JP4484125B2 - 会計データの対話処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会計伝票入力等の会計データの処理技術に関し、特に、通信ネットワークを介し会計処理機能等を備えたコンピュータ装置(会計処理装置や会計データ入力装置)の間で会計データの授受及び検証を行なう会計データの対話処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
会計事務所とその顧問先(会計事務所との契約により会計処理又は会計処理に係わる指導を委託した個人又は企業をいう)、又は一般企業の本−支店(営業所)間(又は、企業内の経理担当部門と他部門(例えば、営業部門))で会計データのやり取りを行なって会計処理を行なう方法として、
(1)通信回線を用いてオンライン(或いはインライン)で顧問先又は支店(営業所)等で入力した会計データをトランザクションデータとして専用通信回線を介して会計事務所や本社(或いは経理部門)に備えられたセンターコンピュータ装置に送信する方法がある。この方法では、センターコンピュータ装置側で受信したトランザクションデータを処理してセンターコンピュータ装置側に設けられた会計ファイルを更新して会計処理を行なう。
【0003】
しかし、この方法は大規模な会計事務所や大企業で専用回線及び大型のセンターコンピュータを用いてオンラインによる集中管理を行なって会計処理を行なう場合には適しているが、個人や小企業からなる顧問先に対するコンサルタントを兼ねて小規模な会計処理を代行する会計事務所や、会計データの発生量が少なくオンラインによる会計処理を行なうメリットのない企業にとって適した会計処理方法ではないので、
(2) 後者のような会計事務所や企業に適した会計データの授受方法として、顧問先又は支店等で入力したある期間(日、週、月)内の会計データをFDに記憶して会計事務所や本社に通信ネットワークを介してFD転送する方法がある。この方法では、FD転送された会計データを会計事務所や本社で処理して会計ファイルを更新して会計処理を行なう(或いは、処理結果をFDに記憶して顧問先等に転送する)ことができる。
【0004】
また、会計データの入力支援システムとして、特開平11−15905号公報に開示の「電子計算機を利用して帳簿記入を行なう場合に、帳簿上の取引の発生に対しその摘要に係る仕訳けに係る勘定科目が不明のとき、その摘要に係る仕訳けに係る勘定科目添付欄へ「不明」等と記入した摘要を含むファイルをインターネット等で送信して、その返答として、その「不明」等の記入を修正して、勘定科目添付欄に適正な勘定科目が添付された摘要ファイルをインターネット等を通じて受信して、その受信した摘要を用いて電子帳簿への取引きの記入を行なう」方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(2)の方法は入力データを記憶したデータからFDへ書き換えてから転送するといった手間がかかるという問題点と、そのため、ある程度まとまった量の会計データをFDに書き換えてから転送するので電話回線を占有する時間が長くなるといった問題点がある。
【0006】
また、転送された会計データに誤りがあった場合に電話やFAX等で送信元に知らせて修正データを作成してFD転送してもらうか、受信側で修正データを作成する(この場合、受信側で行なう会計処理の結果と送信側で行なう会計処理の結果が異ならないように修正内容を送信側に連絡する必要がある)といった煩雑な作業を必要とするといった問題点があった。
【0007】
なお、上述した特開平11−15905号公報に開示の会計データの入力支援システムは、具体的には、複式簿記に関する専門知識を持たない者が電子計算機等を利用して複式簿記にかかわる会計帳簿の記入を完成させるため、仕訳けに際して勘定科目の分からない取引がある場合に「不明」の記載をした勘定科目欄と取引名(取引の具体的な内容を意味する文字(取引金額は含まれない)を記載した摘要欄からなるデータをインターネットを介して受信者(ここでは、経理課員或いは会計事務所員等の会計に関する専門知識を備えた者)に送り、受信者がそれを添削(会計科目欄に正しい勘定科目を記入することを意味する)して、送信元に送信(返信)すると、送信元ではそれを用いて入力データの勘定科目を修正して電子帳簿に書き込むというものであり、会計データ入力側の仕訳け支援を行なうに過ぎず、会計事務所と顧問先や、本−支店間のデータ授受に適用できるものではない。
【0008】
また、本願出願時点で一般的に行われている通信手順を用いてコンピュータ装置の二次メモリ(保存メモリ:例えば、磁気ディスク)から二次メモリに会計データを転送した(又は、受信バッファに二次メモリからのデータを記憶した)後、その会計データを二次メモリ上の会計ファイルに登録した後で会計データの正誤を確認する方法では、通信ネットワークを介して送られてきたデータの検証を別のプログラムで行なうか、会計ファイルへの登録処理終了後に帳票を印刷出力又は表示して検証を終えるまで、会計ファイルに登録された会計データの正誤は不明ということになるといった問題点があった。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、会計事務所と顧問先、本店と支店間で簡単な操作で会計データのやり取りや受信した会計データの検証を行なうことのできる会計データの対話処理システムの提供を目的とする。
【0014】
課題を解決するための手段
請求項に記載の発明の会計データの対話処理システムは、会計処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データを保持する一次メモリと、会計データを記録する保存メモリと、会計データを表示する表示部と他の会計処理装置との対話処理制御を行う対話処理制御手段とをそれぞれ備えた複数の会計処理装置のうち、通信ネットワークを介してデータ授受可能となった2つの会計処理装置間における会計データの対話処理システムであって、2つの会計処理装置のうちの一方の会計処理装置である第1の会計処理装置において対話処理制御手段として、他の一方の会計処理装置である第2の会計処理装置との対話処理制御を行う第1の対話処理制御手段は、第2の会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、通信処理部としての第1の通信処理部を制御して該第2の会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを一次メモリとしての第1の一次メモリに保持させた後、該第1の一次メモリに保持された会計データを表示部としての第1の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて第1の表示部によって表示されている会計データの修正処理を行って第1の一次メモリに保持されている会計データを修正する制御および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、第1の通信処理部