JP4918533B2 - 画像データ処理装置および画像データ処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、バリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データに基づいて各ページごとのラスタライズされた形式の画像データであるページデータを生成する画像データ処理装置、および情報処理装置をそのような画像データ処理装置として動作させる画像データ処理プログラムに関する。
例えば、ほとんどの部分が同じ絵柄であってあて名のみ異なる個人名の入った広告など、複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品と特定ページに1回利用されるバリアブル部品とを組み合わせてバラエティのある印刷を行なうバリアブル印刷が広く行なわれている。
このバリアブル印刷の場合、印刷のバリエーションが豊富なことからデータ量が極めて大きくこのデータ量を如何にして削減するかが問題となる。
ここで、バリアブル印刷において、事前処理で作成済みのレイアウト情報と部品ラスタから画像マージによりプリント用の版データを生成する処理において、既に生成済みの版データと同じレイアウトのものが出現した場合、その版データは画像マージ処理せずに、既に生成済みの版データを流用するという技術が提案されている(特許文献1)。これは、 例えば、1ページ目のC版を作成後、3ページ目のC版が1ページ目と同じレイアウトであると認識した場合、3ページ目のC版として、1ページ目のC版データをプリンタに送出するというものである。
一般に、バリアブル印刷では、ほとんど同じページレイアウトのものに、少量の可変部分を付加するページ構成となっている。近年では、複数ページで1セットととなるジョブが増えてきている。ここでは一例として、4ページで構成される顧客別商品紹介パンフレットがあり、1ページ目は顧客を特定する可変データで構成し、2〜4ページは顧客の嗜好に沿った 商品紹介を20種類の出来合いのページから選択する再利用ページで構成するものを1セットとした、顧客999名分(999セット)からなるバリアブルジョブについて説明する。
印刷業者は、用紙コストや印刷コストを抑えるため、なるべく大きな用紙で印刷を行おうとする。例えば、上の例のページがA4サイズの場合、A3用紙に2面付けして印刷を行い、後工程で2つに断裁する作業を行う。
例に示したようなジョブでは、A4サイズのままの印刷では、再利用する20種類のページと4ページ中1ページの可変ページを生成すれば、残りページは全て生成済みの版データを流用(全体の約75%を流用)できるので生産性は高い。しかし、2面付けすると左右に面付けするページの組合せは再利用シートで400種となり、同じ部品配置の版の割合が小さくなる。このため、流用率が悪化(全体の約30%が流用)する。
特開2005−210483号公報
本発明は、上記情報に鑑み、面付けされたバリアブルジョブにおいても、面付けされていない場合と同等の生成済みラスタデータの流用率を確保し、保存データ量を削減することのできる画像データ処理装置、および情報処理装置をそのような画像データ処理装置として動作させる画像データ処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像データ処理装置は、
複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、再利用部品およびバリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、そのページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
データ解析部で作成された部品データを受け取って部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて面付けの境界を跨いで配置される画像部品の有無を判定することにより面付けを構成するページ数を判定する面付け判定処理、
上記レイアウト情報に基づいて、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを、面付け判定処理により判定された面付けの1面ごとに、面付けを構成するページ数に応じた数の保存ページレイアウトに分解することにより、全ページの保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を作成する保存レイアウト情報作成処理、および
保存レイアウト情報作成処理により作成された保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトを、データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ記録して、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わす出力ページ結合情報を全ページ分作成することにより、全ページ分の出力ページ結合情報からなる出力結合情報を作成する出力結合情報作成処理を行なうレイアウト分析加工部と、
ラスタライズ部で作成された各部品ラスタを、レイアウト分析加工部で作成された保存レイアウト情報に基づいて、その保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトごとに、ラスタライズされた画像を表わす保存ページラスタを、同一の保存ページラスタの重複作成を避けて作成するアセンブル部と、
アセンブル部で作成された保存ページラスタを、出力結合情報に基づいて、その出力結合情報を構成する各出力ページ結合情報ごとに結合することにより、各出力ページごとの、ラスタライズされた画像を表わす出力ページラスタを作成する出力ラスタ結合部とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像データ処理装置は、レイアウト情報に基づいて面付けされた画像であるか否かを判定し、面付けされたものであるときは、そのレイアウト情報を面付けを構成する1ページずつのレイアウト情報(保存レイアウト情報)と、その保存レイアウト情報に基づいて面付けを行なうための出力結合情報とを作成し、面付けを構成する1ページずつのページラスタを作成して重複なしに保存することにより、保存データ量を大きく削減することができる。
ここで、本発明の画像データ処理装置においては、上記レイアウト分析加工部は、データ解析部で作成されたレイアウト情報において定義されたページサイズを面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数で分割したときの面付けを構成する1ページのサイズとした保存レイアウト情報を作成することが好ましい。
本発明は面付けを構成する1ページごとの保存ページラスタを生成するものであり、面付けを構成する1ページのサイズとすることが好ましい。
