JP2024003345A - プログラム、情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】事業者間の取引における、キャッシュレス決済を含めた決済手段を選択することを容易にし、取引相手ごとに決済手段を設定可能にする技術を提供する。【解決手段】取引管理システムのサーバは、その機能として、ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、ユーザに提示するステップと、ワークフローにおいて、記憶されている、1または複数の第1情報をユーザに提示するステップと、ワークフローに提示されている他の事業者との取引において、1の第1情報の選択を受け付けるステップと、受け付けた1の第1情報に基づき、取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップと、出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成するステップと、を実行させる。【選択図】図8

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
昨今、現金以外の手段、例えば、いわゆる電子マネーのような、通貨と同等の価値を有する電子情報で各種の決済を行うキャッシュレス決済が普及してきている。また、キャッシュレス決済の手段として、ブロックチェーン技術を用いた暗号資産による決済も普及しつつある。
このようなキャッシュレス決済は、個人が店舗等で商品を購入する場合の決済のみならず、企業や個人事業主等の事業者間取引による電子商取引の分野においても、普及しつつある。
事業者間取引による電子商取引を支援する技術として、特許文献1には、与信仮想貨幣(credit virtual currency)による取引を支援するシステムについての技術が開示されている。
特表2020-505657号公報
ところで、事業者間取引の場合、自己の都合に合わせた決済手段による決済を希望したとしても、取引相手の都合もあり、キャッシュレス決済に移行するのは容易ではない。また、キャッシュレス決済の手段も多様であり、取引相手が希望する手段を把握するのは容易ではない。
そこで、本開示では、事業者間の取引における、キャッシュレス決済を含めた決済手段を選択することを容易にし、取引相手の事業者ごと、取引ごとに決済手段を設定可能にする技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。メモリは、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報を記憶する。プログラムは、プロセッサに、ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、ユーザに提示するステップと、ワークフローにおいて、記憶されている、1または複数の第1情報をユーザに提示するステップと、ワークフローに提示されている他の事業者との取引において、1の第1情報の選択を受け付けるステップと、受け付けた1の第1情報に基づき、取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップと、出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成するステップと、を実行させる。
本開示によれば、事業者間の取引における、キャッシュレス決済を含めた決済手段を選択することが容易になる。また、取引相手の事業者ごと、取引ごとに決済手段を設定することが可能になる。
実施の形態1の取引管理システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1の取引管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1の取引管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 実施の形態1の取引管理システム1を構成するサーバ20が記憶する、ユーザ事業者データベース2021のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1の取引管理システム1を構成するサーバ20が記憶する、取引データベース2022のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1の取引管理システム1を構成するサーバ20が記憶する、会計データベース2023のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1の取引管理システム1による取引情報登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の取引管理システム1による決済手段登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の取引管理システム1による決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 端末装置10に表示するワークフローの画面例を示す図である。 端末装置10に表示する取引情報の画面例を示す図である。 端末装置10に表示する決済手段提示選択の画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、本開示に係る取引管理システムについて説明する。本開示に係る取引管理システムは、事業者であるユーザの間で行われる取引に関する情報を管理するためのシステムである。一般に、事業者である企業や個人事業主の間で、商品、サービス等について発注、受注、購買等の取引を行う場合、見積、発注、受注、納品、請求、支払のプロセスを経ることが多い。例えば、企業間である取引について発注、受注を行う場合、発注側企業が受注側企業に対して見積書を提出してもらい、見積書に記載の金額等の条件で合意が得られた場合に発注書を提出してもらい、受注側企業が商品やサービスを提供し、受注側企業に当該サービスの費用支払いについて請求書を提出してもらい、請求書に記載の金額の支払が実際に行われる、という流れで取引の実務が行われる。そこで、本開示に係る取引管理システムは、取引の当事者である事業者からのアクセスを受け付け、取引における見積、発注、受注、納品、請求、支払等のプロセスをワークフローとして管理して当該取引に係る事業者間で情報を共有し、これらのプロセスについて、作成中、待ち、確認中、承認済等のステータスの情報の更新を受け付けることで管理している。本開示に係る取引管理システムは、例えばクラウドサーバ等によりWebサービスとして、いわゆるSaaS(Software as a Service)によって提供されるシステムである。
ここで、事業者とは企業等の法人だけではなく、個人事業主も含む概念である。なお、本開示に係る取引管理システムは、上記のように取引を管理する機能に限られず、ユーザである事業者に係る会計処理全般のサービスを提供するシステムであってもよい。例えば、入力された取引情報を入出金情報として利用し、さらに保有資産等の財務情報の入力を受け付け、ユーザの企業や個人事業の会計処理のサービスを提供してもよい。
ところで、このような事業者間の取引においても、現金以外の手段、例えば電子マネーで各種の決済を行うキャッシュレス決済が普及してきている。ここで、電子マネーとは、物品の購入またはサービスの提供等の際に、これらの代価の支払いのために不特定の者に対して使用することが可能な金銭的価値であって、電子情報処理により移転可能なものである。また、キャッシュレス決済の手段として、ブロックチェーン技術を用いた暗号資産による決済が普及してきている。このようなキャッシュレス決済は、電子情報として管理しやすく紛失等のリスクも軽減できる、という利点があるため、事業者間の取引でも使用したいというニーズがある。しかし、事業者間取引の場合、自己の都合に合わせた決済手段による決済を希望したとしても、取引相手の都合もあり、キャッシュレス決済に移行することは容易ではない。
