JP4913486B2 - ダクト構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気開口と排気開口とを備えたダクト構造に関する。
従来、例えば車両に搭載される組電池を冷却するために、車室内から吸気開口を通じて内部空間(チャンバ)内に冷却風を導入し排気開口を通じて排出するダクト構造が知られている(例えば特許文献1)。
この特許文献1に開示されるダクト構造では、当該ダクトを経由して車室内の空気が組電池パック(筐体)内に導入され、当該パック内の組電池が冷却されるようになっており、組電池の温度上昇を抑制することができる。
特開2002−223507号公報
この種のダクト構造では、ダクトの排気開口を形成した部分で旋回流が生じて空気抵抗が増大し、所期の性能(例えば冷却性能)が得られにくくなる場合があった。
そこで、本発明は、ダクトの排気開口を形成した部分で旋回流が生じて空気抵抗が増大するのを抑制することが可能なダクト構造を得ることを目的とする。
本発明にあっては、内部にチャンバが形成された容器に吸気開口および排気開口が形成されたダクト構造において、前記チャンバ内の前記排気開口容器内側となる位置に、前記排気開口の開口方向に沿う旋回流規制面を有して当該排気開口に旋回流が生じるのを規制する旋回流規制部材を設け、前記チャンバは、並列配置されるとともに互いに連通する流路断面積の大きい主流通路と流路断面積の小さい副流通路とで形成され、前記排気開口を、前記主流通路と副流通路の双方に連通するように形成し、前記旋回流規制部材を、副流通路側に配置したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、旋回流規制部材により、排気開口部分に旋回流が生じて空気抵抗が増大するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかるダクト構造の車両への搭載例を示す斜視図、図2は、ダクト構造のチャンバケースを上側から見た斜視図、図3は、チャンバケースを下側から見た斜視図、図4は、チャンバケースを構成するロワケースを一部破断して内部(チャンバ)を露出させた状態を下側から見た斜視図、図5は、チャンバケースを構成するアッパケースを下側から見た平面図、図6は、ロワケースを上側から見た斜視図、図7は、図2のVII−VII断面図、図8は、アッパケースの一部(排気開口付近)を下側から見た平面図、図9は、チャンバにおける空気の流れを示す説明図であって、(a)は上側から見た斜視図、(b)は上側から見た平面図、図10は、旋回流規制部材を設けないチャンバ(比較例)における空気の流れを示す説明図であって、(a)は上側から見た斜視図、(b)は上側から見た平面図、図11は、図3のXI−XI断面図、図12は、排気開口の開口縁から旋回流規制部材の下縁までの離間距離による空気抵抗の改善効果を示す説明図であって、(a)は離間距離と圧力損失(吸気開口と排気開口との間の圧力損失)の改善効果との相関関係を示すグラフ、(b)はデータを示す表である。なお、本明細書では、車両への搭載状態において各方向(前後方向、上下方向、車幅方向)を定義することとする。
なお、以下では、本発明を車両用組電池の冷却風を導入するダクト(以下ではチャンバケースと記す)に適用した場合について例示するが、本発明は、この例に限定されるものではなく、同様の構成を備えたダクトとして他のシステムや装置でも適宜に実施可能である。
図1に示すように、本実施形態では、組電池を内蔵する組電池ケース3が車両1の後部座席の後方に搭載されており、この組電池ケース3内に冷却風を導入するために、車室内から組電池ケース3内に冷却風としての空気を導入し、組電池ケース3から車室外に向けて空気を排出するダクト構造2が構築されている。具体的には、電動ファン4の作動により、車室内側に開口する吸気開口8から導入された空気は、チャンバケース(ダクト)5、電動ファン4、およびダクト6を経由して組電池ケース3内に導入され、さらに当該組電池ケース3からはダクト7を経由して車室外側に開口する排出口9から排出されるようになっている。なお、ダクト6は、電動ファン4と組電池ケース3の開口とを接続するために設けたものであって、必須の構成要素ではなく、電動ファン4と組電池ケース3とが近接配置されている場合等には適宜に省略することができる。
チャンバケース5は、図7に示すように、その内部に形成されたチャンバ(18W,18N)の内壁面に吸音材17が設置されている。
このチャンバケース5は、アッパケース10とロワケース11とによって、全体として扁平で細長い角筒状(箱状)に形成されており、本実施形態では、その長手方向が車幅方向に沿うように配置される。また、本実施形態では、アッパケース10の下側開口の周縁に形成されたフランジ10dとロワケース11の上側開口の周縁に形成されたフランジ11dとを突き合わせ、当該フランジ10d,11dに形成された係合機構16(例えばスナップフィット機構)によって、これらを一体化している。
