JP2005079771A - 画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿の画像データの送信を受けて、これを画面表示することで、作業者が紙出力することなく、これを編集することを可能にし、また、当該画像データの送信に際して、必要最小限の解像度にてこれを行うことで、転送量を低減してネットワークコストを抑えることができる画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
【解決手段】 解像度指定手段3bにより、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で、クライアント端末1のモニタ表示手段1bの表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度が指定されると、スキャナー手段3aは、その解像度で「赤入れ」原稿Cを読み取る。その画像データは保存手段3cに保存され、通信手段3eは、その画像データをクライアント端末1に送信する。クライアント端末1では、モニタ表示手段1bがその画像データに基づく画像を表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、これを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置との間において、前記画像出力装置により修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を読み取り、その画像データを送信して、これを受けた前記画像編集端末において、当該画像データに基づく画像として前記修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を表示し、当該印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って修正する編集作業を行う画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
近年では、DTP(Desk Top Publishing)等の普及により、スキャナーから入力した画像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集し、ページ面付けする作業が一般化し、フルディジタルでの編集も珍しくなくなってきている。
このような工程では、さらなる効率化を目指して、フィルムにページ面付け済みの画像データを直接出力するイメージセッタ出力や、印刷版に直接画像記録を行うCTP(Computer to Plate)出力、さらには印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を行うCTC(Computer to Cylinder)が行われる。
この場合、校正確認の為だけに一旦フィルム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダや余計な作業が多くなる問題がある。
そこで、このようなコンピュータによるフルディジタルの画像作成、編集を行う工程では、DDCP(Direct Digital Color Proof)と呼ばれる直接カラー画像出力を行うシステムが求められている。
このようなDDCPは、ページ面付け済みの画像データをイメージセッタなどで製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷版を作成する最終的な印刷作業を行ったり、CTCで印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を行ったりなどする前に、これを再現する色見本であるDCP(Digital Color Proof)を作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行うことを目的とするものである。
また、このようなDCP作成システムでは、DCPを作成する前に、カラーレーザープリンタにより単ページの画像データ(ページ面付けする前の画像データ)の小サイズ出力を行い、その出力物であるカラーカンプの絵柄、色調、文章文字等の確認を行うことが行われる。
即ち、印刷製版工程においては、最終的な印刷作業を行う前に、出力対象の絵柄、色調、文章文字等の確認を行うカラーカンプやDCPを作成し、その色校正を行うことが一般的である。
ところで、最近では、カラーレーザープリンタの性能向上に伴い、安価で高速に高品位なカラー出力を行うことが可能になってきたことから、DCPを作成する用途に、このようなカラーレーザープリンタを使用したいという要求が高まってきている。但し、上述したように、DCP作成用の画像データは、大サイズの画像を出力するものであることから、カラーレーザープリンタにおいては、これを分割して出力することになる。
このようなカラーレーザープリンタとしては、特開平5−48857号公報に開示される電子写真方式のカラーレーザープリンタや、スキャナ・コピア・ファクシミリ機能を併せ持つ複合機等を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このカラーレーザープリンタが設置される場所、即ち、当該カラーレーザープリンタによりDCPが出力される場所は、印刷発注主やデザイン製作社の所在地であり、また、当該カラーレーザープリンタに編集した画像データを送信してくるクライアント端末が設置される場所、即ち、画像編集や印刷作業を行う場所は、印刷会社の所在地であり、これらは距離的に離れていることが多い。
そこで、従来においては、印刷会社にて作成したカラープルーフを発注主やデザイン製作社に郵送して、発注主やデザイン製作社側で修正が必要な箇所を「赤入れ(修正箇所をマジックペンなどで書き込み、その指示を行うこと)」して、これを印刷会社に返送するといったサイクルが複数回繰り返されていた。
しかしながら、これには郵送料金や日数等がかかる問題があるため、最近では、発注主やデザイン製作社側に設置されたカラーレーザープリンタに対して、印刷会社側のシステムから画像データをネットワーク経由で送信して、その画像出力を行う「リモート校正」が試みられるようになってきた。さらに、発注主やデザイン製作社側では、画像出力結果に対して「赤入れ」を行ったものを、例えばカラーレーザープリンタに備えられたスキャナーで読み取り、デジタル化して印刷会社にネットワーク経由で送信(電送・開示)するケースが増えてきている。
