JP2002207875A - 金融取引情報表示装置、提供装置及び記録媒体 - Google Patents

金融取引情報表示装置、提供装置及び記録媒体

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JP2002207875A
JP2002207875A JP2001005190A JP2001005190A JP2002207875A JP 2002207875 A JP2002207875 A JP 2002207875A JP 2001005190 A JP2001005190 A JP 2001005190A JP 2001005190 A JP2001005190 A JP 2001005190A JP 2002207875 A JP2002207875 A JP 2002207875A
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JP2001005190A
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Hidemitsu Hagiwara
秀光 萩原
Masakazu Ikeda
雅一 池田
Satoshi Soeda
聡 添田
Shigefumi Wada
成史 和田
Shigeru Nakayama
茂 中山
Atsushi Okamoto
岡本  敦
Satoshi Oba
聡 大庭
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Obic Business Consultants Co Ltd
MUFG Bank Ltd
Original Assignee
Obic Business Consultants Co Ltd
Bank of Tokyo Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融取引に関する情報を参照するための顧客
の負担を軽減する。 【解決手段】 送金者が特定顧客への送金を依頼するこ
とで、他の金融機関から被仕向送金通知を受信した特定
金融機関のホスト・コンピュータは、被仕向送金到着案
内情報を作成し、照会番号を設定し、該照会番号を記憶
すると共に到着案内情報に付加する(130,132)。到着案
内情報は特定顧客が受信を指示することでクライントP
Cへ送信され、到着案内情報の内容を確認した顧客が入
金処理を指示すると、特定金融機関で入金処理が行われ
た後に、入金処理の完了を報告する被仕向送金計算明細
情報を作成し、到着案内情報と同一の照会番号を付加す
る(140,142)。計算明細情報は特定顧客が受信を指示す
ることでクライントPCへ送信される。これにより、ク
ライアントPC側では照会番号に基づき、到着案内情報
と計算明細情報の対応付けを容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金融取引情報表示装
置、提供装置及び記録媒体に係り、特に、金融機関のホ
スト・コンピュータに接続された記憶媒体に記憶されて
いる金融取引に関する情報を取得して表示する金融取引
情報表示装置、前記金融取引に関する情報を顧客に提供
する金融取引情報提供装置、コンピュータを前記金融取
引情報表示装置として機能させるためのプログラムが記
録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭や企業に設置されたコンピュ
ータ(又は専用端末)を操作することで、銀行等の金融
機関が提供するサービスを電話回線等の通信回線を介し
てオンラインで利用するエレクトロニック・バンキング
(以下、EBという)が普及してきている(なお、企業
向けのEBを特にファーム・バンキングともいう)。こ
のEBにより、金融機関の顧客は、金融機関の支店等に
出向くことなく、預金の残高照会、入出金照会、口座振
り込み、振り替え等の各種サービスを利用することがで
きる。
【0003】また、外国為替の取引に関わっている顧客
に対するサービスとして、仕向送金(海外への送金)の
指示を目的として顧客自身が作成した仕向送金明細表を
金融機関へ送信することで仕向送金を指示する機能や、
顧客からの指示に基づき仕向送金を行った金融機関によ
って作成された仕向送金計算明細を金融機関から受信す
る機能、被仕向送金(海外からの送金)が到着したこと
を表す被仕向送金到着案内を金融機関から受信する機
能、電話等を介しての顧客からの指示に基づき被仕向送
金の入金処理を行った金融機関によって作成された被仕
向送金計算明細を金融機関から受信する機能も用意され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、EBによっ
て金融機関から顧客に提供される各種の情報は、金融機
関のホスト・コンピュータに接続された記憶媒体に記憶
されているが、この記憶媒体には複数の受信ファイルが
設けられており、記憶媒体に記憶される各種の情報は、
全国銀行協会が定めるフォーマットに従って種類毎に分
類され、複数の受信ファイルの何れかに格納されてい
る。このため、複数の受信ファイルには互いに異なる種
類の情報が格納されている。
【0005】EBによる受信ファイルからの情報の取得
は、顧客が所持しているクライアント・コンピュータよ
り、金融機関のホスト・コンピュータと接続するための
所定の電話番号にダイヤルし、クライアント・コンピュ
ータを操作している顧客に関連する情報を受信ファイル
から取り出すよう金融機関のホスト・コンピュータに依
頼し、ホスト・コンピュータから送信された情報の受信
を完了すると通信を切断する、という一連の処理(以
下、受信処理という)によって成されるが、この受信処
理は、現在、1回の受信処理で任意の単一の受信ファイ
ルに格納されている情報のみを取得可能とされている。
【0006】従って、複数の受信ファイルに分かれて格
納されている情報をEBによって取得するためには、顧
客は、クライアント・コンピュータに対して受信処理の
実行を指示することを、情報取得対象の受信ファイルを
毎回変更しながら複数回繰り返す、という煩雑な作業を
行う必要があり、この作業は定期的に行う必要があるの
で顧客に多大な負担がかかっていた。
【0007】例えば、全国銀行協会が定めるフォーマッ
トにより、外国為替の取引に関する情報(EBによって
取得可能な情報)を格納するための受信ファイルは、
(1)外国為替取引明細(会計性)、(2)外国為替取引明細
(非会計性)、(3)外国為替関連情報、(4)外貨預金入出
金取引明細、の4つの受信ファイルに分かれているが、
様々な外国為替の取引を行っている顧客であれば、これ
ら4つの受信ファイルから各々情報を取得して参照する
必要がある。単一の受信ファイルからの情報の取得に要
する時間は、混雑度合いにもよるが平均して1分間程度
の時間がかかるため、外国為替の取引に関する情報を格
納している全ての受信ファイルから情報を取得するため
には、コンピュータ等の前に4分間程度在席し、1分程
度の間隔で繰り返し指示を与える、という煩雑な作業を
行う必要がある。
【0008】また、EBにおいては、互いに関連する情
報が顧客の手元に揃う迄に時間がかかる場合がある。例
えば外国為替の取引において、顧客が作成した仕向送金
明細表を金融機関へ送信することで仕向送金を指示する
と、金融機関では顧客からの指示に基づき仕向送金を行
い、処理完了後に仕向送金計算明細を作成して対応する
受信ファイルに格納する。そして仕向送金計算明細が受
信ファイルに格納された後に、顧客が前記受信ファイル
からの情報の取得を行うことで、仕向送金計算明細が顧
客に受信される。従って、顧客が仕向送金を行う場合、
仕向送金明細表は顧客が作成した時点で顧客のコンピュ
ータに記憶されているが、該仕向送金明細表に対応する
仕向送金計算明細を顧客が受信する迄には時間差があ
る。
【0009】また、例えば被仕向送金到着案内を金融機
関から受信した顧客が、電話等を介して入金処理を指示
すると、金融機関では顧客からの指示に基づき入金処理
を行い、処理完了後に被仕向送金計算明細を作成して対
応する受信ファイルに格納する。そして、被仕向送金計
算明細が受信ファイルに格納された後に、顧客が前記受
信ファイルからの情報の取得を行うことで、被仕向送金
計算明細が顧客に受信される。従って、顧客に対して被
仕向送金が有った場合についても、被仕向送金到着案内
は当初より顧客のコンピュータに記憶されているが、該
被仕向送金到着案内に対応する被仕向送金計算明細を顧
客が受信する迄には時間差がある。
【0010】一例として上記で挙げた仕向送金明細表と
仕向送金計算明細、被仕向送金到着案内と被仕向送金計
算明細は互いに関連しており、両者を対照させて内容に
齟齬がないかの確認が必要な情報であるが、何れも、一
方の情報が顧客のコンピュータに記憶されてから、時間
を空けて他方の情報が顧客に受信されるので、両者の対
照及び内容確認のためには、受信した情報と関連する情
報をコンピュータに既に記憶されている情報の中から顧
客自身が探し出す必要があり、操作が非常に煩雑である
と共に、情報の対照及び内容確認のために顧客に多大な
負担がかかる、という問題もあった。
【0011】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、金融取引に関する情報を参照するための顧客の負担
を軽減することができる金融取引情報表示装置、金融取
引情報提供装置及び記録媒体を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る金融取引情報表示装置は、
所定のフォーマットに従って記憶領域上に複数の受信フ
ァイルが各々設けられ、該複数の受信ファイルに、特定
の金融機関の各顧客の金融取引に関する情報のうち互い
に分類が異なる情報が記憶される所定の記憶媒体が接続
された特定の金融機関のホスト・コンピュータと通信回
線を介して接続され、前記特定の金融機関の特定の顧客
が使用するクライアント・コンピュータ、又は該クライ
アント・コンピュータと通信回線を介して接続されたサ
ーバ・コンピュータによって実現される金融取引情報表
示装置であって、前記特定の金融機関の特定の顧客が使
用するクライアント・コンピュータに設けられた入力手