そこで、本開示に係る取引管理システムは、事業者からのアクセスにより取引のワークフローを提示するとともに、取引における決済手段についてキャッシュレス決済を含めて複数提示し、取引ごとに決済手段の選択を受け付ける。当該取引に係る事業者間で選択された決済手段による決済の合意が得られると、当該決済手段による決済を行うために決済データを出力し、会計データの生成を行う。
上記のような構成により、事業者にとって最適な決済手段を提供することで決済手段の多様化に対応しつつ、事業者における経理部門等の担当者の作業が煩雑になることを抑制することを可能にしている。
<実施の形態1>
以下、取引管理システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 取引管理システム1の全体構成>
図1は、実施の形態1の取引管理システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、取引管理システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10A及び端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20と、外部サーバ30とを含む。端末装置10とサーバ20と外部サーバ30とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。本実施形態では、サーバ20はWebサーバ(クラウドサーバを含む)であり、端末装置10との間でWebページにより情報のやり取りを行う。また、端末装置10にはWebページを閲覧するためのWebページブラウザがインストールされているが、サーバ20のサービスを提供するための専用アプリケーションがインストールされ、専用アプリケーションにより閲覧可能に構成してもよい。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。ここで、ユーザとは、端末装置10を使用して取引管理システム1の機能である、取引情報、取引に係る決済手段の選択情報及び取引のステータス情報の登録、更新を行う者であり、例えば取引を行う事業者である企業の担当者、または個人事業主等である。端末装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等により実現される。この他、端末装置10は、例えば移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末であるとしてもよい。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、キーボードや、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、ユーザである事業者の情報、取引情報、取引に係る決済手段の選択情報、及び取引のステータス情報を管理する装置である。サーバ20は、事業者であるユーザから取引情報の登録を受け付け、当該取引に係る選択可能な決済手段を提示してその選択を受け付ける。また、サーバ20は、当該決済手段による決済を行うために当該取引に係る決済データを出力し、必要に応じて当該取引に係る帳票データを出力し、会計データの生成を行う。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
外部サーバ30は、銀行等の金融機関により提供されるサーバ装置、または電子マネーを管理する決済代行業者により提供されるサーバ装置であり、事業者及び従業員が使用している銀行口座または電子マネーのアカウントに関する各種データを管理する。外部サーバ30は、例えば所定のAPI等を介して、決済データ等を受け付けると、所定の認証が行われ、正当なデータである場合に該当する取引相手の事業者の口座への振込処理、または電子マネーのアカウントへの金銭的価値の移転を行う。外部サーバ30は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、図1の取引管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(キーボード131及びマウス132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、ディスプレイ150と、記憶部160と、制御部170とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。図2に示す端末装置10は、移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末として説明するが、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路等を含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部170へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、キーボード131と、マウス132とを含む。なお、操作受付部130は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する、タッチスクリーンとして構成してもよい。
キーボード131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。キーボード131は、文字入力を行う装置であり、入力された文字情報を入力信号として制御部170へ出力する。
マウス132は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。マウス132は、ディスプレイ150に表示されている表示物を選択等するためのポインティングデバイスであり、画面上で選択された位置情報と、ボタン押下されていることを示す情報とを入力信号として制御部170へ出力する。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部170へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
ディスプレイ150は、制御部170の制御に応じて、画像、動画、テキスト等のデータを表示する。ディスプレイ150は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
記憶部160は、例えばフラッシュメモリ等のメモリ15及び記憶部16により構成され、端末装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部160は、ユーザ情報161を記憶する。
ユーザ情報161は、端末装置10を使用して、取引管理システム1の機能である取引情報、取引に係る決済手段の選択情報及び取引のステータス情報の登録、更新を行うユーザの情報である。ユーザ情報としては、事業者を識別する情報(事業者ID)、事業者の名称、選択可能な決済手段等の情報が含まれる。
制御部170は、例えばプロセッサ19により構成され、記憶部160に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部170は、例えば予め端末装置10の記憶部160に格納され、インストールされているアプリケーションである図示しないプログラムに従って動作することにより、入力操作受付部171と、送受信部172と、データ処理部173と、通知制御部174としての機能を発揮する。
入力操作受付部171は、キーボード131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部172は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部173は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
