JP4911779B2 - 会計処理装置、会計データ入力処理装置、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
この方法では、センターコンピュータ装置側で受信したトランザクションデータを処理してセンターコンピュータ装置側に設けられた会計ファイルを更新して会計処理を行なう。
また、訂正内容が迅速に返ってくるので会計処理結果が整合しないような場合も迅速に処理できる。これにより、会計データに誤りがあった場合にFD送信のような煩雑な手間がかからない。
また、本発明によれば、受信データをバッファ(一次メモリ)を用いて直接確認してその場で修正・印刷して検証したり、返信又は登録できるので、通信作業中のデータによって保存データが上書きされて消えてしまうようなことが生じない。また、修正内容を通信元で確認後、正規データとして登録すると共に、通信先に再送信することができる。
(イ) 会計データ入力端末200の構成はプログラム格納用メモリに会計処理プログラムではなく会計データ入力処理プログラムが格納されている点、
(ロ) 保存メモリ18が設けられていないか、保存メモリ18に代わり保存メモリ18’が設けられていても保存メモリ18’には各種会計ファイルが設定されていない点、(従って、会計データの登録および会計処理装置100と同様の検証データの作成はできない)。
通信制御部15が通信ネットワーク3とのプロトコルを確立するとS1に遷移する。
制御部12は受信部16が通信ネットワーク3を介してデータを受信したか否かを調べ、受信した場合にはS2に遷移する。そうでない場合には送信指示及び登録指示の有無を調べ、送信指示があった場合にはS11に遷移し、登録指示があった場合にはS14に遷移する。
受信部16は受信したデータを受信バッファに記憶する。
制御部12は受信データの先頭データを調べ、それが会計ファイルの制御データの場合には更にその値が「01」かいなかを調べ、「01」の場合には装置間対話処理により転送された会計データとしてS4に遷移し、それ以外の場合は装置間対話処理以外の処理に遷移してその処理の実行を行なう。
制御部12は圧縮データ伸張プログラムの実行を制御して、一次メモリ13の作業用バッファ133を用いて受信した送信データ(表示制御データ+会計データ)を伸張し、伸張された表示制御データ+会計データを一次メモリ13の表示データバッファ131に記憶させる。
制御部12は会計データ表示プログラムの実行を制御して表示データバッファ131の会計データを会計データ入力フォーマット70にあわせて表示する。この際、表示制御データを調べて対応する会計データの位置関係にあわせてデータ表示欄77の各行に1会計データずつ割り振る。
制御部12はデータ入力部10からのマウス状態信号を調べ、ユーザによる検証データ作成指示(この例ではマウス11で画面に表示された検証データ作成指示用アイコン74’がポイント(クリック)されると、アイコン74’の位置を示す信号が制御部122送出される)がなされたか否かを調べ,検証データ作成指示があった場合にはS7に遷移しそうでない場合にはS8に遷移する。
制御部12は検証データ作成プログラムの実行制御を行ない、表示部142表示されている会計データおよび表示対象の会計データと保存メモリ18の会計ファイル181に登録されている登録済み会計データを基に表示されている会計データの正誤を検証可能な検証データ(例えば、日計表または残高試算表)を一次メモリ13の作業用バッファ133に作成(集計)する。
制御部12はデータ入力部10から送られる状態信号を調べ、修正操作(削除、訂正,追加入力等の操作をユーザが選択すること)が行われたか否かを判定し、修正操作が行われた場合にはS9に遷移し、そうでない場合にはS2に遷移する。
制御部12は修正処理プログラムを実行制御して表示された会計データの修正処理(=一次メモリ13(表示データバッファ131)上の会計データに対する修正処理)を行わせる。
ユーザは目視により表示された会計データが正しく修正されたことを確認して修正終了操作を行なうが、会計ファイル上の登録データとの関係上、再検証を要する場合がある。このような場合,ユーザは再び検証指示アイコン74’をクリックして検証データを得ようとする。
そこで、制御部12はデータ入力部10からのマウス状態信号を調べ,ユーザによる検証データ作成指示がなされたか否かを調べ,検証データ作成指示があった場合には検証データを得るためにS7に遷移し、そうでない場合には修正は正しく行われたものとしてS1に戻る。
上記ステップS1で送信指示が行われると、制御部12は図5(c)に示すような制御データを作成し、その転送識別コード欄614に「01」を格納する。また、送信する会計データ(表示されている会計データ及びそれに関連する会計データ(=表示対象の会計データ))を順に取り出してそれぞれの位置関係を示す表示制御データと対応付けた送信データを順次格納した圧縮前の送信ファイルを送信データバッファ132上に作成する。
制御部12はデータ圧縮プログラムの実行制御を行ない、作業用バッファ133を用いて送信データバッファ132に記憶されている送信ファイルを圧縮処理し、圧縮送信ファイルを作成して、送信部17の送信バッファに転送する。
制御部12は通信制御部15に送信バッファにデータを送ったことを知らせる。通信制御部15は送信先の装置(=送信元の装置)とのプロトコルが確立するとその旨を送信部17に通知し,送信部17は送信準備が完了すると送信バッファの圧縮送信ファイルを通信ネットワーク3に送出し、S1に戻る。
上記ステップS1で登録指示が行われると、制御部12は会計データ登録プログラムの実行制御を行ない、表示されている会計データ及び表示対象の会計データを保存メモリ18上の各種会計ファイル181のうち会計データファイルのほか,各種補助簿等,会計データの登録を要するファイルに書き込む(同じデータがある場合には上書きする)。また、登録済みの会計データを一次メモリ13から消去する(画面からも消去される)。
通信制御部15が通信ネットワーク3とのプロトコルを確立するとT1に遷移する。
制御部12’は受信部16が通信ネットワーク3を介してデータを受信したか否かを調べ、受信した場合にはT2に遷移する。そうでない場合には送信指示及び登録指示の有無を調べ、送信指示があった場合にはT8に遷移する。
受信部16’は受信したデータを受信バッファに記憶する。