また、本発明の画像データ処理装置において、上記レイアウト分析加工部は、データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って、保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトにより表わされる面付けを構成する1ページ分の画像の配置位置を、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わすように変更しながら、面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ、保存ページレイアウトを記録することにより、出力ページ結合情報を作成するものであることが好ましい。
保存ページラスタを面付けの面付けを構成する1ページのページサイズとしておき、各保存ページラスタを元の面付けと同様に配置した出力ページ結合情報を作成することで、元のレイアウトを再現することができる。
さらに、本発明の画像データ処理装置において、出力ラスタ結合部で作成された出力ページラスタをその出力ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えることが好ましい。
こうすることにより、本発明の画像データ処理装置で生成されたページラスタをプリンタに向けて直接に出力することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像データ処理プログラムは、プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、その情報処理装置を、
複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、再利用部品およびバリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、そのページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
データ解析部で作成された部品データを受け取って部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて面付けの境界を跨いで配置される画像部品の有無を判定することにより面付けを構成するページ数を判定する面付け判定処理、
上記レイアウト情報に基づいて、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを、面付け判定処理により判定された面付けの1面ごとに、面付けを構成するページ数に応じた数の保存ページレイアウトに分解することにより、全ページの保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を作成する保存レイアウト情報作成処理、および
保存レイアウト情報作成処理により作成された保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトを、データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ記録して、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わす出力ページ結合情報を全ページ分作成することにより、全ページ分の出力ページ結合情報からなる出力結合情報を作成する出力結合情報作成処理を行なうレイアウト分析加工部と、
ラスタライズ部で作成された各部品ラスタを、レイアウト分析加工部で作成された保存レイアウト情報に基づいて、その保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトごとに、ラスタライズされた画像を表わす保存ページラスタを、同一の保存ページラスタの重複作成を避けて作成するアセンブル部と、
アセンブル部で作成された保存ページラスタを、出力結合情報に基づいて、その出力結合情報を構成する各出力ページ結合情報ごとに結合することにより、各出力ページごとの、ラスタライズされた画像を表わす出力ページラスタを作成する出力ラスタ結合部とを備えた画像データ処理装置として動作させることを特徴とする。
ここで、本発明の画像データ処理プログラムにおいても、上記レイアウト分析加工部は、データ解析部で作成されたレイアウト情報において定義されたページサイズを面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数で分割したときの面付けを構成する1ページ分のページサイズを定義した保存レイアウト情報を作成するものであることが好ましい。
また、本発明の画像データ処理プログラムにおいても、上記レイアウト分析加工部は、データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って、保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトにより表わされる面付けを構成する1ページ分の画像の配置位置を、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わすように変更しながら、面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ、保存ページレイアウトを記録することにより、出力ページ結合情報を作成するものであることが好ましい。
また、本発明の画像データ処理プログラムは、上記情報処理装置をさらに、出力ラスタ結合部で作成された出力ページラスタをその出力ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部を画像データ処理装置として動作させるものであることが好ましい。
以上の本発明によれば、面付けされたバリアブル印刷処理においても、面付けされていない場合と同等の生成済みラスタデータの流用率を確保し、データ保存容量を大きく削減することができる。
以下では先ず、前掲の特許文献1における提案を含む従来のバリアブル印刷処理の概要について説明し、その後に、本発明のバリアブル印刷処理の実施形態について説明する。
図1は、バリアブル印刷処理を実行する従来タイプの画像データ処理装置の機能ブロック図である。この画像データ処理装置は、コンピュータ等の情報処理装置内で従来タイプの画像データ処理プログラムが実行されることにより、その情報処理装置のハードウェアとその画像データ処理プログラムとの複合により実現する機能である。
PPMLと呼ばれるバリアブル印刷記述用のページ記述言語で記述されたPPMLデータAが、この画像データ処理装置10に入力されると、先ずはVDPアナライザ11でPPMLデータが解析されて、レイアウト情報と部品PS(ポストスクリプト)とが生成される。
レイアウト情報は、部品IDで特定される部品を出力ページエリアのどこに配置するかを記述したものである。ページ別に、配置する部品IDと配置位置を列挙している。
また、部品PSは、PPML内に含まれた、または、PPMLで外部参照された部品(PDLで記述されている)を纏めて、一つのポストスクリプトファイルとして作成ものである。
VDPアナライザ11で生成された部品PSは、RIP(Raster Image Processor)12に入力され、RIP12では部品PSがレンダリング(ラスタライズ)されて、ラスタライズされた形式の画像部品である部品ラスタが生成される。この部品ラスタは、一旦、部品キャッシュ13に保存される。