通知制御部174は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。通知制御部174は、表示画像をディスプレイ150に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、図1の取引管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、例えばメモリ25、ストレージ26から構成され、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ事業者データベース2021と、取引データベース2022と、会計データベース2023等を記憶する。
ユーザ事業者データベース2021は、取引管理システム1の管理対象である、取引管理システム1による取引の主体である事業者の情報、具体的には事業者を識別する情報(事業者ID)、事業者の名称、選択可能な決済手段等の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
取引データベース2022は、取引管理システム1の管理対象である、取引に関する各種情報、具体的には取引主体である事業者、取引金額、当該取引のワークフローとプロセスごとのステータス情報、当該取引の決済手段の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
会計データベース2023は、事業者の会計処理に係る会計情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、サーバ20のプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、取引情報受付モジュール2033、ワークフロー提示モジュール2034、決済手段情報提示モジュール2035、決済手段選択受付モジュール2036、決済データ出力モジュール2037、帳票データ出力モジュール2038、及び会計データ出力モジュール2039に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
取引情報受付モジュール2033は、取引管理システム1が管理するワークフローにおいて、ユーザである事業者から、他の事業者との取引の内容の入力を受け付ける処理を制御する。取引情報受付モジュール2033が受け付ける取引の内容とは、例えば、発注者、受注者、購入者等の当該取引に関係する主体に関する情報、案件に関する情報、納期、金額等の情報であり、納品物や成果物が報告書や設計書のように電子情報として管理可能なものである場合は、納品物や成果物が含まれてもよい。取引情報受付モジュール2033に取引の内容を入力する事業者は、発注者、受注者、購入者等の当該取引に関係する主体であればよく、法人でも個人でもよいが、取引管理システム1にユーザとして登録されている必要があり、登録されていない場合には事前に登録が行われ、ID、パスワードが発行されて所定の認証が行われる。
取引情報受付モジュール2033が受け付ける、当該取引に関係する主体に関する情報とは、会社名または個人名、屋号等の情報、連絡先(電話番号やメールアドレス、取引管理システム1に登録されているユーザの場合はアカウント情報)等である。なお、当該取引に関係する主体である事業者は、発注者、受注者、購入者等の当該取引に関係する者であればよく、具体的には2者(2社)以上の事業者であり、3者(3社)以上の事業者でもよく、当該取引について費用の支払を行う者、費用の支払いを受ける者が含まれるが、費用の支払に関係しない者が含まれてもよい(単なるアドバイザーや監査者等)。また、案件に関する情報とは、「〇△社記事執筆」等の案件名称である。
取引情報受付モジュール2033は、受け付けた取引の内容の情報を、取引データベース2022に登録して記憶させる。
ワークフロー提示モジュール2034は、ユーザによる端末装置10の操作により、当該ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、端末装置10へ送信してユーザに提示する処理を制御する。ワークフロー提示モジュール2034は、具体的には、取引における見積、発注、受注、納品、請求、支払等のプロセスをワークフローとして提示し、これらのプロセスについて、作成中、待ち、確認中、承認済等のステータスの情報を提示する。ワークフロー提示モジュール2034は、このようなワークフローを当該取引に係る複数の事業者に提示することで共有する。
決済手段情報提示モジュール2035は、取引に関するワークフローについて、ユーザの設定情報として記憶されている、取引にて他の事業者との間で使用する手段として設定された、1または複数の決済手段を特定する情報(第1情報)を、端末装置10へ送信してユーザに提示する処理を制御する。決済手段情報提示モジュール2035は、ユーザ事業者データベース2021に格納されている、ユーザごとに選択可能な決済手段を読み取って取得し、ユーザが取引の決済手段として設定した1または複数の決済手段を提示し、後述するように取引ごとに使用する決済手段の選択を受け付ける。ここで、決済手段とは、現金による決済、請求書の発行による口座振込の他に、クレジットカードによる決済、上記のような電子マネーにより行うキャッシュレス決済、暗号資産による決済を含む。電子マネーの例としては、あらかじめ現金をチャージして使用されるプリペイド型決済(交通系ICカードやQRコード(登録商標)決裁を含む)、決済後に金融機関やクレジットカード会社による決済が行われるポストペイ型決済が挙げられ、カードによる決済や、モバイル端末等による決済手段を含む。
また、決済手段情報提示モジュール2035は、決済手段を特定する情報をユーザに提示する際に、取引情報受付モジュール2033で受け付けた取引の内容に基づき、1(または複数)の決済手段を特定する情報をレコメンドしてもよい。決済手段情報提示モジュール2035は、事業者が特定の取引内容(取り扱う物品、納品物、サービス等)について使用する決済手段として設定した決済手段を、当該取引内容が新たに受け付けられた場合にレコメンドしてもよい。また、決済手段情報提示モジュール2035は、事業者が特定の取引相手である事業者について使用する決済手段として設定した決済手段を、当該取引内容が新たに受け付けられた場合にレコメンドしてもよい。このとき、決済手段情報提示モジュール2035は、特定の取引相手である事業者について使用する決済手段について、所定の条件を設定している場合、当該条件に該当する決済手段を、当該取引内容が新たに受け付けられた場合にレコメンドしてもよい。ここで、所定の条件とは、例えば特定の取引内容(取り扱う物品、納品物、サービス等)についての条件(特定の商品の場合は特定の決済手段を愛用する、等)でもよく、取引金額についての条件(所定金額以上の場合は特定の決済手段を愛用する、等)でもよい。
また、決済手段情報提示モジュール2035は、事業者による過去の他の事業者との取引履歴の情報に基づき、特定の取引相手である事業者との取引にて使用した決済手段を、当該取引内容が新たに受け付けられた場合にレコメンドしてもよい。このとき、決済手段情報提示モジュール2035は、過去の他の事業者との取引履歴の情報から生成された機械学習モデルに基づきレコメンドしてもよい。この機械学習モデルは、制御部203の機能として行われた機械学習により生成してもよく、他の装置により機械学習が行われた結果生成された機械学習モデルを取得してもよい。機械学習モデルを生成するために行われる機械学習は、所定の教師データを使用した教師あり機械学習により行われてもよく、教師なし機械学習により行われてもよく、ディープラーニングにより行われてもよい。さらに、機械学習モデルによる評価結果を、後にユーザの入力による結果と対比し、さらなる機械学習による学習結果をマージするアグリゲーション処理を行ってもよい。決済手段情報提示モジュール2035が機械学習モデルを用いる場合、機械学習モデルは記憶部202に格納される。