そして、図2に示すように、アッパケース10の上壁10aには略角筒状の吸気筒12が突設されており、その筒内がチャンバ内と車室内とを連通する吸気開口8となっている。なお、吸気筒12の先端部(上端部)はラッパ状に拡開されている。
一方、図3に示すように、ロワケース11の底壁11bには、略円筒状の排気筒13が突設されており、その筒内がチャンバ内とこの排気筒13に接続される排気ダクト19(図11)内とを連通する排気開口14となっている。
ここで、吸気筒12(および吸気開口8)は、平面視でチャンバケース5の短手方向一方側(車両搭載状態では車両前後方向後方側)に寄せて配置される一方、排気筒13(および排気開口14)は他方側(車両搭載状態では車両前後方向前方側)に寄せて配置されている。すなわち、吸気筒12(および吸気開口8)および排気筒13(および排気開口14)は、チャンバケース5の平面視で射影された略長方形において一つの対角線上で相互に対向する隅部に寄せて配置されている。
また、アッパケース10は、平面視で短手方向一方側(車両搭載状態では車両前後方向後方側)の略半分を深く(高く)、他方側(車両搭載状態では車両前後方向前方側)の略半分を浅く(低く)形成してあり、細長い上壁10a,10b同士が垂壁10eによってステップ状に連設された形状となっている。一方、ロワケース11は、排気筒13を形成する側で浅く(高く)形成してあり、吸気筒12に近い側の略矩形状の底壁11aと排気筒13に近い側の略矩形状の底壁11bとが、傾斜壁11cを介して連設された形状となっているが、平面視で短手方向には深さの変化が無い。
すなわち、チャンバケース5内のチャンバ(以下では空間または空洞とも記す)は、図7に示すように、並列配置された流路断面積の大きい主流通路18Wと、流路断面積の小さい副流通路18Nとが一体化された非対称の流路断面形状を有している。この場合、副流通路18Nに比べて主流通路18Wの方が抵抗が小さく空気が流れやすいため、図8に矢印の太さで模式的に示すように、主流通路18W側の空気の流量は、副流通路18N側の空気の流量よりも大きくなる。
このチャンバケース5の内部の空洞(チャンバ)は電動ファン4の上流側の空気通路となる。すなわち、電動ファン4の作動により、車室内から吸気開口8を介してチャンバ内に空気が導入され、チャンバ内を流れて排気開口14から排気ダクト19を経由して、電動ファン4へ排出される。
このとき、排気開口14の近傍で旋回流が生じる場合がある。かかる旋回流は、例えば、本実施形態のように非対称な流路断面を有する場合や、吸気開口8と排気開口14とが流路断面中心に対して相反する側にオフセット配置されている場合、電動ファン4が渦流を生じる場合等に生じやすくなるが、いずれの場合にも、このような旋回流が生じると、空気抵抗が増大して、所期の流量を確保できなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、チャンバ内に旋回流規制部材としてプレート15を設け、排気開口14近傍において旋回流が生じるのを抑制するようにしている。図9はプレート15を設けた場合の流線であり、図10はプレート15を設けなかった場合の流線であるが、これら図9と図10とを比較すれば、プレート15を設けることで、特に排気開口14近傍で旋回流の勢いが弱まっていることが理解できよう。
本実施形態では、図8に示すように、プレート15は、アッパケース10の側壁10cに突設されており、排気開口14の周縁側から中心軸C側に向けて延伸している。このように、プレート15を排気開口14の周縁側から中心軸C側に向けて延伸させることで、チャンバケース5の側壁(本実施形態ではアッパケース10の側壁10c)を利用して、プレート15を容易に設置することができる。この場合、アッパケース10の一部として一体成形が可能である。さらに、プレート15をアッパケース10の上壁10bと側壁10cとの双方に一体化するのが好適である。こうすれば、プレート15をより強固に保持することが可能となる。
図10の(b)に示すように、プレート15が無い場合には、排気開口14近傍で旋回する旋回流の中心(渦の中心)は、排気開口14の中心軸C近傍に存在することになるから、プレート15は、中心軸Cを挟んで相互に対向する周縁側間に亘って設ける必要はなく、本実施形態のように周縁側から中心軸C側までの大きさでも、旋回流を弱めることができる。なお、プレート15を中心軸Cを挟んで相互に対向する周縁側間に亘って設けると、プレート15の表面(旋回流規制面)15aとの摩擦による空気抵抗が増大してしまう虞もある。よって、プレート15の側縁15cは、図11に示すように、中心軸Cと略一致するかあるいは平行となるようにしてある。
