JP4917720B2 - 外国為替取引処理システム及び処理方法及び並びコンピュータ・ソフトウエア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外国為替取引処理システム及び処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエアであり、特に銀行の取引システムにおける外国為替取引を処理し、支援する銀行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、輸入業務を行う顧客は、銀行に信用状(LC: Letter of Credit)の開設を依頼し、依頼された銀行は、LCを開設し、その発信業務と輸入書類の管理及び決済業務を行っている。これらは、人手によって、顧客の確認を取りながら処理手続を進めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のLC発信業務、輸入書類の管理及び決済業務では、顧客が顧客の取引銀行を取引に使いたい場合であっても、この顧客の取引銀行が顧客の希望する通りに当該業務を行えないと顧客は取引に支障が出るという問題があった。一方、取引銀行にとっては、顧客を失う、または取引銀行としての信用を失うという問題があった。またLCの開設による発行・発信業務、輸入書類の管理・決済業務は繁雑な処理を伴うため、取引量が少量の場合、いわゆる少量多品種の業務となり、採算が取れないという問題があった。
【0004】
そこで、LC開設、輸入書類の点検、接受及び決済業務ができない、または、できてもコストがかかり採算が取れない金融機関(以下、「委託銀行」という。)では、このような業務処理を外部の金融機関(以下、「受託銀行」という。)に委託し、または、代行させることで、顧客の輸入業務を取引銀行として処理したいというニーズがあった。
【0005】
具体的には、一部の地方銀行や信用金庫などのLC開設頻度が少ない銀行等の金融機関やLC開設ができない金融機関、または、LC開設に関する業務を自社または自行では行わない金融機関では、LC発信業務、輸入書類の点検、接受及び決済の代行を受ける金融機関へ委託する必要が生じているか、又はその方が有利であると判断している。一方、このような処理の代行を受ける金融機関では、概してLC発信や管理業務の自行分を相当数有しているので、さらに、他行の処理を含めて件数を増やすことで、単価を引き下げることが可能になる。しかしながら、その処理は依然として人手によっていたので、処理時間がかかるという問題や、手続を逐一処理していかなければならないので、さらに時間を要するという問題は解決されなかった。その結果、顧客からLC開設を依頼された銀行(委託銀行)は、場合によっては、顧客との取引に影響が出る恐れがあった。一方、受託銀行にとっては、委託銀行との取引を失う恐れや、受託した際の処理の煩雑さにより、時間及びコストがかかる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、LC開設、輸入書類等の管理及び決済2処理の指示やデータの入出力及びこれらの伝送のための通信網からなるシステムで高速に処理するシステム及びその処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供することにある。さらに逐一位置処理ではなく、所定の処理手続は複数同時に処理できるシステム及びその方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供することにある。さらにLC発信業務、輸入書類の点検、接受及び決済の代行業務を処理することが可能な外国為替取引処理システム及び処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムであって、前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え、前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知する外国為替取引処理システムである。
【0008】
また、本発明は、顧客からのLC開設申込を受け、該顧客の取引先の委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信、輸入書類の管理及び決済の各代行業務を処理する際に使用し、顧客用端末、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムであって、前記顧客用端末からのLC開設申込を受信する受信部と、受信したLC開設申込について前記委託銀行用端末にLC発信代行依頼確認を送信する依頼確認送信部と、委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、作成したLCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記顧客用端末又は前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え、前記顧客用端末からLC開設申込を受けたら、顧客の取引先の委託銀行用端末にLC開設申込通知を行い、LC発信代行を依頼するか確認し、前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知する外国為替取引処理システムである。
【0009】
