JP2021009500A - システム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のポイントを集約用のポイントへ交換するための管理を容易にすることの可能なシステム、方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】本発明の一態様に係るシステム1は、第1ポイントを、第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件を記憶する記憶部12と、所定のユーザに対して、交換条件が満たされるか否かを判定する交換条件判定部134と、所定のユーザに対して、第1ポイントの少なくとも一部を減算するように第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求をポイント管理システムに送信する送信部132と、所定のユーザに対して、第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の第2ポイントを加算するように第2ポイントの台帳データを更新する更新部136と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、システム、方法、及びプログラムに関する。
従来より様々な事業者が、商品の購入やサービスの利用を行ったユーザに対して一定のポイントを付与するサービスを提供している。このようなポイントサービスでは、ポイント発行元の事業者が提供する商品やサービスの価格を割り引いたり、あるいは、所定のポイント数に達すると商品券または無料サービス券に交換したりするなどの各種の利益がユーザに提供されている。
更に最近では、複数のポイントを1つのポイントに集約するサービスが提供されている。例えば、特許文献1には、複数のポイント発行元において発行したポイントを収集して、投融資を行うことができるポイント投融資運用管理システムおよびポイント投融資運用管理方法が開示されている。
特開2015−88088号公報
しかしながら、ポイントの種類が多くなると、各ポイントの管理が煩雑となる。そのため、元のポイントを集約用のポイントに交換しないまま有効期限を徒過してしまう可能性が高くなる。
そこで、本発明は、複数のポイントを集約用のポイントへ交換するための管理を容易にすることの可能なシステム、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るシステムは、ポイント管理システムによって管理される第1ポイントを、第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件を記憶する記憶部と、所定のユーザに対して、交換条件が満たされるか否かを判定する交換条件判定部と、交換条件判定部により交換条件が満たされると判定された場合に、所定のユーザに対して、第1ポイントの少なくとも一部を減算するように第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求をポイント管理システムに送信する送信部と、交換条件判定部により交換条件が満たされると判定された場合に、所定のユーザに対して、第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の第2ポイントを加算するように第2ポイントの台帳データを更新する更新部と、を備える。
この態様によれば、第1ポイントを第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件が予め記憶部に記憶される。そして、当該交換条件が満たされると判定された場合に、所定のユーザに対して第1ポイントの少なくとも一部を減算するように第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求がポイント管理システムに送信されると共に、所定のユーザに対して第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の第2ポイントを加算するように第2ポイントの台帳データが更新される。そのため、ユーザ自らが交換の指示を行わずとも、所定の条件下において、第1ポイントの少なくとも一部が第2ポイントに交換される。
本発明によれば、複数のポイントを集約用のポイントへ交換するための管理を容易にすることの可能なシステム、方法、及びプログラムを提供することが可能となる。
ポイント積立システム1の構成の一例を示す図である。 ユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 積立ポイント台帳テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 原ポイント台帳テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 原資口座テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 原資移管記録テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 ポイント積立システム1による通知処理の動作シーケンスの一例を示す図である。 ポイント積立システム1による積立処理の動作シーケンスの一例を示す図である。 ユーザ端末20に表示される通知の一例を示す図である。 ユーザ端末20に表示される通知の一例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。(なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一、又は同様の構成を有する。)
(1)構成
(1−1)ポイント積立システム1
図1は、本発明の実施形態に係るポイント積立システム1の構成の一例を示す図である。ポイント積立システム1は、原ポイントを積立ポイントに積み立てるためのポイント積立サービスを提供するためのシステムである。ここで、原ポイントは、所定の事業者により発行乃至管理される第1ポイントの一例である。また、積立ポイントは、第1ポイントを交換することにより発行される第2ポイントの一例である。ポイント積立システム1においては、複数種類の原ポイントのそれぞれを積立ポイントに適宜交換することで、原ポイントを積立ポイントに集約することが可能となっている。