また、VPDアナライザ11で生成されたレイアウト情報はアセンブラ14で参照される。このアセンブラ14は、レイアウト情報の記述に従って、部品IDで示された部品ラスタを部品キャッシュ13から読み出し、その読み出した部品ラスタを出力ページエリアの指示された位置にマージする。この「マージ」の概念については後述する。
このアセンブラ14は、レイアウト情報の記述にしたがって部品ラスタをマージすることにより、プリンタデバイス20への送付用のラスタライズされた形式の画像データであるページラスタを生成するとともに、ページ毎にそのページを構成するページラスタのファイル名(ページラスタへのパス)を記録したページラスタ情報を生成し、それらの生成したページラスタおよびページラスタ情報を不揮発性記憶部(HDD15)に保存する。
このアセンブラ14は、ページラスタおよびページラスタ情報の生成にあたっては、レイアウト情報を1ページ毎に内容を調べて、1ページ内に配置する部品のIDと配置位置を確認する。同じジョブ内で、今回確認しているページより以前に調べたページに同じ部品、同じ配置のものがあれば、ページラスタ情報に今回のページの構成情報として以前の同じ部品、同じ配置のページ構成を記録して、今回のページの処理を終える。同じものが無ければ、レイアウト情報の記述に従って、部品IDで示された部品ラスタを部品キャッシュ13から読み出し、指定された位置に部品ラスタをマージしてページラスタを生成しHDD15に保存する。且つ、ページラスタ情報に今回のページの構成情報として、HDD15に保存したページラスタのファイル名を記録する。
出力制御部16は、ジョブ処理の指示に従い、ページラスタ情報を参照して順次、ページラスタをHDD15から読出しプリンタデバイス20に送る。プリンタデバイス20では、その送られてきたページラスタに基づく印刷が行なわれる。
尚、VDPアナライザ11やRIP12については、それらの詳細が特開2005−210395号公報に開示されている。
図2は、サンプルジョブのレイアウト図である。
この図2に示すサンプルジョブは、A4サイズ4ページで1セットとなるバリアブル印刷であって、2000セットが1つのジョブとなるサンプルジョブである。このサンプルジョブは、各セットにおいて、1ページ目は再利用部品とバリアブル部品とで構成され、2〜4ページ目は再利用部品のみで構成される。
2〜4ページ目の、再利用部品だけで構成されるページは、20種のページレイアウトの中から3つのページが、以下のルールに従って、一見したところランダムに抽出されて2〜4ページ目に割り付けられる。このジョブは、セット単位でA3用紙に2面付けされた形式のPPMLデータで入力される。
このサンプルジョブは、量販チェーン店が顧客別に商品チラシのダイレクトメールを2000人分作成することを想定したサンプルジョブである。4ページで1顧客分となる構成で、1ページ目は商品チラシの表紙であり、また、顧客の住所や氏名が印刷される。2〜4ページ目には、1ページにつき1カテゴリの商品群を掲載する。各カテゴリ別の商品ページは事前に20種用意しておき、分析した各顧客の嗜好の優先順位に従う、商品ページを2〜4ページ目に配置する編集が行われている。ページサイズはA4であって、A3用紙の両面に4つのページを配置して印刷し、折り、封書にいれて郵送する形態をとる。
以下の説明では、面付けされる前のもの(本例ではA4サイズのもの)と、面付けされたもの(本例ではA3サイズのもの)とを区別する必要があるときは、前者を「ページ」と呼び、後者を「シート」と呼ぶこととする。例えば、ここまででページレイアウトやページラスタと呼んでいたものも、面付けされた(A3サイズの)ものは、シートレイアウトやシートラスタと呼ぶ。
ただし、アセンブラ14におけるアセンブル処理(マージ処理)などはシートとページとを区別する必要がなく、このようにシートとページとを区別する必要のない場合は、シート、ページの区別なしにページと呼ぶ。
この図2に示すサンプルジョブにおいて、各符号は以下の内容を表わしている。
V1(バリアブル部品):顧客住所、
V2(バリアブル部品):顧客氏名
RC(再利用部品):セットの表紙
R1T、R2T、R3T、R9T、R17T、R5T(再利用部品):商品カテゴリ見出し
R1L、R2L、R3L(再利用部品):商品紹介記事
RS(再利用部品):商品カテゴリページに共通のバナー広告、
この図2に示すサンプルジョブをVDPアナライザで処理し作成したレイアウト情報は、A3サイズの4000個のシートレイアウトで構成される。
図3は、図2に示したサンプルジョブのレイアウト情報を示す図である。
この図3において、例えば1シート用レイアウトの部品ID=V1,V2,RCは、図2の1シート目レイアウトの左半分に配置され、部品ID=R1T,R1L,RSは、図2の1シート目レイアウトの右半分に配置される。
ここで、M(奇数)シート目レイアウト内のR(a)T,R(a)Lの(a)、N(偶数)シート目レイアウト中のR(b)T,R(b)Lの(b),R(c)T,R(c)Lの(c)は1〜20の数値のいずれかを代表的に示したものである。
奇数シートに配置するバリアブル部品は、1つ目は(XV1、YV1)の座標に配置され、2つ目は(XV2、YV2)の座標に配置される。再利用部品RCは常に(XRC、YRC)に配置される。
奇数/偶数シートを問わず、左半分に配置される3つの再利用部品は、常に(XR1T、YR1T)、(XR1L、YR1L)、(XR1S、YR1S)に配置され、右半分に配置される3つの再利用部品は、常に(XRrT、YRrT)、(XRrL、YRrL)、(XRrS、YRrS)に配置される。
実際には、部品IDには正の整数が割当てられ、配置X、配置Yにはシートの原点からのピクセル値が記述されている。
このサンプルジョブをVDPアナライザ11で処理し作成した部品PSは、次のような構成になっている。
再利用部品が部品毎に記述されている。部品IDのRCとRSが1つずつ記述され、R1TとR1Lの組合せが、R20TとR20Lまで20種類40個(=40ページ)の部品として記述されている。
全ての再利用部品の後に、バリアブル部品が記述されている。部品ID のV1とV2を組として、V3999とV4000までの4000個の記述がされている。
部品PSには、IDの順番に部品が記述されているので、RIP12から出力されるラスタの通し番号を部品IDとして部品キャッシュ13に部品ラスタを登録する。
次に、アセンブラ14が実行する、ラスタ再利用とマージ処理を説明する。
この項目では、シート・ページの区別無く、全てページという用語を用いるが、用紙サイズをA4に限定しているわけではない。また後述する、本発明の実施形態におけるアセンブラによる処理も、このアセンブラ14における処理と同一のアルゴリズムに基づいて行なわれる。
アセンブラ14は、1ページ目から最終ページまで、レイアウト情報のページレイアウト毎に、ラスタ再利用確認を行い、必要に応じてアセンブル(複数の部品ラスタをマージしてページラスタを生成する)処理を繰り返し実行する。
