JP6989750B2 - 情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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製本するために印刷された各シートのうち、所定の検査結果であったシートを含む本を構成するシートを排除対象として特定することが可能な情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
従来、書籍を生産するシステムが存在する。このシステムは、印刷された紙をカット、折り、集積、糊付け、表紙付けといった処理を行うことで書籍を生産する。
例えば下記の特許文献1には、書籍を生産するシステムにおいて不良本の製造履歴を記録する仕組みが開示されている。
特開2007-133480号公報
特許文献1の仕組みでは、不良本の製造履歴を記録することはできるが、不良本自体の市場への流通を防ぐことはできない。
そもそも、従来から存在するオフセット印刷による印刷では、印刷結果の検査を行うことで、不良が生じた印刷用紙(例えばロール紙)の位置の特定をすることはできた。
しかしながら、このように特定された不良が生じた箇所の情報に基づいて、不良が生じた本を取り除くのは、印刷の管理者の手によって行われていた。
このように人の手を介して不良を含む印刷用紙を除去することはできるが、不良が生じた印刷用紙の位置を含む書籍すべてのシートを自動的に除去することはできなかった。
そこで、本発明の情報処理システムは、製本するために印刷された各シートのうち、所定の検査結果であったシートを含む本を構成するシートを排除対象として特定することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報処理システムは、
製本するために印刷された各シートのうち所定のシートを排除手段が排除するための情報処理システムであって、
シートのうち、本を構成する領域ではない領域に、印刷状態を検査するための検査情報を色ごとに印刷する印刷手段と、
前記印刷手段で印刷された印刷物のいずれかの頁のシートに含まれる前記検査情報の印刷状態を検査する検査手段であって、前記検査情報が印刷の際にインクが正常に吐出できていない場合の印刷状態となっているか否かを検査する検査手段と、
前記検査手段により所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを前記排除手段で排除する対象として特定するための情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理システムによれば、製本するために印刷された各シートのうち、所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを排除対象として特定することが可能となる。
本実施形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す構成図である。 本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 本実施形態における印刷装置200のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 情報処理装置100、印刷装置200、検査装置300、製本装置400の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本実施形態の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 図5の印刷データ生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 図6のバーコード生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 本実施形態の各種データテーブルの一例を示す構成図である。 本実施形態におけるバーコードのイメージ図である。 本実施形態における検査マークのイメージ図である。 図5の印刷・検査処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 図5の製本処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、発明を実施形態について図面を参照しながら説明を行う。
図1は本実施形態におけるシステム構成の一例を示す構成図である。本実施形態における情報処理システムは、情報処理装置100、印刷装置200、検査装置300、製本装置400を備え、情報処理装置100は印刷装置200と通信可能に接続され、検査装置300は印刷装置200と製本装置400と通信可能に接続されている。各装置間での印刷用紙の搬送は搬送装置が機械的に行ってもよいし、ユーザの手によって搬送されてもよい。
情報処理装置100は印刷装置200の印刷を制御する装置である。印刷装置200が印刷するための印刷データを生成することができる。
印刷装置200は、情報処理装置100で生成された印刷データをもとに印刷物を印刷することのできる装置である。本実施形態では、印刷装置200で印刷する用紙はロール紙であるが、これ以外の用紙を用いるようにしても構わない。本情報処理システムでは、印刷装置A200と印刷装置B200とが設けられているものとして説明するが、印刷装置200は一つであってもよい。印刷装置A200はシートの表面の印刷を担う印刷装置であり、印刷装置B200はシートの裏面の印刷を担う印刷装置である。
検査装置300は、光学的に撮像することのできる撮像部を備えるコンピュータであり、印刷装置200で印刷された印刷物の表面状態を撮像部で撮像することにより光学的に監視して、取り込んだ検査画像を基準画像と比較し検査することのできる装置である。検査マークを検査し、印刷結果が良だったのか不良だったのかを判定し、印刷物ごとに印刷結果を出力することができる。例えば、特開平9-94940号公報に開示されているような装置である。