例えば、特開2003−143394号公報に記載のリモートカラープルーフシステムおいては、この「赤入れ」スキャン画像において、「赤入れ」部分の画像データ(以下、「赤入れ」情報と称する)とオリジナルの画像データとを別の階層に分けてハンドリングするものが記載されている。これは、印刷会社側のシステムにおいて「赤入れ」情報をオリジナルの画像データ上で再構成し、紙出力することを意図したものである(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−48857号公報(段落〔0011〕‐〔0070〕、第1図乃至第13図) 特開2003−143394号公報(段落〔0015〕‐〔0064〕、第1図乃至第7図)
しかしながら、このようなリモートカラープルーフシステムにおいては、上述の階層を分割する処理やそれらの再構成等を行うための複雑な処理手段が必要になり、システムのコストアップが招かれることになる。
また一方で、「赤入れ」の本来の目的は、修正指示の伝達であることから、必ずしも紙出力を行う必要はなく、モニタ上で確認することのみでも十分な現状がある。また、この際、「赤入れ」情報とオリジナルの画像データとは別の階層に分ける必要もなく、「赤入れ」スキャン結果をそのまま開示・送信すれば良い。また、この際、モニタ表示を意図する場合には、スキャン画像の解像度を低くすることで、ネットワーク上の転送量を低減させることもできる。
本発明は、上記事情を鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、これを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置との間において、前記画像出力装置により修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を読み取り、その画像データを送信して、これを受けた前記画像編集端末において、当該画像データに基づく画像である前記修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を表示することで、作業者がその修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を紙出力することなく、これを修正する編集作業を行うことを可能にすると共に、当該印刷製版用原稿の画像データの送信に際して、表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度にてこれを行うことで、転送量を低減してネットワークコストを抑えることを可能にする画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムであって、前記画像出力装置は、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項3記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムであって、前記画像出力装置は、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更手段と、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項8記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置であって、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項10記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置であって、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更手段と、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項15記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムにおいて行われる画像出力方法であって、前記画像出力装置において、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナーステップと、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存ステップと、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項17記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムにおいて行われる画像出力方法であって、前記画像出力装置において、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナーステップと、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存ステップと、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更ステップと、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項22記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー処理ステップと、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存処理ステップと、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信処理ステップと、を含むことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項24記載の発明は、印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー処理ステップと、前記変換されたデジタル画像データを保存する保存処理ステップと、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更処理ステップと、前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信処理ステップと、を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項29記載の発明は、請求項22乃至請求項28の何れか一項に記載のプログラムを前記画像出力装置のコンピュータにより読み出し可能に記憶したことを特徴とする。