段を介し、前記特定の顧客の金融取引に関する特定種類
の情報の取得が指示されると、前記ホスト・コンピュー
タに対して前記取得が指示された情報の送信を依頼し、
前記ホスト・コンピュータが、前記複数の受信ファイル
のうち前記特定種類の情報が記憶されている特定の受信
ファイルにアクセスし該特定の受信ファイルから読み出
して送信した情報を取得する取得手段と、前記取得手段
によって取得された情報を、前記クライアント・コンピ
ュータの表示手段に表示させる第1表示制御手段と、前
記受信ファイルから取得すべき情報の種類を顧客が選択
するための選択画面を前記表示手段に表示させる第2表
示制御手段と、前記受信ファイルから取得すべき情報と
して、互いに異なる受信ファイルに記憶される複数種の
情報が前記入力手段を介して特定の顧客によって選択さ
れ、該複数種の情報の取得が指示された場合に、前記取
得手段によって前記複数種の情報が順次取得されるよう
に前記取得手段を制御する制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0013】請求項1記載の発明に係る金融取引情報表
示装置は、特定の金融機関の特定の顧客が使用するクラ
イアント・コンピュータ、又は該クライアント・コンピ
ュータと通信回線(例えばインターネット等のコンピュ
ータ通信網)を介して接続されたサーバ・コンピュータ
によって実現される。金融取引情報表示装置がクライア
ント・コンピュータによって実現される態様において
は、該クライアント・コンピュータと特定の金融機関の
ホスト・コンピュータとの間で情報が直接送受される。
また、金融取引情報表示装置がサーバ・コンピュータに
よって実現される態様においては、該サーバ・コンピュ
ータと前記ホスト・コンピュータとの間で情報が送受さ
れ、クライアント・コンピュータに設けられた表示手段
に表示すべき情報をサーバ・コンピュータが前記クライ
アント・コンピュータへ送信することにより、前記表示
手段に前記情報が表示される。
【0014】請求項1記載の発明では、クライアント・
コンピュータに設けられた表示手段に選択画面が表示さ
れている状態で、特定の金融機関のホスト・コンピュー
タに接続された所定の記憶媒体の記憶領域上に設けられ
ている受信ファイルから取得すべき情報として、特定の
顧客が入力手段を介し、互いに異なる受信ファイルに記
憶される複数種の情報(特定の顧客の金融取引に関する
複数種の情報:例えば請求項3に記載した国際間の為替
取引に関する複数種の情報)を選択すれば、取得手段に
よって前記複数種の情報が連続的に取得され、取得され
た情報がクライアント・コンピュータの表示手段に表示
されるので、複数種の情報の取得に際し、例えば特定の
顧客がクライアント・コンピュータの前に在席し、単一
の情報の取得完了を認識すると次の情報の取得を指示す
ることを繰り返す等の煩雑な作業を行う必要がなくな
る。従って請求項1記載の発明によれば、金融取引に関
する情報を参照するための顧客の負担を軽減することが
できる。
【0015】なお、所定のフォーマット(例えば全国銀
行協会の定めるフォーマット)に従って所定の記憶媒体
の記憶領域上に設けられる複数の受信ファイルは、受信
ファイルにアクセスする権限が与えられている正規の顧
客(例えば受信ファイルから情報を取得する契約を交わ
した顧客)からのアクセスのみを受け付けるために、正
規の顧客には個々の受信ファイル毎に認証情報(例えば
パスワードとファイルアクセスキー)が与えられてお
り、特定の受信ファイルのアクセスに際して特定の受信
ファイルに対応する認証情報をホスト・コンピュータへ
送信し、ホスト・コンピュータで認証情報に基づいて顧
客が認証されることで特定の受信ファイルのアクセスが
可能となる。そして、認証情報の保存・管理の形態につ
いては、認証情報の漏洩等を防止するために顧客自身が
管理し、受信ファイルへのアクセスを行う度に顧客自身
が認証情報を入力することを所望している顧客もいれ
ば、煩雑な入力操作を避けるためコンピュータ(クライ
アント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータ)に認
証情報を保存しておき、認証情報が受信ファイルのアク
セス時にクライアント・コンピュータ又はサーバ・コン
ピュータから自動的に送信されることを所望している顧
客も存在している。
【0016】上記に基づき請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記受信ファイルからの情報
の取得に必要な認証情報を、前記複数の受信ファイルに
ついて各々記憶可能な記憶手段と、前記第2表示制御手
段によって前記表示手段に前記選択画面が表示されてい
る状態で、前記取得すべき情報として特定の顧客により
選択された単一種の情報が、該情報の取得に必要な認証
情報が前記記憶手段に記憶されていない情報である場合
に、前記選択された情報の取得に必要な認証情報を入力
するための認証情報入力画面を前記表示手段に表示させ
る第3表示制御手段と、を更に備え、前記制御手段は、
受信ファイルから取得すべき情報として複数種の情報が
選択された場合に、前記取得手段に対して情報の取得を
複数回指示すると共に、各回の情報取得において、前記
記憶手段に記憶されている認証情報、又は前記第3表示
制御手段によって前記表示手段に前記認証情報入力画面
が表示されている状態で、前記入力手段を介して前記特
定の顧客から入力された認証情報を前記取得手段に通知
することで、前記情報の取得を行わせることを特徴とし
ている。
【0017】請求項2記載の発明では、受信ファイルか
ら取得すべき情報として特定の顧客が単一種の情報を選
択すると、受信ファイルからの取得に必要な認証情報が
記憶手段に記憶されていない場合には、認証情報入力画
面が表示手段に表示され、特定の顧客が認証情報を入力
することが可能となる。また、受信ファイルから取得す
べき情報として複数種の情報が選択された場合に、取得
手段に対して情報の取得が複数回指示されると共に、各
回の情報取得において、記憶手段に記憶されている認証
情報、又は入力手段を介して特定の顧客から入力された
認証情報が取得手段に通知されるので、取得手段は、順
次通知される認証情報に基づき、複数種の情報を順次取
得することが可能となる。これにより、複数種の情報を
連続的に取得する場合にも、顧客が所望する形態で認証
情報を保存・管理することができる。
【0018】請求項4記載の発明に係る金融取引情報提
供装置は、特定の金融機関に設置され、顧客が使用する
クライント・コンピュータ又は該クライアント・コンピ
ュータと通信回線を介して接続されたサーバ・コンピュ
ータに通信回線を介して接続されたホスト・コンピュー
タによって実現される金融取引情報提供装置であって、
前記クライアント・コンピュータ又は前記サーバ・コン
ピュータと通信回線を介して情報を送受信可能な送受信
手段と、前記送受信手段が、所定の金融取引業務の実施
を指示する指示情報を、特定の顧客が使用するクライア
ント・コンピュータに設けられた入力手段を介して前記
特定の顧客自身が入力した前記所定の金融取引を識別す
るための識別情報と共に、前記特定の顧客が使用するク
ライアント・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュー
タから受信した場合に、前記識別情報を記憶手段に記憶
させる指示情報処理手段と、特定の顧客からの指示情報
に基づき特定の金融機関で所定の金融取引業務が行われ
ることによって生成された、前記所定の金融取引業務の
実施を特定の顧客に報告するための報告情報を、前記記
憶手段に記憶されている識別情報と共に、前記送受信手
段により前記特定の顧客が使用するクライアント・コン
ピュータ又はサーバ・コンピュータへ送信する第1報告
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明に係る金融取引情報提
供装置は、特定の金融機関に設置されたホスト・コンピ
ュータによって実現され、このホスト・コンピュータに
は、顧客が使用するクライアント・コンピュータ、又は
該クライアント・コンピュータと通信回線(例えばイン
ターネット等のコンピュータ通信網)を介して接続され
たサーバ・コンピュータが通信回線を介して接続されて
いる。金融取引情報提供装置としてのホスト・コンピュ
ータがクライアント・コンピュータと接続されている態
様においては、前記クライアント・コンピュータとの間
で情報が直接送受される。また、前記ホスト・コンピュ
ータがサーバ・コンピュータと接続されている態様にお
いては、前記サーバ・コンピュータを中継してクライア
ント・コンピュータとの間で情報が送受される。
【0020】請求項4記載の発明では、所定の金融取引
業務(例えば請求項5に記載の仕向送金)の実施を指示
する指示情報を、特定の顧客自身が決定した前記所定の
金融取引を識別するための識別情報と共にクライアント
・コンピュータ又はサーバ・コンピュータから受信する
と識別情報を記憶手段に記憶させ、前記指示情報に基づ
き特定の金融機関で所定の金融取引業務が行われること
によって生成された、所定の金融取引業務の実施を特定
の顧客に報告するための報告情報(例えば所定の金融取
引業務が仕向送金であれば仕向送金計算明細を表す情
報)を、記憶手段に記憶されている識別情報と共にクラ
イアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータへ送
信するので、前記指示情報に基づいて行われた金融取引
業務の実施を顧客に報告するための報告情報に、前記指
示情報に付加されていた識別情報と同一の識別情報が付
加されることになる。
【0021】顧客が、クライアント・コンピュータから
直接又はクライアント・コンピュータからサーバ・コン
ピュータを中継してホスト・コンピュータへ指示情報を
送信してから、クライアント・コンピュータがホスト・
コンピュータから直接又はサーバ・コンピュータを中継
して報告情報を受信する迄の間には、所定の金融取引業
務が行われるために時間差があるが、請求項4記載の発
明によれば、顧客側では受信した報告情報に付加されて
いる識別情報に基づいて、互いに関連する指示情報と報
告情報を容易に対応付けることができるので、顧客が実