製本装置400は、検査装置300で検査された印刷物を、ブック状に製本する装置である。例えば、特開2014-151638号公報に記載された装置である。印刷装置200で印刷された
印刷用紙をカットするカット機構410と、シートカットされた用紙をシートの送り方向に対して垂直となる方向に折る折り機構A420と、折り機構A420で折られたシートをシートの送り方向に対して平行となる方向に折る折り機構B430と、折り機構B430で折られたシートを本の部数単位で集積をして、仮の糊付けを行う集積機構440と、集積機構440で集積されたシートと、本の表紙とを組み合わせることで製本する製本機構460とを備えている。本実施形態では、集積機構440に設けられた撮像部441で印刷物のバーコードを読み取り、検査装置での検査結果と照合して印刷不良を示す本であると判定された場合に排出ユニット450に本(シートの束)を排出(リジェクト)する機構が設けられている。
以上で、図1に示すシステム構成の一例の説明を終了する。図1に示すシステム構成は一例であって、目的や用途に応じて変更されてもよい。
次に、情報処理装置100のハードウェア構成の例について、図2を用いて説明する。
図2は情報処理装置100のハードウェア構成の一例を説明する概念図である。
情報処理装置100は、CPU201、RAM202、ROM203、システムバス204、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208、入力デバイス209、ディスプレイ210、外部メモリ211(記憶手段・記憶部)等を備える。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムや、各種装置の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
入力コントローラ205は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス(入力デバイス209)からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206はディスプレイ210等の表示装置の表示を制御する。ディスプレイ210は例えば液晶ディスプレイである。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウェア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、POPファイル、POPレイアウト、各種データ等を記憶するハードディスクやフレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
尚、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の情報処理装置100が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はそれぞれ外部メモリ211に記憶されており、必要に応じてRAM202にロードされることにより、CPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係るプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
以上で、本発明の実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成の説明を終了する。なお、図2に示すハードウェア構成は一例であって目的や用途によって様々な構成例がある。
次に図3を用いて印刷装置200のハードウェア構成の一例を説明する。
図3において、コントローラユニット333は、画像出力デバイスとして機能するプリント部314、カードリーダ315、操作部318と接続されるとともに、ローカルエリアネットワークや、例えばPSTNまたはISDN等の公衆回線(WAN)と接続することで、帳票などの印刷ジョブの出力を行なう。
図3に示すように、コントローラユニット333は、CPU301、RAM306、ROM302、外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))307、ネットワークインタフェース(Network I/F)303、モデム(Modem)304、操作部インタフェース(操作部I/F)305、外部インタフェース(外部I/F)309、イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)308、ラスタイメージプロセッサ(RIP)310、プリンタインタフェース(プリンタI/F)311、画像処理部313等で構成される。
CPU301は、システム全体を制御するプロセッサである。
RAM306は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記憶するための画像メモリである。
ROM302は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。
外部記憶装置(ハードディスクドライブHDD)307は、システムを制御するための各種プログラム、印刷ジョブ等を格納する。また、各種テーブルを記憶している。
操作部インタフェース(操作部I/F)305は、操作部(UI)318とのインタフェース部であり、操作部318に表示する画像データを操作部318に対して出力する。
また、操作部I/F305は、操作部318から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部318はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
ネットワークインタフェース(Network I/F)303は、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行なう。