更に、本発明は、受領した求償データを入力する入力部と、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データにより求償通知データを作成する処理部と、求償通知データを保持するデータベース部と、求償通知データを上記委託銀行用端末に送信する送信部と、該求償決済指示を受信する受信部とを備える外国為替取引処理システムである。
【0010】
更に、本発明は、委託銀行から受領した求償データを入力する入力部と、求償データを保持するデータベース部と、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとにより求償通知データを作成する処理部と、求償通知データを当該委託銀行に送信する送信部と、支払条件を輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとによりチェックする支払条件チェック部と、当該現地委任銀行口座からの引落しを承認する引落し承認通知を発信する発信部とを備える外国為替取引処理システムである。
【0011】
更に、本発明は、上記データベース部は、上記委託銀行用端末からの情報を保持・更新する委託銀行用データベース部と、上記委託銀行用データベースに保持されている情報を用いて上記処理部で処理した情報を保持・更新する受託銀行用データベース部とからなる外国為替取引処理システムである。
【0012】
更に、本発明は、上記委託銀行用データベース部と受託銀行用データベース部とは、同じ記憶装置に設けられている外国為替取引処理システムである。
【0013】
更に、本発明は、上記委託銀行用データベース部と上記受託銀行用データベースとは、物理的に独立した記憶装置に保持されている外国為替取引処理システムである。
【0014】
更に、本発明は、顧客又は委託銀行に出力されるデータは、完成した書類となる外国為替取引処理システムである。
【0015】
更に、本発明は、顧客又は委託銀行に出力されるデータは、顧客又は委託銀行によって入力される情報により、完成した書類となる外国為替取引処理システムである。
【0016】
更に、本発明は、顧客又は委託銀行に出力されるデータは、不足している部分を事前に入力された顧客又は委託銀行からのデータにより完成した書類となる外国為替取引処理システムである。
【0017】
また、本発明は、顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムによる外国為替取引処理方法であって、前記外国為替取引処理システムは、前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え、前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知する外国為替取引処理方法である。
【0018】
また、本発明は、顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムのコンピュータ・ソフトウエアであって、前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する機能と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持する機能と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する機能と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する機能とをコンピュータに実行させ、前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムからなるコンピュータ・ソフトウエアである。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の外国為替取引処理システム及び処理方法の実施例について、図1〜図10を用いて説明する。図1は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引全体の説明図である。図2は、実施例1の外国為替取引処理システムの説明図である。図3は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した処理の一例の説明図である。図4は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用したLC開設処理手順の一例の説明図である。図5は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した輸入書類の受領である接受処理、LCとの内容の一致を確認し、また、記載事項を確認する点検処理及び受託銀行が委託銀行へ輸入書類を交付するためのカバーレター等の書類の作成処理(以下、「アライバル処理」という。)の手順で、事前求償が無い場合の一例の説明図である。図6は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:回金)手順の一例の説明図である。図7は、実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:求償)手順の一例の説明図である。図8は、実施例2の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引全体の説明図である。図9は、実施例2の外国為替取引処理システムの説明図である。図10は、実施例2の外国為替取引処理システムを使用した処理の一例の説明図である。
【0028】
