JP3756159B2 - 障害対処装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は障害対処装置に係り、特に、オンラインでの金融取引を支援する機能が設けられたクライアント・コンピュータと通信回線を介して接続された障害対処装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭や企業に設置されたクライアント・コンピュータを操作することで、銀行等の金融機関が提供するサービスを公衆電話回線等の通信回線を介してオンラインで利用するエレクトロニック・バンキング(以下、EBという)が普及してきている(なお、企業向けのEBを特にファーム・バンキングともいう)。このEBにより、金融機関の顧客は、金融機関の支店等に出向くことなく、預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、振り替え等の様々な金融取引をオンラインで行うことが可能となる。また、本願出願人等はEBを利用して金融取引を行う顧客の操作性を向上させる技術も提案している(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−207875公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
EB等を利用したオンラインでの金融取引では、通信エラー等の障害が発生する度に金融取引を実行不能な状態になるという欠点がある。このため、EBでは障害が発生した場合に短時間で金融取引可能な状態へ復旧させるためにサポートセンタが設置されており、サポートセンタに駐在しているオペレータは、EBを利用して金融取引を行うための専用のアプリケーション・プログラム(以下、金融取引支援プログラムという)の実行中に障害が発生することで顧客から電話等で問い合わせがあった場合に、発生した障害を解析して復旧させるための対処を顧客に教示するというサポートサービスを行っている。
【0005】
しかしながら、オペレータが障害を解析するためには、例えばクライアント・コンピュータの通信環境や通信履歴等の情報を入手する必要がある。そして、障害を解析に用いる情報の入手は、例えば前記情報をディスプレイに表示させるための操作をオペレータが顧客に教示し、ディスプレイに表示された情報を顧客から口頭で伝えてもらう等のように非常に時間及び手間のかかる作業であり、顧客からの問い合わせを受けてから、発生した障害を解析して適切な対処を判断する迄に長い時間がかかっているのが実情であった。また、サポートサービスに携わっているオペレータにとっても上記作業が多大な負担となっていた。
【0006】
また、サポートセンタがサポートサービスを提供している時間帯は限られているため、障害が発生した時刻によっては直ちに顧客がサポートサービスを受けることができず、金融取引を実行不能な状態が長時間継続する場合もあった。
【0007】
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、障害が発生した場合に復旧する迄の時間を短縮することができる障害対処装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る障害対処装置は、オンラインでの金融取引を支援する第1の機能及び該第1の機能の利用時に障害が発生した場合に前記障害の属性情報及び前記障害に関連する情報を障害情報として送信する第2の機能を実現するクライアント・コンピュータ、及び、顧客が前記クライアント・コンピュータを介して前記第1の機能を利用している際に発生した障害を解析し前記顧客へ対処を教示するオペレータが駐在しているサポートセンタに設置されたコンピュータと通信回線を介して接続された障害対処装置であって、前記クライアント・コンピュータから送信される障害情報には、前記障害対処装置から対処情報を送信するか否かを顧客が選択した結果を表す選択結果情報が付加されており、前記クライアント・コンピュータで前記第1の機能の利用時に障害が発生した場合の対処を表す対処情報を、発生した障害の種類毎に分けて記憶する記憶手段と、前記クライアント・コンピュータから前記障害情報を受信し、かつ受信した前記障害情報に付加されている前記選択結果情報に基づき顧客が対処情報の送信を選択したと判断した場合に、受信した障害情報に基づいて前記記憶手段から対応する対処情報を読み出し、読み出した対処情報を付加した電子メールを前記クライアント・コンピュータへ送信する送信手段と、前記クライアント・コンピュータから受信した前記障害情報を前記サポートセンタのコンピュータへ転送する転送手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項1記載の発明に係る障害対処装置は、通信回線を介してクライアント・コンピュータと接続されており、このクライアント・コンピュータは、オンラインでの金融取引を支援する第1の機能及び該第1の機能の利用時に障害が発生した場合に障害の属性情報及び障害に関連する情報を障害情報として送信する第2の機能を実現する。なお、上記第1及び第2の機能を実現するクライアント・コンピュータは、例えば上記第1及び第2の機能を実現するアプリケーション・プログラムをインストールすることで実現できる。また、第2の機能による障害情報の送信は、例えば障害情報を電子メールに付加して送信することで実現できるが、FTP(File Transfer Protocol)等を利用して障害情報を送信(本発明に係る障害対処装置へアップロード)することによっても実現できる。
