3. 列方向に隣接する用紙片において、右側の列における用紙片の幅は、左側の列における用紙片の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1又は2に記載の折丁作製方法。
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