図1に示すとおり、ポイント積立システム1は、例えば、インターネット等の通信ネットワークNを介して通信可能に接続された積立ポイント管理システム10と、ユーザ端末20と、原ポイント管理システム30と、原資管理システム40とを有する。ポイント積立システム1は、ユーザ端末20、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40それぞれを複数有していてもよい。複数のユーザ端末20、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40のそれぞれを区別する場合には、符号の末尾にA、B、C等を付する場合がある。
(1−2)積立ポイント管理システム10
積立ポイント管理システム10は、積立ポイントを管理するためのサーバ装置であって、例えば、通信部11と、記憶部12と、処理部13とを備える。積立ポイント管理システム10は、一又は複数の情報処理装置によって構成され得る。
通信部11は、積立ポイント管理システム10を通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース回路を有する。通信部11は、ユーザ端末20、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40等の情報処理装置から受信したデータを処理部13に供給する。また、通信部11は、処理部13から供給されたデータをユーザ端末20、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40等に送信する。
記憶部12は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置等によって構成され、処理部13による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部12は、ドライバプログラムとして、通信部11を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部12にインストールされてもよい。また、記憶部12は、データとして、ユーザ情報テーブル、及び積立ポイント台帳テーブルを記憶する。
図2は、ユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。ユーザ情報テーブルは、ポイント積立サービスを利用する各ユーザに係る各種設定やデータを管理するためのテーブルである。図2に示すとおり、ユーザ情報テーブルは、例えば、「ユーザID」、「ユーザ情報」、「原ポイント」、「原ポイント残高」、「有効期限」、「原ポイント類型」、「通知設定」、及び「自動交換設定」等を含む。
「ユーザID」には、ユーザを識別するためのIDが登録される。「ユーザ情報」には、ユーザの氏名、名称、住所、職業、性別、所属等を含む任意の個人情報が登録される。「原ポイント」には、原ポイントの名称等の原ポイントを識別するための情報が登録される。「原ポイント残高」には、当該ユーザが現在保有している当該原ポイントの残高の数量が登録される。「有効期限」には、当該原ポイントの有効期限が登録される。なお、1のユーザが保有する原ポイントのうちの一部と他の一部とで有効期限に差を設けてもよく、ユーザ情報テーブルには、このように異なる複数の有効期限が登録されてもよい。また、例えば積立ポイント管理システム10の処理部13は、各ユーザが保有する原ポイント残高とその有効期限等の情報を原ポイント管理システム30から定期的に取得し、これらに基づいてユーザ情報テーブルの「原ポイント残高」、及び「有効期限」等を更新してもよい。「原ポイント類型」には、原ポイントを所定の分類基準で分類した場合に、当該原ポイントが属する類型が登録される。
ここで、当該所定の分類基準は、特に限定されず、種々の観点による分類基準を採用することができる。例えば、当該所定の分類基準として、原ポイントの発行スキームに係る分類基準を採用してもよい。発行スキームに係る分類基準としては、例えば、積立ポイント(第2ポイント)を現金や商品等に交換する際に適用される税の算定方法の違いによる分類基準が想定されるがこれに限るものではない。また、当該所定の分類基準として、任意の法令(例えば資金決済法等)に準じた分類基準等を採用してもよい。任意の法令に順次分類基準としては、例えば、原ポイントがユーザによる対価の提供を条件として発行されるか否か(いわゆる前払式支払手段に該当するか否か)による分類基準が想定されるがこれに限るものではない。
ユーザ情報テーブルの「通知設定」には、通知条件と、当該通知条件が満たされた場合にユーザに対して送信される通知内容との組が、少なくとも1つ登録される。
通知設定に含まれる通知条件は、所定のタイミングが到来したことを含んで規定される条件であってよい。所定のタイミングは、例えば、原ポイントの有効期限に基づいて規定されるタイミングであってよい。具体的には、例えば、「Aポイントの有効期限*年*月*日のN日前」を所定のタイミングとしてよい。
また、所定のタイミングは、所定の周期によって規定される周期的なタイミングであってよい。当該周期は、特に限定されないが、分、時間、日、週、月、年等の単位で規定される周期であってよい。
また、通知条件は、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したことを含んで規定される条件であってよい。具体的には、例えば、「1000ポイント」を所定の閾値としてよい。
なお、通知条件は、所定のタイミングが到来したことと、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したこととのいずれをも含んで規定されてもよい。具体的には、通知条件は、例えば、「Aポイントの有効期限*年*月*日のN日前が到来し、その時点においてAポイントの残高が1000ポイントに到達していること」のように規定されてもよい。或いは、通知条件は、例えば、「所定の周期によって規定される周期的なタイミングである*年*月*日が到来し、その時点においてAポイントの残高が1000ポイントに到達していること」のように規定されてもよい。
上述した所定のタイミングや所定の閾値を含めた通知条件の内容は、ユーザ、及びポイント管理者(積立ポイント管理者、及び原ポイント管理者等)等が任意に設定することができる。
通知設定に含まれる通知内容は、例えば、原ポイントに係る情報を含んでもよい。原ポイントに係る情報は、特に限定されないが、例えば、原ポイントの残高、原ポイントの有効期限、及び交換における原ポイントの減算数量等を含んでもよい。
また、通知設定に含まれる通知内容は、積立ポイントに係る情報を含んでもよい。積立ポイントに係る情報は、特に限定されないが、例えば、積立ポイントの残高、及び交換における積立ポイントの加算数量等を含んでもよい。