出力用のデータは、ページラスタ情報とページラスタで構成され、ページラスタはページ別、且つ、CMYKの版別に作成され、ファイルとしてHDD15に保存される。ページラスタ情報はジョブごとに1つ作成され、出力ページ順に、CMYKの版に対応するラスタファイル名が記録される。ページラスタ情報もHDD15に保存される。
図4は、アセンブラ14による処理を示すフローチャートである。
ここでは、先ず、ページラスタ情報ファイルをオープンし(ステップS11)、次いでレイアウト情報を取得する(ステップS12)。次に、その取得したレイアウト情報の最初から、順次、ページレイアウト(SRC)を取り出す(ステップS13)。取り出したページレイアウト(SRC)が有る場合は(ステップS14)、再度、その同じレイアウト情報の最初から、順次、ページレイアウト(DST)を取出す(ステップS15)。次に、ステップS13で取り出したSRCページ番号とステップS15で取り出したDSTページ番号が同じか否か(ステップS16)、およびそれらのページ番号が同じでないときは、SRCの内容とDSTの内容が同じか否か(ステップS17)が判定される。SRCの内容とDSTの内容が同じでなければステップS15に戻って次のページレイアウト(DST)を取り出し、同様の比較を行なう(ステップS16,S17)。ステップS16でSRCページ番号とDSTページ番号が同じであると判定されると、この場合は内容が同じページレイアウトが存在しなかったのであるから、ページバッファを確保し(ステップS19)、そのページについて必要な版を全て作成済みか否か判定し(ステップS110)、未作成の版が有るときは処理を適切な対象版に設定する(ステップS111)。
ここでは、先ずページバッファを0クリアし(ステップS112)、ページレイアウト情報から、部品情報を取出し(ステップS113)、取り出した部品情報が有るときは(ステップS114)、部品キャッシュ13からその部品情報により特定される部品IDの部品ラスタを取り出して(ステップS115)、その取り出した部品ラスタをページバッファの指定位置にマージする(ステップS116)。これを、そのページレイアウト情報中に残りの部品情報が無くなるまで繰り返すことにより(ステップS114)、ページバッファ上に1ページ分の画像を表わす保存ページラスタが生成される。そこで、そのページバッファの画像をHDD15に保存し(ステップS117)、ページラスタ情報ファイルに、そのページの情報として、保存ラスタ名を追加書込みする(ステップS118)。これを必要な版全部(例えば、C,M,Y,Kの4版の全部)について順次作成し(ステップS110)、全ての版について作成終了するとページバッファを開放して(ステップS119)、次のページレイアウト(SRC)の処理に移る(ステップS13)。
ステップS17で、SRCの内容とDSTの内容が同じであると判定された場合、すなわち、今回対象としているSRCの内容が保存ページラスタを作成済みのDSTの内容と同じであったときは、保存ページラスタを重複して作成することは避け、ページラスタ情報ファイルから、DSTページ情報(ラスタ名)を読出し、SRCページ情報として、ページラスタ情報ファイルに追加書込みを行ない(ステップS28)、次のページレイアウト(SRC)の処理に移る(ステップS13)。
ステップS14において、以上の処理が最後のページレイアウトまで終了したことが判定されると、このアセンブラの処理を終了する。
次に部品ラスタのマージ処理について説明する。
図5は、部品ラスタのマージ処理の説明図である。
部品ラスタは矩形のビットマップであるが、矩形全域が有効というわけではなく、無効の領域(ピクセル)と有効な領域(ピクセル)が混在している。マージ処理とは、部品ラスタの有効ピクセルをページバッファに上書きして、部品ラスタの無効ピクセルについては何もしない処理をいう。部品ラスタは、ピクセル値=0が無効を、ピクセル値≠0が有効を示すよう、部品キャッシュに登録前に加工されている。すなわち、元の値が0のピクセルが有効ピクセルのとき、値を強制的に1に変更する加工を行っている。
図5は、ページバッファ上に部品Aの部品ラスタを書き、その上に部品Bの部品ラスタを上書きしたときの、ページバッファ内の様子を示した図である。
この図5の右下に示すように、部品の有効ピクセルのみを上書きする処理をマージ処理と称している。
このマージ処理、すなわち、矩形のビットマップの内、有効なピクセルを検知してそのピクセルのみをページバッファに配置する処理は、アセンブラの処理の中で最もCPUを使用する処理であり、重い処理であるといえる。
一方、図5の右上に示すような、矩形のビットマップの全ピクセルをそのままページバッファに配置する(上書きする)処理は、非常に軽い処理であり、ほとんどCPUを使用しない、データを素通りさせるだけの処理である。
以上が、前掲の特許文献1の方式を含む従来のバリアブル印刷処理の概要である。
ここで、図2に示すサンプルジョブに関し、従来のバリアブル印刷処理におけるラスタ再利用量/アセンブル処理量について算出しておく。
出力ラスタ4000枚の内、奇数シートはバリアブル部品を含むためラスタ再利用の条件には合致せず、全てアセンブルする。即ち、2000シート分をアセンブルする。
偶数シートは、再利用部品のみのためラスタ再利用の対象に成り得る。が、シート全体のレイアウトが一致するのは稀であるといえる。論理的に算出すると、20種類の準備されたA4ページからランダムに2つを抽出する順列と考えることが出来るので、偶数シート2000枚中に同じレイアウトが表れるのは、次の式で算出できる。
2000 ÷ (20×19) ≒ 5 (組)
つまり、図2に示すサンプルジョブでのアセンブル総量は、
2000(奇数シート分) + (2000−5(偶数シート分)) = 3995
このように3995枚と算出できる。従来は、この値に相当するラスタをHDD15に保存しなければならない。
図2に示すサンプルジョブが面付けされておらず、A4ページ8000枚であったときの処理量を参考に算出しておく。
4ページで1セットであり、この内1ページ目はバリアブル部品を含むためラスタ再利用の条件には合致せず、全てアセンブルする。即ち、2000ページ分をアセンブルする。
残りの3ページ分(総量6000ページ)は、20種類の同じレイアウトの何れかなので、20ページ分をアセンブルして、残りはラスタ再利用が適用できるのでアセンブルは行わない。
このときのアセンブル総量をA3サイズに換算すると、
(2000+20) ÷ 2 = 1010 (枚)
1010枚と算出でき、この値に相当するラスタをHDD15に保存することになる。
図2に示すサンプルジョブにおいては、面付けする場合としない場合で、約4倍のアセンブラ処理量の違いがあり、且つ、ラスタの保存総量に、この値に相当する差が発生する。)
以下に説明する本発明の実施形態は、面付けされたジョブについてのアセンブラ処理量/ラスタの保存総量を、面付けされていない場合と同等まで削減するものである。
図6は、本発明の一実施形態の画像データ処理プログラムの概要を示した図である。
この図6に示す画像データ処理プログラム30は、データ解析部31、ラスタライズ部32、レイアウト分析加工部33、アセンブル部34、出力ラスタ結合部35、および出力制御部36の各プログラム部品で構成されている。