モデム(MODEM)304は公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)309は、USB、IEEE1394、プリンタポート、RS-232C等の外部入力を受け付けるインタフェース部である。
一方、イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)308は、システムバス316と画像データを高速で転送する画像バス317とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス317は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス317上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリント部314とコントローラユニット333を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部313は、印刷ジョブを展開したプリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部313は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
プリンタI/F311に接続されるプリント部314は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微小ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。尚、プリント部314には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部I/F305に接続される操作部318は、液晶ディスプレイ(LCD)表示部を有する。LCD上にはタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されると、その位置情報を操作部I/F305を介してCPU301に伝える。また、操作部318は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部318のスタートキーは、印刷動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色のLEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態であるか否かを示す。また、操作部318のストップキーは、稼動中の動作を止める働きをする。また、操作部318のIDキーは、使用者のカードIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部318からの設定を初期化する時に用いる。
以上で、図3に示す印刷装置200のハードウェア構成の一例の説明を終了する。なお、図3に示すハードウェア構成は一例であって目的や用途によって様々な構成例がある。
次に図4を用いて、本実施形態における情報処理装置100、印刷装置200、検査装置300、製本装置400の機能構成の一例を説明する。
情報処理装置100は、印刷データ生成部2001、バーコード付与部2002、検査マーク付与部2003を備えている。
印刷データ生成部2001は、印刷装置200でシートごとに印刷するための印刷データを生成する機能部である。バーコード付与部2002は、シートごとに一意に識別可能なバーコードを付与する機能部である。検査マーク付与部2003は、複数のシートからなる本単位で検査マークを付与する機能部である。バーコード付与部2002と検査マーク付与部2003とで付与されたバーコードと検査マークを含む印刷データを印刷データ生成部2001は生成する。
印刷装置200は印刷部2101を備えている。印刷部2101は、印刷データ生成部2001で生成されたバーコードと検査マークを含む印刷データを基に印刷を行う制御部である。
検査装置300は、バーコード読み取り部2201と、検査マーク読取部2202と、判定部2203と、検査結果管理部2204を備えている。
バーコード読み取り部2201は、印刷部2101で印刷された印刷物にあるバーコードを読み取る機能部である。検査マーク読取部2202は印刷部2101で印刷された印刷部にある検査マークを読み取る機能部である。判定部2203は検査マーク読取部2202で読み取られた検査マークに基づいて、印刷結果が不良か否かを判定する機能部である。検査結果管理部2204は、判定部2203で判定された判定結果と、バーコード読み取り部2201で読み取ったバーコードの情報と対応して管理する機能部である。
製本装置400は、製本制御部2301と、検査結果取得部2302と、製本判定部2303と、リジェクト部2304、記憶部2305を備えている。
製本制御部2301は、製本に係る機構を制御する機能部である。検査結果取得部2302は検査結果管理部2204で管理される検査結果を取得する機能部である。製本判定部2303は検査結果取得部2302で取得された検査結果に基づいて製本処理を行うか否かを判定する機能部である。リジェクト部2304は、製本判定部2303での判定の結果製本を行わないと判定されたシート群をリジェクト(排除)する機能部である。記憶部2305は、検査結果取得部2302で取得した検査結果を記憶する機能部である。
以上で図4に示す本実施形態における情報処理装置100、印刷装置200、検査装置300、製本装置400の機能構成の説明を終了する。
次に図5を用いて本実施形態の詳細な処理の流れを説明するフローチャートの説明を行う。
ステップS501では、情報処理装置100のCPU201が、ユーザから印刷指示を受け付ける。(指示受付手段に相当する)