を制御して第1の一次メモリに保持されている会計データを第2の会計処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、外部入力操作による記録指示を検出すると、第1の通信処理部により第1の一次メモリに保持された会計データまたは修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該第1の会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御し、第2の会計処理装置において対話処理制御手段として、第1の会計処理装置との対話処理制御を行う第2の対話処理制御手段は、第1の会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、通信処理部としての第2の通信処理部を制御して該第1の会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを一次メモリとしての第2の一次メモリに保持させた後、該第2の一次メモリに保持された会計データを表示部としての第2の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて第2の表示部によって表示されている会計データの修正処理を行って一次メモリに保持されている会計データを修正する制御、および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、第2の通信処理部を制御して第2の一次メモリに保持されている会計データを第1の会計処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、外部入力操作による記録指示を検出すると、第2の通信処理部により第2の一次メモリに保持された会計データまたは修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該第1の会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御する、ことを特徴とする。
【0015】
また、請求項に記載の発明の会計データの対話処理システムは、会計処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う第1の通信処理部と、受信した会計データを保持する第1の一次メモリと、会計データを記録する保存メモリと、第1の表示部と、会計データ入力処理装置との対話処理制御を行う会計処理装置側対話処理制御手段とを備えた会計処理装置と、会計データ入力処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う第2の通信処理部と、受信した会計データを保持する第2の一次メモリと、第2の表示部と、会計処理装置との対話処理制御を行う入力処理装置側対話処理制御手段とを備えた会計データ入力処理装置との間における会計データの対話処理システムであって、会計処理装置側対話処理制御手段は、会計データ入力処理装置からの会計データ受信を検出すると、第1の通信処理部を制御して該会計データ入力処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを第1の一次メモリに保持させた後、該第1の一次メモリに保持された会計データを第1の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて第1の表示部によって表示されている会計データの修正を行い、修正後の会計データで第1の一次メモリに保持されている会計データを修正る制御、および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、第1の通信処理部を制御して第1の一次メモリに保持されている会計データを会計データ入力処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、外部入力操作による記録指示を検出すると、第1の通信処理部により第1の一次メモリに保持された会計データまたは修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御し、入力処理装置側対話処理制御手段は、会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、第2の通信処理部を制御して該会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを第2の一次メモリに保持させた後、該第2の一次メモリに保持された会計データを第2の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させ、外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて第2の表示部によって表示されている会計データの修正を行い、修正後の会計データで第2の一次メモリに保持されている会計データを修正し、外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、第2の通信処理部を制御して第2の一次メモリに保持されている会計データを会計処理装置に送信させるよう制御する、ことを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の会計データの装置間対話処理方式の概要説明図であり、符号1は会計事務所(又は、本社)に備えられた、会計処理機能及び通信制御機能を備えたコンピュータ装置(例えば、監査用コンピュータ(又は会計処理コンピュータ))である。また、符号2は顧問先企業(又は、支社や営業所)に備えられた会計処理機能及び通信制御機能を備えたコンピュータ装置(会計処理装置(又は会計データ入力機能及び通信制御機能を備えたコンピュータ装置(会計データ入力端末)))であり、符号3は通信ネットワークである。
また、図1では、説明上、1台のコンピュータ装置2を示したが、通常は顧問先の数に応じて複数台のコンピュータ装置2との会計データの授受が行われる。また、通信ネットワーク3はインターネットのほか各種の通信ネットワーク(ローカルエリアネットワークも含む)を用いることができる。
【0038】
図1で、コンピュータ装置2は顧問先(又は、支店等)の担当者によって入力された会計データか、コンピュータ装置1から通信ネットワーク3を介して送信された会計データを所定のフォーマット(図6)に基づいて表示し、表示された会計データに対し、担当者による検証(チェック)を経て、検証の結果必要に応じて会計データの修正操作が行われた場合は修正操作に基づく会計データの修正処理を行ない、担当者による送信指示があると表示されている会計データおよび表示対象の会計データを通信ネットワーク3を介してコンピュータ装置1に送信する。
【0039】