施を指示することで行われる所定の金融取引に関する情
報を参照するための顧客の負担を軽減することができ
る。
【0022】請求項6記載の発明に係る金融取引情報提
供装置は、特定の金融機関に設置され、顧客が使用する
クライント・コンピュータ又は該クライアント・コンピ
ュータと通信回線を介して接続されたサーバ・コンピュ
ータに通信回線を介して接続されると共に、他の金融機
関のコンピュータと通信回線を介して接続されたホスト
・コンピュータによって実現される金融取引情報提供装
置であって、前記クライアント・コンピュータ又は前記
サーバ・コンピュータ、及び前記他の金融機関のコンピ
ュータと通信回線を介して情報を送受信可能な送受信手
段と、前記送受信手段が、特定の顧客との金融取引の実
施を通知する通知情報を前記他の金融機関のコンピュー
タから受信した場合に、該通知情報が表す金融取引を識
別するための識別情報を設定し、設定した識別情報を前
記記憶手段に記憶させると共に、前記通知情報が表す内
容を案内情報として編集し前記設定した識別情報と共に
前記送受信手段により前記特定の顧客が使用するクライ
アント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータへ送信
する通知情報処理手段と、前記案内情報の内容を確認し
た特定の顧客からの指示に基づき特定の金融機関で所定
の金融取引業務が行われることによって生成された、前
記所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報告するた
めの報告情報を、前記記憶手段に記憶されている識別情
報と共に、前記送受信手段により前記特定の顧客が使用
するクライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュ
ータへ送信する第2報告手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0023】請求項6記載の発明に係る金融取引情報提
供装置も、請求項4記載の発明と同様に、特定の金融機
関に設置されたホスト・コンピュータによって実現され
る。請求項6記載の発明では、特定の顧客との金融取引
(例えば請求項7に記載の特定の顧客への被仕向送金)
の実施を通知する通知情報を他の金融機関のコンピュー
タから受信すると、前記金融取引を識別するための識別
情報を設定し、設定した識別情報を記憶手段に記憶させ
ると共に、通知情報が表す内容を案内情報として編集し
前記識別情報と共に特定の顧客が使用するクライアント
・コンピュータ又はサーバ・コンピュータへ送信する。
なお、案内情報をサーバ・コンピュータへ送信した場合
には、前記案内情報は、サーバ・コンピュータを中継
し、特定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ
で受信されることになる。
【0024】また、案内情報を受信した特定の顧客から
の指示に基づき特定の金融機関で所定の金融取引業務
(例えば請求項7に記載の入金処理)が行われることに
よって生成された、所定の金融取引業務の実施を特定の
顧客に報告するための報告情報(例えば所定の金融取引
業務が被仕向送金であれば被仕向送金計算明細を表す情
報)を、前記識別情報と共に特定の顧客が使用するクラ
イアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータへ送
信する(報告情報をサーバ・コンピュータへ送信した場
合、サーバ・コンピュータを中継し、特定の顧客が使用
するクライアント・コンピュータで報告情報が受信され
る)ので、同一の金融取引業務に対応する通知情報及び
報告情報に同一の識別情報が付加されて顧客へ送信され
ることになる。
【0025】クライアント・コンピュータが、ホスト・
コンピュータから直接又はサーバ・コンピュータを中継
して通知情報を受信してから、クライアント・コンピュ
ータがホスト・コンピュータから直接又はサーバ・コン
ピュータを中継して報告情報を受信する迄の間には、顧
客からの指示に基づき所定の金融取引業務が行われるた
めに時間差があるが、請求項6記載の発明によれば、顧
客側では受信した報告情報に付加されている識別情報に
基づいて、互いに関連する通知情報と報告情報を容易に
対応付けることができるので、他の金融機関から通知さ
れた特定の顧客との金融取引に関する情報、及び該通知
を受けて特定の顧客が実施を指示することで行われる所
定の金融取引に関する情報を参照するための顧客の負担
を軽減することができる。
【0026】請求項8記載の発明に係る金融取引情報表
示装置は、特定の金融機関のホスト・コンピュータと通
信回線を介して接続され、前記特定の金融機関の特定の
顧客が使用するクライアント・コンピュータ又は該クラ
イアント・コンピュータと通信回線を介して接続された
サーバ・コンピュータによって実現される金融取引情報
表示装置であって、前記ホスト・コンピュータと通信回
線を介して情報を送受信可能な送受信手段と、前記クラ
イアント・コンピュータに設けられた入力手段を介して
特定の顧客自身が入力した所定の金融取引を識別するた
めの識別情報が付加されて前記送受信手段により前記ホ
スト・コンピュータへ送信された、所定の金融取引業務
の実施を指示する指示情報を記憶する記憶手段と、特定
の顧客からの指示情報に基づき特定の金融機関で所定の
金融取引業務が行われることによって生成され、前記受
信した指示情報に付加されていた識別情報と同一の識別
情報が付加されて前記ホスト・コンピュータから送信さ
れた、所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報告す
るための報告情報を前記送受信手段が受信した場合に、
受信した報告情報を前記記憶手段に記憶させる第1報告
情報処理手段と、前記クライアント・コンピュータに設
けられている表示手段に、指示情報及び報告情報の一方
を表示させると共に、表示している一方の情報に付加さ
れている識別情報と同一の識別情報が付加された他方の
情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記
他方の情報が記憶されている場合に、前記他方の情報を
前記表示手段に表示させるか、又は前記他方の情報が有
ることを通知し、表示手段への表示が指示された場合に
前記他方の情報を表示手段に表示させる第4表示制御手
段と、を含んで構成されている。
【0027】請求項8記載の発明に係る金融取引情報表
示装置は、請求項1記載の発明と同様に、クライアント
・コンピュータ又はサーバ・コンピュータによって実現
される。請求項8記載の発明では、識別情報が付加され
てホスト・コンピュータへ送信された所定の金融取引業
務の実施を指示する指示情報が記憶手段に記憶される。
また、指示情報に基づき特定の金融機関で所定の金融取
引業務が行われることによって生成され、前記指示情報
に付加されていた識別情報と同一の識別情報が付加され
てホスト・コンピュータから送信された報告情報を受信
すると、受信した報告情報が記憶手段に記憶される。
【0028】そして、指示情報及び受信した報告情報の
一方がクライアント・コンピュータの表示手段に表示さ
れると共に、表示している一方の情報に付加されている
識別情報と同一の識別情報が付加された他方の情報が記
憶手段に記憶されているか否かが判断され、他方の情報
が記憶されている場合に、他方の情報が表示されるか、
又は他方の情報が有ることが顧客へ通知され、表示手段
への表示が指示された場合に他方の情報を表示させるの
で、所定の金融取引に関する指示情報と報告情報を各々
参照するための顧客の負担を軽減することができ、両者
の比較や照合等を容易に実施することができる。
【0029】請求項9記載の発明に係る金融取引情報表
示装置は、他の金融機関のコンピュータと通信回線を介
して接続された特定の金融機関のホスト・コンピュータ
と通信回線を介して接続され、前記特定の金融機関の特
定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ又は該
クライアント・コンピュータと通信回線を介して接続さ
れたサーバ・コンピュータによって実現される金融取引
情報表示装置であって、前記ホスト・コンピュータと通
信回線を介して情報を送受信可能な送受信手段と、特定
の顧客との金融取引の実施を通知する通知情報を前記他
の金融機関のコンピュータから受信した前記ホスト・コ
ンピュータが、前記通知情報が表す内容を案内情報とし
て編集し、該通知情報が表す金融取引を識別するための
識別情報を付加して前記特定の顧客が使用するクライア
ント・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュータへ送
信することで、識別情報が付加された案内情報を前記送
受信手段が受信した場合に、該案内情報を前記クライア
ント・コンピュータの表示手段に表示させると共に記憶
手段に記憶させる案内情報処理手段と、前記表示手段に
表示された案内情報の内容を確認した特定の顧客からの
指示に基づき特定の金融機関で所定の金融取引業務が行
われることによって生成され、前記案内情報に付加され
た識別情報と同一の識別情報が付加されて前記ホスト・
コンピュータから送信された、所定の金融取引業務の実
施を特定の顧客に報告するための報告情報を前記送受信
手段が受信した場合に、受信した報告情報を前記記憶手
段に記憶させる第2報告情報処理手段と、前記クライア
ント・コンピュータに設けられている表示手段に、案内
情報及び報告情報の一方を表示させると共に、表示して
いる一方の情報に付加されている識別情報と同一の識別
情報が付加された他方の情報が記憶手段に記憶されてい
るか否かを判断し、前記他方の情報が記憶されている場
合に、前記他方の情報を前記表示手段に表示させるか、
又は前記他方の情報が有ることを通知し、表示手段への
表示が指示された場合に前記他方の情報を表示手段に表
示させる第5表示制御手段と、を含んで構成されてい
る。
【0030】請求項9記載の発明に係る金融取引情報表
示装置も、請求項1記載の発明と同様に、クライアント
・コンピュータ又はサーバ・コンピュータによって実現
される。請求項9記載の発明では、他の金融機関のコン
ピュータから通知情報を受信したホスト・コンピュータ