ステップS502では、情報処理装置100のCPU201が、印刷情報を生成する処理を行う。印刷情報とは、例えば印刷情報テーブル800に記憶されているテーブルに含まれる情報である。印刷情報テーブル800は例えば図8に示すテーブルである。印刷情報テーブル800には、NO801、本のタイトル802、本のタイトルCD803、印刷部数804、仕上がりサイズ805、データファイル名806が対応付けて管理されている。NO801は印刷情報を一意に識別するナンバーである。本のタイトル802は、ユーザが印刷指示を行った本とタイトルである。本のタイトルCD803は、ユーザが印刷指示を行った本を識別するためのコードである。印刷部数804は印刷する部数の情報である。仕上がりサイズ805は、製本された状態の本の1ページの大きさを示す情報である。データファイル名806は、本を印刷するための元データを示す情報である。印刷情報は一例であって必ずしもこれに限定されることはない。
ステップS503では、情報処理装置100のCPU201が、印刷装置200で印刷をするための印刷データを作成する処理である印刷データ作成処理を行う(印刷データ作成手段に相当する)。印刷データ作成処理の詳細な処理の流れについては、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は印刷データ作成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS601では、情報処理装置100のCPU201が、図8に示す印刷情報テーブル800を取得する。
ステップS602からステップS612の処理は、印刷情報テーブル800のすべてのレコードの処理が終了するまで繰り返し行う。
ステップS602では、情報処理装置100のCPU201が、データファイル名806に対応するファイルを取得する。本実施形態では例えばPDFファイルを取得する。このPDFファイルは、本毎に一つのPDFファイルとなっているが、複数の本が含まれていてもよい。また、複数のPDFファイルで1冊の本としても構わない。
ステップS603では、情報処理装置100のCPU201が、面付け情報を取得する。面付け情報とは、印刷されるシート1枚当たりにいくつの頁を割り付けるかを示す情報である。この面付け情報は、ユーザからあらかじめ設定されたものであってもよいし、都度指定を受け付けるようにしてもよいし、固定であってもよい。外部メモリ211上に記憶されるものである。
ステップS604では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS603で取得された面付け情報に基づいて、ステップS601で取得したPDFファイルの頁をシートごとに割付けていく処理を行う。例えば面付け情報が1シートに4枚の頁を割り付けることを示していれば、PDFファイルから4頁取得してシートに割り付ける処理を行う。
ステップS605では、情報処理装置100のCPU201が、シートに付加するバーコードを生成するバーコード生成処理を行う。バーコード生成処理の詳細な処理の流れは、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は、バーコード生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS701では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS602で取得されたファイルの頁すべてが収まるシート数(総シート数)を特定する処理を行う。ステップS603で取得された面付け情報が1シートに4面付けである場合、ステップS602で取得されたファイルの全頁を4で除することで、必要な総シート数を特定することができる。
ステップS702では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS604で面付け処理を行ったシートが開始シート(ロール紙における最初のシート)であるか否かを判定する。ステップS606からの再帰処理でなければ、開始シートであると判定することができる。開始シートであると判定された場合には処理をステップS703に進め、そうでない場合には処理をステップS705に進める。
ステップS703では、情報処理装置100のCPU201が、バーコード情報820をクリアする処理を行う。バーコード情報820は、SheetCnt821、SheetCntAll822、TitleCD823、CpyCnt824を含む情報である。SheetCnt821とはステップS604で面付けされたシートの位置を示す値である。0であれば1シート目、1であれば2シート目を示す。SheetCntAll822はステップS701で特定された総シート数である。TitleCD823は、ステップS602で取得されたファイルの本のタイトルCD803である。CpyCnt824は、シートに割り付けが完了した本の部数である。
バーコード情報をクリアするとは、SheetCnt821に0を設定し、SheetCntAll822に総シート数を設定し、TitleCD823にタイトルCDを設定し、CpyCnt824に0を設定することである。
ステップS704では、情報処理装置100のCPU201が、バーコード情報820に基づいてバーコードを生成する処理を行う。生成されるバーコードのイメージを図9の概念図で説明する。総シート数が10シートの本の印刷データのイメージ図が図9に示す概念図である。第8シートには、第8シートのバーコード情報を含むバーコード901が含まれていて、第9シートのバーコードには、第9シートのバーコード情報を含むバーコード902が含まれている。このようにシートごとにユニークな情報を含むバーコードを付加することによって、検査装置300で検査マークを検査した際にどのシートにおいて印刷不良が生じているのかを特定することが可能となる効果がある。
ステップS705では、情報処理装置100のCPU201が、バーコード情報820のSheetCnt821を+1する処理を行う。
ステップS706では、情報処理装置100のCPU201が、SheetCnt821がSheetCntAll822より小さいか否かを判定する。SheetCnt821がSheetCntAll822より小さいと判定された場合には処理をステップS704に進め、そうでない場合には処理をステップS707に進める。
