JP2022179153A - プログラム、情報処理装置及び方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022179153000001
【課題】取引先がインボイス事業者であるか否かを容易に判定することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】会計処理システム1のサーバ20は、その機能として、取引に関する情報を受け付ける取引情報受付モジュール2034と、取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報に基づき、支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するインボイス事業者判定モジュール2035と、支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果に基づき、当該支払に係る消費税を税額控除の対象とするか否かを判定する税額控除判定モジュール2036と、税額控除の対象であると判定された消費税と、税額控除の対象外であると判定された消費税とを、異なる会計情報として登録する仕訳登録モジュール2037と、を備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
事業者が仕入等の目的で物品を購入して支払いをする際、または事業目的で各種サービスを経費として利用して支払をする際、通常の支払と同様に、当該支払先(取引先)に対して消費税を支払うことになっている。しかし、事業目的で仕入や経費のために支払った消費税については、一定の要件を満たすと、売上に対する消費税の支払から控除することができる、仕入税額控除を受けることが可能になっている。
このような仕入税額控除を受けるための手続きとして、本国では、適格請求書等保存方式という、いわゆるインボイス制度が導入されることが決定している。インボイス制度とは、消費税の仕入税額控除を受ける場合、インボイス事業者と認められた事業者から発行された適格請求書でないと、消費税の仕入税額控除が認められなくなる制度であり、消費税の仕入税額控除を受けるためには、事業者に対してインボイス事業者としての登録を必要とする制度である。適格請求書とは、請求額に適用される消費税がその適用税率ごとに正確に記載され、インボイス事業者として登録した際に付与される登録番号が記載されている等の要件を満たした請求書である。そのため、取引先がインボイス事業者であるか否かを確認する必要があるが、このような確認を支払の都度確認するのは、非常に手間がかかると想定される。
そのため、特許文献1には、インボイス制度において、仕入税額控除の要件を満たす適格請求書についての適格性を、受け取った請求書の記載内容から判定する証憑判定装置についての技術が開示されている。
特許第6712738号
ところで、上記の通り、取引先がインボイス事業者であるか否かを支払の都度確認するのは、非常に手間がかかるものと想定される。しかし、電子商取引の発展に伴い、取引において紙や電子データによる請求書を受け取る取引形態だけとは限らず、請求明細データのみを受領するような場合も想定される。このような請求明細データのみにより、取引先がインボイス事業者であるか否かを支払の都度確認するのは、非常に手間がかかり、上記の特許文献に記載の技術でも十分に対応できていない。
そこで、本開示では、取引先の情報と取引先がインボイス事業者であることを示す情報を登録しておき、この情報に基づいて取引先がインボイス事業者であるか否かを容易に判定することを可能にする技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムが提供される。メモリには、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録される。プログラムは、プロセッサに、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップと、を実行させる。
本開示の一実施形態によると、制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置が提供される。記憶部には、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録される。制御部は、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップと、を実行する。
また、本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行され、会計サービスを提供するための方法が提供される。メモリには、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録される。方法は、プロセッサが、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップと、を実行する。
本開示によれば、取引先の情報と、当該取引先がインボイス事業者であることを示す情報とを登録する。取引先への支払に関する情報を受け付けると、インボイス事業者であることを示す情報に基づき、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、その支払に係る消費税を税額控除の対象と判定する。これにより、取引先がインボイス事業者であるか否かを、即座にかつ容易に判定することが可能になる。
会計処理システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1の会計処理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1の会計処理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶する取引先データベース2021、取引データベース2022のデータ構造の例を示す図である。 サーバ20が記憶する会計データベース2023のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1の会計処理システム1による支払情報登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会計処理システム1による取引先登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会計処理システム1による税務申告処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、本開示に係る会計処理システムについて説明する。この会計処理システムは、ユーザである企業や個人事業主等の事業者に対して、会計処理のサービスを提供するためのシステムである。企業や個人事業主で行われる会計処理とは、仕入、売上、借入のような入出金の取引を管理することであり、取引を帳簿(仕訳帳、総勘定元帳)に記録(記帳)し、所定の決算期に決算処理として試算表を作成し、財務諸表である損益計算書や貸借対照表を作成している。また、決算処理の結果に基づき、法人税や事業所税、消費税等の申告書を作成する税務申告処理も行っている。本開示に係る会計システムは、仕入、売上等の入出金取引の入力を受け付けて帳簿への記帳を行い、試算表、財務諸表の作成し、税務申告の処理を支援するコンピュータシステムである。また、本開示に係る会計システムは、例えばクラウドサーバ等によりWebサービスとして、いわゆるSaaS(Software as a Service)によって提供されるシステムであり、事業者であるユーザが所定の認証によりアクセス可能に構成されている。
