JP4914649B2 - 配合決定装置、配合決定方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定装置、配合決定方法及びプログラムに関する。
対象者の栄養状態を調査し、これに基づき栄養指導を行う技術は、例えば特許文献1、特許文献2に見られる。
特許文献1は、昼食等の確実に摂取する栄養価と必要栄養価を用いて、食事のレシピ情報を利用者に提示する装置及びシステムを提供する。
特許文献2は、食生活と健康状態に関する問診結果を各々評価し、これらの評価結果を総合して潜在性微量栄養素欠乏症の有無を栄養指導の形で利用者に告知する装置及びシステムを提供する。
特開2001−101157号公報 特開2000−158853号公報
利用者が栄養状態の改善を目指すのは、単に必要な栄養素を満たすだけでなく、例えば美容、健康、又はダイエット等の種々の目的を達成するためである。これらの目的を達成する効能を有するサプリメントが望まれる。
本発明は、上記の課題を解決する配合決定装置、配合決定方法及びプログラム提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定装置であって、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する摂取許容量格納部と、複数の質問のそれぞれを、質問に対する複数の回答候補に対応付けて格納する質問格納部と、前記複数の回答候補のそれぞれに対応付けて、前記サプリメントに含まれるべき栄養素の種類及びその量を格納するテーブルと、前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を利用者に対して出力し、前記複数の回答候補から前記利用者の回答を選択させて利用者情報として取得する質問実行部と、前記利用者により回答として選択された前記回答候補に対応付けられた栄養素の種類及びその量を前記テーブルから取得して、取得した前記栄養素の種類及びその量に基づいて前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する配合決定部と、前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の前記基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する栄養素量変更部と、前記栄養素量変更部による変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能性素材量補充部とを備えることを特徴とする配合決定装置を提供する。
当該配合決定装置は、利用者が当該配合決定装置にアクセスするために用いられる端末とネットワークを介して通信するものであり、前記質問実行部は、前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を前記端末により利用者に対して出力させ、前記利用者の回答を前記端末から取得してよい。
前記配合決定部は、前記利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量を、前記利用者情報に基づいて決定する要求栄養素量決定部と、前記利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量を、前記利用者情報に基づいて判断する存在栄養素量判断部とを有し、前記配合決定部は、前記存在栄養素量が、前記要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、前記配合目標情報を決定してもよい。
前記配合目標情報とは別に、前記機能性素材を用いずかつ前記基準値を考慮しない場合に前記サプリメントに含まれるべき前記栄養素及びその量を算出し、前記利用者に指標として通知する表示用目標量決定部を更に備えてもよい。
前記利用者が摂取している食事内容を示す摂取食事情報に基づいて、前記利用者が食事から取得している栄養素及びその量を判断する食事栄養素量判断部と、前記利用者の生活環境を示す生活環境情報に基づいて、前記利用者が消費している栄養素及びその量を判断する消費栄養素量判断部とを更に備え、前記存在栄養素量判断部は、前記食事栄養素量判断部の判断結果、及び前記消費栄養素量判断部の判断結果に基づいて前記身体に存在している栄養素及びその量を判断してもよい。
前記テーブルは、人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な栄養素の種類及びその量を格納する栄養素情報格納部と、人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な機能性素材の種類及びその量を格納する機能性素材情報格納部とを有し、前記配合決定部は、前記利用者情報に基づいて、前記利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部を有し、前記改善機能判断部の判断結果及び前記栄養素情報格納部が格納する情報に基づいて前記配合目標情報を決定し、前記機能性素材量補充部は、更に、前記基準値を超えた栄養素が前記サプリメントに含まれるべきと判断される基となった前記身体機能、及び前記機能性素材情報格納部が格納する情報に基づいて、前記機能性素材の種類を決定してもよい。
前記質問格納部は、前記利用者が知覚可能な当該利用者の症状を問う複数の質問を、それぞれ複数の回答候補に対応づけて格納し、前記複数の回答候補のそれぞれと前記身体機能を対応づけて格納する身体機能格納部を更に備え、前記改善機能判断部は、選択された前記回答候補を前記利用者情報として取得し、当該回答候補を、前記身体機能格納部に基づいて前記身体機能に変換することで、前記利用者が改善すべき身体機能を判断してもよい。
前記質問格納部は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う生理質問と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う薬理質問を、前記質問として格納すると共に、さらに、サプリメントを摂取する目的を問う目的質問を、複数の回答候補に対応づけて格納し、前記身体機能格納部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対する前記複数の回答候補を、共通する複数の前記身体機能に対応づけて格納し、前記改善機能判断部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対して選択された前記回答候補を、前記共通する複数の身体機能に変換してもよい。
前記改善機能判断部は、前記生理質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する生理質問判断部と、前記薬理質問及び前記目的質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する薬理目的質問判断部とを含み、前記配合決定部は、さらに、前記生理質問判断部の判断結果に基づいて前記サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である、補足目標情報を判断する補足目標情報設定部と、前記補足目標情報設定部の判断結果を格納する補足目標情報格納部と、前記薬理目的質問判断部の判断結果に基づいて前記補足目標情報を修正することで、前記配合目標情報を決定する配合目標情報決定部を含んでもよい。
本発明による配合決定装置は、利用者が望む効能を有するサプリメントを利用者に提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる配合決定装置10を含む配合決定システムを示す図である。本配合決定システムは、配合決定装置10及び端末30を備えており、利用者が必要とするサプリメントの配合を決定する。端末30は、利用者が配合決定装置10にアクセスするために用いられる。配合決定装置10及び端末30は、ネットワーク20を介して互いに通信する。ネットワーク20は、例えばインターネットを含む。
配合決定装置10は、端末30からのアクセスに応じて、複数の質問をそれぞれ複数の回答候補とともに、端末30に出力する。利用者は、回答候補の中から一の回答候補を、当該質問に対する回答として選択する。配合決定装置10は、質問に対して利用者が選択した回答を利用者情報として、端末30から取得する。配合決定装置10は、利用者情報に基づいてサプリメントの配合を決定し、サプリメントの配合に関する情報を端末30に出力する。
以上のように、本配合決定システムは、利用者に対して質問を出力し、この質問に対する利用者の回答に基づいてサプリメントの配合を決定する。したがって、本配合決定システムは、個々の利用者に合わせたサプリメントの配合を決定することができる。
図2は、図1に示す配合決定装置10の構成を示すブロック図である。配合決定装置10は、質問実行部1100、質問格納部1110、目的情報格納部1120、配合決定部100、摂取許容量決定部1200、栄養素量変更部1300、機能性素材量補充部1400、サプリメント配合部1500、及び表示用目標量決定部1600を有する。
質問格納部1110は、複数の質問を、それぞれ複数の回答候補を対応づけて格納する。
質問実行部1100は、ネットワーク20からアクセスされると、配合決定部100が配合目標情報を決定するために用いた情報の少なくとも一部に基づき、質問格納部1110が格納する質問を選択し、選択した質問に対する複数の回答候補を、回答候補を選択させるためにネットワーク20に出力する。目的情報格納部1120は、質問実行部1100が出力した目的質問に対して利用者が選択した回答を特定する情報をネットワーク20から取得し、格納する。
配合決定部100は、質問実行部1100が出力した質問に対する回答を、ネットワーク20を介して取得する。そして配合決定部100は、取得した回答に基づいて、サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定して、栄養素量変更部1300に出力する。また、配合決定部100は、取得した利用者情報に基づいて、サプリメントに含まれるべき機能性素材及びその量を示す情報を決定し、機能性素材量補充部1400に出力する。
配合決定部100は、配合目標情報を決定するために用いた情報の少なくとも一部を、質問実行部1100、摂取許容量決定部1200、機能性素材量補充部1400及び表示用目標量決定部1600に出力する。出力する情報は、各々異なる情報であってもよい。
摂取許容量決定部1200は、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する。そして、摂取許容量決定部1200は、配合決定部100が配合目標情報を決定するために用いた情報の少なくとも一部に基づき基準値を選択し、選択した基準値を配合決定部100及び栄養素量変更部1300に出力する。配合決定部100に出力される基準値は、配合決定部100が配合目標情報における複数の栄養素間の相互拮抗作用を調整するために用いられる。
栄養素量変更部1300は、配合決定部100から受信する配合目標情報が示す栄養素の量が、摂取許容量決定部1200から受信する当該栄養素の基準値を超える場合に、栄養素の量を基準値に基づいて変更し、変更した配合目標情報を機能性素材量補充部1400とサプリメント配合部1500に出力する。
機能性素材量補充部1400は、配合決定部100が決定した機能性素材量と、栄養素量変更部1300による変更量に基づいて、サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定し、サプリメント配合部1500に出力する。
サプリメント配合部1500は、栄養素量変更部1300が出力する栄養素及びその量と、機能性素材量補充部1400が出力する機能性素材及びその量に基づき、サプリメントの配合量及びその商品代金を決定し、ネットワーク20に出力する。
表示用目標量決定部1600は、配合決定部100が配合目標情報を決定するために用いた情報の少なくとも一部に基づき、配合目標情報とは別に利用者が補充すべき栄養素の指標を生成し、利用者に通知するためにネットワーク20に出力する。利用者が補充すべき栄養素の指標は、機能性素材を用いずかつ基準値を考慮しない場合にサプリメントに含まれるべき栄養素及びその量である。
以上のように、配合決定装置10は、サプリメントに含まれるべき栄養素の量が当該栄養素の基準値を超える場合に、栄養素の量を基準値に基づいて変更し、その変更量に基づいて、サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する。したがって、配合決定装置10は、栄養素の量が基準値を超えることがなく、かつ栄養素の量が基準値を超える場合と同等の効能を有するサプリメントを配合することができる。
また配合決定装置10は、機能性素材を用いずかつ基準値を考慮しない場合にサプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を、利用者が補充すべき栄養素の指標として、利用者に通知することができる。
さらに配合決定装置10は、複数の質問及び当該質問に対する複数の回答候補を利用者に対して出力し、利用者による回答に基づき、サプリメントに含まれるべき栄養素の量を決定することができる。
図3乃至図6は、図2に示す質問格納部1110が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。質問格納部1110は、複数の質問ID毎に、質問IDに対応する質問を格納する。質問格納部1110は、質問を属性毎に格納する。図3の例では、属性は、基礎情報、摂取食事情報、環境情報、生理情報、薬理情報、及び目的情報を含む。
基礎情報に関する質問である基礎質問は、利用者の体格、体質、運動及び病気の有無を問う。摂取食事情報に関する質問である食事質問は、利用者が摂取している食事内容を問う。環境情報に関する質問である環境質問は、利用者の生活環境を問う。生理情報に関する質問である生理質問は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う。薬理情報に関する質問である薬理質問は、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う。目的情報に関する質問である目的質問は、サプリメントを摂取する目的を問う。
質問格納部1110は、目的情報に関する質問において、質問ID毎に、質問に対応する回答と回答分岐先を対応付けて格納する。回答分岐先は、薬理情報に関する質問IDを指定する情報を含む。図3の例では、質問格納部1110は、質問ID6004における回答のY(はい)に対応付けて、質問ID5004を指定する情報を回答分岐先として格納する。
また、質問格納部1110は、複数の質問ID毎に、質問IDに対応する複数の回答候補を格納する。図4の例では、質問格納部1110は、質問ID1001に対応付けて、1(男性)又は2(女性)を含む複数の回答候補を格納し、質問ID3001に対応付けてY(はい)、N(いいえ)又はYN(どちらでもない)を含む複数の回答候補を格納する。なお、質問格納部1110は、回答として数値を入力させる質問については、回答候補を格納しない。
また、質問格納部1110は、図5に示すように、利用者のユーザID毎に、質問実行部1100がネットワーク20に出力した質問IDを、質問実行部1100がネットワーク20に質問を出力した回数に対応付けて格納する。
