JP7304632B2 - 情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置、方法及びプログラムに関する。
宿泊施設や飲食店、公共交通機関の座席のように、事前に予約を入れて利用する施設のような業態では、IT技術の発展に伴い、情報処理端末を介して予約を入れることが可能になっている。また、予約だけではなく、予約の変更やキャンセルも行えるようになっている。このような状況において、キャンセルを気軽に行うユーザや、予約を入れたにもかかわらず来客しないユーザが増加しており、問題となっている。
かかる事態に鑑み、経済産業省では、飲食店の事例において、いわゆるNo Showと呼ばれる無断キャンセルへの対策レポートとして、無断キャンセルによって発生した損害は不法行為に該当するため、損害賠償請求が可能である旨示している。また、キャンセル料金の算定についての考え方も示している。
ここで、ユーザによるキャンセルは無断キャンセルとは限らないが、キャンセルが発生した場合に他の顧客に利用してもらうことは困難な場合が多い。そのため、特許文献1には、サービス提供に対する予約について、より効率よく予約調整を行うことが可能な予約調整システムの技術が開示されている。この予約調整システムでは、予約調整の要否を判断し、かつ、予約調整の対象者を選択できるため、予約状況に応じて効率よく予約の調整を行うことを可能にしている。
特開2019-079211号公報
ところで、事前に所定の手続きによりキャンセルを行ったユーザの場合、直前になってどうしても都合がつかなくなり、やむを得ずキャンセルする場合もある。それでも上記のような施設を管理する施設管理者にとっては、キャンセルによる機会逸失を補填してもらう必要があるため、ユーザに対してキャンセル料金を請求することになる。しかし、ユーザに納得してもらい、キャンセル料金の支払いを受けることは大変な労力が必要であり、実際にはキャンセル料金の支払いをしないユーザが一定数存在していた。そのため、キャンセル料金の請求についての最適化が望まれていた。
そこで、本開示では、キャンセル料金の通知について最適化することが可能な技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、制御部を備える情報処理装置が提供される。制御部は、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるキャンセル情報受付部と、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知する請求通知部と、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得する支払情報取得部と、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化する学習部と、を備える。
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるための方法が提供される。方法は、プロセッサが、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化するステップと、を実行する。
また、一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。プログラムは、プロセッサに、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化するステップと、を実行させる。
本開示によれば、施設を管理する施設管理者から受け付けたキャンセル情報に係る、キャンセル料金の請求情報、及びその請求に対する支払情報に基づき、機械学習を行い、請求情報の通知を最適化する。そのため、キャンセル料金の請求について、最適化を行うことが可能である。これにより、キャンセルによる機会逸失の補填を促進することが可能になる。
キャンセル情報通知システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1のキャンセル情報通知システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶する施設データベース281、キャンセルデータベース282のデータ構造を示す図である。 サーバ20が記憶する請求パターンデータベース283のデータ構造を示す図である。 実施の形態1のキャンセル情報通知システム1による処理の前提となる、予約処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報学習処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 キャンセル情報入力処理における外部サーバ30の画面例を示す図である。 キャンセル情報が入力された外部サーバ30のキャンセル情報一覧の画面例を示す図である。 キャンセル情報学習処理前における端末装置10のメール文面の例を示す図である。 キャンセル情報学習処理後における端末装置10のメール文面の例を示す図である。 実施の形態2のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 実施の形態2のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態3のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 実施の形態4のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、キャンセル情報通知システムにおけるキャンセル情報の通知の最適化について説明する。キャンセル情報通知システムは、宿泊施設や飲食店、公共交通機関の座席のように、事前に予約を入れて利用する施設について、予約を入れたユーザがその後キャンセルの申し出をした場合、当該ユーザに対して、キャンセル情報、すなわちキャンセル料金の支払請求について通知するシステムである。このキャンセル情報通知システムは、宿泊施設や飲食店のような施設管理者からの入力により、キャンセル情報を受け付け、キャンセルを行ったユーザに対してキャンセル料金の支払請求を通知する。
宿泊施設や飲食店、公共交通機関の座席のような施設は、あらかじめ利用するための予約を入れて利用することが多い。これは、このようなサービスを提供するためには事前に準備が必要であり、また、同時に提供可能な人数が限られているためである。そのため、予約を入れた後にキャンセルが発生した場合、キャンセルによる損害や機会逸失を補填してもらう必要があるため、当該ユーザにキャンセル料金を請求することが商慣行として行われている。キャンセル料金を請求する場合は、例えば、一定の時期的要件を満たす場合、具体的には、主にその利用日の直前期にキャンセルした場合である。
しかし、宿泊施設や飲食店の場合、そもそもユーザはキャンセルしているため当該店舗に来店することはないため、当該ユーザに対してキャンセル料金を請求するための手段が限られている、という問題がある。ユーザとしても、直前になってどうしても都合がつかなくなり、やむを得ずキャンセルする場合もあるため、施設を利用することなく一定のキャンセル料金を支払うのは納得がいかないことも多い。そのため、予約の際には通常、ユーザの連絡先の情報を取得しているが、当該連絡先にキャンセル料金について通知しても無視されてしまうことも多い、という問題があった。
上記のような問題があるが、ユーザとしても自己のキャンセルについて申し訳ないと思う気持ちもあることが多く、さらには、別の機会に利用したいと考えていることもある。そのため、キャンセル料金の金額や、キャンセル料金を請求するための通知の文面、タイミング、通知手段等によっては、ユーザのキャンセル料金の支払い意欲が向上し、キャンセル料金の回収の割合が増加することがある。
そのため、このキャンセル情報通知システムでは、キャンセル料金を請求する際の請求情報やその請求に対する支払情報に基づき、機械学習を行うことで、請求情報の通知について最適化を行っている。具体的には、キャンセル料金を請求するための通知の文面、タイミング、通知手段について機械学習により最適化を行い、その後のキャンセル料金を請求する際の請求情報に反映している。
<第1の実施の形態>