本発明に係る画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体によれば、画像出力装置により修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を読み取り、その画像データを送信して、これを受けた画像編集端末において、当該画像データに基づく画像である前記修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を表示することができるので、作業者は、その修正指示の書き込まれた印刷製版用原稿を紙出力することなく、これを修正する編集作業を行うことができると共に、当該印刷製版用原稿の画像データの送信に際して、表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度にてこれを行うことができるので、転送量を低減してネットワークコストを抑えることができる。
また、本発明に係る画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体によれば、画像出力装置を印刷発注主やデザイン製作社の所在地に設置して、画像編集端末を印刷会社に設置することで、従来、郵送により行われていた印刷製版用原稿のやりとりをネットワークを介して行うことができるので、当該印刷製版用原稿のやりとりに掛かるコストや時間を低減することができる。
以下、本発明に係る画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[画像出力システム]
まず、本実施形態における画像出力システムのシステム構成及び概略動作について、図1を参照しつつ、図2に示すフローチャートの流れに沿って説明する。
<システム構成>
図1に示すように、当該画像出力システムは、画像データの画像編集、面付け作業を行うための画像編集端末であるクライアント端末1と、このクライアント端末1からネットワーク(インターネット等)を介して送信された、例えばPostScriptで記述されたカンプ用画像データ(ページ面付けする前の単ページの画像データ)や、後述するCTP用RIP4から送信された最終出力用画像データ(カンプ用画像データを複数面付けした画像データ)を出力情報、具体的には、これら画像データに基づく画像を出力する記録用紙のサイズ及び種類を指定する情報と共に後述する画像出力装置であるカラーレーザープリンタ3に送信する制御装置2と、この制御装置2から送信されたカンプ用画像データに基づく画像や、後述するCTP用RIP4から送信された最終出力用画像データ(カンプ用画像データを複数面付けした画像データ)に基づく画像を出力情報に従って該当するサイズ及び種類の記録用紙に出力(画像の大きさによっては、これを分割出力)するカラーレーザープリンタ3と、クライアント端末1から送信された、例えばPostScriptで記述された最終出力用画像データにRIP処理(CTP6やDCP作成装置7の出力解像度にあわせてビットマップデータに変換する処理)を行った後、これを制御装置2やCTP6、高精度なDCPが必要な場合には、DCP制御装置5に送信するCTP用RIP4と、このCTP用RIP4からDCP制御装置5を介して送信された最終出力用画像データに基づく画像をDCPとして出力するDCP作成装置7と、このCTP用RIP4から送信された最終出力用画像データに基づく画像を出力するCTP6とから構成されている。
尚、図1に示すように、クライアント端末1、CTP用RIP4、CTP6、DCP制御装置5及びDCP作成装置7は、印刷会社に設置され、制御装置2及びカラーレーザープリンタ3は、印刷発注主やデザイン製作業社の所在地に設置される。
また、クライアント端末1、制御装置2、CTP用RIP4及びDCP制御装置5は、各々、コンピュータ端末として動作するものであって、コンピュータ本体、キーボード、表示手段等を備え、上述した画像データの画像編集、ページ面付け等の作業を行うための所定のプログラムが組み込まれている。さらに、クライアント端末1は、イメージスキャナ等の必要な画像入力機器を備えている。
また、カラーレーザープリンタ3は、電子写真方式の複写手段や、イメージスキャナ等のスキャン手段を備える複合機(=マルチファンクションプリンタ)であり、この他、複数のサイズや種類の記録用紙を収納する複数の給紙カセットと、この給紙カセットの各々に収納される記録用紙のサイズ及び種類を当該装置3に内蔵される用紙情報記憶手段に記憶させる入力操作を行う入力手段及びその際に入力画面を表示する表示手段(例えば、タッチパネル等)を備え、上述したように、制御装置2から送信される出力情報に従って、該当するサイズ及び種類の記録用紙を収納する給紙カセットを選択して、当該選択された給紙カセットより給紙する記録用紙にカンプ用画像データに基づく画像や最終出力用画像データに基づく画像を出力(画像の大きさによっては、これを分割出力)する。
<概略動作>
図2に示すように、このような構成において、クライアント端末1において画像編集された画像データは、制御装置2へ送信され、これを受けた制御装置2は、当該画像データと共に出力情報をカラーレーザープリンタ3へ送信し、これを受けたカラーレーザープリンタ3は、出力情報に従って、該当するサイズ及び種類の記録用紙にカラーカンプを出力する(S01)。尚、此処に言う“カラーカンプ”とは、色付きの仕上がり見本のことであり、ページ面付けされる写真やイラストのダミーとして最終的な印刷物に近い仕上がりイメージを見せることにより、デザインが企画・編集意図に沿ったものであるかどうかの検討や、クライアントの承諾を得るためなどに作成されるものである。即ち、この際には、単ページの小サイズ出力が行われ、印刷発注主やデザイナーにより文字校正等の作業結果確認が行われる。
ここで、印刷発注主やデザイナーにより、問題となる部分、即ち、修正が必要な箇所に対して修正指示、具体的には「赤入れ(マジックペンなどでの書き込み)」が行われ、さらに、その「赤入れ」したカラーカンプをカラーレーザープリンタ3のイメージスキャナにより読み取られる。これを受けたカラーレーザープリンタ3においては、これをデジタル画像データに変換して、そのデジタル画像データを、制御装置2を介してクライアント端末1に送信する。尚、このデジタル画像データの送信の詳細については、後述する[カラーレーザープリンタ]の処で説明する。
これを受けたクライアント端末1では、表示手段にそのデジタル画像データに基づく画像、即ち、「赤入れ」された画像を表示する。印刷会社の作業者は、その「赤入れ」された修正指示に従って、当該クライアント端末1において画像編集を行う。そして、編集された画像データは、再度、制御装置2へ送信され、これを受けた制御装置2は、当該画像データと共に出力情報をカラーレーザープリンタ3へ送信し、これを受けたカラーレーザープリンタ3は、出力情報に従って、該当するサイズ及び種類の記録用紙に、再度、カラーカンプを出力する。