ステップS707では、情報処理装置100のCPU201が、SheetCnt821を0の設定し、SheetCnt821を+1する処理を行う。
以上で図7に示すフローチャートの説明を終了する。
図6の説明に戻る。
ステップS606では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS604で面付けを行ったシートが最終シートであるか否かを判定する。最終シートであると判定された場合には処理をステップS607に進め、そうでない場合には処理をステップS604に戻す。
ステップS607では、情報処理装置100のCPU201が、検査マーク1001を生成する処理を行う。検査マークとは、例えば図10に示す検査マーク1001である。検査マークはCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・キープレート)の色ごとに存在しており、印刷用紙の排出方向に対して水平なバー上のマークである。印刷装置200の印刷においてインクが正常に吐出できていない場合に線状の空白領域が検査マーク1001上に現れる。その空白領域を検査装置300で検査することで、印刷物の印刷が正常に完了しているか否かを判定することができる。図10の検査マーク1001は一例であって他の検査マークを用いるようにしても構わない。また、本実施形態では、印刷物の検査の手法は検査マークを用いた検査で説明をしているが、印刷データのイメージデータと、検査装置300の撮像部で得られたイメージデータとを比較することによって、検査する処理で代替するようにしても構わない。
このようにして、複数のシートのうち最終ページにのみ検査マーク1001を付加することにより、検査マーク1001を印刷することに係るインクの消費を最低限に減らすことができる。なお、本実施形態では、複数のシートのうち最終ページに検査マーク1001を付加しているが、最初の頁に検査マーク1001を付加するようにしても構わない。要は、1つの本に対して最低1つの検査マークが存在すればよい。
ステップS608では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS702で開始シートであると判定されたシートからステップS606で最終シートであると判定されたシートまでの長さを算出する。
ステップS609では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS608で算出されたシートの長さが、1つのロール紙に入りきるか否かを判定する。1つのロール紙に入りきると判定された場合には、処理をステップS610に進め、そうでない場合には、処理をステップS611に進める。
シートの長さが、1つのロール紙に入りきるか否かの判定は、例えばロール紙情報テーブル810に基づいて行われる。ロール紙情報テーブル810は、NO811、用紙名812、用紙CD813、用紙残量814、ロール紙ファイル名815が対応付けて管理されるデータテーブルである。NO811はロール紙情報を一意に識別するための番号である。用紙名812は、ロール紙に対してユーザが設定した用紙の名前である。用紙CD813は用紙ごとに一意に付与されたコードである。用紙残量814は、印刷可能な用紙の残量を示す値である。ロール紙ファイル名815は、ロール紙に印刷させるための印刷データを作成するためのPDFファイルである。一つのロール紙に対して一つのPDFファイルが対応付けられている。この判定は、ステップS608で算出された長さを印刷するための、用紙残量814が十分か否かによって判定する。
ステップS610では、情報処理装置100のCPU201が、ロール紙ファイル名815のPDFファイルに面付けされたシートを追加する。追加に応じて、用紙残量814からステップS608で算出された長さを除算して更新する。
ステップS611では、情報処理装置100のCPU201が、新たなロール紙ファイルであるPDFファイルを作成する。
ステップS612では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS611で追加されたPDFファイルに面付け後のシートを追加する。この追加に応じて、ロール紙情報テーブル810を追加更新する。
ステップS613では、情報処理装置100のCPU201が、印刷装置200に対してロール紙情報テーブル810のロール紙ファイル名815に対応するPDFファイル(印刷データ)と、ロール紙情報テーブル810とを送信する。
以上で図6に示す印刷データ作成処理の詳細な処理の流れの説明を終了する。
図5の説明に戻る。
ステップS504では、印刷装置200のCPU301が、印刷・検査処理を行う。印刷・検査処理の詳細な処理の流れについては、図11のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図11は印刷・検査処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1101では、印刷装置200のCPU301が、ステップS613で送信された印刷データを受信する。
ステップS1102では、印刷装置200のCPU301が、ステップS1101で受信した印刷データを印刷する処理を行う(印刷手段に相当する)。
ステップS1103からステップS1108の処理は、印刷が完了した部数(印刷済部数)が印刷部数804より小さい場合には繰り返し行われる処理である。
ステップS1103では、検査装置300のバーコード読み取り部2201が、撮像部を介してシート全体を撮像することでバーコードの読み取りを行う。バーコードを読み取ることで、SheetCnt821、SheetCntAll822、TitleCD823、CpyCnt824を含む情報を得ることができる。
ステップS1104では、検査装置300の判定部2203が、ステップS1103で撮像されたシートにステップS607で生成された検査マークが存在するか否かを判定する。検査マークが存在すると判定された場合には処理をステップS1105に進め、そうでない場合には、処理を次の部の印刷物に移す。次の印刷物が無い場合には処理をステップS1109に進める。