以下、キャンセル情報通知システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。また、端末装置10が外部サーバ30へアクセスすることにより、外部サーバ30が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、外部サーバ30から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 キャンセル情報通知システム1の全体構成>
図1は、キャンセル情報通知システム1の全体の構成を示す図である。キャンセル情報通知システムは、宿泊施設や飲食店、公共交通機関の座席のように、事前に予約を入れて利用する施設について、予約を入れたユーザがその後キャンセルの申し出をした場合、当該ユーザに対して、キャンセル情報、すなわちキャンセル料金の支払請求について通知するためのシステムである。図1に示すように、キャンセル情報通知システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10A及び端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20と、外部サーバ30とを含む。端末装置10とサーバ20と外部サーバ30とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20及び外部サーバ30と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネルや、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、キャンセル情報や、キャンセル情報を入力する施設や施設管理者に関する情報、及び、キャンセル情報をユーザに通知する際のパターン情報を管理する装置である。サーバ20は、キャンセル情報を端末装置10へ送信する。また、サーバ20は、キャンセル情報に係る支払情報を取得し、請求情報やその請求に対する支払情報に基づき、機械学習を行う。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD、SSDである。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
外部サーバ30は、宿泊施設や飲食店のような施設の施設管理者が管理し、当該施設の予約情報を管理する装置である。外部サーバ30は、例えば、Webページにより予約情報を取得し、または外部に委託するWebページに申し込みのあった予約情報を委託先から取得し、キャンセル情報に係る支払情報を取得する。
外部サーバ30は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。外部サーバ30は、通信IF32と、入出力IF33と、メモリ35と、ストレージ36と、プロセッサ39とを備える。
通信IF32は、外部サーバ30が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF33は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ35は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM等の揮発性のメモリである。ストレージ36は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD、SSDである。プロセッサ39は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のキャンセル情報通知システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス131及びディスプレイ132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、記憶部160と、制御部170とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部170へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス131と、ディスプレイ132とを含む。なお、操作受付部130は、例えばキーボードやマウス等により構成してもよい。
タッチ・センシティブ・デバイス131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス131は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部170へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部170の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部170へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。
記憶部160は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部160は、ユーザ情報161を記憶する。
ユーザ情報161は、端末装置10を用いて予約情報を入力するユーザの情報である。ユーザ情報としては、ユーザを識別する情報(ユーザID)、ユーザの氏名、属性情報等が含まれる。
制御部170は、記憶部160に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部170は、例えば予め端末装置10にインストールされているアプリケーションである。制御部170は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部171と、送受信部172と、データ処理部173と、通知制御部174としての機能を発揮する。
入力操作受付部171は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部172は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部173は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
通知制御部174は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。通知制御部174は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、実施の形態1のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、施設データベース281と、キャンセルデータベース282、請求パターンデータベース283と、請求通知モデルデータベース284等を記憶する。
施設データベース281は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う、宿泊施設や飲食店のような施設の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
キャンセルデータベース282は、キャンセル情報通知システム1を利用して、ユーザに対して通知を行ったキャンセル情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
請求パターンデータベース283は、キャンセル情報通知システム1を利用してキャンセル情報を通知する際の、請求パターンに関する情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
請求通知モデルデータベース284は、キャンセル情報通知システム1を利用してキャンセル情報を通知する際に、通知するユーザと、当該ユーザに最適な請求パターンとの関係性の情報を保持するためのデータベースである。この情報は、後述する学習モジュール2036で機械学習が行われ、生成されるモデル情報である。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、キャンセル情報受付モジュール(キャンセル情報受付部)2033、請求通知モジュール(請求通知部)2034、支払情報取得モジュール(支払情報取得部)2035、及び学習モジュール(学習部)2036に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