また、この会計処理システムでは、上記のようなインボイス制度に対応するため、商品やサービスに供するものの仕入等の物品購入に対する支払の際、または事業目的で各種サービスを経費として利用して支払をする際、当該支払に係る消費税について仕入税額控除を受けられるようにするため、当該物品の購入先がインボイス事業者であるか否かを判定できるように構成されている。インボイス事業者とは、所定の官庁に課税事業者として登録することにより認められる事業者のことであり、インボイス制度の導入に伴う登録制度により登録された事業者である。
そのため、本開示に係る会計処理システムでは、物品購入の購入先である取引先について登録しておき、当該取引先がインボイス事業者であることを示す情報を登録する。取引先からの購入に関する情報を受け付けると、インボイス事業者であることを示す情報に基づき、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定する。そして、物品購入に係る消費税が税額控除の対象となるか否かを判定する。これにより、取引先がインボイス事業者であるか否か、物品購入や経費に係る消費税が税額控除の対象となるか否かを即座にかつ容易に判定することを可能にし、さらに、取引先の変更等を検討する際の情報を提供することを可能にしている。
<第1の実施の形態>
以下、会計処理システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 会計処理システム1の全体構成>
図1は、会計処理システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、会計処理システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10A及び端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。ここで、ユーザとは、端末装置10を使用して会計処理システム1の機能である、仕入等の取引情報の登録、会計処理を行う者であり、例えば企業の担当者、または個人事業主等をいう。端末装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等により実現される。この他、端末装置10は、例えば移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末であるとしてもよい。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、キーボードや、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、物品購入の購入先である取引先についての情報と、当該取引先がインボイス事業者であることを示す情報とを管理する装置である。サーバ20は、事業者であるユーザから仕入等の物品購入や経費にかかる支払の情報を受け付け、取引(購入)情報として登録する。サーバ20は、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、当該物品購入に係る消費税について仕入税額控除を受けられるか否かを判定する。また、サーバ20は、仕入税額控除を受けられるか否かに基づき、会計情報として登録し、税務申告書データの生成を行う。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1の会計処理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(キーボード131及びマウス132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、ディスプレイ150と、記憶部160と、制御部170とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路等を含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部170へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、キーボード131と、マウス132とを含む。なお、操作受付部130は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する、タッチスクリーンとして構成してもよい。
キーボード131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。キーボード131は、文字入力を行う装置であり、入力された文字情報を入力信号として制御部170へ出力する。
マウス132は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。マウス132は、ディスプレイ150に表示されている表示物を選択等するためのポインティングデバイスであり、画面上で選択された位置情報と、ボタン押下されていることを示す情報とを入力信号として制御部170へ出力する。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部170へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
ディスプレイ150は、制御部170の制御に応じて、画像、動画、テキスト等のデータを表示する。ディスプレイ150は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
記憶部160は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部160は、ユーザ情報161を記憶する。
ユーザ情報161は、端末装置10を使用して会計処理システム1の機能である仕入等の取引情報の登録、会計処理を行うユーザの情報である。ユーザ情報としては、ユーザを識別する情報(ユーザID)、ユーザの名称、ユーザが所属している企業等の組織情報等が含まれる。
制御部170は、記憶部160に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部170は、例えば予め端末装置10にインストールされているアプリケーションである。制御部170は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部171と、送受信部172と、データ処理部173と、通知制御部174としての機能を発揮する。