【0010】
また、請求項1記載の発明に係る障害対処装置は、通信回線を介してサポートセンタに設置されたコンピュータとも接続されており、サポートセンタには、顧客がクライアント・コンピュータを介して第1の機能を利用している際に発生した障害を解析し顧客へ対処を教示するオペレータが駐在している。なお、オペレータが顧客へ対処を教示する際の通信手段としては、例えば電話やファクシミリ等を用いることができるが、サポートセンタのコンピュータがクライアント・コンピュータと通信回線を介して接続されている場合には、上記の通信手段として電子メール等を用いることも可能である。
【0011】
請求項1記載の発明では、クライアント・コンピュータから送信される障害情報に、障害対処装置から対処情報を送信するか否かを顧客が選択した結果を表す選択結果情報が付加されていると共に、クライアント・コンピュータで第1の機能の利用時に障害が発生した場合の対処を表す対処情報が、発生した障害の種類毎に分けて記憶手段に記憶されており、送信手段は、クライアント・コンピュータから障害情報を受信し、かつ受信した障害情報に付加されている選択結果情報に基づき顧客が対処情報の送信を選択したと判断した場合に、受信した障害情報に基づいて記憶手段から対応する対処情報を読み出し、読み出した対処情報を付加した電子メールをクライアント・コンピュータへ送信する。また、転送手段はクライアント・コンピュータから受信した障害情報をサポートセンタのコンピュータへ転送する。なお、転送手段による障害情報の転送についても、障害情報を電子メールに付加して送信する、或いはFTP等を利用して障害情報を転送することで実現できる。
【0012】
このように、請求項1記載の発明では、顧客がクライアント・コンピュータを介して第1の機能を利用している際に障害が発生した場合に、クライアント・コンピュータから障害情報が送信されたことを契機として、対処情報が付加された電子メールが障害対処装置からクライアント・コンピュータへ送信されるので、顧客が、受信した電子メールに付加されている対処情報が表す対処を行うことにより、第1の機能を利用可能な状態へ復旧する可能性がある。また、請求項1記載の発明に係る障害対処装置を24時間稼働させれば、クライアント・コンピュータで障害が発生した場合に、その時刻に拘わらず直ちに対処情報を顧客に提供することができる。
【0013】
また、対処情報が表す対処を行ったにも拘わらず第1の機能を利用可能な状態へ復旧しなかった場合にも、クライアント・コンピュータから送信された障害情報がサポートセンタへ転送されているので、サポートセンタのオペレータが障害情報を収集する作業を行う必要がなくなり、発生した障害を解析し適切な対処を判断して顧客へ教示する迄に要する時間が短縮される。従って請求項1記載の発明によれば、障害が発生した場合に復旧する迄の時間(平均時間)を短縮することができる。また、サポートセンタのオペレータの負担軽減も実現できる。
また、クライアント・コンピュータでの第1の機能の利用時に障害が発生する毎に、対処情報を付加した電子メールを固定的に送信するようにしたとすると、特定のクライアント・コンピュータで同一の障害が頻発した場合に、同一の対処情報が付加された電子メールが前記クライアント・コンピュータへ繰り返し送信されることになるが、請求項1記載の発明では、受信した障害情報に付加されている選択結果情報に基づき対処情報の送信を選択したと判断した場合に、対処情報を付加した電子メールをクライアント・コンピュータへ送信するので、特定のクライアント・コンピュータで同一の障害が頻発した等の場合に、顧客が、障害対処装置からの対処情報(を付加した電子メール)の送信を停止させることも可能となり、クライアント・コンピュータと障害対処装置との間のトラフィックが無駄に増大することを防止することができる。
【0014】
なお、請求項1記載の発明において、クライアント・コンピュータから受信する障害情報に、発生した障害の種類を識別するための識別情報(例えばエラーコード等:この識別情報は「障害の属性情報」に相当する)が含まれている場合、例えば請求項2に記載したように、互いに異なる障害が発生した場合の対処を表す複数種の対処情報を、識別情報と対応付けて記憶手段に各々記憶しておき、送信手段を、クライアント・コンピュータから受信した障害情報に含まれる識別情報をキーにして対処情報を検索することで、クライアント・コンピュータで発生した障害に対応する対処情報を特定するように構成することができる。これにより、発生した障害に対応する対処情報を容易に特定することができる。
【0015】