制御部12’は受信データの先頭データを調べ、それが会計ファイルの制御データの場合には更にその値が「01」か否かを調べ、「01」の場合には装置間対話処理により転送された会計データとしてS4に遷移し、それ以外の場合は装置間対話処理以外の処理に遷移してその処理の実行を行なう。
制御部12’は圧縮データ伸張プログラムの実行を制御して、一次メモリ13’の作業用バッファ133’を用いて受信した送信データ(表示制御データ+会計データ)を伸張し、伸張された表示制御データ+会計データを一次メモリ13’の表示データバッファ131’に記憶させる。
制御部12’は会計データ表示プログラムの実行を制御して表示データバッファ131’の会計データを会計データ入力フォーマット70にあわせて表示する。この際、表示制御データを調べて対応する会計データの位置関係にあわせてデータ表示欄77の各行に1会計データずつ割り振る。
制御部12’はデータ入力部10’から送られる状態信号を調べ、修正操作が行われたか否かを判定し、修正操作が行われた場合にはT79に遷移し、そうでない場合にはT2に遷移する。
制御部12’は修正処理プログラムを実行制御して表示された会計データの修正処理(=一次メモリ13’(表示データバッファ131’)上の会計データに対する修正処理)を行わせる。
上記ステップT1で送信指示が行われると、制御部12は図5(c)に示すような制御データを作成し、その転送識別コード欄614に「01」を格納する。また、送信する会計データ(表示されている会計データ及びそれに関連する会計データ(=表示対象の会計データ))を順に取り出してそれぞれの位置関係を示す表示制御データと対応付けた送信データを順次格納した圧縮前の送信ファイルを送信データバッファ132’上に作成する。
ステップT9:(会計データ圧縮処理)
制御部12’はデータ圧縮プログラムの実行制御を行ない、作業用バッファ133’を用いて送信データバッファ132’に記憶されている送信ファイルを圧縮処理し、圧縮送信ファイルを作成して、送信部17’の送信バッファに転送する。
制御部12’は通信制御部15’に送信バッファにデータを送ったことを知らせる。通信制御部15’は送信先の装置(=送信元の装置)とのプロトコルが確立するとその旨を送信部17’に通知し,送信部17’は送信準備が完了すると送信バッファの圧縮送信ファイルを通信ネットワーク3に送出し、T1に戻る。なお、上記圧縮データ伸張プログラム、会計データ表示プログラム、修正処理プログラム、データ圧縮プログラム等は、会計データ入力端末用の会計データの装置間対話処理プログラムを構成するプログラムモジュールであり、それぞれプログラム格納用メモリに格納されている。
2 コンピュータ装置(第1のコンピュータ装置)
3 通信ネットワーク
3” インターネット(通信ネットワーク)
10 データ入力部(データ入力手段、修正操作手段)
11’ マウス(守勢操作手段)
12 制御部(受信データ記憶制御手段)
15 通信制御部(通信制御手段)
16 受信部(受信手段)
17 送信部(送信手段)
18 保存メモリ
19 プリンタ(印刷出力手段)
50 会計データ
61 表示制御データ
70,70’ 会計データ入力フォーマット(所定のフォーマット)
74 送信指示用アイコン
74’ 検証データ作成指示用アイコン
75 登録指示用アイコン
100 会計処理装置(コンピュータ装置)
181 会計ファイル
182 履歴ファイル
200 会計データ入力端末(コンピュータ装置)
M1、M2 メール(電子メール)
F1,F2 添付ファイル
Claims (4)
- 通信ネットワークを介して他の会計処理装置との間でデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データおよび表示制御データを前記通信処理部から受け取って保持する表示データ記憶領域を有する一次メモリと、会計ファイルを記録する保存メモリと、表示部と、データを入力するためのデータ入力手段と、指示入力を行うための指示入力手段と、対話処理制御手段とを備え、
前記対話処理制御手段は、
前記通信処理部によって受信処理された前記他の会計処理装置からの会計データ及び表示制御データを前記一次メモリの表示データ記憶領域に保持した後、前記表示部に所定フォーマットの会計データ表示/入力画面を表示すると共に前記表示データ記憶領域に保持されている表示制御データに基づいて該表示データ記憶領域に保持されている会計データを前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうち対応する表示/入力欄に表示し、
前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうちの少なくとも一つの表示/入力欄に対して前記データ入力手段による修正データの入力があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データのうち該修正入力に対応する会計データを該修正データに基づいて更新し、
上記修正データによる会計データの更新が終わった後に前記指示入力手段による会計データ送信指示があると、送信制御データを作成し、前記通信処理部を制御して前記表示データ記憶領域に保持されている会計データと共に前記他の会計処理装置に送信し、
前記指示入力手段による登録指示があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データで、前記保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルを更新する、
ことを特徴とする会計処理装置。 - 通信ネットワークを介して他の会計処理装置との間でデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データおよび表示制御データを前記通信処理部から受け取って保持する表示データ記憶領域を有する一次メモリと、表示部と、データを入力するためのデータ入力手段と、指示入力を行うための指示入力手段と、対話処理制御手段とを備え、
前記対話処理制御手段は、
前記通信処理部によって受信処理された前記他の会計処理装置からの会計データ及び表示制御データを前記一次メモリの表示データ記憶領域に保持した後、前記表示部に所定フォーマットの会計データ表示/入力画面を表示すると共に前記表示データ記憶領域に保持されている表示制御データに基づいて該表示データ記憶領域に保持されている会計データを前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうち対応する表示/入力欄に表示し、