また、通知設定に含まれる通知内容は、原ポイントと積立ポイントとの交換に係る情報を含んでもよい。原ポイントと積立ポイントとの交換に係る情報は、特に限定されないが、例えば、原ポイントを積立ポイントに交換する旨、及び原ポイントを積立ポイントに交換する時期等を含んでもよい。
ユーザ情報テーブルの「自動交換設定」には、所定の自動交換条件と、当該自動交換条件が満たされた場合の原ポイントと積立ポイントとの交換の内容を規定した自動交換内容との組が、少なくとも1つ登録される。
自動交換設定に含まれる自動交換条件は、所定のタイミングが到来したことを含んで規定される条件であってよい。所定のタイミングは、例えば、原ポイントの有効期限に基づいて規定されるタイミングであってよい。具体的には、例えば、「Bポイントの有効期限*年*月*日のM日前」を所定のタイミングとしてよい。
また、所定のタイミングは、所定の周期によって規定される周期的なタイミングであってよい。当該周期は、特に限定されないが、分、時間、日、週、月、年等の単位で規定される周期であってよい。
また、自動交換設定に含まれる自動交換条件は、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したことを含んで規定される条件であってよい。具体的には、例えば、「2000ポイント」を所定の閾値としてよい。
なお、自動交換設定に含まれる自動交換条件は、所定のタイミングが到来したことと、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したこととのいずれをも含んで規定されてもよい。具体的には、自動交換設定に含まれる自動交換条件は、例えば、「Bポイントの有効期限*年*月*日のM日前が到来し、その時点においてBポイントの残高が2000ポイントに到達していること」のように規定されてもよい。或いは、自動交換設定に含まれる自動交換条件は、例えば、「所定の周期によって規定される周期的なタイミングである*年*月*日が到来し、その時点においてBポイントの残高が2000ポイントに到達していること」のように規定されてもよい。
上述した所定のタイミングや所定の閾値を含めた自動交換条件の内容は、ユーザ、及びポイント管理者(積立ポイント管理者、及び原ポイント管理者等)等が任意に設定することができる。
自動交換設定に含まれる自動交換内容では、原ポイントの減算数量、及び積立ポイントの加算数量等が規定されてもよい。原ポイントの減算数量は、特に限定されず任意の数量であってもよいが、例えば、所定の定額数量であってもよいし、或いは、予め設定された所定の閾値を超えた分の数量であってもよい。積立ポイントの加算数量は、特に限定されず任意の数量であってもよいが、例えば、原ポイントの減算数量と同一の数量であってもよいし、原ポイントの減算数量から手数料分の数量を除いた数量であってもよい。ここで、手数料分の数量は、原ポイント毎、又はユーザ毎等に、例えば所定の定額数量、又は原ポイントの減算数量に対する所定の割合として、任意に設定できる。また、手数料は、0(手数料を設けない)でもよく、この場合、原ポイントの減算数量がそのまま積立ポイントの加算数量となる。また、手数料は、原ポイント管理者の取得分と、積立ポイント管理者の取得分とに分けられてもよい。
ユーザ情報テーブルには、後述する交換要求による交換処理に適用される手数料の規定が登録されてもよい。
図3は、積立ポイント台帳テーブルのデータ構造の一例を示す図である。ここで、積立ポイント台帳テーブルは、各ユーザが保有する積立ポイントを管理するための台帳のテーブルである。図3に示すとおり、積立ポイント台帳テーブルは、例えば、「ユーザID」、「口座ID」、「原ポイント類型」、及び「積立ポイント残高」等を含む。「ユーザID」には、ユーザを識別するためのIDが登録される。「口座ID」には、積立ポイントの口座を識別するためのIDが登録される。「原ポイント類型」には、積立ポイントに交換する原ポイントの類型が登録される。
ここで、積立ポイントの口座は、積立ポイントに交換する原ポイントの類型毎に別々に設けられてもよい。例えば図3に示した口座ID「U01−A1」の口座は、原ポイント類型が「第1類」である原ポイントを交換することにより得られた積立ポイントのための口座である。このように、原ポイントの類型毎に積立ポイントの口座を分けることにより積立ポイントの管理が容易となる。
処理部13は、一又は複数個のプロセッサ、及びその周辺回路を備える。処理部13は、積立ポイント管理システム10の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。処理部13は、積立ポイント管理システム10の各種処理が記憶部12に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、通信部11等の動作を制御する。処理部13は、記憶部12に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
処理部13は、例えば、受信部131、送信部132、通知条件判定部133、自動交換条件判定部134、交換要求受信判定部135、更新部136、及び突合処理部137等を備える。受信部131は、通信部11を介して他の情報処理装置等から送信される各種データを受信する。送信部132は、通信部11を介して他の情報処理装置等に各種データを送信する。通知条件判定部133は、所定の通知条件が満たされるか否かを判定する。自動交換条件判定部134は、所定の自動交換条件が満たされるか否かを判定する。交換要求受信判定部135は、受信部131がユーザ端末20から交換要求を受信したか否かを判定する。更新部136は、ユーザ情報テーブル、及び積立ポイント台帳テーブル等を更新する。突合処理部137は、原ポイント管理システム30から受信した原資移管通知と、原資管理システム40から受信した移管記録との突合処理を実行する。
(1−3)ユーザ端末20
ユーザ端末20は、ユーザがポイント積立システム1により提供されるポイント積立サービスを利用するための情報処理装置であって、例えば、通信部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24と、処理部25とを備える。
通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インタフェース回路を備え、ユーザ端末20を通信ネットワークNに接続する。そして、通信部21は、処理部25から供給されたデータを積立ポイント管理システム10、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40等に送信する。また、通信部21は、積立ポイント管理システム10、原ポイント管理システム30、及び原資管理システム40等から受信したデータを処理部25に供給する。