また、本実施形態では、プレート15は、その表面15aが中心軸C(排気開口14の開口方向)に沿うように、より好ましくは当該中心軸Cと平行なあるいは中心軸Cを含む位置および姿勢で、配置されている。かかる位置および姿勢でプレート15を配置することで、開口縁13a付近のチャンバ内でプレート15の表面15aが旋回流の流れの方向とほぼ垂直となる(開口縁13aより上側のチャンバ内で旋回流がプレート15の表面15aに略垂直に当たる)ため、旋回流を効率よくブロックすることができる。
さらに、本実施形態では、プレート15は、平面視で吸気開口8(の中心軸)から見て中心軸Cよりも遠い領域(吸気開口8の中心軸からの距離が、中心軸Cまでの距離よりも大きい領域;図8では中心軸Cより略左側の領域)に設けられている。これは、中心軸Cより吸気開口8に近い側では、遠い側に比べて流速が高くなるため、プレート15の表面15aの摩擦による空気抵抗が増大してしまう虞があるからである。
さらにまた、本実施形態では、プレート15は、副流通路18N側に設けられている。これは、上述したように、主流通路18Wでは副流通路18Nに比べて流量が大きくなる分、プレート15の表面15aとの摩擦による空気抵抗が増大してしまう虞があるからである。
また、図11に示すように、本実施形態では、プレート15の排気開口14側の下縁15bが排気開口14のチャンバ側の開口縁(開口端)13aと平行となるようにしてある。
ここで、発明者らは、開口縁13aから下縁15bまでの距離Hの最適値を得るために、この距離Hを種々に変化させたものについてそれぞれ空気抵抗を調べた。図12は、プレート15を設けなかった場合の吸気開口8と排気開口14との間の圧力損失(差圧)を基準(=0)として、離間距離Hを変化させた各場合における圧力損失の変化代(改善代;低減代)を示しており、図12の(b)のグラフでは、縦軸上側ほど圧力損失が低い、換言すれば、空気抵抗が小さいことを示している。
図12から、プレート15の下縁15bを排気開口14の開口縁13aからチャンバ内側に僅かに(5〜10mm程度)離間させた位置(=図12(b)のグラフの頂点)で、チャンバ内の空気抵抗が最も小さくなることが理解できよう。これは、プレート15の下縁15bを開口縁13a側に近付け、さらにプレート15を排気筒13内に挿入すると、表面積が大きくなって旋回流を規制する効果は大きくなるものの、プレート15との摩擦による空気抵抗が増大してしまうからであると考えられる。ただし、図12から、開口縁13aより排気筒13内(排気ダクト19側)に進出させた場合においても、改善代は小さいものの、空気抵抗を減らす効果が得られることが理解できよう。
なお、本実施形態では、図11に示すように、排気筒13内に排気ダクト19が嵌挿される部分において、外側周壁部13bから内側に一定幅で張り出す環状壁部13cを設けるとともに、その内縁から内側周壁部13dを開口縁13a側に向けて突設し、さらに、開口縁13a近傍を底壁11bからチャンバ内側に向けて環状に膨出させて膨出部13eを形成している。そして排気ダクト19の先端を環状壁部13cに突き当てて位置決めに用いるとともに、膨出部13eの内面と内側周壁部13dの内面とをともにチャンバ内側に向けてラッパ状に拡開させることで、なるべく剥離や渦の発生の少ない円滑な流れが形成されるようにしている。
次に、本実施形態の変形例にかかるダクト構造について説明する。図13は、本実施形態の変形例にかかるダクト構造のチャンバケースを成すロワケースを一部破断して内部(チャンバ)を露出させた状態を下側から見た斜視図、図14は、チャンバケースを成すアッパケースを下側から見た平面図である。
この変形例では、アッパケース10Aに、旋回流規制部材として、プレート15に替えてブロック15Aを設けてある。このブロック15Aは、プレート15の表面15aと同位置にある略垂直な側面(旋回流規制面)15Aa、チャンバケース5の長手方向に沿う略垂直な側面15Ab、およびプレート15の下縁と同位置の略水平な底面15Acを備えるものである。上記プレート15に替えてこのブロック15Aを設けた場合も、当該プレート15を設けた実施形態とほぼ同等の効果を得ることができる。
なお、ブロック15Aは、プレート15よりも剛性および強度を高くできる上、チャンバケース5(アッパケース10A)に固定しやすく、より強固に固定することができるという利点がある。また、このブロック15Aをアッパケース10Aの一部として設けることができる。一例として、上壁10bをロワケース11側に向けて凹設することで、その内壁面がチャンバ内に突設する部分として、ブロック15Aを形成することが可能である。もちろん、塊状のブロック15Aを設けても構わない。
また、複数のプレートを突設することで、当該ブロック15A状に形成しても同等の効果を得ることができる。この場合、3枚のプレートによって、ブロック15Aの側面15Aa,15Abおよび底面15Acを形成してもよいし、2枚のプレートによって側面15Aa,15Abのみを形成してもよい。
