JP5172559B2 - 画像データ処理装置、画像データ処理プログラム、および画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理装置、画像データ処理プログラム、および画像データ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、バリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データに基づいて各ページごとのラスタイズされた形式の画像データであるページラスタを生成する画像データ処理装置、および情報処理装置をそのような画像データ処理装置として動作させる画像データ処理プログラムに関する。
例えば、ほとんどの部分が同じ絵柄であってあて名のみ異なる個人名の入った広告など、複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品と特定ページに1回利用される画像部品でありバリアブル部品とを組み合わせてバラエティのある印刷を行なう、いわゆるバリアブル印刷が広く行なわれている。
このバリアブル印刷の場合、通常、各ページごとに複数の画像部品をマージする必要があり、その処理に時間を要し、処理の高速化が望まれている。
特許文献1には、バリアブル印刷において、部品ラスタを生成するためのRIP(ラスタライズ)処理を高速化する提案がなされている。ただし、この特許文献1での提案は、部品ラスタをマージしてページラスタを生成する処理については、その印刷システムに入力されたPPMLに規定された順序と位置に、部品1点1点を順次配置する方式であって、この点に関しては特別な工夫は無い。
このため、この特許文献1にて提案された処理方式の場合、各ページに共通する部品(再利用部品)が複数存在する場合に同じ複数部品を毎ページ同じ位置に配置(マージ)する処理が発生する。
部品のマージは、(1)対象部品画像の取得、(2)部品切出し領域の算出、(3)ページ配置領域の算出、(4)部品の有効領域をページの所定位置にマージ、の処理から成るが、この内(1)から(3)はオーバーヘッド処理である。同じ領域(面積)の画像マージを行う場合、細切れにされた小部品を多数配置する方が、大きく少数の部品を配置するより、オーバーヘッド処理の回数だけ、生産性が劣化する。
特開2005−210395号公報
本発明は、上記事情に鑑み、オーバヘッド処理の無駄を省き、画像マージ処理の生産性を向上させる画像データ処理装置および画像データ処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像データ処理装置は、
複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、その再利用部品およびバリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、そのページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
データ解析部で作成された部品データを受け取ってその部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて、画像部品配置順の最下層からバリアブル部品が表われる1つ前の層までの再利用部品群について、その再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、レイアウト情報中の、再利用部品群を構成する各再利用部品の記述をその再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成するプレ加工部と、
ラスタライズ部で作成された部品ラスタおよびプレ加工部で作成された新部品ラスタを、プレ加工部で作成された新レイアウト情報に基づいて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成するアセンブル部とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像データ処理装置は、上記のプレ加工部を備えたことに特徴がある。すなわち、上記の新部品ラスタを作成するとともに、上記の新レイアウト情報を作成することにより、再利用部品群に複数の再利用部品が含まれている場合に、アセンブル部ではそれら複数の再利用部品の部品ラスタを順次にアセンブル(マージ)することに代えて1つの新再利用部品の新部品ラスタを1つ配置すればよく、画像マージ処理の効率化が図られる。
ここで、本発明の画像データ処理装置において、上記プレ加工部は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともに、ページのサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成するものであることが好ましい。
この場合、この新再利用部品が配置されるページについては、画像部品を順次配置するための作業領域となるページバッファを0クリアする手間を省くことができる。
また、本発明の画像データ処理装置において、上記アセンブル部で作成されたページラスタを、そのページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えたことが好ましい。