また、コンピュータ装置1はコンピュータ装置2から通信ネットワーク3を介して送信された会計データを編集して所定のフォーマットで表示し、表示された会計データに対し、会計事務所(又は本社)担当者による検証(チェック)を経て、検証の結果必要に応じて会計データの修正操作が行われた場合は修正操作に基づく会計データの修正処理を行ない、担当者による送信指示があると表示されている会計データおよび表示対象の会計データを通信ネットワーク3を介して送信元のコンピュータ装置2に送信する。
【0040】
また、コンピュータ装置1,2は、担当者によって検証データ作成指示がなされると、表示された会計データに係わる検証データを作成し、作成された検証データを印刷出力する(但し、コンピュータ装置2が会計データ入力端末の場合には検証データの作成は行わない)。
【0041】
また、コンピュータ装置1,2は、担当者による登録指示があった場合に限り、表示された会計データを保存メモリ上の会計ファイルに登録する(但し、コンピュータ装置2が会計データ入力端末の場合には保存メモリへの登録は行わない)。
【0042】
なお、コンピュータ装置1及び2は受信し、表示された会計データに対し、担当者による修正処理或いは会計データの追加入力が行われた後、送信指示があると表示されている会計データおよび表示対象の会計データを保存メモリ上の会計ファイルに登録すると共に前記通信ネットワークを介して相手側コンピュータ装置に送信するように構成することもできる(但し、コンピュータ装置2が会計データ入力端末の場合には保存メモリへの登録は行わない)。
【0043】
また、コンピュータ装置1,2は、会計データの送受信と、訂正、削除又は追加入力処理等の修正処理と、会計ファイルへの登録に係わる履歴をそれぞれの保存メモリ上の履歴保存ファイルに保存記憶する。
【0044】
また、コンピュータ装置1,2は、送信する会計データを暗号化して送信し、受信側コンピュータ装置で復号してからその受信側コンピュータ装置で所定の入力フォーマット(図6)上に表示する。また、コンピュータ装置1,2は送信する会計データを圧縮して送信し、受信側コンピュータ装置で伸張してから所定の入力フォーマット上に表示する。また、コンピュータ装置1,2はセキュリテイのための認証を行なうようにしてもよい。
【0045】
なお、通信ネットワーク3としてインターネットを利用する場合は、会計データを添付ファイル化して、コンピュータ装置1,2から送信案内等のメールに会計データ(添付ファイル)を添付して送信し、受信側コンピュータ装置で添付ファイルを開いて一次メモリに記憶し、会計データを編集して所定のフォーマットで表示することができる。なお、インターネットを利用する場合、会計データを添付ファイル化せず、メール送信するようにし、受信側コンピュータ装置でメールを一次メモリに記憶し、会計データを編集して所定のフォーマットで表示するようにしてもよい。
【0046】
図2は本発明の会計データの装置間対話処理方式を適用可能なコンピュータ装置の構成例(会計処理装置)を示す図であり、会計処理装置100はデータ入力部10、制御部12、一次メモリ13、表示部14、通信制御部15、受信部16、送信部17、保存メモリ(二次メモリ)18および印刷出力部(プリンタ)19を備えている。なお、データ入力部10の一部機能(指示(ポイント)機能)を代わって実行するポインティングデバイス(例えば、マウス)11を備えるようにしてもよい。また、会計データを光学的に読み取って電気信号に変換し、文字認識して文字コードを得るOCR(光学的文字読取装置(図示せず))を備えるようにしてもよい。
【0047】
データ入力部10は会計データや訂正データ入力、削除指示入力又はメッセージ入力等を行なう。なお、データ入力部10は図示しないがデータ入力用バッファ(一次メモリ)を備えている。
また、制御部12はCPU、プログラム格納メモリ、RAM及び周辺回路からなるプロセッサ構成をなし、会計処理装置100全体の動作を制御すると共に、プログラム格納メモリに格納されている会計データの装置間対話処理プログラムの実行を制御し、会計データの装置間対話処理を実行させる。また、プログラム格納メモリに格納されている会計処理アプリケーション(会計データ入力処理を含む)の実行制御を行なう。また、プログラム格納メモリは各種プログラムのほか表示用フォーマットデータやアイコンデータ等を格納することができる(表示用フォーマットデータやアイコンデータ等を格納する格納メモリを別に設けてもよい)。
【0048】
例えば、制御部12は担当者による検証データ作成指示があると、一次メモリ13に記憶されている会計データおよび会計ファイルに登録されているデータを用いて一次メモリ13(作業用バッファ133)に日計表や試算表等の検証データを作成し、プリンタ19に出力して一次メモリ13上に作成した検証データを印刷出力するよう会計データの装置間対話処理プログラムの実行制御を行なう。
【0049】
同様に、制御部12は担当者による送信指示があると、表示部14に表示されている会計データを一次メモリ13の表示データバッファ131から取り出し、送信データバッファ132に記憶するよう記憶制御する。
【0050】
同様に、制御部12は担当者による登録指示があると表示部14に表示されている会計データを保存メモリ18の会計ファイル181に登録するよう会計データの装置間対話処理プログラムの実行制御を行なう。
【0051】
同様に、制御部12は会計データ等が圧縮されている場合には伸張プログラムによる圧縮データの伸張を実行制御し、伸張された会計データ等の一次メモリへの記憶制御を行なう。また、会計データ等が暗号化されている場合には復号プログラムによる暗号化データの復号を行ない、復号された会計データ等の一次メモリへの記憶制御を行なう。
【0052】
同様に、会計データ等を圧縮して送信する場合には制御部12は表示データバッファ131から会計データ等を取り出して所定の圧縮プログラムで圧縮された会計データ等を送信データバッファ132に記憶するよう制御する。また、会計データ等を暗号化して送信する場合には制御部12は表示データバッファ131から会計データ等を取り出して所定の暗号化プログラムで圧縮された会計データ等を送信バッファ132に記憶するよう制御する。
【0053】
また、一次メモリ13はDRAM等の揮発性メモリからなり、図4に示すように、通信ネットワーク3を介して外部装置(会計処理装置又は会計データ入力端末)から送信され、受信処理されたデータから取り出した会計データ及び表示制御データを記憶する表示データバッファ131と、通信回線3を介して外部装置に送信するデータ(会計データ及び表示制御データ)を一時的に記憶する送信データバッファ132と作業用バッファ133を確保することができる。
【0054】
表示部14は表示用バッファ131に記憶された会計データを表示制御データに基づいて所定の入力フォーマットで表示する。
【0055】
また、通信制御部15は通常通信制御用のプログラムで構成され、接続する通信ネットワーク3で規定された通信プロトコルを相手側装置との間で確立し、通信ネットワークを介してのデータの授受を制御する。
【0056】
