JP7332641B2 - プログラム、情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
企業や個人事業主における会計処理を行うための会計サービスが、コンピュータソフトウェアとして、またはクラウドサーバ等によるWebサービスとして、いわゆるSaaS(Software as a Service)として提供されている。また、このような会計サービスを利用するための利用料金(課金)を決済する手段として、クレジットカードを利用することが多くなっている。金融機関等で決済の手続きを行う必要がないからである。
このように、いわゆるSaaSのサービス利用料金をクレジットカードで決済する場合に、ユーザが必要なクレジットカードを所持していない場合、クレジットカードの利用申し込みを当該サービス内で受け付ける技術について、各種の提案がなされている。特許文献1には、審査不要で即時発行可能なプリペイドカードを発行し、当該プリペイドカードの利用状況を評価して一定以上の評価の顧客に対して、クレジットカードへの移行を促すことが開示されている。
特開2016-071657号公報
ところで、このようなサービスの利用料金をクレジットカードで決済するため、クレジットカードの利用申し込みを受け付けたとしても、クレジットカードの審査は本人確認も含めて数日程度かかり、利用可能となるまで一定の期間がかかるのが通常である。そのため、クレジットカードの利用申し込みを行ったユーザの利用料金を、すぐに当該クレジットカードで決済することはできない。これにより、当該ユーザは、申し込んだクレジットカードが利用可能になるまでは利用料金を他の決済手段で決済する必要があり、ユーザにとって負担となっていた。
また、上記の特許文献1に記載の技術では、プリペイドカードへの金銭チャージに手間がかかっていた。
そこで、本開示では、会計サービスの利用料金をクレジットカードで決済するためのクレジットカードの利用申し込みを容易にし、かつ、利用申し込み以降の会計サービスの利用料金を当該クレジットカードで決済することを可能にする技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムが提供される。メモリは、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成される。プログラムは、プロセッサに、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせるステップと、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させるステップと、与信審査の結果を受け付けるステップと、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行させる。
本開示の一実施形態によると、制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置が提供される。記憶部は、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成される。制御部は、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせるステップと、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、記会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させるステップと、与信審査の結果を受け付けるステップと、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行する。
また、本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行され、会計サービスを提供するための方法が提供される。メモリは、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成される。方法は、プロセッサが、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせるステップと、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させるステップと、与信審査の結果を受け付けるステップと、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行する。
本開示によれば、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの課金情報を記憶させ、与信審査の結果が利用可能であった場合、会計サービスの課金情報をクレジットカードで決済するための決済情報を生成する。これにより、会計サービスの利用料金をクレジットカードで決済するためのクレジットカードの利用申し込みを容易にし、かつ、利用申し込み以降の会計サービスの利用料金を当該クレジットカードで決済することが可能になる。
会計システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1の会計システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1の会計システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶するユーザデータベース2021、課金データベース2022のデータ構造の例を示す図である。 サーバ20が記憶する取引データベース2023のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1の会計システム1によるクレジットカード利用の申込受付処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会計システム1による会計サービスの利用料金決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会計システム1による審査状況表示処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の会計システム1による利用料金決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 端末装置10に表示するクレジットカード申込画面の例を示す図である。 端末装置10に表示する審査状況の画面例を示す図である。 端末装置10に表示する審査結果の画面例を示す図である。 実施の形態2の会計システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、本開示に係る会計システムについて説明する。この会計システムは、事業者であるユーザである企業や個人事業主に対して、会計処理のサービスを提供するためのシステムである。企業や個人事業主で行われる会計処理とは、仕入、売上、借入のような入出金の取引を管理することであり、取引を帳簿(仕訳帳、総勘定元帳)に記録(記帳)し、所定の決算期に決算処理として試算表を作成し、財務諸表である損益計算書や貸借対照表を作成している。また、税務処理を行うための決算書の作成も行われてもよい。本開示に係る会計システムは、仕入、売上等の入出金取引の入力を受け付けて帳簿への記帳を行い、試算表、財務諸表の作成を支援するコンピュータシステムである。また、本開示に係る会計システムは、例えばクラウドサーバ等によりWebサービスとして、いわゆるSaaS(Software as a Service)によって提供されるシステムであり、事業者であるユーザが所定の認証によりアクセス可能に構成されている。
このような会計サービスにおいて(会計サービスに限られず)、提携するクレジットカードの利用登録(入会)を促し、当該クレジットカードで利用料金を決済することが行われている。クレジットカード会社にとっては、一定の会員を確保することを見込めるというメリットがあり、当該会計サービスのサービス提供者にとっては、クレジットカードで決済させることにより一定数のユーザを確保することを見込めるというメリットがあり、当該会計サービスの利用者であるユーザにとっては、金融機関等で決済の手続きを行う手間が省けるというメリットがあるからである。