キャンセル情報受付モジュール2033は、宿泊施設や飲食店、公共交通機関の座席のように、事前に予約を入れて利用する施設の施設管理者が、当該施設を利用する予約を入れていたユーザからの申し出によるキャンセル情報の入力を、外部サーバ30から受け付ける処理を制御する。キャンセル情報は、ユーザが当該施設を予約する際に予約サイト等のWebページに入力した情報や、あらかじめ登録されているユーザの情報、インターネット以外の手段による(例えば、電話等)予約情報である。キャンセル情報は、例えば、当該ユーザがどの予約サイトから予約したかを示す情報、予約番号、ユーザの氏名、連絡先、予約日、キャンセル日、利用予定日、利用プラン、利用料金、キャンセル料金等の情報を含む。
なお、キャンセル情報受付モジュール2033は、キャンセル情報の入力を、施設管理者が利用する端末装置10から受け付けてもよい。
請求通知モジュール2034は、キャンセル情報受付モジュール2033で受け付けたキャンセル情報に係る、キャンセルを申し出たユーザに対して、キャンセル情報に含まれるキャンセル料金の支払いを求める請求情報を、当該ユーザの端末装置10へ送信して通知する処理を制御する。このとき、請求通知モジュール2034では、ユーザの属性情報、当該ユーザの予約情報等に基づき、最適な通知の文面、タイミング、または通知手段で請求情報を通知する。最適な通知の文面、タイミング、または通知手段とは、後述する学習モジュール2036による機械学習の結果として最適化されたものであり、請求通知モデルデータベース284を参照することで決定される。請求通知モジュール2034は、請求書をメール等に添付して送信してもよい。
例えば、請求通知モジュール2034は、請求情報の文面が最適化され、最適化により変更された文面を、請求情報を通知する際に使用する。また、請求通知モジュール2034は、複数の文面のパターンから最適な文面を選択し、請求情報を通知する際に使用する。このとき、請求通知モジュール2034は、文面のパターンを選択するとき、当該ユーザの属性情報(ユーザの年齢、性別、住所、職業等)、当該ユーザの予約情報(予約日、利用予定日、利用プラン、利用料金等)、請求情報の通知タイミング、ユーザに対する請求情報の通知回数のいずれか、または複数の組み合わせに基づいて文面のパターンを選択する。
また、例えば、請求通知モジュール2034は、請求情報の通知タイミングが最適化され、最適化により変更されたタイミングで、請求情報を通知する。請求情報の通知タイミングとは、具体的には、ユーザがキャンセルを申し出たときからの日数、通知回数、前回の通知からの日数、通知を行う時間帯、曜日(平日、土日祝日、週の前半、週の後半等)、その月の中の時期(上旬、中旬、下旬等)等である。
また、例えば、請求通知モジュール2034は、請求情報の通知手段が最適化され、最適化により変更された通知手段で、請求情報を通知する。請求情報の通知手段とは、具体的には、メール、SNS、メッセンジャー、電話等である。
さらにまた、例えば、請求通知モジュール2034は、請求に係るキャンセル料金の支払情報が最適化され、最適化により変更された支払情報で、請求情報を通知する。支払情報とは、具体的には、支払手段(銀行振込、QRコード(登録商標)等の送信によるキャッシュレス決済、クレジットカード等)、支払期限等である。
支払情報取得モジュール2035は、請求通知モジュール2034が通知を行った請求情報に対する、ユーザの支払に関する支払情報を、外部サーバ30から取得する処理を制御する。ユーザの支払に関する支払情報とは、ユーザが支払いを行ったか否かを示す有無情報、支払金額、支払日、支払手段等である。
なお、支払情報取得モジュール2035は、請求情報に対する支払情報を、金融機関(銀行、クレジットカード会社等)や決済代行企業、キャッシュレス決済を取り扱う企業のサーバにアクセスして取得してもよい。
学習モジュール2036は、請求通知モジュール2034で通知した請求情報、及び支払情報取得モジュール2035で取得した支払情報に基づき、機械学習を行い、キャンセルを申し出たユーザに対する請求情報の通知を最適化する処理を制御する。このとき、学習モジュール2036では、ユーザの属性情報、当該ユーザの予約情報等に基づき、請求情報の通知の文面、タイミング、または通知手段を最適化するモデル情報を生成する。このモデル情報は、例えば、請求情報を通知するユーザと、当該ユーザに最適な請求パターンとの関係性を示すモデル情報である。学習モジュール2036は、請求通知モデルデータベース284に格納する。
例えば、学習モジュール2036は、請求情報の文面について機械学習を行い、請求情報の文面の最適化を行うモデル情報を生成する。また、学習モジュール2036は、複数生成された請求情報の通知の文面から、当該ユーザに対して通知するのに最適な文面のパターンを選択するモデル情報を生成する。
また、例えば、学習モジュール2036は、請求情報の通知タイミングについて機械学習を行い、請求情報の通知タイミングの最適化を行うモデル情報を生成する。また、例えば、学習モジュール2036は、請求情報の通知手段について機械学習を行い、請求情報の通知手段の最適化を行うモデル情報を生成する。さらにまた、例えば、学習モジュール2036は、請求に係るキャンセル料金の支払情報について機械学習を行い、キャンセル料金の支払情報の最適化を行うモデル情報を生成する。
このとき、学習モジュール2036は、請求情報に含まれる、当該ユーザが施設を利用するための予約手段(どの予約サイトを利用したか、等)、当該ユーザの属性情報、当該ユーザが予約を入れたときの予約日時の情報、予約をキャンセルしたときのキャンセル日時の情報、当該ユーザの予約情報(利用予定日時、利用プラン、利用人数、利用料金の金額等)、キャンセル料金の金額のいずれか、または複数の組み合わせに基づいて文面のパターンを選択する。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶する施設データベース281、キャンセルデータベース282のデータ構造を示す図である。また、図5は、サーバ20が記憶する請求パターンデータベース283のデータ構造を示す図である。
図4に示すように、施設データベース281のレコードのそれぞれは、項目「施設ID」と、項目「施設名」と、項目「連絡先」と、項目「利用予約サイト」と、項目「プラン」等を含む。
項目「施設ID」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う、宿泊施設や飲食店のような施設それぞれを識別する情報である。
項目「施設名」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う施設の名称を示す情報である。
項目「連絡先」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う施設の連絡先を示す情報である。
項目「利用予約サイト」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う施設に予約を入れる際に利用可能な、予約サイトの情報である。具体的には、格納されている予約サイトの情報それぞれを識別するためのインデックス情報と、予約サイトの名称等を含む。
項目「プラン」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う施設を利用する際に、利用可能なプランの情報であり、例えば、宿泊施設における朝食付プランや素泊まりプラン、飲食店における料金別のコースである。具体的には、格納されているプランの情報それぞれを識別するためのインデックス情報と、プランの名称等を含む。
サーバ20は、キャンセル情報通知システム1を利用する施設が新たに登録されることに伴って、施設データベース281に施設の登録を行い、当該施設のプラン変更等の登録情報の変更に伴い、施設データベース281を更新する。
キャンセルデータベース282のレコードのそれぞれは、項目「施設ID」と、項目「キャンセル情報詳細」等を含む。