実施例1を説明する。本実施例の外国為替取引処理システム1は、LC発信、輸入書類の点検、接受及び決済の代行業務を処理することが可能な処理システムであり、図1に示すように、顧客用端末2と接続した委託銀行用端末3と接続される。また、輸出元5の取引先となる輸出元取引銀行用端末6とも接続される。委託銀行用端末3とは、公衆回線等のネットワーク回線4又は専用線で接続される。輸出元取引銀行用端末6とは、SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication SC)7等の電子決済システム又はネットワーク回線4を介して接続される。
【0029】
実施例1の外国為替取引処理システムは、例えばサーバからなり、図2に示すように、入力部11、処理部12、不一致検出部13、データベース部14、発信部15、表示部16、送信部17を備えている。入力部11は、委託銀行の発信等代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する。処理部12は、発信等代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する。不一致検出部13は、輸入書類データと発信等代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する。データベース部14は、発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ及び不一致データを保持しており、委託銀行用端末からの情報を保持・更新する委託銀行用データベース部141と、委託銀行用データベースに保持されている情報を用いて処理部12で処理した情報を保持・更新する受託銀行用データベース部142とからなる。発信部15は、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する。表示部16は、発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する。送信部17は、データベース部が保持する発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ及び不一致データを当該委託銀行用端末に送信する。
【0030】
実施例1の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引全体の処理の一例について、詳細に説明する。輸入業務にあたっては、輸入業者である企業、つまり、顧客は、委託銀行にLC開設の依頼をする。外国為替に関する取引を委託する企業とこの企業から依頼を受けた委託銀行と委託銀行から外国為替取引を指示されて取引を行う受託銀行との間の外国為替処理の取引に関する。受託銀行は、輸出元の取引銀行へ決済処理がなされる。このような三者間での外国為替取引は、主に、顧客から依頼を受けた外国銀行へ送金を行う場合と外国銀行が受託銀行と取引のある補償銀行に請求する場合の2通りがある。LC開設処理は、主に、LC発信処理、LC及び輸入書類等の到着による接受処理、記載事項のチェックやLCとの内容の一致確認などの点検処理及び輸入書類を委託銀行へ送付する交付処理などを含む書類管理手続及び外国銀行への送金などの決済処理を含む。
【0031】
委託銀行は、受託銀行のDBにアクセスし、LC発信状況、輸入書類処理状況を知ることができ、承認や決済指示を入力し、受託銀行の処理手続を進めさせることが可能である。また、委託銀行では、アライバル処理の書類到着や求償依頼が生じても必要書面を作成し交付するまでの処理時間を短縮できる。更に、委託銀行では、受託銀行の処理終了と同時に処理情報(データ)を委託銀行がアクセスできるので、更新された情報に基づいて通知の受領や印字処理が可能となり、処理時間を短縮できる。
【0032】
受託銀行では、手続処理の工程管理がより詳細に行え、かつ、簡素化によってコストをさげることが可能となる。
【0033】
実施例1の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引の手順の一例について、図3を用いて説明する。
(1)顧客2からのLC開設依頼を受けた委託銀行3は、受託銀行1にLC開設を依頼する。
(2)受託銀行1は、委託銀行3に受付通知を行い、委託銀行3は、顧客2に受付通知を行う。
(3)委託銀行3は、受託銀行1に承認を行い、取組を指示する。
(4)受託銀行1は、LCを作成し、輸出元取引銀行6にLC発信を行い、輸出元銀行6は、輸出元5にLC受取りを通知する。
(5)輸出元銀行6は、輸出元5からの依頼を受け、受託銀行1に対し、書類を送付する。
(6)受託銀行1は、アライバル処理を行う。
(7)受託銀行1は、委託銀行3に書類到着を通知する。
(8)受託銀行1は、委託銀行3に書類交付する。
(9)委託銀行3は、顧客1に書類交付を行う。
(10)顧客2は、委託銀行1に決済依頼を行う。
(11)委託銀行3は、受託銀行1に決済指示を行う。
(12)受託銀行1は、決済処理を行う。
(13)受託銀行1は、輸出元取引銀行6に決済済みを通知し、輸出元5に通知される。
このようにして、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引は行われる。
【0034】
次に、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した受託銀行におけるLC発信までの処理の一例について、図4のフローチャートを用いて説明する。ここで、勘定系データは、入出金を伴う処理に関するデータであって、銀行の決算データに基づくデータである。本実施例では、勘定系データには、輸入書類の交付に関する書面作成に必要なデータを含む場合がある。