ところで、このような会計サービスの利用料金をクレジットカードで決済するため、クレジットカードの利用申し込みを受け付けたとしても、クレジットカードの審査は本人確認も含めて数日程度かかり、利用可能となるまで一定の期間がかかるのが通常である。そのため、クレジットカードの利用申し込みを行ったユーザの会計サービスの利用料金を、すぐに当該クレジットカードで決済することはできない。これにより、当該ユーザは、申し込んだクレジットカードが利用可能になるまでは、会計サービスの利用料金を他の決済手段で決済する必要があり、ユーザにとって負担となっていた。
そのため、本開示に係る会計システムは、会計サービスの利用料金を決済するためのクレジットカードの利用登録を促し、クレジットカードの利用申込を受け付け、当該クレジットカードで利用料金を決済する。その際、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせて審査結果を受けるまで、会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)をメモリに記憶させることで保持しておき、決済を留保する。与信審査の結果が、クレジットカードを利用可能であった場合、保持しておいた課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報(オーソリ情報)を生成し、当該クレジットカードで決済させる。このような構成により、会計サービスの利用料金をクレジットカードで決済するためのクレジットカードの利用申し込みを容易にし、かつ、利用申し込み以降の会計サービスの利用料金を当該クレジットカードで決済することを可能にしている。
さらに、本開示に係る会計システムは、クレジットカードの利用申込中の状態でもサービスの利用が可能であり、そのときに当該クレジットカードへの与信審査の審査状況が表示される。これにより、ユーザは、審査状況、特に本人確認が行われることの把握を可能にしている。
<第1の実施の形態>
以下、会計システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 会計システム1の全体構成>
図1は、会計システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、会計システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20と、外部サーバ30とを含む。端末装置10とサーバ20と外部サーバ30とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。ここで、ユーザとは、端末装置10を使用して会計システム1の機能である取引の記帳を行い、クレジットカードの申込入力を行う者であり、例えば会計サービスを利用する(利用しようとする)企業の経理部門等の担当者、または個人事業主等をいう。端末装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等により実現される。この他、端末装置10は、例えば移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末であるとしてもよい。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、キーボードや、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、ユーザから受け付けた会計データ、ユーザによるクレジットカードの申込情報、及び会計サービスの課金データを管理する装置である。サーバ20は、事業者であるユーザに対して会計サービスの利用料金を決済するためのクレジットカードの利用登録を促し、クレジットカードの利用申込を受け付ける。サーバ20は、クレジットカードの申込情報を外部サーバ30に送信して利用可否の与信審査を行わせ、審査結果を受けるまで、会計サービスの利用についての課金情報(利用料金)を保持しておき、決済を留保する。また、サーバ20は、クレジットカードを利用可能であった場合、保持しておいた課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報(オーソリ情報)を生成する。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
外部サーバ30は、クレジットカードの利用申込を受け付けて与信審査を行い、審査結果を通知し、決済情報を受け付けてクレジットカードによる決済を行う装置である。外部サーバ30は、クレジットカード会社により提供されるサーバ装置であり、クレジットカードの利用申込を受け付けると、例えば外部サーバ30で保有する、または外部の信用情報機関の信用情報を照会し、クレジットカードの利用申込を行ったユーザの信用情報を取得し、与信審査を行い、審査結果をサーバ20に通知する。また、外部サーバ30は、ユーザの決済情報を受け付け、クレジットカードによる決済を行う。外部サーバ30は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1の会計システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(キーボード131及びマウス132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、ディスプレイ150と、記憶部160と、制御部170とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路等を含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部170へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、キーボード131と、マウス132とを含む。なお、操作受付部130は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する、タッチスクリーンとして構成してもよい。
キーボード131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。キーボード131は、文字入力を行う装置であり、入力された文字情報を入力信号として制御部170へ出力する。
マウス132は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。マウス132は、ディスプレイ150に表示されている表示物を選択等するためのポインティングデバイスであり、画面上で選択された位置情報と、ボタン押下されていることを示す情報とを入力信号として制御部170へ出力する。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部170へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
ディスプレイ150は、制御部170の制御に応じて、画像、動画、テキスト等のデータを表示する。ディスプレイ150は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
記憶部160は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部160は、ユーザ情報161を記憶する。
ユーザ情報161は、端末装置10を使用して会計システム1の機能である取引のステータス情報の登録及び更新を行うユーザの情報である。ユーザ情報としては、ユーザを識別する情報(ユーザID)、ユーザの名称、ユーザが所属している企業等の組織情報等が含まれる。
制御部170は、記憶部160に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部170は、例えば予め端末装置10にインストールされているアプリケーションである。制御部170は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部171と、送受信部172と、データ処理部173と、通知制御部174としての機能を発揮する。
入力操作受付部171は、キーボード131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部172は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部173は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
