JP4914904B2 - トロンメル式廃棄物選別装置及び廃棄物処理設備 - Google Patents
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Description
このトロンメル式廃棄物選別装置は、筒状の側壁に貫通孔が設けられた回転ドラムが、水平や、下り傾斜あるいは上り傾斜となる状態で横置きされて備えられており、この回転ドラムを回転させることにより内部に収容されている破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動されて排出されるとともにその移動中に一部の破砕廃棄物が前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出されるよう構成されている。
すなわち、トロンメル式廃棄物選別装置においては、破砕廃棄物の内、細かく高比重なものが貫通孔を通過し回転ドラム外に排出され、低比重で嵩高いものが残分として回転ドラムをそのまま通過して排出されることで分別がなされている。
しかし、一般に廃棄物は、ポリ袋などに収容されて廃棄されることが多く、破砕廃棄物には、このポリ袋の破袋により生じたシート状の廃プラスチックスなどが混在している。
この特許文献1は、回転ドラムの後半部分においてチャンバー底面にノズルを設け、回転ドラムの外側から回転ドラムの中心部に向けて送風を行い、そのことによって軽量物を浮遊させて分離している。
この特許文献1に係る発明は、粗大ゴミの分別を主たる目的とした発明であるため、生ゴミなどの有機物の選別を目的とした場合においては、このように回転ドラムの前半部分で一方向の気流を形成し、後半部分において貫通孔を通じて外部から内側に向けて気流を形成させる方法ではシート状物と有効利用可能な有機物とを効率よく分離することが困難で有機物の回収効率向上を期待することが困難である。
例えば、回転ドラムの内部に破砕廃棄物を収容させた場合においては、その収容状況によって気流に乱れを生じる場合があり、このような場合においても常に周方向の気流が形成されることを意図するものではない。
このとき貫通孔を開口させた側壁の上に破砕廃棄物が崩落することで破砕廃棄物の一部が貫通孔を通過するとともに残りの破砕廃棄物がやや前進されるように構成されている。
ここでシート状物などが混在すると貫通孔が閉塞されてしまい、有機物が貫通孔を通じて外部に排出されることを阻害してしまうことからこのシート状物などを、より素早く分離することが有機物の回収効率向上には有効である。
さらには、元々、破砕廃棄物の間に空隙が形成されており、回転ドラム外からの風が、該空隙を通じて回転ドラム内に流入される状態であれば、破砕廃棄物の移動に殆ど寄与しない結果となる。
したがって、破砕廃棄物を、回転ドラム内のより高い位置まで持ち上げて崩落させることができる。
また、崩落によって、他の破砕廃棄物による拘束が解かれることからシート状の廃プラスチックスが回転ドラム内でより高く舞い上げられやすい状態が形成され、生ゴミなどの有機物との分離が促進されることとなる。
特に、本発明の好適な態様によれば、回転ドラムの回転方向に旋回する螺旋状の気流が形成されることから、破砕廃棄物の崩落方向とは逆方向でしかもシート状の廃プラスチックスをいち早く下流側に移動可能な気流が形成されることからより一層シート状の廃棄物と、有機物との分離が行われることとなる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の第一の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる廃棄物処理設備の装置構成を示す構成図であり、この図にも示されているように、本実施形態の廃棄物処理設備1は、ポリ袋などに収容された生ゴミや、食品工場から排出された食品屑などといった廃棄物が、系外から廃棄物導入経路L1を通じて導入され、導入された廃棄物に含有される有用物、例えば、生物処理可能な有機物、金属類、シート状の廃プラスチックスなどを選別して有効利用すべく構成されている。
前記トロンメル式廃棄物選別装置20は、前記破砕装置10で破砕された破砕廃棄物が破砕廃棄物導入経路L2を通じて導入され、この破砕廃棄物を、生物処理が可能な有機物などといった比較的比重が大きく、前記破砕装置10で細かく破砕された破砕廃棄物と、ポリ袋の破袋によって生じるシート状の廃プラスチックスなどといった比較的低比重で嵩高い破砕廃棄物とを分別すべく構成されている。