S101)LC開設依頼を受信する。受託銀行1が顧客2及び委託銀行3から再委託を受けて代行サービスを行うので、ユーザテーブルは、受託銀行の担当者に関する情報が予め保持している。しかし、オンラインで委託銀行3または顧客2と接続されていれば、委託銀行3または顧客2の端末から入力することが可能である。この場合、顧客または委託銀行に関するシステム起動に必要な情報は予めユーザテーブルに登録されている。
S102)受付入力し、委託銀行名、受付日、受付区分(FAX、郵送、持込)、委託銀行LC番号を入力する。
S103)データ表示を行い、入力データを確認する。
S104)登録実行を行う。
S105)LC開設依頼受付通知を行う。
S106)詳細入力のために、LC番号入力、検索、データ読み込みを行う。
S107)詳細データ入力、LCテーブル更新を行う。
S108)登録実行を行う。
S109)承認及び取組指示を受信する。
S110)勘定系データを生成する。
S111)必要により、勘定系データ生成及び更新処理を行う。
S112)LC発信を発信する。
S113)勘定系データの取り込みを行う。
S114)勘定系データの更新を行う。
このようにして、実施例1の外国為替取引処理システムを使用した受託銀行におけるLC発信までの処理を行うことができる。
【0035】
以下に、実施例1の外国為替取引処理システムを使用したLC開設処理の一例について、具体的に説明する。受託銀行は、顧客からLC開設の依頼を受けた委託銀行からのLC発行依頼をFAXまたは依頼書のイメージデータで受ける。受託銀行のデータベース部に依頼書に記載されている第1の情報である委託銀行名、委託銀行LC番号及び受付日が入力される。第1の情報に基づいて生成された受付受領通知は、委託銀行へ送付される。次に、依頼書に記載された受付日、期日、被委託行処理番号、輸出情報及び支払情報などの第2の情報が入力される。第1の情報及び第2の情報に基づいてLCが作成され、処理システムよりLCが発信される。
【0036】
実施例1の外国為替取引処理システムは、WEB上でLC開設を行うシステムであって、スキャナから読み込んだ依頼書のイメージデータが送付され、または、FAX通信によって転送される。送付されたイメージデータはマニュアル入力またはOCR読み取りによってDBへ取り込まれ、取り込まれた情報から受付受領通知が作成され、委託銀行へ送付され、取り込まれた情報からLCが作成され、仕向銀行へ送付される。なお、勘定系システムは、LC発信処理に伴う情報である勘定系データを生成するシステムである。
【0037】
次に、勘定系データ(為替リスク管理システム)の処理を説明する。LC発信処理に伴って生成された勘定系データがデータベース部に取り込まれ、取り込まれた第3の情報(LCデータ)との一致をLC番号で検索し、一致の有無が検出され、一致していなければ取り込まれた第3の情報が勘定系データと同じデータに更新される。LCを発信する前に、勘定系システムで勘定系データが生成され、処理される。FOCUSテーブルのLCに関するデータが最新の勘定系データファイルのデータと異なっていれば、勘定系データファイルのデータに更新される。
【0038】
実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償なし)の一例について説明する。輸入書類を受領してアライバル処理を進める際、求償処理を必要としない処理であり、輸入書類が受領されると、上記輸入書類に含まれる為替手形、送り状、包装明細書及び略式船荷証券に記載されている第4の情報が入力され、上記第4の情報に基づいて輸入書類到着通知が作成され、委託銀行へ通知される。さらに、輸入書類に記載されている輸入書類到着通知に用いられない他の情報である第5の情報が入力され、委託銀行の整理番号であるBR番号は、実際には輸入手形の番号であるImport Resister番号(以下、「BR番号」という。)が付される場合が多く、このBR番号を入力し、入力された第4及び第5の情報が確認され、送付票とともに帳票などに印字され、委託行より決済指示を受けて決済処理を実行する。
【0039】
受託銀行におけるアライバル処理(事前求償なし)の手順の一例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
S201)輸入書類を受信する。
S202)到着通知作成用輸入書類情報を入力する。
S203)到着通知を作成し、出力する。
S204)到着通知を発送し、BR番号の採番を要請する。
S205)輸入書類未入力情報を入力し、BR番号を入力する。
S206)入力データを確認する。
S207)カバーレター、送付票、手形等の帳票を出力する。
S208)委託銀行より決済指示を受ける。
S209)決済処理を行う。
このようにして、受託銀行におけるアライバル処理(事前求償なし)を行うことができる。
【0040】
なお、第4の情報及び第5の情報が委託銀行に送信され、または、委託銀行が受託銀行のデータベースにアクセスすることで、第4及び第5の情報を取得し、委託銀行で生成したBR番号を付して、決済書面を印字して作成することも可能である。このようにすることで、受託銀行が委託銀行からのBR番号を受けてから処理をするのに比べて、迅速に処理が可能となる。さらに、委託銀行より顧客へのアクセスも早くなるので、決済処理の確認や承認を早く得ることが可能となる。
【0041】
実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:回金)の一例について説明する。事前求償とは、輸入書類到着前に求償するものである。この例は、輸入書類を受領する前に事前求償の要請があり、決済方式が回金である場合のアライバル処理であり、図6のフローチャートを用いて説明する。