項目「施設ID」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行う、宿泊施設や飲食店のような施設それぞれを識別する情報であり、施設データベース281の項目「施設ID」に対応している。
項目「キャンセル情報詳細」は、キャンセル情報通知システム1を利用する施設管理者が、キャンセルの申し出をしたユーザに対して通知を行ったキャンセル情報であり、具体的には、項目「予約番号」と、項目「予約サイト」と、項目「氏名」と、項目「住所」と、項目「連絡先」と、項目「予約日」と、項目「キャンセル日」と、項目「利用予定日」と、項目「プラン」と、項目「利用人数」と、項目「利用料金」と、項目「キャンセル料金」等を含む。図4に示すように、1の項目「施設ID」に対して、1または複数の項目「キャンセル情報詳細」が格納されている。
項目「予約番号」は、当該ユーザが施設に対して予約を入れた際の予約番号を示す情報であり、施設において予約それぞれを識別する情報である。
項目「予約サイト」は、当該ユーザが施設に対して予約を入れた際に利用した予約サイトを示す情報であり、施設データベース281の項目「利用予約サイト」のインデックス情報に対応している。
項目「氏名」は、当該ユーザの氏名を示す情報である。
項目「住所」は、当該ユーザの住所を示す情報である。
項目「連絡先」は、当該ユーザの住所を示す情報であり、例えば、連絡先の電話番号やメールアドレス、メッセンジャー等のID情報が格納されている。
項目「予約日」は、当該ユーザが予約を入れたときの予約日を示す情報である。なお、図4では図示を省略しているが、予約日時を示す情報として時間情報も含めて格納してもよい。
項目「キャンセル日」は、当該ユーザが予約をキャンセルしたときのキャンセル日を示す情報である。なお、図4では図示を省略しているが、キャンセル日時を示す情報として時間情報も含めて格納してもよい。
項目「利用予定日」は、当該ユーザが当該予約にて施設を利用する予定であった日を示す情報である。なお、図4では図示を省略しているが、利用予定日時を示す情報として、例えば宿泊施設におけるチェックイン時間やチェックアウト時間、飲食店における入店時間の情報も含めて格納してもよい。
項目「プラン」は、当該ユーザが施設に対して予約を入れた際に利用する予定であったプランを示す情報であり、施設データベース281の項目「プラン」のインデックス情報に対応している。
項目「利用人数」は、当該ユーザが施設に対して予約を入れた際に利用する予定であった人数を示す情報である。
項目「利用料金」は、当該ユーザが施設に対して予約を入れた際に利用する予定であったプランの料金を示す情報である。なお、利用料金は予約の時期等に応じて、値引き等により可変であってもよい。
項目「キャンセル料金」は、キャンセル情報通知システム1においてキャンセル情報の通知を行った際に提示したキャンセル料金を示す情報である。
サーバ20のキャンセル情報受付モジュール2033は、施設管理者からキャンセル情報の入力を受け付けることに伴って、キャンセルデータベース282を更新する。請求通知モジュール2034は、キャンセルデータベース282の項目「キャンセル情報詳細」の格納内容に従って、請求情報を送信する。学習モジュール2036は、キャンセルデータベース282の項目「キャンセル情報詳細」の格納内容に基づき、機械学習を行って請求情報の通知を最適化し、モデル情報を生成して請求通知モデルデータベース284に格納する。
図5に示すように、請求パターンデータベース283のレコードのそれぞれは、「請求パターンID」と、項目「請求通知日」と、項目「通知手段」と、項目「文面パターン」等を含む。
項目「請求パターンID」は、キャンセル情報通知システム1において、請求通知モジュール2034がユーザに請求情報を通知する際のパターン情報それぞれを識別する情報である。
項目「請求通知日」は、当該請求パターンにおける請求情報の通知を行う日を示す情報であり、例えば、ユーザがキャンセルを申し出た日や、キャンセル情報が登録された日を起算日として、何日後に通知するかを示す情報が、初回の通知の場合、2回目以降の通知の場合等それぞれに設定されている。
項目「通知手段」は、当該請求パターンにおける請求情報の通知手段を示す情報であり、例えば、メール、SNS,メッセンジャーである。
項目「文面パターン」は、当該請求パターンにおける請求情報の通知手段を示す情報であり、例えば、複数のパターンを示すインデックス情報として「A」、「B」、・・・が格納され、それぞれのパターンに紐づく文面の情報が格納されている。
サーバ20の学習モジュール2036は、機械学習を行って請求情報の通知を最適化し、モデル情報を生成して請求通知モデルデータベース284に格納する。なお、複数生成された請求情報の文面のパターンから、最適化により請求情報の文面のパターンを選択するための文面のパターンが請求パターンデータベース283に格納されている。請求通知モジュール2034は、当該ユーザの属性情報、予約情報等に基づき、請求パターンデータベース283の項目「文面パターン」を選択し、請求情報を送信する。
<3 動作>
以下、図6ないし図8を参照しながら、第1の実施の形態におけるキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知の各処理について説明する。
図6は、実施の形態1のキャンセル情報通知システム1による処理の前提となる、予約処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS111において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザから、外部サーバ30が提供するWebページに対する、宿泊施設や飲食店のような施設の予約情報の入力を受け付ける。送受信部172は、受け付けた施設の予約情報を、外部サーバ30へ送信する。その後、送受信部172は、サーバ20から送信された、施設の予約情報を受信したことを示す受信確認通知を受け付ける。通知制御部174は、外部サーバ30から送信された受信確認通知を、ディスプレイ132に表示させる。
ステップS121において、外部サーバ30は、端末装置10から受け付けた予約情報を登録する。外部サーバ30は、端末装置10から受け付けた予約情報に対する、受信確認通知を生成し、端末装置10へ送信する。
ステップS112において、端末装置10の入力操作受付部171は、ユーザから、外部サーバ30が提供するWebページに対する、施設の予約情報に対するキャンセル情報の入力を受け付ける。送受信部172は、受け付けた施設のキャンセル情報を、外部サーバ30へ送信する。その後、送受信部172は、サーバ20から送信された、施設のキャンセル情報を受信したことを示す受信確認通知を受け付ける。通知制御部174は、外部サーバ30から送信された受信確認通知を、ディスプレイ132に表示させる。
ステップS122において、外部サーバ30は、端末装置10から受け付けたキャンセル情報を登録する。外部サーバ30は、端末装置10から受け付けたキャンセル情報に対する、受信確認通知を生成し、端末装置10へ送信する。
以上のように、キャンセル情報通知システム1のユーザは、施設管理者が管理する外部サーバ30のWebページを介して、施設の予約情報を入力する。また、外部サーバ30のWebページを介して、施設のキャンセル情報を入力する。外部サーバ30は、これらの情報を登録する。
図7は、実施の形態1のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS211において、外部サーバ30は、施設管理者から、サーバ20が提供するWebページに対する、施設の予約情報に対するキャンセル情報の入力を受け付ける。外部サーバ30は、受け付けた施設のキャンセル情報を、サーバ20へ送信する。なお、施設管理者からのキャンセル情報の入力は、施設管理者が利用する端末装置10から行われてもよい。
ステップS221において、サーバ20のキャンセル情報受付モジュール2033は、外部サーバ30から送信された施設の予約情報に対するキャンセル情報を、通信部201を介して受け付ける。キャンセル情報受付モジュール2033は、受け付けたキャンセル情報をキャンセルデータベース282に格納する。