こうすることにより本発明の画像データ処理装置で生成された出力ページラスタをプリンタに向けて直接に出力することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像データ処理プログラムは、
プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、その情報処理装置を、
複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、
特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、それら再利用部品およびバリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、そのページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
データ解析部で作成された部品データを受け取ってその部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、その各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて、画像部品配置順の最下層からバリアブル部品が表われる1つ前の層までの再利用部品群について、その再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、レイアウト情報中の、再利用部品群を構成する各再利用部品の記述をその再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成するプレ加工部と、
ラスタライズ部で作成された部品ラスタおよびプレ加工部で作成された新部品ラスタを、プレ加工部で作成された新レイアウト情報に基づいて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成するアセンブル部とを備えたデータ処理装置として動作させることを特徴とする。
ここで本発明の画像データ処理プログラムにおいても、上記プレ加工部は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともに、ページのサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成するものであることが好ましい。
また、本発明の画像データ処理プログラムが、上記情報処理装置をさらに、アセンブル部で作成されたページラスタをそのページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えた画像データ処理装置として動作させるプログラムであることが好ましい。
以上の本発明によれば、配置する部品総数を削減することにより、オーバヘッド処理の無駄を省き、画像マージ処理の生産性を向上させることができる。
以下では、先ず、POD(Print On Demand)印刷システムにおける、従来のラスタマージ方式のバリアブル印刷処理の概要について説明し、その後で、本発明のバリアブル印刷処理の実施形態について説明する。
図1は、バリアブル印刷処理を実行する従来タイプの画像データ処理装置の機能ブロック図である。この画像データ処理装置は、コンピュータ等の情報処理装置内で従来タイプの画像データ処理プログラムが実行されることにより、その情報処理装置のハードウェアとその画像データ処理プログラムとの複合により実現する機能である。
PPMLと呼ばれるバリアブル印刷記述用のページ記述言語で記述されたPPMLデータAが、この画像データ処理装置10に入力されると、先ずはVDPアナライザ11でPPMLデータが解析されて、レイアウト情報と部品PS(ポストスクリプト)とが生成される。
レイアウト情報は、部品IDで特定される部品を出力ページエリアのどこに配置するかを記述したものである。ページ別に、配置する部品IDと配置位置を列挙している。
また、部品PSは、PPML内に含まれた、または、PPMLで外部参照された部品(PDLで記述されている)を纏めて、一つのポストスクリプトファイルとして作成したものである。
VDPアナライザ11で生成された部品PSは、RIP(Raster Image Processor)12に入力され、RIP12では部品PSがレンダリング(ラスタライズ)されて、ラスタライズされた形式の画像部品である部品ラスタが生成される。この部品ラスタは、一旦、部品キャッシュ13に保存される。
また、VDPアナライザ11で生成されたレイアウト情報はアセンブラ14で参照される。このアセンブラ14は、レイアウト情報の記述に従って、部品IDで示された部品ラスタを部品キャッシュ13から読み出し、その読み出した部品ラスタを出力ページエリアの指示された位置にマージする。この「マージ」の概念については後述する。部品ラスタのマージにより、ラスタライズされた形成の1ページ分の画像データを表わすページラスタが生成され、このページラスタが不揮発性記憶部(HDD15)に保存される。