S301)求償を受信する。
S302)求償通知作成用求償情報を入力する。
S303)求償通知を作成し、出力する。
S304)求償通知を発送し、BR番号の採番を要請する。
S305)BR番号を入力する。
S306)委託銀行より決済指示を受ける。
S307)輸入書類を受信する。
S308)到着通知作成用輸入書類情報を入力する。
S309)到着通知を作成し、出力する。
S310)到着通知を発送する。
S311)未入力の輸入書類情報を入力する。
S312)確認するために確認一覧表を表示する。
S313)カバーレター、送付票、手形等の帳票を出力する。
S314)委託銀行より決済指示を受ける。
S315)決済処理を行う。
このようにして、アライバル処理(事前求償あり、決算方式:回金)を行うことができる。
【0042】
なお、求償依頼通知を受領すると、求償依頼通知で示された第6の情報が入力され、第6の情報に基づいて求償通知を出力し、委託行へ通知する。委託銀行からのBR番号を入力し、かつ、委託銀行からの決済指示を受け、決済処理を実行する。これとは別に、輸入書類が受託銀行で受領されれば、受領された輸入書類に含まれる為替手形、送り状、包装明細書及び略式船荷証券に記載されている第4の情報が入力され、第4の情報に基づいて輸入書類到着通知を出力し、委託行へ通知する。さらに、輸入書類に記載されている他の情報である第5の情報が入力され、入力された第4及び第5の情報が確認され、送付票とともに帳票などに印字され、委託銀行へ送付される。
【0043】
実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:求償)の一例について説明する。図6と同様に輸入書類を受領する前に求償処理の要請があった場合であるが、決済方式が求償である、つまり、輸出元の受託銀行が委託している現地銀行の受託銀行の口座から所定期日に引き落とす場合のアライバル処理である。受託銀行が求償依頼を受領すると、求償依頼で示された第6の情報が入力され、上記第6の情報に基づいて求償通知を出力し、委託行へ通知し、事前求償があれば、支払条件などの一致/不一致をチェックする。一致していれば、委託行から受ける所定日に基づき現地委任銀行口座から引き落とす指示を現地銀行へ出して、処理をする。また、一致していなければ、委託行から受領した引き落とし予定日に現地取引銀行が引き落とすことを承認した通知を出す。輸入書類が受領されれば、上記輸入書類に含まれる為替手形、送り状、包装明細書及び略式船荷証券に記載されている第4の情報が入力され、第4の情報に基づいて輸入書類到着通知を出力し、委託銀行へ通知する。さらに、輸入書類に記載されている他の情報である第5の情報が入力され、委託行からのBR番号を入力し、入力された第4及び第5の情報が確認され、送付票とともに帳票などに印字され、委託行へ送付される。
以下、図7のフローチャートを用いて説明する。
S401)求償を受信する。
S402)求償通知作成用求償情報を入力する。
S403)求償通知を作成し、出力する。
S404)求償通知を発送し、BR番号の採番を要請する。
S405)輸入書類とLCとの不一致(ディスクレパンシィ)を確認し、「あり」のときは、ディスクレ承諾又はディスクレ拒否を行い、「なし」のときは、ディスクレ承諾を行う。
S406)委託銀行による決済予定日を入力し、決済を指示する。
S407)輸入書類を受信する。
S408)到着通知作成用輸入書類情報を入力する。
S409)到着通知を作成し、出力する。
S410)到着通知を発送し、BR番号の採番を要請する。
S411)未入力の輸入書類情報を入力する。
S412)BR番号を入力する。
S413)確認するために確認一覧表を表示する。
S414)カバーレター、送付票、手形等の帳票を出力する。
S415)委託銀行が決済を指示する。
S416)決済処理を行う。
このようにして、アライバル処理(事前求償あり、決算方式:求償)を行うことができる。
【0044】
実施例1の外国為替取引処理システム1によりアライバル処理を行うためには、入力部11は、受領した求償データを入力し、処理部12は、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データにより求償通知データを作成し、データベース部14は、求償通知データを保持し、送信部17は、求償通知データを当該委託銀行用端末に送信する。また、支払条件チェック部を備え、そして、入力部11は、求償データを入力し、データベース部14は、求償データを保持し、処理部12は、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとにより求償通知データを作成し、送信部17は、求償通知データを当該委託銀行に送信し、支払条件チェック部は、支払条件を輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとによりチェックし、発信部15は、当該現地委任銀行口座からの引落しを承認する引落し承認通知を発信するようにする。
【0045】
実施例2を説明する。本実施例の外国為替取引処理システム1は、実施例1と同様であるが、図8に示すように、顧客用端末2とネットワーク回線4を介して接続されている点で相違している。実施例2において、顧客2が受託銀行1のDBにアクセスすることができる。このようにすることで、LCの開設申し込みを受託銀行に出した段階で、受託銀行はDBへの諸データの登録などが可能となり、手続処理を早めることが可能となる。また、顧客がDBにアクセスできるようになると、輸入書類の到着に伴う到着通知に基づく決済依頼や決済指示などの手続も早めることができる。