すなわち、トロンメル式廃棄物選別装置20は、生物処理が可能な有機物を多く含有する破砕廃棄物(以下「第1破砕廃棄物」ともいう)と、シート状の廃プラスチックスなどが前記第一破砕廃棄物よりも多く含有される破砕廃棄物(以下「第2破砕廃棄物」ともいう)とを分別すべく構成されている。
なお、紙類については細かく切断され、水分によって柔らかくなったものは主として生物処理される第1破砕廃棄物として回収され、生物処理に利用される。一方、シート状(単にシート状だけでなく、嵩高い状態のものも含む)の紙類については第2破砕廃棄物として回収され、焼却処理あるいは資源化される。
そして、廃棄物処理設備1は、前記第2磁力選別装置40から、このプラスチックスシート回収装置70に、廃プラスチックス回収用経路L8を通じて第2破砕廃棄物が供給され、前記廃プラスチックス処理装置80には、プラスチックスシート回収装置70から、回収廃プラスチックス経路L9を通じて廃プラスチックスが供給されるように構成されており、前記プラスチックスシート回収装置70からは、廃プラスチックスが回収された後の廃棄物を、廃棄物排出経路L10を通じて系外に排出しうるように構成されている。
また、図4は、トロンメル式廃棄物選別装置20の回転ドラムの一端部側の様子を示す斜視図(a)と平面図(b)である。
また、前記回転ドラム24は、貫通孔24hが多数設けられた円筒状の側壁24wと、該側壁の円筒形状の中心軸Cと同軸上に設けられた回転軸24cとを有している。
そして、前記回転軸24cと前記側壁24wとを結ぶ支持梁(図示せず)が設けられ、前記回転軸24cの回転によって側壁24wをこの回転軸周りに回転させ得るように構成されている。
前記回転ドラム24は、前記基盤部25bに固定された支持材によって回転軸24cの両端部が支持されており、この内、一端側においては、前記回転軸24cが前記側壁24wを超えて延設されており、その端部にスプロケット24pが装着されている。
そして、本実施形態におけるトロンメル式廃棄物選別装置20は、基盤部25b上に設置されたモータ26の回転軸に設けられたスプロケット26pと前記回転ドラム24のスプロケット24pとの間にチェーン27が掛け渡されてこのモータ26によって前記回転ドラム24の回転が制御されるように構成されている。
例えば、回転ドラムの直径よりも短い距離で水平方向に離間されて配置された一対のローラが回転ドラムの一端側と他端側とにそれぞれ設けられ、該ローラで下方側から支持され、前記ローラが回転されることによって回転される回転ドラムを有するトロンメル式廃棄物選別装置も本実施形態における廃棄物処理設備に採用が可能である。
このような回転ドラムは、中心軸や支持梁といった気流を阻害するおそれのある構成部材を削減することが可能で、旋回流の形成に好適であるばかりでなく、軽量物を浮遊状態で回転ドラムの他端側に移動させやすいという点においても優れている。
そして、前記モータ26によって、前記回転ドラム24を回転させることによって、この一端側に導入された破砕廃棄物を他端側に移動させうるように本実施形態におけるトロンメル式廃棄物選別装置20は、前記前記回転ドラム24が、前記一端側よりも前記他端側の方が低位置となる傾斜状態で配置されている。
すなわち、前記回転軸24cの支持されている方向が水平ではなく、一端側から他端側に向けてやや下向きに傾斜した状態で備えられていることによって破砕廃棄物の移動の促進がなされている。
この傾斜角度(θ1)については、特に限定されず、例えば、水平方向(図中仮想線H)から−10度〜+10度のいずれかの角度とすることができる。
この角度は被処理物によって異なり、分別処理する廃棄物中に水分が少なく、有機物とシート状の廃棄物が分別しやすい状態の場合、水平方向下向き(0〜+10度)にすることで、破砕廃棄物を早急に分別することができ、処理効率が高くなる。
また、破砕廃棄物中に水分が多く、有機物とシート状廃棄物とを分別しにくい場合、水平方向上向き(−10度〜−1度)にすることで回転ドラム内での滞留時間を長くし、シート状廃棄物を分別しやすくし、回収効率を高めることができる。
また、貫通孔24hを通過せずに回転ドラム24の他端側に回転ドラム内部を移動した第2破砕廃棄物は、この回転ドラム24の他端部下方に開口し、該開口から下方へと延びる排出シュート23から前記第2磁力選別装置40に向けて排出されるように構成されている。