また、質問格納部1110は、図6に示すように、質問ID毎に、質問IDに対応する身体機能を格納する。
以上のように、質問格納部1110が質問と質問IDを対応付けて格納することにより、本実施形態による配合システムは、質問に代えて質問IDを用いた処理を行うことができる。これにより、本実施形態による配合システムの処理負荷が低減する。また、質問格納部1110が質問に対する回答と、回答分岐先を対応付けて格納することにより、質問実行部1100は、目的質問に対する回答に対応する薬理質問を容易に出力することができる。
質問格納部1110が、利用者のユーザID毎に、質問IDを質問を出力した回数に対応付けて格納することにより、質問実行部1100は、利用者のユーザID及び質問の回数に対応する質問を容易に出力することができる。
質問格納部1110が、質問ID毎に、質問IDに対応する身体機能を格納することにより、利用者が本実施形態による配合システムを利用するのが2回目以降の場合には、質問実行部1100は、利用者が前回本実施形態による配合システムを利用した時に格納された身体機能に対応する質問IDを容易に出力することができる。
図7は、図2に示す配合決定部100の構成を示すブロック図である。配合決定部100は、基礎情報格納部102、食事情報格納部104、環境情報格納部106、生理情報格納部108、薬理情報格納部110、要求栄養素量決定部200、摂取目標栄養素量決定部400、及び配合目標情報決定部600を有する。
基礎情報格納部102は、基礎質問に対する回答をネットワーク20から取得し、基礎情報として格納する。
食事情報格納部104は、食事質問に対する回答をネットワーク20から取得し、摂取食事情報として格納する。
環境情報格納部106は、生活環境質問に対する回答をネットワーク20から取得し、生活環境情報として格納する。
生理情報格納部108は、生理質問に対する回答をネットワーク20から取得し、生理情報として格納する。
薬理情報格納部110は、薬理質問に対する回答をネットワーク20から取得し、薬理情報として格納する。
要求栄養素量決定部200は、基礎情報格納部102及び食事情報格納部104が格納する基礎情報及び摂取食事情報に基づき、利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量を決定して、摂取目標栄養素量決定部400に対して出力する。要求栄養素量決定部200は、要求栄養素量を決定するために用いた情報の少なくとも一部を、配合目標情報決定部600及び摂取許容量決定部1200に出力する。
摂取目標栄養素量決定部400は、要求栄養素量決定部200が出力する要求栄養素量と、環境情報格納部106が格納する生活環境情報に基づき、利用者が摂取すべき栄養素の量である摂取目標栄養素量を決定して、配合目標情報決定部600に出力する。摂取目標栄養素量決定部400は、摂取目標栄養素量を決定するために用いた情報の少なくとも一部を、摂取許容量決定部1200及び表示用目標量決定部1600に出力する。
配合目標情報決定部600は、生理情報格納部108及び薬理情報格納部110が格納する生理情報及び薬理情報と、摂取目標栄養素量決定部400が出力する摂取目標栄養素量と、要求栄養素量決定部200が出力した情報に基づき、サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する。
以上のように、配合決定部100は、基礎情報と摂取食事情報に基づき要求栄養素量を決定し、要求栄養素量と環境情報に基づき摂取目標栄養素量を決定し、摂取目標栄養素量と生理情報と薬理情報に基づき配合目標情報を決定する。したがって、配合決定部100は、配合目標情報の他、利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量と、利用者が摂取すべき栄養素の量である摂取目標栄養素量を出力することができる。
図8は、図7に示す要求栄養素量決定部200の構成を示すブロック図である。要求栄養素量決定部200は、所要栄養素量算出部210、所要栄養素量マスタ212、所要栄養素量格納部214、運動必要栄養素量算出部220、運動必要栄養素量マスタ222、運動必要量栄養素格納部224、食事栄養素量判断部230、食事栄養素量マスタ232、及び食事栄養素量格納部234を有する。要求栄養素量決定部200は、さらに、食事補完栄養素量算出部240、食事補完栄養素量格納部242、要求栄養素量算出部250、要求栄養素量格納部252、充足率算出部260、及び充足率格納部262を有する。
所要栄養素量マスタ212は、栄養素の標準的な必要量を定める所要栄養素量を、基礎質問に対する回答候補に対応付けて格納する。
所要栄養素量算出部210は、基礎情報格納部102から取得した基礎情報に対応する所要栄養素量を、所要栄養素量マスタ212から取得し、これを用いて算出した所要栄養素量を要求栄養素量算出部250、配合目標情報決定部600及び摂取許容量決定部1200に出力する。所要栄養素量格納部214は、所要栄養素量算出部210が算出した所要栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
運動必要栄養素量マスタ222は、利用者の運動習慣に応じて補足すべき栄養素の量である運動必要栄養素量を基礎質問に対する各回答候補毎に対応付けて格納する。
運動必要栄養素量算出部220は、基礎情報格納部102から取得した基礎情報に対応する運動必要栄養素量を、運動必要栄養素量マスタ222から取得し、これを用いて算出した運動必要栄養素量を要求栄養素量算出部250に出力する。運動必要量栄養素格納部224は、運動必要栄養素量算出部220が算出した運動必要栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
食事栄養素量マスタ232は、食事から取得できる栄養素の量である食事栄養素量を、食事質問に対する各回答候補毎に対応付けて格納する。
食事栄養素量判断部230は、食事情報格納部104から取得した摂取食事情報に対応する食事栄養素量を、食事栄養素量マスタ232から取得し、これを用いて算出した食事栄養素量を食事補完栄養素量算出部240、充足率算出部260及び摂取目標栄養素量決定部400に出力する。食事栄養素量格納部234は、食事栄養素量判断部230が算出した食事栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
食事補完栄養素量算出部240は、食事情報格納部104から取得した摂取食事情報に含まれる食事の量及び品目と、食事栄養素量判断部230が算出した食事栄養素量に基づき、利用者が食事から取得している栄養素のバランスを取るために補完すべき栄養素の量である食事補完栄養素量を算出し、要求栄養素量算出部250に出力する。食事補完栄養素量格納部242は、食事補完栄養素量算出部240が算出した食事補完栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
要求栄養素量算出部250は、所要栄養素量、運動必要栄養素量、及び食事補完栄養素量を合算することにより、利用者の身体に存在することが要求される栄養素の量である要求栄養素量を算出して、摂取目標栄養素量決定部400及び配合目標情報決定部600に出力する。要求栄養素量格納部252は、要求栄養素量算出部250が算出した要求栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
充足率算出部260は、所要栄養素量に対する食事栄養素量の比である充足率を算出する。充足率格納部262は、充足率算出部260が算出した充足率を格納する。
以上のように、要求栄養素量決定部200は、利用者の体格、体質、運動、及び利用者が摂取している食事内容に応じて、利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量を算出することができる。
また要求栄養素量決定部200は、利用者が食事から取得している栄養素の量である食事栄養素量に基づき、利用者が食事から取得している栄養素のバランスを取るために補完すべき栄養素の量である食事補完栄養素量を算出し、この食事補完栄養素量と、栄養素の標準的な必要量を定める所要栄養素量と、利用者の運動習慣に応じて補足すべき栄養素の量である運動必要栄養素量に基づき、要求栄養素量を算出する。これにより、要求栄養素量決定部200は、要求栄養素量の他、所要栄養素量及び食事栄養素量を出力することができる。
また要求栄養素量決定部200は、所要栄養素量マスタ212及び運動必要栄養素量マスタ222を有することにより、利用者の体格、体質、運動に対応する所要栄養素量及び運動必要栄養素量を的確に算出することができる。また、要求栄養素量決定部200は、食事栄養素量マスタ232を有することにより、利用者が摂取している食事内容に対応する食事栄養素量を的確に算出することができる。
また要求栄養素量決定部200が、所要栄養素量に対する食事栄養素量の比である充足率を格納することにより、本実施形態による配合システムは、この充足率の時間的推移等の統計処理を行うことができる。
図9は、図8に示す所要栄養素量マスタ212が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。所要栄養素量マスタ212は、基礎質問に対する各回答候補毎に対応付けて、必要とするエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。図の例では、所要栄養素量マスタ212は、基礎質問に含まれる年齢、性別、及び生活活動強度の各回答候補毎に、エネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。生活活動強度は、利用者が習慣的に行う運動の強度を示す。図の例では、生活活動強度の数字の大きさは、利用者が習慣的に行う運動の強度に比例する。
以上のように、所要栄養素量マスタ212が基礎質問に対する各回答候補毎に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納することにより、所要栄養素量算出部210は、栄養素の標準的な必要量を定める所要栄養素量を、基礎情報に対応して容易に算出することができる。
図10は、図8に示す運動必要栄養素量マスタ222が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。運動必要栄養素量マスタ222は、基礎質問に対する各回答候補毎に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。図10の例では、運動必要栄養素量マスタ222は、基礎質問に含まれる質問ID、及び体重範囲等の各回答候補毎に、エネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。
以上のように、運動必要栄養素量マスタ222が、基礎質問に対する各回答候補毎に対応付けて必要とするエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納することにより、運動必要栄養素量算出部220は、利用者の運動習慣に応じて補足すべき栄養素の量である運動必要栄養素量を、基礎情報に対応して容易に算出することができる。
図11は、図8に示す食事栄養素量マスタ232が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。食事栄養素量マスタ232は、食事質問に対する各回答候補毎に対応付けて摂取食品群の種類及び重量を格納する。図11の例では、食事栄養素量マスタ232は、食事質問に含まれる食事スタイルの各回答候補毎に対応付けて、摂取食品群の種類及び重量を格納する。
また食事栄養素量マスタ232は、摂取食品群重量に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。
食事スタイルは、内食(自炊)、中食又は外食の選択、和食、洋食又は中華の選択、及び朝食、昼食又は夕食の選択の組み合わせを含む。さらに、食事スタイルは、和食を細分化したメニュー名、例えば鮭定食等の選択を含んでもよい。
以上のように、食事栄養素量マスタ232が、食事質問に対する各回答候補毎に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納することにより、食事栄養素量判断部230は、利用者が食事から取得している栄養素の量である食事栄養素量を、摂取食事情報に対応して容易に算出することができる。
図12は、図7に示す摂取目標栄養素量決定部400の構成を示すブロック図である。摂取目標栄養素量決定部400は、消費栄養素量判断部410、消費栄養素量マスタ412、消費栄養素量格納部414、存在栄養素量判断部420、存在栄養素量格納部422、摂取目標栄養素量算出部430、及び摂取目標栄養素量格納部432を有する。
消費栄養素量マスタ412は、利用者が消費している栄養素の量である消費栄養素量を、生活環境質問に対する各回答候補毎に対応付けて格納する。
消費栄養素量判断部410は、環境情報格納部106から取得した生活環境情報に対応する消費栄養素量を、消費栄養素量マスタ412から取得し、これを用いて算出した消費栄養素量を存在栄養素量判断部420に出力する。消費栄養素量格納部414は、消費栄養素量判断部410が算出した消費栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
存在栄養素量判断部420は、消費栄養素量を、食事栄養素量判断部230が入力する食事栄養素量から減じることにより、利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量を判断し、摂取目標栄養素量算出部430及び配合目標情報決定部600に出力する。存在栄養素量格納部422は、存在栄養素量判断部420が判断した存在栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
摂取目標栄養素量算出部430は、存在栄養素量と、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量を合算することにより、利用者が摂取する目標となる栄養素の量である摂取目標栄養素量を算出し、配合目標情報決定部600、摂取許容量決定部1200及び表示用目標量決定部1600に出力する。摂取目標栄養素量格納部432は、摂取目標栄養素量算出部430が算出した摂取目標栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、摂取目標栄養素量決定部400は、利用者の生活環境に応じて、利用者が摂取する目標となる栄養素の量である摂取目標栄養素量を算出することができる。
また摂取目標栄養素量決定部400は、利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量と、利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量に基づき、摂取目標栄養素量を算出することができる。これにより、摂取目標栄養素量決定部400は、摂取目標栄養素量の他、存在栄養素量を出力することができる。
また摂取目標栄養素量決定部400は、利用者が消費している栄養素の量である消費栄養素量と、利用者が食事から取得している栄養素の量である食事栄養素量に基づき、存在栄養素量を判断することができる。