が、通知情報が表す内容を案内情報として編集し、該通
知情報が表す金融取引を識別するための識別情報を付加
してクライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュ
ータへ送信することで、識別情報が付加された案内情報
を受信すると、該案内情報をクライアント・コンピュー
タの表示手段に表示されると共に記憶手段に記憶され
る。また、表示手段に表示された案内情報の内容を確認
した特定の顧客からの指示に基づき特定の金融機関で所
定の金融取引業務が行われることによって生成され、案
内情報と同一の識別情報が付加されてホスト・コンピュ
ータから送信された報告情報を受信すると、受信した報
告情報が記憶手段に記憶される。
【0031】そして、案内情報及び受信した報告情報の
一方が表示手段に表示されると共に、表示している一方
の情報に付加されている識別情報と同一の識別情報が付
加された他方の情報が記憶手段に記憶されているか否か
が判断され、前記他方の情報が記憶されている場合に、
他方の情報が表示されるか、又は他方の情報が有ること
が顧客へ通知され、表示手段への表示が指示された場合
に他方の情報を表示させるので、他の金融機関から通知
された特定の顧客との金融取引に関する情報(案内情
報)、及び該通知を受けて行われる所定の金融取引に関
する情報(報告情報)を参照するための顧客の負担を軽
減することができ、両者の比較や照合等を容易に実施す
ることができる。
【0032】請求項10記載の発明に係る記録媒体は、
所定のフォーマットに従って記憶領域上に複数の受信フ
ァイルが各々設けられ、該複数の受信ファイルに、特定
の金融機関の各顧客の金融取引に関する情報のうち互い
に分類が異なる情報が記憶される所定の記憶媒体が接続
された特定の金融機関のホスト・コンピュータと通信回
線を介して接続され、前記特定の金融機関の特定の顧客
が使用するクライアント・コンピュータ、又は該クライ
アント・コンピュータと接続されたサーバ・コンピュー
タに所定の処理を実行させるためのプログラムが記録さ
れた記録媒体であって、前記所定の処理は、前記特定の
金融機関の特定の顧客が使用するクライアント・コンピ
ュータに設けられた入力手段を介し、前記特定の顧客の
金融取引に関する特定種類の情報の取得が指示される
と、前記ホスト・コンピュータに対して前記取得が指示
された情報の送信を依頼し、前記ホスト・コンピュータ
が、前記複数の受信ファイルのうち前記特定種類の情報
が記憶されている特定の受信ファイルにアクセスし該特
定の受信ファイルから読み出して送信した情報を取得す
る第1のステップ、前記取得した情報を、前記クライア
ント・コンピュータの表示手段に表示させる第2のステ
ップ、を含み、更に、前記受信ファイルから取得すべき
情報の種類を顧客が選択するための選択画面を前記表示
手段に表示させる第3のステップ、前記受信ファイルか
ら取得すべき情報として、互いに異なる受信ファイルに
記憶される複数種の情報が前記入力手段を介して特定の
顧客によって選択され、該複数種の情報の取得が指示さ
れた場合に、前記第1のステップが繰り返し実行されて
前記複数種の情報が順次取得されるように制御する第4
のステップを含むことを特徴としている。
【0033】請求項10記載の発明に係る記録媒体に
は、上記第1乃至第4のステップを含む処理、すなわち
クライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータ
を、請求項1に記載の金融取引情報表示装置として機能
させるためのプログラムが記録されているので、クライ
アント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータが前記
記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行する
ことにより、請求項1記載の発明と同様に、金融取引に
関する情報を参照するための顧客の負担を軽減すること
ができる。
【0034】請求項11記載の発明に係る記録媒体は、
特定の金融機関のホスト・コンピュータと通信回線を介
して接続され、前記特定の金融機関の特定の顧客が使用
するクライアント・コンピュータ又は該クライアント・
コンピュータと通信回線を介して接続されたサーバ・コ
ンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラム
が記録された記録媒体であって、前記所定の処理は、前
記クライアント・コンピュータに設けられた入力手段を
介して特定の顧客自身が入力した所定の金融取引を識別
するための識別情報が付加されて、前記ホスト・コンピ
ュータと通信回線を介して情報を送受信可能な送受信手
段により前記ホスト・コンピュータへ送信された、所定
の金融取引業務の実施を指示する指示情報を記憶する第
1のステップ、特定の顧客からの指示情報に基づき特定
の金融機関で所定の金融取引業務が行われることによっ
て生成され、前記受信した指示情報に付加されていた識
別情報と同一の識別情報が付加されて前記ホスト・コン
ピュータから送信された、所定の金融取引業務の実施を
特定の顧客に報告するための報告情報を前記送受信手段
が受信した場合に、受信した報告情報を前記記憶手段に
記憶させる第2のステップ、前記クライアント・コンピ
ュータに設けられている表示手段に、指示情報及び報告
情報の一方を表示させると共に、表示している一方の情
報に付加されている識別情報と同一の識別情報が付加さ
れた他方の情報が記憶手段に記憶されているか否かを判
断し、前記他方の情報が記憶されている場合に、前記他
方の情報を前記表示手段に表示させるか、又は前記他方
の情報が有ることを通知し、表示手段への表示が指示さ
れた場合に前記他方の情報を表示手段に表示させる第3
のステップを含むことを特徴としている。
【0035】請求項11記載の発明に係る記録媒体に
は、上記第1乃至第3のステップを含む処理、すなわち
クライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータ
を、請求項8に記載の金融取引情報表示装置として機能
させるためのプログラムが記録されているので、クライ
アント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータが前記
記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行する
ことにより、請求項8記載の発明と同様に、所定の金融
取引に関する指示情報と報告情報を各々参照するための
顧客の負担を軽減することができる。
【0036】請求項12記載の発明に係る記録媒体は、
他の金融機関のコンピュータと通信回線を介して接続さ
れた特定の金融機関のホスト・コンピュータと通信回線
を介して接続され、前記特定の金融機関の特定の顧客が
使用するクライアント・コンピュータ又は該クライアン
ト・コンピュータと通信回線を介して接続されたサーバ
・コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログ
ラムが記録された記録媒体であって、前記所定の処理
は、特定の顧客との金融取引の実施を通知する通知情報
を前記他の金融機関のコンピュータから受信した前記ホ
スト・コンピュータが、前記通知情報が表す内容を案内
情報として編集し、該通知情報が表す金融取引を識別す
るための識別情報を付加して前記特定の顧客が使用する
クライアント・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュ
ータへ送信することで、識別情報が付加された案内情報
を前記送受信手段が受信した場合に、該案内情報を前記
クライアント・コンピュータの表示手段に表示させると
共に記憶手段に記憶させる第1のステップ、送受信手段
が受信した案内情報の内容を確認した特定の顧客からの
指示に基づき特定の金融機関で所定の金融取引業務が行
われることによって生成され、前記案内情報に付加され
た識別情報と同一の識別情報が付加されて前記ホスト・
コンピュータから送信された、所定の金融取引業務の実
施を特定の顧客に報告するための報告情報を前記送受信
手段が受信した場合に、受信した報告情報を前記記憶手
段に記憶させる第2のステップ、前記クライアント・コ
ンピュータに設けられている表示手段に、案内情報及び
報告情報の一方を表示させると共に、表示している一方
の情報に付加されている識別情報と同一の識別情報が付
加された他方の情報が記憶手段に記憶されているか否か
を判断し、前記他方の情報が記憶されている場合に、前
記他方の情報を前記表示手段に表示させるか、又は前記
他方の情報が有ることを通知し、表示手段への表示が指
示された場合に前記他方の情報を表示手段に表示させる
第3のステップを含むことを特徴としている。
【0037】請求項12記載の発明に係る記録媒体に
は、上記第1乃至第3のステップを含む処理、すなわち
クライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータ
を、請求項9に記載の金融取引情報表示装置として機能
させるためのプログラムが記録されているので、クライ
アント・コンピュータ又はサーバ・コンピュータが前記
記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行する
ことにより、請求項9記載の発明と同様に、他の金融機
関から通知された特定の顧客との金融取引に関する情
報、及び該通知を受けて行われる所定の金融取引に関す
る情報を参照するための顧客の負担を軽減することがで
きる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。
【0039】〔第1実施形態〕図1には本第1実施形態
に係るエレクトロニック・バンキング・システム(EB
システム)10が示されている。EBシステム10は、
EBシステム10を利用する契約を特定金融機関と結ん
でいる各顧客(個人顧客でも法人顧客でもよい)が各々
所持しているパーソナル・コンピュータ(クライアント
PC)12と、特定金融機関の情報センタ等に設置され
各顧客のクライアントPC12と公衆電話網28を介し