記憶部22は、例えば、半導体メモリ装置を備える。記憶部22は、処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。各種プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部22にインストールされてもよい。また、記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、ユーザ端末20の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネルやキーボタン等である。ユーザは、操作部23を用いて、文字や数字、記号等を入力することができる。操作部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、処理部25に供給される。
表示部24は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等である。表示部24は、処理部25から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。
処理部25は、一又は複数個のプロセッサ、及びその周辺回路を備える。処理部25は、ユーザ端末20の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。処理部25は、ユーザ端末20の各種処理が記憶部22に記憶されているプログラムや操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、通信部21や表示部24等の動作を制御する。処理部25は、記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラムやドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
処理部25は、例えば、受信部251と、送信部252と、表示処理部253とを有する。受信部251は、通信部21を介して他の情報処理装置等から送信される各種データを受信する。送信部252は、通信部21を介して他の情報処理装置等に各種データを送信する。送信部252は、特に、ユーザが操作部23を介して入力した交換要求を、積立ポイント管理システム10に送信する。表示処理部253、記憶部22に記憶された表示データ、及び通信部21を介して受信部が受信した表示データ等に基づいて、表示部24に各種の画面を表示させる。
(1−4)原ポイント管理システム30
原ポイント管理システム30は、原ポイントを管理するサーバ装置であって、例えば、通信部31と、記憶部32と、処理部33とを備える。原ポイント管理システム30は、一又は複数の情報処理装置によって構成され得る。
通信部31は、原ポイント管理システム30を通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース回路を有する。通信部31は、積立ポイント管理システム10、ユーザ端末20、及び原資管理システム40等の情報処理装置から受信したデータを処理部33に供給する。また、通信部31は、処理部33から供給されたデータを積立ポイント管理システム10、ユーザ端末20、及び原資管理システム40等に送信する。
記憶部32は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置等によって構成され、処理部33による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部32は、ドライバプログラムとして、通信部31を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部32にインストールされてもよい。また、記憶部32は、データとして、原ポイント台帳テーブルを記憶する。
図4は、原ポイント台帳テーブルのデータ構造の一例を示す図である。ここで、原ポイント台帳テーブルは、各ユーザが保有する原ポイントを管理するための台帳のテーブルである。原ポイント台帳テーブルは、「ユーザID」、「原ポイント残高」、及び「有効期限」を含む。「ユーザID」には、原ポイントの保有者のユーザIDが登録される。「原ポイント残高」には、当該ユーザが保有する原ポイントの数量が登録される。「有効期限」には、当該原ポイントの有効期限が登録される。なお、1のユーザが保有する原ポイントのうちの一部と他の一部とで有効期限に差を設けてもよく、原ポイント台帳テーブルには、このように異なる複数の有効期限が登録されてもよい。
処理部33は、一又は複数個のプロセッサ、及びその周辺回路を備える。処理部33は、原ポイント管理システム30の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。処理部33は、原ポイント管理システム30の各種処理が記憶部32に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、通信部31等の動作を制御する。処理部33は、記憶部32に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
処理部33は、例えば、受信部331と、送信部332と、更新部333とを有する。受信部331は、通信部31を介して他の情報処理装置等から送信される各種データを受信する。送信部332は、通信部31を介して他の情報処理装置等に各種データを送信する。更新部333は、原ポイント台帳テーブル等を更新する。
(1−5)原資管理システム40
原資管理システム40は、銀行等の金融機関が原ポイント、及び積立ポイント等に対する原資を管理するために利用するシステムである。本実施形態では、法定通貨が原資となる場合を例に説明する。しかしながら、原資は、法定通貨に限らず、株式等の有価証券、金融資産等の任意の資産であってよい。
原資管理システム40は、例えば、通信部41と、記憶部42と、処理部43とを備える。原資管理システム40は、一又は複数の情報処理装置によって構成され得る。
通信部41は、原資管理システム40を通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース回路を有する。通信部41は、積立ポイント管理システム10、ユーザ端末20、及び原ポイント管理システム30等の情報処理装置から受信したデータを処理部43に供給する。また、通信部41は、処理部43から供給されたデータを、積立ポイント管理システム10、ユーザ端末20、及び原ポイント管理システム30等の情報処理装置に送信する。