また、請求項1記載の発明において、クライアント・コンピュータから受信する障害情報には、例えば請求項3に記載したように、第1の機能を利用してオンラインで金融取引を行った際に送受された送受信結果情報、クライアント・コンピュータにおける通信環境を表す通信環境情報、クライアント・コンピュータにおける通信履歴を表す通信ログ情報、クライアント・コンピュータのシステム環境を表すシステム環境情報の少なくとも1つが含まれていることが好ましい。上記の各情報は何れも障害の解析に有用な情報であり、上記の各情報の少なくとも1つ(好ましくは全情報)を障害情報としてサポートセンタのコンピュータへ転送することで、サポートセンタのオペレータが障害の解析等に要する時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本発明を適用可能なコンピュータ・システム10が示されている。本実施形態に係るコンピュータ・システム10は、パーソナル・コンピュータ(PC)から成る多数台のクライアントPC12を含んで構成されている。
【0023】
クライアントPC12は、CPU12A、ROM12B、RAM12C及び入出力ポート12Dを備え、これらはデータバス、制御バス、アドレスバス等から成るバス12Eを介して互いに接続されている。また入出力ポート12Eには、各種の入出力機器として、通信制御装置14、CRT又はLCDから成るディスプレイ16、キーボード18、マウス20、ハードディスクドライブ(HDD)22、CD−ROM26からの情報の読み出しを行うCD−ROMドライブ24が各々接続されている。
【0024】
個々のクライアントPC12の通信制御装置14は、特定金融機関内に設置されたホスト・コンピュータ30と通信回線(例えば公衆電話回線)を介して接続可能とされており、個々のクライアントPC12には、特定金融機関が提供するEBを利用したオンラインでの金融取引を支援する金融取引支援プログラムがHDD22に各々インストールされている。
【0025】
金融取引支援プログラムをクライアントPC12にインストール(移入)するには幾つかの方法があるが、例えば金融取引支援プログラムをセットアッププログラムと共にCD−ROM26に記録しておき、該CD−ROM26をCD−ROMドライブ24にセットし、CPU12Aに対して前記セットアッププログラムの実行を指示すれば、CD−ROM26から金融取引支援プログラムが順に読み出され、読み出された金融取引支援プログラムがHDD22に順に書き込まれることで、金融取引支援プログラムのインストールが行われる。金融取引支援プログラムには後述する障害情報送信処理を行うための障害情報送信プログラムが付加されている。
【0026】
金融取引支援プログラムによって実現されるオンライン金融取引では、クライアントPC12を所持している顧客が、特定金融機関に対して所望の金融取引の実行を指示するための金融取引指示情報をクライアントPC12上で作成した後に、作成した金融取引指示情報をホスト・コンピュータ30へ送信させることで、特定金融機関に対する所望の金融取引の実行指示が成される。ホスト・コンピュータ30は特定金融機関内に設置されたネットワーク32に接続されており、クライアントPC12から金融取引指示情報を受信すると、必要に応じてネットワーク32内の他のコンピュータと通信を行うことで、指示された金融取引を実行する。そして指示された金融取引が完了すると、ホスト・コンピュータ30に接続された記憶装置に設けられた所定の記憶領域(受信ファイル)に、金融取引の実行結果を表す情報を格納する。受信ファイルに格納されている情報はクライアントPC12にダウンロード可能とされており、受信ファイルに格納されている金融取引実行結果情報をダウンロードすることで、金融取引の実行結果をクライアントPC12上で顧客が参照・確認することが可能とされている。
【0027】
また、個々のクライアントPC12の通信制御装置14は、多数台のウェブサーバが通信回線を介して相互に接続されて成るコンピュータ・ネットワーク(インターネット)34にも各々接続されている。なお、図1では、インターネット34に接続された多数台のウェブサーバのうち、メールサーバとして機能すると共に、メール管理サーバ(後述)宛の電子メールをメール管理サーバへ転送する機能を備えたウェブサーバに符号「36」を付して示しており、このウェブサーバ36(以下、メールサーバ36と称する)には、特定金融機関に設置されたメール管理サーバ40が通信回線を介して接続されている。
【0028】
メール管理サーバ40は、クライアントPC12で金融取引支援プログラムが実行されている状態で通信関係の障害が発生し、顧客の指示によりクライアントPC12から障害通知メールが送信され、該障害通知メールをメールサーバ36経由で受信した場合(詳細は後述)に障害対処処理(詳細は後述)を行う機能を有しており、本発明に係る障害対処装置に対応している。
【0029】