ステップS1105では、検査装置300の判定部2203が、ステップS1104で存在すると判定された検査マークの検査を行う処理を行う(検査手段に相当する)。
ステップS1106では、検査装置300の判定部2203が、ステップS1105での検査の結果、線状の空白領域が検査マーク1001上に現れた場合には該当のシートの印刷に問題があると判断し、処理をステップS1107に進め、そうでない場合には、処理をステップS1108に進める。なお、印刷に問題があるか否かを判断する手法は一例であってこれ以外の方法を用いて行っても当然構わない。
ステップS1107では、検査装置300の検査結果管理部2204が、検査結果テーブル830に印刷が不良であったことを示すNG情報を入力する(管理手段に相当する)。検査結果テーブル830は、ステップS1103で読み取ったバーコードの情報と、ステップS1105での検査の結果を対応付けて管理するデータテーブルである。NG情報は、検査結果831に入力する。具体的には、検査結果831は、TitleCD823、CpyCnt824と対応付けられている。
ステップS1108では、検査装置300の検査結果管理部2204が、検査結果テーブル830に印刷が良であったことを示すOK情報を入力する(管理手段に相当する)。OK情報は、検査結果831に入力する。検査結果831は、TitleCD823、CpyCnt824と対応付けられている。
ステップS1109では、印刷装置200のCPU301が、印刷を終了する処理を行う。
ステップS1110では、印刷装置200のCPU301が、製本装置400に検査結果テーブル830を送信する。
以上で図11に示すフローチャートの説明を終了する。図11によれば、検査マークの検査結果をバーコードの情報と対応付けて記憶することができるため、後の製本工程でシートが製本単位ごとにまとめられた際に、まとめてリジェクトすることが可能となる。また、同じタイトルの本であっても、印刷部数単位で検査結果が良であるのか不良であるのかを管理することができ、従来のオフセット印刷では行えなかった印刷部数単位での不良の本を自動的にリジェクトすることを可能とすることができる。
図5の説明に戻る。
ステップS505では、製本装置400の製本制御部2301が、ステップS504で印刷・検査処理が行われたシート(印刷物)を用いて、本としての機能をなすよう製本する処理を行う。製本処理の詳細な処理の流れについては、図12のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図12は、製本処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1201では、製本装置400の検査結果取得部2302が、ステップS1110で送信された検査結果テーブルを受信する。
ステップS1202では、製本装置400の製本制御部2301が、印刷装置200で印刷されたシート(印刷物)を製本する処理を行う。前述したように、製本装置400は、印刷装置200で印刷された印刷用紙をカットするカット機構410と、シートカットされた用紙をシートの送り方向に対して垂直となる方向に折る折り機構A420と、折り機構A420で折られたシートをシートの送り方向に対して平行となる方向に折る折り機構B430と、折り機構B430で折られたシートを本の部数単位で集積をして、仮の糊付けを行う集積機構440と、集積機構440で集積されたシートと、本の表紙とを組み合わせることで製本する製本機構460とを備えており、それぞれの機構を経て製本処理が行われる。
ステップS1203では、製本装置400の製本制御部2301が、バーコードの読み取りを行う。バーコードは、集積機構440に設けられた撮像部441により撮像される。バーコードの読み取りを、集積機構440で本の部数単位で集積された段階で行うことにより、バーコードに対応する検査結果は不良か否かを判定する処理の処理負荷を低減することが可能となる効果がある。また、本の部数単位で集積された状態で排除することができれば、集積機構440の後の工程で排除するようにしても当然構わない。
ステップS1204では、製本装置400の検査結果取得部2302が、ステップS1203で読み取ったバーコードのTitleCD823、CpyCnt824に対応する検査結果831を取得する。
ステップS1205では、製本装置400の製本判定部2303が、取得された検査結果831がNG(印刷不良を示す情報)であるか否かを判定する。NGであると判定された場合には処理をステップS1206に進め、そうでない場合には、処理をステップS1207に進める。このように、検査結果831が印刷不良ではない場合には印刷物を製本工程に進めることで効率的に製本を行うことができるという効果がある。
ステップS1206では、製本装置400のリジェクト部2304が、製本装置400が備える排除装置により、検査結果がNGと判断されたシートを排出ユニット450にリジェクト(排出・排除)する(排除手段に相当する)。このように、検査結果831に基づいて自動的に集積機構440で集積されたシートの群をまとめてリジェクトすることによって、効率的に印刷不良の本を排除することを可能とする効果がある。
なお、本実施形態では、1つの本に対して一つの検査結果831が対応付けられているものとして説明をしたが、1つの本に複数の検査マークが付されそれぞれの検査結果831を管理するようにしても構わない。その場合には、複数の検査マークについての検査結果831の1つでも印刷不良を示す検査結果が含まれている場合には、印刷された印刷物である本を排除するようにする。
このようにすることで、より確実に印刷不良が生じている本を排除することが可能になるという効果もある。
ステップS1207では、製本装置400の製本判定部2303が、印刷装置で印刷されたシートに関してすべての製本処理が終了したか否かを判定する。すべての製本処理が終了したと判定された場合には処理をステップS1208に進め、そうでない場合には、処理をステップS1203に戻す。
