JP4912724B2 - 鼻隠し用取付金具 - Google Patents

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本発明は、鼻隠し用取付金具に関する。より詳細には、ビルや体育館などの大型建造物や一般住宅などにおける屋根(主として波板屋根)の先端を覆い隠すための鼻隠しを、屋根に取付けるための取付金具に関するものである。
ビル、体育館、倉庫、工場、スーパーマーケットなどの大型建造物や一般住宅などには、例えば、波板状の屋根が設けられているものがある。こうした波板屋根には、外観性を考慮して、その先端を覆い隠すためのいわゆる鼻隠しが、図15および図16に示すような取付金具40を介して取付けられている。
従来、この鼻隠し用取付金具40は、屋根の上端面に固定する断面L字状の横部材41と、当該横部材41の前端部にボルト31等からなる締結部材30によって締結され、その前面に鼻隠しが取付けられる断面L字状の縦部材42とで構成されている。
こうした従来の鼻隠し用取付金具40は、現場において、当該取付金具40を屋根に取付け、その取付金具40に鼻隠しを取付けるといった作業の他に、横部材41と縦部材42とを締結部材30で締結する必要があるので、作業性が悪いといった問題がある。
こうした問題は、あらかじめ横部材41と縦部材42とを締結部材30で締結しておくことによって解決できるが、そうすると図15および図16に示したように、L字状の形状となって嵩張ってしまい、取扱いが厄介となってしまうため好ましくない。
また、横部材41と縦部材42とを直線状に重ね、取付時にL字状に開くことができれば嵩張らず、取扱いが容易となるが、それは、図17に示すように、横部材41の先端角部41aが縦部材42の内側面42aに当接するので不可能である。
なお、図17の想像線で示すように、横部材41の先端角部41aをR状に湾曲させた状態に削って切欠41bを形成することも考えられるが、そうすると横部材41と縦部材42の締結部分における接触面積が減少し、両者の組付き力が大きく低下するので好ましくない。
また、この従来の鼻隠し用取付金具40は、上記した理由から、横部材41と縦部材42の組付角度αを自在に変更することができないといった問題がある。建物の屋根はそれぞれ勾配が異なるので、それに対応した角度で鼻隠しを取付けるためには、横部材41と縦部材42の組付角度αを自在に調整できるようにすることが望ましい。
そこで、本発明の目的とするところは、作業性に優れ、取扱いが容易で、さらに各建物の屋根の勾配に対応して横部材と縦部材の組付角度を自在に調整することのできる鼻隠し用取付金具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け凹部を、縦部材の前面壁の、側面壁との連接部分側に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け孔を、縦部材の前面壁と側面壁との連接部分を内側に折り曲げて形成した補強段部に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け凹部を、縦部材の前面壁と側面壁との連接部分を内側に折り曲げて形成した補強段部に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする。
本発明の鼻隠し用取付金具によれば、縦部材の前面壁の、側面壁との連接部分側に、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入できる受け凹部を形成し、横部材に対して縦部材を回動自在として横部材と縦部材との形状を略L字状から略直線状になるようにしたので、これにより、横部材と縦部材を予め略直線状に重ねた状態で締結部材で仮止めしておくことにより、現場において横部材と縦部材を締結するといった作業を省くことができる。従って、現場での作業性を向上させることができる。
また、このように横部材と縦部材は、略直線状に重ねた状態で仮止めすることができるので、従来の略L字状の場合と比較して嵩張らない。従って、その取扱いが容易である。
さらに、横部材に対して縦部材を回動し、横部材と縦部材間の組付角度を調整することによって、鼻隠しを、屋根の勾配に対応した所望の角度で取付けることができ、屋根に鼻隠しを取付けた後の微調整も容易である。
なお、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入できる受け孔と受け凹部を比較した場合、加工のしやすさでは受け孔の方が有利であり、鼻隠し用取付金具として強度では受け凹部の方が有利である。
また、本発明の鼻隠し用取付金具によれば、縦部材の前面壁と側面壁との連接部分を内側に折り曲げて補強段部を形成したので、縦部材の強度を高めることができる。これにより、鼻隠しを、屋根にさらに強固に取付けることができる。
また、その補強段部に、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入できる受け孔又は受け凹部を形成し、横部材に対して縦部材を回動させることができるので、これにより、横部材と縦部材を予め直線状に重ねた状態で仮止めしておくことができ、現場での作業性を向上させることができる共に、その取扱いが容易となる。また、鼻隠しを、屋根の勾配に対応した角度で取付けることができる。
図1乃至図6を参照して、本発明の第一実施形態に係る鼻隠し用取付金具1について説明する。図1は本発明の第一実施形態に係る取付金具1によって、鼻隠しを波板屋根Rに取付けた状態を示す部分斜視図であり、図2はその要部分解斜視図である。また、図3は本発明の第一実施形態に係る取付金具1を示す斜視図であり、図4はその分解斜視図である。図5は、当該取付金具1の縦部材を拡大して示す要部斜視図であり、図6は、そのA−A線拡大断面図である。従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
この鼻隠し用取付金具1は、建物の波板屋根Rの先端を覆い隠す鼻隠しFを波板屋根Rに取付けるためのものであり、横部材10と縦部材20を備える。