メール管理サーバ40はワークステーションから成り、CPU40A、ROM40B、RAM40C及び入出力ポート40Dを備え、これらは互いにデータバス、制御バス、アドレスバス等から成るバス40Eを介して互いに接続されている。また入出力ポート40Dには、各種の入出力機器として、通信回線を介してメールサーバ36に接続された通信制御装置42、CRT又はLCDから成るディスプレイ44、キーボード46、マウス48及びHDD50が各々接続されている。前述のメールサーバ36は通信回線を介して通信制御装置42に接続されている。また、通信制御装置42は特定金融機関内のネットワーク32にも接続されている(図示省略)。
【0030】
また、メール管理サーバ40のHDD50には、後述する障害対処処理を実現するための障害対処プログラムがインストールされており、対処情報データベース(DB)も記憶されている。対処情報DBには、クライアントPC12で金融取引支援プログラムを実行している状態で発生する可能性のある各種障害(エラー)のうち通信関係の障害について、エラーコード(エラー番号:請求項1に記載の「障害の属性情報」、請求項2に記載の「識別情報」に相当)と、エラーが発生する原因及びエラーが発生した場合の対処方法を表すテキスト情報(対処情報と称する)が対応付けされて予め記憶されている。
【0031】
なお、金融取引支援プログラムは各々「ANSER-SPC」「データ伝送」と称する2種類の伝送手順で通信可能とされており、対処情報DBには、エラーコード及び対処情報が上記2種類の伝送手順毎に分けて記憶されている。HDD50は本発明に係る記憶手段(詳しくは請求項2に記載の記憶手段)に対応している。
【0032】
「ANSER-SPC」に対応するエラーコード及び対処情報の一例を表1に、「データ伝送」に対応するエラーコード及び対処情報の一例を表2に各々示す。なお、表1及び表2ではエラーの内容理解のためにエラーメッセージも併せて示す。
【0033】
【表1】
Figure 0003756159
【0034】
【表2】
Figure 0003756159
【0035】
また、特定金融機関にはサポートセンタ54が設置されている。サポートセンタ54にはオペレータが駐在しており、オペレータは、クライアントPC12で金融取引支援プログラムを実行している状態でエラー(障害)が発生した等の場合に、顧客からの問い合わせに回答すると共に、発生した障害を解析し復旧のための対処を判断して顧客へ教示するサポートサービス業務を行う。サポートセンタ54にはPC等から成るコンピュータ56が設置されており、このコンピュータ56は通信回線を介してメール管理サーバ40の通信制御装置42に接続されている。
【0036】
次に本実施形態の作用を説明する。所望の金融取引をオンラインで行うためにクライアントPC12で金融取引支援プログラムを実行している状態で、何らかの障害(エラー)が発生した場合(図2の「障害発生」も参照)、クライアントPC12のディスプレイ16には、発生した障害のエラー番号及びエラーメッセージ(前出の表1や表2に示したようなエラーメッセージ)が金融取引支援プログラムによって表示される。これにより、クライアントPC12を操作している顧客は、障害の発生及び発生した障害の種別等を把握することができる。
【0037】
表示されたエラー番号及びエラーメッセージを確認した顧客が、確認完了を意味する操作(例えば画面上の「OK」と表記されたボックスをクリックする等)を行うと、発生した障害が通信関係の障害であれば、金融取引支援プログラムに付加されている障害情報送信プログラムが起動され、図3に示す障害情報送信処理がクライアントPC12で実行される。なお、金融取引支援プログラムの実行中に発生する障害の大多数が通信関係の障害であり、障害が発生すると、殆どの場合は障害情報送信処理が実行されることになる。
【0038】
この障害情報送信処理では、まずステップ100において、例として図5に示すような通信エラーサポート画面をディスプレイ16に表示する。通信エラーサポート画面は、発生した障害の情報(障害情報)を付加した電子メール(障害通知メール)を送信し障害の発生を通知することで復旧のための対処の教示を受けるサポートサービスを利用するか否かを顧客が選択するための画面であり、障害通知メールを送信してサポートサービスを利用する場合に選択するためのボックス(「メール送信」と表記されたボックス)80Aと、障害通知メールを送信しない(サポートサービスを利用しない)場合に選択するためのボックス(「キャンセル」と表記されたボックス)80Bが設けられている。
【0039】
また、通信エラーサポート画面には、障害が発生したときの通信の伝送手順が「ANSER-SPC」と「データ伝送」の何れかを選択するための選択欄82、送信する情報にクライアントPC12のシステム情報を付加するか否かを選択するための選択欄84、及び、定型文書(対処情報DBに記憶されている対処情報)の提供を希望するか否かを選択するための選択欄86も設けられている。顧客がマウス20を操作し、必要に応じて選択欄82〜86を選択した後にボックス80A又はボックス80Bをクリックするとステップ102へ移行し、ボックス80Aがクリックされたか(メール送信が選択されたか)否か判定する。
【0040】