【0046】
実施例2の外国為替取引処理システムは、実施例1と同様であるが、図9に示すように、受信部18及び依頼確認送信部19を備えている。受信部18は、顧客用端末からのLC開設申込を受信する。依頼確認送信部は、受信したLC開設申込について委託銀行用端末にLC発信等代行依頼確認を送信する。
【0047】
実施例2の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引の手順の一例について、図10を用いて説明する。
(1)受託銀行1は、顧客2からLC開設申込を受ける。
(2)受託銀行1は、顧客2の取引先の委託銀行3にLC開設申込通知を行い、LC発信等代行を依頼するか確認する。
(3)委託銀行3は、受託銀行1にLC発信等の代行を依頼する。
(4)受託銀行1は、委託銀行2及び顧客1に受付通知を行う。
(5)委託銀行3は、受託銀行1に承認を行い、取組を指示する。
(6)受託銀行1は、LCを作成し、輸出元取引銀行6にLC発信を行い、輸出元銀行6は、輸出元5にLC受取りを通知する。
(7)輸出元銀行6は、輸出元5からの依頼を受け、受託銀行1に対し、輸入書類を発送する。
(8)受託銀行1は、アライバル処理を行う。
(9)受託銀行1は、委託銀行3にアライバル通知を行う。
(10)受託銀行1は、委託銀行3に書類通知する。
(11)委託銀行3は、顧客1に書類交付を行う。
(12)顧客2は、委託銀行1に決済依頼を行う。
(13)委託銀行3は、受託銀行1に決済指示を行う。
(14)受託銀行1は、決済処理を行う。
(15)受託銀行1は、輸出元取引銀行6に決済済みを通知し、輸出元5に通知される。
このようにして、実施例2の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引は行われる。
【0048】
本発明では、顧客または委託銀行が受託銀行のデータベース(以下、「DB」という。)へアクセスし、承認、指示、LCの印字、発信が行えるので、処理の早いLC発信や決済の処理方法及び処理システムを得ることができる。また、本発明によれば、顧客からのLC発信の依頼を受託銀行が受け、委託銀行へ通知し、委託銀行からの指示を受けて、LC発信業務等を行うことのできる処理方法及びそれを用いた処理システムを得ることができる。そして、本発明によれば、輸入書類の到着通知を作成し、委託銀行及び顧客へ通知し、決済指示を受けて決済業務を進める処理方法及びそれを用いた処理システムを得ることができる。さらに、本発明によれば、受託銀行から与えられたLC発信に関する情報、輸入書類に関する情報を活用し、印字処理や管理処理を行う処理方法及びそれを用いた処理システムを得ることができる。
【0049】
なお、実施例1、2の外国為替取引処理システムにおける入力部分は、FAX、TEL及び郵便などによって、ドキュメントを受領し、データ入力、OCR入力または画像データ入力としてシステムに電子情報データ化して取り込むものである。これらは、端末を介して、入力できるような仕組みとすることが可能である。出力部分も同様にDBサーバーやWEBサーバへ電子データとして出力保持し、また、紙などの印字出力やFAX送信のための電子データによる出力となっている。
【0050】
また、顧客又は委託銀行に出力されるデータは、完成した書類となるようにする、又は、顧客又は委託銀行によって入力される情報により、完成した書類となるする、又は、不足している部分を事前に入力された顧客又は委託銀行からのデータにより完成した書類となるようにすることも可能である。
【0051】
そして、委託銀行用データベース部141と受託銀行用データベース部142とを、同じ記憶装置に設けることも、物理的に独立した記憶装置に保持させることも可能である。
【0052】
以上実施例で説明したように、本発明のシステムによれば、顧客、委託銀行及び受託銀行の三者間は、ネットワークなどで接続され、顧客及び委託銀行はそれぞれ受託銀行のデータベースにアクセスすることができる。ゆえに、三者間での手続をこれまでの逐一処理することなく、並列に処理を進めることが可能となる。例えば、顧客からのLC開設に必要なデータを受託銀行が受けると、受託銀行はLC書類の作成を行うと同時に委託銀行へのLC発信処理実行の承認を請求することができ、三者間での処理手続を迅速に行うことができる。このような処理手続においては、例えば、三者がアクセスできるデータベースなどで、必要なデータを送信して、データベースに格納する。このデータがそろったことを検知して、又は、予め定めておいたフラッグがそろったことを検知して次の処理、例えば、LC発信処理や決済処理を実行するようなシステムの仕掛けとなる。このような仕掛けは、例えば、データベースに処理内容に対応する必要なデータの有無及びデータの正当性を格納できるテーブルを予め設定しておき、データの有無、例えば、データ有無のフラッグがすべてたてば次の処理へ移行する処理となるように制御部(CPU)が処理手順を制御することで達成される。
【0053】