決済手段選択受付モジュール2036は、ワークフロー提示モジュール2034により提示されている、取引相手である他の事業者との取引において、決済手段情報提示モジュール2035により提示されている決済手段を特定する情報(第1情報)の選択を受け付ける処理を制御する。決済手段選択受付モジュール2036は、例えば、端末装置10に表示されている決済手段を特定する情報の中から、ユーザによる端末装置10の操作により、1の決済手段を選択する入力を受け付ける。
決済手段選択受付モジュール2036は、受け付けた決済手段を特定する情報を、取引データベース2022に登録して記憶させる。
決済データ出力モジュール2037は、取引データベース2022に記憶されている取引について、決済手段選択受付モジュール2036で受け付けた決済手段を特定する情報に基づき、当該取引の金額を決済するための決済データを出力する処理を制御する。決済データ出力モジュール2037は、具体的には、取引ごとに使用する決済手段、例えば口座振込、クレジットカード決済、キャッシュレス決済、暗号資産による決済に応じて決済データを生成する。また、決済データ出力モジュール2037は、それぞれの決済手段に応じた金融機関または決済代行業者の外部サーバ30へ、生成した決済データを所定の通信プロトコルに対応させて送信する。
決済データ出力モジュール2037は、決済データを出力すると、取引データベース2022のステータス情報を更新して記憶させる。
帳票データ出力モジュール2038は、取引データベース2022に記憶されている取引について、選択された決済手段を特定する情報に基づき、決済手段により異なる記載内容の取引に係る帳票データを出力する処理を制御する。帳票データ出力モジュール2038は、具体的には、ワークフローにおける請求のプロセスにおいて作成する帳票について、決済手段が口座振込の場合は請求書の帳票データを生成し、振込先の口座情報を記載する。一方、帳票データ出力モジュール2038は、決済手段がクレジットカード決済の場合は(決済は完了しているため)領収書の帳票データを生成する。
また、帳票データ出力モジュール2038は、取引データベース2022に記憶されている取引において、選択された決済手段を特定する情報に基づき、帳票データの出力が省略可能であるか否かを判定し、判定の結果をユーザに提示して当該取引に係る帳票データの出力が省略可能であるときは、取引に係る帳票データの出力を行わない。前述の例において、帳票データ出力モジュール2038は、決済手段がクレジットカード決済の場合は(決済は完了しているため)請求書を発行する必要がないため、請求書の帳票データの出力は省略可能であると判定してその旨の情報を端末装置10へ送信してユーザに提示し、当該取引に係る請求書の帳票データの出力を行わない。
会計データ出力モジュール2039は、決済データ出力モジュール2037が出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成する処理を制御する。会計データ出力モジュール2039は、取引の決済データについて、会計ルール上異なる仕訳を行う必要があるため、それぞれの決済手段に応じた仕訳の会計データを生成する。
会計データ出力モジュール2039は、会計データを出力すると、会計データベース2023に記憶させる。
<2 データ構造>
図4は、図3のサーバ20が記憶するユーザ事業者データベース2021のデータ構造の例を示す図である。図5は、図3のサーバ20が記憶する取引データベース2022のデータ構造の例を示す図である。また、図6は、図3のサーバ20が記憶する会計データベース2023のデータ構造の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ事業者データベース2021のレコードのそれぞれは、項目「事業者ID」と、項目「事業者詳細情報」等を含む。
項目「事業者ID」は、取引管理システム1の管理対象である、取引管理システム1による取引の主体である事業者それぞれを識別する情報である。
項目「事業者詳細情報」は、取引管理システム1の管理対象であるユーザの事業者ごとの詳細情報であり、具体的には、項目「事業者名」と、項目「法人/個人」と、項目「アカウント名」と、項目「担当者連絡先」と、項目「決済手段」と、項目「決済手段条件」等を含む。
項目「事業者名」は、項目「事業者ID」で識別される事業者の、法人名称または個人の氏名を示す情報である。
項目「法人/個人」は、項目「事業者ID」で識別される事業者が法人であるかまたは個人であるかを示す情報である。
項目「アカウント名」は、項目「事業者ID」で識別される事業者の、取引管理システム1内で使用されるアカウントの名称を示す情報である。
項目「担当者連絡先」は、項目「事業者ID」で識別される事業者における、取引の担当者の連絡先を示す情報である。
項目「アカウント名」及び項目「担当者連絡先」は、図4に示す項目「事業者ID」が「#0102」の例のように、同一の事業者内で複数のアカウントを取得してもよく、例えば部署ごとに異なるアカウントを取得して取引の管理を行ってもよい。
項目「決済手段」は、項目「事業者ID」で識別される事業者において、取引に使用する決済手段を特定する情報である。項目「決済手段」は、図4に示す例のように、同一の事業者内、または同一のアカウントについて複数の登録をしてもよい。決済手段情報提示モジュール2035では、複数の決済手段を特定する情報をユーザに提示するからであり、その中からユーザに希望する決済手段を選択させるからである。
項目「決済手段条件」は、項目「事業者ID」で識別される事業者において、項目「決済手段」の決済手段を使用する所定の条件を示す情報である。項目「決済手段条件」は、図4に示す例のように、項目「決済手段」に紐づいて設定されており、図4に示す例では項目「事業者ID」が「#0101」の例のように、特定の事業者について使用される条件を設定してもよく、項目「事業者ID」が「#0102」の例のように、取引金額についての条件を設定してもよい。決済手段情報提示モジュール2035では、当該項目に格納されている条件に従って決済手段を特定する情報がレコメンドされる。
サーバ20は、事業者が取引管理システム1のユーザとして登録を受け付けることに伴って、ユーザ事業者データベース2021のレコードを追加する。
図5に示すように、取引データベース2022のレコードのそれぞれは、項目「取引ID」と、項目「案件名称」と、項目「発注/受注」と、項目「取引金額」と、項目「決済手段」と、項目「取引履歴情報」等を含む。
項目「取引ID」は、取引管理システム1の管理対象である事業者間の取引それぞれを識別する情報である。
項目「案件名称」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引の案件を示す名称であり、例えば、「○△社記事執筆」、「◇△社HP構築」のような具体的な案件の名称が格納されている。
項目「発注/受注」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引に関係する主体それぞれを識別する情報であり、例えば発注者、受注者それぞれを識別する情報として登録されている、ユーザ事業者データベース2021の項目「事業者ID」に対応する識別情報が格納されている。
項目「取引金額」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引における金額を示す情報である。
項目「決済手段」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引において使用する決済手段を特定する情報であり、ユーザ事業者データベース2021の項目「決済手段」に対応する決済手段の情報が格納されている。