ボックス80Bがクリックされた場合にはステップ102の判定が否定され、ディスプレイ16上の通信エラーサポート画面の表示を消去して障害情報送信処理を終了するが、ボックス80Aがクリックされた場合はステップ102の判定が肯定されてステップ104へ移行し、ステップ104以降で、障害通知メールに付加するための情報の収集を行う(図2のステップ60も参照)。すなわち、まずステップ60では選択欄82についての顧客による選択結果に基づき、障害が発生した通信区分(伝送手順)が「ANSER-SPC」か「データ伝送」かを判定し、判定結果に応じて分岐する。
【0041】
通信区分が「ANSER-SPC」の場合はステップ106へ移行し、「ANSER-SPC」の通信の履歴を表す通信ログ情報(「ANSER-SPC」の通信が行われる毎に所定のエリアに格納される)、「ANSER-SPC」の通信を行うにあたって事前に設定された通信環境設定情報、「ANSER-SPC」の通信で発生したエラーの履歴を表す通信エラー履歴情報(「ANSER-SPC」の通信でエラーが発生する毎に所定のエリアに格納される)を送信対象の情報として各々収集する。
【0042】
一方、通信区分が「データ伝送」の場合はステップ108へ移行し、「データ伝送」の通信を行うにあたって事前に設定された通信環境設定情報、「データ伝送」の通信の履歴を表す送受信結果シート情報(「データ伝送」の通信が行われる毎に所定のエリアに格納される)を送信対象の情報として収集する。なお、上記のステップ106又はステップ108で収集される各情報は本発明に係る「障害に関連する情報」に対応している。
【0043】
また、次のステップ110では、選択欄82についての顧客による選択結果に基づき、送信する情報にシステム情報を付加することが選択されているか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ114へ移行するが、判定が肯定された場合はステップ112へ移行し、クライアントPC12のシステム情報(例えばクライアントPC12にインストールされているオペレーティング・システム(OS)やモデムに関する環境情報)を送信対象の情報として収集した後にステップ114へ移行する。
【0044】
ステップ114では、上述した処理で収集した情報を電子メール(障害通知メール)に添付するためのファイルとして編集する(必要に応じてデータ圧縮等の処理も行ってもよい)。ステップ116ではメール管理サーバ40のメールアドレスが宛先として設定された送信前電子メールを起動し、起動した送信前電子メールにステップ114の編集を経たファイルを添付する。
【0045】
また、ステップ118ではクライアントPC12のHDD22に記憶されているCAMS番号(特定金融機関が提供するEBを利用する顧客に予め付与されたユーザID)を読み出し、読み出したCAMS番号を、通信エラーサポート画面の選択欄86についての顧客の選択結果(定型文書(対処情報)の提供希望の有無)を表す情報(請求項に記載の選択結果情報に相当)と共に、送信前電子メールの本文にヘッダ情報として付加する。更にステップ120では、クライアントPC12で発生した障害のエラー番号を読み出し、送信前電子メールの本文にヘッダ情報として付加する。
【0046】
以上の処理により電子メールへの必要な情報の付加が完了し、障害通知メールとして送信可能な電子メールが生成されると、次のステップ122では、送信前電子メール(障害通知メール)の内容をディスプレイ16に表示させる。これにより、障害通知メールの本文に顧客が所望の事項(例えば障害の発生に伴って生じた現象の詳細を説明する文章等)を追記することも可能となる。ステップ122の処理を行うと障害情報送信プログラムの実行は終了し、次のステップ124以降の処理はクライアントPC12にインストールされているメールソフトによって行われる。
【0047】
すなわち、ステップ124ではディスプレイ16に送信前電子メールとして表示されている障害通知メールの送信が指示される迄待機する。顧客が必要に応じてキーボード18を操作し障害通知メールの本文に所望の事項を追記した後に、当該メールの送信を指示すると、ステップ124の判定が肯定されてステップ126へ移行し、メールソフトによって障害通知メールが送信される(図2の「障害通知メール送信」も参照)。
【0048】
クライアントPC12から送信された障害通知メールは、インターネット34に接続された複数のウェブサーバを経由してメールサーバ36で受信された後にメール管理サーバ40へ転送される。なお、メールサーバ36は、例えば受信した電子メールに宛先として設定されているメールアドレスに基づいて、メール管理サーバ40宛の電子メールを認識することができるが、これに代えて、受信した電子メールの件名や本文に設定されている情報に基づいて認識することも可能である。
【0049】