画像の印刷を行なうにあたっては、HDD15から圧縮された形式の印刷対象のページラスタが読み出され、出力制御部16によりプリンタデバイス20に送られる。プリンタデバイス20では、その送られてきたページラスタに基づく印刷が行なわれる。
尚、VDPアナライザ11やRIP12についてはそれらの詳細が特開2005−210395号公報に開示されている。
図2は、VDPアナライザ11で作成されたレイアウト情報のサンプルを示す図である。このサンプルに基づいて以降の説明を行なう。
この図2に示すサンプルでは、部品IDで示される部品毎に、その部品が再利用部品であるか(○)バリアブル部品であるか(×)を示すフラグ情報が記されている。このフラグは、部品キャッシュ13から部品ラスタを読み出す処理において、部品を特定するパラメータの1つとして用いられる。
この図2に示すサンプルは以下の構成となっている。
部品ID 1〜7が再利用部品であり、8以降がバリアブル部品である。バリアブル部品のIDは、その部品を配置する出力ページの昇順に並んでいる。
奇数ページ(このサンプルでは1ページ目と3ページ目)は再利用部品(ID=1,2,3)と1つのバリアブル部品で構成され、偶数ページ(このサンプルでは2ページ目とMページ目)は再利用部品(ID=4,5,6,7)と2つのバリアブル部品で構成される。
奇数ページは、各部品のレイアウト位置が同じで、バリアブル部品も部品は異なるがレイアウト位置は同じである。ただし、奇数ページとバリアブル部品は、ページによって部品サイズが異なる場合がある。
偶数ページも、各部品のレイアウト位置が同じで、バリアブル部品も部品は異なるがレイアウト位置は同じである。ただし、同様に、バリアブル部品は、ページによって部品サイズが異なる場合がある。
アセンブラ14は、この図2に示すレイアウト情報に記述された順序で部品ラスタをマージし、ページラスタを生成する。
すなわち、奇数ページでは、再利用部品ID 3,2,1、及び、バリアブル部品(1ページ目ではID8、3ページ目ではID11の部品)の順にマージする。
また、偶数ページでは、再利用部品ID 4,5、1つ目のバリアブル部品(2ページ目ではID9、Mページ目ではID Nの部品)、2つ目のバリアブル部品(2ページ目ではID10、Mページ目ではID N+1の部品)、再利用部品ID6,7の順にマージする。
部品PSには、部品IDの順番に部品が記述されているため、RIP12から出力される通し番号を部品IDとして部品キャッシュ13に部品ラスタが登録される。
図3は、アセンブラ14における、図2に示すサンプルのレイアウト情報を基に部品ラスタからページラスタをマージ作成するときの概念を示した図である。
図3の左側は、部品キャッシュ13に保存された部品ラスタを示しており、図3の中央はVDPアナライザ11で作成されたレイアウト情報を示している。この図3には、レイアウト情報として、図2に示すサンプルに従う、1,2,3,…,M…ページ用のレイアウト1,2,3,…,M…が示されている。
また、図4は、アセンブラ14におけるマージ処理の概要を示すフローチャートである。
アセンブラ14は、レイアウト情報を構成する各ページレイアウト毎に、1ページ目から最終ページまで、アセンブル(複数の部品ラスタをマージしてページラスタを生成する)処理を繰り返し実行する。ここでは、1ページ目を例にとり、アセンブル処理を説明する。尚、1ページ分として、C,M,Y,Kの4版が必要であるが、版毎に次の手順を実行する。
ページラスタを作成するメモリ領域(ページバッファ)を確保する(ステップS11)。
ページバッファを0クリアする(ステップS12)。
1ページ目レイアウト情報から最初の部品情報を取り出す(ここでは部品ID=3)(ステップS13)。
ここでは部品情報(部品ID=3)が存在しているため(ステップS14)、部品キャッシュ13から、ID=3の部品ラスタを取り出す(ステップS15)。
部品ID=3の部品ラスタをページバッファの位置(X02,Y02)を起点にマージする(ステップS16)。
1ページ目レイアウト情報から次の部品情報を取り出す(ここでは部品ID=2)(ステップS13)。
部品情報(部品ID=2)が存在しているため(ステップS14)、部品キャッシュから、ID=2の部品ラスタを取り出す(ステップS15)。
ID=2の部品ラスタをページバッファの位置(X02,Y02)を起点にマージする(ステップS16)。
1ページ目レイアウト情報から次の部品情報を取り出す(ここでは部品ID=1)(ステップS13)。
部品情報(部品ID=1)が存在するため(ステップS14)、部品キャッシュ13から、ID=1の部品ラスタを取り出す(ステップS15)。
ID=1の部品ラスタをページバッファの位置(X01,Y01)を起点にマージする(ステップS16)。
1ページ目レイアウト情報から次の部品情報を取り出す(ここでは部品ID=8)(ステップ13)。
部品情報(ID=8)が存在するため(ステップS14)、部品キャッシュ13から、ID=8の部品ラスタを取り出す(ステップS15)。
ID=8の部品ラスタをページバッファの位置(X08,Y08)を起点にマージする(ステップS16)。
この1ページ目のページレイアウトから次の部品情報を取り出そうとし(ステップS13)、次の部品情報は存在しないため(ステップS14)、今度はステップS17に進む。