また摂取目標栄養素量決定部400は、消費栄養素量マスタ412を有することにより、利用者の生活環境に対応する消費栄養素量を的確に算出することができる。
図13は、図12に示す消費栄養素量マスタ412が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。消費栄養素量マスタ412は、生活環境質問に対する各回答候補毎に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納する。
以上のように、消費栄養素量マスタ412が、生活環境質問に対する各回答候補毎に対応付けてエネルギー量、栄養素の種類及び量を格納することにより、消費栄養素量判断部410は、利用者が消費している栄養素の量である消費栄養素量を、生活環境情報に対応して容易に算出することができる。
図14は、図7に示す配合目標情報決定部600の構成を示すブロック図である。配合目標情報決定部600は、生理情報処理部602、薬理情報処理部604及び配合目標情報処理部606を有する。
生理情報処理部602は、生理情報格納部108から取得した生理情報、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量、及び摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取目標栄養素量に基づいて、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な栄養素の量である生理栄養素量を算出して配合目標情報処理部606及び摂取許容量決定部1200へ出力する。生理情報処理部602が算出した他の情報は、質問実行部1100、機能性素材量補充部1400及び表示用目標量決定部1600に出力される。
薬理情報処理部604は、薬理情報格納部110から取得した薬理情報、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量、及び存在栄養素量判断部420が入力する存在栄養素量に基づいて、特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な栄養素の量である薬理栄養素量を算出して配合目標情報処理部606及び摂取許容量決定部1200へ出力する。生理情報処理部602が算出した他の情報は、質問実行部1100、機能性素材量補充部1400及び表示用目標量決定部1600に出力される。
配合目標情報処理部606は、生理情報処理部602が入力する生理栄養素量、薬理情報処理部604が入力する薬理栄養素量、摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取目標栄養素量、及び所要栄養素量算出部210が入力する所要栄養素量に基づいて、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報を算出して、栄養素量変更部1300へ出力する。
以上のように、配合目標情報決定部600は、摂取目標栄養素量に対して、特定の栄養素の欠乏を解消することにより改善すべき利用者の症状、及び栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される利用者の症状を加味することにより、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報を算出することができる。
図15は、図14に示す生理情報処理部602の構成を示すブロック図である。生理情報処理部602は、生理質問判断部610、生理身体機能格納部612、生理改善機能格納部614、摂取目標率算出部620、摂取目標率格納部622、生理改善機能変換部630、生理栄養素情報格納部632、生理機能素材情報格納部634、生理改善機能変換量格納部642を有する。
生理身体機能格納部612は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状が表れる身体機能である生理身体機能、及び当該症状の程度を示す係数を、生理質問に対する各回答候補毎に対応付けて格納する。
生理質問判断部610は、生理情報格納部108から取得した生理情報に対応する生理身体機能及びその係数を、生理身体機能格納部612から取得し、これを用いて判断した生理身体機能及びその係数を生理改善機能変換部630及び1400に出力する。生理質問判断部610は、利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部の一部である。
生理改善機能格納部614は、生理質問判断部610が改善すべきと判断した生理身体機能を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
摂取目標率算出部620は、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量に対する、摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取目標栄養素量の割合を示す摂取目標率を算出して、生理改善機能変換部630に出力する。
摂取目標率格納部622は、摂取目標率算出部620が算出した摂取目標率を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
生理栄養素情報格納部632は、生理身体機能毎に、当該生理身体機能に対応する栄養素量である生理栄養素量を格納する。生理機能素材情報格納部634は、生理身体機能毎に、当該生理身体機能に対応する栄養素量である生理機能性素材量を格納する。
生理改善機能変換部630は、生理栄養素量算出部636、生理機能素材量算出部638、及び生理総栄養素量算出部640を含む。生理改善機能変換部630は、生理改善機能変換部630が入力する摂取目標率に基づき、生理栄養素量算出部636、生理機能素材量算出部638、及び生理総栄養素量算出部640を動作させる。
生理栄養素量算出部636は、生理質問判断部610から取得した生理身体機能のうち機能性素材量に変換できない生理身体機能に対応する生理栄養素量を、生理栄養素情報格納部632から取得し、これに当該生理身体機能の係数を乗じて算出した生理栄養素量を配合目標情報処理部606及び摂取許容量決定部1200に出力する。生理栄養素量は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な栄養素の量である。
生理機能素材量算出部638は、生理情報格納部108から取得した生理身体機能のうち機能性素材量に変換可能な生理身体機能に対応する生理機能性素材量を、生理機能素材情報格納部634から取得し、これに当該生理身体機能の係数を用いて算出した生理機能性素材量を機能性素材量補充部1400に出力する。生理機能性素材量は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な機能性素材の量である。
生理総栄養素量算出部640は、生理情報格納部108から取得した全ての生理身体機能に対応する生理栄養素量を生理栄養素情報格納部632から取得し、これに当該生理身体機能の係数を乗じて生理総栄養素量を算出し、表示用目標量決定部1600に出力する。生理総栄養素量は、生理栄養素量算出部636が算出した生理栄養素量と、生理機能素材量算出部638が算出した生理機能性素材量を生理栄養素量に換算した仮生理栄養素量の和である。
生理改善機能変換量格納部642は、生理栄養素量算出部636が算出した生理栄養素量、生理機能素材量算出部638が算出した生理機能性素材量、及び生理総栄養素量算出部640が算出した生理総栄養素量を、それぞれ利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、生理情報処理部602は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な栄養素である生理栄養素量及び生理総栄養素量と、この症状を改善するために必要な機能性素材量である生理機能性素材量を算出することができる。
また生理情報処理部602は、生理身体機能を判断し、この生理身体機能に基づき、生理栄養素量、生理総栄養素量、及び生理機能性素材量を算出する。これにより、生理情報処理部602は、生理栄養素量、生理総栄養素量、及び生理機能性素材量の他、生理身体機能を出力することができる。
また生理情報処理部602は、生理身体機能格納部612を有することにより、生理身体機能を的確に算出することができる。また、生理情報処理部602は、生理栄養素情報格納部632及び生理機能素材情報格納部634を有することにより、生理身体機能に対応する生理栄養素量、生理総栄養素量、及び生理機能性素材量を的確に算出することができる。
図16は、図15に示す生理身体機能格納部612が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。生理身体機能格納部612は、生理質問の各回答候補毎に、生理身体機能の種類及びその係数を格納する。
以上のように、生理身体機能格納部612が、生理質問に対する各回答候補毎に対応付けて生理身体機能の種類及びその係数を格納することにより、生理質問判断部610は、生理身体機能の種類及びその係数を、生理情報に対応して容易に算出することができる。
図17は、図14に示す薬理情報処理部604の構成を示すブロック図である。薬理情報処理部604は、薬理質問判断部660、薬理身体機能格納部662、薬理改善機能格納部664、薬理改善機能変換部670、薬理栄養素情報格納部672、薬理機能性素材情報格納部674、及び薬理改善機能変換量格納部682を有する。
薬理身体機能格納部662は、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状が表れる身体機能である薬理身体機能、及び当該症状の程度を示す係数を、薬理質問に対する各回答候補毎に対応付けて格納する。
薬理質問判断部660は、薬理情報格納部110から取得した薬理情報に対応する薬理身体機能及びその係数を、薬理身体機能格納部662から取得し、これを用いて判断した薬理身体機能及びその係数を薬理改善機能変換部670及び1400に出力する。薬理質問判断部660は、利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部の一部である。
薬理改善機能格納部664は、薬理質問判断部660が改善すべきと判断した薬理身体機能を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
薬理栄養素情報格納部672は、薬理身体機能毎に、当該薬理身体機能に対応する栄養素量である薬理栄養素量を格納する。薬理機能性素材情報格納部674は、薬理情報に関連する機能性素材量である薬理機能性素材量を薬理身体機能に対応付けて格納する。
薬理改善機能変換部670は、薬理栄養素量算出部676、薬理機能性素材量算出部678、及び薬理総栄養素量算出部680を含む。薬理改善機能変換部670は、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量に、所要栄養素量算出部210が入力する所要栄養素量に基づいて定められた量、例えば所要栄養素量の1/3を加算した量に対する、存在栄養素量判断部420が入力する存在栄養素量の割合である機能充足率に基づき、薬理栄養素量算出部676、薬理機能性素材量算出部678、及び薬理総栄養素量算出部680を動作させる。
薬理栄養素量算出部676は、薬理情報格納部110から取得した薬理身体機能のうち機能性素材量に変換できない薬理身体機能に対応する薬理栄養素量を、薬理栄養素情報格納部672から取得し、これに当該薬理身体機能の係数を乗じて算出した薬理栄養素量を配合目標情報処理部606に出力する。薬理栄養素量は、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な栄養素の量である。
薬理機能性素材量算出部678は、薬理情報格納部110から取得した薬理身体機能のうち機能性素材量に変換可能な薬理身体機能に対応する薬理機能性素材量を、薬理機能性素材情報格納部674から取得し、これに当該薬理身体機能の係数を乗じて算出した薬理機能性素材量を機能性素材量補充部1400に出力する。薬理機能性素材量は、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な機能性素材の量である。
薬理総栄養素量算出部680は、薬理情報格納部110から取得した全ての薬理身体機能に対応する薬理栄養素量を薬理栄養素情報格納部672から取得し、これに当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理総栄養素量を算出し、表示用目標量決定部1600に出力する。薬理総栄養素量は、薬理栄養素量算出部676が算出した薬理栄養素量と、薬理機能性素材量算出部678が算出した薬理機能性素材量を薬理栄養素量に換算した仮薬理栄養素量の和である。
薬理改善機能変換量格納部682は、薬理栄養素量算出部676が算出した薬理栄養素量、薬理機能性素材量算出部678が算出した薬理機能性素材量、及び薬理総栄養素量算出部680が算出した薬理総栄養素量を、それぞれ利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、薬理情報処理部604は、特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な栄養素の量である薬理栄養素量及び薬理総栄養素量と、この症状を改善するために必要な機能性素材量である薬理機能性素材量を算出することができる。
薬理情報処理部604は、薬理身体機能を判断し、この薬理身体機能に基づき、薬理栄養素量、薬理総栄養素量、及び薬理機能性素材量を算出する。これにより、薬理情報処理部604は、薬理栄養素量、薬理総栄養素量、及び薬理機能性素材量の他、薬理身体機能を出力することができる。
薬理情報処理部604は、薬理身体機能格納部662を有することにより、薬理身体機能を的確に算出することができる。また、薬理情報処理部604は、薬理栄養素情報格納部672及び薬理機能性素材情報格納部674を有することにより、薬理身体機能に対応する薬理栄養素量、薬理総栄養素量、及び薬理機能性素材量を的確に算出することができる。
図18は、図17に示す薬理身体機能格納部662が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。薬理身体機能格納部662は、薬理質問に対する各回答候補毎に対応付けて、薬理身体機能の種類及びその係数を格納する。
薬理身体機能格納部662は、図16の生理身体機能格納部612が格納する生理身体機能と共通する身体機能を薬理機能として格納する。図16及び図18によると、粘膜、免疫、抗酸化、血流改善、栄養素吸収、及びコラーゲン生成が、共通する身体機能に該当する。
薬理身体機能格納部662が格納する薬理身体機能の係数は、共通する身体機能における、図16の生理身体機能格納部612が格納する生理身体機能の係数よりも大きい。
以上のように、薬理身体機能格納部662が、薬理情報に対応付けて薬理身体機能の種類及びその係数を格納することにより、薬理質問判断部660は、薬理身体機能の種類及びその係数を、薬理情報に対応して容易に算出することができる。