入力操作受付部171は、キーボード131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部172は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部173は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
通知制御部174は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。通知制御部174は、表示画像をディスプレイ150に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、実施の形態1の会計処理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、取引先データベース2021と、取引データベース2022と、会計データベース2023等を記憶する。
取引先データベース2021は、会計処理システム1における取引先に関する情報、具体的には事業者の名称等の事業者に関する情報、インボイス事業者であるか否かを示す情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
取引データベース2022は、会計処理システム1における管理対象である、仕入、売上、各種支払等の情報、具体的には事業者における入出金に関する情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
会計データベース2023は、会計処理システム1における管理対象である、取引に係る会計情報、具体的には企業や個人事業に係る仕訳の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、取引先登録受付モジュール2033、取引情報受付モジュール2034、インボイス事業者判定モジュール2035、税額控除判定モジュール2036、仕訳登録モジュール2037、及び税務申告書生成モジュール2038に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
取引先登録受付モジュール2033は、会計処理システム1を使用するユーザである事業者から、会計処理システム1の管理対象である取引の取引先に関する情報を受け付ける処理を制御する。取引先登録受付モジュール2033は、例えば、ユーザが新規の取引先との間で取引を開始する場合、ユーザが当該取引先の名称、所在地、連絡先、担当者名等の情報を入力するので、入力された情報を受け付ける。ここで、取引先とは、ユーザが商品の仕入や備品等の購入等をする購入先(支払先)、事業目的で各種サービスの提供を受ける際の各種サービスの提供者(支払先)、商品の販売やサービスの提供を行って対価を受け取る販売(提供)先等を含む概念である。この取引先の情報は、例えば、販売(提供)先の場合、見積書、納品書、請求書等を発行するための情報として使用され、支払先の場合、商品管理等の情報として使用される。また、取引先登録受付モジュール2033は、受け付けた取引先に関する情報を、例えば、取引先データベース2021に登録して記憶させる。
また、取引先登録受付モジュール2033は、取引先が商品の仕入先等の支払先である場合、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報を受け付けてもよい。インボイス事業者であるか否かを示す情報は、ユーザが取引先の情報を入力する際に入力する、当該取引先がインボイス事業者である場合に入力するフラグ等の識別情報でもよく、上記のインボイス事業者として登録した際に付与される登録番号でもよい。取引先登録受付モジュール2033は、受け付けた当該取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報を、例えば、取引先データベース2021に登録して記憶させる。また、取引先登録受付モジュール2033は、取引先が商品等の仕入(購入)先である場合、受け付けた当該取引先がインボイス事業者である場合に限り、当該取引先を取引先データベース2021に登録して記憶させるように構成してもよい。
さらに、取引先登録受付モジュール2033は、取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報を受け付ける場合、当該取引先がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報を受け付けてもよい。インボイス事業者として登録する際、登録番号が付与されると共にその有効期限が指定されるため、ユーザが取引先の情報を入力する際にその有効期限を入力させ、入力された有効期限を受け付けてもよい。取引先登録受付モジュール2033は、受け付けたインボイス事業者であることの有効期限を、例えば、取引先データベース2021に登録して記憶させる。
さらにまた、取引先登録受付モジュール2033は、ユーザの指示により取引先の情報を一覧として表示し、表示されている取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報を一括入力で受け付けてもよい。このとき、上記の登録番号及び/または有効期限の入力を受け付けてもよい。ユーザが会計処理システム1の利用を開始する場合のように、取引先をまとめて入力するような場合に有用である。
取引先登録受付モジュール2033は、例えば、ユーザの操作により端末装置10に取引先の情報、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報、当該取引先がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報の入力を促す画面が表示された状態で、ユーザに端末装置10の入力画面へそれぞれ入力させ、サーバ20へ送信する指示操作に応答してそれぞれの情報を受け付けてもよい。
取引情報受付モジュール2034は、会計処理システム1を使用するユーザである事業者から、会計処理システム1の管理対象である取引に関する情報を受け付ける処理を制御する。取引情報受付モジュール2034は、例えば、ユーザである事業者が商品やサービスに供するものを仕入れた際の仕入(支払)の情報や、事業目的で各種サービスを経費として利用した際の支払の情報、商品やサービスを売り上げた売上の情報、各種の借入等、事業者が事業を継続していくにあたって必要な金銭の授受に関する取引の情報を入力するので、入力された情報を受け付ける。また、取引情報受付モジュール2034は、受け付けた取引に関する情報を、例えば、取引データベース2022に登録して記憶させる。
取引情報受付モジュール2034は、例えば、ユーザの操作により端末装置10に取引の情報の入力を促す画面が表示された状態で、ユーザに端末装置10の入力画面へ入力させ、サーバ20へ送信する指示操作に応答して取引に関する情報を受け付けてもよい。