ページバッファの内容(完成したページラスタ)をHDD15に保存する(ステップS17)。
ページバッファを開放する(ステップS18)。
次に部品ラスタのマージ処理について説明する。
図5は、部品ラスタのマージ処理の説明図である。
部品ラスタは矩形のビットマップであるが、矩形全域が有効というわけではなく、無効の領域(ピクセル)と有効な領域(ピクセル))が混在している。
マージ処理とは、部品ラスタの有効ピクセルをページバッファに上書きして、部品ラスタの無効ピクセルについては何もしない処理をいう。
部品ラスタは、ピクセル値=0が「無効」を、ピクセル値≠0が「有効」を示すよう、部品キャッシュに登録前に加工されている。すなわち、元の値が0のピクセルが有効ピクセルのときは、その値を強制的に1に変更する加工を行っている。
図5は、ページバッファ上に部品Aの部品ラスタを書き、その上に部品Bの部品ラスタを上書きしたときの、ページバッファ内の様子を示した図である。
右下に示すように、部品の有効ピクセルのみを上書きする処理をマージ処理と称している。
このマージ処理、すなわち、矩形のビットマップの内、有効なピクセルを検知してそのピクセルのみをページバッファに配置する処理は、アセンブラの処理の中で最もCPUを使用する処理であり、重い処理であるといえる。
一方、図5右上に示す、矩形のビットマップの全ピクセルをそのままページバッファに配置する(上書きする)処理は、データを素通りさせるだけの非常に軽い処理であり、ほとんどCPUを使用しない処理である。
以上で、従来のバリアブル印刷処理についての説明を終了し、次に本発明の実施形態について説明する。
図6は、本発明の一実施形態の画像データ処理プログラムの概要を示す図である。
この図6に示す画像データ処理プログラム30は、データ解析部31,ラスタライズ部32,プレ加工部33,アセンブル部34,および出力制御部35の各プログラム部品で構成されている。
また、図7は、図6に示す画像データ処理プログラム30が、コンピュータ等、プログラムを実行する情報処理装置内で実行されたときにその情報処理装置内に実現する画像データ処理装置の機能ブロック図である。
すなわち、図7に示す各要素は、その情報処理装置のハードウェアとその情報処理装置内で実行される、図6に示す画像データ処理プログラム30を構成する各プログラム部品との複合により実現する機能である。
図7に示す画像データ処理装置40は、図1に示す従来の画像データ処理装置10と比べ、プレ加工部41が追加されている。他の構成要素は図1に示す各構成要素と同一の機能を有し、この図7では図1に付した符号と同一の符号を付して示している。
図6に示す画像データ処理プログラム30を構成するプログラム部品であるデータ解析部31は、情報処理装置内で実行されたときに、複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、それら再利用部品およびバリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、そのページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、そのページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置の情報を集めたレイアウト情報とを作成する機能を有する。すなわち、このデータ解析部31は、図7に示すVDPアナライザ11を実現するプログラム部品である。
また、画像データ処理プログラム30を構成するラスタライズ部32は、情報処理装置内で実行されたときに、データ解析部31(VDPアナライザ11)で作成された部品データを受け取って、その部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成する機能を有する。すなわちこのラスタライズ部32は、図7に示すRIP12を実現するプログラム部品である。
また、画像データ処理プログラム30を構成するプレ加工部33は、情報処理装置内で実行されたときに、データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて、画像部品配置順の最下層からバリアブル部品が表われる1つ前の層までの再利用部品群について、その再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、レイアウト情報中の、再利用部品群を構成する各再利用部品の記述をその再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成する機能を有する。このプレ加工部33は、図7に示すプレ加工部41を実現するプログラム部品である。
このプレ加工部33(プレ加工部41)は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともにページサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成する。