通知制御部174は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。通知制御部174は、表示画像をディスプレイ150に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、実施の形態1の会計システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザデータベース2021と、課金データベース2022と、取引データベース2023等を記憶する。
ユーザデータベース2021は、会計システム1の機能である、会計サービスを利用する企業の経理部門等の担当者、または個人事業主等のユーザに関する各種情報を保持するためのデータベースである。また、当該ユーザによる、クレジットカードの申込情報を保持するためのデータベースでもある。詳細は後述する。
課金データベース2022は、会計システム1においてユーザが利用した会計サービスに対する、利用料金の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
取引データベース2023は、会計システム1において登録される日々の取引に関する各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、会計利用申込受付モジュール2033、会計サービス提供モジュール2034、利用料金決済モジュール2035、カード利用申込受付モジュール2036、及びカード審査状況受付モジュール2037に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
会計利用申込受付モジュール2033は、会計システム1を新たに利用しようとするユーザに対して、会計システム1が提供する会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内し、当該ユーザが入力する登録情報を受け付ける処理を制御する。会計サービスの利用を開始するために登録する情報とは、今後会計サービスを利用するために必要な情報(利用開始時の登録情報)であり、ユーザの事業者名(会社名、個人事業主名、屋号等)、業種、従業員数等のユーザに関する情報、事業に用いる金融機関の口座の情報、当該サービスを利用するための利用料金の決済手段の情報、会計年度の設定情報、開始残高の設定情報が含まれる。会計利用申込受付モジュール2033は、例えば、これらの情報の入力を受け付ける画面を順次、端末装置10のディスプレイ150に表示させ、ユーザに対して必要事項の入力を順次案内する。
また、会計利用申込受付モジュール2033は、後述するカード利用申込受付モジュール2036が受け付ける、クレジットカードの申込画面(申込受付手段)への遷移情報を、会計サービスの利用を開始するための情報登録を行う(会計サービスを提供している)状態で、端末装置10のディスプレイ150に表示させてユーザへ提示する処理を制御する。例えば、会計利用申込受付モジュール2033は、当該サービスを利用するための利用料金の決済手段の情報として、会計システム1で利用可能なクレジットカードへの申込を促し、クレジットカードの申込画面へ遷移するリンク情報を表示させる。このクレジットカードは、会計システム1を提供する企業と提携する提携クレジットカードでもよい。
会計サービス提供モジュール2034は、会計システム1の目的である会計サービスを提供する処理を制御する。会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスは、例えば、企業や個人事業主であるユーザの仕入、売上、借入のような入出金の取引を管理することであり、取引を帳簿(仕訳帳、総勘定元帳)に記録(記帳)し、所定の決算期に決算処理として試算表を作成し、財務諸表である損益計算書や貸借対照表を作成することを支援するサービスである。
また、会計サービス提供モジュール2034は、当該ユーザが、後述するカード利用申込受付モジュール2036が受け付けたクレジットカードへの申込者であった場合、後述するカード審査状況受付モジュール2037が受け付ける、クレジットカードへの申込後に行われる与信審査の審査状況の情報を、端末装置10のディスプレイ150に表示させてユーザへ提示する処理を制御する。与信審査の審査状況の情報とは、後述するように審査中の状態を示す情報、申込者であるユーザの本人確認(例えば、申込内容に相違ないことの確認、入力した企業等に本当に勤務しているかの確認等)に関する情報、審査結果を通知する情報が含まれる。なお、会計サービス提供モジュール2034は、当該ユーザがクレジットカードの利用を開始している利用者である場合、クレジットカードの利用状況(請求額、金融機関口座からの引き落とし日、利用残高、利用可能枠等)の情報を、端末装置10のディスプレイ150に表示させてユーザへ提示してもよい。
また、会計サービス提供モジュール2034は、当該ユーザが、後述するカード利用申込受付モジュール2036が受け付けたクレジットカードへの申込者であった場合、上記の会計サービスのうち、一部のサービスについて利用を制限してもよい。例えば、クレジットカードの与信審査の結果が利用不可能であった場合、当該サービスの利用に係る利用料金の回収が困難になる恐れがあるからである。
なお、会計サービス提供モジュール2034は、会計利用申込受付モジュール2033と同様に、後述するカード利用申込受付モジュール2036が受け付ける、クレジットカードの申込画面(申込受付手段)への遷移情報を、会計サービスを提供している状態で、端末装置10のディスプレイ150に表示させてユーザへ提示してもよい。会計システム1の利用開始時にはクレジットカードへの申込を行わなかったユーザが、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの利用中にクレジットカードへの申込を可能にするためである。
利用料金決済モジュール2035は、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)を、ユーザごとに算出し、決済する処理を制御する。利用料金決済モジュール2035は、会計利用申込受付モジュール2033で受け付けた、当該サービスを利用するための利用料金の決済手段に基づき、ユーザごとに算出された利用料金の決済を行う。利用料金は、例えば月額の利用料金であり、定額でもよく、利用回数等に応じた従量制の課金料金であってもよい。
また、利用料金決済モジュール2035は、当該ユーザが、後述するカード利用申込受付モジュール2036が受け付けたクレジットカードへの申込者であった場合、利用料金の情報を課金データベース2022に記憶させて保持しておき、決済を留保する処理を制御する。当該ユーザの決済を留保するのは、申込中のクレジットカードで決済を行わせるためである。そのため、利用料金決済モジュール2035は、後述するカード審査状況受付モジュール2037が受け付ける与信審査の審査結果が、クレジットカードを利用可能であった場合、保持(留保)しておいた課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報(オーソリ情報)を生成し、当該クレジットカードで決済させる処理を制御する。
また、利用料金決済モジュール2035は、当該ユーザがクレジットカードの利用を開始している利用者である場合、会計サービスの利用についての利用料金をクレジットカードで決済する情報として、会計処理を行う。例えば、決済処理を行うときに貸方科目に未払金として登録し、クレジットカードの利用料金として引き落としが行われたときに借方科目に未払金、貸方科目に普通預金として登録する。
カード利用申込受付モジュール2036は、会計利用申込受付モジュール2033(または会計サービス提供モジュール2034)で表示させた、会計サービスの利用料金を決済するためのクレジットカードの申込画面(申込受付手段)をユーザに提示し、ユーザから、クレジットカードの利用申込情報を受け付ける処理を制御する。クレジットカードの申込画面は、クレジットカードの利用申込を行うために必要な情報を入力させるためのフォーマット画面であり、ユーザ個人の氏名、法人カードの場合は事業者名、業種、売上等の情報入力を受け付ける画面であり、会計利用申込受付モジュール2033(または会計サービス提供モジュール2034)で表示させた遷移情報(リンク情報)がクリック等により選択されると、端末装置10のディスプレイ150に表示させる画面である。カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの利用申込を行うために必要な情報を、会計利用申込受付モジュール2033が受け付けた会計サービスの利用開始時の登録情報から自動で取得してもよい。
カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの利用申込情報を受け付けると、クレジットカードの申込情報を外部サーバ30に送信し、利用可否の与信審査を行わせる処理を制御する。クレジットカード会社では、クレジットカードの利用申込を受け付けると、上記のようにクレジットカードの利用申込を行ったユーザの信用情報を取得し、与信審査を行い、審査結果が利用可能であった申込者に対してクレジットカードを発行し、所定の利用可能枠を設定するので、カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの利用申込の情報を外部サーバ30に送信する。
また、カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの利用申込情報を受け付けた後、遷移元である会計サービスの利用を開始するための情報登録画面、または、会計サービス画面に戻るように遷移させてもよく、例えば、会計サービスの利用を開始するための情報登録画面、または、会計サービス画面上にポップアップ画面として、クレジットカードの申込画面を表示させてもよい。
なお、カード利用申込受付モジュール2036は、会計利用申込受付モジュール2033で表示させている会計サービスの利用を開始するための情報登録画面、または、会計サービス提供モジュール2034で表示させている会計サービス画面において、画面遷移せずに、ユーザから、クレジットカードの利用申込情報を受け付けてもよい。
カード審査状況受付モジュール2037は、カード利用申込受付モジュール2036により外部サーバ30に送信されたクレジットカードの申込情報に対する、与信審査の審査状況の情報を受け付ける処理を制御する。与信審査の審査状況の情報とは、上記のように審査中の状態を示す情報、本人確認に関する情報、審査が終了した審査結果を通知する情報が含まれ、外部サーバ30にアクセスすると取得可能な情報である。カード審査状況受付モジュール2037は、定期的に(例えば1日1回)外部サーバ30にアクセスし、または外部サーバ30から定期的に(例えば日時の夜間バッチ処理等で)送信してもらうことにより、与信審査の審査状況の情報を受け付けて取得する。
また、カード審査状況受付モジュール2037は、クレジットカードの審査結果を通知する情報を受け付けた場合、端末装置10のディスプレイ150にポップアップ等で表示させてユーザへ提示してもよく、メール等で通知してもよい。ユーザにとっても重要な情報だからである。クレジットカードの審査結果とは、クレジットカードの利用可否に関する情報であり、利用可能な場合は、利用可能な所定の利用可能枠の金額も含まれる。このとき、クレジットカードの利用について金融機関口座から引き落としを行うための口座情報の登録を促す情報を通知してもよい。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザデータベース2021、課金データベース2022のデータ構造の例を示す図である。また、図5は、サーバ20が記憶する取引データベース2023のデータ構造の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザデータベース2021のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「氏名/法人名」と、項目「業種」と、項目「クレジットカード申込状況」等を含む。
項目「ユーザID」は、会計システム1を利用して会計サービスの提供を受けるユーザそれぞれを識別する情報であり、例えば事業者(法人または個人事業主)それぞれを識別する情報として登録されている識別情報である。
項目「氏名/法人名」は、会計システム1を利用するユーザである事業者(法人または個人事業主)の名称、屋号、個人の氏名等の情報である。同一企業における部署ごと、事業部ごとにアカウントを取得している場合は、部署名や事業部名が含まれてもよい。
項目「業種」は、会計システム1を利用するユーザである事業者の事業業種を示す情報であり、例えば図4に示すように、「サービス」、「ソフト開発」等の業種名称が格納されている。
項目「クレジットカード申込状況」は、会計システム1にてクレジットカードの利用申込状況に関する情報であり、具体的には、項目「申込」と、項目「審査状況」と、項目「日付」等を含む。項目「審査状況」及び項目「日付」は、審査状況が更新されるごとに新たなレコードが生成されて更新情報が格納される。
項目「申込」は、会計システム1にてクレジットカードの利用申込を行ったか否かを示す情報であり、例えば図4に示すように、申込を行った場合は「有」、申込を行っていない場合は「無」が格納されている。
項目「審査状況」は、会計システム1にてクレジットカードの利用申込を行ったユーザについての、クレジットカードの与信審査の状況に関する情報であり、例えば図4に示すように、「申込受付」、「カード会社送信」、「本人確認」等の状況を示す情報が格納されている。
項目「日付」は、会計システム1にてクレジットカードの利用申込を行ったユーザについての、クレジットカードの与信審査の状況が項目「審査状況」に示す状況になった日付である。
サーバ20の会計利用申込受付モジュール2033は、会計システム1を新たに利用しようとするユーザから利用開始時の登録情報を受け付けることに伴って、ユーザデータベース2021にレコードを追加する。また、カード審査状況受付モジュール2037は、審査状況の情報を受け付けることに伴って、項目「審査状況」及び項目「日付」にレコードを追加する。
課金データベース2022のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「氏名/法人名」と、項目「業種」と、項目「課金(支払)状況」等を含む。
項目「ユーザID」は、会計システム1を利用して会計サービスの提供を受けるユーザそれぞれを識別する情報である。ユーザデータベース2021の項目「ユーザID」に対応している。
項目「氏名/法人名」は、会計システム1を利用するユーザである事業者(法人または個人事業主)の名称、屋号、個人の氏名等の情報である。ユーザデータベース2021の項目「氏名/法人名」に対応している。
項目「業種」は、会計システム1を利用するユーザである事業者の事業業種を示す情報である。ユーザデータベース2021の項目「業種」に対応している。
項目「課金(支払)状況」は、会計システム1が提供する会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)に関する情報であり、具体的には、項目「月」と、項目「支払状況」と、項目「金額」等を含む。ここでは、月額の利用料が定額の場合における例で説明する。
項目「月」は、月額の会計サービスの利用料金に対応する月をそれぞれ識別する情報であり、例えば図4に示すように、「年(西暦)/月」の形式で格納されている。
項目「支払状況」は、会計システム1が提供する会計サービスの利用料金の請求、支払の状況を示す情報であり、例えば図4に示すように、「支払済」、「留保中」、「請求データ作成」等の状況を示す情報が格納されている。ここで、「留保中」の状態は、当該ユーザがクレジットカードへの申込者であり、利用料金の決済が利用料金決済モジュール2035により留保されている状態を示している。
サーバ20の会計利用申込受付モジュール2033は、会計システム1を新たに利用しようとするユーザから利用開始時の登録情報を受け付けることに伴って、課金データベース2022にレコードを追加する。また、利用料金決済モジュール2035は、会計サービスの利用料金の情報を受け付けることに伴って、項目「課金(支払)状況」にレコードを追加する。
図5に示すように、取引データベース2023のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「ユーザ名」と、項目「業種」と、項目「仕訳記帳情報」等を含む。
項目「ユーザID」は、会計システム1を利用して会計サービスの提供を受けるユーザそれぞれを識別する情報である。ユーザデータベース2021の項目「ユーザID」に対応している。
項目「氏名/法人名」は、会計システム1を利用するユーザである事業者(法人または個人事業主)の名称、屋号、個人の氏名等の情報である。ユーザデータベース2021の項目「氏名/法人名」に対応している。
項目「業種」は、会計システム1を利用するユーザである事業者の事業業種を示す情報である。ユーザデータベース2021の項目「氏名/法人名」に対応している。
項目「仕訳記帳情報」は、会計システム1を利用して取引の記帳を行った情報であり、具体的には、項目「日付」と、項目「勘定科目」と、項目「借方(金額)」と、項目「貸方(金額)」等を含む。