て接続可能なホスト・コンピュータ30と、特定金融機
関内に構築されたコンピュータ・ネットワーク46を含
んで構成されている。
【0040】顧客が所有しているクライアントPC12
は、CPU12A、ROM12B、RAM12C、入出
力ポート12Dを備え、これらはアドレスバス、データ
バス、制御バス等のバス12Eを介して互いに接続され
ている。入出力ポート12Dには、各種の入出力機器と
して、CRT又はLCDから成るディスプレイ14、ポ
インティング・デバイスとしてのマウス16、キーボー
ド18、ハードディスク装置(HDD)20、CD−R
OMからの情報の読み出しを行うCD−ROMドライブ
22、通信制御装置(例えばモデム)24が各々接続さ
れている。通信制御装置24は公衆電話網28に接続さ
れており、クライアントPC12は、ホスト・コンピュ
ータ30と公衆電話網28を介して通信可能とされてい
る。
【0041】なお、ディスプレイ14は請求項1,2,
8〜12に記載の表示手段に、マウス16及びキーボー
ド18は請求項1,2,10に記載の入力手段に、通信
制御装置24は請求項8,9に記載の送受信手段に各々
対応している。
【0042】クライアントPC12には、EBシステム
10を利用した各種処理をクライアントPC12のCP
U12Aによって実行するためのクライアント用EBプ
ログラムがHDD20にインストールされている。この
クライアント用EBプログラムには、請求項10に記載
のプログラムに対応するデータ一括受信プログラムや、
請求項11,12に記載のプログラムに対応する情報照
合・表示プログラムが含まれている。クライアントPC
12は本発明のクライアント・コンピュータに対応して
おり、一括受信プログラムを実行することで請求項1に
記載の金融取引情報表示装置として機能することが可能
となり、情報照合・表示プログラムを実行することで請
求項8や請求項9に記載の金融取引情報表示装置として
機能することが可能となる。
【0043】クライアント用EBプログラムをクライア
ントPC12にインストール(移入)するには幾つかの
方法があるが、例えばクライアント用EBプログラムを
セットアッププログラムと共にCD−ROM26に記録
しておき、CD−ROM26をクライアントPC12の
CD−ROMドライブ22にセットし、CPU12Aに
対して前記セットアッププログラムの実行を指示すれ
ば、CD−ROM26からクライアント用EBプログラ
ムが順に読み出され、読み出されたクライアント用EB
プログラムがHDD20に順に書き込まれることで、デ
ータ一括受信プログラムや情報照合・表示プログラムを
含むクライアント用EBプログラムのインストールが行
われる。上記の態様において、CD−ROM26は請求
項10、請求項11,12に記載の記録媒体に対応して
いる。
【0044】また、特定金融機関のホスト・コンピュー
タ30は汎用の大型コンピュータから成り、CPU30
A、ROM30B、RAM30C、入出力ポート30D
を備え、これらはアドレスバス、データバス、制御バス
等のバス30Eを介して互いに接続されている。入出力
ポート30Dには、各種の入出力機器として、公衆電話
網28に接続された通信制御装置(例えばモデム)3
2、ディスプレイ34、マウス36、キーボード38、
HDD40、CD−ROMからの情報の読み出しを行う
CD−ROMドライブ42が各々接続されている。な
お、通信制御装置32は請求項4,6に記載の送受信手
段に対応している。
【0045】ホスト・コンピュータ30には、クライア
ントPC12がEBシステムの利用を可能とするための
ホスト用EBプログラムがHDD68に予めインストー
ルされている。ホスト・コンピュータ30は本発明のホ
スト・コンピュータに対応しており、ホスト・コンピュ
ータ30のCPU30Aがホスト用EBプログラムを実
行することで、請求項4,6に記載の金融取引情報提供
装置として機能することが可能となる。なお、ホスト・
コンピュータ30へのホスト用EBプログラムのインス
トールについても、例えばCD−ROM44を用いて行
うことができるが、これに代えて磁気テープ(MT)を
用いてもよい。この場合、CD−ROMドライブ42に
代えて磁気テープ装置を設ければよい。
【0046】また、ホスト・コンピュータ30の通信制
御装置32は特定金融機関内に構築されたコンピュータ
・ネットワーク46に接続されている。コンピュータ・
ネットワーク46は多数台のコンピュータ(PC、ワー
クステーション、大型コンピュータの何れでもよい)4
8が通信回線50を介して互いに接続されて構成されて
いる。また、多数台のコンピュータ48のうちの特定の
コンピュータ48には大容量のHDD52が接続されて
おり、HDD52の記憶領域には、特定金融機関の各顧
客の金融取引に関する種々の情報を記憶するための金融
取引情報受信ファイル54が設けられている。
【0047】図1では、金融取引情報受信ファイル54
を単一のファイルとして示しているが、金融取引情報受
信ファイル54は、詳しくは複数の受信ファイルから構
成されており、全国銀行協会が定めるフォーマットに従
い、各受信ファイルには互いに異なる種類の情報が記憶
されるようになっている。例えば外国為替関係の金融取
引情報を格納するための受信ファイルとして4個の受信
ファイルが設けられている。外国為替関係の4個の受信
ファイルの名称、ファイルに格納される情報を次の表1
に各々示す。なお、仕向送金計算明細、被仕向送金計算
明細、被仕向送金到着案内等については後述する。
【0048】
【表1】
【0049】特定金融機関と顧客と間で交わされるEB
システム10に関する契約は、個々の受信ファイルが一
単位となっており、EBシステム10を利用する各顧客
は、業務内容やその他の都合により、EBシステム10
からの受信を希望する情報が格納される受信ファイルに
ついてのみ、特定金融機関と契約(受信契約)を結んで
いる。例えば輸出業務を行っている顧客であれば、外国
為替関係で行っている金融取引は被仕向送金のみである
ことが多いが、この場合、外国為替関係の4個の受信フ
ァイルのうち、被仕向送金に必要な受信ファイルである
「外国為替取引明細(会計性)」と「外国為替取引明細
(非会計性)」についてのみ受信契約が結ばれることにな
る。
【0050】特定金融機関は、EBシステム10の利用
について、個々の受信ファイルを単位として顧客との間
で受信契約を結ぶと、該顧客に対し、受信契約を結んだ
個々の受信ファイル毎に、受信ファイルがアクセスされ
た際の顧客認証のためのパスワード及びファイルアクセ
スキー(請求項2に記載の認証情報)を各々設定し、契
約を結んだ顧客に通知する。また、設定したパスワード
及びファイルアクセスキーは、ホスト・コンピュータ3
0のHDD40に記憶されている認証情報格納テーブル
(図示省略)にも登録される。
【0051】次に本第1実施形態の作用として、まず外
国為替関係の金融取引の一種である仕向送金(海外への
送金)に係わる処理について説明する。顧客がクライン
トPC12の電源を投入し、クライアント用EBプログ
ラムの実行を指示すると、クライアントPC12のディ
スプレイ14に、例として図7に示すようなメインメニ
ュー画面が表示される。このメインメニュー画面では、
クライアントPC12がEBシステム10を利用して実
行可能な各種処理や関連する処理が「基本メニュー」
「外為メニュー」「システム」に大別されて示されてい
る。
【0052】図7は「基本メニュー」に属する各種処理
の名称が選択肢として表示されている状態が示されてい
るが、この状態で、顧客がマウス16等を操作しメイン
メニュー画面内に「外為メニュー」と表記されたタグを
クリックすると、例として図8にも示すように、「外為
メニュー」に属する各種処理の名称(先の表1に示した
外国為替関係の4個の受信ファイルに対応する「仕向送
金」「被仕向送金」「外貨入出金明細」「公表相場一覧
表」と、「一括受信」及び「その他」)が選択肢として
表示されることになる。
【0053】EBシステム10を利用して仕向送金を行
う場合、顧客は、図8に示すように「外為メニュー」に
属する各種処理の名称がディスプレイ14に表示されて
いる状態で、「仕向送金」と表記されたボックス60A
をクリックする。これにより、例として図9に示すよう
に、仕向送金に関連する各種の処理の名称(「送金デー
タ作成」「帳票作成」「送金データ送信」「マスタ登
録」及び「仕向送金計算明細」)が選択肢として表示さ
れた仕向送金のメニュー画面がディスプレイ14に表示
される。なお、図9において、処理名称の右側に所定の
図形が表示されている処理は、実行可能な処理の選択肢
が更に複数存在することを表しており、図9では「帳票
作成」に関する複数の処理の名称が選択肢として一覧表
示された状態が示されている。
【0054】本第1実施形態に係るEBシステム10で
は、特定金融機関に対して仕向送金の実施を指示するた
めの仕向送金明細表がクライアントPC12からホスト
・コンピュータ30へ送信され、ホスト・コンピュータ
30が仕向送金明細表を受信したことを特定金融機関が
認識することで、特定金融機関によって仕向送金業務が
行われる。
【0055】このため顧客は、ホスト・コンピュータ3
0へ送信すべき仕向送金明細表を作成するために、図9
に示すように仕向送金に関連する各種の処理の名称がデ
ィスプレイ14に表示されている状態で、「帳票作成」
と表記されたボックス62Aをクリックすることで、
「帳票作成」に関する複数の処理の名称をディスプレイ
14に表示させ、「仕向送金明細表」と表記されたボッ
クス64Aをクリックすることで、仕向送金明細表作成
画面をディスプレイ14に表示させる。
【0056】図示は省略するが、仕向送金明細表作成画
面には、仕向送金明細書に記入すべき各種の情報(送金
先を特定するための情報や送金金額を表す情報等)を入
力するための入力欄が各々設けられており、顧客は、各
入力欄に該当する情報を各々入力することで仕向送金明
細表を作成する(図2のステップ100も参照)。顧客
によって入力された情報は、クライアントPC12(の
CPU12A)により顧客ID等の情報が付加され、ホ
スト・コンピュータ30に送信するための仕向送金明細
表情報として編集される。
【0057】また、仕向送金明細表作成画面には、個々
の仕向送金の識別に用いるREF.NO(請求項4,8,11