またメール管理サーバ40では、メールサーバ36から障害通知メールが転送されると、障害対処プログラムが起動され、図4に示す障害対処処理が実行される。この障害対処処理では、まずステップ140において、受信した(メールサーバ36から転送された)障害通知メールの本文に付加されているヘッダ情報からCAMS番号を抽出する。次のステップ142では、ステップ140で抽出したCAMS番号に基づいて、障害通知メール送信元のクライアントPC12を操作している顧客が、特定金融機関が提供するEBの正規の顧客か否かを確認する認証処理を行う。この認証処理は、例えば特定金融機関内のネットワーク32に接続された特定の記憶装置に記憶されている認証情報DB(EBの正規の顧客のCAMS番号が登録されたDB)を、ステップ140で抽出したCAMS番号をキー情報として用いて検索することで行うことができる。
【0050】
次のステップ144では、ステップ142における認証処理により、障害通知メール送信元のクライアントPC12を操作している顧客がEBの正規の顧客と判断されたか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ162へ移行するが、ステップ144の判定が肯定された場合はステップ146へ移行し、受信した障害通知メールの本文に付加されているヘッダ情報から定型文書希望の有無を表す情報を抽出し、次のステップ148において、ステップ146で抽出した情報に基づき、障害通知メール送信元のクライアントPC12を操作している顧客が定型文書(対処情報)の送信を希望しているか否か判定する。
【0051】
判定が否定された場合はステップ162へ移行するが、ステップ148の判定が肯定された場合にはステップ150へ移行し、受信した障害通知メールの本文に付加されているヘッダ情報から、クライアントPC12で発生した障害のエラー番号を抽出する。そしてステップ152では、ステップ150で抽出したエラー番号をキー情報として用いて、HDD50に記憶されている対処情報DBを検索する(図2のステップ62も参照)。
【0052】
次のステップ154では、ステップ152における検索により、クライアントPC12で発生した障害に対応する対処情報が対処情報DBから抽出されたか否か判定する(図2のステップ64も参照)。判定が否定された場合はステップ162へ移行するが、ステップ154の判定が肯定された場合にはステップ156へ移行し、障害通知メール送信元のクライアントPC12を宛先とする送信前電子メール(受信した障害通知メールに返信する送信前電子メール)を起動する。
【0053】
次のステップ158では、ステップ156で起動した送信前電子メールの本文に、先のステップ152における検索によって対処情報DBから抽出された対処情報を定型文書として付加する(図2のステップ66も参照)。そしてステップ160では、定型文書(対処情報)を付加した電子メールを、対処通知メールとして障害通知メール送信元のクライアントPC12へ送信する(図2の「対処通知メール送信」も参照)。なお、上述してステップ146〜ステップ160は本発明に係る送信手段(詳しくは請求項2に記載の送信手段)に対応している。
【0054】
本実施形態ではメール管理サーバ40が24時間稼働しているので、障害通知メールの送信時に「定型文書希望」を選択した顧客に対しては、障害通知メールを送信してから短時間のうちに、メール管理サーバ40から対処通知メールが返信される。そして、この対処通知メールを受信した顧客は、受信した対処通知メールに付加されている対処情報を参照することで、発生した障害に対応する対処を認識し、認識した対処を行うことができる(図2のステップ68)。これにより、金融取引支援プログラムを実行している状態で障害が発生したクライアントPC12のうちの一部のクライアントPC12では、顧客が上記の対処を行うことで、EBを利用したオンライン金融取引が実行可能な状態へ短時間で復旧することになる。
【0055】
また、障害通知メールの送信時に「定型文書希望」を選択しなかった顧客に対しては対処通知メールが送信されないので、例えば特定のクライアントPC12で同一の障害が頻発している等の場合に「定型文書希望」を選択しなければ、同一の対処情報が付加された対処通知メールがクライアントPC12へ繰り返し送信されることを防止することができ、クライアントPC12とメール管理サーバ40との間のトラフィックが無駄に増大することを防止することができる。
【0056】
一方、次のステップ162では、クライアントPC12から受信した障害通知メールに、クライアントPC12へ対処通知メールを送信したか否かを表す情報を付加してサポートセンタ54のコンピュータ56へ転送し(図2の「障害通知メール転送」も参照)、障害対処処理を終了する。これにより、サポートセンタ54では、メール管理サーバ40から転送された障害通知メールに付加されている障害情報がコンピュータ56の記憶装置(例えばHDD)に保存される(図2のステップ72も参照)。なお、ステップ162は本発明に係る転送手段に対応している。
【0057】
メール管理サーバ40から送信される対処通知メールの本文には、通知対処メールに付加した対処情報が表す対処を行っても復旧しなかった場合は、サポートセンタ54への問い合わせを行うよう顧客に要請するメッセージが付加されており、メール管理サーバ40から受信した対処通知メールに付加されている対処情報が表す対処を実行したものの復旧しなかった場合(図2のステップ70の判定が否定された場合)、顧客は、上記メッセージに従い、復旧させるための対処をサポートセンタ54に電話等で問い合わせる(図2のサポートセンタへ問い合わせ」も参照)。
