JP3126444U - 留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造 - Google Patents

留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造 Download PDF

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Abstract

【課題】縦材が配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を充分な強度で留め付けるとともに左右のズレを防止することができ、さらに胴縁を用いずに通気層を確保でき、耐久性にも優れた留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造を提供すること。
【解決手段】留め付け部材1は、すくなくとも1本の縦材21に固定される長尺固定板部11を有する。長尺固定板部11の前面には、外壁板3の左右接合部39における上端部およびその上の外壁板の下端部を支承するとともに係止するための第1留め付け部12と、第1留め付け部12の下方において左右接合部に配されるズレ防止の垂直立設部13と、左右接合部39以外の部分における外壁板の上端部を係止し下端部を支承するとともに係止するための第2留め付け部14とを有する。各留め付け部には、長尺固定板部11との間に通気スペーサーを備え、充分な通気層を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の構造躯体における縦材の配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を上記構造躯体に留め付けるための、留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造に関する。
従来より、建築物の構法として軸組構法が採用されているが、この軸組構法においては、通常、胴縁下地組が455mmのモデュールとして組まれる。具体的には、胴縁が施工される柱と間柱との間隔を455mmとする。これは、日本の木造戸建て住宅建築分野において多く採用されている基準寸法である。
これにともない、留め付ける外壁板の製品寸法も、上記胴縁下地組の基準寸法に合わせて、455mmの整数倍(一例を示すと455mm×4=1820mm)の横幅寸法になるように設計、製造されている。
しかし、近年、柱と間柱の間隔が、上記の基準寸法455mmとは異なる設計、一例をあげれば、メーターモデュールとしての500mmや、24インチ(610mm)などが採用される場合も多い。このような場合に、上記外壁板を柱、間柱に固定すると、上記外壁板の左右端部を柱、間柱上に配置することができない部分が形成されてしまう。この部分は、柱、間柱などの構造躯体によって支持されないため、構造躯体に対する外壁板の固定力を充分に確保できないおそれがある。
かかる問題の解決方法として、特開2006−37567号公報には、留め付け部材及びこれを用いた外壁施工構造並びに外壁施工方法が開示されている。そこには、図15に示すように、縦材(柱、間柱)21に固定される留め付け部材9を用いて、外壁板を構造躯体2に留め付ける技術が提案されている。
この留め付け部材9は、図15に示すように、すくなくとも1本の縦材21に固定される長尺固定板部11を有し、長尺固定板部11の前面左端部には、外壁板の左右接合部における上端部を係止し、かつ、その上に配される外壁板の下端部を支承するとともに係止するための第1留め付け部12と、第1留め付け部12の下方において上記左右接合部に配されるズレ防止の垂直立設部13とを備え、長尺固定板部11の前面右端部には外壁板の上端部を係止し、かつ、その上に配される外壁板の下端部を支承するとともに係止するための第2留め付け部14とを備えている。
そして、上記留め付け部材9のズレ防止の垂直立設部13を左側に配される外壁板の右側端部に当接させ、隣接する外壁板の左右接続部の上辺部および下辺部に配し、上記第1留め付け部12と第2留め付け部14とによって下側の2枚の外壁板と上側の2枚の外壁板を係止する。
このとき、上記留め付け部材9は、上記縦材21に対して釘(くぎ)91で固定される。
しかしながら、図13に示すように、透湿防水シート7を挟んで縦材21に留め付け部材9を固定すると、施工のばらつきに起因して透湿防水シートがうねったりして、外壁板3の裏側面36と透湿防水シート7との間に形成される空間、すなわち通気層8を充分に確保することができなくなるという問題がある。
ここで、透湿防水シート7は、通気層8内に浸入した雨水や外壁板3の裏側面36に発生した結露水を後方へ(建物内部へ)浸入させずに下方へ排出させる防水層となるものであり、かつ、室内(建物内部)で発生した水蒸気を前方へ(通気層8内へ)流動させることが可能な透湿層にもなっている。