に記載の識別情報に相当)を入力するための入力欄も設
けられており、顧客は、この入力欄にREF.NOとして任意
の数列や文字列を入力する。顧客によって入力されたRE
F.NOはクライアントPC12によって仕向送金明細表情
報に付加される(図2のステップ102も参照)。そし
て仕向送金明細表が完成すると、顧客は、図9に示すよ
うに仕向送金に関連する各種の処理の名称がディスプレ
イ14に表示されている状態で、「送金データ送信」と
表記されたボックス62Bをクリックすることで、仕向
送金明細表情報をホスト・コンピュータ30へ送信する
よう指示する。
【0058】クライアントPC12のHDD20には、
ホスト・コンピュータ30にアクセスするための電話番
号が予め登録されており、仕向送金明細表情報の送信が
指示されると、登録されている電話番号を読み出し、通
信制御装置24を介して発呼を行う。そして、公衆電話
網28の通信回線を介してホスト・コンピュータ30と
接続されると、仕向送金明細表情報をホスト・コンピュ
ータ30へ送信する(図2も参照)。またクライアント
PC12は、送信した仕向送金明細表情報をHDD20
にも記憶させる(図2のステップ104も参照)。な
お、上述した処理において、仕向送金明細表情報は請求
項4,5,8及び11に記載の指示情報に対応してお
り、特にステップ104はHDD20と共に請求項8に
記載の記憶手段に対応している。
【0059】一方、ホスト・コンピュータ30では、ク
ライアントPC12から仕向送金明細表を受信すると、
受信した仕向送金明細表に付加されているREF.NOをHD
D40に記憶させる(図2のステップ106も参照)。
この処理は請求項4に記載の指示情報処理手段に、HD
D40は請求項4に記載の記憶手段に各々対応してい
る。そして、クライアントPC12から仕向送金明細表
情報を受信したこと、すなわち顧客から仕向送金の実施
を指示されたことを特定金融機関の担当部署に通知す
る。これにより、特定金融機関では受信した仕向送金明
細表情報に基づき、顧客から指示された仕向送金を実施
する(図2のステップ108も参照)。
【0060】仕向送金が完了すると、特定金融機関は、
仕向送金の実施を指示した顧客に対して仕向送金が完了
したことを報告するために、仕向送金計算明細を作成
(詳しくは仕向送金計算明細を表す仕向送金計算明細情
報を生成)する(図2のステップ110も参照)。な
お、仕向送金計算明細情報は、ホスト・コンピュータ3
0上で生成するようにしてもよいし、コンピュータ・ネ
ットワーク46を構成する他のコンピュータ48(例え
ばPC)上で生成した後に、ホスト・コンピュータ30
に送信するようにしてもよい。
【0061】仕向送金計算明細情報が生成されると、ホ
スト・コンピュータ30は、対応するREF.NOをHDD4
0から読み出し、仕向送金計算明細情報に付加する(図
2のステップ112も参照)。そして、REF.NOを付加し
た仕向送金計算明細情報を、HDD52に設けられた金
融取引情報受信ファイル54のうち、対応する受信ファ
イル(「外国為替取引明細(会計性)」の受信ファイ
ル)に格納する(図2のステップ114も参照)。な
お、図2のステップ112,114は、クライアントP
C12からの要求に応じて仕向送金計算明細情報を送信
する処理と共に、請求項4に記載の第1報告手段に対応
している。
【0062】「外国為替取引明細(会計性)」の受信フ
ァイルに格納された仕向送金計算明細情報は、顧客が上
記の受信ファイルに対する受信処理の実行を指示する
(詳細は後述)ことにより、ホスト・コンピュータ30
によって読み出されてクライントPC12に送信され
る。そして、仕向送金計算明細情報を受信したクライア
ントPC12は、受信した仕向送金計算明細情報をHD
D20の所定領域に記憶させ(図2のステップ116も
参照)、仕向送金計算明細情報を受信したことを顧客に
通知する。これにより、受信した仕向送金計算明細情報
の内容を顧客が確認することが可能となる。なお、図2
のステップ116は請求項8に記載の第1報告情報処理
手段に対応している。
【0063】続いて、外国為替関係の金融取引の一種で
ある被仕向送金(海外からの送金)に係わる処理につい
て説明する。被仕向送金の処理シーケンスは、海外にい
る送金者が特定金融機関の特定の顧客への送金を他の金
融機関に依頼し、ホスト・コンピュータ30が前記他の
金融機関から、被仕向送金が有ったことを表す被仕向送
金通知(図3も参照)を受信することによって開始され
る。なお、被仕向送金通知は請求項6,7,9,12に
記載の通知情報に対応している。
【0064】被仕向送金通知を受信したホスト・コンピ
ュータ30は、受信した被仕向送金通知を編集すること
で、被仕向送金が有ったことを特定の顧客に案内するた
めの被仕向送金到着案内情報(請求項6に記載の案内情
報に相当)を作成する(図3のステップ130も参
照)。また、ホスト・コンピュータ30は、個々の被仕
向送金を識別するために、作成した到着案内情報に対応
する被仕向送金に対して照会番号(請求項6,9,12
に記載の識別情報に相当)を設定し、設定した照会番号
をHDD40の所定領域に記憶させると共に、設定した
照会番号を作成した被仕向送金到着案内情報に付加する
(図3のステップ132も参照)。
【0065】そして、照会番号を付加した被仕向送金到
着案内情報を、HDD52に設けられた金融取引情報受
信ファイル54のうち、対応する受信ファイル(「外国
為替取引明細(非会計性)」の受信ファイル)に格納す
る(図3のステップ134も参照)。なお、上述したス
テップ130〜134は、クライアントPC12からの
要求に応じて被仕向送金到着案内情報を送信する処理と
共に、請求項6に記載の通知情報処理手段に対応してお
り、HDD40は請求項6に記載の記憶手段に各々対応
している。
【0066】「外国為替取引明細(非会計性)」の受信
ファイルに格納された被仕向送金到着案内情報は、顧客
が上記の受信ファイルに対する受信処理の実行を指示す
る(詳細は後述)ことにより、ホスト・コンピュータ3
0によって読み出されてクライントPC12に送信され
る。被仕向送金到着案内情報を受信したクライアントP
C12は、受信した被仕向送金到着案内情報をHDD2
0の所定領域に記憶させ(図3のステップ136も参
照)、被仕向送金到着案内情報を受信したことを顧客に
通知する。これにより、受信した被仕向送金到着案内情
報の内容を顧客が確認することが可能となる。なお、図
3のステップ136はHDD20と共に請求項9に記載
の記憶手段に対応している。
【0067】被仕向送金到着案内情報の内容を確認し、
被仕向送金が有ったことを認識した顧客は、特定金融機
関に対し、被仕向送金に基づく入金処理を電話等により
指示する。これにより、特定金融機関では顧客からの指
示に従い、被仕向送金に基づく入金処理を実施する(図
3のステップ138参照)。被仕向送金に基づく入金処
理が完了すると、特定金融機関は、被仕向送金に基づく
入金処理を指示した顧客に対して入金処理が完了したこ
とを報告するために、被仕向送金計算明細を作成(詳し
くは被仕向送金計算明細を表す被仕向送金計算明細情報
を生成)する(図2のステップ140も参照)。
【0068】なお、被仕向送金計算明細情報について
も、仕向送金計算明細情報と同様にホスト・コンピュー
タ30上で生成するようにしてもよいし、コンピュータ
・ネットワーク46を構成する他のコンピュータ48
(例えばPC)上で生成した後に、ホスト・コンピュー
タ30に送信するようにしてもよい。
【0069】被仕向送金計算明細情報が生成されると、
ホスト・コンピュータ30は、生成した被仕向送金計算
明細情報に対応する照会番号をHDD40から読み出
し、被仕向送金計算明細情報に付加する(図3のステッ
プ142も参照)。そして、照会番号を付加した被仕向
送金計算明細情報を、HDD52に設けられた金融取引
情報受信ファイル54のうち、対応する受信ファイル
(「外国為替取引明細(会計性)」の受信ファイル)に
格納する(図3のステップ144も参照)。なお、ステ
ップ142,144は、クライアントPC12からの要
求に応じて被仕向送金計算明細情報を送信する処理と共
に、請求項6に記載の第2報告手段に対応している。
【0070】上記の被仕向送金計算明細情報について
も、顧客が「外国為替取引明細(会計性)」の受信ファ
イルに対する受信処理の実行を指示することにより、ホ
スト・コンピュータ30によって読み出されてクライン
トPC12に送信される。そして、被仕向送金計算明細
情報を受信したクライアントPC12は、受信した被仕
向送金計算明細情報をHDD20の所定領域に記憶させ
(図3のステップ146も参照)を行った後に、、被仕
向送金計算明細情報を受信したことを顧客に通知する。
これにより、受信した被仕向送金計算明細情報の内容を
顧客が確認することが可能となる。なお、ステップ14
6は請求項9に記載の第2報告情報処理手段に対応して
いる。
【0071】次に、金融取引情報受信ファイル54から
の情報の受信について説明する。先にも述べたように、
金融取引情報受信ファイル54に格納された情報を顧客
(クライアントPC12)が受信するためには、顧客側
(クライアントPC12)側よりホスト・コンピュータ
30を介して金融取引情報受信ファイル54にアクセス
する必要があり、また金融取引情報受信ファイル54へ
の情報の格納は不定期である。
【0072】このため、顧客は、クライアントPC12
に対して定期的に、金融取引情報受信ファイル54に自
分宛の情報が格納されているか否かをチェックし、自分
宛の情報があれば受信する、という一連の処理から成る
受信処理の実行を指示する。但し、金融取引情報受信フ
ァイル54が全国銀行協会が定めるフォーマットに従っ
て構成されている都合上、上記の受信処理は、金融取引
情報受信ファイル54を構成する個々の受信ファイルが
処理単位になる、という制約がある。このため、複数の
受信ファイルについて受信契約を結んでいる顧客が、受
信契約を結んでいる全ての受信ファイルに対して受信処
理を行いたい場合も、個々の受信ファイルを単位とする
受信処理を、処理対象の受信ファイルを切り替えながら
複数回実行させる必要があり、指示(操作)が非常に煩
雑であった。
【0073】このため、本第1実施形態に係るEBシス