項目「取引履歴情報」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引における、取引のプロセスの状態を示す情報であり、具体的には、項目「取引履歴ID」と、項目「日付」と、項目「プロセス」等を含む。
項目「取引履歴ID」は、項目「取引ID」で識別される事業者間の取引における、取引のプロセスそれぞれを識別する情報であり、例えば項目「取引ID」と紐付けが可能なように(例として、上から5桁が同じ値になるように)構成されている。
項目「日付」は、項目「取引履歴ID」で識別される取引のプロセスが更新された日付の情報である。
項目「プロセス」は、項目「取引履歴ID」で識別される取引のプロセスの情報である。
項目「日付」及び項目「プロセス」は、取引のプロセスの状態を時系列で示す情報であり、例えば、項目「日付」ごとに、当該項目の順に格納されている。
サーバ20の取引情報受付モジュール2033は、ユーザからの取引情報の入力を受け付けることに伴って、取引データベース2022にレコードを追加する。
図6に示すように、会計データベース2023のレコードのそれぞれは、項目「事業者ID」と、項目「事業者名」と、項目「仕訳データ詳細情報」等を含む。
項目「事業者ID」は、取引管理システム1の管理対象である、取引管理システム1による取引の主体である事業者それぞれを識別する情報であり、ユーザ事業者データベース2021の項目「事業者ID」に対応している。
項目「事業者名」は、項目「事業者ID」で識別される事業者の、法人名称または個人の氏名を示す情報であり、ユーザ事業者データベース2021の項目「事業者名」に対応している。
項目「仕訳データ詳細情報」は、取引管理システム1が連携する会計システムを利用して会計情報の登録(記帳)を行って登録した情報であり、具体的には、項目「日付」と、項目「借方/貸方」と、項目「摘要」と、項目「金額」等を含む。この項目「仕訳データ詳細情報」は、取引管理システム1が連携する会計システムを利用して会計情報の登録(記帳)がされると、例えば、項目「日付」の順に時系列で、最新の情報がレコードとして追加されるように構成されている。
項目「日付」は、会計システムにおいて、事業者の会計情報が登録された日付を示す情報である。
項目「借方/貸方」は、会計システムにて入力した会計情報が、帳簿上の借方または貸方のいずれであるかを示す情報である。
項目「摘要」は、会計システムにて入力した会計情報における、帳簿上に記帳される勘定科目を示す情報である。
項目「金額」は、会計システムにて入力した会計情報における、帳簿上に記帳される金額である。
サーバ20の会計データ出力モジュール2039は、事業者の会計データを出力することに伴って、会計データベース2023の項目「仕訳データ詳細情報」にレコードを追加する。
<3 動作>
以下、図7ないし図9を参照しながら、実施の形態1における取引管理システム1による給与受取設定処理及び給与支払処理について説明する。
図7は、図1の取引管理システム1による取引情報登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS111において、端末装置10の入力操作受付部171は、事業者であるユーザから、取引管理システム1のサービスを利用するために必要な認証を行うためのユーザID及びパスワードを入力する操作を受け付ける。送受信部172は、受け付けたユーザID及びパスワード、及びユーザ情報をサーバ20へ送信する。端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された認証完了の情報と、初期画面の表示情報とを受け付ける。通知制御部174は、受け付けた初期画面の表示情報を、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS121において、サーバ20は、ユーザID及びパスワードを、通信部201を介して受け付けて当該ユーザのユーザID及びパスワードが正当であることを確認し、所定の認証を行う。正当である場合、サーバ20は、認証完了の情報と、初期画面の表示情報とを、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS112において、端末装置10の入力操作受付部171は、ディスプレイ150に表示されている初期画面からのユーザによる操作により、新たに他の事業者との取引の内容の入力を受け付ける。送受信部172は、入力された取引の内容の情報を、サーバ20へ送信する。
ステップS122において、サーバ20の取引情報受付モジュール2033は、端末装置10から送信された取引の内容の情報を、通信部201を介して受け付ける。取引情報受付モジュール2033は、受け付けた取引の内容の情報を、取引データベース2022に登録して記憶させる。
例えば、ステップS122では、図5に示す取引データベース2022に格納されている例のように、項目「取引ID」に新たな識別情報が付与され、ユーザから受け付けた入力情報に含まれる、項目「案件名称」、項目「発注/受注」、項目「取引金額」に該当する情報が格納される。また、項目「取引履歴情報」には、新規の取引情報が入力されたことを示すプロセス情報が格納され、以後、ワークフローとして管理される。なお、この段階では、項目「決済手段」には情報は格納されない。
以上のように、取引管理システム1では、事業者であるユーザからの入力により、取引の内容の情報を受け付ける。この情報は、決済初段登録処理で使用される。
図8は、図1の取引管理システム1による決済手段登録処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS211において、端末装置10は、図7のステップS111と同様の処理を行い、サーバ20から送信された初期画面の表示情報を、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS221において、サーバ20は、図7のステップS121と同様の処理を行い、認証完了の情報と、初期画面の表示情報とを、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS212において、端末装置10の入力操作受付部171は、ディスプレイ150に表示されている初期画面からのユーザによる操作により、当該ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を識別する取引IDの入力を受け付ける。送受信部172は、入力された取引IDの情報を、サーバ20へ送信する。端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された、取引に関する情報を管理するワークフローの情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けたワークフローの情報を、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS222において、サーバ20のワークフロー提示モジュール2034は、端末装置10から送信された取引IDの情報を、通信部201を介して受け付ける。ワークフロー提示モジュール2034は、受け付けた取引IDの情報から取引データベース2022に格納されている取引情報を読み取り、取引に関する情報を管理するワークフローの情報を取得する。また、ワークフロー提示モジュール2034は、取得した取引に関する情報を管理するワークフローの情報を、端末装置10へ送信する。
例えば、ステップS222では、図5に示す取引データベース2022に格納されている例のように、項目「取引ID」、項目「案件名称」、項目「発注/受注」、項目「取引金額」の情報が取得される。また、項目「取引履歴情報」の情報がワークフローとして取得される。例えば、図5の項目「取引履歴ID」が「#020101」、「#020102」のように、取引履歴の情報が時系列で格納されているので、これらの情報がワークフローとして取得される。