記憶部42は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置等によって構成され、処理部43による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部42は、ドライバプログラムとして、通信部41を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。各種プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部42にインストールされてもよい。また、記憶部42は、データとして、原資口座テーブル、及び原資移管記録テーブルを記憶する。
図5は、原資口座テーブルのデータ構造の一例を示す図である。原資口座テーブルは、原ポイント、及び積立ポイント等の原資の口座(原資口座)を管理するためのデータテーブルである。図5に示すとおり、原資口座テーブルは、例えば、「原資口座保有者」、「原資口座ID」、及び「原資口座残高」を含む。「口座保有者」には、原資口座の保有者を識別するための情報(例えば、原ポイントの管理者、又は積立ポイントの管理者を特定するための情報)が登録される。「原資口座ID」には、原資口座を識別するためのIDが登録される。「原資口座残高」には、口座に入金されている原資の残高が登録される。
図6は、原資移管記録テーブルのデータ構造の一例を示す図である。原資移管記録テーブルは、原資口座テーブルによって管理される原資口座間での原資の取引の記録を管理するためのテーブルである。図6に示すとおり、原資移管記録テーブルは、例えば、「移管ID」、「移管日時」、「原資移管元」、「原資移管先」、及び「移管額」を含む。「移管ID」には、原資移管処理毎に割り当てられた当該移管処理を識別するためのIDが登録される。「移管日時」には、原資移管処理が実行される日時が登録される。「移管元の原資口座ID」には、原資の移管元となる原資口座IDが登録される。「移管先の原資口座ID」には、原資の移管先となる原資口座ID(すなわち、積立ポイント管理者が保有する原資口座の原資口座ID)が登録される。「移管額」には、移管される原資の額が登録される。
処理部43は、一又は複数個のプロセッサ、及びその周辺回路を備える。処理部43は、原資管理システム40の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。処理部43は、原資管理システム40の各種処理が記憶部42に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、通信部41等の動作を制御する。処理部43は、記憶部12に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
処理部43は、例えば、受信部431と、送信部432と、更新部433と、移管記録抽出部434とを有する。受信部431は、通信部41を介して他の情報処理装置等から送信される各種データを受信する。送信部432は、通信部41を介して他の情報処理装置等に各種データを送信する。更新部433は、原資口座テーブル、及び原資移管記録テーブル等を更新する。移管記録抽出部434は、移管記録要求に応じて、原資移管記録テーブルから移管記録要求に対応する移管記録を抽出する。
(3)動作処理
(3−1)通知処理
図7は、ポイント積立システム1による通知処理の動作シーケンスの一例を示す図である。通知処理では、所定の通知条件が満たされた場合に、積立ポイント管理システム10がユーザ端末20に対して、ポイント積立サービスに係る各種の内容の所定の通知を送信する。
(S101)
まず、積立ポイント管理システム10の通知条件判定部133は、ユーザ情報テーブルに含まれる通知設定を参照して、所定の通知条件が満たされるか否かを判定する。通知条件は、上述したとおり、所定のタイミング(原ポイントの有効期限に基づいて規定されるタイミング、所定の周期によって規定される周期的なタイミング等)が到来したこと、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したこと、及びそれらの組合せ等によって規定される。
(S102)
次に、積立ポイント管理システム10の送信部132は、所定の通知条件が満たされると通知条件判定部133が判定した場合、ユーザ情報テーブルにおいて当該通知条件に対応付けられた通知内容に係る通知をユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20の受信部251は、積立ポイント管理システム10から送信された通知を受信する。通知内容は、上述したとおり、原ポイントに係る情報、積立ポイントに係る情報、及びこれらポイントの交換に係る情報等を含んでもよい。
(S103)
ユーザ端末20の表示処理部253は、積立ポイント管理システム10から受信した通知を表示部24に表示させる。図9A、及び図9Bはそれぞれ、ユーザ端末20に表示される通知の一例を示す図である。図9Aに示す通知は、ユーザ端末20のロック画面や待受画面等に表示されるプッシュ通知である。当該通知は、Cポイントの有効期限まであと14日であることの通知を含んでいる。図9Bに示す通知は、ユーザ端末20におけるポイント積立サービスの表示画面に表示される通知である。当該通知は、Cポイントの保有ポイント数(残高)と、Cポイントの有効期限とを含んでいる。また、当該通知は、Cポイントの積立ポイントへの交換を選択するための選択部を含んでいる。ユーザは、当該選択部を選択することにより、交換内容を指定した上記ポイントを積立ポイントに交換することができる。以上で、通知処理が終了する。
(3−2)積立処理
図8は、ポイント積立システム1による積立処理の動作シーケンスの一例を示す図である。積立処理では、自動交換条件が満たされた場合、又はユーザが交換要求を入力した場合に、原ポイントの所定数量が積立ポイントに交換される。
(S201)
まず、積立ポイント管理システム10の自動交換条件判定部134は、ユーザ情報テーブルに含まれる任意のユーザIDに対応付けられた自動交換設定を参照して、自動交換条件が満たされるか否かを判定する。自動交換条件は、上述したとおり、所定のタイミング(原ポイントの有効期限に基づいて規定されるタイミング、及び所定の周期によって規定される周期的なタイミング等)が到来したこと、原ポイントの残高が所定の閾値に到達したこと、及びそれらの組合せ等によって規定される。自動交換条件が満たされると判定された場合(S201;Yes)、処理はS203に進む。自動交換条件が満たされないと判定された場合(S201;No)、処理はS202に進む。
