JP2014009636A - ファンシュラウド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シュラウドの気体吸入側端からファンまでの距離を充分に確保できない場合においても、通気抵抗を低下させ、通気量を増加させることが可能なファンシュラウド構造を提供する。
【解決手段】ファンシュラウド構造10は、外部駆動力により回転駆動されるファン11を備えるファンシュラウド構造10において、ファン11の気体吸入側に配置されると共に、ファン11の外径よりも大きな内径を有する開口部15が形成されて気体をファン11に導くための通気空間16を区画形成するシュラウド12と、ファン11とシュラウド12の開口部15との隙間を覆うファンカバー13と、を備え、ファンカバー13は、ファン11の気体吸入側の端部より気体排出側に配置され、通気空間16の気体排出側端を区画する隔壁部18を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファンシュラウド構造に関する。
ファンシュラウド構造は、外部駆動力により回転駆動されるファンと、ファンの気体吸入側に配置されると共に、気体をファンに導くための通気空間を区画形成するシュラウドとを備える(例えば、特許文献1参照)。このファンシュラウド構造は、例えばシュラウドをラジエーターの後面を覆うように取り付けることにより、ラジエーターの通気効率(冷却効率)を向上させるものである。
特開2011−174445号公報
シュラウドの通気抵抗を考慮すると、シュラウドにより区画形成する通気空間は、できる限り大きくすることが望ましい。即ち、シュラウドの気体吸入側端からファンまでの距離を、充分に確保しておくことが望ましい。しかしながら、例えば車両に搭載されるラジエーター等においては、スペース上の制約があり、シュラウドの気体吸入側端からファンまでの距離を充分に確保できない場合がある。
そこで、本発明の目的は、シュラウドの気体吸入側端からファンまでの距離を充分に確保できない場合においても、通気抵抗を低下させ、通気量を増加させることが可能なファンシュラウド構造を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明に係るファンシュラウド構造は、外部駆動力により回転駆動されるファンを備えるファンシュラウド構造において、前記ファンの気体吸入側に配置されると共に、前記ファンの外径よりも大きな内径を有する開口部が形成されて通気空間を区画形成するシュラウドと、前記ファンと前記シュラウドの開口部との隙間を覆うファンカバーと、を備え、前記ファンカバーは、前記ファンの気体吸入側の端部より気体排出側に配置され、前記通気空間の気体排出側端を区画する隔壁部を有するものである。
前記ファンは、前記ファンの中心軸が前記シュラウドの開口部の開口中心に対して偏心させて配置され、前記シュラウドの開口部の内径は、前記シュラウドの開口部の開口中心に対する前記ファンの中心軸の偏心距離と、前記ファンの外径との和より大きく設定されても良い。
前記ファンカバーの隔壁部に円筒状の隔壁開口部が形成されると共に、前記隔壁開口部の中心軸は前記ファンの中心軸と同一軸線上に配置されても良い。
前記ファンカバーは、ラバーにより形成されても良い。
本発明によれば、シュラウドの気体吸入側端からファンまでの距離を充分に確保できない場合においても、通気抵抗を低下させ、通気量を増加させることが可能なファンシュラウド構造を提供することができるという優れた効果を奏する。
(a)は本発明の一実施形態に係るファンシュラウド構造の背面図であり、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 (a)は比較例に係るファンシュラウド構造の背面図であり、(b)は(a)のB−B線矢視断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
<実施形態>
先ず、本発明の一実施形態を図1を用いて述べる。
なお、図中の矢印ftは、気体吸入側方向(前側方向)を示す。
図1に示すように、ファンシュラウド構造10は、ファン11と、シュラウド12と、ファンカバー13と、ファンガイドリング14とを備える。
ファン11は、シュラウド12よりも気体排出側に配置されると共に、外部駆動力により回転駆動される。ファン11は、ファン11の中心軸Cfがシュラウド12における後述する開口部15の開口中心Csに対して偏心させて配置される。即ち、開口部15の開口中心Csに対するファン11の中心軸Cfの偏心距離Iは、ゼロより大きい。ファン11は、例えば、エンジンに装着され、エンジンの駆動力により回転駆動される。
シュラウド12は、ファン11の気体吸入側に配置されると共に、ファン11の外径Dfよりも大きな内径Dsを有する開口部15が形成されて気体(本実施形態では、空気)をファン11に導くための通気空間16を区画形成する。開口部15は、略円形状に形成されている。開口部15の開口中心Csは、シュラウド12の中央部に配置される。開口部15の内径Dsは、開口部15の開口中心Csに対するファン11の中心軸Cfの偏心距離Iと、ファン11の外径Dfとの和より大きく設定される。また、開口部15の内径Dsは、ファンガイドリング14の外径(最大外径)Dgより大きく設定される。シュラウド12は、例えば、エンジン内を循環する冷却液を冷却するラジエーターの後面に取り付けられる。