項目「日付」は、会計システム1にて入力した取引の日付を示す情報である。
項目「勘定科目ID」は、会計システム1にて入力した勘定科目の情報であり、帳簿上の摘要欄に記載される勘定科目に対応している。
項目「借方(金額)」は、会計システム1にて入力した取引の、帳簿上の借方に記載される金額である。
項目「貸方(金額)」は、会計システム1にて入力した取引の、帳簿上の貸方に記載される金額である。
サーバ20の会計サービス提供モジュール2034は、会計システム1を利用して取引の入力を受け付けることに伴って、取引データベース2023に取引(仕訳)単位でレコードを追加する。
<3 動作>
以下、図6ないし図9を参照しながら、第1の実施の形態における会計システム1によるクレジットカード利用の申込受付処理、会計サービスの利用料金決済処理、審査状況表示処理、及び利用料金決済処理について説明する。
図6は、実施の形態1の会計システム1によるクレジットカード利用の申込受付処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS111において、端末装置10の入力操作受付部171は、会計システム1の利用開始情報の登録を行うユーザである事業者から、会計システム1のサービスの利用を開始するため、ユーザ登録を行うアクセスを受け付け、例えば認証用(仮認証)のメールアドレス等の入力を受け付ける。送受信部172は、受け付けたメールアドレスをサーバ20へ送信する。
ステップS121において、サーバ20は、送信された認証用のメールアドレスを、通信部201を介して受け付ける。サーバ20は、受け付けた当該ユーザのメールアドレスに対して再アクセス用のURLを発行して再度アクセスを受け付け、正当なアクセスであることを確認して正当に認証を行い、ログイン用のユーザIDおよびパスワードを発行する。サーバ20は、ログイン用のユーザIDおよびパスワードを、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS122において、サーバ20の会計利用申込受付モジュール2033は、会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示情報(入力画面)への遷移指示を、端末装置10へ通信部201を介して送信する。会計利用申込受付モジュール2033は、会計サービスの利用開始情報の登録案内の中で、クレジットカードの申込画面(申込受付手段)への遷移情報(リンク情報)を、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS112において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示情報を表示させる指示情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けた会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示情報を、ディスプレイ150に表示させる。クレジットカードの申込画面(申込受付手段)への遷移情報を表示させる指示情報を受け付ける。また、通知制御部174は、受け付けたクレジットカードの申込画面(申込受付手段)への遷移情報を、ディスプレイ150に表示させる。通知制御部174は、遷移情報として、例えば、クレジットカードの申込画面へ遷移するリンク情報を表示させる。
ステップS113において、端末装置10の入力操作受付部171は、クレジットカードの申込画面へ遷移するリンク情報に対する応答として、操作受付部130はユーザから、クレジットカードの申込をクリック等により選択する旨の選択指示を受け付ける。送受信部172は、受け付けたクレジットカードの申込を選択する旨の選択指示情報をサーバ20へ送信する。
ステップS123において、サーバ20の会計利用申込受付モジュール2033は、端末装置10から送信されたクレジットカードの申込を選択する旨の選択指示情報を、通信部201を介して受け付ける。
ステップS124において、サーバ20のカード利用申込受付モジュール2036は、会計サービスの利用料金を決済するためのクレジットカードの申込画面(申込受付手段)を表示させる遷移指示を、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS114において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信されたクレジットカードの申込画面(申込受付手段)を表示させる遷移指示情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けたクレジットカードの申込画面(申込受付手段)を、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS115において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザが操作受付部130を使用して、クレジットカードの申込画面(申込受付手段)への入力を行うので、入力情報を受け付ける。送受信部172は、受け付けたクレジットカードの申込画面への入力情報を、サーバ20へ送信する。
ステップS125において、サーバ20のカード利用申込受付モジュール2036は、端末装置10から送信されたクレジットカードの申込画面への入力情報を、通信部201を介して受け付ける。カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの申込情報を、ユーザデータベース2021に登録する。
ステップS126において、サーバ20のカード利用申込受付モジュール2036は、ステップS125で受け付けたクレジットカードの申込画面への入力情報から、クレジットカードの申込情報を外部サーバ30に送信し、利用可否の与信審査を行わせる。カード利用申込受付モジュール2036は、クレジットカードの申込情報登録の完了を通知する情報を、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS116において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された、クレジットカードの申込情報登録の完了を通知する情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けたクレジットカードの申込情報登録の完了を通知する情報を、ディスプレイ150に表示させ、ユーザへ通知する。
以上のように、会計システム1は、会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示において、クレジットカードの申込画面へのリンク情報を表示する。ユーザは、クレジットカードの申込を選択する場合、当該リンク情報を選択するので、クレジットカードの申込画面への入力を行わせ、クレジットカードの申込を受け付け、クレジットカードの申込情報を登録する。これにより、クレジットカードへの申込を促し、容易にクレジットカードへの申込を行うことが可能になる。
なお、上記のように、会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示の中だけではなく、会計サービスを提供している状態で、クレジットカードの申込画面へのリンク情報を表示してもよい。
図7は、実施の形態1の会計システム1による会計サービスの利用料金決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS221において、サーバ20の利用料金決済モジュール2035は、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)を、ユーザごとに算出する。利用料金決済モジュール2035は、会計サービスの利用についての利用料金の情報を、課金データベース2022に登録する。
ステップS222において、サーバ20の利用料金決済モジュール2035は、クレジットカードへの申込中のユーザについて、利用料金の情報を課金データベース2022に記憶させて保持しておき、決済を行わずに留保する。
図8は、実施の形態1の会計システム1による審査状況表示処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS321において、サーバ20のカード審査状況受付モジュール2037は、ステップS126で外部サーバ30に送信し、利用可否の与信審査を行わせたクレジットカードの申込情報について、外部サーバ30にアクセスして与信審査の審査状況を照会し、審査状況の情報を受け付けて取得する。カード審査状況受付モジュール2037は、クレジットカードの審査状況の情報を、ユーザデータベース2021に登録する。