図4(a)は、前記回転ドラム24の一端側の側面を示しており、該一端側の回転ドラム中心部から側壁24wの底部方向(斜め下方向)を見た様子を示す部分斜視図であり、前記螺旋状の気流Fを形成させるための空気吹き出し口28によって空気が吹き出される様子を示したものである。
また、図4(b)は、この空気吹き出し口28の様子を真上方向から見た平面図である。
なお、この図では、回転ドラム24に気流を発生させる気流発生箇所として、1箇所にのみ空気吹き出し口28を設ける場合を例示しているが、要すれば、この図示されている空気吹き出し口28と同様の構成を周方向に複数個所設けるようにしてもよい。
このようにトロンメル式廃棄物選別装置20の入口側において回転ドラムの内周方向に向けた気流を発生させることにより破砕廃棄物の凝集を解しつつ撹拌することができ、シート状廃棄物の効率的な分離を図り得る。
この空気吹き出し口28の数や、気流の流速ならびに吹き出し方向の角度(θ2)については、回転ドラム24内に導入される破砕廃棄物の量や回転ドラム24の回転速度、さらには、破砕廃棄物の種類などによって適宜調整することができる。
また、吹き出し方向の角度(θ2)は20〜80度となるように調整することが好ましい。
気流の速度が小さい場合、破砕廃棄物を十分に撹拌、巻き上げることが出来ず、大きすぎた場合、回転ドラムの貫通孔を通じて分離されるべき第1破砕廃棄物が第2破砕廃棄物側へ混入し、生物処理する有機廃棄物の回収効率が低下するおそれがある。
また、吹き出し方向の角度(θ2)が小さい場合、回転ドラムの中心軸に沿った気流となり、回転ドラム側壁に沿った周方向への付勢手段とならないため、破砕廃棄物の持ち上げ効果や撹拌効果が得られず、第2破砕廃棄物を効果的に分離出来ないおそれがある。
また、吹き出し方向の角度が大きい場合、破砕廃棄物の逆流を招くおそれがある。
そして、前記空気吹き出し口28からの空気の吹き出しによる螺旋状の気流Fによって、前記有機物が貫通孔24hを通過することをシート状の廃プラスチックスが阻害することを抑制させうる。
通常、シート状の廃プラスチックスのような嵩高い見掛け比重の小さい破砕廃棄物は、回転ドラム24の内部に収容されている破砕廃棄物の比較的上部に位置しているものの多くの場合、他の破砕廃棄物にその一部が挟まれ拘束された状態となっており、破砕廃棄物が回転ドラム24の回転による側壁24wの移動に追従しきれずに崩落を生じる際に前記拘束が解かれやすい。
しかし、その一方でシート状の廃プラスチックスの上に高比重物が落下すると再び拘束されてしまうこととなる。
しかも、破砕廃棄物が側壁24wの移動に追従してより高い位置にまで移動するようにこの螺旋状の気流Fが破砕廃棄物を後押しする効果が発揮されることから、より高い位置において崩落が生じることとなる。
このように、シート状の廃プラスチックスの落下がゆっくりとなされることで、その間に、シート状の廃プラスチックスを気流Fに同伴して下流側に大きく移動させることができる。
したがって、風圧による破砕廃棄物の移動効果をより顕著に発揮させ得る点において上記のように旋回方向が回転ドラムの回転方向に同じ気流を形成させる方が好適である。
そして、舞い上げられたシート状の廃プラスチックスは、この螺旋状の気流Fに同伴されていち早く回転ドラム24の他端側(下流側)に搬送されて排出シュート23から系外に排出されることとなる。
例えば、生物処理としてメタン発酵などを実施する場合には、メタンガスの収量増加を図ることができる。
しかも、本実施形態においては、第1破砕廃棄物に混入されやすいボルト、ナット類などのような小型の金属類を第1磁力選別装置30によって除去してから生物処理を実施させることから、さらに、生物処理に好適な有機物回収を期待できる。
例えば、廃棄物の収容に用いられるポリ袋などは、比較的品質が一定した廃プラスチックスであることから、シート状の廃プラスチックスを回収するプラスチックスシート回収装置70を設けることで、再利用しやすい一定品質の廃プラスチックスを回収することができる。
しかも、先述のように第2破砕廃棄物への有機物の混入が低減されており、さらに、第2破砕廃棄物に混入されやすい空き缶などの大型の金属類を第2磁力選別装置40によって除去してからプラスチックスシートの回収を実施させることから、プラスチックスシートの回収効率の向上も図られ得る。
また、振動ふるい単独ではなく、振動ふるい上に側方から風を吹き付けるか、または、振動ふるい下部から上方向に風を吹き付けるかして、風力による分別が組み合わされた装置が用いられる場合にはより効率よくシート状の廃プラスチックスを回収することができる。