図に示すように、透湿防水シート7がたるんで張設されていると、通気層8がふさがり、通気層8内の湿気が上方に移動する空間が確保されなくなることにより通気層8内に湿気が滞留する。また同様に、通気層8に浸入した雨水や結露水が下方に流れ落ちて屋外へ排出されにくくなり、通気層8内に水が滞留する。これらの湿気・水の滞留によって、外壁板3の裏側面36が吸湿・吸水し、その結果、外壁板3の反りや伸縮といった不具合の発生をまねくという問題がある。この問題は、特に、窯業系外壁板において深刻である。
一方、図14に示すように、通気層8を充分に確保するためには、留め付け部材9と胴縁22を併用する構造が考えられる。この構造では、縦材21に対して透湿防水シート7と胴縁22を挟んで留め付け部材9が固定され、上下方向に固定されている胴縁22の部分を除いて、透湿防水シート7と外壁板3の裏側面36との間には充分な通気層8が確保されている。しかし、留め付け部材9を固定する前に、あらかじめ縦材21に胴縁22を固定させる必要がある。そのため、作業工数が多くなり、材料費も高くなるという問題がある。すなわち、施工するに当たっては、規格寸法の胴縁22を多数用意する必要があり、さらに胴縁22を縦材21に釘などを用いて固定するという作業工程が必要となる。
特開2000−291225号公報 特開2006−37567号公報
本考案は、上述した従来の問題点を解決するためになされたものであり、胴縁を用いずに充分な通気層を確保し、かつ縦材の配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を充分な強度で留め付けるとともに左右の‘ずれ’を防止することを一作業工程でできる留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造を提供することを目的としている。
本考案の上記目的は、建築物の構造躯体における縦材の配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を該構造躯体に留め付けるための留め付け部材であって、
少なくとも1本の縦材に固定される長尺固定板部と、
長尺固定板部の前面に、外壁板の左右接合部の上端部およびその上の外壁板の下端部を支承し係止するための留め付け金具を有する第1留め付け部と、
該第1留め付け部の下方の外壁板の左右接合部に配されるズレ防止のための垂直立設部と、を備え、
かつ、該長尺固定板部の前面に、該左右接合部以外の部分の外壁板の上端部を係止し下端部を支承し係止するための留め付け金具を有する第2留め付け部と、
第1留め付け部および第2留め付け部に、該長尺固定板部とそれぞれの留め付け金具の間に挟持される通気スペーサーと、を
備えていることを特徴とする留め付け部材により達成される。
また、本考案の上記目的は、さらに、前記通気スペーサーが、略矩形状の金属板の各辺から後方へ直角に屈曲した屈曲部と、略中央部に開口部を有し、さらに、該屈曲部には該金属板を局部的に変形してなる補強用リブと、該開口部には補強用突出部を有することを特徴とする留め付け部材により、より効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記通気スペーサーが、屈曲部に排水孔を有することを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、
前記長尺固定板部の開口部周辺が隆起して形成されており、該開口部に対して、前記通気スペーサーの開口部と前記個々の留め付け金具の開口部とが重ね合わされ、さらに、
通気スペーサーの屈曲部および補強用突出部の端部が、該長尺固定板部に当接されるとともに、該通気スペーサーに該留め付け金具が当接された状態でもって、
前記長尺固定板部における開口部周辺の隆起部が個々の留め付け金具の開口部より前方へ突き出されており、この突き出された部分が個々の留め付け金具の前面において後方へ折り曲げられ長尺固定板部の前面部に圧着されることにより、通気スペーサーと個々の留め付け金具とが長尺固定板部に一体となり固定されていることを
特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記第1留め付け部が、前記長尺固定板部の一部が切り欠き折り曲げ加工された複数の切り起こし部を有し、前記留め付け金具が切り起こし部に直接当接状態で載置されていることを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記第1留め付け部が、長尺固定板部の一方の端部に設けてあり、前記第2留め付け部が、長尺固定板部の他方の端部に設けてあることを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記留め付け部材が、さらに、第2留め付け部と同様の形状および機能を有する第3留め付け部を有することを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記第1留め付け部を構成する留め付け金具が、ズレ防止の垂直立設部を一体成形したズレ防止用ストッパー付き留め付け金具であることを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記長尺固定板部が、前方へ隆起したリブ部を左右方向に形成してなるとともに、長尺固定板部の下辺から前方へ屈曲した下辺屈曲部を形成してなることを特徴とする留め付け部材により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記留め付け部材を使用したことを特徴とする外壁施工構造により、さらに効果的に達成される。