ステップS223において、サーバ20の決済手段情報提示モジュール2035は、ステップS222で取得したワークフローについて、ユーザごとに設定されている他の事業者との間で使用する決済手段として設定された、1または複数の決済手段を特定する情報(第1情報)を、ユーザ事業者データベース2021を読み取って取得する。また、決済手段情報提示モジュール2035は、取得した決済手段を特定する情報を、端末装置10へ送信する。
例えば、ステップS223では、図4に示すユーザ事業者データベース2021に格納されている例のように、当該ユーザである事業者を識別する、項目「事業者ID」に紐づく項目「決済手段」、項目「決済手段条件」の情報が取得される。これらの決済手段の情報は、例えば、図4の項目「事業者ID」が「#0101」のように複数設定されていることもあるので、すべての決済手段の情報が取得される。
なお、ステップS223において、決済手段情報提示モジュール2035は、前述のようにステップS222で受け付けた取引の内容に基づき、1(または複数)の決済手段を特定する情報をレコメンドしてもよい。例えば、図4の項目「事業者ID」が「#0101」の場合において、取引相手が、項目「事業者ID」の「#0103」である場合、「〇◇Pay」のみがレコメンドされてもよい。また、図4の項目「事業者ID」が「#0102」、「アカウント名」が「Hishigata_Koubai」の場合において、取引金額が10万円未満の場合、「クレジット(Vi)」のみがレコメンドされてもよい。
ステップS213において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された決済手段を特定する情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けた決済手段を特定する情報を、表示されているワークフローの取引にて選択可能な決済手段としてディスプレイ150に表示させる。
ステップS214において、端末装置10の入力操作受付部171は、ディスプレイ150に表示されている選択可能な決済手段から、ユーザによる操作により、1の決済手段を選択する入力を受け付ける。送受信部172は、入力された決済手段を特定する情報を、サーバ20へ送信する。
なお、ステップS213,S214の、取引についての決済手段を表示してユーザから選択する入力を受け付ける処理のタイミングは、取引情報の登録時とは限られない。例えば、当該処理のタイミングは、ユーザである当該取引の受注者が請求書を作成する段階で、当該受注者が選択可能な決済手段を表示して、受注者から決済手段を選択する入力を受け付けてもよく、ユーザである当該取引の受注者があらかじめ決済手段を複数登録しておき、ユーザである発注者から登録されている決済手段の中から希望する決済手段を選択する入力を受け付けてもよい。
ステップS224において、サーバ20の決済手段選択受付モジュール2036は、端末装置10から送信された決済手段を特定する情報を、通信部201を介して受け付ける。決済手段選択受付モジュール2036は、受け付けた決済手段を特定する情報を、取引データベース2022に登録して記憶させる。
例えば、ステップS224では、図5に示す取引データベース2022に格納されている例のように、項目「決済手段」に、受け付けた決済手段を特定する情報が格納される。
以上のように、取引管理システム1では、受け付けた取引に係るワークフローをユーザに提示し、当該ユーザの取引における決済手段として設定した1または複数の決済手段を提示し、当該取引で使用する決済手段の選択を受け付ける。これにより、ユーザである事業者にとって最適な決済手段を選択することが可能になる。
図9は、図1の取引管理システム1による決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS311において、サーバ20の決済データ出力モジュール2037は、取引データベース2022に記憶されている取引について、ステップS224で受け付けた決済手段を特定する情報に基づき、当該取引の金額を決済するための決済データを出力する。また、決済データ出力モジュール2037は、決済データを出力すると、取引データベース2022のプロセスの情報を更新して記憶させる。
ステップS312において、サーバ20の帳票データ出力モジュール2038は、取引データベース2022に記憶されている取引について、取引データベース2022に記憶されている決済手段を特定する情報に基づき、決済手段により異なる記載内容の取引に係る帳票データを出力する。
ステップS313において、サーバ20の会計データ出力モジュール2039は、ステップS311で出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成する。
例えば、ステップS313では、図5に示す取引データベース2022の項目「取引ID」が「#0201」の例のように、当該取引に係る決済データが生成される。そして、項目「取引金額」が200,000(円)の決済が行われると、図6に示す会計データベース2023の項目「事業者ID」が「#0101」の例のように、金額が200,000円の仕訳(例えば、売掛金の仕訳)が行われる。
以上のように、取引管理システム1では、選択された決済手段に基づき、当該取引の金額を決済するための決済データが生成され、決済手段により異なる記載内容の取引に係る帳票データが出力される。また、生成された決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データが生成される。これにより、自動的に決済データ、帳票データ及び会計データが生成されるので、事業者における経理部門等の担当者の作業が煩雑になることを抑制することが可能になる。
<4 画面例>
以下、図10ないし図12を参照しながら、取引管理システム1による決済手段登録処理の画面例について説明する。
図10は、端末装置10に表示するワークフローの画面例を示す図である。図10の画面例は、ユーザからの端末装置10の操作により、サーバ20のワークフロー提示モジュール2034が送信した、取引に関する情報を管理するワークフローの情報が表示された状態の画面例を示す。図8のステップS212に相当する。
図10に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、ワークフローにおけるプロセスを示すプロセス表示欄1031aと、プロセス表示欄1031aに表示されているプロセスのステータスの状態を示すステータス表示欄1031b,1031c,1031dと、当該取引の案件名称を示す案件名表示欄1031eと、当該取引の内容を示す取引詳細表示欄1031fとが表示されている。
プロセス表示欄1031aには、例えば、図5に示す取引データベース2022の項目「取引履歴情報」が最新の項目「プロセス」の内容が表示され、そのプロセスのステータスの情報がステータス表示欄1031b,1031c,1031dに表示されている。案件名表示欄1031eには、例えば、図5に示す取引データベース2022の項目「案件名称」の内容が表示され、取引詳細表示欄1031fには、取引データベース2022の項目「取引金額」の内容を含む当該取引の内容の詳細、内訳が表示されている。これにより、取引に関する情報がワークフローとして表示されるので、取引に関する情報を把握することができる。
図11は、端末装置10に表示する取引情報の画面例を示す図である。図11の画面例は、図10に示すワークフローからステータスの状態を更新するために表示される取引情報の表示画面例を示す。図8のステップS212に相当する。