また、別のプラスチックス回収装置70としては、複数の引っかけ羽根が設けられた回転軸が、箱状容器の上部開口に複数本(例えば2軸)平行して掛け渡されてなり、この回転軸間を通過する破砕廃棄物と、該引っかけ羽根にて箱状容器外に除外されるシート状の廃プラスチックスとを選り分ける方式のものが挙げられる。
またはローラースクリーンを利用するものも採用が可能である。
また、同様の装置を用いて他のシート状の廃棄物を分別しても良い。
特に、第2磁力選別装置40ではトロンメルを通過しない金属が回収されるが、このような金属としてはスチール缶などの缶類が多く、再利用しやすい有価な金属を回収することができる。
なお、アルミ缶を回収するために渦電流分離装置を別途設けても良い。
また、回転ドラムの前段で強い螺旋流(周方向の気流)にさらすことによって、回転ドラム内での撹拌と分離を促進するため、回転ドラム後段に設けられた貫通孔を有効に利用することができるため、回転ドラムの分離効率が高まる。
続いて、図5を参照しつつ、本発明の第二の実施形態について説明する。
この第二実施形態における廃棄物処理設備は、回転ドラム内に螺旋状の気流を形成させるための気流発生機構を第一実施形態の廃棄物処理設備と異ならせるのみである。
しかも、該かきあげ翼29は、回転ドラム24の回転方向Wに旋回し且つ破砕廃棄物の進行方向に進む螺旋状に設けられている。
すなわち、かきあげ翼29は、図6正面視右側を左側に比べて後退させた状態で回転ドラム24の側壁24wに立設されている。
しかも、本実施形態においては、複数のかきあげ翼29が、この螺旋方向に沿って延在するように側壁24wの内側に立設されている。
この第二実施形態に係るトロンメル式廃棄物選別装置20は、空気の吹き出しが側壁24wの内側で側壁24wの内壁面に沿って実施される点において第一実施形態と共通するものの、吹き出し方向が破砕廃棄物の移動方向に平行で、前記かきあげ翼29に向けて送風が実施される点において第一実施形態と異なっている。
また、吹き出し方向の角度(θ2)は0〜80度となるように調整することが好ましい。
吹き出し角度(θ2)が第一の実施形態と異なるのは、本実施形態においてはかきあげ翼29によって螺旋流または周方向への気流を形成することができるためである。
なお、θ3については特に限定は無いが、風力による撹拌効果等を高める観点から30〜80度とすることが考えられる。
すなわち、かきあげ翼29の面積の調整によって、より多くの破砕廃棄物をアンダーシュート22の側から第1破砕廃棄物として排出させることができる。
例えば、破砕廃棄物に生物処理可能な有機物が比較的多く含有されているような破砕廃棄物から第1破砕廃棄物を簡易的に分離したい場合、回転ドラムの通過速度を上げて分別に時間をかけずに選別するようにすればよく、逆に、生物処理に有効な有機物が少ない破砕廃棄物から第1破砕廃棄物を極力回収したい場合においては第1破砕廃棄物と第2破砕廃棄物との分別に時間をかけて、より多くの有機物を選別すればよい。
したがって、シート状の廃プラスチックスをよりすばやく下流側に移動させて排出シュート23から排出させる効果を奏する点においては第1実施形態と同じである。
したがって、図に示すように、かきあげ翼の上流側には貫通孔24hの設けられていない無開口な領域24yを形成させることが好ましい。
この無開口領域24yは回転ドラムの全体にわたって形成することは必須ではなく、風力の強い箇所にのみ形成しても良い。
すなわち、かきあげ翼29の下流側に比べて上流側の開口面積を大きくさせることで螺旋状の気流Fの形成に空気吹き出し口28からの気流を有効に利用することができる。
また、この第2実施形態においては、空気吹き出し口28から吹き出された空気の一部は、かきあげ翼29に当たって回転ドラム24の中心方向に向かうことから、シート状の廃プラスチックスを舞い上げる効果に優れており、先述のように無開口領域24yをかきあげ翼29の上流側に設けたり、上流側の貫通孔の開口を小さくさせたりするなどの方法によって上記効果の向上も併せて図ることができる。
この第2実施形態においては、前記かきあげ翼29の上に破砕廃棄物を落下させ得るように廃棄物シュート21を設置することで、落下された破砕廃棄物が前記かきあげ翼29によって解されるという効果を期待することができシート状の廃プラスチックスをより素早く下流側に搬送させる効果の向上を期待することができる。