また、図7は、図6に示す画像データ処理プログラム30が、コンピュータ等、プログラムを実行する情報処理装置内で実行されたときに、その情報処理装置内に実現する画像データ処理装置の機能ブロック図である。
すなわち、図7に示す各要素は、その情報処理装置のハードウェアと、その情報処理装置内で実行される、図6に示す画像データ処理プログラム30を構成する各プログラム部品との複合により実現する機能である。
図7に示す画像データ処理装置40は、図1に示す従来の画像データ処理装置10と比べ、レイアウト分析加工部41と出力ラスタ結合部42が追加されている。他の構成要素は、図1に示す各構成要素と同一の機能を有し、この図7でも図1に付した符号と同一の符号を付して示している。
図6に示す画像データ処理プログラム30を構成するデータ解析部31は、情報処理装置内で実行されたときに、PPMLデータAを受け取ってそのPPMLデータAにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのPPMLデータAにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報を作成する機能を有する。すなわち、このデータ解析部31は、図7に示すVDPアナライザ11を実現するプログラム部品である。
また、画像データ処理プログラム30を構成するラスタライズ部32は、情報処理装置内で実行されたときに、データ解析部31で作成された部品データを受け取ってその部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成する機能を有する。すなわち、このラスタライズ部32は、図7に示すRIP12を実現するプログラム部品である。
また、画像データ処理プログラム30を構成するレイアウト分析加工部33は、情報処理装置内で実行されたときに、
データ解析部31で作成されたレイアウト情報に基づいて面付けの境界を跨いで配置される画像部品の有無を判定することにより面付けを構成するページ数を判定する面付け判定処理と、
上記のレイアウト情報に基づいて、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを、面付け判定処理により判定された面付けの1面ごとに面付けを構成するページ数に応じた数の保存ページレイアウトに分解することにより、全ページの保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を作成する保存レイアウト情報作成処理と、
保存レイアウト情報作成処理により作成された保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトを、データ解析部31で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ記録して、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わす出力ページ結合情報を全ページ分作成することにより、全ページ分の出力ページ結合情報からなる出力結合情報を作成する出力結合情報作成処理とを行なう機能を有する。
ここで、レイアウト分析加工部33は、データ解析部31で作成されたレイアウト情報において定義されたページサイズを面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数で分割したときの面付けを構成する1ページ分のページサイズを定義した保存レイアウト情報を作成するものであり、また、このレイアウト分析加工部33は、データ解析部31で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って、保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトにより表わされる面付けを構成する1ページ分の画像の配置位置を、レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わすように変更しながら、面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ保存ページレイアウトを記録することにより、出力ページ結合情報を作成するものである。
このレイアウト分析加工部33は、図7に示すレイアウト分析加工部41を実現するプログラム部品である。
また画像データ処理プログラム30を構成するアセンブル部34は、情報処理装置内で実行されたときに、ラスタライズ部32で作成された各部品ラスタを、レイアウト分析加工部33で作成された保存レイアウト情報に基づいて、その保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトごとに、ラスタライズされた画像を表わす保存ページラスタを、同一の保存ページラスタの重複作成を避けて作成する機能を有する。
このアセンブル部34は、図7に示すアセンブラ14を実現するプログラム部品である。
ここで、レイアウト分析加工部33(レイアウト分析加工部44)で作成された保存レイアウト情報は、データ解析部31(VDPアナライザ11)で作成されたレイアウト情報のデータフォーマットと同一のデータフォーマットを有し、したがって、図7のアセンブラ14は、図1に示すアセンブラ14の作用と同一の作用を成すものである。
さらに画像データ処理プログラム30を構成する出力ラスタ結合部35は、情報処理装置内で実行されたときに、アセンブル部34で作成された保存ページラスタを、上記の出力結合情報に基づいて、その出力結合情報を構成する各出力ページ結合情報ごとに結合することにより、各出力ページごとの、ラスタライズされた画像を表わす出力ページラスタを作成する機能を有する。すなわち、この出力ラスタ結合部35は、図7に示す出力ラスタ結合部42を実現するプログラム部品である。
さらに、画像データ処理プログラム30を構成する出力制御部36は、情報処理装置内で実行されたときに、出力ラスタ結合部35で作成された出力ページラスタをプリンタデバイス20に向けて出力する機能を有する。すなわち、この出力制御部36は、図7に示す出力制御部16を実現するプログラム部品である。
以下では、図7に示す画像データ処理装置40を構成する各要素について、図1に示す従来の画像データ処理装置10に追加された点を中心に説明する。また、本実施形態についても、図2に示すサンプルジョブおよび図3に示すそのサンプルジョブのレイアウト情報をそのまま用いて説明する。
図7に示す本発明の一実施形態としての画像データ処理装置40は、図1に示す従来の画像データ処理装置10と比べ、レイアウト分析加工部41および、出力ラスタ結合部42の2つの要素を追加し、アセンブラ処理量の削減、及び、HDD15への保存容量の削減を実現している。
図2に示すサンプルジョブの場合、A3への二面付けのラスタイメージが、A4への面付けしない状態に分離され、これによってバリアブル印刷フロー内で最も重い処理であるアセンブラの処理量が削減され、また、HDD15へのラスタ保存量が削減される。
本実施形態では、次のような処理を追加して、面付けイメージを面付けしない状態に分離し、アセンブラを実行させる。
I.レイアウト情報を分析して、面付けイメージかどうかを判定する。
ここでは、1、2,4,6,8面付けかどうかを判定する(詳細は後述)。