また、画像データ処理プログラム30を構成するアセンブル部34は、情報処理装置内で実行されたときに、部品ラスタ(新部品ラスタを含む)を、上記の新しいレイアウト情報に基づいてて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成する機能を担っている。ここで、保存レイアウト情報のデータ形式は、データ解析部31(VDPアナライザ11)で作成されたレイアウト情報のデータ形式と同一であり、したがって図7に示すアセンブラ14は、図1に示すアセンブラ14と同一の作用をなす。このアセンブル部34は、図7に示すアセンブラ14を実現するプログラム部品である。
さらに、画像データ処理プログラム30を構成する出力制御部35は、アセンブル部34(アセンブラ14)で作成されたページラスタを、そのページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する機能を実現するプログラム部品であり、図7に示す出力制御部16を構成している。
以下では、図7に示す画像データ処理装置40について、図4に示す従来の画像データ処理装置10に追加されたプレ加工部41の作用を中心に説明する。
本実施形態の概要を図2に示すレイアウト情報のサンプルに即して説明すると以下のとおりである。
本実施形態は、部品キャッシュ13に収められた部品ラスタを、アセンブラ14における処理に先立ちプレ加工部41でプレ加工して、アセンブラ14での処理総量を削減させる方式を採用している。
図2に示すサンプルの場合、奇数ページ全てにおいて、部品ID3,2,1の部品ラスタを、必ずこの順番でマージ処理を行うため、部品ID3,2,1を配置した時点では、奇数ページラスタは常に同じ絵柄となっている。バリアブル部品を配置すると異なる絵柄となる。
同じく、偶数ページ全てにおいて、部品ID4,5の部品ラスタを、必ずこの順番でマージ処理を行うため、部品ID4,5を配置した時点では、偶数ページラスタは常に同じ絵柄となっている。バリアブル部品を配置すると異なる絵柄となる。
本実施形態はこのように、複数ページで同じ部品配置となるレイアウトのセットを見つけ出し、そのセットに従って新たな部品を作成し、新たな部品を使ってページラスタを生成する方式を採用している。
ここで、新たな部品を作成するにあたっては、ページサイズで作成する。新たな部品は、必ず部品のレイアウト順で最下層となるので、ページサイズで作成しておけば、アセンブル処理でのページバッファの0クリア処理を省略することができる。
ここでは、レイアウト情報において、最下層からバリアブル部品が表れる1つ前までの再利用部品群を、「下層レイアウト」と呼び、その下層レイアウトの一覧を「下層レイアウトリスト」と呼ぶ。
図8は、プレ加工部41の処理を図2のサンプルに即して示した図である。
左欄はプレ加工部41で処理を行なう前の、RIP12で生成された部品ラスタが保存された状態の部品キャッシュを示したものであり、図3に示す部品キャッシュと同一である。ここで部品ID=1〜7は再利用部品であり、部品ID=8以降はバリアブル部品である。
左から2番目の欄は、VDPアナライザ11で作成されたレイアウト情報であり、図3に示すレイアウト情報と同じものである。
このレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトのうち、レイアウト1とレイアウト3には、下層側から順にID=3,2,1の再利用部品がこの順に並んでいる。プレ加工部41では、これらID=3,2,1の再利用部品をマージし、ページサイズの1つの新部品ID=Pをを作成して部品キャッシュに保存するとともに、新レイアウト情報として、レイアウト1とレイアウト3のID=3,2,1の再利用部品に代えてID=Pの新部品の情報を配置する。
また、これと同様に、レイアウト情報を構成するレイアウト2とレイアウト4には、下層側から順にID=4,5の再利用部品がこの順に並んでいる。ただしID=2の再利用部品の次にはバリアブル部品(ID=9,ID=N)が置かれているためさらに上層に置かれているID=6,7の再利用部品は対象外である。
プレ加工部41では、これらID=4,5の再利用部品をマージし、ページサイズの1つの新部品ID=Qを作成して部品キャッシュに保存するとともに、新レイアウト情報として、レイアウト1とレイアウト3のID=4,5の再利用部品に代えてID=Qの新部品の情報を配置する。
図7のアセンブラ14では、新レイアウト情報を基にアセンブル(マージ)を行なって各ページごとのページラスタを作成する。こうすることにより、同一部分のマージ(ID=P,Qを作成するためのマージ)を繰り返す必要がなくなり、高速処理が可能となる。
図9は、プレ加工部41での処理を示すフローチャートである。
ここでは先ずレイアウト情報を取得し(ステップS21)、そのレイアウト情報を構成する各ページごとのレイアウトを1つずつ順次に取得して(ステップS22)、未処理のページレイアウトがなくなるまで(ステップS23)、以下の処理を行なう。