ステップS222において、サーバ20の請求通知モジュール2034は、ステップS221で受け付けたキャンセル情報に係るユーザに対して、キャンセル情報に含まれるキャンセル料金の支払いを求める請求情報を、通信部201を介して当該ユーザの端末装置10へ送信する。このとき、請求通知モジュール2034は、キャンセルデータベース282の「キャンセル情報詳細」に格納されているキャンセル情報に係る請求情報を送信するが、当該ユーザの属性情報、予約情報等に基づき、請求パターンデータベース283の項目「文面パターン」を選択して送信する。
ステップS232において、端末装置10の送受信部172は、サーバ20から送信された請求情報を受け付ける。通知制御部174は、請求情報をディスプレイ132に表示させる。
ステップS223において、サーバ20の請求通知モジュール2034は、キャンセルデータベース282に格納されているステータス情報(図示は省略する)を更新し、キャンセル情報の状態を通知済の状態にする。
以上のように、キャンセル情報通知システム1のサーバ20は、施設管理者からキャンセル情報の入力を受け付けると、そのキャンセル情報に係るキャンセル料金の支払いを求める請求情報を、当該ユーザの端末装置10へ送信する。そのため、請求情報をユーザに確実に通知することができる。
図8は、実施の形態1のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報学習処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS321において、サーバ20の支払情報取得モジュール2035は、外部サーバ30に対して、ステップS222で送信した請求情報に対する、ユーザの支払に関する支払情報を送信する送信要求を、通信部201を介して外部サーバ30へ送信する。支払情報取得モジュール2035は、外部サーバ30から送信された支払情報を、通信部201を介して受け付ける。
ステップS311において、外部サーバ30は、サーバ20から受け付けた送信要求に対する支払情報を、端末装置10へ送信する。
ステップS322において、サーバ20の学習モジュール2036は、ステップS222で通知した請求情報、及びステップS321で取得した支払情報に基づき、機械学習を行い、キャンセルを申し出たユーザに対する請求情報の通知を最適化するモデル情報を生成する。このとき、学習モジュール2036は、ユーザの属性情報、当該ユーザの予約情報等に基づき、請求情報の通知の文面、タイミング、または通知手段を最適化するモデル情報を生成する。学習モジュール2036は、例えば、機械学習の結果として、請求情報を通知するユーザと、当該ユーザに最適な請求パターンとの関係性を示すモデル情報を生成し、請求通知モデルデータベース284に格納する。
ステップS323において、サーバ20の学習モジュール2036は、複数生成された請求情報の文面のパターンから、最適化により生成された請求情報の文面のパターンを選択するためのモデル情報を生成する。学習モジュール2036は、生成した請求情報の文面のパターンを、請求パターンデータベース283に格納する。
ステップS324において、サーバ20の学習モジュール2036は、請求パターンデータベース283及び請求通知モデルデータベース284を紐付けて更新する。
以上のように、キャンセル情報通知システム1では、請求情報に対する、ユーザの支払に関する支払情報を取得し、請求情報及び支払情報に基づき、機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化する。これにより、キャンセルによる機会逸失の補填を促進することが可能である。
<4 画面例>
以下、図9ないし図12を参照しながら、キャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知の各処理の画面例について説明する。
図9は、キャンセル情報入力処理における外部サーバ30の画面例を示す図である。図9の画面例は、施設管理者から外部サーバ30に、施設を利用する予約を入れていたユーザからの申し出によるキャンセル情報の入力を受け付ける画面例を示す。図7のステップS211に相当する。
図9に示すように、外部サーバ30の入出力IF33(ディスプレイ)には、キャンセルを受け付けた予約情報を入力する画面が表示されている。この入力画面には、一例として、施設の名称等を表示する施設情報表示欄1031aと、予約方法(手段)を入力する予約方法入力欄1031bと、予約時に発行される予約番号を入力する予約番号入力欄1031cと、請求先ユーザの氏名等の情報を入力する請求先入力欄1031dとが表示されている。この入力画面は、キャンセル情報を入力する画面であるため、図4に示すキャンセルデータベース282の項目「キャンセル情報詳細」の各項目の入力欄が設けられているが、その他の入力欄の図示を省略する。なお、各項目はプルダウン表示やラジオボタン等により選択できるように構成してもよい。
施設管理者は、この入力画面に設けられた各項目の入力欄にキャンセル情報を入力し、登録するための操作(例えば、画面上に設けられた登録ボタンを押下)を行うと、サーバ20のキャンセル情報受付モジュール2033により登録が行われ、キャンセルデータベース282に格納される。
図10は、キャンセル情報が入力された外部サーバ30のキャンセル情報一覧の画面例を示す図である。図10の画面例は、図9に示すキャンセル情報の入力画面から入力されたキャンセル情報の一覧が表示された状態の画面例を示す。
図10に示すように、外部サーバ30の入出力IF33(ディスプレイ)には、キャンセル情報の一覧画面が表示されている。この一覧画面には、一例として、キャンセル一覧表示欄1032aと、請求書の表示を行わせる請求書表示指示ボタン1032bと、ステータス表示欄1032cとが表示されている。キャンセル一覧表示欄1032aは、図4に示すキャンセルデータベース282の項目「キャンセル情報詳細」の各項目が表示されるように構成されている。
施設管理者は、請求書表示指示ボタン1032bを押下すると、当該ユーザに通知した請求情報に係る請求書を確認することが可能である。また、ステータス表示欄1032cの表示内容を確認することで、請求情報を未通知であるか通知済であるか、何回通知したか、等のステータスを確認することができる。
図11は、キャンセル情報学習処理前における端末装置10のメール文面の例を示す図である。図11の例は、サーバ20の請求通知モジュール2034がユーザに対して通知した請求情報の文面の例であり、端末装置10のディスプレイ132に表示された状態を示す例である。図7のステップS232に相当する。
図11に示すように、端末装置10のディスプレイ132には、請求情報の文面である文面情報1033aが表示されている。この文面情報1033aは、請求通知モジュール2034が当該ユーザの属性情報、予約情報等に基づき、請求パターンデータベース283の項目「文面パターン」から選択し、キャンセルデータベース282の項目「氏名」等の情報から構成したものである。
図12は、キャンセル情報学習処理後における端末装置10のメール文面の例を示す図である。図12の例は、図11の例と同様、サーバ20の請求通知モジュール2034がユーザに対して通知した請求情報の文面の例であり、端末装置10のディスプレイ132に表示された状態を示す例である。図7のステップS232に相当する。
図12に示すように、端末装置10のディスプレイ132には、請求情報の文面である文面情報1034aが表示されている。この文面情報1034aは、図11の例と同様、請求通知モジュール2034が当該ユーザの属性情報、予約情報等に基づき、請求パターンデータベース283の項目「文面パターン」から選択し、キャンセルデータベース282の項目「氏名」等の情報から構成したものである。