ステップS1208では、製本装置400の製本制御部2301が、製本処理を終了する。
以上で図12に示すフローチャートの説明を終了する。
以上、本発明によれば、印刷不良の本に関して製本工程で効率的に排除することが可能となる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置の情報処理装置が前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するために、前記情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行して情報処理装置にインストールさせて実現することも可能である。
また、情報処理装置が、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、情報処理装置上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 CRTディスプレイ
211 外部メモリ
200 印刷装置
300 検査装置
400 製本装置

Claims (7)

  1. 製本するために印刷された各シートのうち所定のシートを排除手段が排除するための情報処理システムであって、
    シートのうち、本を構成する領域ではない領域に、印刷状態を検査するための検査情報を色ごとに印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段で印刷された印刷物のいずれかの頁のシートに含まれる前記検査情報の印刷状態を検査する検査手段であって、前記検査情報が印刷の際にインクが正常に吐出できていない場合の印刷状態となっているか否かを検査する検査手段と、
    前記検査手段により所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを前記排除手段で排除する対象として特定するための情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 製本するために印刷された各シートのうち所定のシートを排除手段が排除するための情報処理システムであって、
    シートのうち、本を構成する領域ではない領域に、印刷状態を検査するための検査情報を色ごとに印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段で印刷された印刷物のいずれかの頁のシートに含まれる前記検査情報の印刷状態を検査する検査手段と、
    前記検査手段により所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを前記排除手段で排除する対象として特定するための情報を出力する出力手段と、
    本を構成する単位で前記印刷状態を検査可能となるように、本を構成するシートのいずれかの頁に前記検査情報を含む印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    を備え、
    前記検査手段は、前記印刷データ生成手段で生成された印刷データが印刷された印刷物を検査し、
    前記出力手段は、前記検査手段で検査された前記印刷物の検査結果のうち、1つでも印刷不良を示す検査結果が含まれている場合には、前記印刷物を排除する対象として前記本を構成する単位ごとに特定可能な情報を出力すること
    ることを特徴とする情報処理システム。
  3. 前記検査情報に対する前記検査結果が、印刷不良を示す検査結果でない場合には、当該印刷物を製本工程に進める製本制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記排除手段は、前記出力手段で出力された情報を用いて複数の印刷物をまとめて排除すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 製本するために印刷された各シートのうち所定のシートを排除手段が排除するための情報処理システムであって、
    シートのうち、本を構成する領域ではない領域に、印刷状態を検査するための検査情報を色ごとに印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段で印刷された印刷物のいずれかの頁のシートに含まれる前記検査情報の印刷状態を検査する検査手段と、
    前記検査手段により所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを前記排除手段で排除する対象として特定するための情報を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記検査手段は、前記印刷物の最初の頁または最終の頁の前記検査情報を検査することを特徴とする情報処理システム。
  6. 製本するために印刷された各シートのうち所定のシートを排除手段が排除するための情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理システムが、
    シートのうち、本を構成する領域ではない領域に、印刷状態を検査するための検査情報を色ごとに印刷する印刷ステップと、
    前記印刷ステップで印刷された印刷物のいずれかの頁のシートに含まれる検査情報の印刷状態を検査する検査ステップであって、前記検査情報が印刷の際にインクが正常に吐出できていない場合の印刷状態となっているか否かを検査する検査ステップと
    前記検査ステップにより所定の検査結果であったシートを含む本を構成する各シートを前記排除手段で排除する対象として特定するための情報を出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システムの各手段として機能させるためのプログラム。
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