また、受信部16は受信データを図示しない受信バッファに取込み、受信データがパケットのように通信ネットワーク3のプロトコルで規定される送信データ方式のデータの場合はそれを分解して会計データ等を取り出して一次メモリに記憶する。
【0057】
また、通信ネットワーク3としてインターネットを利用する場合は、受信部16は送信案内と会計データを電子メールとして受け取り、一次バッファに記憶する。また、添付ファイル化され会計データを受け取った場合にはその添付ファイルを開いてから一次メモリに記憶する。
【0058】
送信部17は、表示データバッファ131から取り出され、送信データバッファ132に記憶された送信データ及び表示制御データを図示しない送信バッファ(=受信バッファ)に取込む。
【0059】
また、送信部17は、例えば、送信データがパケットのように通信ネットワーク3のプロトコルで規定される送信データ方式のデータの場合はパケットを組み立てて会計データ等を格納して送信バッファに転送し、通信ネットワーク3に送出する。
【0060】
また、通信ネットワーク3としてインターネットを利用する場合は、送信部17は送信案内と会計データを電子メールとしてインターネットを介して相手側装置に送信する。また、この場合、会計データを添付ファイル化して送信するようにしてもよい。
【0061】
また、保存メモリ(二次メモリ)18は磁気ディスクや光ディスク、又はフラッシュメモリ等の書き換え可能な保存メモリからなり、会計データファイルをはじめ会計処理用の各種ファイル基礎的データからなる会計ファイル181及び履歴データ保存用の履歴ファイル182を備えている。なお、会計ファイル181と履歴ファイル182を別々の保存メモリに設けるようにしてもよい。
会計ファイル181としては、例えば、顧問先企業の会計処理上に必要な基礎的データ(商号、会計期間、期数、・・・)を格納した基礎ファイルや、勘定科目及び科目コード、借方・貸方の別等を登録した科目ファイル、会計データ(=仕訳データ)を格納した会計データファイルや補助ファイルや制御ファイル等がある。また、本実施例の説明で会計データを会計ファイル181に登録するという記載は具体的には正しいと判断された1画面分の会計データ群を会計ファイル中の会計データファイルに書き込むと共に補助ファイル等の会計データに関連するファイルに順次書き込みを行なうことを意味する。
【0062】
図3は本発明の会計データの装置間対話処理方式を適用可能なコンピュータ装置の構成例(会計データ入力端末)を示す図であり、下記(イ)、(ロ)が図2の会計処理装置100と異なる以外、他の構成及び機能は会計処理装置100とほぼ同じである。すなわち、データ入力部11’〜送信部17’は図2のデータ入力部11〜送信部17と同様でよい(但し、一次メモリ13’の容量≦一次メモリ13の容量)。なお印刷出力部19は設けなくてもよい。
(イ)会計データ入力端末200の構成はプログラム格納用メモリに会計処理プログラムではなく会計データ入力処理プログラムが格納されている点、
(ロ)保存メモリ18が設けられていないか、保存メモリ18に代わり保存メモリ18’が設けられていても保存メモリ18’には各種会計ファイルが設定されていない点、(従って、会計データの登録および会計処理装置100と同様の検証データの作成はできない)。
【0063】
なお、図2,図3の例では会計処理装置100または会計データ入力端末200として構成した例を示したが、本発明の会計データの装置間対話処理方式を適用可能なコンピュータ装置はこれらに限定されず、例えば、パソコン(パーソナルコンピュータ)に会計処理用プログラム(会計データ入力処理機能を含む)と通信制御プログラムを搭載したものでもよく、また、パソコンに会計データ入力処理プログラムと通信制御プログラムを搭載したものでもよい。ここで、会計データ入力処理機能とは仕訳された会計データを入力する機能(キー入力に限定されない(例えば、OCRによる入力でもよい)と所定のフォーマットで画面表示された会計データに対して訂正、削除、追加入力等の修正処理を行なう機能を含み、会計データ入力処理プログラムはこのような会計データ入力処理機能を実現するために作成されたプログラムを意味する。
【0064】
図5は会計データ及び送信ファイルの一実施例を示す図であり、図5(a)は会計データの一実施例、図5(b)は送信ファイルの構造を示す説明図、図5(c)は送信ファイルの先頭に格納される制御データの構成を示す図である。
【0065】
図5(a)で、会計データ50は日付欄51、借方科目欄52、貸方科目欄53、金額欄54、適用欄55、伝票番号欄56及び区分コード欄57からなっており、仕訳けされた取引が記憶されている。
【0066】
会計データ50は会計処理装置100や会計データ入力処理装置や、本発明の会計データの装置間対話処理方式を実現する会計データの装置間対話プログラムと会計処理プログラム又は会計データ入力処理プログラム及び通信制御プログラムを搭載したパソコン等により入力され、会計データ入力処理機能(プログラム)により仕訳け処理されて一次メモリ13の表示データバッファ131に記憶され、図6に示すような入力フォーマットで画面表示される。
【0067】
また、訂正データが入力されると会計データ入力処理機能により該当する会計データの訂正個所に訂正データを上書きし、削除指示が行われると削除指示データ番号(行数)を作業用バッファ133に保持して該当の会計データに削除表示(反転表示等の差別表示等)を施して担当者の確認を待ち、確認入力があると該当する会計データを表示データバッファ131から削除する(また、同時に画面からそのデータが消去される)。
【0068】
また、図5(b)で、送信ファイル60は1個の制御データ61と表示制御データ62及び会計データ50が1対1に対応付けられた複数の送信データの組からなっている。また、制御データ61は後述するように送信ファイル60の識別を行なう識別コードを含み、表示制御データ62は対応する会計データの画面上の表示位置関係(前後関係)を示すポインタからなっている(例えば、1行前に表示される会計データの日付及び伝票番号をポインタとする。この場合、先頭の会計データのポインタの伝票番号は0とする)。
【0069】
送信ファイル60は送信時に通信ネットワークのプロトコル等によって規定される送信ファイル(送信データ)データ形式に組み立てられて送信部17から通信ネットワーク3に送出される。従って、表示制御データ62及び会計データ50からなる送信データの組の最大数はプロトコル等によって規定される送信ファイルサイズ(データ長)によって異なる。また、送信時に送信ファイルに格納する各データを暗号化(圧縮なし)或いは圧縮して送信ファイル60を生成することもできる。また、通信ネットワーク3としてインターネットを利用する場合は送信ファイル60を添付ファイル化してもよい。
【0070】
また、図5(c)で、制御データは商号コード611、商号612、決算年月日613のような書誌的データのほかに送信識別コード614を格納するように構成されている。商号コード611、商号612、決算年月日613のような書誌的データは画面表示の際の表示フォーマットの上欄等に表示される。また、転送識別コード614は「00:通常」又は「01:転送」のいずれかの値をとり、送信側装置は送信時に転送識別コード614を「01」にセットして送信ファイルを作成して送信し、受信側装置の制御部12は受信した送信ファイル60中の制御データ61の送信識別コード614を調べてそれが「01」のとき、本発明の会計データの装置間対話処理の具体的な処理を開始する。