例えば、請求通知モジュール2034は、ユーザの属性情報、予約情報等に基づき、請求パターンデータベース283の項目「文面パターン」を選択する。その後、学習モジュール2036が機械学習を行い、ユーザの属性情報、予約情報等によっては他の「文面パターン」の請求パターンから文面を選択したほうが、キャンセル料金の回収率が高いと判断された場合、他の「文面パターン」の請求パターンから文面を選択するように、請求通知モデルデータベース284のモデル情報を更新する。すると、同様の属性等のユーザがキャンセルを行った場合、図11に示す文面情報1033aから、図12に示す文面情報1034aが選択されるようになる。このように文面が変更されることにより、請求情報の通知が最適化される。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、施設管理者からキャンセル情報の入力を受け付けると、そのキャンセル情報に係るキャンセル料金の支払いを求める請求情報を、当該ユーザに通知する。請求情報に対する、ユーザの支払に関する支払情報を取得し、請求情報及び支払情報に基づき、機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化する。そのため、キャンセル料金の請求について、最適化を行うことが可能である。これにより、キャンセルによる機会逸失の補填を促進することが可能である。
また、請求情報及び支払情報に基づく機械学習により、キャンセル料金を請求するための通知の文面、タイミング、通知手段等が最適化される。これにより、ユーザのキャンセル料金の支払い意欲を向上させ、キャンセル料金の回収の割合を増加させることが可能になる。
<第2の実施の形態>
以下、キャンセル情報通知システム1の他の実施の形態について説明する。
<1 キャンセル情報通知システム1の全体構成>
図13は、実施の形態2のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。第2の実施の形態におけるキャンセル情報通知システム1の全体の構成、端末装置10の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。サーバ20の構成については、図13に示すように、新たにキャンセル料レコメンドモジュール(金額通知部、レコメンド部)2037、及び金額変更受付モジュール(金額変更受付部)2038の機能を備える以外、第1の実施の形態と同様である。以下、第2の実施の形態におけるキャンセル料レコメンドモジュール2037及び金額変更受付モジュール2038の機能について説明する。
キャンセル料レコメンドモジュール2037は、学習モジュール2036による機械学習の結果生成されるモデル情報に基づき、キャンセル情報受付モジュール2033がキャンセル情報の入力を受け付けると、そのキャンセル情報に最適なキャンセル料金を施設管理者にレコメンドする処理を制御する。本実施形態の場合、学習モジュール2036は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、請求情報に含まれるキャンセル料金の金額についても最適化するモデル情報を生成する。キャンセル料レコメンドモジュール2037は、そのモデル情報に基づいて、当該ユーザに請求するのに最適なキャンセル金額をレコメンドする。レコメンドするキャンセル金額は、請求情報及び支払情報との関係で請求パターンデータベース283に格納しておき、キャンセル料レコメンドモジュール2037でこの情報を参照してレコメンドするように構成してもよい。
また、キャンセル料レコメンドモジュール2037は、あらかじめ定められた、施設におけるキャンセルに対する規約(規約情報)、いわゆるキャンセルポリシーに基づき、キャンセル情報受付モジュール2033がキャンセル情報の入力を受け付けると、そのキャンセル情報に最適なキャンセル料金を施設管理者にレコメンドする処理を制御する。キャンセル料レコメンドモジュール2037は、例えば当該施設において、利用日の2日前にキャンセルがあった場合は利用料金の半額がキャンセル料と定められている場合、利用料金の半額の金額をキャンセル料としてレコメンドする。
金額変更受付モジュール2038は、キャンセル情報受付モジュール2033で受け付けたキャンセル情報に含まれるキャンセル料金の金額を、施設管理者の入力により変更する入力を受け付ける処理を制御する。金額変更受付モジュール2038は、キャンセル料レコメンドモジュール2037によりレコメンドしたキャンセル料金の金額を反映させるため、レコメンドしたキャンセル料金の金額を受け付けてもよく、レコメンドした金額以外の金額の入力を受け付けてもよい。また、キャンセル料金の金額を変更する入力画面において、金額入力欄に初期値としてレコメンドしたキャンセル料金の金額を表示させ、変更する場合にはその入力された金額を変更できるように構成してもよい。
<2 データ構造>
第2の実施の形態におけるデータ構造は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。
<3 動作>
以下、図14を参照しながら、第2の実施の形態におけるキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知の各処理について説明する。
図14は、実施の形態2のキャンセル情報通知システム1によるキャンセル情報通知処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートにおけるキャンセル情報通知処理は、図7に示すフローチャートにおけるキャンセル情報通知処理のステップS211及びステップS221の後続処理として、ステップS411及びステップS421が追加されたものであるため、重複する処理については繰り返して説明しない。
ステップS421において、サーバ20のキャンセル料レコメンドモジュール2037は、ステップS221で受け付けたキャンセル情報に最適なキャンセル料金を施設管理者にレコメンドするレコメンド情報を、通信部201を介して外部サーバ30へ送信する。キャンセル料レコメンドモジュール2037は、学習モジュール2036による機械学習の結果に基づき、例えば請求パターンデータベース283を参照し、当該ユーザに請求するのに最適なキャンセル金額をレコメンドする。
また、ステップS421において、サーバ20の金額変更受付モジュール2038は、外部サーバ30から送信された、キャンセル料金の金額を変更する金額変更情報を、通信部201を介して受け付ける。金額変更受付モジュール2038は、受け付けた変更後のキャンセル料金の金額情報を、キャンセルデータベース282に格納する。
ステップS411において、外部サーバ30は、施設管理者から、サーバ20が提供するWebページに対する、キャンセル料金の金額を変更する金額変更情報の入力を受け付ける。外部サーバ30は、受け付けた金額変更情報を、サーバ20へ送信する。なお、施設管理者からの金額変更情報の入力は、施設管理者が利用する端末装置10から行われてもよい。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、機械学習の結果に基づき、キャンセル情報に最適なキャンセル料金を施設管理者にレコメンドする。また、キャンセル料金の金額を変更する入力を受け付ける。これにより、キャンセル料金の金額が最適化されるので、ユーザのキャンセル料金の支払い意欲をより向上させ、キャンセル料金の回収の割合を増加させることが可能になる。
<第3の実施の形態>
以下、キャンセル情報通知システム1の他の実施の形態について説明する。
<1 キャンセル情報通知システム1の全体構成>
図15は、実施の形態3のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。第3の実施の形態におけるキャンセル情報通知システム1の全体の構成、端末装置10の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。サーバ20の構成については、図15に示すように、新たに特典発行モジュール(特典発行部)2039の機能を備える以外、第1の実施の形態と同様である。以下、第3の実施の形態における特典発行モジュール2039の機能について説明する。
特典発行モジュール2039は、支払情報取得モジュール2035が取得した支払情報に基づき、施設のキャンセルを行ったユーザに対して特典を発行し、当該ユーザの端末装置10へ送信する処理を制御する。特典発行モジュール2039は、例えば、ユーザが請求情報に従ってキャンセル料金を支払った場合、一定の特典を発行し、ユーザに対して優遇措置を提供する。特典とは、具体的には、当該施設の割引クーポンや所定のサービス(ワンドリンクサービス等)に使用可能なクーポン、一定の金銭的価値を有するポイント等である。