【0058】
サポートセンタ54に駐在しているオペレータは、顧客から問い合わせが有るとコンピュータ56を操作し、問い合わせ元の顧客のクライアントPC12で発生した障害に対応する障害情報をコンピュータ56の記憶装置から読み出す(図2のステップ74も参照)。なお、対応する障害情報の特定には、例えば顧客から教示されたCAMS番号等を用いることができる。そして、読み出した障害情報を参照することで顧客のクライアントPC12に発生した障害を解析し、当該クライアントPC12をオンライン金融取引が実行可能な状態へ復旧させるための適切な対処を判断する(図2のステップ76も参照)。
【0059】
そして、問い合わせ元の顧客に対し、判断した適切な対処を電話或いは電子メールで通知する(図2の「対処を通知(電話/電子メール)」も参照)。サポートセンタ54のオペレータから対処を通知された顧客は、通知された対処を実行する(図2のステップ78)。これにより、金融取引支援プログラムを実行している状態で障害が発生したクライアントPC12が、EBを利用したオンライン金融取引が実行可能な状態へ復旧する。
【0060】
このように、顧客のクライアントPC12から送信された障害通知メールに付加されている障害情報は、メール管理サーバ40から転送されてサポートセンタ54のコンピュータ56に保管されているので、サポートセンタ54のオペレータは、障害の解析・対処の判断に際し、必要情報を収集する作業を行う必要がなくなり、オペレータの負担が軽減されると共に、障害の解析・対処の判断を短時間で行うことができる。従って、メール管理サーバ40から受信した対処通知メールに付加されている対処情報が表す対処を実行したものの復旧しなかったクライアントPC12についても、EBを利用したオンライン金融取引が実行可能な状態へ比較的短時間で復旧することになる。
【0061】
また、サポートセンタ54のコンピュータ56は、メール管理サーバ40から転送された障害通知メールを受信する毎に、受信した障害通知メールに付加されている情報に基づいて、クライアントPC12への対処通知メールの送信が行われたメールか否かを判定する。受信した障害通知メールが、クライアントPC12への対処通知メールの送信が行われたメールである場合は、前述のように障害情報を記憶装置に保存する処理を行うが、受信した障害通知メールが、クライアントPC12への対処通知メールの送信が行われていないメールである場合には、サポートセンタ54から顧客へ対処を通知する必要があるので、オペレータを呼び出す処理(例えばブザーを鳴らす、ディスプレイにメッセージを表示させる等)を行う。
【0062】
これにより、オペレータはメール管理サーバ40から転送された障害通知メールに付加されている障害情報を参照し、前述の障害の解析・適切な対処の判断等を行い、判断した適切な対処を顧客へ通知する。この場合もオペレータが情報収集作業を行う必要がなくなるので、オペレータの負担が軽減されると共に、適切な対処を短時間で顧客へ通知することができ、障害が発生したクライアントPC12を、EBを利用したオンライン金融取引が実行可能な状態へ比較的短時間で復旧させることができる。
【0063】
なお、上記では通信関係の障害が発生した場合にのみ、クライアントPC12で障害情報送信処理を実行するようにしていたが、これに限定されるものではなく、発生した障害の種類に拘わらず一律に障害情報送信処理を実行するようにしてもよい。この場合、対処情報DBには通信関係以外の障害についても対処情報を登録しておき、メール管理サーバ40は通信関係以外の障害についても対処通知メールにより対処情報を提供するように構成することができる。
【0064】
また、上記では障害発生時に障害通知メールを送信するか否かを顧客に選択させる例を説明したが、これに限定されるものではなく、障害発生時に障害通知メールを自動的に送信するようにしてもよい。
【0065】
また、上記ではメール管理サーバ40において、クライアントPC12へ対処通知メールを送信したか否かに拘わらず、クライアントPC12から受信した障害通知メールをサポートセンタ54のコンピュータ56へ転送する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、クライアントPC12へ対処通知メールを送信した場合はサポートセンタ54のコンピュータ56への障害通知メールの転送を行わないようにしてもよい。特に、対処通知メールに付加した対処情報が表す対処を実行するのみで、クライアントPC12がEBを利用したオンライン金融取引が実行可能な状態へ復旧する確率が比較的高い場合には、上記のように対処通知メールの送信時には障害通知メールの転送を行わないことにより、サポートセンタ54で使用されない障害情報がメール管理サーバ40からサポートセンタ54のコンピュータ56へ無駄に転送されることを防止することができる。