なお、上記実施例では、外国為替取引処理システムを説明したが、委託銀行の発信等代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する機能と、発信等代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する機能と、輸入書類データと発信等代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する機能と、発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ及び不一致データをデータベースに保持する機能と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する機能と、発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する機能と、データベースに保持する発信等代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ及び不一致データを当該委託銀行用端末に送信する機能とをコンピュータに実行させるためのプログラム又はプログラムを記録した記録媒体(例えば、CD−ROM等)を使用することは可能であり、サーバ等を実施例の外国為替取引処理システムとすることができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、LC発信業務、輸入書類の点検、接受及び決済の代行業務を処理することが可能な外国為替取引処理システム及び処理方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引全体の説明図。
【図2】実施例1の外国為替取引処理システムの説明図。
【図3】実施例1の外国為替取引処理システムを使用した処理の一例の説明図。
【図4】実施例1の外国為替取引処理システムを使用したLC開設処理手順の一例の説明図。
【図5】実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償なし)手順の一例の説明図。
【図6】実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:回金)手順の一例の説明図。
【図7】実施例1の外国為替取引処理システムを使用したアライバル処理(事前求償あり、決算方式:求償)手順の一例の説明図。
【図8】実施例2の外国為替取引処理システムを使用した外国為替取引全体の説明図。
【図9】実施例2の外国為替取引処理システムの説明図。
【図10】実施例2の外国為替取引処理システムを使用した処理の一例の説明図。
【符号の説明】
1 受託銀行、外国為替取引処理システム
11 入力部
12 処理部
13 不一致検出部
14 データベース部
15 発信部
16 表示部
17 送信部
18 受信部
19 依頼確認送信部
2 顧客、顧客用端末
3 委託銀行、委託銀行用端末
4 ネットワーク回線
5 輸出元
6 輸出元取引銀行、輸出元取引銀行用端末
7 SWIFT

Claims (12)

  1. 顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムであって、
    前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え
    前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知することを特徴とする外国為替取引処理システム。
  2. 顧客からのLC開設申込を受け、該顧客の取引先の委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信、輸入書類の管理及び決済の各代行業務を処理する際に使用し、顧客用端末、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムであって、
    前記顧客用端末からのLC開設申込を受信する受信部と、受信したLC開設申込について前記委託銀行用端末にLC発信代行依頼確認を送信する依頼確認送信部と、委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、作成したLCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記顧客用端末又は前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え
    前記顧客用端末からLC開設申込を受けたら、顧客の取引先の委託銀行用端末にLC開設申込通知を行い、LC発信代行を依頼するか確認し、前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知することを特徴とする外国為替取引処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    受領した求償データを入力する入力部と、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データにより求償通知データを作成する処理部と、求償通知データを保持するデータベース部と、求償通知データを上記委託銀行用端末に送信する送信部と、該求償決済指示を受信する受信部とを備えることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  4. 請求項3記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    委託銀行から受領した求償データを入力する入力部と、求償データを保持するデータベース部と、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとにより求償通知データを作成する処理部と、求償通知データを当該委託銀行に送信する送信部と、支払条件を輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ及び求償データとによりチェックする支払条件チェック部と、当該現地委任銀行口座からの引落しを承認する引落し承認通知を発信する発信部とを備えることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    上記データベース部は、上記委託銀行用端末からの情報を保持・更新する委託銀行用データベース部と、上記委託銀行用データベースに保持されている情報を用いて上記処理部で処理した情報を保持・更新する受託銀行用データベース部とからなることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  6. 