ステップS322において、サーバ20のカード審査状況受付モジュール2037は、ステップS321で取得したクレジットカードの審査状況の情報を、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスを使用している状態で、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS312において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信されたクレジットカードの審査状況の情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けたクレジットカードの審査状況の情報を、会計サービスを使用している状態で、ディスプレイ150に表示させる。
図9は、実施の形態1の会計システム1による利用料金決済処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS421において、サーバ20のカード審査状況受付モジュール2037は、ステップS126で外部サーバ30に送信し、利用可否の与信審査を行わせたクレジットカードの申込情報について、外部サーバ30にアクセスして与信審査の審査状況を照会し、審査状況の情報を受け付けて取得する。このとき、審査状況の情報は、審査が終了した審査結果の情報である。カード審査状況受付モジュール2037は、クレジットカードの審査状況の情報を、ユーザデータベース2021に登録する。
ステップS422において、サーバ20のカード審査状況受付モジュール2037は、ステップS421で取得したクレジットカードの審査結果の情報を、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスを使用している状態で、端末装置10へ通信部201を介して送信する。
ステップS412において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信されたクレジットカードの審査結果の情報を受け付ける。通知制御部174は、受け付けたクレジットカードの審査結果の情報を、会計サービスを使用している状態で、ディスプレイ150に表示させる。
ステップS423において、サーバ20の利用料金決済モジュール2035は、ステップS421で取得したクレジットカードの審査結果が、クレジットカードを利用可能であった場合、ステップS222で留保した課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報(オーソリ情報)を生成し、当該クレジットカードで決済させる。
以上のように、会計システム1では、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせて審査結果を受けるまで、会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)をメモリに記憶させることで保持しておき、決済を留保する。与信審査の結果が、クレジットカードを利用可能であった場合、保持しておいた課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報(オーソリ情報)を生成し、当該クレジットカードで決済させる。これにより、利用申し込み以降の会計サービスの利用料金を当該クレジットカードで決済することが可能である。
<4 画面例>
以下、図10ないし図12を参照しながら、会計システム1による利用開始情報の登録処理及び勘定科目の登録処理の画面例について説明する。
図10は、端末装置10に表示するクレジットカード申込画面の例を示す図である。図10の画面例は、会計サービスの利用を開始するための情報登録の案内において、利用料金の決済手段を選択する画面でクレジットカードの利用申し込みを促す画面が表示された状態の画面例を示す。図6のステップS113に相当する。
図10に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、決済手段を選択させる決済手段選択画面1031aが表示されている。決済手段選択画面1031aは、1または複数の決済手段が選択可能に案内され、複数の決済手段として決済手段案内欄1031b,1031cが設けられ、これらの決済手段のうち1つを選択するためのラジオボタン1031d,1031eが設けられている。図10に示す例では、クレジットカードの利用申し込みを促す表示として、決済手段案内欄1031c、ラジオボタン1031eが設けられている。ユーザは、クレジットカードの利用申し込みを行う場合、ラジオボタン1031eを選択する。その後、ラジオボタン1031d,1031eの選択を確定する決定ボタン(図示は省略)を押下することにより、クレジットカードの申込画面(申込受付手段)が表示され、クレジットカードの申込の情報入力が行われる。
図11は、端末装置10に表示する審査状況の画面例を示す図である。図11の画面例は、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの表示画面において、クレジットカードの与信審査の審査状況の情報が表示された状態の画面例を示す。図8のステップS312に相当する。
図11に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの表示画面1032aが表示された状態で、クレジットカードの状況表示欄1032bが、例えばポップアップとして表示されている。状況表示欄1032bには、クレジットカードの審査状況を表示する審査状況表示欄1032cと、状況表示欄1032bを閉じるためのボタン1032dとが設けられている。このように、会計サービスが表示されている状態で、クレジットカードの審査状況の情報を表示することにより、審査状況を随時確認することが可能になる。
図12は、端末装置10に表示する審査結果の画面例を示す図である。図12の画面例は、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの表示画面において、クレジットカードの与信審査の審査結果の情報が表示された状態の画面例を示す。図9のステップS412に相当する。
図12に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、会計サービス提供モジュール2034が提供する会計サービスの表示画面1033aが表示された状態で、クレジットカードの状況表示欄1033bが、例えばポップアップとして表示されている。状況表示欄1033bには、クレジットカードの審査結果を表示する審査結果表示欄1033cと、使用可能となったクレジットカードの決済用金融機関の登録を促す金融機関登録ボタン1033dと、状況表示欄1033bを閉じるためのボタン1033eとが設けられている。このように、会計サービスが表示されている状態で、クレジットカードの審査結果の情報を表示することにより、審査結果を随時確認することが可能になる。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、会計サービスの利用を開始するための情報登録を案内する表示において、クレジットカードの申込画面へのリンク情報を表示する。ユーザは、クレジットカードの申込を選択する場合、当該リンク情報を選択するので、クレジットカードの申込画面への入力を行わせ、クレジットカードの申込を受け付け、クレジットカードの申込情報を登録する。これにより、クレジットカードへの申込を促し、容易にクレジットカードへの申込を行うことが可能になる。
また、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせて審査結果を受けるまで、会計サービスの利用についての利用料金(課金情報)をメモリに記憶させることで保持しておき、決済を留保する。与信審査の結果が、クレジットカードを利用可能であった場合、保持しておいた課金情報を、利用可能となったクレジットカードで決済するための決済情報を生成し、当該クレジットカードで決済させる。これにより、利用申し込み以降の会計サービスの利用料金を当該クレジットカードで決済することが可能である。
さらに、会計サービスが表示されている状態で、クレジットカードの審査状況及び審査結果の情報を表示することにより、審査状況及び審査結果を即座に確認することが可能になる。
<第2の実施の形態>
以下、会計システム1の他の実施の形態について説明する。