ファンカバー13は、シュラウド12よりも気体排出側に配置されると共に、ファン11とシュラウド12の開口部15との隙間を覆う。ファンカバー13は、全体として袋状に形成され、シュラウド12に開口部15に沿って形成された取付部17に取り付けられる。ファンカバー13は、ファン11の気体吸入側の端部より気体排出側に配置され、通気空間16の気体排出側端を区画する隔壁部18を有する。ファンカバー13の隔壁部18には、円筒状の隔壁開口部19が形成されると共に、隔壁開口部19の中心軸Coは、ファン11の中心軸Cfと同一軸線上に配置される。また、ファンカバー13の隔壁部18は、シュラウド12の開口部15の内周よりもファン11の中心軸Cf側に配置される。
また、ファンカバー13は、ラバーにより形成される。ファンガイドリング14(エンジン側)とシュラウド12(ラジエーター側)との間での振動の伝達を抑制するためである。
ファンガイドリング14は、ファン11の外周を覆う。ファンガイドリング14は、略円筒形状に形成され、ファンカバー13の隔壁開口部19に挿通される。ファンガイドリング14は、例えば、エンジンに取り付けられる。
<比較例>
次に、上述の実施形態と比較するための比較例を図2を用いて述べる。
なお、この比較例は上述の実施形態と共通の構成要素を有するので、共通の構成要素には共通の符号に添字「a」を付して説明を省略する。
ファン11aは、ファン11aの中心軸Cfがシュラウド12aの開口部15aの開口中心Csと同一軸線上に配置される。
シュラウド12aの開口部15aの内径Dsは、ファン11aの外径Dfより若干大きい程度に設定される。
ファンカバー13aは、全体として円環状に形成され、気体吸入側の端部にてシュラウド12aに開口部15aに沿って形成された取付部17aに取り付けられると共に、気体排出側の端部にファンガイドリング14aが挿通される。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
外部駆動力によりファン11が回転駆動されると、ファン11の回転によって通気空間16内に気体吸入側から気体排出側へ向かう空気の流れが発生する。このため、例えばシュラウド12をラジエーターの後面に取り付けることで、ラジエーターに前面を通過して後面へ向かう空気の流れが生じ、ラジエーターによる熱交換(冷却)が促進される。
本実施形態では、比較例と比較し、シュラウド12の開口部15の内径Dsを拡大し、且つ、ファンカバー13の隔壁部18により形成される通気空間16の気体排出側端の位置をファン11の気体吸入側の端部より気体排出側とすることで、シュラウド12(及びファンカバー13)が区画形成する通気空間16を比較例と比較して拡大している。即ち、比較例と比較し、シュラウド12の気体吸入側端から通気空間16の気体排出側端(隔壁部18)までの距離L(図1(b)及び図2(b)参照)を大きくとることができる。そのため、シュラウド12の気体吸入側端からファン11までの距離を充分に確保できない場合においても、通気抵抗を低下させ、通気量の増加を図ることができる。
また、本実施形態では、比較例と比較し、シュラウド12の開口部15の内径Dsを拡大しているので、ファン11の外径Dfが変わる或いはファン11の位置(中心軸Cfの位置)が変わる等のレイアウト変更がなされるような場合であっても、シュラウド12の形状変更の必要はなく、ファンカバー13の形状変更のみでレイアウト変更に対応することができる。そのため、ファンシュラウド構造10(シュラウド12)の汎用性を高めることができる。また、レイアウトによっては、偏心距離Iはゼロであっても良い。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態には限定されず他の様々な実施形態を採ることが可能である。
10 ファンシュラウド構造
11 ファン
12 シュラウド
13 ファンカバー
14 ファンガイドリング
15 開口部
16 通気空間
17 取付部
18 隔壁部
19 隔壁開口部

Claims (4)

  1. 外部駆動力により回転駆動されるファンを備えるファンシュラウド構造において、
    前記ファンの気体吸入側に配置されると共に、前記ファンの外径よりも大きな内径を有する開口部が形成されて通気空間を区画形成するシュラウドと、
    前記ファンと前記シュラウドの開口部との隙間を覆うファンカバーと、を備え、
    前記ファンカバーは、前記ファンの気体吸入側の端部より気体排出側に配置され、前記通気空間の気体排出側端を区画する隔壁部を有することを特徴とするファンシュラウド構造。
  2. 前記ファンは、前記ファンの中心軸が前記シュラウドの開口部の開口中心に対して偏心させて配置され、前記シュラウドの開口部の内径は、前記シュラウドの開口部の開口中心に対する前記ファンの中心軸の偏心距離と、前記ファンの外径との和より大きく設定される請求項1に記載のファンシュラウド構造。
  3. 前記ファンカバーの隔壁部に円筒状の隔壁開口部が形成されると共に、前記隔壁開口部の中心軸は前記ファンの中心軸と同一軸線上に配置される請求項1又は2に記載のファンシュラウド構造。
  4. 前記ファンカバーは、ラバーにより形成される請求項1から3のいずれかに記載のファンシュラウド構造。
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