横部材10は、所定長さの水平壁11と垂直壁12からなる断面L字状で、屋根Rの先端上部に略横方向に取付けられる。水平壁11が屋根Rの先端上部に接する状態で略横方向に取付けられる。また、垂直壁12は、水平壁11の一側面から上方に向けて立設されている。この垂直壁12の前端部にボルト孔13が形成されている。
一方、縦部材20も横部材10と同様に、所定長さの前面壁21と側面壁22からなる断面L字状のものである。前面壁21は、縦方向に配置されその前側に鼻隠しFが取付けられる。また、側面壁22は、前面壁21の一側面から屋根Rの先端側に向けて垂設されるとともに縦方向に長孔23が形成されている。
縦部材20の上端部の内面側に、横部材10の前端部を侵入させ、横部材10の垂直壁12に形成されたボルト孔13を、縦部材20の側面壁22に形成された長孔23に一致させるようにして、横部材10の垂直壁12の外側が、縦部材20の側面壁22の内側に重ねられる。そして、垂直壁12のボルト孔13と、側面壁22の長孔23に挿通されるボルト31を有する締結部材30によって、横部材10に対して縦部材20が昇降自在でかつ回動自在に締結される。締結部材30は、図4に示すように、ボルト31、ナット32および座金33を備える。このとき、横部材10と縦部材20とは、図3に示すように、略L字状に取付けられる。
そして、締結部材30を軸にして縦部材20の上部側が横部材10の垂直壁12に上からかぶさる方向、図3においては矢印Cの方向に回動するときに、横部材10の垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入する受け孔24を、図5に示すように、縦部材20の前面壁21の、側面壁22との連接部分側に形成している。
これにより、横部材10に対して縦部材20を略L字状から略直線状になるまで容易に回動自在としたものである。
なお、受け孔24を縦部材20の前面壁21の上部のみに設けているが、上部から下部にわたって広範に設けることもできる。
このように、この鼻隠し用取付金具1では、前面壁21に、垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入できる受け孔24を形成しているので、図3,図7に示すように、締結部材30を軸にして縦部材20の上部側が横部材10の垂直壁12に上からかぶさる矢印Cの方向に回動するとき、あるいは、締結部材30を軸にして横部材10の後端部側が上昇する矢印Dの方向に回動するときに、前端側上端角部12aが受け孔24に侵入するので、前端側上端角部12aが前面壁21に当接することなく、そのまま円滑に回動させることができる。
これにより、図8に示すように、横部材10と縦部材20を予め略直線状に重ねた状態で、かつ収縮状態として締結部材30で仮止めしておくことにより、持ち運び等の取扱いが容易となる。また、現場において横部材10と縦部材20を締結するといった作業を省くことができるので、現場での作業性が向上する。長孔23を縦方向に長く設けることによって横部材10を縦部材20に十分収納することができる。
さらに、横部材10と縦部材20の組付角度αを調整することによって、鼻隠しFを、屋根Rの勾配に対応した所望角度で取付けることができる。また、組付けた後の微調整も容易に行うことができる。
なお、受け孔24に代えて、図9および図10に示すように、縦部材20の前面壁21の、側面壁22との連接部分側を、前面側21の前側、すなわち外側に凹ませて受け凹部25を形成し、この受け凹部25に、前記回動時に、横部材10の垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入するようにしてもよい。この場合も、受け孔24を設けた場合と同様の効果を発揮する。
また、図7で示すように、受け孔24を、横部材10が縦部材20に対して最上位の位置で、横部材10に対して縦部材20を回動させた際に、横部材10の垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入できる位置に形成することもできる。
この場合、横部材10と縦部材20の位置合わせが容易となるので、現場での作業性がさらに向上する。
次に、図11を参照して、本発明の第二実施形態に係る鼻隠し用取付金具1について説明する。図11は第二実施形態に係る取付金具1を示す要部斜視図である。
この鼻隠し用取付金具1は、縦部材20の構造に特徴を有するもので、横部材10は第一実施形態に示すものと同じ構成である。すなわち、縦部材20の前面壁21と側面壁22との連接部分を内側に折り曲げて断面L字状の補強段部26を形成し、その補強段部26の、横部材10の垂直壁12の前端側が対向する部分に、垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入できる受け孔24を形成している。なお、この受け孔24は、補強段部26を設けたことを考慮して、前面壁21の上部のみに設けているが、第一実施形態と同様に、上部から下部にわたって広範に設けることもできる。
この取付金具1は、補強段部26を形成したことによって縦部材20の強度を高めることができ、よって、鼻隠しFを、より強固に波板屋根Rに取付けることができる。また、補強段部26に受け孔24を形成したので、横部材10に対する縦部材20の回動、あるいは縦部材20に対する横部材10の回動が可能となり、よって、両者を予め直線状に重ねた状態で、かつ両者を収縮状態として仮止めしておくことができる。これにより、取扱いが容易となり、現場での作業性が向上する。また、両者の組付角度αを自在に調整することができるので、鼻隠しFを、波板屋根Rの勾配に対応した角度で取付けることができる。
なお、この受け孔24に代えて、図12に示すように、受け凹部25を形成することができる。この場合も、受け孔24と同様の効果を得ることができる。
また、受け凹部25を、横部材10が縦部材20に対して最上位の位置で、横部材10に対して縦部材20を回動させた際に、横部材10の垂直壁12の前端側上端角部12aが侵入できる位置に形成することもできる(図7参照)。その場合、横部材10と縦部材20の位置決めを容易に行うことができるので、現場での作業性がさらに向上する。