インボイス事業者判定モジュール2035は、取引先登録受付モジュール2033により登録された、取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報に基づき、取引情報受付モジュール2034により受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定する処理を制御する。具体的には、ユーザである事業者が入力した商品やサービスに供するものを仕入れた際、各種サービスを利用した際の支払の情報を受け付けると、その支払の情報に含まれる支払先の名称、所在地等の情報により取引先データベース2021を検索し、登録されている取引先の情報からインボイス事業者であるか否かを示す情報を読み出し、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定する。インボイス事業者判定モジュール2035は、例えば取引先データベース2021に登録されているインボイス事業者である場合に入力するフラグ等の識別情報により判定してもよく、登録番号の有無により判定してもよい。さらに、取引先がインボイス事業者である場合に限り、当該取引先を取引先データベース2021に登録している場合は、取引先データベース2021に登録されていることで判定してもよい。
また、インボイス事業者判定モジュール2035は、取引先が取引先データベース2021に登録されている場合、当該取引先がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報を読み出し、当該取引の日付が有効期限を経過しているか否かに基づき、有効期限を経過している場合はインボイス事業者ではないと判定し、有効期限を経過していない場合はインボイス事業者であると判定してもよい。有効期限を経過している場合、当該取引先がインボイス事業者として再度登録されているか不明であり、確認が必要だからである。この場合、ユーザの端末装置10に対して、当該取引先のインボイス事業者であることの有効期限が経過しており、再確認が必要である旨表示させてユーザに通知してもよい。
税額控除判定モジュール2036は、インボイス事業者判定モジュール2035により判定された、支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果に基づき、当該支払に係る消費税を税額控除の対象とするか否かを判定する処理を制御する。税額控除判定モジュール2036では、具体的には、仕入等の支払に係る取引先がインボイス事業者である場合、当該支払に係る消費税を税額控除の対象と判定し、支払に係る取引先がインボイス事業者ではない場合、当該支払に係る消費税を税額控除の対象外と判定する。
なお、支払に対する消費税の仕入税額控除は、売上に対する消費税と、支払に対する消費税との差額に対して受けられるものであり、その他、消費税の仕入税額控除を受けるためには、各種要件が設定されている。そのため、税額控除判定モジュール2036では、上記のような支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かの判定以外に、取引ごとに税額控除の対象となるか否かを判定している。
仕訳登録モジュール2037は、取引情報受付モジュール2034により受け付けた取引に関する情報に基づき、仕訳を行い、会計情報として登録する処理を制御する。仕訳登録モジュール2037は、具体的には、事業者が事業を継続していくにあたって必要な金銭の授受に関する取引の情報を、仕訳のルールに従って「借方」及び「貸方」にそれぞれ仕訳を行い、会計処理を行うための会計情報として登録する。また、仕訳登録モジュール2037は、仕訳を行った会計情報を、例えば、会計データベース2023に登録して記憶させる。
また、仕訳登録モジュール2037は、事業者等により定められた所定の時期に決算処理を行う。このとき、税額控除判定モジュール2036により税額控除の対象であると判定された消費税と、税額控除の対象外であると判定された消費税とを、異なる会計情報として登録する。具体的には、後述する税務申告書生成モジュール2038において、税額控除の対象であると判定された消費税と、税額控除の対象外であると判定された消費税とを判別できるように、税額控除の対象であると判定された消費税を仕入税額控除に計上する。
税務申告書生成モジュール2038は、仕訳登録モジュール2037による会計情報に基づき、税務申告を行うための税務申告書データを生成する処理を制御する。税務申告書データは、具体的には、所定の所轄官庁に提出する税務申告書(消費税及び地方消費税申告書)の書類データであり、例えば、PDF(Portable Document Format)等のドキュメントデータにより生成してもよい。
税務申告書生成モジュール2038は、税額控除の対象であると判定された消費税について、仕入税額控除として記載する。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶する取引先データベース2021、取引データベース2022のデータ構造の例を示す図である。また、図5は、サーバ20が記憶する会計データベース2023のデータ構造の例を示す図である。
図4に示すように、取引先データベース2021のレコードのそれぞれは、項目「取引先ID」と、項目「取引先詳細情報」等を含む。
項目「取引先ID」は、会計処理システム1にて管理する対象である取引の取引先それぞれを識別する情報である。
項目「取引先詳細情報」は、会計処理システム1にて管理する取引先に関する管理情報であり、具体的には、項目「事業者名」と、項目「法人/個人」と、項目「インボイス事業者登録」と、項目「登録番号」と、項目「有効期限」等を含む。
項目「事業者名」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者の名称を示す情報であり、例えば、法人名称や個人事業主の個人名が格納されている。
項目「法人/個人」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者が法人であるか、または個人(事業主)であるかの区分を示す情報であり、例えば、当該事業者が法人である場合は「法人」の情報が、当該事業者が個人事業主である場合は「個人」の情報が格納されている。
項目「インボイス事業者登録」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者がインボイス事業者であるか否かを示す情報であり、例えば、当該事業者がインボイス事業者である場合は「有」の情報が、当該事業者がインボイス事業者ではない場合は「無」の情報が格納されている。
項目「登録番号」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者がインボイス事業者である場合に、当該事業者がインボイス事業者として登録した際に付与される登録番号を示す情報である。なお、当該事業者がインボイス事業者ではない場合は、情報が格納されない。
項目「有効期限」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者がインボイス事業者である場合に、当該事業者がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報である。なお、当該事業者がインボイス事業者ではない場合は、情報が格納されない。
サーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、ユーザから取引先に関する情報を受け付けることに伴って、取引先データベース2021にレコードを追加する。
取引データベース2022のレコードのそれぞれは、項目「取引先ID」と、項目「事業者名」と、項目「取引詳細情報」等を含む。