<1 会計システム1の全体構成>
図13は、実施の形態2の会計システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。第2の実施の形態における会計システム1の全体の構成、端末装置10の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。サーバ20の構成については、図13に示すように、新たに決済手段受付モジュール2038の機能を備える以外、第1の実施の形態と同様である。以下、第2の実施の形態における決済手段受付モジュール2038の機能について説明する。
決済手段受付モジュール2038は、クレジットカードの申込における与信審査の審査結果が、クレジットカードを利用不可能であった場合、クレジットカード以外の手段で会計サービスの利用料金を決済するための決済手段の情報の入力を受け付ける処理を制御する。会計サービスの利用料金を、申し込んだクレジットカードで決済する前提で申し込んでいるため、クレジットカードが使用できなくなった場合、代替の決済手段を登録してもらう必要があるからである。具体的には、図10に示すような画面を表示させ、クレジットカード以外の決済手段の選択を促す。
このとき、会計サービス提供モジュール2034は、当該ユーザが、クレジットカード以外の決済手段を登録するまで、上記の会計サービスのうち、一部のサービスについて利用を制限してもよい。当該サービスの利用に係る利用料金の回収が困難になる恐れがあるからである。
<2 データ構造>
第2の実施の形態におけるデータ構造は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。
<3 動作>
第2の実施の形態における動作は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。
<4 画面例>
第2の実施の形態における画面例は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、クレジットカードの審査結果が、クレジットカードを利用不可能であった場合、クレジットカード以外の手段で会計サービスの利用料金を決済するための決済手段の情報の入力を受け付ける。これにより、当該ユーザが継続して会計サービスの提供を受けることが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することが出来る。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムであって、メモリ25は、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、プログラムは、プロセッサ29に、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップ(S123)と、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせるステップ(S125)と、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させるステップ(S126)と、与信審査の結果を受け付けるステップ(S421)と、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップ(S423)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付けた場合、与信審査の結果を受け付けるまで、会計サービスを利用する当該ユーザの課金情報をユーザに請求する処理を留保する、(付記1)に記載のプログラム。
(付記3)ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付けた場合、当該ユーザについて、会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限する、(付記1)または(付記2)に記載のプログラム。
(付記4)プログラムは、さらに、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段への遷移情報を提示するステップ(S122)と、ユーザによるクレジットカードの利用申込が完了すると、会計サービスを提供している状態に遷移させステップ(S126)と、を実行させる、(付記1)から(付記3)のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)プログラムは、さらに、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザが、会計サービスを利用するとき、与信審査の状況を前記ユーザに提示するステップ(S322)を実行させる、(付記1)から(付記4)のいずれかに記載のプログラム。
(付記6)与信審査において行われる、ユーザの本人確認に関する情報をユーザに提示する、(付記5)に記載のプログラム。
(付記7)プログラムは、さらに、与信審査の結果がクレジットカードを利用不可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカード以外の手段で決済するための決済手段の情報の入力を受け付けるステップを実行させる、(付記1)から(付記6)のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)与信審査の結果がクレジットカードを利用不可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を決済するための決済手段の情報の入力を受け付けるまで、当該ユーザについて、会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限する、(付記7)に記載のプログラム。
(付記9)プログラムは、さらに、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、クレジットカードの利用を開始したユーザに対して、クレジットカードの利用状況をユーザに提示するステップを実行させる、(付記1)から(付記8)のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)プログラムは、さらに、決済情報を、会計サービスにおける会計データとして登録するステップを実行させる、(付記1)から(付記9)のいずれかに記載のプログラム。
(付記11)会計サービスを利用するユーザに対して、会計サービスの利用開始登録を行っている状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示する、(付記1)から(付記10)のいずれかに記載のプログラム。
(付記12)制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置であって、記憶部は、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成(2022)され、制御部は、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示する(2036)ステップと、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせる(2036)ステップと、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させる(2035)ステップと、与信審査の結果を受け付ける(2037)ステップと、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成する(2037)ステップと、を実行する、情報処理装置。
(付記13)プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータにより実行され、会計サービスを提供するための方法であって、メモリ25は、会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、方法は、プロセッサ29が、会計サービスを利用するユーザに対して会計サービスを提供している状態で、ユーザに、クレジットカードの利用申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップ(S123)と、ユーザから、申込受付手段によるクレジットカードの利用申込を受け付け、クレジットカードの利用可否の与信審査を行わせるステップ(S125)と、クレジットカードの利用申込を受け付けたユーザの、会計サービスの利用についての課金情報を、メモリに記憶させるステップ(S126)と、与信審査の結果を受け付けるステップ(S421)と、与信審査の結果がクレジットカードを利用可能であった場合、会計サービスの利用についての課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップ(S423)と、を実行する、方法。