このような作業が複数回繰り返された上で、印刷発注主やデザイナーにより問題がないことが確認された場合には(S02、Yes)、印刷会社の作業者によりクライアント端末1において面付け作業が行われる(S03)。尚、此処に言う“面付け作業”とは、製版フィルムを最終的に印刷して折り丁にしたときにノンブル(そのページが何ページ目かがわかるように、ページの端に入れておく番号のこと)が順に並ぶように、写真やイラスト等の画像を16ページ単位、或いは8ページ単位や4ページ単位で、印刷機にかける用紙のサイズに合わせて貼り合わせる作業のことである。
そして、印刷会社の作業者によりクライアント端末1からCTP用RIP4へ面付け作業が行われた最終出力用の画像データが送信されると、これを受けたCTP用RIP4は、その最終出力用の画像データに対してRIP処理を施す。具体的には、DCP作成装置7やCTP6の出力解像度にあわせてビットマップデータに変換することでRIP処理済み画像データを作成する(S04)。このRIP処理済み画像データは、CTP用RIP4から制御装置2へ送信され、これを受けた制御装置2は、当該画像データと共に出力情報をカラーレーザープリンタ3へ送信し、これを受けたカラーレーザープリンタ3は、出力情報に従って、該当するサイズ及び種類の記録用紙にその最終出力用の画像データに基づく画像を出力(画像の大きさによっては、これを分割出力)する(S05)。ここで、分割出力が行われた場合には、印刷発注主やデザイナーは、それらの出力物を貼り合せることで、最終的にDCPを作成する。また、高精度のDCPが必要になる場合には、CTP用RIP4は、RIP処理済み画像データをDCP制御装置7へ送信して、これを受けたDCP制御装置7は、DCP作成装置8の出力制御を行い、DCP作成装置8がその最終出力用の画像データに基づく画像を出力する(S05)。即ち、この場合には、面付けされた画像が1枚のDCPとして出力される。尚、カラーレーザープリンタ3において、最終出力用の画像データに基づく画像が出力される記録用紙は、出力情報によって、印刷機により印刷される用紙と同様、若しくは、似通った種類のものが指定されることとする。
そして、DCPの色校正が行われ、印刷発注主やデザイナーにより問題がないことが確認された場合には(S06、Yes)、印刷発注主やデザイナーは、CTP用RIP4からRIP処理済みデータ(DCPを出力する際に用いたデータと同一のデータ)をCTP6に送信して、これを受けたCTP6は、印刷版に直接画像記録を行う(S07)。さらに、印刷会社の作業者は、その印刷版により印刷を行い、その印刷物である面付けされた画像の色校正が行われ、ここで、問題がないことが確認された場合には(S08、Yes)、印刷機により最終印刷物を印刷する工程に移行する(S09)。
[カラーレーザープリンタ]
次に、当該画像出力システムを構成する画像出力装置であるカラーレーザープリンタ3の詳細構成及び詳細動作について、図3及び図5を参照しつつ、図4に示すフローチャートの流れに沿って説明する。尚、以下においては、クライアント端末1から受信した画像データに基づく画像を当該カラーレーザープリンタ3においてカラーカンプとして出力して、作業者がその校正を行い、問題がないことが確認された場合にクライアント端末1において面付け作業を行うまでの一連の処理の流れについて、本発明の特徴部分を抽出して説明する。
<詳細構成>
図3に示すように、カラーレーザープリンタ3は、「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段3aと、このスキャナー手段3aにより印刷製版用原稿Cを読み取る際の解像度をGUI(Graphical User Interface)、具体的には、指定画面を介して作業者に指定させるための解像度指定手段3bと、このスキャナー手段3aにより変換されたデジタル画像データを保存する保存手段3cと、この保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度をGUI、具体的には、変更画面を介して作業者に変更させるための解像度変更手段3dと、この解像度変更手段3dにより解像度が変更されたデジタル画像データをクライアント端末1へネットワークNを介して送信する通信手段3eと、を含み構成されている。
一方、クライアント端末1は、カラーレーザープリンタ3から送信されたデジタル画像データを受信する通信手段1aと、この通信手段1aにより受信されたデジタル画像データに基づく画像を表示する表示手段1bと、を含み構成されている。
<詳細動作>
このような構成において、印刷発注主やデザイナーは、図4に示すように、カラーレーザープリンタ3の解像度指定手段3bにおいて、スキャナー手段3aにより「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取る際の解像度(以下、スキャン解像度と称する)を指定する。この際、解像度指定手段3bは、表示手段にこのスキャン解像度を指定するための指定画面を表示して(読取解像度指定画面表示ステップ)、印刷発注主やデザイナーは、当該指定画面において操作手段による操作によりスキャン解像度を指定する。これによりスキャン解像度が取得される(読取解像度指定ステップ;S10)。尚、当該指定画面においては、後述するように、保存手段3cに保存されるデジタル画像データの解像度を、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度に規定するべく、当該解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定するように、当該範囲を明示する、或いは、当該範囲内でのみ解像度の指定を行うことができるようにするといった表示を行う。
印刷発注主やデザイナーは、さらに、スキャナー手段3aにより「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取る作業を行う(S11)。これにより、「赤入れ」された印刷製版用原稿Cがデジタル画像データに変換される(スキャナーステップ)。変換されたデジタル画像データは、保存手段3cに保存される(保存ステップ;S12)。
印刷発注主やデザイナーは、さらに、この保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度を、上述したように、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度に変更するために(S13、Yes)、必要に応じて、解像度変更手段3dにより当該デジタル画像データの解像度を変更する。この際、解像度変更手段3dは、表示手段にこのデジタル画像データの解像度を変更する際の解像度を指定するための指定画面を表示して(変更解像度指定画面表示ステップ)、印刷発注主やデザイナーは、当該指定画面において操作手段による操作により変更後のデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で、且つ、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上における視認性を鑑みた必要最小限の値に指定する(変更解像度指定ステップ)。この際、指定画面においては、上述の範囲を明示する、或いは、上述の範囲内でのみ解像度の指定を行うことができるような表示を行う。これを受けて解像度変更手段3dは、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度を指定された解像度に変更する(解像度変更ステップ;S14)。