(S202)
自動交換条件が満たされないと判定された場合(S201;No)、積立ポイント管理システム10の交換要求受信判定部135は、受信部131がユーザ端末20から交換要求を受信したか否かを判定する。ここで、当該交換要求は、ユーザがユーザ端末20の操作部23を介して交換要求の送信を入力することに応じて、ユーザ端末20の送信部252によって積立ポイント管理システム10に送信される。積立ポイント管理システム10の受信部131は、ユーザ端末20から送信された当該交換要求を受信する。このように、ポイント積立システム1において、ユーザは、自らが望むタイミングで原ポイントを積立ポイントに交換することもできる。
交換要求は、交換要求の送信元のユーザID、及びユーザが指定した原ポイントの減算数量等を含む。交換要求を受信したと判定された場合(S202;Yes)、処理はS203に進む。交換要求を受信していないと判定された場合(S202;No)、処理はS201に戻る。
(S203)
積立ポイント管理システム10の送信部132は、自動交換条件が満たされると判定された場合(S201;Yes)、又は交換要求を受信したと判定された場合(S202;Yes)、当該自動交換条件、又は当該交換要求において特定される原ポイント管理システム30に、原ポイント減算処理要求、及び原資移管要求を送信する。原ポイント管理システム30の受信部331は、当該原ポイント減算処理要求、及び原資移管要求を受信する。
ここで、原ポイント減算処理要求は、原ポイントの交換の対象となるユーザID(対象ユーザID)について、原ポイントを所定の数量だけ減算するように原ポイント台帳テーブルを更新することの要求である。原ポイントの減算数量は、自動交換条件が満たされると判定された場合(S201;Yes)は、ユーザ情報テーブルにおいて自動交換条件に対応付けられた自動交換内容において規定される数量であり、交換要求を受信したと判定された場合(S202;Yes)は、ユーザ端末20が送信した交換要求において規定される数量である。
また、原資移管要求は、所定の額の原資を積立ポイントの原資として移管することの要求である。当該所定の額は、例えば、ユーザ情報テーブルに基づいて決定される。具体的には、手数料が0の場合(手数料が設定されていない場合)、当該所定の額は、原ポイントの減算数量に相当する額であってよい。また、手数料が設定されている場合、当該所定の額は、原ポイントの減算数量から、積立ポイント管理者の取得分手数料に相当する数量を除いた分に相当する額であってよい。なお、原ポイント管理者の取得分手数料は、原資には含めなくてよい。
(S204)
次に、原ポイント管理システム30の更新部333は、積立ポイント管理システム10から受信した原ポイント減算処理要求に基づいて、対象ユーザIDについて原ポイントの減算処理を実行する。具体的には、更新部333は、記憶部32に記憶された原ポイント台帳テーブルにおいて対象ユーザIDに対応付けられた原ポイント残高を、原ポイント減算処理要求において規定される減算数量の分だけ減算する。なお、このとき更新部333は、原ポイント台帳テーブルにおいて複数の有効期限が設定されている場合、有効期限の近い原ポイントを優先的に減算してもよい。
(S205)
次に、原ポイント管理システム30の送信部332は、原ポイント減算処理が完了したことの通知(原ポイント減算処理完了通知)を、積立ポイント管理システム10に送信する。積立ポイント管理システム10の受信部131は、当該原ポイント減算処理完了通知を受信する。なお、原ポイント減算処理完了通知には、S204における減算処理が実行された後の原ポイントの残高を示す情報が含まれてもよい。
なお、原ポイント管理システム30は、S203において原ポイント減算処理要求を受信した場合、原ポイント残高が不足していないかを判定してもよい。具体的には、原ポイント管理システム30は、原ポイント台帳テーブルに記録された原ポイント残高が、原ポイント減算処理要求において規定される減算数量以上か否かを判定してもよい。原ポイント残高が減算数量以上ではないと判定された場合、原ポイント管理システム30は、S205に代えて、原ポイントの減算処理を実行できない旨の通知を積立ポイント管理システム10に送信してもよい。更に、積立ポイント管理システム10は、ユーザ端末20から交換要求を受信している場合、交換処理を実行できない旨の通知をユーザ端末20に送信してもよい。
(S206)
積立ポイント管理システム10の更新部136は、原ポイント管理システム30から原ポイント減算処理完了通知を受信すると、積立ポイント台帳テーブルを更新する処理を実行する。
具体的には、更新部136は、積立ポイント台帳テーブルにおいて対象となるユーザIDに対応付けられた積立ポイントのポイント数を、所定の数量だけ加算する。ここで、積立ポイントの加算数量は、自動交換条件が満たされると判定された場合(S201;Yes)は、ユーザ情報テーブルにおいて自動交換条件に対応付けられた自動交換内容において規定される数量であり、交換要求を受信したと判定された場合(S202;Yes)は、ユーザ端末20が送信した交換要求において規定される数量、又は予め設定された数量である。また、更新部136は、原ポイント減算処理完了通知に原ポイントの残高を示す情報が含まれる場合、当該情報に基づいて、ユーザ情報テーブルを更新してもよい。
(S207)
次に、積立ポイント管理システム10の送信部132は、交換成功通知をユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20の受信部251は、当該交換成功通知を受信する。
(S208)
次に、ユーザ端末20の表示処理部253は、受信部251が受信した交換成功通知を表示部34に表示させる。当該交換成功通知は、例えば、自動交換の場合にはプッシュ通知等で、ユーザ端末20から積立ポイント管理システム10に交換要求が送信される場合には通常の画面表示等によって表示される。
(S209)
また、原ポイント管理システム30の送信部332は、積立ポイント管理システム10から原資移管要求を受信すると、当該原資移管要求を、原資管理システム40に送信する。原資管理システム40の受信部431は、当該原資移管要求を受信する。なお、当該処理は、必ずしも積立ポイント管理システム10による積立ポイント台帳テーブルの更新処理(S206)の直後に実行される必要はなく、例えば、月毎等の定期的なタイミングで実行されてもよい。
(S210)