項目「取引先ID」は、会計処理システム1にて管理する対象である取引の取引先それぞれを識別する情報であり、取引先データベース2021の項目「取引先ID」に対応している。
項目「事業者名」は、会計処理システム1にて管理する取引先事業者の名称を示す情報であり、例えば、法人名称や個人事業主の個人名が格納されている。取引先データベース2021の項目「事業者名」に対応している。
項目「取引詳細情報」は、会計処理システム1にて管理する取引に関する管理情報であり、具体的には、項目「日付」と、項目「摘要」と、項目「品目」と、項目「金額」等を含む。この項目「取引詳細情報」は、事業者であるユーザが日々の取引について登録した情報であり、例えば、項目「日付」の順に時系列で、最新の情報がレコードとして追加されるように構成されている。
項目「日付」は、会計処理システム1にて管理する取引が発生した日付の情報である。
項目「摘要」は、会計処理システム1にて管理する取引について、支出(出金)であるか、または収入(入金)であるかを示す情報であり、例えば、支出である場合は「支出」の情報が、収入である場合は「収入」の情報が格納されている。
項目「品目」は、会計処理システム1にて管理する取引について、具体的な物品やサービス等の内容を示す情報である。
項目「金額」は、会計処理システム1にて管理する取引についての入出金の金額を示す情報である。
サーバ20の取引情報受付モジュール2034は、ユーザから取引に関する情報を受け付けることに伴って、取引データベース2022の項目「取引詳細情報」にレコードを追加する。
図5に示すように、会計データベース2023のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ名」と、項目「仕訳データ詳細情報」等を含む。
項目「ユーザID」は、会計処理システム1にて管理する取引情報の登録を行うユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「ユーザ名」は、会計処理システム1にて管理する取引情報の登録を行うユーザである企業の名称(会社名)または個人事業主名である。
項目「仕訳データ詳細情報」は、会計処理システム1にて管理する仕入や売上等の入出金の取引を記帳した仕訳データであり、具体的には、項目「日付」と、項目「借方/貸方」と、項目「摘要」と、項目「金額」等を含む。この項目「仕訳データ詳細情報」は、事業者であるユーザが日々の取引について登録した情報に基づき、仕訳を行い、会計情報として登録した情報であり、例えば、項目「日付」の順に時系列で、最新の情報がレコードとして追加されるように構成されている。
項目「日付」は、会計処理システム1にて管理する取引が発生した日付の情報である。
項目「借方/貸方」は、仕訳を行った仕訳データの借方または貸方の区別を示す情報であり、例えば、借方である場合は「借方」の情報が、貸方である場合は「貸方」の情報が格納されている。借方及び貸方は、現在帳簿への記帳で一般的に使用されている、複式簿記における記載項目である。
項目「摘要」は、仕訳を行った仕訳データの勘定科目を示す情報である。勘定科目は、日々の取引の入力で使用される費目の内容を示す情報であり、例えば図5に示すように、「仕入」、「買掛金」、「仮払消費税」等の内容が格納されている。
項目「金額」は、仕訳を行った仕訳データの金額を示す情報である。項目「金額」には、項目「摘要」が示す勘定科目の例である、「仕入」、「買掛金」、「仮払消費税」等の金額が格納されている。
サーバ20の仕訳登録モジュール2037は、取引に関する情報に基づき仕訳を行い、会計情報として登録することに伴って、会計データベース2023の項目「仕訳データ詳細情報」を更新する。
<3 動作>
以下、図6ないし図8を参照しながら、第1の実施の形態における会計処理システム1による購入情報登録処理、取引先登録処理及び税務申告処理について説明する。
図6は、実施の形態1の会計処理システム1による支払情報登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS111の前処理として、端末装置10の入力操作受付部171は、取引(支払)に関する情報の入力処理を行うユーザである事業者(担当者)から、会計処理システム1のサービスを利用するために必要な認証を行うためのユーザID及びパスワードを入力する操作を受け付ける。送受信部172は、受け付けたユーザID及びパスワード、及びユーザ情報をサーバ20へ送信する。サーバ20は、ユーザID及びパスワードを、通信部201を介して受け付けて当該ユーザのユーザID及びパスワードが正当であることを確認し、所定の認証を行う。正当である場合、サーバ20は、認証完了の情報を、端末装置10へ通信部201を介して送信する。端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された認証完了の情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けた認証完了の情報を、ディスプレイ150に表示させ、ステップS111が開始される。
ステップS111において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザからの操作により取引(支払)に関する情報の入力処理を行うために必要な操作画面(取引入力画面)を表示する表示指示を受け付ける。送受信部172は、受け付けた表示指示を、サーバ20へ送信する。端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された取引入力画面の表示データを受け付ける。通知制御部174は、受け付けた取引入力画面の表示データを、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS121において、サーバ20は、端末装置10から送信された取引入力画面の表示指示を、通信部201を介して受け付ける。サーバ20は、取引入力画面の表示データを、通信部201を介して端末装置10へ送信する。
ステップS112において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザからの操作により、ユーザが商品やサービスに供するものを仕入れた際の仕入(支払)の情報や、事業目的で各種サービスを経費として利用した際の支払の情報、商品やサービスを売り上げた売上の情報、各種の借入等、事業者が事業を継続していくにあたって必要な金銭の授受に関する取引の情報の入力を受け付ける。送受信部172は、受け付けた取引(支払)の情報を、サーバ20へ送信する。
ステップS122において、サーバ20の取引情報受付モジュール2034は、端末装置10から送信された取引(支払)の情報を、通信部201を介して受け付ける。
ステップS123において、サーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、ステップS122で受け付けた取引(支払)の情報について、取引データベース2022に格納して記憶させる。
以上のように、会計処理システム1では、ユーザである事業者が、事業を継続していくにあたって必要な金銭の授受に関する日々の取引に関する情報を受け付け、記憶する。この取引に関する情報が、後述する税務申告を行う際の元の情報となる。