1面付けは、面付けイメージではないという意味である。
II.面付け判定に従い、面付けしない状態のレイアウト情報(保存レイアウト情報)を生成する。
III.面付け判定に従い、面付けしていない保存ラスタから、面付けした出力ページラスタを生成するためのレイアウト情報(出力結合情報)を生成する。
IV.保存レイアウト情報を使ってアセンブラを実行する。
V.出力ラスタ結合部42で、出力結合情報を使って画像結合し、生成したページラスタをプリンタデバイス20に送付する。
図8は、レイアウト分析加工部41における処理を示すフローチャートである。ここでは、レイアウト分析処理(ステップS20)と、保存レイアウト情報の生成処理(ステップS30)と、出力結合情報の生成処理(ステップS40)とが行なわれる。
図9は、レイアウト分析処理における仮想分割線の概念を示した図である。この図9は、横長用紙の場合の仮想分割線を示しており、縦長用紙の場合の仮想分割線は、横長用紙を90度回転したイメージとなる。
レイアウト分析処理(ステップS20)では、レイアウト情報を分析して、2,4,6,8面付けかどうかを判定する。面付けされていない場合は、1面付けと判定する。
ここでは、出力ページラスタの面を、8等分、6等分、4等分、2等分する仮想分割線を想定し、レイアウト情報に含まれる部品の配置で、仮想分割線を跨ぐ配置のものが有るかどうかを検査する。部品の配置が仮想分割線を跨ぐ場合は、面付けされていないと判定する。
図10は、レイアウト分析処理(図8のステップS20)の詳細フローを示すフローチャートである。
ここでは、先ず、面付け数判定結果に1面付けを設定する(ステップS21)。次いで、8,6,4,2の順で、以下の通りに順次、面付け判定を実行し(ステップS22)、面付け判定を全て実施した場合でなければ(ステップS23)、面付け数に対応する仮想分割線を準備し(ステップS24)、レイアウト情報を取得し(ステップS25)、その取得したレイアウト情報からシートレイアウトを取り出す(ステップS26)。取り出したシートレイアウトが有るときは(ステップS27)、そのシートレイアウトから、順次、部品情報を取り出す(ステップS28)。そのシートレイアウトから部品情報が取り出されると(ステップS29)、その部品情報により特定される部品の配置領域を求め(ステップS30)、部品配置領域とそれぞれの仮想分割線が交わるかどうかを確認する(ステップS31)。交わるときはその面数の面付けについての分析は終了し(ステップS32)、ステップS22に戻って次に小さい面数の面付けの分析に移る。
ステップS32で部品配置領域が仮想分割線と交わらないと判定されると、そのシートレイアウトから次の部品情報を取り出し(ステップS28)、同様の確認を行なう。そのシートレイアウトから取り出すべき未処理の部品情報が存在しなくなると(ステップS29)、レイアウト情報から次のシートレイアウトを取り出して(ステップS26)、その新たに取り出したシートレイアウト上の部品情報について1つずつ、仮想分割線と交わるかどうかの確認を行う。
そのレイアウト情報を構成する全てのシートレイアウト上の全ての部品が仮想分割線と交わらなかったときは(ステップS27)、今回分析した面付け数を面付け判定結果に設定し(ステップS33)、その面付け判定結果を図8のメインフローに戻して、このレイアウト分析のフローを終了する(ステップS34)。
以上の面付け判定を、8,6,4,2の順で全て実行しても仮想分割線と交わる画像部品が有ったときは(ステップS23)、ステップS21で初期値として設定しておいた面付け判定結果である1面付けがメインフローに戻る(ステップS34)。
図2のシートレイアウトを有するサンプルジョブの場合、図10の処理の実行により2面付けであると判定される。
次に、図8の保存レイアウト情報生成処理(ステップS30)について説明する。
図11は、図2に示すサンプルジョブについて作成される保存レイアウト情報のうちの、1ページ目と2ページ目についての保存ページレイアウトを示す図である。
図2に示すサンプルジョブは2面付けであり、各シートを左右の2ページに分割したときの各ページごとの保存ページレイアウトが作成される。
図12は、保存レイアウト情報生成処理(図10のステップS30)の詳細フローを示すフローチャートである。
ここでは先ずページ番号を1で初期化し(ステップS31)、レイアウト情報を取得し(ステップS32)、その取得したレイアウト情報から、順次、シートレイアウトを取り出す(ステップS33)。シートレイアウトが有るときは(ステップS34)、面付け数判定結果に従った数の各分割領域について、順次、以下の処理を実行する(ステップS35)。すなわち、未処理の分割領域があるときは(ステップS36)、保存レイアウト情報に保存ページレイアウトを追加し、ページ番号とページサイズ(=分割領域のサイズ)を設定する(ステップS37)。次に、そのシートレイアウトから、順次、部品情報を取り出して(ステップS38)、全ての部品情報1つずつについて(ステップS39)、その部品のシート上の配置領域を求め(ステップS310)、その部品配置領域が今回対象としている分割領域に含まれるか否かを確認する(ステップS312)。含まれないときは、ステップS38に戻ってそのシートレイアウトから次の部品情報が取り出されて同様に処理され、含まれるときは保存ページレイアウトに部品情報を追加し、部品IDと配置位置を記録する。ただし、配置位置は、元のシートの原点からの値ではなく、分割領域の原点からの値に変換して記録する(ステップS313)。その後、ステップS38に戻って次の部品情報について同様の処理を行なう。
そのシートレイアウトから取り出すべき部品情報がなくなったときは(ステップS39)、ページ番号をインクリメントし(ステップS314)、そのシートレイアウトについて未処理の分割領域が残っているときは(ステップS36)、次の未処理の分割領域について同様の処理が繰り返され、そのシートレイアウトについて未処理の分割領域がなくなったときは(ステップS36)、ステップS33に戻り、レイアウト情報から次のシートレイアウトを取り出して同様の処理を行なう。
未処理のシートレイアウトがなくなると(ステップS34)、上記の一連の処理により作成した全ての保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を一時保存して(ステップS315)、この保存レイアウト情報生成処理を終了する。
以上の処理により、図11に示すような保存ページレイアウトの、全ページ分からなる保存レイアウト情報が生成される。
次に、図8の出力結合情報の生成処理(ステップS40)について説明する。
図13は、出力結合情報を構成する出力ページ結合情報の概念図である。「保存ID」は、図11に示すような保存ページレイアウトのIDであり、(X,Y)は、その保存ページレイアウトにより表わされる画像の配置位置の原点を示している。ここでは2面付けの例を示しており、1シート目については、保存ID1,2の各画像を左半分、右半分にそれぞれ配置することを意味し、2シート目についても同様に保存ID3,4の各画像を左半分、右半分に配置することを意味している。
図14は、出力結合情報生成処理(図8のステップS40)の詳細フローを示すフローチャートである。