今回取得した1ページ分のレイアウトの中から部品情報を順次取得し(ステップ24)、今回取得した部品情報が再利用部品を表わしているか否かが判定される(ステップ25)。再利用部品であったときは、その再利用部品の部品情報をそのページの下層レイアウトに記録して(ステップS26)、処理中のページレイアウトから次の部品情報を取得する(ステップS24)。これを繰り返し、今回取得した部品が再利用部品ではなかったときは(ステップS25)、これまでに作成された下層レイアウトのリストである下層レイアウトリストからその下層レイアウトリストの要素(作成済の下層レイアウト)を順次取得し(ステップS27)、取得した要素があるときは(ステップS28)、今回、ステップS24〜S26を繰り返して作成された1ページ分の下層レイアウトと、ステップS27で取得した下層レイアウトリスト中の要素とを比較し、部品の配置順序、部品ID、および配置位置が全て同じか否か確認し(ステップS29)、少しでも違っていたら(ステップS210)ステップS27に戻って、下層レイアウトリストから次の要素を取得し、取得すべき要素がなくなるまで(ステップS28)、比較(ステップS29)を行なう。部品の配置順序、部品ID、配置位置の全てが同一であったときは(ステップS210)、処理中のページレイアウトの中の、下層レイアウトを構成する部品情報を、下層レイアウトリストから取得した要素に保存されている新再利用部品のIDに入れ替える。このとき、新再利用部品の配置位置は、X=0,Y=0とする(ステップS211)。この入れ替え、すなわちページレイアウトの更新をレイアウト情報に反映させて(ステップS212)、次のページレイアウトの処理に移る(ステップS22)。
下層レイアウトリストから新たに取得すべき要素がなくなったときには(ステップS28)、新再利用部品を作成する(ステップS213)。
図10は、図9のステップS213の新再利用部品作成処理のフローチャートである。
ここでは先ず新部品バッファをページサイズで確保し(ステップS31)、新部品バッファを0クリアし(ステップS32)、図9のステップS24〜S26を繰り返すことにより今回作成した1ページ分の下層レイアウトから、順次、部品情報を取り出し(ステップS33)、取り出した部品情報があるときは(ステップS34)、部品キャッシュ13から、該当IDの部品ラスタを取り出して(ステップS35)、その取り出した部品ラスタを新部品バッファの指定位置にマージする。今回処理対象の1ページ分の下層レイアウトから取り出すべき部品情報がなくなると(ステップS34)、最大部品IDより1大きい数値を、今回作成した新再利用部品の部品IDとし(ステップS37)、その新たな部品IDで、新部品バッファの内容を部品キャッシュに保存し(ステップS38)、新たな部品IDを下層レイアウトに記録することによりその1ページ分の下層レイアウトを更新する(ステップS39)。その後、新部品バッファを開放して(ステップS310)、新再利用部品の作成を終了する。
図9に示すプレ加工処理のステップS213では、以上のようにして新再利用部品が作成される。
図9のステップS214では、新再利用部品の作成で更新された下層レイアウトを、下層レイアウトリストに追加し、下層レイアウトリストに今回追加した下層レイアウトを下層レイアウトリストの要素として取得して(ステップS215)、ステップS211に進んで処理中のページレイアウト中の、下層レイアウトを構成する部品情報を、下層レイアウトリストから取得した要素に保存されている新再利用部品のIDに入れ替え(ステップS211)、この入れ替えをレイアウト情報に反映させる(ステップS212)。
ステップS21で取得したレイアウト情報を構成する最終ページのレイアウトまで処理が終了すると(ステップS23)、このプレ加工の処理が終了する。
図11は、図7に示すアセンブラ42の処理を示すフローチャートである。
図4に示すアセンブラ14は、VDPアナライザ11で作成されたレイアウト情報を基にしてアセンブルを行なうものであるが、図7に示すアセンブラ42は、プレ加工部41で作成された新レイアウト情報を基にしてアセンブルを行なうものである。ただし、レイアウト情報と新レイアウト情報は同一のフォーマットに従ったものであり、したがって、この点については、図4に示すアセンブラ14と図7に示すアセンブラ42との間に差異はない。相違点は、図4に示すアセンブラ14は、ページバッファを確認した後、そのページバッファを0クリアしているが(図4のステップS12)、図7に示すアセンブラ42は、再利用部品を利用せずにバリアブル部品だけで構成されるという特殊なページについてアセンブルを行なう場合を除き、0クリアを省略している点である。
図11に示すフローチャートの、ステップS41,S46,S42,S43、S47〜S410は、図4に示すフローチャートの、ステップS11〜18とそれぞれ同じステップであり、以下では図4のフローチャートに追加された、ステップS44,S45の処理について説明する。
ステップS44では、今回取り出した部品情報がそのページレイアウトの最初に並ぶ部品の情報であるか否かが判定され、最初の部品であったときはその部品がページサイズと同一のサイズの部品であるか否かが判定され(ステップS45)、その部品がページサイズと同一サイズの部品であるときは、ページバッファの0クリアの処理(ステップS46)が省略される。
前述したように、新再利用部品はページサイズで作成されており、またその新再利用部品はページバッファに最初に配置されているため、その新再利用部品をページバッファに配置することによってページバッファの初期化(0クリア)を省くことができ、この点も高速処理に役立っている。ただし、再利用部品を配置しないページ(バリアブル部品のみからなるページ)の場合、そのバリアブル部品がページサイズであることの保証はないため、配置の前にページバッファが0クリアされる(ステップS46)。