図11に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、当該取引の案件名称を示す案件名表示欄1032aと、当該取引の内容を示す取引詳細表示欄1032bとが表示されている。また、この表示画面には、決済手段情報提示モジュール2035による、ユーザごとに設定されている決済手段を選択させるための決済手段選択ボタン1032cが設けられている。案件名表示欄1032a及び取引詳細表示欄1032bには、図10に示す案件名表示欄1031e及び取引詳細表示欄1031fと同一の内容が表示されている。ここで、ユーザが決済手段を選択する場合、決済手段選択ボタン1032cをマウス132でクリック等することにより決済手段の一覧を表示させる。これにより、ユーザは、最適な決済手段を選択することが可能になる。
図12は、端末装置10に表示する取引情報の画面例を示す図である。図12の画面例は、図11に示す決済手段選択ボタン1032cが押下されると遷移する、決済手段を選択するために表示される決済手段選択画面の例を示す。図8のステップS213に相当する。
図12に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、当該取引の案件名称を示す案件名表示欄1033aと、当該取引の金額を示す取引金額表示欄1033bとが表示されている。また、この表示画面には、選択可能な決済手段の一覧を示す決済手段表示欄1033cが表示され、これらの複数の決済手段から1の決済手段を選択するための選択ラジオボタン1033dがそれぞれ設けられている。これにより、ユーザは、最適な決済手段を選択し、実際に決済に使用することが可能になる。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、事業者であるユーザが取引の内容の情報を端末装置から入力するので、入力された取引の内容の情報を受け付ける。受け付けた取引に係るワークフローがユーザに提示され、当該ユーザの取引における決済手段として設定した1または複数の決済手段がユーザに提示される。そして、ユーザが当該取引で使用する決済手段の選択を入力するので、入力された決済手段の選択を、当該取引で使用する決済手段として受け付ける。これにより、ユーザである事業者にとって最適な決済手段を選択することが可能になる。
また、本実施形態によると、ユーザが選択した決済手段に基づき、当該取引の金額を決済するための決済データが生成される。ユーザが選択した決済手段により異なる記載内容の取引に係る帳票データが出力される。また、生成された決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、ユーザが選択した決済手段に応じた会計データが生成される。これにより、自動的に当該取引に係る、ユーザが選択した決済手段に応じた決済データ、帳票データ及び会計データが生成されるので、事業者における経理部門等の担当者の作業が煩雑になることを抑制することが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、メモリ25は、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報(2021)を記憶し、プログラムは、プロセッサ29に、ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、ユーザに提示するステップ(S222)と、ワークフローにおいて、記憶されている、1または複数の第1情報をユーザに提示するステップ(S223)と、ワークフローに提示されている他の事業者との取引において、1の第1情報の選択を受け付けるステップ(S224)と、受け付けた1の第1情報に基づき、取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップ(S311)と、出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成するステップ(S313)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)プログラムは、さらに、ワークフローにおいて、他の事業者との取引の内容の入力を、ユーザから受け付けるステップ(S122)と、第1情報を提示するステップにおいて、受け付けた取引の内容に基づき、1の第1情報をユーザにレコメンドするステップ(S223)を実行させる、(付記1)に記載のプログラム。
(付記3)メモリは、他の事業者に関する情報(2021)を記憶し、第1情報を提示するステップにおいて、他の事業者に関する情報を特定するための情報に基づき、1の第1情報をユーザにレコメンドする、(付記2)に記載のプログラム。
(付記4)他の事業者に関する情報は、他の事業者との取引の条件に関する情報を含み、第1情報を提示するステップにおいて、他の事業者との取引の条件に関する情報に基づき、1の第1情報を前記ユーザにレコメンドする、(付記3)に記載のプログラム。
(付記5)メモリは、過去の他の事業者との取引履歴の情報(2022)を記憶し、第1情報を提示するステップにおいて、過去の他の事業者との取引履歴の情報に基づき、1の第1情報をユーザにレコメンドする、(付記1)から(付記4)のいずれかに記載のプログラム。
(付記6)第1情報を提示するステップにおいて、過去の他の事業者との取引履歴の情報から生成された機械学習モデルに基づき、1の第1情報をユーザにレコメンドする、(付記5)に記載のプログラム。
(付記7)プログラムは、さらに、他の事業者との取引に関する情報と、受け付けた1の第1情報に基づき、1の決済手段により異なる記載内容の取引に係る帳票データを出力するステップ(S312)を実行させる、(付記6)に記載のプログラム。
(付記8)取引に係る帳票データを出力するステップにおいて、受け付けた1の第1情報に基づき、取引に係る帳票データの出力が省略可能であるか否かを判定し、判定の結果をユーザに提示して取引に係る帳票データの出力が省略可能であるときは取引に係る帳票データの出力を行わない、(付記7)に記載のプログラム。
(付記9)会計データを生成するステップにおいて、受け付けた1の第1情報ごとに異なる勘定科目の会計データを生成する、(付記8)に記載のプログラム。
(付記10)制御部203と、記憶部202とを備える情報処理装置であって、記憶部202は、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報(2021)を記憶し、制御部203は、ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、ユーザに提示するステップ(S222)と、ワークフローにおいて、記憶されている、1または複数の第1情報をユーザに提示するステップ(S223)と、ワークフローに提示されている他の事業者との取引において、1の第1情報の選択を受け付けるステップ(S224)と、受け付けた1の第1情報に基づき、取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップ(S311)と、出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成するステップ(S313)と、を実行する、情報処理装置。
(付記11)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータにより実行されるための方法であって、メモリ25は、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報(2021)を記憶し、方法は、プロセッサ29が、ユーザにおける他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、ユーザに提示するステップ(S222)と、ワークフローにおいて、記憶されている、1または複数の第1情報をユーザに提示するステップ(S223)と、ワークフローに提示されている他の事業者との取引において、1の第1情報の選択を受け付けるステップ(S224)と、受け付けた1の第1情報に基づき、取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップ(S311)と、出力した決済データに基づき、ユーザが利用する会計システムにおける、決済手段に応じた会計データを生成するステップ(S313)と、を実行する、方法。