それによって、廃棄物落下による廃棄物の分解(固着または凝集状態にある破砕廃棄物の解きほぐし)とシート状廃棄物の舞い上げを促進させ、シート状廃棄物を効率よく回収することができる。
かきあげ翼29については連続した螺旋翼に限定されず、短板状のかきあげ翼を螺旋状になるように隙間を設けて設置するようにしても良い。この場合、円周方向にかきあげ翼を複数設けることが好ましい。短板状のかきあげ翼とすると、かきあげ翼で持ち上げられた破砕廃棄物が落下する際に、別のかきあげ翼の端部に接触して分解される効果を期待でき、シート状廃棄物の回収を効果的に行うことができる。
短板状のかきあげ翼はトロンメル長さ方向に空間を空けて連続するように設置してもよく、千鳥状に設置しても良い。
続けて、本発明にかかる第三の実施形態を、図7を参照しつつ説明する。
図7は、図5と同じく、トロンメル式廃棄物選別装置20の内部の様子を示す正面図であり、本実施形態においては、回転ドラム24の一端側に設けられている空気吹き出し口が、側壁24wの内側部分ではなく、回転ドラム24の回転軸24cの近傍、すなわち、回転ドラム24の中心部に設けられている点においてこれまでの実施形態に例示の発明と異なっている。
そして、本実施形態における空気吹き出し口28は、その吹き出し方向を回転ドラム24の回転軸周りに回転させうるように設けられている。
すなわち、本実施形態のトロンメル式廃棄物選別装置20は、ある瞬間の空気吹き出し口28(p1)の状態から時間の経過とともに別の状態の空気吹き出し口28(P2)へと変化し、その空気の吹き出し方向を反時計回りに回転させることによって回転ドラム24の内部に螺旋状の気流F(F’)を形成させ得るように構成されている。
さらに、本発明にかかる第四の実施形態を、図8を参照しつつ説明する。
本実施形態にかかるトロンメル式廃棄物選別装置20も、螺旋状の気流を形成させる気流形成機構をこれまでの実施形態に例示の発明と異ならせている。
そして、本実施形態のトロンメル式廃棄物選別装置20においては、側壁24wの内側に沿って反時計回りに一端側から他端側へと螺旋状に設けられた送風管28pがさらに設けられており、該送風管28pは、回転ドラム24の他端側(気流の下流側)が閉塞端とされ、一端側から送風される空気は、管壁に所定ピッチで設けられた通気口によって回転軸24c方向に向けて吹き出されるように形成されている。
そして、本実施形態のトロンメル式廃棄物選別装置20は、前記直線的な気流Fmと、この通気口から吹き出される中心方向への気流Fcとが合成されて螺旋状の気流を形成させ得るように構成されている。
この合成による螺旋状の気流によってシート状の廃プラスチックスをよりすばやく下流側に移動させる効果を奏する点においてはこれまでの実施形態と同じである。
したがって、直線的な気流Fmのための送風量と、螺旋状に配された位置からの中心方向への気流Fcに用いる送風量との比率を破砕廃棄物の状態によって調整して、シート状の廃プラスチックスの除去に適した条件設定が容易であるといえる。
上記第四実施形態のごとく、螺旋状に送風管を配する場合には、第四実施形態のごとく送風管から中心方向に空気の吹き出しを実施する態様に代えて、下流側に向けて空気を吹き出す通気口を設けるとともに、第二実施形態において示したようなかきあげ翼を前記送風管の上流側または下流側に連続的、又は、断続的に設けておいて、前記通気口から吹き出される気流を該螺旋状に配したかきあげ翼(螺旋翼)によって螺旋方向に誘導するようにしてもよい。
この場合、図9(送風管設置部における回転ドラムの断面図)に示すように、送風管28pの下流側にかきあげ翼29を設け、送風管28pの側縁部よりも僅かに回転ドラムの中心側に寄った位置(送風管の断面真横から僅かに上方となる位置)に通気口28hを設けて、送風管28pの側縁部をかきあげ翼29に接触させた配置として気流F1を発生させてもよく(図9の(a))、逆に、送風管28pの上流側にかきあげ翼29を設けて、このかきあげ翼に向けた気流F2を形成させても良い(図9の(b))。
また、回転ドラムの内部に螺旋状の気流を形成させると共に回転ドラム中央を軸方向に流れる気流をさらに形成させても良い。
また、上記例示以外の手段によって回転ドラムの内部に螺旋状の気流を形成させる場合も本発明の意図する範囲であり、このことによって回転ドラムの目詰まりを抑制して有機物の分別効率向上が図られる点は上記実施形態に例示の発明と同じである。