図7は、実施の形態1の会計処理システム1による取引先登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS211の前処理として、ステップS111と同様の認証を行い、ステップS211が開始される。
ステップS211において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザからの操作により取引先に関する情報の入力処理を行うために必要な操作画面(取引先入力画面)を表示する表示指示を受け付ける。送受信部172は、受け付けた表示指示を、サーバ20へ送信する。端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された取引先入力画面の表示データを受け付ける。通知制御部174は、受け付けた取引先入力画面の表示データを、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS221において、サーバ20は、端末装置10から送信された取引先入力画面の表示指示を、通信部201を介して受け付ける。サーバ20は、取引先入力画面の表示データを、通信部201を介して端末装置10へ送信する。
ステップS212において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザが新規の取引先との間で取引を開始する場合等、ユーザからの操作により、当該取引先の名称、所在地、連絡先、担当者名等の取引先の情報の入力を受け付ける。送受信部172は、受け付けた取引先の情報を、サーバ20へ送信する。
ステップS222において、サーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、端末装置10から送信された取引先の情報を、通信部201を介して受け付ける。
ステップS223において、サーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、ステップS222で受け付けた取引先の情報から、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定する。具体的には、取引先の情報から、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報、例えばインボイス事業者である場合に入力するフラグ等の識別情報、インボイス事業者として登録した際に付与される登録番号等が含まれているかにより判定する。
ステップS224において、サーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、ステップS222で受け付けた取引先の情報と、ステップS223で判定したインボイス事業者であるか否かを示す情報について、取引先データベース2021に格納して記憶させる。
以上のように、会計処理システム1では、ユーザである事業者の取引先について、インボイス事業者であるか否かを示す情報を受け付け、当該取引先の情報と共に記憶する。このインボイス事業者であるか否かを示す情報が、後述する仕入税額控除の対象となるかを判定するための情報となる。
図8は、実施の形態1の会計処理システム1による税務申告処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS321において、サーバ20のインボイス事業者判定モジュール2035は、ステップS122で受け付けた取引(支払)の情報について、取引データベース2022を読み込んで取得する。
ステップS322において、インボイス事業者判定モジュール2035は、ステップS321で取得した取引(支払)の情報について、当該取引の取引先の情報から取引先データベース2021を検索し、登録されている取引先の情報からインボイス事業者であるか否かを示す情報を読み出し、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定する。
ステップS323において、サーバ20の税額控除判定モジュール2036は、ステップS322で判定された、取引(支払)に係る取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果と、上記取引の売上の情報とに基づき、当該支払に係る消費税を税額控除の対象とするか否かを判定する。
ステップS324において、サーバ20の仕訳登録モジュール2037は、ステップS122で受け付けた取引(支払)の情報について、仕訳を行い、会計情報として登録する。このとき、ステップS323で税額控除の対象であると判定された支払に係る消費税について、仕入税額控除に計上する。
ステップS325において、サーバ20の税務申告書生成モジュール2038は、ステップS324で仕訳を行った会計情報に基づき、税務申告を行うための税務申告書データを生成する。このとき、ステップS324で仕入税額控除に計上した消費税について、仕入税額控除として記載する。
ステップS326において、サーバ20の仕訳登録モジュール2037は、仕訳を行った会計情報を、会計データベース2023に登録して記憶させる。
以上のように、会計処理システム1では、取引(支払)の情報について、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、当該支払に係る消費税が税額控除の対象であるか否かを判定し、仕入税額控除に計上する。これにより、取引先がインボイス事業者であるか否か、物品購入や経費に係る消費税が税額控除の対象となるか否かを即座にかつ容易に判定することが可能になる。
<第1の実施の形態の変形例1>
以下、会計処理システム1の変形例1について説明する。この変形例におけるサーバ20の取引先登録受付モジュール2033は、ユーザの取引先に関する情報から、当該取引先がインボイス事業者であるか否か自動で判定してもよい。取引先登録受付モジュール2033は、例えば、受け付けた取引先に関する情報から、所定の所轄官庁のサーバへアクセスすることにより、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報を問い合わせてその応答により取得してもよい。その後、取引先登録受付モジュール2033は、自動判定した結果により、インボイス事業者であるか否かを示す情報を取引先データベース2021に登録して記憶させる。
<第1の実施の形態の変形例2>
以下、会計処理システム1の変形例2について説明する。この変形例におけるサーバ20のインボイス事業者判定モジュール2035は、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者ではないと判定した場合、当該支払に係る取引内容と同様の物品やサービスを提供する他の取引先のうち、インボイス事業者である事業者をレコメンドしてもよい。ユーザは、例えばレコメンド結果に基づき、取引先をインボイス事業者である他の取引先に変更することを検討することが可能になる。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、日々の取引(支払)に関する情報を受け付け、取引(支払)の情報について、登録されている取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であるか否かを示す情報とに基づき、当該取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、当該支払に係る消費税が税額控除の対象であるか否かを判定して仕入税額控除に計上する。そのため、取引先がインボイス事業者であるか否か、物品購入や経費に係る消費税が税額控除の対象となるか否かを即座にかつ容易に判定することが可能になる。これにより、取引先の変更等を検討することが可能になる。