【0066】
なお、上記の態様においては、メール管理サーバ40がクライアントPC12から受信した障害通知メールに付加されている障害情報をメール管理サーバ40で保管し、対処通知メールに付加されている対処情報が表す対処を実行してもクライアントPC12が復旧せず、顧客からサポートセンタ54へ対処の問い合わせが有った場合には、サポートセンタ54のオペレータが対応する障害情報をメール管理サーバ40からコンピュータ56へダウンロード可能としておくことが望ましい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る障害対処装置は、クライアント・コンピュータでオンラインでの金融取引を支援する第1の機能の利用時に障害が発生することで、障害対処装置から対処情報を送信するか否かを顧客が選択した結果を表す選択結果情報が付加された障害情報をクライアント・コンピュータから受信すると、受信した障害情報に付加されている選択結果情報に基づき顧客が対処情報の送信を選択したと判断した場合に、受信した障害情報に基づいて対応する対処情報を読み出し、読み出した対処情報を付加した電子メールをクライアント・コンピュータへ送信すると共に、受信した障害情報を、クライアント・コンピュータを介して第1の機能を利用している際に発生した障害を解析し顧客へ対処を教示するオペレータが駐在しているサポートセンタのコンピュータへ転送するので、障害が発生した場合に復旧する迄の時間を短縮することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 定型文書希望有の場合の障害発生時の情報の送受の一例を示すシーケンス図である。
【図3】 クライアントPCで実行される障害情報送信処理の内容を示すフローチャートである。
【図4】 メール管理サーバで実行される障害対処処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】 通信エラーサポート画面の一例を示すイメージ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム
12 クライアントPC
16 ディスプレイ
18 キーボード
20 マウス
30 ホスト・コンピュータ
34 インターネット
40 メール管理サーバ
50 HDD
54 サポートセンタ
56 コンピュータ

Claims (3)

  1. オンラインでの金融取引を支援する第1の機能及び該第1の機能の利用時に障害が発生した場合に前記障害の属性情報及び前記障害に関連する情報を障害情報として送信する第2の機能を実現するクライアント・コンピュータ、及び、顧客が前記クライアント・コンピュータを介して前記第1の機能を利用している際に発生した障害を解析し前記顧客へ対処を教示するオペレータが駐在しているサポートセンタに設置されたコンピュータと通信回線を介して接続された障害対処装置であって、
    前記クライアント・コンピュータから送信される障害情報には、前記障害対処装置から対処情報を送信するか否かを顧客が選択した結果を表す選択結果情報が付加されており、
    前記クライアント・コンピュータで前記第1の機能の利用時に障害が発生した場合の対処を表す対処情報を、発生した障害の種類毎に分けて記憶する記憶手段と、
    前記クライアント・コンピュータから前記障害情報を受信し、かつ受信した前記障害情報に付加されている前記選択結果情報に基づき顧客が対処情報の送信を選択したと判断した場合に、受信した障害情報に基づいて前記記憶手段から対応する対処情報を読み出し、読み出した対処情報を付加した電子メールを前記クライアント・コンピュータへ送信する送信手段と、
    前記クライアント・コンピュータから受信した前記障害情報を前記サポートセンタのコンピュータへ転送する転送手段と、
    を備えたことを特徴とする障害対処装置。
  2. 前記障害情報には、発生した障害の種類を識別するための識別情報が含まれ、前記記憶手段には、互いに異なる障害が発生した場合の対処を表す複数種の対処情報が、前記識別情報と対応付けて各々記憶されており、
    前記送信手段は、前記クライアント・コンピュータから受信した障害情報に含まれる識別情報をキーにして対処情報を検索することで、前記クライアント・コンピュータで発生した障害に対応する対処情報を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の障害対処装置。
  3. 前記障害情報には、前記第1の機能を利用してオンラインで金融取引を行った際に送受された送受信結果情報、前記クライアント・コンピュータにおける通信環境を表す通信環境情報、前記クライアント・コンピュータにおける通信履歴を表す通信ログ情報、前記クライアント・コンピュータのシステム環境を表すシステム環境情報の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項1記載の障害対処装置。
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