また、この周方向の気流を発生させる気流発生箇所を回転ドラムの上流側から下流側にかけて複数箇所設け、その内の1以上から回転ドラムの回転方向と同じ向きの気流を発生させるとともに、別の1以上の気流発生箇所から回転ドラムの回転方向とは逆向きの気流を発生させる場合も本発明の意図する範囲である。
また、一以上の気流発生箇所から左右に向けた気流を同時に発生させる場合も本発明の意図する範囲である。
また、第1の磁力選別装置、第2の磁力選別装置は、それぞれ必須の構成ではなく、必要に応じて設置すれば良く、いずれか片方のみを設置しても良い。
同様に金属処理装置も必須の構成ではなく、また、第1の磁力選別装置、第2の磁力選別装置のそれぞれに金属処理装置を設けても良い。
10 破砕装置
20 トロンメル式廃棄物選別装置
21 廃棄物シュート
22 アンダーシュート
23 排出シュート
24 回転ドラム
24c 回転軸
24h 貫通孔
24p スプロケット
24s 回転軸
24w 側壁
24y 無開口領域
25 チャンバー
25b 基盤部
25c カバー部
26 モータ
26p スプロケット
27 チェーン
28 空気吹き出し口
28p 送風管
29 かきあげ翼
30 磁力選別装置
40 磁力選別装置
50 金属類処理装置
60 生物処理装置
70 プラスチックスシート回収装置
80 廃プラスチックス処理装置
C 中心軸
F 螺旋状の気流
Fc 中心方向への気流
Fm 直線的な気流
H 水平軸
L1 廃棄物導入経路
L10 廃棄物排出経路
L2 破砕廃棄物導入経路
L3 破砕廃棄物経路
L4 破砕廃棄物経路
L5 金属廃棄物経路
L6 金属廃棄物経路
L7 生物処理廃棄物経路
L8 廃プラスチックス回収用経路
L9 回収廃プラスチックス経路
Claims (10)
- 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置であって、
前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの前記一端側における側壁内側部には、該側壁に沿って他端側に向かう気流を形成させるための送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該気流発生箇所からの送風によって前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられており、
前記側壁に板状のかきあげ翼が立設されており、しかも、該かきあげ翼が、回転ドラムの回転方向に旋回し且つ破砕廃棄物の進行方向に進む螺旋状に延在されて立設されており、前記気流発生箇所からの送風が、前記かきあげ翼に向けて実施されることにより前記螺旋状の気流が形成されていることを特徴とするトロンメル式廃棄物選別装置。 - 前記側壁における貫通孔の開口面積が、前記かきあげ翼の下流側に比べて上流側の方が小さい請求項1記載のトロンメル式廃棄物選別装置。
- 前記側壁には、前記かきあげ翼の根元部から上流側にかけて前記貫通孔が形成されていない領域が設けられている請求項1または2記載のトロンメル式廃棄物選別装置。
- 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置であって、
前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの前記一端側中心部に、該中心部から斜め外側に向けて送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該気流発生箇所からの吹き出し方向を回転ドラムの回転方向に回転させることにより前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられていることを特徴とするトロンメル式廃棄物選別装置。 - 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置であって、