図11のアセンブル処理のその他の点は、図4のアセンブル処理と同一であり、ここでは重複説明は省略する。
バリアブル印刷処理を実行する従来タイプの画像データ処理装置の機能ブロック図である。 VDPアナライザで作成されたレイアウト情報のサンプルを示す図である。 図2に示すサンプルのレイアウト情報を基に部品ラスタからページラスタをマージ作成するときの概念を示した図である。 マージ処理の概要を示すフローチャートである。 部品ラスタのマージ処理の説明図である。 本発明の一実施形態の画像データ処理プログラムの概要を示す図である。 プレ加工部での処理を示すフローチャートである。 プレ加工部41の処理を図2のサンプルに即して示した図である。 プレ加工部での処理を示すフローチャートである。 新再利用部品作成処理のフローチャートである。 アセンブラ2の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10,40 画像データ処理装置
11 VDPアナライザ
12 RIP
13 部品キャッシュ
14 アセンブラ
15 HDD
16,35 出力制御部
20 プリンタデバイス
30 画像データ処理プログラム
31 データ解析部
32 ラスタライズ部
33,41 プレ加工部
34 アセンブル部

Claims (9)

  1. 複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、該再利用部品および該バリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、該ページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、該ページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置、および、ページ中に各画像部品を1つずつ配置していくときの各ページごとの各画像部品の配置順の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
    前記データ解析部で作成された部品データを受け取って該部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、該各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
    前記データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて、ページ中に配置されるバリアブル部品のうち一番先に配置されるバリアブル部品よりも配置順が先の複数の再利用部品からなる再利用部品群について、該再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、該各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、該再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、該レイアウト情報中の、該再利用部品群を構成する各再利用部品の記述を該再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成するプレ加工部と、
    前記ラスタライズ部で作成された部品ラスタおよび前記プレ加工部で作成された新部品ラスタを、該プレ加工部で作成された新レイアウト情報に基づいて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成するアセンブル部とを備えたことを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記プレ加工部は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともに、ページのサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成するものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ処理装置。
  3. 前記アセンブル部で作成されたページラスタを、該ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像データ処理装置。
  4. プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報処理装置を、
    複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、該再利用部品および該バリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、該ページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、該ページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置、および、ページ中に各画像部品を1つずつ配置していくときの各ページごとの各画像部品の配置順の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析部と、