図19は、図15に示す生理栄養素情報格納部632及び図17に示す薬理栄養素情報格納部672が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。生理栄養素情報格納部632及び薬理栄養素情報格納部672は、身体機能及びこれらの係数の範囲毎に栄養素の種類及び量を格納する。
ここで、生理栄養素情報格納部632に格納される身体機能は、生理身体機能に相当し、薬理栄養素情報格納部672に格納される身体機能は、薬理身体機能に相当する。
以上のように、生理栄養素情報格納部632及び薬理栄養素情報格納部672が、生理身体機能又は薬理身体機能に対応付けて栄養素の種類及び量を格納することにより、生理栄養素量算出部636及び薬理栄養素量算出部676は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な栄養素の量である生理栄養素量、及び栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な栄養素の量である薬理栄養素量を容易に算出することができる。生理総栄養素量算出部640及び薬理総栄養素量算出部680も、同様に生理総栄養素量及び薬理総栄養素量を容易に算出することができる。
図20は、図15に示す生理機能素材情報格納部634及び図17に示す薬理機能性素材情報格納部674が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674は、身体機能及びこれらの係数の範囲毎に機能性素材の種類及び量を格納する。
ここで、生理機能素材情報格納部634に格納される身体機能は、生理身体機能に相当し、薬理機能性素材情報格納部674に格納される身体機能は、薬理身体機能に相当する。
以上のように、生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674が、生理身体機能又は薬理身体機能に対応付けて機能性素材の種類及び量を格納することにより、生理機能素材量算出部638及び薬理機能性素材量算出部678は、特定の栄養素の欠乏を解消することにより改善すべき症状を改善するために必要な機能性素材の量である生理機能性素材量、及び栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な機能性素材の量である薬理機能性素材量を容易に算出することができる。
図21は、図14に示す配合目標情報処理部606の構成を示すブロック図である。配合目標情報処理部606は、補足目標情報設定部650、補足目標情報格納部652、配合目標情報決定部690、相互作用レベル判定部700、相互作用レベルマスタ702、配合目標量情報調整部710、及び配合目標情報格納部712を有する。
補足目標情報設定部650は、摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取栄養素目標量と、生理栄養素量を合算してサプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である補足目標情報を判断する。
補足目標情報格納部652は、補足目標情報設定部650が判断した栄養素及びその量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
配合目標情報決定部690は、補足目標情報設定部650が入力する補足目標情報に薬理栄養素量を加算することにより、補足目標情報を修正して配合目標情報を決定する。
相互作用レベルマスタ702は、複数の栄養素間の相互拮抗作用の強さを示す相互作用レベルを、所要栄養素量に対する配合目標情報の比に対応付けて格納する。
相互作用レベル判定部700は、配合目標情報と、所要栄養素量算出部210が入力する所要栄養素量に基づき、所要栄養素量に対する配合目標情報の比を算出する。相互作用レベル判定部700は、この算出結果に対応する相互作用レベルを、相互作用レベルマスタ702から取得し、これを用いて相互作用レベルを判定して配合目標量情報調整部710に出力する。
配合目標量情報調整部710は、相互作用レベル及び摂取許容量格納部1200が入力する基準値に基づき、配合目標情報決定部690が入力する配合目標情報における複数の栄養素間の相互拮抗作用を調整することにより、配合目標情報を変更して、栄養素量変更部1300に出力する。
配合目標情報格納部712は、配合目標量情報調整部710が出力する配合目標情報を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、配合目標情報処理部606は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状を改善するために必要な栄養素の量である生理栄養素量と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な栄養素の量である薬理栄養素量に基づき、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報を決定することができる。
配合目標情報処理部606は、複数の栄養素間の相互拮抗作用の強さを示す相互作用レベルに基づき、配合目標情報における複数の栄養素間の相互拮抗作用を調整することにより、配合目標情報を変更する。これにより、配合目標情報処理部606は、複数の栄養素間の相互拮抗作用が調整された配合目標情報を出力することができる。
配合目標情報処理部606は、相互作用レベルマスタ702を有することにより、配合目標情報に対応する相互作用レベルを的確に算出することができる。
図22は、図21に示す相互作用レベルマスタ702が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。相互作用レベルマスタ702は、栄養素の標準的な必要量を定める所要栄養素量に対するサプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報の比率としての判定基準値に対応付けて相互作用レベルを格納する。
以上のように、相互作用レベルマスタ702が、判定基準値に対応付けて相互作用レベルを格納することにより、相互作用レベル判定部700は、複数の栄養素間の相互拮抗作用の強さを示す相互作用レベルを、配合目標情報と所要栄養素量に対応して容易に算出することができる。
図23は、図2に示す摂取許容量決定部1200の構成を示すブロック図である。摂取許容量決定部1200は、摂取許容量算出部1220、及び摂取許容量格納部1222を有する。
摂取許容量格納部1222は、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を、利用者の体格等の基礎情報、利用者が摂取する目標となる栄養素の量である摂取目標栄養素量、及び機能性素材を用いない場合に特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を改善するために必要な栄養素の量である生理総栄養素量に対応付けて格納する。
摂取許容量算出部1220は、基礎情報格納部102が入力する基礎情報、摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取目標栄養素量、及び生理総栄養素量算出部640が入力する生理総栄養素量に対応する基準値を、摂取許容量算出部1222から取得して相互作用レベル判定部700及び栄養素量変更部1300に出力する。
以上のように、摂取許容量決定部1200は、基礎情報、摂取目標栄養素量、生理総栄養素量に基づき、基準値を決定することができる。
また、摂取許容量決定部1200は、摂取許容量格納部1222を有することにより、基準情報、摂取目標栄養素量、及び生理総栄養素量に対応する基準値を的確に決定することができる。
図24は、図23に示す摂取許容量格納部1222が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。摂取許容量格納部1222は、摂取栄養素目標量、生理総栄養素量、及び基礎情報に対応付けて栄養素の摂取上限量に対応して定められる基準値を格納する。図の例では、摂取許容量格納部1222は、摂取栄養素目標量、生理総栄養素量の範囲、基礎情報に含まれる病気(疾患)の有無、性別、年齢、及び体重に対応付けて基準値を格納する。
以上のように、摂取許容量格納部1222が、摂取栄養素目標量、生理総栄養素量、及び基礎情報に対応付けて栄養素の摂取上限量に基づいて定められる基準値を格納することにより、摂取許容量算出部1220は、基準値を摂取栄養素目標量、生理総栄養素量、及び基礎情報に対応して容易に算出することができる。
図25は、図2に示す栄養素量変更部1300の構成を示すブロック図である。栄養素量変更部1300は、栄養素含有量算出部1310、栄養素含有量格納部1314、及び削減栄養素量格納部1316を有する。栄養素含有量算出部1310は削減栄養素量算出部1312を含む。
栄養素含有量算出部1310は、配合目標量情報調整部710が入力される配合目標情報が示す栄養素の量が、摂取許容量算出部1220が入力される基準値を超える場合に、栄養素の量を削減して基準値と同じ量に変更して、サプリメント配合部1500に出力する。削減栄養素量算出部1312は、栄養素含有量算出部1310が削減した栄養素の量である削減栄養素量を機能性素材量補充部1400に出力する。
栄養素含有量格納部1314は、栄養素含有量算出部1310が変更した栄養素を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
削減栄養素量格納部1316は、削減栄養素量算出部1312が出力する削減栄養素量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、栄養素量変更部1300は、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報を、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値に基づき変更することができる。また、栄養素量変更部1300は、配合目標情報から削減した栄養素の量である削減栄養素量を出力することができる。
図26は、図2に示す機能性素材量補充部1400の構成を示すブロック図である。機能性素材量補充部1400は、機能性素材量変換部1410、機能性素材情報格納部1412、機能性素材変換量格納部1414、機能性素材含有量算出部1420、機能性素材含有量格納部1422、機能性素材上限量決定部1430、及び機能性素材上限量格納部1432を有する。
機能性素材情報格納部1412は、身体機能に対応付けて栄養素の種類及び量を格納する。
機能性素材量変換部1410は、生理質問判断部610が入力する生理身体機能と、薬理質問判断部660が入力する薬理身体機能の各々の係数に基づいて、削減栄養素量算出部1312が入力する削減栄養素量を身体機能ごとに按分する。機能性素材量変換部1410は、削減栄養素量算出部1312が按分した身体機能及び栄養素に対応する身体機能の1係数当たりの栄養素量を、機能性素材情報格納部1412から読み出す。機能性素材量変換部1410は、身体機能毎に按分した削減栄養素量を、身体機能の1係数当たりの栄養素量により除算することにより、身体機能の係数を算出する。機能性素材量変換部1410は、生理質問判断部610及び薬理質問判断部660が入力する身体機能に対応する身体機能の1係数当たりの機能性素材量を、生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674から読み出す。機能性素材量変換部1410は、読み出した身体機能の1係数当たりの機能性素材量と、算出した身体機能の係数に基づいて機能性素材量を算出し、機能性素材含有量算出部1420に出力する。
機能性素材変換量格納部1414は、機能性素材量変換部1410が算出した機能性素材量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
機能性素材上限量決定部1430は、基礎情報格納部102が入力する基礎情報に基づき、機能性素材上限量を決定し、機能性素材含有量変更部1440に出力する。機能性素材上限量格納部1432は、機能性素材上限量決定部1430が決定した機能性素材上限量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
機能性素材含有量算出部1420は、機能性素材量変換部1410が算出した機能性素材量と、生理機能素材量算出部638が入力する生理機能性素材量と、薬理機能性素材量算出部678が入力する薬理機能性素材量を合算してサプリメントに含まれるべきと判断される機能性素材及びその量である機能性素材含有量を算出する。機能性素材含有量算出部1420は、算出した機能性素材含有量が機能性素材上限量を超える場合、機能性素材含有量を機能性素材上限量と同じ量に調整し、サプリメント配合部1500へ出力する。
機能性素材含有量格納部1422は、機能性素材含有量算出部1420が算出した機能性素材含有量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、機能性素材量補充部1400は、配合目標情報から削減した栄養素の量である削減栄養素量と、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を改善するために必要な機能性素材量である生理機能性素材量と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために必要な機能性素材の量である薬理機能性素材量に基づき、サプリメントに含まれるべきと判断される機能性素材及びその量である機能性素材含有量を算出することができる。
機能性素材量補充部1400は、特定の栄養素の欠乏に起因した症状が表れる身体機能である生理身体機能と、特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状が表れる身体機能である薬理身体機能に基づき、削減栄養素量を機能性素材量に変換することができる。
機能性素材量補充部1400は、機能性素材上限量決定部1430を有することにより、機能性素材含有量が機能性素材上限量を超える場合、機能性素材含有量を機能性素材上限量と同じ量に調整することができる。
機能性素材量補充部1400は、機能性素材情報格納部1412を有し、生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674に照会することにより、削減栄養素量に対応する機能性素材量を的確に算出することができる。
図27は、図26に示す機能性素材情報格納部1412が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。機能性素材情報格納部1412は、生理身体機能及び薬理身体機能を含む身体機能に対応付けて栄養素の種類及び量を格納する。
以上のように、機能性素材情報格納部1412が、身体機能に対応付けて栄養素の種類及び量を格納することにより、機能性素材量変換部1410は、身体機能を栄養素の種類及び量に対応して容易に算出することができる。
図28は、図2に示すサプリメント配合部1500の構成を示すブロック図である。サプリメント配合部1500は、最終含有量算出部1510、最終含有量格納部1512、サプリメント量算出部1520、サプリメントマスタ1522、サプリメント量格納部1524、商品代金算出部1530、及び商品代金格納部1532を有する。