1 :取引管理システム
10 :端末装置
10A :端末装置
10B :端末装置
13 :入力装置
14 :出力装置
15 :メモリ
16 :記憶部
19 :プロセッサ
20 :サーバ
25 :メモリ
26 :ストレージ
29 :プロセッサ
30 :外部サーバ
80 :ネットワーク
81 :無線基地局
82 :無線LANルータ
111 :アンテナ
112 :アンテナ
121 :第1無線通信部
122 :第2無線通信部
130 :操作受付部
131 :キーボード
132 :マウス
140 :音声処理部
141 :マイク
142 :スピーカ
150 :ディスプレイ
160 :記憶部
161 :ユーザ情報
170 :制御部
171 :入力操作受付部
172 :送受信部
173 :データ処理部
174 :通知制御部
201 :通信部
202 :記憶部
203 :制御部
2021 :ユーザ事業者データベース
2022 :取引データベース
2023 :会計データベース
2031 :受信制御モジュール
2032 :送信制御モジュール
2033 :取引情報受付モジュール
2034 :ワークフロー提示モジュール
2035 :決済手段情報提示モジュール
2036 :決済手段選択受付モジュール
2037 :決済データ出力モジュール
2038 :帳票データ出力モジュール
2039 :会計データ出力モジュール

Claims (11)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記メモリは、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報を記憶し、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザにおける前記他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローにおいて、前記記憶されている、1または複数の前記第1情報を前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローに提示されている前記他の事業者との取引において、1の前記第1情報の選択を受け付けるステップと、
    前記受け付けた1の前記第1情報に基づき、前記取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップと、
    前記出力した決済データに基づき、前記ユーザが利用する会計システムにおける、前記決済手段に応じた会計データを生成するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記プログラムは、さらに、
    前記ワークフローにおいて、前記他の事業者との取引の内容の入力を、前記ユーザから受け付けるステップと、
    前記第1情報を提示するステップにおいて、前記受け付けた取引の内容に基づき、1の前記第1情報を前記ユーザにレコメンドするステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記メモリは、前記他の事業者に関する情報を記憶し、
    前記第1情報を提示するステップにおいて、前記他の事業者に関する情報を特定するための情報に基づき、1の前記第1情報を前記ユーザにレコメンドする、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記他の事業者に関する情報は、前記他の事業者との取引の条件に関する情報を含み、
    前記第1情報を提示するステップにおいて、前記他の事業者との取引の条件に関する情報に基づき、1の前記第1情報を前記ユーザにレコメンドする、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記メモリは、過去の前記他の事業者との取引履歴の情報を記憶し、
    前記第1情報を提示するステップにおいて、前記過去の他の事業者との取引履歴の情報に基づき、1の前記第1情報を前記ユーザにレコメンドする、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記第1情報を提示するステップにおいて、前記過去の他の事業者との取引履歴の情報から生成された機械学習モデルに基づき、1の前記第1情報を前記ユーザにレコメンドする、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、さらに、
    前記他の事業者との取引に関する情報と、前記受け付けた1の前記第1情報に基づき、1の前記決済手段により異なる記載内容の前記取引に係る帳票データを出力するステップを実行させる、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記取引に係る帳票データを出力するステップにおいて、前記受け付けた1の前記第1情報に基づき、前記取引に係る帳票データの出力が省略可能であるか否かを判定し、前記判定の結果を前記ユーザに提示して前記取引に係る帳票データの出力が省略可能であるときは前記取引に係る帳票データの出力を行わない、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記会計データを生成するステップにおいて、前記受け付けた1の前記第1情報ごとに異なる勘定科目の前記会計データを生成する、請求項8に記載のプログラム。
  10. 制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、
    前記記憶部は、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記ユーザにおける前記他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローにおいて、前記記憶されている、1または複数の前記第1情報を前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローに提示されている前記他の事業者との取引において、1の前記第1情報の選択を受け付けるステップと、
    前記受け付けた1の前記第1情報に基づき、前記取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップと、
    前記出力した決済データに基づき、前記ユーザが利用する会計システムにおける、前記決済手段に応じた会計データを生成するステップと、を実行する、情報処理装置。
  11. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行されるための方法であって、
    前記メモリは、事業者であるユーザが、他の事業者との取引で使用する手段として設定された1または複数の決済手段を特定するための第1情報を記憶し、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    前記ユーザにおける前記他の事業者との取引に関する情報を管理するワークフローを、前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローにおいて、前記記憶されている、1または複数の前記第1情報を前記ユーザに提示するステップと、
    前記ワークフローに提示されている前記他の事業者との取引において、1の前記第1情報の選択を受け付けるステップと、
    前記受け付けた1の前記第1情報に基づき、前記取引の金額を決済するための決済データをそれぞれの手段に従って出力するステップと、
    前記出力した決済データに基づき、前記ユーザが利用する会計システムにおける、前記決済手段に応じた会計データを生成するステップと、を実行する、方法。
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