請求項5記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    上記委託銀行用データベース部と受託銀行用データベース部とは、同じ記憶装置に設けられていることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  7. 請求項6記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    上記委託銀行用データベース部と上記受託銀行用データベースとは、物理的に独立した記憶装置に保持されていることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    顧客又は委託銀行に出力されるデータは、完成した書類となることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    顧客又は委託銀行に出力されるデータは、顧客又は委託銀行によって入力される情報により、完成した書類となることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の外国為替取引処理システムにおいて、
    顧客又は委託銀行に出力されるデータは、不足している部分を事前に入力された顧客又は委託銀行からのデータにより完成した書類となることを特徴とする外国為替取引処理システム。
  11. 顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムによる外国為替取引処理方法であって、
    前記外国為替取引処理システムは、前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する入力部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する処理部と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する不一致検出部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持するデータベース部と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する発信部と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する表示部と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する送信部とを備え、
    前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知することを特徴とする外国為替取引処理方法。
  12. 顧客からのLC開設依頼を受けた委託銀行からのLC発信の代行、輸入書類決済代行の依頼を受けた受託銀行がLC発信代行、輸入書類の管理代行及び決済代行の各業務を処理する際に使用し、委託銀行用端末及び輸出元取引銀行用端末に接続される外国為替取引処理システムのコンピュータ・ソフトウエアであって、
    前記委託銀行の発信代行依頼データ、輸入書類決済代行依頼データ、受託銀行の各代行業務データ及び輸入書類データを入力する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ又は輸入書類データによりLCデータ又は輸入書類到着通知データを作成する機能と、輸入書類データと発信代行依頼データ及び各代行業務データとの不一致を検出する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを保持する機能と、LCデータ及び輸入書類到着通知データを発信する機能と、発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類データ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ輸入書類到着通知データ及び不一致データを表示する機能と、データベース部が保持する発信代行依頼データ、各代行業務データ、LCデータ、輸入書類決済代行依頼データ、輸入書類決済代行業務データ、輸入書類データ及び不一致データを前記委託銀行用端末に送信する機能とをコンピュータに実行させ、
    前記委託銀行用端末からLC開設の依頼を受けたら、前記委託銀行用端末に受付通知を行い、前記委託銀行用端末から承認を受けた後、LCを作成し、前記輸出元取引銀行用端末にLC発信を行い、前記輸出元取引銀行用端末から輸入書類を送付された後、アライバル処理を行い、前記委託銀行用端末に書類到着を通知し、前記委託銀行用端末から決済指示を受けた後、決済処理を行い前記輸出元取引銀行用端末に決済済みを通知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムからなるコンピュータ・ソフトウエア
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