ここで、スキャナー手段3aにより「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取る際の解像度、或いは、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定、変更することの根拠について、図5を参照しながら説明する。
例えば、スキャナー手段3aにより600dpiでA3サイズ(297×420mm)の原稿をスキャンした場合、画像データ(RGB)のサイズは200MB強となるが、100dpiでは、約5.8MBで済む。このようなことを鑑みるに、本用途(モニタ表示手段1b)における最適な解像度範囲は、下記に掲げる前提から決定することができる。
前提1;クライアント端末1のモニタ表示手段1bにおける1dotに画像データの1dotを割り当てれば、モニタ表示上での視認に何ら問題はない。
前提2;カラーレーザープリンタ3においてスキャンされる原稿は、葉書サイズ(148×100mm)からA3サイズの範囲(途中、A4、B4等を含む)である。
前提3;モニタ表示手段1bとして使用されるモニタの解像度は、最小で768×1024dot、最大でも1024×1280dotである。
このような前提下においては、例えば、768×1024dotの解像度を有するモニタ表示手段3aにA3縦の原稿を表示する場合(縦420mmの原稿を768dotで表示する場合)に画像データの解像度は最小、具体的には、768/420dpmm=1.828dpmm=46.4dpiとなる。一方、1024×1280dotの解像度を有するモニタ表示手段3aに葉書サイズ(148×100mm)の原稿を表示する場合(但し、横100mmの原稿を1280dotで表示する場合)に画像データの解像度は最大、具体的には、1280/100dpmm=12.8dpmm=325.1dpiとなる。このため、カラーレーザープリンタ3からクライアント端末1へデジタル画像データを送信する際には、この範囲内で解像度を決定するのが適当となる。即ち、この範囲内において解像度が決定される限りにおいては、最小限に必要な画質を得ることができるが、この範囲を超えることは、余剰な画像データのネットワーク転送が増えることになり、逆にこの範囲を下回ることは、画面上の視認が困難になることになる。
このようなことから、作業者は、解像度指定手段3bや解像度変更手段3dにより、保存手段3cに保存されるデジタル画像データの解像度を指定する際に、当該デジタル画像データの画像サイズと、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面における解像度に応じて、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの画像を構成する1画素(dot)をクライアント端末1の表示手段1bの表示画面における1画素(dot)に割り当てることで、上述した46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内において、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上における視認性を鑑みた必要最小限の解像度を指定することができる。
説明に戻って、このようにして、解像度変更手段3dにより保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度が変更されると、通信手段3eは、これを受けて、この解像度が変更されたデジタル画像データをクライアント端末1に送信する(送信ステップ;S15)。
一方、クライアント端末1においては、通信手段1aがこれを受けて(S20)、モニタ表示手段1bがこの受信したデジタル画像データに基づく画像を表示する(S21)。
印刷会社の作業者は、このモニタ表示手段1bに表示された画像、即ち、「赤入れ」された印刷製版用原稿Cの画像を参照して、その修正指示に従って、画像編集作業を行う。
編集された画像データは、再度、制御装置2に送信される。以降、カラーレーザープリンタ3において出力されるカラーカンプの校正にて、印刷発注主やデザイナーにより問題がないことが確認されるまで、上述した工程が繰り返されることになる。
以上に説明したように、本実施形態における画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体によれば、カラーレーザープリンタ3の通信手段3eにより「赤入れ」画像をネットワークNを介して送信して、これを受けたクライアント端末1のモニタ表示手段1bにおいて、その「赤入れ」画像を表示することができるので、作業者は紙出力を伴うことなく、これを修正する編集作業を行うことができると共に、カラーレーザープリンタ3の解像度変更手段3dにより当該「赤入れ」画像の送信に際して、クライアント端末1のモニタ表示手段1bの表示画面上での視認性を鑑みた必要最小限の解像度にてこれを行うことができるので、転送量を低減して、最小限のネットワークコストに抑えることができる。
また、本実施形態における画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体によれば、カラーレーザープリンタ3を印刷発注主やデザイン製作社の所在地に設置して、クライアント端末1を印刷会社に設置することで、従来、郵送により行われていた「赤入れ」原稿のやりとりをネットワークを介して行うことができるので、当該「赤入れ」原稿のやりとりに掛かるコストや時間を低減させることができる。
尚、以上に説明した本実施形態における画像出力システム、画像出力装置、画像出力方法、プログラム、及び、そのプログラムを記憶した記憶媒体は、本発明の好適な一実施形態を例示したものであり、その他の実施形態を除外するものではない。
例えば、本実施形態においては、カラーレーザープリンタ3の保存手段3cに保存されたデジタル画像データの解像度を、印刷発注主やデザイナーが、解像度変更手段3dにおいて46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内に収まるように指定することで変更される構成としたが、この他にも、例えば、図6に示すように、スキャナー手段3aにより変換されたデジタル画像データを保存手段3cに保存する際に、自動的に当該デジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内に変更する解像度変更手段3d´を設けることにしても良い。尚、当該解像度変更手段3d´は、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの大きさ及びクライアント端末1のモニタ表示手段1bの解像度を取得する取得手段を備えているものとする。