最終含有量算出部1510は、栄養素含有量算出部1310が入力する栄養素含有量と、機能性素材含有量変更部1440が入力する機能性素材含有量を合算してサプリメントに含まれるべきと判断される栄養素、機能性素材及びそれらの量である最終含有情報を算出し、サプリメント量算出部1520に出力する。
最終含有量格納部1512は、最終含有量算出部1510が算出した最終含有情報を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
サプリメントマスタ1522は、原料サプリメント毎に、原料サプリメントに含まれる栄養素又は機能性素材、及びサプリメント単位量に含まれる栄養素又は機能性素材の量を格納する。原料サプリメントは、サプリメントの原料であって、複数の異なる成分の原料サプリメントを配合することにより、所望の成分のサプリメントが得られる。サプリメントマスタ1522は、原料サプリメント毎に単一の栄養素又は機能性材料を格納してもよく、原料サプリメント毎に、予め配合されている複数種の栄養素又は機能性材料を格納してもよい。またサプリメントマスタ1522は、原料サプリメント毎に、原料サプリメント単位量当たりの代金を格納する。
サプリメント量算出部1520は、最終含有量算出部1510が算出した最終含有情報が示す栄養素又は機能性素材に対応する原料サプリメントを、サプリメントマスタ1522から取得し、これを用いて最終含有量を満たすような原料サプリメントの配合量を算出し、商品代金算出部1530へ出力する。
サプリメント量格納部1524は、サプリメント量算出部1520が算出した原料サプリメントの配合量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
商品代金算出部1530は、サプリメント量算出部1520が入力する原料サプリメントの配合量に含まれる原料サプリメント単位量当たりの代金を、サプリメントマスタ1522から取得し、これを用いてサプリメントの商品代金を算出し、ネットワーク20へ出力する。
商品代金格納部1532は、商品代金算出部1530が算出した商品代金を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、サプリメント配合部1500は、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である配合目標情報と、サプリメントに含まれるべきと判断される機能性素材及びその量である機能性素材含有量に基づき、サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素、機能性素材及びそれらの量である最終含有量を算出することができる。
サプリメント配合部1500は、最終含有量に基づき、最終含有量を満たすような原料サプリメントの配合量を算出し、これに基づき、サプリメントの商品代金を算出することができる。
サプリメント配合部1500は、サプリメント量格納部1524を有することにより、最終含有量に対応する原料サプリメントの配合量、及び原料サプリメントの配合量に対応する商品代金を的確に算出することができる。
図29は、図2に示す表示用目標量決定部1600の構成を示すブロック図である。表示用目標量決定部1600は、表示用目標量算出部1610及び表示用目標量格納部1612を有する。
表示用目標量算出部1610は、摂取目標栄養素量算出部430が入力する摂取栄養素目標量と、生理総栄養素量算出部640が入力する生理総栄養素量と、薬理総栄養素量算出部680が入力する薬理総栄養素量を合算して表示用目標量を算出して、ネットワーク20へ出力する。
表示用目標量格納部1612は、表示用目標量算出部1610が算出した表示用目標量を、利用者ID毎及び質問回数毎に格納する。
以上のように、表示用目標量決定部1600は、利用者が摂取する目標となる栄養素の量である摂取目標栄養素量と、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を改善するために、機能性素材を用いない場合に必要となる栄養素の量である生理総栄養素量と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善するために、機能性素材を用いない場合に必要となる栄養素の量である薬理総栄養素量に基づき、サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を、利用者が補充すべき栄養素の指標として、利用者に通知することができる。
図30は、図2に示す配合決定装置10の動作例を示すフローチャートである。質問実行部1100は、ネットワーク20を介して取得した利用者のユーザIDに対応付けられた複数の質問及び複数の回答候補をネットワーク20へ出力する(S100)。ここで、利用者が本実施形態による配合システムを以前に利用している場合には、質問実行部1100は、利用者が前回本実施形態による配合システムを利用した時に改善すべきと判断された身体機能を、生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674から読み出し、当該身体機能及び利用者のユーザIDに対応する質問IDを、質問格納部1110から読み出してネットワーク20へ出力する。
次に質問実行部1100は、ステップS100で出力した目的質問に対する回答を、目的情報格納部1120を介して利用者から取得し、この回答に対応する薬理質問及び複数の回答候補を、質問格納部1110から読み出してネットワーク20へ出力する(S150)。
配合決定部100は、質問実行部1100が出力した質問に対する利用者による回答を、利用者情報としてネットワーク20を介して取得し、配合目標情報を決定する(S200)。
摂取許容量決定部1200は、利用者情報に含まれる性別、年齢及び体重と、摂取目標栄養素量と、生理総栄養素量に対応する基準値を摂取許容量格納部1222から選択して出力する(S300)。
栄養素量変更部1300は、配合決定部100が出力する配合目標情報が示す栄養素の量が、摂取許容量決定部1200が出力する当該栄養素の基準値を超える場合に、栄養素の量を削減して基準値と同じ量に変更する(S350)。
機能性素材量補充部1400は、栄養素量変更部1300による変更量に基づいて、サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する(S400)。
サプリメント配合部1500は、栄養素量変更部1300が出力する変更後の栄養素及びその量と、機能性素材量補充部1400が出力する機能性素材及びその量を合算してサプリメントの配合量を決定する(S500)。そして、サプリメント配合部1500は、サプリメントの配合量に対応して商品代金を算出し、ネットワーク20へ出力する(S550)。
また表示用目標量決定部1600は、摂取栄養素目標量と生理総栄養素量と薬理総栄養素量を合算することにより、配合目標情報とは別に、機能性素材を用いずかつ基準値を考慮しない場合にサプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を、利用者が補充すべき栄養素の指標として、要求栄養素量決定部200を介して利用者に通知する。(S600)。
以上のように、配合決定装置10は、サプリメントに含まれるべき栄養素の量が当該栄養素の基準値を超える場合に、栄養素の量を基準値に基づいて変更し、その変更量に基づいて、サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する。したがって、配合決定装置10は、栄養素の量が基準値を超えることがなく、かつ栄養素の量が基準値を超える場合と同等の効能を有するサプリメントを配合することができる。
また配合決定装置10は、機能性素材を用いずかつ基準値を考慮しない場合にサプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を、利用者が補充すべき栄養素の指標として、利用者に通知することができる。
さらに配合決定装置10は、複数の質問及び当該質問に対する複数の回答候補を利用者に対して出力し、利用者による回答に基づき、サプリメントに含まれるべき栄養素の量を決定することができる。
図31は、図30のS200の詳細を示すフローチャートである。
まず要求栄養素量決定部200は、基礎情報に対応する所要栄養素量及び運動必要栄養素量、ならびに摂取食事情報に対応する食事補完栄養素量を合算して、要求栄養素量を決定する(S205)。
摂取目標栄養素量決定部400は、摂取食事情報に対応する食事栄養素量から、生活環境情報に対応する消費栄養素量を減算して存在栄養素量を算出し、要求栄養素量と存在栄養素量を合算することにより、摂取目標栄養素量を決定する(S210)。
また生理質問判断部610は、生理情報に対応して生理身体機能及びその係数を判断し(S215)、これを用いて生理改善機能変換部630は、生理栄養素量、生理総栄養素量及び生理機能性素材量を算出する(S220)。同様に、薬理質問判断部660は、薬理情報に対応して薬理身体機能及びその係数を判断し(S215)、これを用いて薬理改善機能変換部670は、薬理栄養素量、薬理総栄養素量及び薬理機能性素材量を算出する(S220)。
補足目標情報設定部650は、摂取栄養素目標量と生理栄養素量を合算することにより補足目標情報を決定する。配合目標情報決定部690は、補足目標情報に薬理栄養素量を加算することにより、補足目標情報を修正して配合目標情報を決定する(S250)。
相互作用レベル判定部700は、配合目標情報と所要栄養素量に対応して、相互作用レベルを判定する(S255)。
そして配合目標量情報調整部710は、相互作用レベルに基づき、配合目標情報における複数の栄養素間の相互拮抗作用を調整することにより、配合目標情報を調整する(S260)。
以上のように、配合決定部100は、栄養素の標準的な必要量に対して、利用者の運動習慣に応じて補足すべき栄養素、及び利用者が食事から取得している栄養素のバランスを取るために補完すべき栄養素を加え、利用者の身体に存在している栄養素を減じることにより、利用者が摂取すべき栄養素の量である摂取目標栄養素量を的確に決定することができる。
さらに配合決定部100は、この摂取目標栄養素量に対して、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状、及び栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善する栄養素を加えることにより、サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を的確に決定することができる。
加えて配合決定部100は、配合目標情報における複数の栄養素間の相互拮抗作用を調整することにより、配合目標情報における複数の栄養素のバランスを取ることができる。
図32は、図31のS220の詳細を示すフローチャートである。本フローチャートは、生理改善機能変換部630が処理を行う場合を説明する。薬理改善機能変換部670が行う処理は、生理改善機能変換部630が行う処理と異なる部分のみ、補足的に説明する。
生理改善機能変換部630の生理総栄養素量算出部640は、生理情報格納部108から取得した全ての生理身体機能及びその係数に基づいて、当該身体機能を改善するために必要な総栄養素量を算出する(S222)。
生理改善機能変換部630に含まれる生理機能素材量算出部638は、生理情報格納部108から取得した全ての生理身体機能のうち、機能性素材量を変換可能な生理身体機能を1つ選択する(S224)。
生理機能素材量算出部638は、ステップS224で選定した身体機能に対応する全ての栄養素について、摂取目標率算出部620から摂取目標率を取得する(S226)。
生理機能素材量算出部638は、ステップS224で選定した身体機能に対応する全ての栄養素について、摂取目標率が90%以上か否か判断する(S228)。
ステップS228において摂取目標率が90%以上の場合、生理機能素材量算出部638は、当該身体機能及びその係数に対応して、当該身体機能を改善するために必要な機能性素材量を算出する(S230)。
ステップS230に続いて、又はステップS228において摂取目標率が90%未満の場合、生理機能素材量算出部638は、生理機能素材量算出部638は、生理情報格納部108から取得した全ての生理身体機能のうち、機能性素材量に変換可能な生理身体機能を全て選択したか判断する(S232)。全て選択していない場合には、生理機能素材量算出部638は、ステップS224に戻って処理を継続する。
ステップS232において、機能性素材量に変換可能な生理身体機能が全て選択された場合には、生理機能素材量算出部638は、生理身体機能毎に算出した機能性素材量を合算する(S234)。
次に、生理改善機能変換部630の生理栄養素量算出部636は、生理機能素材量算出部638が機能性素材量を算出した身体機能及びその係数に基づいて、生理機能素材量算出部638が算出した機能性素材量を各身体機能毎に仮栄養素量に換算する。そして生理栄養素量算出部636は、この換算された仮栄養素量を合算する(S236)。
生理栄養素量算出部636は、ステップS222において算出された総栄養素量から、ステップS236において算出された仮栄養素量の合算値を減算して、栄養素量を算出する(S238)。
ステップS228において、生理機能素材量算出部638は、摂取目標率の基準値を定めているが、この基準値は、要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値に相当する。
なお、薬理改善機能変換部670も、ステップS226とステップS228を除いて、生理改善機能変換部630と同一の処理を行う。薬理改善機能変換部670の薬理機能性素材量算出部678は、ステップS226において、要求栄養素量算出部250が入力する要求栄養素量と、存在栄養素量判断部420が入力する摂取目標栄養素量に基づき、当該身体機能に対応する全ての栄養素について、機能充足率を算出する。機能充足率は、(存在栄養素量/(要求栄養素量+所要栄養素量の1/3))である。続いて薬理機能性素材量算出部678は、ステップS228において、機能充足率と100%を対比する。
ステップS228において、薬理機能性素材量算出部678は、機能充足率の基準値を定めているが、この基準値は、要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値に相当する。
以上のように、生理改善機能変換部630及び薬理改善機能変換部670は、利用者が改善すべき身体機能を改善するために必要な栄養素量に加えて、利用者が改善すべき身体機能を改善するために必要な機能性素材量を算出することができる。
図33は、図30における機能性素材量補充部1400の動作例であるS400の詳細を示すフローチャートである。
機能性素材量変換部1410は、削減栄養素量算出部1312から削減栄養素量を取得する(S405)。
機能性素材量変換部1410は、取得した削減栄養素量に対応する生理身体機能、薬理身体機能、及びこれらの係数を、削減栄養素毎に生理質問判断部610及び薬理質問判断部660から取得し(S410)、取得した生理身体機能及び薬理身体機能の係数相互の比率を、削減栄養素量に対応する栄養素である削減栄養素毎に算出する(S415)。
機能性素材量変換部1410は、算出した相互の比率に基づいて、削減栄養素量を生理身体機能及び薬理身体機能に按分し(S420)、按分された各削減栄養素量に基づいて、各身体機能毎の係数を新たに算出する(S425)。