また、本実施形態の場合、請求通知モジュール2034は、キャンセル料金の支払いがあった場合、上記のような特典を発行する旨を請求情報の通知の際に通知してもよい。この場合、学習モジュール2036は、特典の価値(割引金額等)や内容も含めて機械学習を行い、請求情報の通知の最適化を行うモデル情報を生成してもよい。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、キャンセル料金の支払いがあった場合に特典を発行し、ユーザに対して優遇措置を提供する。これにより、当該ユーザの次回の利用を促進することが可能になる。また、この特典の内容についても機械学習を行うことにより、キャンセル料金の支払い意欲を向上させることが可能になる。
<第4の実施の形態>
以下、キャンセル情報通知システム1の他の実施の形態について説明する。
<1 キャンセル情報通知システム1の全体構成>
図16は、実施の形態4のキャンセル情報通知システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。第4の実施の形態におけるキャンセル情報通知システム1の全体の構成、端末装置10の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、繰り返して説明しない。サーバ20の構成については、図16に示すように、新たにユーザ情報提供モジュール(ユーザ情報提供部)2040の機能を備える以外、第1の実施の形態と同様である。以下、第4の実施の形態におけるユーザ情報提供モジュール2040の機能について説明する。
ユーザ情報提供モジュール2040は、学習モジュール2036による機械学習の結果に基づき、ユーザ情報を当該施設管理者の外部サーバ30へ送信し、施設管理者に提供する処理を制御する。ユーザ情報提供モジュール2040が提供するユーザ情報は、具体的には、ユーザの属性情報や予約情報と、その後の行動予測、例えば実際に当該施設を利用するか、キャンセルした場合にキャンセル料金を支払うか、といった予測情報との関係を示す情報である。そのため、学習モジュール2036は、機械学習により上記のような予測情報を生成する。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、機械学習の結果に基づくユーザの行動情報を施設管理者に提供する。これにより、ユーザの行動情報を参照することで、施設のサービス内容等についても最適化を促すことが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)制御部を備える情報処理装置であって、制御部は、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるキャンセル情報受付部と、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知する請求通知部と、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得する支払情報取得部と、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化する学習部と、を備える情報処理装置。
(付記2)学習部は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、請求情報の文面を最適化するモデル情報を生成し、請求通知部は、モデル情報に基づき、変更された請求情報の文面を通知する、(付記1)に記載の情報処理装置。
(付記3)学習部は、機械学習を行い、請求情報の文面のパターンを複数生成してパターンを最適化するモデル情報を生成し、請求通知部は、モデル情報に基づき、複数の請求情報の文面から1を選択してユーザに対して請求情報を通知する、(付記2)に記載の情報処理装置。
(付記4)請求通知部は、モデル情報から、ユーザの属性情報、ユーザの予約に関する情報、ユーザに対する請求情報の通知タイミング、ユーザに対する請求情報の通知回数のうちのいずれか1つまたは複数に基づき、複数の請求情報の文面から1を選択してユーザに対して通知する、(付記3)に記載の情報処理装置。
(付記5)学習部は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知タイミングを最適化するモデル情報を生成し、請求通知部は、モデル情報に基づき、請求情報の通知タイミングを変更する、(付記1)から(付記4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6)学習部は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知手段を最適化するモデル情報を生成し、請求通知部は、モデル情報に基づき、請求情報の通知手段を変更する、(付記1)から(付記5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)学習部は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対するキャンセル料金の支払情報を最適化するモデル情報を生成し、請求通知部は、モデル情報に基づき、キャンセル料金の支払情報を変更する、(付記1)から(付記6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)学習部は、ユーザが予約を入れた予約手段、ユーザの属性情報、予約を入れた日時情報、予約をキャンセルしたキャンセル日時情報、予約のプラン、予約に係る利用人数、予約に係る利用日時、予約に係る利用料金の金額、キャンセル料金の金額のいずれか1つまたは複数に基づき機械学習を行う、(付記1)から(付記7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)学習部は、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、キャンセル料金の金額を最適化するモデル情報を生成する、(付記1)から(付記8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記10)制御部は、さらに、請求情報の通知を最適化するモデル情報に基づき、キャンセル料金の金額の変更を、施設を管理する施設管理者にレコメンドするレコメンド部を備える、(付記9)に記載の情報処理装置。
(付記11)制御部は、さらに、キャンセル料金の金額の変更の入力を受け付ける金額変更受付部を備える、(付記1)から(付記10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記12)制御部は、さらに、支払情報に基づき、施設の利用に関する特典情報を発行してユーザに通知する特典発行部を備える、(付記1)から(付記11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記13)制御部は、さらに、請求情報の通知を最適化するモデル情報に基づくユーザに関するユーザ情報を、施設を管理する施設管理者に提供するユーザ情報提供部を備える、(付記1)から(付記12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記14)プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるための方法であって、方法は、プロセッサが、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化するステップと、を実行する、方法。
(付記15)プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、施設を利用する予約を入れていたユーザの予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、ユーザに対して、キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、ユーザによる、キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、請求情報及び支払情報に基づき機械学習を行い、ユーザに対する請求情報の通知を最適化するステップと、を実行させる、プログラム。