この際、解像度変更手段3d´は、保存手段3cに保存されるデジタル画像データの解像度を変更する際に、当該デジタル画像データの画像サイズと、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面における解像度に応じて、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの画像を構成する1画素(dot)をクライアント端末1の表示手段1bの表示画面における1画素(dot)に割り当てるように、その解像度を決定する。これにより、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上における視認性を鑑みた必要最小限の解像度が、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で決定されることになる。
尚、当該カラーレーザープリンタ3´が行う<詳細動作>は、以下の通りになる。因みに、以下においては、同様の構成要素に対しては同様の符号を付してある。
印刷発注主やデザイナーは、まず、図7に示すように、カラーレーザープリンタ3の解像度指定手段3bにおいて、スキャナー手段3aにより「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取る際の解像度(以下、スキャン解像度と称する)を指定する。この際、解像度指定手段3bは、表示手段にこのスキャン解像度を指定するための指定画面を表示する(読取解像度指定画面表示ステップ)。印刷発注主やデザイナーは、当該指定画面において操作手段による操作によりスキャン解像度を指定する。これによりスキャン解像度が取得される(読取解像度指定ステップ;S10´)。印刷発注主やデザイナーは、さらに、スキャナー手段3aにより「赤入れ」された印刷製版用原稿Cを読み取る作業を行う(S11´)。これにより、「赤入れ」された印刷製版用原稿Cがデジタル画像データに変換される(スキャナーステップ)。すると、解像度変更手段3d´の取得手段は、保存手段3cに保存されたデジタル画像データの大きさを取得し、また、クライアント端末1のモニタ表示手段1bの解像度を取得して(取得ステップ)、これらの値に応じて、変換されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で、且つ、クライアント端末1の表示手段1bの表示画面上における視認性を鑑みた必要最小限の解像度に変更する(解像度変更ステップ;S12´)。この解像度が変更されたデジタル画像データは、保存手段3cに保存される(保存ステップ;S13´)。尚、クライアント端末1のモニタ表示手段1bの解像度は、解像度変更手段3d´の取得手段が、通信手段3eを介してクライアント端末1から取得することとしても良いし、また、予め当該解像度変更手段3d´に設定されていることとしても良い。
このようにして、保存手段3cにデジタル画像データが保存されると、通信手段3eは、これを受けて、そのデジタル画像データをクライアント端末1に送信する(送信ステップ;S14´)。
一方、クライアント端末1においては、通信手段1aがこれを受けて(S20´)、モニタ表示手段1bがこの受信したデジタル画像データに基づく画像を表示する(S21´)。
印刷会社の作業者は、このモニタ表示手段1bに表示された画像、即ち、「赤入れ」された印刷製版用原稿Cの画像を参照して、その修正指示に従って、画像編集作業を行う。
編集された画像データは、再度、制御装置2に送信される。以降、カラーレーザープリンタ3において出力されるカラーカンプの校正にて、印刷発注主やデザイナーにより問題がないことが確認されるまで、上述した工程が繰り返されることになる。
[プログラム及びこれを記憶する記憶媒体]
尚、以上に説明した当該画像出力システムを構成するカラーレーザープリンタ3において行われる処理、具体的には、図4に示すフローチャートのS10〜S15を参照しながら説明した各ステップにおける処理を実行させるためのプログラムは、当該装置3に内蔵、若しくは、接続される記憶媒体に記憶されており、同じく当該装置3に内蔵される演算手段により、これが読み出されて実行されるものとする。同様に、以上に説明した画像出力システムを構成するカラーレーザープリンタ3´において行われる処理、具体的には、図7に示すフローチャートのS10´〜S14´を参照しながら説明した各ステップにおける処理を実行させるためのプログラムは、当該装置3´に内蔵、若しくは、接続される記憶媒体に記憶されており、同じく当該装置3´に内蔵される演算手段により、これが読み出されて実行されるものとする。
因みに、上述した記憶媒体の具体例としては、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、並びに、集積回路等のメモリ装置、光ディスク、光磁気ディスク(CD−ROM/DVD−RAM/DVD−ROM/MO等)、磁気記憶媒体<磁気ディスク>(ハードディスク/フロッピー(登録商標)ディスク/ZIP等)等を挙げることができる。
本発明に係る画像出力システムの一実施形態における全体構成を表す構成図である。 図1に示す画像出力システムにおいて行われる印刷製版業務の一連の流れを表すフローチャートである。 図1に示すカラーレーザープリンタ及びクライアント端末の詳細構成を表す機能ブロック図である。 図3に示すカラーレーザープリンタとクライアント端末間において行われる印刷製版工程の一連の流れを表すフローチャートである。 図3に示すカラーレーザープリンタにおいてデジタル画像データの解像度が所定の範囲内に決定される根拠を説明するための説明図である。 図3に示すカラーレーザープリンタの他の実施形態における詳細構成を表す機能ブロック図である。 図6に示すカラーレーザープリンタとクライアント端末間において行われる印刷製版工程の一連の流れを表すフローチャートである。
符号の説明
1 クライアント端末
1a モニタ表示手段
1b 通信手段
2 制御装置
3、3´ カラーレーザープリンタ
3a スキャナー手段
3b 解像度指定手段
3c 保存手段
3d、3d´ 解像度変更手段
3e 通信手段
4 CTP用RIP
5 DCP制御装置
6 CTP
7 DCP作成装置
C 印刷製版用原稿

Claims (29)

  1. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、