10 端末装置、20 サーバ、80 ネットワーク、130 操作受付部、161 ユーザ情報、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、2021 ユーザデータベース、2022 課金データベース、2023 取引データベース、203 制御部


Claims (13)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムであって、
    前記メモリは、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記メモリに記憶させるステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた場合、当該ユーザについて、前記会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限するステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、会計サービスを提供するためのプログラムであって、
    前記メモリは、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記メモリに記憶させるステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が不可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカード以外の手段で決済するための決済手段の情報の入力を受け付け、前記会計サービスの利用についての課金情報を決済するための決済手段の情報の入力を受け付けるまで、当該ユーザについて、前記会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限するステップと、を実行させる、プログラム。
  3. 前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた場合、前記与信審査の結果を受け付けるまで、前記会計サービスを利用する当該ユーザの課金情報を前記ユーザに請求する処理を留保する、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記プログラムは、さらに、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段への遷移情報を提示するステップと、
    前記ユーザによるクレジットカードの新規発行についての申込が完了すると、前記会計サービスを提供している状態に遷移させステップと、を実行させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記プログラムは、さらに、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザが、前記会計サービスを利用するとき、前記与信審査の状況を前記ユーザに提示するステップを実行させる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記与信審査において行われる、前記ユーザの本人確認に関する情報を前記ユーザに提示する、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、さらに、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記クレジットカードの利用を開始した前記ユーザに対して、前記クレジットカードの利用状況を前記ユーザに提示するステップを実行させる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記プログラムは、さらに、
    前記決済情報を、前記会計サービスにおける会計データとして登録するステップを実行させる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記会計サービスを利用するユーザに対して、前記会計サービスの利用開始登録を行っている状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置であって、
    前記記憶部は、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記制御部は、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた場合、当該ユーザについて、前記会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限するステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行する、情報処理装置。
  11. 制御部と、記憶部とを備え、会計サービスを提供する情報処理装置であって、
    前記記憶部は、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記制御部は、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が不可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカード以外の手段で決済するための決済手段の情報の入力を受け付け、前記会計サービスの利用についての課金情報を決済するための決済手段の情報の入力を受け付けるまで、当該ユーザについて、前記会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限するステップと、を実行する、情報処理装置。
  12. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行され、会計サービスを提供するための方法であって、
    前記メモリは、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記メモリに記憶させるステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた場合、当該ユーザについて、前記会計サービスのうちの一部のサービスの利用を制限するステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
    前記与信審査の結果が前記クレジットカードの新規発行が可能であった場合、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記クレジットカードで決済するための決済情報を生成するステップと、を実行する、方法。
  13. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行され、会計サービスを提供するための方法であって、
    前記メモリは、前記会計サービスを利用するユーザの課金情報を、クレジットカードで決済するための決済情報を記憶するように構成され、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    前記会計サービスを利用するユーザに対して前記会計サービスを提供している状態で、前記ユーザに、前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付ける申込受付手段を提示するステップと、
    前記ユーザから、前記申込受付手段による前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付け、前記クレジットカードの新規発行についての可否の与信審査を行わせるステップと、
    前記クレジットカードの新規発行についての申込を受け付けた前記ユーザの、前記会計サービスの利用についての課金情報を、前記メモリに記憶させるステップと、
    前記与信審査の結果を受け付けるステップと、
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