10 端末装置、20 サーバ、30 外部サーバ、80 ネットワーク、130 操作受付部、161 ユーザ情報、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、281 施設データベース、282 キャンセルデータベース、283 請求パターンデータベース、284 請求通知モデルデータベース、203 制御部、2033 キャンセル情報受付モジュール(キャンセル情報受付部)、2034 請求通知モジュール(請求通知部)、2035 支払情報取得モジュール(支払情報取得部)、2036 学習モジュール(学習部)、2037 キャンセル料レコメンドモジュール(レコメンド部)、2038 金額変更受付モジュール(金額変更受付部)、2039 特典発行モジュール(特典発行部)、2040 ユーザ情報提供モジュール(ユーザ情報提供部)

Claims (16)

  1. 制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    施設を利用する予約を入れていたユーザの前記予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるキャンセル情報受付部と、
    前記ユーザに対して、前記キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知する請求通知部と、
    前記ユーザによる、前記キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得する支払情報取得部と、
    前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記請求情報の通知を最適化する学習部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記学習部は、前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記請求情報の文面を最適化するモデル情報を生成し、
    前記請求通知部は、前記モデル情報に基づき、変更された前記請求情報の文面を通知する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記学習部は、前記機械学習を行い、複数生成された前記請求情報の文面のパターンから、前記ユーザに対して通知するのに最適な前記パターンを選択する前記モデル情報を生成し、
    前記請求通知部は、前記モデル情報に基づき、複数の前記請求情報の文面から1を選択して前記ユーザに対して前記請求情報を通知する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記請求通知部は、前記モデル情報から、前記ユーザの属性情報、前記ユーザの前記予約に関する情報、前記ユーザに対する前記請求情報の通知タイミング、前記ユーザに対する前記請求情報の通知回数のうちのいずれか1つまたは複数に基づき、複数の前記請求情報の文面から1を選択して前記ユーザに対して通知する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記学習部は、前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記請求情報の通知タイミングを最適化するモデル情報を生成し、
    前記請求通知部は、前記モデル情報に基づき、前記請求情報の通知タイミングを変更する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記学習部は、前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記請求情報の通知手段を最適化するモデル情報を生成し、
    前記請求通知部は、前記モデル情報に基づき、前記請求情報の通知手段を変更する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記学習部は、前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記キャンセル料金の支払情報を最適化するモデル情報を生成し、
    前記請求通知部は、前記モデル情報に基づき、前記キャンセル料金の支払情報を変更する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記学習部は、前記ユーザが前記予約を入れた予約手段、前記ユーザの属性情報、前記予約を入れた日時情報、前記予約をキャンセルしたキャンセル日時情報、前記予約のプラン、前記予約に係る利用人数、前記予約に係る利用日時、前記予約に係る利用料金の金額、前記キャンセル料金の金額のいずれか1つまたは複数に基づき機械学習を行う、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、さらに、
    あらかじめ定められた前記施設におけるキャンセルに対する規約情報に基づき、前記キャンセル料金の金額を、前記施設を管理する施設管理者に通知する金額通知部を備える、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記学習部は、前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記キャンセル料金の金額を最適化するモデル情報を生成する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、さらに、
    前記キャンセル料金の金額を最適化するモデル情報に基づき、前記キャンセル料金の金額の変更を、前記施設を管理する施設管理者にレコメンドするレコメンド部を備える、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、さらに、
    前記キャンセル料金の金額の変更の入力を受け付ける金額変更受付部を備える、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、さらに、
    前記支払情報に基づき、前記施設の利用に関する特典情報を発行して前記ユーザに通知する特典発行部を備える、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、さらに、
    前記ユーザに関するユーザ情報を、前記施設を管理する施設管理者に提供するユーザ情報提供部を備える、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. プロセッサを備えるコンピュータにより実行されるための方法であって、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    設を利用する予約を入れていたユーザの前記予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、
    前記ユーザに対して、前記キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、
    前記ユーザによる、前記キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、
    前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記請求情報の通知を最適化するステップと、を実行する、方法。
  16. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    設を利用する予約を入れていたユーザの前記予約に対するキャンセル情報の入力を受け付けるステップと、
    前記ユーザに対して、前記キャンセル情報に係るキャンセル料金の支払を求める請求情報を通知するステップと、
    前記ユーザによる、前記キャンセル料金の支払に関する支払情報を取得するステップと、
    前記請求情報及び前記支払情報に基づき機械学習を行い、前記ユーザに対する前記請求情報の通知を最適化するステップと、を実行させる、プログラム。
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