    前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムであって、
    前記画像出力装置は、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像出力システム。
  2. 前記修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を前記スキャナー手段により読み取る際の解像度を指定するための読取解像度指定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の画像出力システム。
  3. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、
    前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムであって、
    前記画像出力装置は、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、
    前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更手段と、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像出力システム。
  4. 前記保存されたデジタル画像データの解像度を変更する際の解像度を指定するための変更解像度指定手段をさらに備え、
    前記解像度変更手段は、前記変更解像度指定手段により指定された解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項3記載の画像出力システム。
  5. 前記印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を取得する取得手段をさらに備え、
    前記解像度変更手段は、前記取得された印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を当該印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度に応じて46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項3記載の画像出力システム。
  6. 前記印刷製版用原稿の大きさは、葉書サイズからA3サイズまでの範囲内にあり、前記修正指示が書き込まれた印刷製版用原稿の画像を表示する前記表示手段の解像度は、768×1024dotから1024×1280dotまでの範囲内にあることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の画像出力システム。
  7. 前記画像出力装置は、カラーレーザープリンタであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の画像出力システム。
  8. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置であって、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  9. 前記修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を前記スキャナー手段により読み取る際の解像度を指定するための読取解像度指定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8記載の画像出力装置。
  10. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置であって、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー手段と、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存手段と、
    前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更手段と、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  11. 前記保存されたデジタル画像データの解像度を変更する際の解像度を指定するための変更解像度指定手段をさらに備え、
    前記解像度変更手段は、前記変更解像度指定手段により指定された解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項10記載の画像出力装置。
  12. 前記印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を取得する取得手段をさらに備え、
    前記解像度変更手段は、前記取得された印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を当該印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度に応じて46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項10記載の画像出力装置。
  13. 前記印刷製版用原稿の大きさは、葉書サイズからA3サイズまでの範囲内にあり、前記修正指示が書き込まれた印刷製版用原稿の画像を表示する前記表示手段の解像度は、768×1024dotから1024×1280dotまでの範囲内にあることを特徴とする請求項8乃至請求項12の何れか一項に記載の画像出力装置。
  14. 前記画像出力装置は、カラーレーザープリンタであることを特徴とする請求項8乃至請求項13の何れか一項に記載の画像出力装置。
  15. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、
    前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムにおいて行われる画像出力方法であって、
    前記画像出力装置において、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナーステップと、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする画像出力方法。
  16. 前記修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を前記スキャナー手段により読み取る際の解像度が指定される読取解像度指定ステップをさらに含むことを特徴とする請求項15記載の画像出力方法。