    前記データ解析部で作成された部品データを受け取って該部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、該各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ部と、
    前記データ解析部で作成されたレイアウト情報に基づいて、ページ中に配置されるバリアブル部品のうち一番先に配置されるバリアブル部品よりも配置順が先の複数の再利用部品からなる再利用部品群について、該再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、該各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、該再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、該レイアウト情報中の、該再利用部品群を構成する各再利用部品の記述を該再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成するプレ加工部と、
    前記ラスタライズ部で作成された部品ラスタおよび前記プレ加工部で作成された新部品ラスタを、該プレ加工部で作成された新レイアウト情報に基づいて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成するアセンブル部とを備えたことを特徴とする画像データ処理装置として動作させることを特徴とする画像データ処理プログラム。
  5. 前記プレ加工部は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともに、ページのサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成するものであることを特徴とする請求項4記載の画像データ処理プログラム。
  6. 前記情報処理装置をさらに、前記アセンブル部で作成されたページラスタを該ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御部をさらに備えた画像データ処理装置として動作させることを特徴とする請求項4又は5記載の画像データ処理プログラム。
  7. 複数ページに渡って繰り返し利用される画像部品である再利用部品を特定する情報と、特定ページに1回利用される画像部品であるバリアブル部品を特定する情報と、該再利用部品および該バリアブル部品からなる各画像部品の各ページごとの配置位置とが記述されるバリアブル印刷用のページ記述言語で記述されたページ記述データを受け取って、該ページ記述データにより特定される画像部品を集めた部品データと、該ページ記述データにより特定される各画像部品の各ページごとの配置位置、および、ページ中に各画像部品を1つずつ配置していくときの各ページごとの各画像部品の配置順の情報を集めたレイアウト情報とを作成するデータ解析過程と、
    前記データ解析過程で作成された部品データを受け取って該部品データ中の各画像部品をラスタライズすることにより、該各画像部品のラスタライズされた形式の部品データである各部品ラスタを作成するラスタライズ過程と、
    前記データ解析過程で作成されたレイアウト情報に基づいて、ページ中に配置されるバリアブル部品のうち一番先に配置されるバリアブル部品よりも配置順が先の複数の再利用部品からなる再利用部品群について、該再利用部品群を構成する各再利用部品が同一であって、かつ、該各再利用部品の各配置位置が同一であるページのグループごとに1つの、該再利用部品群を構成する各再利用部品をマージした新再利用部品のラスタライズされた形式の部品データである新部品ラスタを作成するとともに、該レイアウト情報中の、該再利用部品群を構成する各再利用部品の記述を該再利用部品群に対応する新再利用部品の記述に置き換えることにより新レイアウト情報を作成するプレ加工過程と、
    前記ラスタライズ過程で作成された部品ラスタおよび前記プレ加工過程で作成された新部品ラスタを、該プレ加工部で作成された新レイアウト情報に基づいて各ページごとにアセンブルすることにより、各ページごとの、ラスタライズされた画像を表わすページラスタを作成するアセンブル過程とを有することを特徴とする画像データ処理方法
  8. 前記プレ加工過程は、ページのサイズと同一サイズの新部品ラスタを作成するとともに、ページのサイズと同一サイズの新再利用部品の記述に置き換えた新レイアウト情報を作成するものであることを特徴とする請求項7記載の画像データ処理方法
  9. 前記アセンブル過程で作成されたページラスタを、該ページラスタに基づく可視画像をプリント出力するプリンタに向けて出力する出力制御過程をさらに有することを特徴とする請求項7又は8記載の画像データ処理方法
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