なお、第一実施形態および第二実施形態に係る鼻隠し用取付金具1の縦部材20は、共に、図13に示すような形状とすることができる。また、図14に示すように、前面壁21の左右両側に一対の側面壁22を設けて断面コ字状とすることもできる。これによって、縦部材20の強度をさらに高め、鼻隠しFを、より強固に波板屋根Rに取付けることができる。
また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、建物の波板屋根Rの頂部が軒先に向って延びる方向のその波板屋根Rの頂部に、鼻隠し用取付金具1の横部材10の水平壁11を当接させて固定する例を示したが、建物の波板屋根Rの頂部が軒先に向って延びる方向に垂直方向に形成される場合であってもその波板屋根Rの頂部に鼻隠し用取付金具1の横部材10の水平壁11を当接させて固定すればよいので適用しうる。
本発明の第一実施形態に係る取付金具によって、鼻隠しを波板屋根に取付けた状態を示す部分斜視図である。 図1に示す取付金具の取付け状態を示す要部分解斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る取付金具を示す斜視図である。 図3に示す取付金具の分解斜視図である。 図3に示す取付金具の縦部材を拡大して示す要部斜視図である。 図5のA−A線拡大断面図である。 図3に示す取付金具において、縦部材に対して横部材を回動した状態を示す要部側面図である。 図3に示す取付金具の収縮(収納)状態を示すもので、(a)は収縮前を、(b)は収縮後を示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係る取付金具の他の態様を示す要部斜視図である。 図9のB−B線拡大断面図である。 本発明の第二実施形態に係る取付金具を示す要部斜視図である。 図11に示す取付金具の他の態様を示す要部斜視図である。 本発明の第一および第二実施形態に係る取付金具の縦部材の他の態様を示す側面図である。 本発明の第一および第二実施形態に係る取付金具の縦部材のさらに他の態様を示す側面図である。 従来例に係る取付金具の外面側を示す斜視図である。 図15に示す取付金具の内面側を示す斜視図である。 図15に示す取付金具の回動時の当接を示す部分断面側面図である。
符号の説明
1 鼻隠し用取付金具(取付金具)
10 横部材
11 水平壁
12 垂直壁
12a 上端角部
13 ボルト孔
20 縦部材
21 前面壁
22 側面壁
23 長孔
24 受け孔
25 受け凹部
26 補強段部
30 締結部材
31 ボルト
32 ナット
33 座金
40 取付金具
41 横部材
41a 前端角部
41b 切欠
42 縦部材
42a 内側面
R 屋根
F 鼻隠し
α 組付角度

Claims (3)

  1. 建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
    水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
    前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
    前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、
    しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け凹部を、縦部材の前面壁の、側面壁との連接部分側に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする鼻隠し用取付金具。
  2. 建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
    水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
    前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
    前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、
    しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け孔を、縦部材の前面壁と側面壁との連接部分を内側に折り曲げて形成した補強段部に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする鼻隠し用取付金具。
  3. 建物の屋根の先端を覆い隠す鼻隠しを屋根に取付けるための取付金具であり、
    水平壁と垂直壁からなる断面L字状で、前記水平壁は、屋根の先端上部に略横方向に取付けられ、前記垂直壁は、水平壁から上方に向けて立設されるとともに前端部にボルト孔が形成されてなる、横部材と、
    前面壁と側面壁からなる断面L字状で、前記前面壁は、縦方向に配置されその前側に前記鼻隠しが取付けられ、前記側面壁は、前面壁から屋根の先端側に向けて垂設されるとともに縦方向の長孔が形成されてなる、縦部材とを備え、
    前記横部材の垂直壁に形成されたボルト孔を、前記縦部材の側面壁に形成された長孔に一致させるように、縦部材の側面壁内側に、横部材の垂直壁外側を重ねて略L字状とし、前記ボルト孔と長孔とを締結部材で、横部材に対して縦部材が昇降自在でかつ回動自在に締結し、
    しかも、前記締結部材を軸に前記縦部材の上部側が前記横部材の垂直壁に上からかぶさる方向に回動するときに、横部材の垂直壁の前端側上端角部が侵入する受け凹部を、縦部材の前面壁と側面壁との連接部分を内側に折り曲げて形成した補強段部に形成し、横部材に対して縦部材を前記略L字状から略直線状になるまで回動自在としたことを特徴とする鼻隠し用取付金具。
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