そして機能性素材量変換部1410は、各身体機能に対応する機能性素材量に、ステップS425で算出した係数を乗じることにより、身体機能毎に機能性素材量を算出する。(S430)。
そして機能性素材量変換部1410は、削減栄養素毎、及び身体機能毎に算出された全ての機能性素材量を合算する(S435)。
機能性素材含有量算出部1420は、機能性素材量変換部1410が入力する機能性素材量と、生理機能素材量算出部638が入力する生理機能性素材量と、薬理機能性素材量算出部678が入力する薬理機能性素材量を合算して機能性素材含有量を算出する。機能性素材含有量算出部1420は、算出した機能性素材含有量が、機能性素材上限量決定部1430が入力する機能性素材上限量を超えている場合には、機能性素材含有量を機能性素材上限量と同じ量に修正する(S440)。
以上のように、機能性素材量補充部1400は、配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の基準値を超える場合に、その超えた分の栄養素量を機能性素材量に変換することができる。
さらに機能性素材量補充部1400は、このように栄養素から変換された機能性素材に加えて、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状、及び栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を改善する機能性素材を加えることにより、サプリメントに含まれるべきと判断される機能性素材及びその量である機能性素材含有量を算出することができる。
加えて機能性素材量補充部1400は、機能性素材含有量が機能性素材上限量を超える場合、機能性素材含有量を機能性素材上限量と同じ量に調整することができる。
以上の本実施形態において、配合決定部100は、存在栄養素量が、要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、配合目標情報を決定する。第2の基準値は、例えば、要求栄養素量に所要栄養素量の1/3を加算した量に対する、存在栄養素量の割合である機能充足率の基準値である。また、存在栄養素量は、環境情報に基づき算出される量である。
なお、配合決定部100は以下のように変形してもよい。すなわち、所要栄養素量に対する食事栄養素量の比である充足率が、予め定められた第3の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、配合目標情報を決定してもよい。これにより、配合決定部100は、環境情報に基づく存在栄養素量を用いることなく、栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることができる。
以上説明したように本実施形態による配合決定システムは、サプリメントに含まれるべき栄養素の量が当該栄養素の基準値を超える場合に、栄養素の量を基準値に基づいて変更し、その変更量に基づいて、サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する。したがって、配合決定システムは、栄養素の量が基準値を超えることがなく、かつ栄養素の量が基準値を超える場合と同等の利用者が望む効能を有するサプリメントを利用者に提供することができる。
以上発明の実施の形態を説明したが、本出願に係る発明の技術的範囲は上記の実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態に種々の変更を加えて、請求の範囲に記載の発明を実施することができる。そのような発明が本出願に係る発明の技術的範囲に属することもまた、請求の範囲の記載から明らかである。
以上に示した実施形態によれば、以下の各項目に示す配合決定装置、配合決定方法及びプログラムを実現することができる。
(項目1)利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定装置であって、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する摂取許容量格納部と、利用者情報に基づいて、前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する配合決定部と、前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の前記基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する栄養素量変更部と、前記栄養素量変更部による変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能性素材量補充部とを備えることを特徴とする配合決定装置。
(項目2)前記配合決定部は、前記利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量を、前記利用者情報に基づいて決定する要求栄養素量決定部と、前記利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量を、前記利用者情報に基づいて判断する存在栄養素量判断部とを有し、前記配合決定部は、前記存在栄養素量が、前記要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、前記配合目標情報を決定することを特徴とする項目1に記載の配合決定装置。
(項目3)前記配合目標情報とは別に、前記機能性素材を用いずかつ前記基準値を考慮しない場合に前記サプリメントに含まれるべき前記栄養素及びその量を算出し、前記利用者に指標として通知する表示用目標量決定部を更に備えることを特徴とする項目2に記載の配合決定装置。
(項目4)前記利用者が摂取している食事内容を示す摂取食事情報に基づいて、前記利用者が食事から取得している栄養素及びその量を判断する食事栄養素量判断部と、前記利用者の生活環境を示す生活環境情報に基づいて、前記利用者が消費している栄養素及びその量を判断する消費栄養素量判断部とを更に備え、前記存在栄養素量判断部は、前記食事栄養素量判断部の判断結果、及び前記消費栄養素量判断部の判断結果に基づいて前記身体に存在している栄養素及びその量を判断することを特徴とする項目2に記載の配合決定装置。
(項目5)前記複数の栄養素のそれぞれが人間の身体機能に与える影響を格納する栄養素情報格納部と、前記複数の機能性素材のそれぞれが人間の複数の身体機能に与える影響を対応づけて格納する機能性素材情報格納部とをさらに備え、前記配合決定部は、前記利用者情報に基づいて、前記利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部を有し、前記改善機能判断部の判断結果及び前記栄養素情報格納部が格納する情報に基づいて前記配合目標情報を決定し、前記機能性素材量補充部は、更に、前記基準値を超えた栄養素が前記サプリメントに含まれるべきと判断される基となった前記身体機能、及び前記機能性素材情報格納部が格納する情報に基づいて、前記機能性素材の種類を決定することを特徴とする項目1に記載の配合決定装置。
(項目6)前記利用者が知覚可能な当該利用者の症状を問う複数の質問を、それぞれ複数の回答候補に対応づけて格納する質問格納部と、前記複数の回答候補のそれぞれと前記身体機能を対応づけて格納する身体機能格納部と、前記質問及び前記複数の回答候補を、前記回答候補を選択させるために前記利用者に提供する質問実行部とを更に備え、前記改善機能判断部は、選択された前記回答候補を前記利用者情報として取得し、当該回答候補を、前記身体機能格納部に基づいて前記身体機能に変換することで、前記利用者が改善すべき身体機能を判断することを特徴とする項目5に記載の配合決定装置。
(項目7)前記身体機能格納部は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う生理質問と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う薬理質問を、前記質問として格納すると共に、さらに、サプリメントを摂取する目的を問う目的質問を、複数の回答候補に対応づけて格納し、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対する前記複数の回答候補を、共通する複数の前記身体機能に対応づけて格納し、前記改善機能判断部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対して選択された前記回答候補を、前記共通する複数の身体機能に変換することを特徴とする項目6に記載の配合決定装置。
(項目8)前記改善機能判断部は、前記生理質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する生理質問判断部と、前記薬理質問及び前記目的質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する薬理目的質問判断部とを含み、前記配合決定部は、さらに、前記生理質問判断部の判断結果に基づいて前記サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である、補足目標情報を判断する補足目標情報設定部と、前記補足目標情報設定部の判断結果を格納する補足目標情報格納部と、前記薬理目的質問判断部の判断結果に基づいて前記補足目標情報を修正することで、前記配合目標情報を決定する配合目標情報決定部を含むことを特徴とする項目7に記載の配合決定装置。
(項目9)利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定方法であって、コンピュータが、利用者情報に基づいて、前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定し、前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の許容上限摂取量に対応して定められる基準値を超える場合に、前記コンピュータが、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更し、前記コンピュータが、前記栄養素量の変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定することを特徴とする配合決定方法。
(項目10)利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定するプログラムであって、コンピュータに、利用者情報に基づいて、前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する機能と、前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する機能と、前記栄養素量の変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能と、を実現させることを特徴とするプログラム。
本発明の実施形態にかかる配合決定装置10を含む配合決定システムを示す図である。 同配合決定装置10の構成を示すブロック図である。 同質問格納部1110が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同質問格納部1110が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同質問格納部1110が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同質問格納部1110が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同配合決定部100の構成を示すブロック図である。 同要求栄養素量決定部200の構成を示すブロック図である。 同所要栄養素量マスタ212が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同運動必要栄養素量マスタ222が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同食事栄養素量マスタ232が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同摂取目標栄養素量決定部400の構成を示すブロック図である。 同消費栄養素量マスタ412が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同配合目標情報決定部600の構成を示すブロック図である。 同生理情報処理部602の構成を示すブロック図である。 同生理身体機能格納部612が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同薬理情報処理部604の構成を示すブロック図である。 同薬理身体機能格納部662が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同生理栄養素情報格納部632及び薬理栄養素情報格納部672が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同生理機能素材情報格納部634及び薬理機能性素材情報格納部674が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同配合目標情報処理部606の構成を示すブロック図である。 同相互作用レベルマスタ702が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同摂取許容量決定部1200の構成を示すブロック図である。 同摂取許容量格納部1222が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同栄養素量変更部1300の構成を示すブロック図である。 同機能性素材量補充部1400の構成を示すブロック図である。 同機能性素材情報格納部1412が格納する情報の構成をテーブル形式で示す図である。 同サプリメント配合部1500の構成を示すブロック図である。 同表示用目標量決定部1600の構成を示すブロック図である。 同配合決定装置10の動作例を示すフローチャートである。 図30におけるS200の詳細の一例を示すフローチャートである。 図31におけるS220の詳細の一例を示すフローチャートである。 図30におけるS400の詳細の一例を示すフローチャートである。

Claims (39)

  1. 利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定装置であって、
    複数の質問のそれぞれを、質問に対する複数の回答候補に対応付けて格納する質問格納部と、
    前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を利用者に対して出力し、前記複数の回答候補から前記利用者の回答を選択させて利用者情報として取得する質問実行部と、
    前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する配合決定部と、
    を備え、
    前記配合決定部は、
    前記複数の質問に含まれる食事スタイルの各回答候補となる、内食および外食を含む選択、和食および洋食を含む選択、並びに、朝食、昼食、および夜食を含む選択の各組み合わせに対応付けて、利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を格納する食事栄養素量テーブルと、