ここでは先ず、保存ラスタのページ番号を1で初期化し(ステップS41)、出力シート番号を1からそのジョブのシート数まで、順次、以下の処理を実行する(ステップS42)。シート番号がジョブのシート数を超えないときは(ステップS43)、出力結合情報に出力シート結合情報を追加し、出力シート結合情報にシート番号を記録し(ステップS44)、1から面付け数判定結果の数まで、順次以下の処理を実行する(ステップS45)。面付け数判定結果まで実行が完了していないときは(ステップS46)、出力シート結合情報に保存ページラスタ情報を追加し、保存ページラスタ情報にページ番号と配置位置を記録する。この記録にあたっては、配置位置は、分割領域が出力ページラスタ上で占める範囲の座標に等しい値を設定する(ステップS47)。次に保存ページラスタのページ番号をインクリメントして(ステップS48)、面付け判定結果(サンプルジョブの場合は2面付けであるから、面付け数判定結果=2)まで処理を繰り返した後(ステップS46)、出力シート番号を1だけインクリメントして(ステップS42)、同様の処理を繰り返す。ジョブのシート数まで処理を繰り返したら(ステップS43)、今回の一連の処理で作成された全ての出力シート結合情報からなる出力結合情報をHDD15に保存して(ステップS49)、この出力結合情報生成処理を終了する。
以上の処理により、図13に示すような全シート分の出力シート結合情報からなる出力結合情報が生成される。
図15は、図7に示す出力ラスタ結合部42および出力制御部16の処理を示すフローチャートである。
ここでは、出力ページのサイズでページバッファを確保し(ステップS51)、出力結合情報をHDD15から読み込み(ステップS52)、その出力結合情報を構成する出力ページ結合情報を順次取得しながら以下の処理を実行する(ステップS53)。未処理の出力ページ結合情報が有るときは(ステップS54)、今回取得した出力ページ結合情報から保存ラスタ情報を順次取得し(ステップS55)、保存ラスタ情報が有るときは、その保存ラスタ情報のIDをキーに、ページラスタ情報から保存ファイル名を特定し(ステップS57)、その保存ファイル名の保存ラスタをHDD15から読み込み(ステップS58)、その保存ラスタをページバッファの指定位置に上書きし(ステップS59)、出力ページ結合情報から次の保存ラスタ情報を取得して(ステップS55)、同様の処理を繰り返す。その処理対象の出力ページ結合情報から未処理の保存ラスタ情報がなくなると(ステップS56)、ページバッファの内容をプリンタデバイス20に送付し(ステップS510)、次の出力ページ結合情報の処理に移る(ステップS53)。未処理の出力ページ結合情報がなくなると(ステップS54)、ページバッファを開放して(ステップS511)、この一連の処理を終了する。
この図15の処理を行なうことにより、元々のPPMLデータAに記述されていた面付けされたシートごとのラスタデータがプリンタデバイス20に送付され、プリンタデバイス20では面付けされた可視画像がプリント出力される。
バリアブル印刷処理を実行する従来タイプの画像データ処理装置の機能ブロック図である。 サンプルジョブのレイアウト図である。 図2に示したサンプルジョブのレイアウト情報を示す図である。 アセンブラによる処理を示すフローチャートである。 部品ラスタのマージ処理の説明図である。 本発明の一実施形態の画像データ処理プログラムの概要を示した図である。 図6に示す画像データ処理プログラム30が、情報処理装置内で実行されたときに、その情報処理装置内に実現する画像データ処理装置の機能ブロック図である。 レイアウト分析加工部における処理を示すフローチャートである。 レイアウト分析処理における仮想分割線の概念を示した図である。 レイアウト分析処理の詳細フローを示すフローチャートである。 図2に示すサンプルジョブについて作成される保存レイアウト情報のうちの、1ページ目と2ページ目についての保存ページレイアウトを示す図である。 保存レイアウト情報生成処理の詳細フローを示すフローチャートである。 出力結合情報を構成する出力ページ結合情報の概念図である。 出力結合情報生成処理の詳細フローを示すフローチャートである。 図7に示す出力ラスタ結合部および出力制御部の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10,40 画像データ処理装置
11 VDPアナライザ
12 RIP
13 部品キャッシュ
14 アセンブラ
15 HDD
16 出力制御部
20 プリンタデバイス
30 画像データ処理プログラム
31 データ解析部
32 ラスタライズ部
33,41 レイアウト分析加工部
34 アセンブル部
35,42 出力ラスタ結合部
36 出力制御部
42 出力ラスタ結合処理部

Claims (8)

  1. 複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、該再利用部品および該バリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、該ページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、該ページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
    前記データ解析部で作成された部品データを受け取って該部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、該各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
    前記データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて面付けの境界を跨いで配置される画像部品の有無を判定することにより面付けを構成するページ数を判定する面付け判定処理、
    前記レイアウト情報に基づいて、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを、前記面付け判定処理により判定された面付けの1面ごとに面付けを構成するページ数に応じた数の保存ページレイアウトに分解することにより、全ページの保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を作成する保存レイアウト情報作成処理、および
    前記保存レイアウト情報作成処理により作成された保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトを、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ記録して、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わす出力ページ結合情報を全ページ分作成することにより、全ページ分の出力ページ結合情報からなる出力結合情報を作成する出力結合情報作成処理を行なうレイアウト分析加工部と、