次に、原資管理システム40の更新部433は、原ポイント管理システム30から受信した原資移管要求に基づいて、原資移管処理を実行する。具体的には、原資管理システム40の更新部433は、原資口座テーブルにおいて、原資移管要求の送信元である原ポイント管理システム30に係る原資口座を特定する。そして、更新部433は、原資移管要求において指定された所定の額の原資を、当該原資口座から積立ポイントの管理者が保有する原資口座に移管するように、原資口座テーブルを更新する。また、更新部433は、原ポイント管理システム30から受信した原資移管要求に基づいて、当該原資移管要求に係る新たなレコードを原資移管記録テーブルに追加することにより、原資移管記録テーブルを更新する。
(S211)
原ポイント管理システム30の送信部332は、送信部332が原資移管要求を原資管理システム40に送信すると、原資移管要求を原資管理システム40に送信したことを通知するための原資移管通知を積立ポイント管理システム10に送信する。積立ポイント管理システム10の受信部131は、当該原資移管通知を受信する。
(S212)
次に、積立ポイント管理システム10の送信部132は、原ポイント管理システム30から受信した原資移管通知に基づいて、当該原資移管通知に対応する移管記録の要求(移管記録要求)を原資管理システム40に送信する。原資管理システム40の受信部431は、当該移管記録要求を受信する。
(S213)
次に、原資管理システム40の移管記録抽出部434は、積立ポイント管理システム10から移管記録要求を受信すると、記憶部42に記憶された原資移管記録テーブルから移管記録要求に対応する移管記録を抽出する。
(S214)
次に、原資管理システム40の送信部432は、移管記録抽出部434が抽出した移管記録を、積立ポイント管理システム10に送信する。積立ポイント管理システム10の受信部131は、当該移管記録を受信する。
(S215)
次に、積立ポイント管理システム10の突合処理部137は、原ポイント管理システム30から受信した原資移管通知と、原資管理システム40から受信した移管記録との突合処理を実行する。具体的には、突合処理部137は、原資移管通知、及び移管記録のそれぞれに含まれる移管元、移管先、及び移管額等がそれぞれ互いに一致するか否かを判定することにより、原資移管通知と移管記録とが一致するか否かを判定する。なお、上述したS206が終了した直後では、積立ポイント台帳テーブルの更新処理によって加算された積立ポイントのステータスを使用不可能な状態にしておいてもよく、この場合に積立ポイント管理システム10は、当該S215における突合処理が成功したことを条件として、当該ステータスを使用可能な状態に変化させてもよい。以上で、積立処理が終了する。
なお、上述した実施形態においては、移管元の原資口座と、移管先の原資口座とが、一の原資管理システム40によって管理されるものとした。しかしながら、移管元の原資口座と、移管先の原資口座とが、それぞれ異なる原資管理システム40によって管理されてもよい。この場合、例えば上述したS208において、移管元の原資口座を管理する原資管理システム40Aは、移管先の原資口座を管理する原資管理システム40Bに、原資移管要求において指定された所定の額の原資を移管元の原資口座から移管先の原資口座に振り替えることの要求を送信してもよい。そして、原資管理システム40Aは移管元の原資口座について当該所定の額分を減額する処理を実行し、原資管理システム40Bは移管先の原資口座について当該所定の額分を増額する処理を実行してもよい。また、この場合、積立ポイント管理システム10は、上述したS210において、移管記録要求を、移管先の原資口座を管理する原資管理システム40Bに送信してもよい。
以上のとおり、ポイント積立システム1では、原ポイント管理システム30によって管理される原ポイントを、積立ポイントに交換する条件を規定する自動交換条件が記憶部12に記憶される。そして、自動交換条件判定部134が、所定のユーザに対して自動交換条件が満たされると判定した場合、送信部132は、所定のユーザに対して原ポイントの少なくとも一部を減算するように原ポイント台帳テーブルを更新することの更新要求を原ポイント管理システム30に送信し、更新部136は、所定のユーザに対して原ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の積立ポイントを加算するように積立ポイント台帳テーブルを更新する。そのため、原ポイントの積立ポイントへの交換の管理が容易になる。
上述した各記憶部(記憶部12、記憶部22、記憶部32、及び記憶部42等)に記憶されるとして説明した各テーブルを含む任意のデータは、各システム乃至端末内に限らず、外部のストレージ等に記憶・管理された上で、各システム乃至端末が当該外部のストレージ等に適宜アクセスすることにより取得されてもよい。或いは、これら各テーブルを含む任意のデータは、ポイント積立システム1の内部及び/又は外部において、分散台帳形式で記憶・管理されてもよい。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状、及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し、又は組み合わせることが可能である。
1…ポイント積立システム、10…積立ポイント管理システム、11…通信部、12…記憶部、13…処理部、131…受信部、132…送信部、133…通知条件判定部、134…自動交換条件判定部、135…交換要求受信判定部、136…更新部、137…突合処理部、20…ユーザ端末、21…通信部、22…記憶部、23…操作部、24…表示部、25…処理部、251…受信部、252…送信部、253…表示処理部、30…原ポイント管理システム、31…通信部、32…記憶部、33…処理部、331…受信部、332…送信部、333…更新部、40…原資管理システム、41…通信部、42…記憶部、43…処理部、431…受信部、432…送信部、433…更新部、434…移管記録抽出部

Claims (15)

  1. ポイント管理システムによって管理される第1ポイントを、第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件を記憶する記憶部と、
    所定のユーザに対して、前記交換条件が満たされるか否かを判定する交換条件判定部と、
    前記交換条件判定部により前記交換条件が満たされると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部を減算するように前記第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求を前記ポイント管理システムに送信する送信部と、