前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうちの少なくとも一つの表示/入力欄に対して前記データ入力手段による修正データの入力があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データのうち該修正入力に対応する会計データを該修正データに基づいて更新し、
上記修正データによる会計データの更新が終わった後に前記指示入力手段による会計データ送信指示があると、送信制御データを作成し、前記通信処理部を制御して前記表示データ記憶領域に保持されている会計データと共に前記他の会計処理装置に送信する、
ことを特徴とする会計データ入力処理装置。 - 通信ネットワークを介して他の会計処理装置との間でデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データおよび表示制御データを前記通信処理部から受け取って保持する表示データ記憶領域を有する一次メモリと、会計ファイルを記録する保存メモリと、表示部と、データを入力するためのデータ入力手段と、指示入力を行うための指示入力手段とを備えたコンピュータに、
前記通信処理部によって受信処理された前記他の会計処理装置からの会計データ及び表示制御データを前記一次メモリの表示データ記憶領域に保持するステップ、
前記表示部に所定フォーマットの会計データ表示/入力画面を表示すると共に前記表示データ記憶領域に保持されている表示制御データに基づいて該表示データ記憶領域に保持されている会計データを前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうち対応する表示/入力欄に表示するステップ、
前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうちの少なくとも一つの表示/入力欄に対して前記データ入力手段による修正データの入力があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データのうち該修正入力に対応する会計データを該修正データに基づいて更新するステップ、
上記更新するステップでの会計データの更新が終わった後に前記指示入力手段による会計データ送信指示があると、送信制御データを作成し、前記通信処理部を制御して前記表示データ記憶領域に保持されている会計データと共に前記他の会計処理装置に送信するステップ、
前記指示入力手段による登録指示があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データで、前記保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルを更新するステップ、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 通信ネットワークを介して他の会計処理装置との間でデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データおよび表示制御データを前記通信処理部から受け取って保持する表示データ記憶領域を有する一次メモリと、表示部と、データを入力するためのデータ入力手段と、指示入力を行うための指示入力手段とを備えたコンピュータに、
前記通信処理部によって受信処理された前記他の会計処理装置からの会計データ及び表示制御データを前記一次メモリの表示データ記憶領域に保持するステップ、
前記表示部に所定フォーマットの会計データ表示/入力画面を表示すると共に前記表示データ記憶領域に保持されている表示制御データに基づいて該表示データ記憶領域に保持されている会計データを前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうち対応する表示/入力欄に表示するステップ、
前記会計データ表示/入力画面の表示/入力欄のうちの少なくとも一つの表示/入力欄に対して前記データ入力手段による修正データの入力があると、前記表示データ記憶領域に保持されている会計データのうち該修正入力に対応する会計データを該修正データに基づいて更新するステップ、
上記更新するステップでの会計データの更新が終わった後に前記指示入力手段による会計データ送信指示があると、送信制御データを作成し、前記通信処理部を制御して前記表示データ記憶領域に保持されている会計データと共に前記他の会計処理装置に送信するステップ、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302375A JP4911779B2 (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 会計処理装置、会計データ入力処理装置、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007302375A JP4911779B2 (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 会計処理装置、会計データ入力処理装置、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23264999A Division JP4484125B2 (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | 会計データの対話処理システム |
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Family Applications (1)
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JP2007302375A Expired - Lifetime JP4911779B2 (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 会計処理装置、会計データ入力処理装置、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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2007
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