【0071】
図6は表示画面に表示される会計データ入力フォーマットの一実施例を示す図であり、図6(a)は会計処理装置100の表示部14の画面に表示される会計データ入力フォーマットを示す図であり、一次ファイル132に記憶されている会計データは編集されてこのような入力フォーマットで画面表示される。
【0072】
図6(a)で、会計データ入力フォーマット70は受信した制御データ61から取得した会社名、決算年度等の書誌的事項を表示する欄71と、取引月を表示する月表示欄72と、会計データの表示、訂正、削除、追加入力、印刷及び終了等の指示をアイコン表示し、担当者による指示選択をさせる選択欄73と、検証データ作成指示用アイコン74’、送信指示用アイコン74及び登録指示用アイコン75と、データ名表示欄76と会計データ表示欄77と、案内メッセージ表示欄78及び入力欄79が設けられている。
【0073】
また、データ名表示欄76には行番号欄、日付欄、借方科目欄、貸方科目欄、金額欄及び摘要欄が設けられ、データ表示欄77にはキー入力された会計データ又は受信した会計データ(図5(a))の日付データが日付欄に対応する位置に表示され、会計データが借方科目の場合には借方科目欄に対応する位置に借方科目名称が、会計データが貸方科目欄の場合は貸方科目欄に対応する位置に貸方科目名称が表示され、金額データが金額欄に対応する位置に、摘要データが対応する位置に行われる。また、各会計データは対応する表示制御データにより表示時の前後関係が関係付けられているので、データ表示欄77の最上欄から順に1行ずつ振り分けられて表示される。また、表示データバッファ131の会計データの数がデータ表示欄77の行数より多い場合にも、スクロールキー操作又は図示しないスクロールボタンのポイント操作により上下にスクロールさせて表示されていない会計データを表示することができる。なお、本明細書でいう「表示対象の会計データ」は表示制御データによって前後を関係付けられ、スクロールにより表示可能な会計データを意味する。
【0074】
また、案内メッセージ表示欄77にはデータ入力やデータ修正入力時の操作案内メッセージや警告メッセージが表示される。また、入力欄79は入力されたデータが表示される欄であり、確認操作により入力した文字列又は名称に変換された文字列がカーソル位置の表示欄に表示される。
【0075】
また、図6(b)は会計データ入力端末100の表示部14の画面に表示される会計データ入力フォーマットであり、一次ファイル132に記憶されている会計データは編集されてこのような入力フォーマットで画面表示される。
【0076】
図6(b)の入力フォーマット60’は検証データ作成用アイコン74’および登録指示用アイコン75が設けられていない点以外は図6(a)の入力フォーマット60と同様である。
【0077】
会計処理装置100と会計データ入力端末200に表示される会計データ用入力フォーマットは図6(a)、図6(b)に示すように同一形式であることが望ましいが、同一形式に限定されない(すなわち、会計データ50および各種会計ファイルデータ形式が同一であれば、会計処理装置100と会計データ入力端末200に表示される会計データ用入力フォーマットは異なっていてもよい)。同様に会計処理装置100同士で会計データの装置間対話処理を行なう場合は表示される会計データ用入力フォーマットは同一形式であることが望ましいが、同一形式に限定されない。
【0078】
図7は会計処理装置100(会計処理機能を備えたコンピュータ装置)の装置間対話処理時の制御動作の一実施例を示すフローチャートであり、図7(a)は登録指示があった場合に会計データを会計ファイルに登録する例、図7(b)は送信指示があった場合に会計データの送信と同時に会計データを会計ファイルに登録する例である。なお、会計データが圧縮されて送信される場合を例とする。
【0079】
ステップS0:(プロトコルの確立)
通信制御部15が通信ネットワーク3とのプロトコルを確立するとS1に遷移する。
【0080】
ステップS1:(受信待ち及び指示判定)
制御部12は受信部16が通信ネットワーク3を介してデータを受信したか否かを調べ、受信した場合にはS2に遷移する。そうでない場合には送信指示及び登録指示の有無を調べ、送信指示があった場合にはS11に遷移し、登録指示があった場合にはS14に遷移する。
【0081】
ステップS2:(受信処理)
受信部16は受信したデータを受信バッファに記憶する。
【0082】
ステップS3:(受信データが転送会計データか否かの判定)
制御部12は受信データの先頭データを調べ、それが会計ファイルの制御データの場合には更にその値が「01」か否かを調べ、「01」の場合には装置間対話処理により転送された会計データとしてS4に遷移し、それ以外の場合は装置間対話処理以外の処理に遷移してその処理の実行を行なう。
【0083】
ステップS4:(伸張、一次メモリへの記憶)
制御部12は圧縮データ伸張プログラムの実行を制御して、一次メモリ13の作業用バッファ133を用いて受信した送信データ(表示制御データ+会計データ)を伸張し、伸張された表示制御データ+会計データを一次メモリ13の表示データバッファ131に記憶させる。
【0084】
ステップS5:(会計データの表示)
制御部12は会計データ表示プログラムの実行を制御して表示データバッファ131の会計データを会計データ入力フォーマット70にあわせて表示する。この際、表示制御データを調べて対応する会計データの位置関係にあわせてデータ表示欄77の各行に1会計データずつ割り振る。
【0085】
ステップS6:(検証データ作成指示)
制御部12はデータ入力部10からのマウス状態信号を調べ、ユーザによる検証データ作成指示(この例ではマウス11で画面に表示された検証データ作成指示用アイコン74’がポイント(クリック)されると、アイコン74’の位置を示す信号が制御部122に送出される)がなされたか否かを調べ、検証データ作成指示があった場合にはS7に遷移しそうでない場合にはS8に遷移する。
【0086】
ステップS7:(検証データ作成・印刷出力)
制御部12は検証データ作成プログラムの実行制御を行ない、表示部142に表示されている会計データおよび表示対象の会計データと保存メモリ18の会計ファイル181に登録されている登録済み会計データを基に表示されている会計データの正誤を検証可能な検証データ(例えば、日計表または残高試算表)を一次メモリ13の作業用バッファ133に作成(集計)する。
【0087】
次に、制御部12は印刷出力プログラムの実行制御を行ない、作業用バッファ133上に作成された検証データを表形式に編集し、プリンタ19を制御して印刷出力する。
【0088】
ステップS8:(修正操作の有無判定)