    食事スタイルについての利用者の回答を示す摂取食事情報に対応する、前記利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を判断する食事栄養素量判断部と、
    前記利用者の生活環境を示す生活環境情報に基づいて、前記利用者が消費している栄養素及びその量を判断する消費栄養素量判断部と、
    前記食事栄養素量判断部の判断結果、及び前記消費栄養素量判断部の判断結果に基づいて前記利用者の身体に存在している栄養素及びその量を判断する存在栄養素量判断部と、
    を有し、
    前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量を、前記利用者情報に基づいて決定して、前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量と、前記利用者の身体に存在している栄養素の種類及びその量に基づいて、前記配合目標情報を決定する
    ことを特徴とする配合決定装置。
  2. 当該配合決定装置は、利用者が当該配合決定装置にアクセスするために用いられる端末とネットワークを介して通信するものであり、
    前記質問実行部は、前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を前記端末により利用者に対して出力させ、前記利用者の回答を前記端末から取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配合決定装置。
  3. 栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する摂取許容量格納部と、
    前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の前記基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する栄養素量変更部と、
    前記栄養素量変更部による変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能性素材量補充部と、
    を備える請求項1または2に記載の配合決定装置。
  4. 前記配合目標情報とは別に、前記機能性素材を用いずかつ前記基準値を考慮しない場合に前記サプリメントに含まれるべき前記栄養素及びその量を算出し、前記利用者に指標として通知する表示用目標量決定部を更に備えることを特徴とする請求項に記載の配合決定装置。
  5. 前記配合決定部は、前記利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量が、前記利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、前記配合目標情報を決定することを特徴とする請求項またはに記載の配合決定装置。
  6. 前記配合決定部は、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な栄養素の種類及びその量を格納する栄養素情報格納部と、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な機能性素材の種類及びその量を格納する機能性素材情報格納部と、
    前記利用者情報に基づいて、前記利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部を有し、
    前記改善機能判断部の判断結果及び前記栄養素情報格納部が格納する情報に基づいて前記配合目標情報を決定し、
    前記機能性素材量補充部は、更に、前記基準値を超えた栄養素が前記サプリメントに含まれるべきと判断される基となった前記身体機能、及び前記機能性素材情報格納部が格納する情報に基づいて、前記機能性素材の種類を決定することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の配合決定装置。
  7. 前記質問格納部は、前記利用者が知覚可能な当該利用者の症状を問う複数の質問を、それぞれ複数の回答候補に対応づけて格納し、
    前記配合決定部は、前記複数の回答候補のそれぞれと前記身体機能を対応づけて格納する身体機能格納部を更に有し、
    前記改善機能判断部は、選択された前記回答候補を前記利用者情報として取得し、当該回答候補を、前記身体機能格納部に基づいて前記身体機能に変換することで、前記利用者が改善すべき身体機能を判断することを特徴とする請求項に記載の配合決定装置。
  8. 前記質問格納部は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う生理質問と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う薬理質問を、前記質問として格納すると共に、さらに、サプリメントを摂取する目的を問う目的質問を、複数の回答候補に対応づけて格納し、
    前記身体機能格納部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対する前記複数の回答候補を、共通する複数の前記身体機能に対応づけて格納し、
    前記改善機能判断部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対して選択された前記回答候補を、前記共通する複数の身体機能に変換することを特徴とする請求項に記載の配合決定装置。
  9. 前記身体機能格納部は、前記生理質問に対する各回答候補に対応付けて、生理身体機能の種類及びその係数を格納する生理身体機能格納部を含み、
    前記配合決定部は、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記生理身体機能に対応する生理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該生理栄養素量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理栄養素量を算出する生理栄養素量算出部を有し、
    前記配合決定部は、前記生理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項に記載の配合決定装置。
  10. 前記配合決定部は、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記生理身体機能に対応する生理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該生理機能性素材量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理機能性素材量を算出する生理機能性素材量算出部を有し、
    前記機能性素材量補充部は、前記生理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項に記載の配合決定装置。
  11. 前記身体機能格納部は、前記薬理質問に対する各回答候補に対応付けて、薬理身体機能の種類及びその係数を格納する薬理身体機能格納部を含み、
    前記配合決定部は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記薬理身体機能に対応する薬理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該薬理栄養素量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理栄養素量を算出する薬理栄養素量算出部を有し、
    前記配合決定部は、前記薬理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項から10のいずれかに記載の配合決定装置。
  12. 前記配合決定部は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記薬理身体機能に対応する薬理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該薬理機能性素材量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理機能性素材量を算出する薬理機能性素材量算出部を有し、
    前記機能性素材量補充部は、前記薬理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項11に記載の配合決定装置。
  13. 前記改善機能判断部は、
    前記生理質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する生理質問判断部と、
    前記薬理質問及び前記目的質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する薬理目的質問判断部と
    を含み、
    前記配合決定部は、
    さらに、前記生理質問判断部の判断結果に基づいて前記サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である、補足目標情報を判断する補足目標情報設定部と、
    前記補足目標情報設定部の判断結果を格納する補足目標情報格納部と、
    前記薬理目的質問判断部の判断結果に基づいて前記補足目標情報を修正することで、前記配合目標情報を決定する配合目標情報決定部を含むことを特徴とする請求項から12のいずれかに記載の配合決定装置。
  14. 利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定方法であって、
    コンピュータにより、複数の質問のそれぞれを、質問に対する複数の回答候補に対応付けて格納する質問格納部から前記質問及び前記複数の回答候補を読み出して利用者に対して出力し、前記複数の回答候補から前記利用者の回答を選択させて利用者情報として取得する質問実行段階と、
    前記コンピュータにより、前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する配合決定段階と、
    を備え、
    前記配合決定段階は、
    前記コンピュータにより、前記複数の質問に含まれる食事スタイルの各回答候補となる、内食および外食を含む選択、和食および洋食を含む選択、並びに、朝食、昼食、および夜食を含む選択の各組み合わせに対応付けて、利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を格納する食事栄養素量テーブルを読み出して、食事スタイルについての利用者の回答を示す摂取食事情報に対応する、前記利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を判断する食事栄養素量判断段階と、
    前記コンピュータにより、前記利用者の生活環境を示す生活環境情報に基づいて、前記利用者が消費している栄養素及びその量を判断する消費栄養素量判断段階と、
    前記コンピュータにより、前記食事栄養素量判断段階の判断結果、及び前記消費栄養素量判断段階の判断結果に基づいて前記利用者の身体に存在している栄養素及びその量を判断する存在栄養素量判断段階と、
    を有し、
    前記コンピュータにより、前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量を、前記利用者情報に基づいて決定して、前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量と、前記利用者の身体に存在している栄養素の種類及びその量に基づいて、前記配合目標情報を決定する
    配合決定方法。
  15. 前記質問実行段階は、前記コンピュータにより、前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を、ネットワークを介して前記コンピュータと通信する端末により利用者に対して出力させ、前記利用者の回答を前記端末から取得することを特徴とする請求項14に記載の配合決定方法。
  16. 前記コンピュータにより、栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する摂取許容量格納部を読み出して、前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の前記基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する栄養素量変更段階と、
    前記コンピュータにより、前記栄養素量変更段階による変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能性素材量補充段階と、
    を備える請求項14または15に記載の配合決定方法。
  17. 前記コンピュータにより、前記配合目標情報とは別に、前記機能性素材を用いずかつ前記基準値を考慮しない場合に前記サプリメントに含まれるべき前記栄養素及びその量を算出し、前記利用者に指標として通知する表示用目標量決定段階を更に備えることを特徴とする請求項16に記載の配合決定方法。
  18. 前記配合決定段階は、前記コンピュータにより、前記利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量が、前記利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、前記配合目標情報を決定することを特徴とする請求項16または17に記載の配合決定方法。
  19. 前記コンピュータは、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な栄養素の種類及びその量を格納する栄養素情報格納部と、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な機能性素材の種類及びその量を格納する機能性素材情報格納部と
    を有するものであり、
    前記配合決定段階は、
    前記コンピュータにより、前記利用者情報に基づいて、前記利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断段階を有し、
    前記コンピュータにより、前記改善機能判断段階の判断結果及び前記栄養素情報格納部が格納する情報に基づいて前記配合目標情報を決定し、
    前記機能性素材量補充段階は、前記コンピュータにより、更に、前記基準値を超えた栄養素が前記サプリメントに含まれるべきと判断される基となった前記身体機能、及び前記機能性素材情報格納部が格納する情報に基づいて、前記機能性素材の種類を決定することを特徴とする請求項16から18のいずれかに記載の配合決定方法。
  20. 前記質問格納部は、前記利用者が知覚可能な当該利用者の症状を問う複数の質問を、それぞれ複数の回答候補に対応づけて格納するものであり、