テム10では、顧客が一度指示を与えると複数の受信フ
ァイルに対して順次受信処理を行うデータ一括受信処理
が用意されている。データ一括受信処理は、図8に示す
ように「外為メニュー」に属する各種処理の名称がディ
スプレイ14に表示されている状態で、「データ一括受
信」と表記されたボックス60Bを顧客がクリックする
と、クライアントPC12のCPU12Aがデータ一括
受信プログラムを実行することによって行われる。以
下、このデータ一括受信処理について、図4のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0074】ステップ200では、クライアントPC1
2のHDD20に記憶された受信契約情報テーブルに登
録されている情報(受信契約情報)を取り込む。例とし
て次の表2に示すように、受信契約情報テーブルは、金
融取引情報受信ファイル54を構成する各受信ファイル
について、受信契約の有無を表す情報(表2では「契
約」と表記している情報)、パスワード及びファイルア
クセスキーを記憶するための記憶領域が各々設けられて
構成されている。なお、以下では受信契約を結んでいる
受信ファイルに格納される情報を「契約情報」という。
また、HDD20は請求項2に記載の記憶手段に対応し
ている。
【0075】
【表2】
【0076】なお、受信契約情報テーブルにパスワード
及びファイルアクセスキーを登録するか否かは顧客自身
が選択可能とされている。すなわち、パスワード及びフ
ァイルアクセスキーについては、金融取引情報受信ファ
イル54のアクセス時にクライアントPC12から自動
的に送信されることを顧客が所望している場合に、パス
ワード及びファイルアクセスキーを顧客自身が入力し受
信契約情報テーブルへの登録を指示することによって登
録される。
【0077】次のステップ204では、例として図13
に示すような契約情報選択画面をディスプレイ14に表
示する。この契約情報選択画面は、今回の一括受信処理
で受信対象とする契約情報を選択するための画面であ
り、契約情報の名称が一覧表示されると共に、個々の契
約情報を今回の受信対象として選択するためのチェック
ボックス80が各々設けられている。なお、ステップ2
04は請求項1に記載の第2表示制御手段に対応してい
る。
【0078】次のステップ206では、特定の契約情報
が顧客により受信対象として選択されたか否か判定す
る。判定が否定された場合にはステップ208へ移行
し、顧客による受信対象の契約情報の選択が完了したか
否か判定する。この判定も否定された場合にはステップ
206に戻り、何れかの判定が肯定される迄ステップ2
06,208を繰り返す。
【0079】特定の契約情報に対応するチェックボック
ス80を顧客がクリックすることで、特定の契約情報を
受信対象として選択すると、ステップ206の判定が肯
定されてステップ210へ移行し、受信対象として選択
された契約情報に対応するパスワード及びファイルアク
セスキーが受信契約情報テーブルに登録されているか否
か判定する。判定が肯定された場合には、何ら処理を行
うことなくステップ206に戻るが、判定が否定された
場合にはステップ212へ移行し、例として図14に示
すようなパスワード等入力画面をディスプレイ14に表
示し、次のステップ214において、パスワード及びフ
ァイルアクセスキーが入力される迄待機する。
【0080】なお、ステップ210,212は請求項2
に記載の第3表示制御手段に対応している。そして、顧
客によるパスワード及びファイルアクセスキーの入力が
完了すると、ステップ214の判定が肯定されてステッ
プ216へ移行し、入力されたパスワード及びファイル
アクセスキーをメモリ(RAM12C)に一時記憶し、
ステップ206に戻る。
【0081】このように、受信契約情報テーブルにパス
ワード及びファイルアクセスが登録されていない契約情
報が選択された場合には、パスワード等入力画面が表示
されることでパスワード等の入力が要請され、顧客によ
って入力されたパスワード等が後述する契約情報の受信
に用いられることになるので、データ一括受信処理を行
う場合であっても、パスワード等の漏洩等を防止するた
めに、パスワード等をクライアントPC12に登録せず
に顧客自身が管理する保存・管理形態を採用することが
可能となる。
【0082】受信対象の契約情報の選択を完了した顧客
が、契約情報選択画面(図13)内の「OK」と表記さ
れたボックス82Aをクリックすると、ステップ208
の判定が肯定されてステップ218へ移行し、例として
図15に示すように、データの一括受信の開始を確認す
るメッセージが表記された受信開始確認画面をディスプ
レイ14に表示させる。
【0083】次のステップ220ではデータ一括受信の
開始が指示された否か判定し、判定が肯定される迄待機
する。受信開始確認画面内の「OK」と表記されたボッ
クス84Aが顧客によってクリックされると、ステップ
220の判定が肯定されてステップ221へ移行し、例
として図16に示すような受信状況通知画面をディスプ
レイ14に表示させる。また、次のステップ222で
は、これから受信処理を行う契約情報の種別として、受
信対象として選択されかつ受信処理を未実行の単一の契
約情報の種別を設定(選択)すると共に、該設定した種
別に対応するパスワード及びファイルアクセスキーを受
信契約情報テーブル又はRAM12Cから取り込み、取
り込んだパスワード及びファイルアクセスキーを、契約
情報受信処理(後述)がパスワード及びファイルアクセ
スキーの読み出しを行うRAM12C上の所定領域に記
憶させる。なお、この処理は請求項2に記載の「認証情
報の通知」に対応している。
【0084】次のステップ224では、ステップ222
で設定した特定種別の契約情報について契約情報受信処
理を行う。なお、契約情報受信処理は請求項1に記載の
取得手段に対応している。図5に示すように、契約情報
受信処理では、まずステップ250において、これから
受信処理を行う契約情報に対応するパスワード及びファ
イルアクセスキーを前記RAM12C上の所定領域から
取り込む。
【0085】次のステップ252では、ホスト・コンピ
ュータ30にアクセスするための電話番号を読み出し、
通信制御装置24を介して発呼を行う。ステップ254
ではホスト・コンピュータ30と接続されたか否か判定
する。判定が否定された場合には、ステップ266でリ
トライ回数が所定回に達したか否かを行ったか否か判定
し、リトライ回数が所定回に達する迄の間は所定時間間
隔(例えば30秒間隔)でステップ252,254,2
66を繰り返す。
【0086】リトライ回数が所定回に達してもホスト・
コンピュータ30と接続できなかった場合には、ステッ
プ266の判定が肯定されてステップ268へ移行し、
処理結果を表すパラメータに「異常」を意味する値を設
定して契約情報受信処理を終了するが、ホスト・コンピ
ュータ30と接続できた場合には、ステップ254の判
定が肯定されてステップ256へ移行する。
【0087】ステップ256では、先のステップ250
で取り込んだパスワード及びファイルアクセスキーをホ
スト・コンピュータ30へ送信する。ホスト・コンピュ
ータ30では、クライアントPC12から受信したパス
ワード及びファイルアクセスキーを、HDD40に記憶
されている認証情報格納テーブルに登録されている情報
と照合することで、顧客の認証を行うと共に、顧客がク
ライアントPC12への送信を要求している契約情報の
種別を認識する。
【0088】そして、金融取引情報受信ファイル54の
うち、認識した種別の契約情報が格納されている受信フ
ァイルにアクセスし、顧客に送信すべき情報(パスワー
ド及びファイルアクセスキーを送信した顧客に関連する
情報)が格納されているか否かを検索し、顧客に送信す
べき情報が格納されていなかった場合には、「データ無
し」を表す情報をクライアントPC12へ送信し、顧客
に送信すべき情報が格納されていた場合には、該情報を
読み出してクライアントPC12へ送信する。
【0089】クライアントPC12側では、パスワード
及びファイルアクセスキーを送信すると、ホスト・コン
ピュータ30から何らかの情報を受信する迄待機し、何
らかの情報を受信すると、ステップ258において、受
信した情報に基づいて、受信すべき契約情報が有るか否
か(特定種別の契約情報が受信ファイルに格納されてい
るか否か)判定する。判定が否定された場合にはステッ
プ282へ移行するが、判定が肯定された場合には、ス
テップ260でホスト・コンピュータ30から送信され
た特定種別の契約情報を受信する。
【0090】クライントPC12のHDD20の記憶領
域には、受信した契約情報や仕向送金明細表情報を記憶
するための情報記憶ファイル56(図1参照)が、記憶
すべき情報の種類数と同数設けられており、次のステッ
プ262では、受信した特定種別の契約情報を、対応す
る情報記憶ファイル56に格納する(図2のステップ1
20も参照)。そして、次のステップ282において、
処理結果を表すパラメータに「正常」を意味する値を設
定して契約情報受信処理を終了する。
【0091】上述した契約情報受信処理が終了するとス
テップ226へ移行し、処理結果を表すパラメータに設
定されている値に基づいて、契約情報受信処理が正常に
行われたか否か判定する。判定が肯定された場合にはス
テップ228へ移行し、今回の一括受信で受信対象とし
て選択されかつ受信処理を未実行の契約情報が有るか否
か判定する。判定が肯定された場合にはステップ222
に戻り、これから受信処理を行う契約情報の種別とし
て、受信対象として選択されかつ受信処理を未実行の契
約情報の種別を設定した後に、ステップ224の契約情
報受信処理を繰り返す。
【0092】これにより、契約情報受信処理が正常に行
われている間は、顧客が受信対象として選択した各契約
情報について、ステップ224の契約情報受信処理が順
次実行されることになる。なお、ステップ222及びス
テップ228は請求項1,2に記載の制御手段に対応し
ている。そして、受信対象として選択された各契約情報
に対して契約情報受信処理を各々実行すると、ステップ
228の判定が否定されてステップ230へ移行し、例
として図17に示すように、一括受信の完了を通知する
メッセージが表記された受信終了確認画面をディスプレ