制御部12はデータ入力部10から送られる状態信号を調べ、修正操作(削除、訂正,追加入力等の操作をユーザが選択すること)が行われたか否かを判定し、修正操作が行われた場合にはS9に遷移し、そうでない場合にはS10に遷移する。
【0089】
ステップS9:(修正処理)
制御部12は修正処理プログラムを実行制御して表示された会計データの修正処理(=一次メモリ13(表示データバッファ131)上の会計データに対する修正処理)を行わせる。
【0090】
ステップS10:(検証データ作成指示)
ユーザは目視により表示された会計データが正しく修正されたことを確認して修正終了操作を行なうが、会計ファイル上の登録データとの関係上、再検証を要する場合がある。このような場合、ユーザは再び検証指示アイコン74’をクリックして検証データを得ようとする。
【0091】
そこで、制御部12はデータ入力部10からのマウス状態信号を調べ、ユーザによる検証データ作成指示がなされたか否かを調べ、検証データ作成指示があった場合には検証データを得るためにS7に遷移し、そうでない場合には修正は正しく行われたものとしてS1に戻る。
【0092】
ステップS11:(制御データ及び送信データの作成)
上記ステップS1で送信指示が行われると、制御部12は図5(c)に示すような制御データを作成し、その転送識別コード欄614に「01」を格納する。また、送信する会計データ(表示されている会計データ及びそれに関連する会計データ(=表示対象の会計データ))を順に取り出してそれぞれの位置関係を示す表示制御データと対応付けた送信データを順次格納した圧縮前の送信ファイルを送信データバッファ132上に作成する。
【0093】
ステップS12:(会計データ圧縮処理)
制御部12はデータ圧縮プログラムの実行制御を行ない、作業用バッファ133を用いて送信データバッファ132に記憶されている送信ファイルを圧縮処理し、圧縮送信ファイルを作成して、送信部17の送信バッファに転送する。
【0094】
ステップS13:(送信処理)
制御部12は通信制御部15に送信バッファにデータを送ったことを知らせる。通信制御部15は送信先の装置(=送信元の装置)とのプロトコルが確立するとその旨を送信部17に通知し、送信部17は送信準備が完了すると送信バッファの圧縮送信ファイルを通信ネットワーク3に送出し、S1に戻る。
【0095】
ステップS14:(会計データの登録)
上記ステップS1で登録指示が行われると、制御部12は会計データ登録プログラムの実行制御を行ない、表示されている会計データ及び表示対象の会計データを保存メモリ18上の各種会計ファイル181のうち会計データファイルのほか、各種補助簿等、会計データの登録を要するファイルに書き込む(同じデータがある場合には上書きする)。また、登録済みの会計データを一次メモリ13から消去する(画面からも消去される)。
【0096】
なお、上記圧縮データ伸張プログラム、会計データ表示プログラム、検証データ作成プログラム、印刷出力プログラム、修正処理プログラム、データ圧縮プログラム、会計データ登録プログラム等は会計データの装置間対話処理プログラムを構成するプログラムモジュールであり、それぞれプログラム格納用メモリに格納されている。
【0097】
図7(b)はステップS1を受信判定と送信指示判定ブロックで構成したステップS1’とし、ステップS1’で送信指示があった場合に、会計データの送信(S11〜S13)と同時に会計データを会計ファイルに登録する(S14)例である。
なお、図7(b)のフローチャートでは、会計データの送信(S11〜S13)動作の後に会計データを会計ファイルに登録する(S14)ように表現されているが、ステップS1’で送信指示があった場合に、会計データの登録(S14)を先に行ない、会計データの送信(S11〜S13)を次に行なうようにしてもよい。また、並行処理により、会計データの送信と会計データの登録を並行させて行なうようにしてもよい。
【0098】
図8は会計データ入力端末の装置間対話処理時の制御動作の一実施例を示すフローチャートである。なお、会計データが圧縮されて送信される場合を例とする。
【0099】
ステップT0:(プロトコルの確立)
通信制御部15が通信ネットワーク3とのプロトコルを確立するとT1に遷移する。
【0100】
ステップT1:(受信待ち及び指示判定)
制御部12’は受信部16が通信ネットワーク3を介してデータを受信したか否かを調べ、受信した場合にはT2に遷移する。そうでない場合には送信指示及び登録指示の有無を調べ、送信指示があった場合にはT8に遷移する。
【0101】
ステップT2:(受信処理)
受信部16’は受信したデータを受信バッファに記憶する。
【0102】
ステップT3:(受信データが転送会計データか否かの判定)
制御部12’は受信データの先頭データを調べ、それが会計ファイルの制御データの場合には更にその値が「01」か否かを調べ、「01」の場合には装置間対話処理により転送された会計データとしてS4に遷移し、それ以外の場合は装置間対話処理以外の処理に遷移してその処理の実行を行なう。
【0103】
ステップT4:(伸張、一次メモリへの記憶)
制御部12’は圧縮データ伸張プログラムの実行を制御して、一次メモリ13’の作業バッファ133’を用いて受信した送信データ(表示制御データ+会計データ)を伸張し、伸張された表示制御データ+会計データを一次メモリ13’の表示データバッファ131’に記憶させる。
【0104】
ステップT5:(会計データの表示)
制御部12’は会計データ表示プログラムの実行を制御して表示データバッファ131’の会計データを会計データ入力フォーマット70にあわせて表示する。この際、表示制御データを調べて対応する会計データの位置関係にあわせてデータ表示欄77の各行に1会計データずつ割り振る。
【0105】
ステップT6:(修正操作の有無判定)
制御部12’はデータ入力部10’から送られる状態信号を調べ、修正操作が行われたか否かを判定し、修正操作が行われた場合にはT7に遷移し、そうでない場合にはTに遷移する。
【0106】
ステップT7:(修正処理)
制御部12’は修正処理プログラムを実行制御して表示された会計データの修正処理(=一次メモリ13’(表示データバッファ131’)上の会計データに対する修正処理)を行わせる。
【0107】
ステップT8:(制御データ及び送信データの作成)
上記ステップT1で送信指示が行われると、制御部12は図5(c)に示すような制御データを作成し、その転送識別コード欄614に「01」を格納する。また、送信する会計データ(表示されている会計データ及びそれに関連する会計データ(=表示対象の会計データ))を順に取り出してそれぞれの位置関係を示す表示制御データと対応付けた送信データを順次格納した圧縮前の送信ファイルを送信データバッファ132’上に作成する。
【0108】
ステップT9:(会計データ圧縮処理)
制御部12’はデータ圧縮プログラムの実行制御を行ない、作業用バッファ133’を用いて送信データバッファ132’に記憶されている送信ファイルを圧縮処理し、圧縮送信ファイルを作成して、送信部17’の送信バッファに転送する。
【0109】