また、本考案の上記目的は、前記構造躯体が、縦材の配設スパンを500〜610mmとし、長尺固定板部が540〜650mmの左右長さを有することを特徴とする外壁施工構造により、さらに効果的に達成される。
本考案の留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造によれば、通気層を設けるための胴縁を構造躯体にあらかじめ留め付けるという作業が不要になり、作業能率を上げることができる。また、胴縁が不要であるので、材料費が大幅に低減される。さらに、留め付け部材にあらかじめ設けられた通気スペーサーによって、充分な通気層を確保することができ、かつ施工構造や施工位置に制約があって、構造躯体である縦材の配設されていない部分に外壁板の左右接合部が配され、外壁板の左右接合部分を縦材に留め付けることが困難な場合においても、縦材の配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を充分な強度で留め付けることができる。また、通気スペーサーの独自の形状により、外壁板に伝達された風圧力などの外力を、通気スペーサーを介して円滑に構造躯体である縦材に伝達することができる。なおかつ、外壁板の左右の‘ずれ’を防止することができる。さらに、外壁板の左右接合部の上端部において、左右に隣り合う外壁板の上端部に留め付け部材を配するとき、留め付け部材をそれぞれの外壁板の上端部に同時に当接させることによって外壁板を左右一直線状にそろえながら、外壁板を係止することができる。それゆえ、左右に隣り合う外壁板どうしの水平方向の目地のズレを低減することができ、外壁の仕上げについて、美観を向上させることができる。また、上記の外壁板の上側に配される外壁板の下端部において、留め付け部材が外壁板の下端部を水平方向に直線状に支承することによって、構造躯体や複数ある縦材相互の前後方向の不陸の影響を低減し、外壁板を反りなく係止することができ、同様に美観を向上させることができる。
したがって、本考案にかかる留め付け部材およびこれを用いた外壁施工構造によれば、外壁板と構造躯体との間に充分な通気層が確保され、そのための施工が簡易でかつ施工費用の低減が図れ、さらに、外壁板の留め付け強度が良好であり、ズレ防止効果にも優れ、目地ズレや反りをなくし美観を向上させることもできるため、その有用性はきわめて高い。
図1から図12に従って、本考案の最適な実施態様について説明する。
本考案の留め付け部材1は、図1に示すように、建築物の構造躯体2における縦材21の配設されていない部分に左右接合部39が配される外壁板3を、上記構造躯体2に留め付けるための部材である。
上記留め付け部材1は、図2に示すように、すくなくとも1本の縦材21(図示せず)に固定される長尺固定板部11を有する。
長尺固定板部11の前面には、図2、図3に示すように、その左端部に第1留め付け部12とその下方に設けたズレ防止の垂直立設部13が、その右端部に第2留め付け部14が、そして、第1および第2留め付け部12、14の略中間位置に第3留め付け部15が設けてある。
第1留め付け部12は、図4、図5に示すように、その下側に配される外壁板3、3の左右接合部39における上端部31を係止し、上側に配される外壁板3、3の下端部32を支承するとともに係止する。
ズレ防止の垂直立設部13は、該第1留め付け部12の下方において、左側に配される外壁板3の右側端部(側端面33)に当接される。
第2留め付け部14は、図6に示すように、左右接合部39以外の部分における外壁板3、3の上端部31を係止し、その上側に配される外壁板3、3の下端部32を支承するとともに係止する。
つぎに、本留め付け部材1の詳しい構成について説明する。
第1留め付け部12に設ける第1通気スペーサー17は、図7に示すように、略矩形金属板の各辺から後方へ直角に屈曲した屈曲部171を有する。該屈曲部171には、金属板を局部的に変形した補強用リブ172が多数形成されている。また、第1通気スペーサー17の略中央の開口部には、バーリング加工で形成された補強用突出部173を形成している。
さらに、第1通気スペーサー17の下側の屈曲部171には、排水孔174を形成している。排水孔174は、下側の屈曲部171の一部分を切り欠いた孔である。
第2留め付け部14、第3留め付け部15に設ける第2通気スペーサー18も、図8に示すように、略矩形金属板の各辺から後方へ直角に屈曲した屈曲部181を有する。また、該屈曲部181には、金属板を局部的に変形した補強用リブ182が多数形成されている。さらに、第2通気スペーサー18の略中央の開口部には、同じくバーリング加工で形成された補強用突出部183を形成している。