また、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者ではないと判定した場合、当該支払に係る取引内容と同様の物品やサービスを提供する他の取引先のうち、インボイス事業者である事業者をレコメンドする。これにより、ユーザは、例えばレコメンド結果に基づき、取引先をインボイス事業者である他の取引先に変更することを検討することが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムであって、メモリ25には、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報(2021)と、が登録され、プログラムは、プロセッサ29に、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップ(S122)と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップ(S322)と、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップ(S323)と、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップ(S324)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)プログラムは、プロセッサに、さらに、ユーザの端末装置から、取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、の登録を受け付けるステップ(S222)と、受け付けた取引先の情報に基づき、取引先の情報をメモリに登録するステップ(S224)と、受け付けた取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、取引先がインボイス事業者であることを示す情報をメモリに登録するステップ(S224)と、を実行させる、(付記1)に記載のプログラム。
(付記3)プログラムは、プロセッサに、さらに、ユーザの端末装置から、取引先がインボイス事業者であることの有効期限の登録を受け付けるステップと、受け付けた取引先がインボイス事業者であることの有効期限に基づき、取引先がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報をメモリに登録するステップと、を実行させる、(付記2)に記載のプログラム。
(付記4)取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップにおいて、支払に係る日付が有効期限を経過しているか否かに基づき、有効期限を経過している場合は取引先がインボイス事業者ではないと判定し、有効期限を経過していない場合は取引先がインボイス事業者であると判定する、(付記3)に記載のプログラム。
(付記5)プログラムは、プロセッサに、さらに、ユーザの端末装置から、取引先の情報の登録を受け付けるステップと、取引先の情報に基づき、取引先の情報をメモリに登録させるステップと、取引先の情報に基づき、取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、取引先がインボイス事業者であると判定された場合、取引先がインボイス事業者であることを示す情報をメモリに登録させるステップと、を実行させる、(付記1)に記載のプログラム。
(付記6)プログラムは、プロセッサに、さらに、登録されている取引先の情報を一覧として、ユーザの端末装置に表示させるステップと、ユーザの端末装置から、表示されている取引先の一覧において、インボイス事業者である取引先の選択を受け付けるステップと、受け付けたインボイス事業者である取引先を選択する情報に基づき、取引先がインボイス事業者であることを示す情報をメモリに登録するステップと、を実行させる、(付記1)から(付記5)のいずれかに記載のプログラム。
(付記7)プログラムは、プロセッサに、さらに、ユーザの端末装置から受け付けた支払に関する情報を含む取引情報に基づき、税務申告書データを生成するステップ(S325)を実行させる、(付記1)から(付記6)のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)税務申告書データにおいて、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合、支払に係る消費税を控除対象仕入税額として計上する、(付記7)に記載のプログラム。
(付記9)制御部203と、記憶部202とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置であって、記憶部202には、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報(2021)と、が登録され、制御部203は、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップ(S122)と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップ(S322)と、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップ(S323)と、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップ(S324)と、を行う、情報処理装置。
(付記10)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータにより実行され、会計サービスを提供するための方法であって、メモリ25には、会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報(2021)と、が登録され、方法は、プロセッサ29が、ユーザの端末装置から、取引先への支払に関する情報を受け付けるステップ(S122)と、取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた支払に係る取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップ(S322)と、取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップ(S323)と、支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、支払に係る消費税を異なる会計情報として会計サービスに登録するステップ(S324)と、を実行する、方法。