ステップT10:(送信処理)
制御部12’は通信制御部15’に送信バッファにデータを送ったことを知らせる。通信制御部15’は送信先の装置(=送信元の装置)とのプロトコルが確立するとその旨を送信部17’に通知し、送信部17’は送信準備が完了すると送信バッファの圧縮送信ファイルを通信ネットワーク3に送出し、T1に戻る。
なお、上記圧縮データ伸張プログラム、会計データ表示プログラム、修正処理プログラム、データ圧縮プログラム等は、会計データ入力端末用の会計データの装置間対話処理プログラムを構成するプログラムモジュールであり、それぞれプログラム格納用メモリに格納されている。
【0110】
図9は本発明の会計データの装置間対話処理方式のインターネットへの適用例であり、会計事務所の会計処理装置Aと顧問先企業の会計処理装置Bとの間でインターネット3”を利用して会計ファイルを授受する例について説明する。なお、会計処理装置A、Bは図2に示した会計処理装置100と同等の構成である。
【0111】
会計処理装置Bで入力処理を行なった会計データは画面14Bに表示されると共に一次会計ファイルに記憶され、訂正等の修正処理を経て、送信指示がなされると、一次会計ファイルは添付ファイル化され、送信通知メールM1に添付されてインターネット3”に送出され、メールサーバーSを介して会計事務所側の会計処理装置Aの顧問先別一次会計ファイル13Aに記憶され、同時に画面14Bに表示されたフォーマットと同じフォーマットで画面14Aに表示される。
【0112】
会計事務所側では仕訳内容や摘要をチェックして誤りがあった場合にはそれを修正する。修正終了後、会計事務所のオペレータが送信指示を与える。画面に表示された修正後の会計データが添付ファイル化され、送信通知(誤りの指摘等を含む)メールM2に添付され、インターネット3”に送出され、メールサーバーSを介して顧問先側の会計処理装置Bの一次会計ファイル13に記憶され、同時に画面14Aに表示されたフォーマットと同じフォーマットで画面14Bに表示される。
【0113】
顧問先企業のオペレータは画面を見て、会計事務所側の判断が正しいと考えた場合に登録指示を行なうと、画面に表示されている会計データが正式会計ファイル18Bに登録される。なお、正しい場合でも登録指示を出さずにそのまま一次会計ファイルに記憶させておいてもよい(会計処理装置Bが起動中であれば、1次会計ファイルは消えないので、会計データは1次会計ファイルに蓄積される)。また、事務所側からデータの欠落等を指摘された場合は、データを追加入力した会計ファイルをインターネット3”を介して会計処理装置Aに送り、画面表示させることができる。つまり、修正したデータをいつ会計処理装置A又はBに正式登録するかをオペレータが判断して選択できる。また、必要に応じて、正式会計ファイルに登録された会計データをメール送信することもできる。
【0114】
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0115】
【発明の効果】
上記説明したように、請求項1、3、5、および請求項6に記載の発明によれば、複数のコンピュータの間の2つのコンピュータ(会計処理装置と会計処理装置((又は会計データ入力端末)の間で通信ネットワークを介して会計データを送受信し、受信した会計データを表示して、修正等を施して送信元に送信したり正しい会計データを会計ファイルに登録することができる。また、この際、データのやり取りは送受信しているデータが正しい会計データになるまで繰り返すことができるのであたかも1対1で会話をしているかのようにして、簡単に正しい会計データの登録を行なうことができる。
【0116】
また、請求項2または請求項4に記載の発明によれば、訂正内容が迅速に返ってくるので会計処理結果が整合しないような場合も迅速に処理できる。これにより、会計データに誤りがあった場合にFD送信のような煩雑な手間がかからない。
【0117】
また、本発明によれば、受信データをバッファ(一次メモリ)を用いて直接確認してその場で修正・印刷して検証したり、返信又は登録できるので、通信作業中のデータによって保存データが上書きされて消えてしまうようなことが生じない。また、修正内容を通信元で確認後、正規データとして登録すると共に、通信先に再送信することができる。
【0118】
また、本発明のコンピュータ装置を設置した会計事務所と顧問先、本店と支店間では簡単な操作で会計データのやり取りや受信した会計データの検証を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の会計データの装置間対話処理方式の概要説明図である。
【図2】本発明の会計データの装置間対話処理方式を適用可能なコンピュータ装置の構成例(会計処理装置)を示す図である。
【図3】本発明の会計データの装置間対話処理方式を適用可能なコンピュータ装置の構成例(会計データ入力装置)を示す図である。
【図4】一次メモリの構成例を示す図である。
【図5】会計データ及び送信データの一実施例を示す図である。
【図6】表示画面に表示される会計データ入力フォーマットの一実施例を示す図である。
【図7】会計処理装置の装置間対話処理時の制御動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図8】会計データ入力端末の装置間対話処理時の制御動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の会計データの装置間対話処理方式のインターネットへの適用例の説明図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ装置(第1のコンピュータ装置)
2 コンピュータ装置(第2のコンピュータ装置)
3 通信ネットワーク
3” インターネット(通信ネットワーク)
10 データ入力部(データ入力手段、修正操作手段)
11’ マウス(守勢操作手段)
12 制御部(受信データ記憶制御手段)
15 通信制御部(通信制御手段)
16 受信部(受信手段)
17 送信部(送信手段)
18 保存メモリ
19 プリンタ(印刷出力手段)
50 会計データ
61 表示制御データ
70,70’ 会計データ入力フォーマット(所定のフォーマット)
74 送信指示用アイコン
74’ 検証データ作成指示用アイコン
75 登録指示用アイコン
100 会計処理装置(コンピュータ装置)
181 会計ファイル
182 履歴ファイル
200 会計データ入力端末(コンピュータ装置)
M1,M2 メール(電子メール)
F1,F2 添付ファイル

Claims (2)

  1. 会計処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う通信処理部と、受信した会計データを保持する一次メモリと、会計データを記録する保存メモリと、会計データを表示する表示部と他の会計処理装置との対話処理制御を行う対話処理制御手段とをそれぞれ備えた複数の会計処理装置のうち、通信ネットワークを介してデータ授受可能となった2つの会計処理装置間における会計データの対話処理システムであって、