前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの側壁側から中心に向けて送風が実施される気流発生箇所が複数形成されており、該複数の気流発生箇所が、回転ドラムの回転方向に旋回し且つ破砕廃棄物の進行方向に進む螺旋状に延在されて配されており、さらに、前記一端側中心部には、他端側に向けての送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該一端側中心部に設けられた気流発生箇所からの送風と、前記螺旋状に配された複数の気流発生箇所からの送風とが合成されて前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられていることを特徴とするトロンメル式廃棄物選別装置。 - 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置が備えられた廃棄物処理設備であって、
前記トロンメル式廃棄物選別装置には、前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの前記一端側における側壁内側部には、該側壁に沿って他端側に向かう気流を形成させるための送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該気流発生箇所からの送風によって前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられており、
前記側壁に板状のかきあげ翼が立設されており、しかも、該かきあげ翼が、回転ドラムの回転方向に旋回し且つ破砕廃棄物の進行方向に進む螺旋状に延在されて立設されており、前記気流発生箇所からの送風が、前記かきあげ翼に向けて実施されることにより前記螺旋状の気流が形成されていることを特徴とする廃棄物処理設備。 - 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置が備えられた廃棄物処理設備であって、
前記トロンメル式廃棄物選別装置には、前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの前記一端側中心部に、該中心部から斜め外側に向けて送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該気流発生箇所からの吹き出し方向を回転ドラムの回転方向に回転させることにより前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられていることを特徴とする廃棄物処理設備。 - 生物処理可能な有機物を含有する破砕廃棄物の分別に用いられ、筒状の側壁に貫通孔が設けられ、軸周りに回転可能に形成された回転ドラムが横置きされて備えられており、前記破砕廃棄物が内部に収容されている状態で前記回転ドラムが回転されることによって前記破砕廃棄物が回転ドラムの一端側から他端側に移動され、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出される有機物を含んだ破砕廃棄物と、前記回転ドラム内を他端側に移動して、該他端側から排出される破砕廃棄物とに分別されるトロンメル式廃棄物選別装置が備えられた廃棄物処理設備であって、
前記トロンメル式廃棄物選別装置には、前記回転ドラムの内壁面に沿って周方向に移動する気流を前記回転ドラム内に形成させるための気流発生機構が備えられており、
前記気流は、回転ドラムの回転方向に旋回し、且つ破砕廃棄物の移動方向に進む螺旋状の気流であり、
回転ドラムの側壁側から中心に向けて送風が実施される気流発生箇所が複数形成されており、該複数の気流発生箇所が、回転ドラムの回転方向に旋回し且つ破砕廃棄物の進行方向に進む螺旋状に延在されて配されており、さらに、前記一端側中心部には、他端側に向けての送風が実施される気流発生箇所が少なくとも1箇所設けられており、該一端側中心部に設けられた気流発生箇所からの送風と、前記螺旋状に配された複数の気流発生箇所からの送風とが合成されて前記螺旋状の気流が形成される気流発生機構が備えられていることを特徴とする廃棄物処理設備。 - シート状の廃プラスチックスがさらに含有されている破砕廃棄物の分別に用いられ、前記回転ドラムの他端側から排出される破砕廃棄物から前記シート状の廃プラスチックスを回収するプラスチックスシート回収装置がさらに設けられている請求項6〜8の何れか1項に記載の廃棄物処理設備。
- 金属類がさらに含有されている破砕廃棄物の分別に用いられ、前記貫通孔を通過して回転ドラム外に排出された破砕廃棄物から前記金属類を除去するための磁力選別装置がさらに設けられている請求項6〜9の何れか1項に記載の廃棄物処理設備。
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