さらに、第2通気スペーサー18の下側の屈曲部181にも同様に、排水孔184を形成している。排水孔184は、下側の屈曲部181の一部分を切り欠いた孔である。
そして、図10に示すように、第1通気スペーサー17および第2通気スペーサー18は、それぞれ長尺固定板部11の前面に当接状態で配設される。図7に示す屈曲部171および補強用突出部173、そして図8に示す屈曲部181および補強用突出部183は、スペーサーとしての機能を果たすため、要求される通気層の寸法に応じた前後方向の寸法(全体厚さ寸法)を有している。また、第1通気スペーサー17および第2通気スペーサー18は、長尺固定板部11に当接するため、長尺固定板部11の前方へ隆起したリブ部(後述する)と干渉しないように、また長尺固定板部11に載置されるズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5(後述する)と確実に当接させるために、上下方向・左右方向の寸法をそれぞれそれらに対応させている。
図2、図3に示すように、本留め付け部材1は、上述した第1留め付け部12とズレ防止の垂直立設部13とを一体成形したズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4が長尺固定板部11との間に第1通気スペーサー17を挟持した状態で、かつ、上記第2留め付け部14をなす留め付け金具5および上記第3留め付け部15をなす留め付け金具5が長尺固定板部11との間にそれぞれ第2通気スペーサー18を挟持した状態で、それぞれ長尺固定板部11の前方に固定されている。
ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5は、図2に示すかしめ部16において、それぞれ第1通気スペーサー17および第2通気スペーサー18を挟持した状態で、長尺固定板部11にかしめ固定されている。
具体的には、図11に示すように、長尺固定板部11とズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4または留め付け金具5との間で、2箇所以上バーリングかしめ加工を施す。バーリングかしめ加工は、ビス固定と比較してゆるむことがなく、一度加工すると強固に固定される。バーリングかしめ加工に当たっては、まず、長尺固定板部11の前方へ隆起した開口部と第1通気スペーサー17の開口部とを重ね合わせ、さらに第1通気スペーサー17の開口部とズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4の開口部とを重ね合わせる。同様に、長尺固定板部11の前方へ隆起した開口部と第2通気スペーサー18の開口部とを重ね合わせ、さらに第2通気スペーサー18の開口部と留め付け金具5の開口部とを重ね合わせる。ついで、長尺固定板部11の開口部周辺を、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5の開口部よりも前方に隆起させるとともに、第1通気スペーサー17および第2通気スペーサー18が挟み込まれたままズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5を挟み込むように、開口部からはみ出した部分を前面において折り曲げ、圧着し、かしめ部16を形成する。
この上記長尺固定板部11の前方へ隆起した開口部および第1通気スペーサー17の補強用突出部173、第2通気スペーサー18の補強用突出部183は、第1通気スペーサー17および第2通気スペーサー18の局部的な変形を防止し強度をより高めるために設けられたものでもあり、加えて長尺固定板部11への密着性を高め、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5に対して外壁板から伝達される応力を長尺固定板部11に円滑に伝達するために設けられている。
長尺固定板部11には、図9に示すように、前方へ隆起した上側のリブ部111と下側のリブ部112が左右方向に複数形成されているとともに、長尺固定板部11の下辺から前方へ直角に屈曲した下辺屈曲部113が形成されている(図12参照)。これら上側のリブ部111・下側のリブ部112・下辺屈曲部113は、長尺固定板部11全体の強度を高め、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4および留め付け金具5に外壁板から伝達される応力を構造躯体である縦材21に円滑に伝達するために設けられている。
また、長尺固定板部11は、650mmの左右長さを有する。この長さは、500mmや610mmのモデュールにも対応できる長さである。
また、長尺固定板部11において、留め付け金具5を配置する部分には、図2、図9に示すように、リブ部111が形成されておらず、リブ部112が途切れた途切れ部分116が設けられている。これにより、図10に示すように、第2通気スペーサー18は、長尺固定板部11上に当接状態で載置され、さらに留め付け金具5は、第2通気スペーサー18上に当接状態で載置される。また、上側のリブ部111は、断面略三角形状に隆起しており、上側の斜面に釘孔114が、左右方向に等間隔(一例を示すと15mm間隔)に多数形成されている。