    前記2つの会計処理装置のうちの一方の会計処理装置である第1の会計処理装置において前記対話処理制御手段として、他の一方の会計処理装置である第2の会計処理装置との対話処理制御を行う第1の対話処理制御手段は、
    前記第2の会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、前記通信処理部としての第1の通信処理部を制御して該第2の会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを前記一次メモリとしての第1の一次メモリに保持させた後、該第1の一次メモリに保持された会計データを前記表示部としての第1の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、
    外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて前記第1の表示部によって表示されている会計データの修正処理を行って第1の一次メモリに保持されている会計データを修正する制御
    および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、前記第1の通信処理部を制御して第1の一次メモリに保持されている会計データを前記第2の会計処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、
    外部入力操作による記録指示を検出すると、前記第1の通信処理部により第1の一次メモリに保持された会計データまたは前記修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該第1の会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御し、
    前記第2の会計処理装置において前記対話処理制御手段として、前記第1の会計処理装置との対話処理制御を行う第2の対話処理制御手段は、
    前記第1の会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、前記通信処理部としての第2の通信処理部を制御して該第1の会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを前記一次メモリとしての第2の一次メモリに保持させた後、該第2の一次メモリに保持された会計データを前記表示部としての第2の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、
    外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて前記第2の表示部によって表示されている会計データの修正処理を行って一次メモリに保持されている会計データを修正する制御、
    および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、前記第2の通信処理部を制御して前記第2の一次メモリに保持されている会計データを前記第1の会計処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、
    外部入力操作による記録指示を検出すると、前記第2の通信処理部により第2の一次メモリに保持された会計データまたは前記修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該第1の会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御する、
    ことを特徴とする会計データの対話処理システム。
  2. 会計処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う第1の通信処理部と、受信した会計データを保持する第1の一次メモリと、会計データを記録する保存メモリと、第1の表示部と、会計データ入力処理装置との対話処理制御を行う会計処理装置側対話処理制御手段とを備えた会計処理装置と、会計データ入力処理プログラムと、通信ネットワークを介してデータの送受信処理を行う第2の通信処理部と、受信した会計データを保持する第2の一次メモリと、第2の表示部と、会計処理装置との対話処理制御を行う入力処理装置側対話処理制御手段とを備えた会計データ入力処理装置との間における会計データの対話処理システムであって、
    前記会計処理装置側対話処理制御手段は、
    前記会計データ入力処理装置からの会計データ受信を検出すると、前記第1の通信処理部を制御して該会計データ入力処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを第1の一次メモリに保持させた後、該第1の一次メモリに保持された会計データを前記第1の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させる制御、外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて前記第1の表示部によって表示されている会計データの修正を行い、修正後の会計データで前記第1の一次メモリに保持されている会計データを修正る制御、および外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、前記第1の通信処理部を制御して第1の一次メモリに保持されている会計データを前記会計データ入力処理装置に送信させる制御からなるサイクルを外部入力操作による記録指示を検出するまで繰り返し、
    外部入力操作による記録指示を検出すると、前記第1の通信処理部により第1の一次メモリに保持された会計データまたは前記修正処理後の会計データのうち、該記録指示検出のタイミングに近いタイミングで処理された会計データを、該会計処理装置の保存メモリに記録されている会計ファイルのうち、該会計データを記録すべき各会計ファイルに書き込むよう制御し、
    前記入力処理装置側対話処理制御手段は、
    前記会計処理装置からの会計データ受信を検出すると、前記第2の通信処理部を制御して該会計処理装置からの会計データの受信処理を行わせ、受信処理後の会計データを前記第2の一次メモリに保持させた後、該第2の一次メモリに保持された会計データを前記第2の表示部を制御して所定のフォーマットで表示させ、
    外部入力操作による修正入力を検出すると、その修正入力に応じて前記第2の表示部によって表示されている会計データの修正を行い、修正後の会計データで前記第2の一次メモリに保持されている会計データを修正し、
    外部入力操作による会計データ送信指示を検出すると、前記第2の通信処理部を制御して第2の一次メモリに保持されている会計データを前記会計処理装置に送信させるよう制御する、
    ことを特徴とする会計データの対話処理システム。
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