    前記ラスタライズ部で作成された各部品ラスタを、前記レイアウト分析加工部で作成された保存レイアウト情報に基づいて、該保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトごとに、ラスタライズされた画像を表わす保存ページラスタを、同一の保存ページラスタの重複作成を避けて作成するアセンブル部と、
    前記アセンブル部で作成された保存ページラスタを、前記出力結合情報に基づいて、該出力結合情報を構成する各出力ページ結合情報ごとに結合することにより、各出力ページごとの、ラスタライズされた画像を表わす出力ページラスタを作成する出力ラスタ結合部とを備えたことを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記レイアウト分析加工部は、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報において定義されたページサイズを前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数で分割したときの面付けを構成する1ページ分のページサイズを定義した保存レイアウト情報を作成するものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ処理装置。
  3. 前記レイアウト分析加工部は、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って、前記保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトにより表わされる面付けを構成する1ページ分の画像の配置位置を、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わすように変更しながら、前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ、該保存ページレイアウトを記録することにより、前記出力ページ結合情報を作成するものであることを特徴とする請求項2記載の画像データ処理装置。
  4. 前記出力ラスタ結合部で作成された出力ページラスタを該出力ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の画像データ処理装置。
  5. プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報処理装置を、
    複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、該再利用部品および該バリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、該ページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、該ページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
    前記データ解析部で作成された部品データを受け取って該部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、該各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
    前記データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて面付けの境界を跨いで配置される画像部品の有無を判定することにより面付けを構成するページ数を判定する面付け判定処理、
    前記レイアウト情報に基づいて、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを、前記面付け判定処理により判定された面付けの1面ごとに、面付けを構成するページ数に応じた数の保存ページレイアウトに分解することにより、全ページの保存ページレイアウトからなる保存レイアウト情報を作成する保存レイアウト情報作成処理、および
    前記保存レイアウト情報作成処理により作成された保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトを、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ記録して、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わす出力ページ結合情報を全ページ分作成することにより、全ページ分の出力ページ結合情報からなる出力結合情報を作成する出力結合情報作成処理を行なうレイアウト分析加工部と、
    前記ラスタライズ部で作成された各部品ラスタを、前記レイアウト分析加工部で作成された保存レイアウト情報に基づいて、該保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトごとに、ラスタライズされた画像を表わす保存ページラスタを、同一の保存ページラスタの重複作成を避けて作成するアセンブル部と、
    前記アセンブル部で作成された保存ページラスタを、前記出力結合情報に基づいて、該出力結合情報を構成する各出力ページ結合情報ごとに結合することにより、各出力ページごとの、ラスタライズされた画像を表わす出力ページラスタを作成する出力ラスタ結合部とを備えた画像データ処理装置として動作させることを特徴とする画像データ処理プログラム。
  6. 前記レイアウト分析加工部は、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報において定義されたページサイズを前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数で分割したときの面付けを構成する1ページ分のページサイズを定義した保存レイアウト情報を作成するものであることを特徴とする請求項5記載の画像データ処理プログラム。
  7. 前記レイアウト分析加工部は、前記データ解析部で作成されたレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトに従って、前記保存レイアウト情報を構成する各保存ページレイアウトにより表わされる面付けを構成する1ページ分の画像の配置位置を、該レイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトにより表わされる画像と同一の画像を表わすように変更しながら、前記面付け判定処理により判定された面付けを構成するページ数だけ、該保存ページレイアウトを記録することにより、前記出力ページ結合情報を作成するものであることを特徴とする請求項6記載の画像データ処理プログラム。
  8. 前記情報処理装置を、さらに、前記出力ラスタ結合部で作成された出力ページラスタを該出力ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部を備えた画像データ処理装置として動作させることを特徴とする請求項5から7のうちのいずれか1項記載の画像データ処理プログラム。
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