10 端末装置、20 サーバ、80 ネットワーク、130 操作受付部、161 ユーザ情報、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、2021 取引先データベース、2022 取引データベース、2023 会計データベース、203 制御部


Claims (10)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムであって、
    前記メモリには、前記会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録され、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた前記支払に係る前記取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた前記支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、
    前記支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、前記支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、前記支払に係る消費税を異なる会計情報として前記会計サービスに登録するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先の情報と、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、の登録を受け付けるステップと、
    受け付けた前記取引先の情報に基づき、前記取引先の情報を前記メモリに登録するステップと、
    受け付けた前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報を前記メモリに登録するステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先がインボイス事業者であることの有効期限の登録を受け付けるステップと、
    受け付けた前記取引先がインボイス事業者であることの有効期限に基づき、前記取引先がインボイス事業者であることの有効期限を示す情報を前記メモリに登録するステップと、を実行させる、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップにおいて、前記支払に係る日付が前記有効期限を経過しているか否かに基づき、前記有効期限を経過している場合は前記取引先がインボイス事業者ではないと判定し、前記有効期限を経過していない場合は前記取引先がインボイス事業者であると判定する、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先の情報の登録を受け付けるステップと、
    前記取引先の情報に基づき、前記取引先の情報を前記メモリに登録させるステップと、
    前記取引先の情報に基づき、前記取引先がインボイス事業者であるか否かを判定し、前記取引先がインボイス事業者であると判定された場合、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報を前記メモリに登録させるステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    登録されている前記取引先の情報を一覧として、前記ユーザの端末装置に表示させるステップと、
    前記ユーザの端末装置から、表示されている前記取引先の一覧において、インボイス事業者である取引先の選択を受け付けるステップと、
    受け付けたインボイス事業者である取引先を選択する情報に基づき、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報を前記メモリに登録するステップと、を実行させる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの端末装置から受け付けた前記支払に関する情報を含む取引情報に基づき、税務申告書データを生成するステップを実行させる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記税務申告書データにおいて、前記支払に係る消費税が税額控除の対象である場合、前記支払に係る消費税を控除対象仕入税額として計上する、請求項7に記載のプログラム。
  9. 制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置であって、
    前記記憶部には、前記会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録され、
    前記制御部は、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた前記支払に係る前記取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた前記支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、
    前記支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、前記支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、前記支払に係る消費税を異なる会計情報として前記会計サービスに登録するステップと、を実行する、情報処理装置。
  10. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行され、会計サービスを提供するための方法であって、
    前記メモリには、前記会計サービスの提供を受けるユーザの取引先の情報と、前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報と、が登録され、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    前記ユーザの端末装置から、前記取引先への支払に関する情報を受け付けるステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であることを示す情報に基づき、受け付けた前記支払に係る前記取引先がインボイス事業者であるか否かを判定するステップと、
    前記取引先がインボイス事業者であるか否かの判定結果を含む条件に基づき、受け付けた前記支払に係る消費税を税額控除の対象または対象外と判定するステップと、
    前記支払に係る消費税が税額控除の対象である場合と、前記支払に係る消費税が税額控除の対象外である場合とで、前記支払に係る消費税を異なる会計情報として前記会計サービスに登録するステップと、を実行する、方法。

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