  17. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備え、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データを送信する画像編集端末と、
    前記送信されたデジタル画像データを受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置と、を含み構成される画像出力システムにおいて行われる画像出力方法であって、
    前記画像出力装置において、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナーステップと、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする画像出力方法。
  18. 前記保存されたデジタル画像データの解像度を変更する際の解像度が指定される変更解像度指定ステップをさらに含み、
    前記解像度変更ステップでは、前記指定された解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項17記載の画像出力方法。
  19. 前記印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を取得する取得ステップをさらに含み、
    前記解像度変更ステップでは、前記取得された印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を当該印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度に応じて46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項17記載の画像出力方法。
  20. 前記印刷製版用原稿の大きさは、葉書サイズからA3サイズまでの範囲内にあり、前記修正指示が書き込まれた印刷製版用原稿の画像を表示する前記表示手段の解像度は、768×1024dotから1024×1280dotまでの範囲内にあることを特徴とする請求項15乃至請求項19の何れか一項に記載の画像出力方法。
  21. 前記画像出力装置は、カラーレーザープリンタであることを特徴とする請求項15乃至請求項20の何れか一項に記載の画像出力方法。
  22. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を、46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で指定された解像度にて光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー処理ステップと、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存処理ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記保存されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信処理ステップと、を含むことを特徴とするプログラム。
  23. 前記修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を前記スキャナー手段により読み取る際の解像度を指定するための読取解像度指定画面を表示する読取解像度指定画面表示処理ステップをさらに含むことを特徴とする請求項22記載のプログラム。
  24. 印刷製版用原稿の画像を表示する表示手段と、前記表示された印刷製版用原稿の画像を編集するための編集手段とを備える画像編集端末から、前記編集手段により編集された前記印刷製版用原稿に基づくデジタル画像データの送信を受けて、当該デジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を出力する画像出力装置のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    修正指示が書き込まれた前記印刷製版用原稿を光電的に読み取り、デジタル画像データに変換するスキャナー処理ステップと、
    前記変換されたデジタル画像データを保存する保存処理ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更する解像度変更処理ステップと、
    前記保存されたデジタル画像データに基づく画像である前記印刷製版用原稿を当該印刷製版用原稿に書き込まれた修正指示に従って編集するべく、前記変更されたデジタル画像データをネットワークを介して前記画像編集端末へ送信する送信処理ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 前記保存されたデジタル画像データの解像度を変更する際の解像度を指定するための変更解像度指定画面を表示する変更解像度指定画面表示処理ステップをさらに含み、
    前記解像度変更処理ステップでは、前記変更解像度指定画面において指定された解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項24記載のプログラム。
  26. 前記印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を取得する取得処理ステップをさらに含み、
    前記解像度変更処理ステップでは、前記取得された印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度を受けて、前記保存されたデジタル画像データの解像度を当該印刷製版用原稿の大きさ及び前記表示手段の解像度に応じて46.4dpiから325.1dpiまでの範囲内で変更することを特徴とする請求項24記載のプログラム。
  27. 前記印刷製版用原稿の大きさは、葉書サイズからA3サイズまでの範囲内にあり、前記修正指示が書き込まれた印刷製版用原稿の画像を表示する前記表示手段の解像度は、768×1024dotから1024×1280dotまでの範囲内にあることを特徴とする請求項22乃至請求項26の何れか一項に記載のプログラム。
  28. 前記画像出力装置は、カラーレーザープリンタであることを特徴とする請求項22乃至請求項27の何れか一項に記載のプログラム。
  29. 請求項22乃至請求項28の何れか一項に記載のプログラムを前記画像出力装置のコンピュータにより読み出し可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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