    前記改善機能判断段階は、前記コンピュータにより、選択された前記回答候補を前記利用者情報として取得し、当該回答候補を、前記複数の回答候補のそれぞれと前記身体機能を対応づけて格納する身体機能格納部に基づいて前記身体機能に変換することで、前記利用者が改善すべき身体機能を判断することを特徴とする請求項19に記載の配合決定方法。
  21. 前記質問格納部は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う生理質問と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う薬理質問を、前記質問として格納すると共に、さらに、サプリメントを摂取する目的を問う目的質問を、複数の回答候補に対応づけて格納し、
    前記身体機能格納部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対する前記複数の回答候補を、共通する複数の前記身体機能に対応づけて格納するものであり、
    前記改善機能判断段階は、前記コンピュータにより、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対して選択された前記回答候補を、前記共通する複数の身体機能に変換することを特徴とする請求項20に記載の配合決定方法。
  22. 前記身体機能格納部は、前記生理質問に対する各回答候補に対応付けて、生理身体機能の種類及びその係数を格納する生理身体機能格納部を含むものであり、
    前記配合決定段階は、前記コンピュータにより、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記生理身体機能に対応する生理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該生理栄養素量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理栄養素量を算出する生理栄養素量算出段階を有し、
    前記配合決定段階は、前記コンピュータにより、前記生理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項21に記載の配合決定方法。
  23. 前記配合決定段階は、前記コンピュータにより、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記生理身体機能に対応する生理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該生理機能性素材量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理機能性素材量を算出する生理機能性素材量算出段階を有し、
    前記機能性素材量補充段階は、前記コンピュータにより、前記生理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項22に記載の配合決定方法。
  24. 前記身体機能格納部は、前記薬理質問に対する各回答候補に対応付けて、薬理身体機能の種類及びその係数を格納する薬理身体機能格納部を含むものであり、
    前記配合決定段階は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記薬理身体機能に対応する薬理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該薬理栄養素量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理栄養素量を算出する薬理栄養素量算出段階を有し、
    前記配合決定段階は、前記薬理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項21から23のいずれかに記載の配合決定方法。
  25. 前記配合決定段階は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記薬理身体機能に対応する薬理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該薬理機能性素材量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理機能性素材量を算出する薬理機能性素材量算出段階を有し、
    前記機能性素材量補充段階は、前記薬理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項24に記載の配合決定方法。
  26. 前記改善機能判断段階は、
    前記コンピュータにより、前記生理質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する生理質問判断段階と、
    前記コンピュータにより、前記薬理質問及び前記目的質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する薬理目的質問判断段階と
    を含み、
    前記配合決定段階は、
    さらに、前記コンピュータにより、前記生理質問判断段階の判断結果に基づいて前記サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である、補足目標情報を判断する補足目標情報設定段階と、
    前記コンピュータにより、前記薬理目的質問判断段階の判断結果に基づいて前記補足目標情報を修正することで、前記配合目標情報を決定する配合目標情報決定段階を含むことを特徴とする請求項21から25のいずれかに記載の配合決定方法。
  27. 利用者に提供すべきサプリメントの配合を決定する配合決定装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の質問のそれぞれを、質問に対する複数の回答候補に対応付けて格納する質問格納部から前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を利用者に対して出力し、前記複数の回答候補から前記利用者の回答を選択させて利用者情報として取得する質問実行部と、
    前記サプリメントに含まれるべき栄養素及びその量を示す配合目標情報を決定する配合決定部と、
    して機能させ、
    前記配合決定部は、
    前記複数の質問に含まれる食事スタイルの各回答候補となる、内食および外食を含む選択、和食および洋食を含む選択、並びに、朝食、昼食、および夜食を含む選択の各組み合わせに対応付けて、利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を格納する食事栄養素量テーブルと、
    食事スタイルについての利用者の回答を示す摂取食事情報に対応する、前記利用者が食事から取得している栄養素の種類及びその量を判断する食事栄養素量判断部と、
    前記利用者の生活環境を示す生活環境情報に基づいて、前記利用者が消費している栄養素及びその量を判断する消費栄養素量判断部と、
    前記食事栄養素量判断部の判断結果、及び前記消費栄養素量判断部の判断結果に基づいて前記利用者の身体に存在している栄養素及びその量を判断する存在栄養素量判断部と、
    を有し、
    前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量を、前記利用者情報に基づいて決定して、前記利用者の身体に要求される栄養素の種類及びその量と、前記利用者の身体に存在している栄養素の種類及びその量に基づいて、前記配合目標情報を決定する
    ことを特徴とするプログラム。
  28. 前記コンピュータは、利用者が当該配合決定装置にアクセスするために用いられる端末とネットワークを介して通信するものであり、
    前記質問実行部は、前記質問及び前記質問に対する前記複数の回答候補を前記端末により利用者に対して出力させ、前記利用者の回答を前記端末から取得する
    ことを特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  29. 当該プログラムは、前記コンピュータを、
    栄養素の許容上限摂取量に基づいて定められる基準値を複数の栄養素毎に格納する摂取許容量格納部と、
    前記配合目標情報が示す栄養素の量が、当該栄養素の前記基準値を超える場合に、前記栄養素の量を前記基準値に基づいて変更する栄養素量変更部と、
    前記栄養素量変更部による変更量に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材及びその量を決定する機能性素材量補充部と、
    して更に機能させる請求項27または28に記載のプログラム。
  30. 当該プログラムは、前記コンピュータを、前記配合目標情報とは別に、前記機能性素材を用いずかつ前記基準値を考慮しない場合に前記サプリメントに含まれるべき前記栄養素及びその量を算出し、前記利用者に指標として通知する表示用目標量決定部として更に機能させることを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  31. 前記配合決定部は、前記利用者の身体に存在している栄養素の量である存在栄養素量が、前記利用者の身体に要求される栄養素の量である要求栄養素量に基づいて定められる第2の基準値を超える栄養素に対しては、当該栄養素の代わりに機能性素材を予め選択してその量を定めることで、前記配合目標情報を決定することを特徴とする請求項29または30に記載のプログラム。
  32. 前記配合決定部は、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な栄養素の種類及びその量を格納する栄養素情報格納部と、
    人間の身体機能に対応付けて、前記身体機能に表れた症状を改善するために必要な機能性素材の種類及びその量を格納する機能性素材情報格納部と、
    前記利用者情報に基づいて、前記利用者が改善すべき身体機能を判断する改善機能判断部を有し、
    前記改善機能判断部の判断結果及び前記栄養素情報格納部が格納する情報に基づいて前記配合目標情報を決定し、
    前記機能性素材量補充部は、更に、前記基準値を超えた栄養素が前記サプリメントに含まれるべきと判断される基となった前記身体機能、及び前記機能性素材情報格納部が格納する情報に基づいて、前記機能性素材の種類を決定することを特徴とする請求項29から31のいずれかに記載のプログラム。
  33. 前記質問格納部は、前記利用者が知覚可能な当該利用者の症状を問う複数の質問を、それぞれ複数の回答候補に対応づけて格納し、
    前記配合決定部は、前記複数の回答候補のそれぞれと前記身体機能を対応づけて格納する身体機能格納部を更に有し、
    前記改善機能判断部は、選択された前記回答候補を前記利用者情報として取得し、当該回答候補を、前記身体機能格納部に基づいて前記身体機能に変換することで、前記利用者が改善すべき身体機能を判断することを特徴とする請求項32に記載のプログラム。
  34. 前記質問格納部は、特定の栄養素が欠乏した場合に知覚される症状を問う生理質問と、栄養素が欠乏したときの症状ではないが特定の栄養素を大量に摂取することで改善される症状を問う薬理質問を、前記質問として格納すると共に、さらに、サプリメントを摂取する目的を問う目的質問を、複数の回答候補に対応づけて格納し、
    前記身体機能格納部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対する前記複数の回答候補を、共通する複数の前記身体機能に対応づけて格納し、
    前記改善機能判断部は、前記生理質問、前記薬理質問、及び前記目的質問のそれぞれに対して選択された前記回答候補を、前記共通する複数の身体機能に変換することを特徴とする請求項33に記載のプログラム。
  35. 前記身体機能格納部は、前記生理質問に対する各回答候補に対応付けて、生理身体機能の種類及びその係数を格納する生理身体機能格納部を含み、
    前記配合決定部は、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記生理身体機能に対応する生理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該生理栄養素量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理栄養素量を算出する生理栄養素量算出部を有し、
    前記配合決定部は、前記生理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項34に記載のプログラム。
  36. 前記配合決定部は、前記生理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記生理身体機能に対応する生理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該生理機能性素材量に当該生理身体機能の係数を乗じて生理機能性素材量を算出する生理機能性素材量算出部を有し、
    前記機能性素材量補充部は、前記生理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項35に記載のプログラム。
  37. 前記身体機能格納部は、前記薬理質問に対する各回答候補に対応付けて、薬理身体機能の種類及びその係数を格納する薬理身体機能格納部を含み、
    前記配合決定部は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換できない前記薬理身体機能に対応する薬理栄養素量を前記栄養素情報格納部から取得し、当該薬理栄養素量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理栄養素量を算出する薬理栄養素量算出部を有し、
    前記配合決定部は、前記薬理栄養素量に基づいて前記配合目標情報を算出する
    請求項34から36のいずれかに記載のプログラム。
  38. 前記配合決定部は、前記薬理身体機能のうち機能性素材に変換可能な前記薬理身体機能に対応する薬理機能性素材量を前記機能性素材情報格納部から取得し、当該薬理機能性素材量に当該薬理身体機能の係数を乗じて薬理機能性素材量を算出する薬理機能性素材量算出部を有し、
    前記機能性素材量補充部は、前記薬理機能性素材量に更に基づいて、前記サプリメントに補充すべき機能性素材およびその量を決定する
    請求項37に記載のプログラム。
  39. 前記改善機能判断部は、
    前記生理質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する生理質問判断部と、
    前記薬理質問及び前記目的質問に対する回答に基づいて改善すべき身体機能を判断する薬理目的質問判断部と
    を含み、
    前記配合決定部は、
    さらに、前記生理質問判断部の判断結果に基づいて前記サプリメントに含まれるべきと判断される栄養素及びその量である、補足目標情報を判断する補足目標情報設定部と、
    前記補足目標情報設定部の判断結果を格納する補足目標情報格納部と、
    前記薬理目的質問判断部の判断結果に基づいて前記補足目標情報を修正することで、前記配合目標情報を決定する配合目標情報決定部を含むことを特徴とする請求項34から38のいずれかに記載のプログラム。
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