また、リブ部111とリブ部112との間には、左右方向に等間隔(一例を示すと15mm間隔)に、複数のビス孔(あな)115が多数形成されている。このため、長尺固定板部11が当接される柱や間柱部分に対して、留め付け部材1を確実にビス留めすることもできる。
また、下辺屈曲部113は、図9に示すように、長尺固定板部11における左端近傍内側であって、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4を配置する部分以外において連続して形成されている。
この下辺屈曲部113の近傍に第2通気スペーサー18が載置される(図10参照)。
さらに、図9、図12に示すように、長尺固定板部11における左端近傍内側であって、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4を配置する部分においては、切り起こし部117が複数形成されている。第1通気スペーサー17は、上側のリブ部111および下側のリブ部112と干渉しない位置で長尺固定板部11上に当接状態で載置される。さらにズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4は、第1通気スペーサー17上に当接状態で載置される。ただし、切り起こし部117の前面に限っては、第1通気スペーサー17は載置されず、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4が切り起こし部117に直接当接状態で載置される。
切り起こし部117は、長尺固定板部11の一部を切り欠き折り曲げ加工したものであり、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4の応力を、第1通気スペーサー17とは別の部分で、直接長尺固定板部11に伝達させるものである。ここで仮に、切り起こし部117がなく、かつ、想定外の過大な応力がズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4から第1通気スペーサー17のみに伝達される場合、第1通気スペーサー17とズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4とが密着する面積が充分ではないため、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4が局部的に変形するおそれがある。切り起こし部117を設ける目的は、この密着する面積を増やし、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4の変形を防止し、強度をより高めることにある。
すなわち、より安全性を高めるために、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具4から伝達される応力を第1通気スペーサー17とともに切り起こし部117もあわせて長尺固定板部11に円滑に伝達させる目的のために切り起こし部117は設けられている。
なお、本明細書において、「前」とは建築物の外側方向を、「後」とは建築物の内側方向をいう。また、上記留め付け部材などに関しては、構造躯体に取り付けた状態において、「前」、「後」、「上」、「下」、「水平」、「垂直」などの表現を用いている。また、「左」、「右」に関しては、外壁を意匠面側から正面視したとき(図1、図4参照)に「左」、「右」となる方向を表している。
また、構造躯体は、複数の縦材を610mmのスパンで配設している。そして、構造躯体は、一例をあげれば、木造の構造躯体であり、軸組施工構造の構造躯体、枠組施工構造の構造躯体など、種々の構造躯体とすることができる。
また、留め付け部材は、縦材に直接固定しても通気層を充分に確保できるが、通気層をさらに大きく確保するときは、胴縁などの下地材を介して縦材に間接的に固定してもよい。
また、留め付け部材を固定する構造躯体は、縦材の配設スパンを500〜610mmとし、長尺固定板部は、540〜650mmの左右長さを有することが好ましい。
この場合には、留め付け部材をすくなくとも1本の縦材に容易に固定することができる。
また、縦材の配設スパンが610mmを越え、1000mm以下の場合、長尺固定板部は、1000mm以下の左右長さを有することが好ましい。
さらに、外壁板としては、一例をあげれば、窯業系の外壁板とすることができる。
留め付け部材の材質は、溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金めっき鋼板やステンレス鋼などの金属材料で構成される。そして、長尺固定板部と、ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具、留め付け金具は、それぞれ鋼板を切断、折り曲げ加工などすることにより形成される。