一方、上述した吸音材17によってブロック15Aを形成すれば、消音効果を高めることができるという利点がある。この場合、吸音材17は、上壁10bに接着等することで容易に固定することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。すなわち、上記実施形態に示したチャンバケースはあくまで一例に過ぎず、別の形状のチャンバケース(ダクト)の排気開口において旋回流が形成される場合おいても、本発明を適宜に変形して実施することで、同様に旋回流を規制し、空気抵抗の増大を抑制することが可能である。
本発明の実施形態にかかるダクト構造の車両への搭載例を示す斜視図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを上側から見た斜視図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを下側から見た斜視図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するロワケースを一部破断して内部(チャンバ)を露出させた状態を下側から見た斜視図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するアッパケースを下側から見た平面図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するロワケースを上側から見た斜視図。 図2のVII−VII断面図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するアッパケースの一部(排気開口付近)を下側から見た平面図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケース内のチャンバにおける空気の流れを示す説明図であって、(a)は上側から見た斜視図、(b)は上側から見た平面図。 旋回流規制部材を設けないチャンバ(比較例)における空気の流れを示す説明図であって、(a)は上側から見た斜視図、(b)は上側から見た平面図。 図3のXI−XI断面図。 本発明の実施形態にかかるダクト構造のチャンバケースに設けられた排気開口の開口縁から旋回流規制部材の下縁までの離間距離による空気抵抗の改善効果を示す説明図であって、(a)は離間距離と圧力損失(吸気開口と排気開口との間の圧力損失)の改善効果との相関関係を示すグラフ、(b)はデータを示す表。 本発明の実施形態の変形例にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するロワケースを一部破断して内部(チャンバ)を露出させた状態を下側から見た斜視図。 本発明の実施形態の変形例にかかるダクト構造のチャンバケースを構成するアッパケースを下側から見た平面図。
符号の説明
C (排気開口14の)中心軸
H 離間距離
1 車両
2 ダクト構造
5 チャンバケース(ダクト;容器)
8 吸気開口
14 排気開口
15 プレート(旋回流規制部材)
15a 表面(旋回流規制面)
15A ブロック(旋回流規制部材)
15Aa 側面(旋回流規制面)
19 排気ダクト
13a 開口縁
18N 副流通路(チャンバ)
18W 主流通路(チャンバ)

Claims (6)

  1. 内部にチャンバが形成された容器に吸気開口および排気開口が形成されたダクト構造において、
    前記チャンバ内の前記排気開口容器内側となる位置に、前記排気開口の開口方向に沿う旋回流規制面を有して当該排気開口に旋回流が生じるのを規制する旋回流規制部材を設け、
    前記チャンバは、並列配置されるとともに互いに連通する流路断面積の大きい主流通路と流路断面積の小さい副流通路とで形成され、
    前記排気開口を、前記主流通路と副流通路の双方に連通するように形成し、前記旋回流規制部材を、副流通路側に配置したことを特徴とするダクト構造。
  2. 前記旋回流規制部材を、前記排気開口のチャンバ内側の開口縁に対して当該排気開口の中心軸方向チャンバ内側に離間配置したことを特徴とする請求項1に記載のダクト構造。
  3. 前記旋回流規制部材を、前記排気開口の周縁側から中心側に向けて進出するように設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のダクト構造。
  4. 前記旋回流規制部材を、前記吸気開口に対して排気開口の中心よりも遠い領域に配置したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のダクト構造。
  5. 前記旋回流規制部材は板状部材であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のダクト構造。
  6. 前記旋回流規制部材はブロック状部材であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のダクト構造。
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