    前記交換条件判定部により前記交換条件が満たされると判定された場合に、前記所定のユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の前記第2ポイントを加算するように前記第2ポイントの台帳データを更新する更新部と、
    を備える、システム。
  2. 前記交換条件は、所定の第1のタイミングが到来すること、及び前記第1ポイントの残高が所定の第1の閾値に達することの少なくともいずれかを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記所定の第1のタイミングは、前記第1ポイントの有効期限に基づいて規定される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記所定の第1のタイミングは、所定の第1の周期によって規定される、請求項2に記載のシステム。
  5. 情報処理装置から前記第1ポイントを前記第2ポイントに交換するための交換要求を受信する受信部を更に備え、
    前記送信部は、前記受信部が前記交換要求を受信した場合に、記所定のユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部を減算するように前記第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求を前記ポイント管理システムに送信し、
    前記更新部は、前記受信部が前記更新要求を受信した場合に、前記所定のユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の前記第2ポイントを加算するように前記第2ポイントの台帳データを更新する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記送信部は、更に、前記第1ポイントの少なくとも一部に基づいて規定される原資を前記第2ポイントの原資として移管することの原資移管要求を前記ポイント管理システムに送信する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 所定の通知条件が満たされるか否かを判定する通知条件判定部、を更に備え、
    前記送信部は、前記通知条件判定部により前記所定の通知条件が満たされると判定された場合、所定の通知を送信する、
    を更に備える請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記所定の通知条件は、所定の第2のタイミングが到来すること、及び前記第1ポイントの残高が所定の第2の閾値に達することの少なくともいずれかを含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記所定の第2のタイミングは、前記第1ポイントの有効期限に基づいて規定される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記所定の第2のタイミングは、所定の第2の周期によって規定される、請求項8に記載のシステム。
  11. 前記所定の通知は、前記第1ポイントに係る情報、及び前記第2ポイントに係る情報の少なくともいずれかを含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記所定の通知は、前記第1ポイントを前記第2ポイントに交換する旨、前記第1ポイントを前記第2ポイントに交換するタイミング、前記第1ポイントの残高、前記第1ポイントの有効期限、減算される前記第1ポイントの数量、加算される前記第2ポイントの数量、及び前記第2ポイントの残高の少なくともいずれかを含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第2ポイントの前記台帳データにおいては、前記第1ポイントの類型ごとに前記第2ポイントの数量が記録され、
    前記更新部は、前記第1ポイントの前記類型に対応する前記第2ポイントの数量を更新することにより前記第2ポイントの前記台帳データを更新する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. ポイント管理システムによって管理される第1ポイントを、第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件を記憶する記憶部を備える情報処理装置に、
    所定のユーザに対して、前記交換条件が満たされるか否かを判定するステップと、
    前記交換条件が満たされると判定された場合に、前記ユーザに関連付けられる前記第1ポイントの少なくとも一部を、前記第2ポイントに交換する処理を実行するステップと、を実行させる方法であって、
    前記第2ポイントに交換する処理を実行するステップは、
    前記ユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部を減算するように前記第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求を前記ポイント管理システムに送信するステップと、
    前記ユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の前記第2ポイントを加算するように前記第2ポイントの台帳データを更新するステップと、
    を含む、方法。
  15. ポイント管理システムによって管理される第1ポイントを、第2ポイントに交換する条件を規定する交換条件を記憶する記憶部を備える情報処理装置を、
    所定のユーザに対して、前記交換条件が満たされるか否かを判定する交換条件判定部と、
    前記交換条件判定部により前記交換条件が満たされると判定された場合に、前記ユーザに関連付けられる前記第1ポイントの少なくとも一部を、前記第2ポイントに交換する処理を実行する交換処理部と、として機能させるためのプログラムであって、
    前記交換処理部は、
    前記ユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部を減算するように前記第1ポイントの台帳データを更新することの更新要求を前記ポイント管理システムに送信する要求部と、
    前記ユーザに対して、前記第1ポイントの少なくとも一部に基づいた数量の前記第2ポイントを加算するように前記第2ポイントの台帳データを更新する更新部と、
    を含む、プログラム。
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