また、通気スペーサーは、長尺固定板部と留め付け金具との間に挟持される固体状のものであればよく、外力(応力)が伝達されても容易に変形せず、破壊されない、または経年変化などによって劣化・腐朽などしないものであれば、金属・樹脂・硬質ゴム・セラミックなどいかなるものでもよいが、強度や耐久性などを考慮すると、例をあげれば、鉄や溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金めっき鋼板やステンレス鋼板などの金属板またはそれら金属板を折り曲げ加工したもの、金属板を積層したものが好ましい。そして、通気スペーサーを構成する金属板の板そのものの厚さは、外力が伝達されても容易に変形・破壊されない厚さであればよく、例を示すと、鉄などの金属板の場合1mm以上が望ましい。
さらに、通気スペーサーの左側・右側・下側のいずれかの屈曲部またはそれらの組み合わせで、屈曲部の一部に、1以上の排水孔を設けることが望ましい。
この場合には、通気スペーサー内部に浸入した水を左右方向・下方へ排出させやすくすることができる。
ただし、長尺固定板部と通気スペーサーの裏面の大部分とが密着する場合には、排水孔と同等の働きを有する溝を通気スペーサーの裏面に下方に向かって設けることが望ましい。
また、長尺固定板部の切り起こし部は、長尺固定板部の一部を切り欠き折り曲げ加工を施し、留め付け金具に当接可能な形状が好ましいが、プレス加工やバーリング加工などで長尺固定板部の一部を凸形状に隆起させた形状にすることも可能である。
また、第1留め付け部は、長尺固定板部の一方の端部に設けてあり、第2留め付け部は、長尺固定板部の他方の端部に設けてあることが好ましい。
この場合には、留め付け部材を、より安定した状態で、外壁板の上端部および下端部に配設することができる。
また、留め付け部材は、第2留め付け部と同様の形状および機能を有する通気スペーサー部のある第3留め付け部を有することが好ましい。
この場合には、外壁板の留め付け強度をより向上させることができる。
また、長尺固定板部は、前方へ隆起したリブ部を左右方向に設けているとともに、長尺固定板部の下辺から前方へ屈曲した下辺屈曲部を設けることが好ましい。
この場合には、長尺固定板部の強度を確保することができる。
また、長尺固定板部の下辺屈曲部と第2通気スペーサーとの間に、隙間を設けることが望ましい。
この場合には、第2通気スペーサー内部に浸入した水が、排水孔を通って下方に流れ出た後、隙間を通って下辺屈曲部の左右方向・前方・下方へ流れ出ることにより、水の滞留を防ぎ、留め付け部材のさびの発生を抑止することができる。
また、長尺固定板部は、前方へ隆起した開口部を設けることが望ましい。
第1留め付け部において、長尺固定板部に第1通気スペーサーとズレ防止用ストッパー付き留め付け金具を固定する場合には、長尺固定板部の前方へ隆起した開口部と第1通気スペーサーの開口部を重ね合わせ、さらに、第1通気スペーサーの開口部とズレ防止用ストッパー付き留め付け金具の開口部を重ね合わせることにより、第1通気スペーサーとズレ防止用ストッパー付き留め付け金具の取り付けに当たって、上下・左右方向の位置合せを、これら開口部を重ね合わせることのみで容易に行うことができる。
同様に、第2留め付け部において、長尺固定板部に第2通気スペーサーと留め付け金具を固定する場合には、長尺固定板部の前方へ隆起した開口部と第2通気スペーサーの開口部を重ね合わせ、さらに、第2通気スペーサーの開口部と留め付け金具の開口部を重ね合わせることにより、第2通気スペーサーおよび留め付け金具の取り付けに当たって、上下・左右方向の位置合せを、これら開口部を重ね合わせることのみで容易に行うことができる。
また、留め付け部材は、第2留め付け部と同様の形状および機能を有する通気スペーサー部のある第3留め付け部を有し、第3留め付け部は、左右接合部以外の部分における外壁板の上端部を係止し下端部を支承するとともに係止していることが好ましい。
この場合には、外壁板の留め付け強度をより向上させ、耐久性に優れた外壁施工構造を得ることができる。
また、留め付け部材は、長尺固定板部が容易に変形しない厚さおよび形状を有し、第1留め付け部・第2留め付け部・第3留め付け部が水平・前後に一直線状に配されていることが望ましい。
この場合には、外壁板の左右接合部において、左右に隣り合う外壁板の上端部を同時に一直線状に係止し、さらに、それらの外壁板の上部に配される外壁板の下端部を一直線状に支承することにより、外壁板の目地ズレが少なく、反りなく係止することができ、美観を向上させる外壁施工構造を得ることができる。
実施例における外壁施工構造の正面図。 実施例における留め付け部材の正面図。 実施例における留め付け部材の底面図。 実施例における、留め付け部材の周辺の外壁施工構造の正面図。 実施例における、図2のA−A線矢視断面相当の外壁施工構造の断面図。 実施例における、図2のB−B線矢視断面相当の外壁施工構造の断面図。 実施例における第1通気スペーサーを示すものであり、(A)は斜視図、(a)は正面図、(b)は下面図(底面図)、(c)は右側面図、(d)はD−D線矢視断面図、(e)はE−E線矢視断面図、(f)は裏面図である。 実施例における第2通気スペーサーを示すものであり、(a)は正面図、(b)は下面図(底面図)、(c)は右側面図、(d)はD−D線矢視断面図、(e)はE−E線矢視断面図、(f)は裏面図である。 実施例における長尺固定板部の留め付け金具取り付け前の正面図。 実施例における通気スペーサーの位置説明図。 実施例における、かしめ部の説明図。 実施例における長尺固定板部を示すものであり、(a)は左側側面図、(b)は図9のB−B線矢視断面図、(c)は図9のC−C線矢視断面図、(d)は図9のD−D線矢視断面図である。 従来例における、留め付け部材を用いた外壁施工構造の鉛直断面図。 従来例における、胴縁と留め付け部材を用いた外壁施工構造の鉛直断面図。 従来例における、留め付け部材を用いた外壁施工構造の正面図。
符号の説明
1. 留め付け部材
11.長尺固定板部
12.第1留め付け部
13.ズレ防止の垂直立設部
14.第2留め付け部
15.第3留め付け部
16.かしめ部
17.第1通気スペーサー
18.第2通気スペーサー
2. 構造躯体
21.縦材
22.胴縁
3. 外壁板
31.上端部
32.下端部
33.側端面
36.裏側面
39.左右接合部
4. ズレ防止用ストッパー付き留め付け金具
5. 留め付け金具
51.通気留め付け金具
6. 外壁施工構造
7. 透湿防水シート
8. 通気層
9. 留め付け部材
91.釘

Claims (11)

  1. 建築物の構造躯体における縦材の配設されていない部分に左右接合部が配される外壁板を該構造躯体に留め付けるための留め付け部材であって、
    少なくとも1本の縦材に固定される長尺固定板部と、
    長尺固定板部の前面に、外壁板の左右接合部の上端部およびその上の外壁板の下端部を支承し係止するための留め付け金具を有する第1留め付け部と、
    該第1留め付け部の下方の外壁板の左右接合部に配されるズレ防止のための垂直立設部と、を備え、
    かつ、該長尺固定板部の前面に、該左右接合部以外の部分の外壁板の上端部を係止し下端部を支承し係止するための留め付け金具を有する第2留め付け部と、
    第1留め付け部および第2留め付け部に、該長尺固定板部とそれぞれの留め付け金具の間に挟持される通気スペーサーと、を
    備えていることを特徴とする留め付け部材。
  2. 前記通気スペーサーは、略矩形状の金属板の各辺から後方へ直角に屈曲した屈曲部と、略中央部に開口部を有し、さらに、該屈曲部には該金属板を局部的に変形してなる補強用リブと、該開口部に補強用突出部を有することを特徴とする請求項1記載の留め付け部材。
  3. 前記通気スペーサーは、前記屈曲部に排水孔を有することを特徴とする請求項2記載の留め付け部材。
  4. 前記長尺固定板部の開口部周辺が隆起して形成されており、該開口部に対して、前記通気スペーサーの開口部と前記個々の留め付け金具の開口部とが重ね合わされ、さらに、
    通気スペーサーの屈曲部および補強用突出部の端部が、該長尺固定板部に当接されるとともに、該通気スペーサーに該留め付け金具が当接された状態でもって、
    前記長尺固定板部における開口部周辺の隆起部が個々の留め付け金具の開口部より前方へ突き出されており、この突き出された部分が個々の留め付け金具の前面において後方へ折り曲げられ長尺固定板部の前面部に圧着されることにより、通気スペーサーと個々の留め付け金具とが長尺固定板部に一体となり固定されていることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の留め付け部材。
  5. 前記第1留め付け部は、前記長尺固定板部の一部が切り欠き折り曲げ加工された複数の切り起こし部を有し、前記留め付け金具が切り起こし部に直接当接状態で載置されていることを特徴とする請求項4記載の留め付け部材。
  6. 前記第1留め付け部は、長尺固定板部の一方の端部に設けてあり、前記第2留め付け部は、長尺固定板部の他方の端部に設けてあることを特徴とする請求項1から請求項3記載の留め付け部材。
  7. 前記留め付け部材は、さらに、第2留め付け部と同様の形状および機能を有する第3留め付け部を有することを特徴とする請求項1または請求項6記載の留め付け部材。
  8. 前記第1留め付け部を構成する留め付け金具は、ズレ防止の垂直立設部を一体成形したズレ防止用ストッパー付き留め付け金具であることを特徴とする請求項1または請求項7記載の留め付け部材。
  9. 前記長尺固定板部は、前方へ隆起したリブ部を左右方向に形成してなるとともに、長尺固定板部の下辺から前方へ屈曲した下辺屈曲部を形成してなることを特徴とする請求項1または請求項8記載の留め付け部材。
  10. 請求項1から請求項9記載の前記留め付け部材を使用したことを特徴とする外壁施工構造。
  11. 前記構造躯体は、縦材の配設スパンを500〜610mmとし、長尺固定板部は540〜650mmの左右長さを有することを特徴とする請求項10記載の外壁施工構造。
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