イ14に表示させ、データ一括受信処理を終了する。
【0093】なお、先のステップ226において、契約
情報受信処理で異常が発生したと判断されて判定が否定
された場合には、受信対象として選択された全ての契約
情報に対して契約情報受信処理を行ったか否かに拘わら
ずステップ232へ移行し、一括受信処理に異常が発生
することで処理を中止したことを表すメッセージをディ
スプレイ14に表示し、データ一括受信処理を終了す
る。
【0094】上記により、顧客は、受信対象の契約情報
を複数種別選択してデータ一括受信処理を1回指示する
のみで、選択した複数種別の契約情報について、各々契
約情報受信処理を実行させることができるので、契約情
報の受信等の処理が行われている間、クライアントPC
12の前から離席することも可能となる。
【0095】なお、本第1実施形態では、個々の契約情
報を単位として顧客が受信処理の実行を指示することも
可能とされている。すなわち、図8に示すように「外為
メニュー」に属する各種処理の名称がディスプレイ14
に表示されている状態で、「被仕向送金」と表記された
ボックス60Cがクリックされた場合には、例として図
10に示すように、被仕向送金に関連する各種の処理の
名称(「被仕向送金到着案内」及び「被仕向送金計算明
細」)が選択肢として表示された被仕向送金のメニュー
画面がディスプレイ14に表示される。図10には、
「被仕向送金到着案内」に関する複数の処理名が表示さ
れているが、「データ受信」と表記されたボックス66
Aを顧客がクリックすれば、金融取引情報受信ファイル
54の各受信ファイルのうち「外国為替取引明細(会計
性)」の受信ファイルに対してのみ契約情報受信処理
(図5)が行われ、被仕向送金到着案内情報が格納され
ていれば該情報が受信されることになる。
【0096】また、図8に示す画面が表示されている状
態で、「外貨入手金明細」と表記されたボックス60D
がクリックされた場合には、例として図11に示すよう
に、外貨入出金明細に関連する各種の処理の名称(「デ
ータ受信」及び「帳票作成」)が選択肢として表示され
た外貨入出金明細のメニュー画面がディスプレイ14に
表示され、「データ受信」と表記されたボックス68D
を顧客がクリックすれば、金融取引情報受信ファイル5
4の各受信ファイルのうち「外国預金入出金取引明細」
の受信ファイルに対してのみ契約情報受信処理(図5)
が行われ、情報が格納されていれば該情報が受信され
る。
【0097】更に、図8に示す画面が表示されている状
態で、「公表相場一覧表」と表記されたボックス60E
がクリックされた場合には、例として図12に示すよう
に、公表相場一覧表に関連する各種の処理の名称(「デ
ータ受信」及び「帳票作成」)が選択肢として表示され
た公表相場一覧表のメニュー画面がディスプレイ14に
表示され、「データ受信」と表記されたボックス70A
を顧客がクリックすれば、金融取引情報受信ファイル5
4の各受信ファイルのうち「外国為替関連情報」の受信
ファイルに対してのみ契約情報受信処理(図5)が行わ
れ、情報が格納されていれば該情報が受信される。
【0098】次に、仕向送金及び被仕向送金に関する情
報の表示の一例として、被仕向送金到着案内の表示が指
示された場合に実行される被仕向送金到着案内表示処理
について、図6のフローチャートを参照して説明する。
なお、被仕向送金到着案内の表示は、図10に示す画面
がディスプレイ14に表示されている状態で、「到着案
内表示」と表記されたボックス66Bを顧客がクリック
することで指示することができる。
【0099】ステップ300では、情報記憶ファイル5
6のうち被仕向送金到着案内情報を記憶している情報記
憶ファイル56を参照し、次のステップ302では該情
報記憶ファイル56に被仕向送金到着案内情報が記憶さ
れているか否か判定する。判定が否定された場合にはス
テップ304へ移行し、被仕向送金到着案内情報が記憶
されていない旨を通知するメッセージをディスプレイ1
4に表示する。そして、このメッセージを顧客が確認し
たことを表す情報が入力される(ステップ306の判定
が定される)と処理を終了する。
【0100】一方、情報記憶ファイル56に被仕向送金
到着案内情報が記憶されていた場合には、ステップ30
2の判定が肯定されてステップ307へ移行し、情報記
憶ファイル56に記憶されている全ての被仕向送金到着
案内情報に対し、各被仕向送金到着案内情報に各々付加
されている照会番号をキーにして被仕向送金計算明細情
報が格納されている情報記憶ファイル56を検索し、対
応する被仕向送金計算明細情報が記憶されているか否か
を各々判断する。
【0101】また、次のステップ308では、例として
図18に示すような到着案内一覧表示画面をディスプレ
イ14に表示すると共に、情報記憶ファイル56に記憶
されている被仕向送金到着案内情報から一覧表示に必要
な情報(例えば図18に示す「接受日」「通貨」「送金
金額」「依頼人名」等)を抽出し、抽出した情報を到着
案内一覧表示画面内に各々表示させる。
【0102】なお、先のステップ307において、対応
する被仕向送金計算明細情報が記憶されていると判断し
た被仕向送金到着案内情報(同一の照会番号が付加され
た被仕向送金計算明細情報が存在することが確認された
被仕向送金到着案内情報)については、到着案内一覧表
示画面内の「入金処理」の欄に、対応する被仕向送金計
算明細情報が有ることを表す「処理済み」の文字を表示
させる。図18の例は、情報記憶ファイル56に被仕向
送金到着案内情報が2件記憶されており、一方の被仕向
送金到着案内情報には対応する被仕向送金計算明細情報
が存在している状態を表している。
【0103】次のステップ310では、ディスプレイ1
4に内容を表示すべき被仕向送金到着案内情報が選択さ
れたか否か判定し、判定が肯定される迄待機する。表示
している被仕向送金到着案内情報の中から特定の情報が
選択されると、ステップ310の判定が肯定されてステ
ップ312へ移行し、選択された被仕向送金到着案内情
報を情報記憶ファイル56から読み出し、例として図1
9(A)に示すように、読み出した被仕向送金到着案内
情報の内容をディスプレイ14に表示させる。なお、ス
テップ312は本発明の第1表示制御手段に対応してい
る。
【0104】次のステップ314では、先のステップ3
07の判断結果に基づき、選択された被仕向送金到着案
内情報に、対応する被仕向送金計算明細情報が有るか否
か判定する。判定が否定された場合にはステップ318
へ移行するが、判定が肯定された場合はステップ316
において、「入金処理済」と表記されたマーク86A及
び「計算書」と表記されたボックス86B(図19
(A)参照)を追加表示させた後にステップ318へ移
行する。このようにマーク86Aを表示することで、顧
客は、ディスプレイ14に内容が表示されている被仕向
送金到着案内情報に対応する被仕向送金計算明細情報が
有ることを容易に認識することができる。
【0105】ステップ318では被仕向送金到着案内情
報の表示終了が指示されたか否か判定する。判定が否定
された場合にはステップ320へ移行し、ボックス86
Bがクリックされたか否か、すなわち、対応する被仕向
送金計算明細情報の表示が指示されたか否か判定する。
ステップ320の判定も否定された場合にはステップ3
18へ戻り、ステップ318,320を繰り返す。
【0106】ボックス86Bがクリックされるとステッ
プ320の判定が肯定されてステップ322へ移行し、
被仕向送金計算明細情報が記憶されている情報記憶ファ
イル56を参照し、現在表示している被仕向送金到着案
内情報に付加されている照会番号をキーにして、現在表
示している被仕向送金到着案内情報に対応する被仕向送
金計算明細情報を再度検索する。そしてステップ324
では、照会番号が一致した被仕向送金計算明細情報を情
報記憶ファイル56から読み出し、被仕向送金到着案内
情報の表示よりも手前側に、例として図19(B)に示
すように、読み出した被仕向送金計算明細情報の内容を
ディスプレイ14に表示させる。
【0107】このように、ディスプレイ14に内容が表
示されている被仕向送金到着案内情報に対応する被仕向
送金計算明細情報が有ることを認識した顧客が被仕向送
金計算明細情報の内容確認等を所望した場合、ボックス
86Bをクリックすれば、対応する被仕向送金計算明細
情報が表示されるので、被仕向送金到着案内情報と被仕
向送金計算明細情報の照合等を容易に行うことができ
る。
【0108】次のステップ326では、被仕向送金計算
明細情報の表示終了が指示されたか否か判定し、判定が
肯定される迄待機する。顧客が「閉じる」と表記された
ボックス86C(図19(B)参照)をクリックする
と、ステップ326の判定が肯定されてステップ328
へ移行し、被仕向送金計算明細情報の表示を消去した後
にステッ318に戻る。そして、顧客が「閉じる」と表
記されたボックス86D(図19(A)参照)をクリッ
クするとステップ318の判定が肯定され、被仕向送金
到着案内情報の表示を消去した後に処理を終了する。な
お、上述した処理は請求項9に記載の第5表示制御手段
に対応している。
【0109】上記は、被仕向送金到着案内情報を表示し
ている状態から、対応する被仕向送金計算明細情報を表
示させる場合であるが、例として図20に示すように、
被仕向送金計算明細情報を表示している状態から、対応
する被仕向送金到着案内情報を表示させることも可能で
ある。被仕向送金計算明細情報を表示する際には、上記
処理と同様に照会番号をキーにして対応する被仕向送金
到着案内情報が有るか否かが検索・判断され、顧客がメ
ニュー画面からタグやボックスを適宜選択して特定の被
仕向送金計算明細情報の表示を指示すると、対応する被
仕向送金到着案内情報が有る場合には、「到着書」と表
記されたボックス88A(図20(A)参照)が併せて
表示される。顧客がこのボックス88Aをクリックする
と、上記処理と同様にして対応する被仕向送金到着案内
情報が表示され(図20(B)参照)、「閉じる」と表
記されたボックス88Bを顧客がクリックすると、被仕
向送金到着案内情報の表示が消去されることになる。上
述した処理も請求項9に記載の第5表示制御手段に対応
している。
【0110】また、例として図21に示すように、仕向
送金明細表情報を表示している状態から、対応する仕向
送金計算明細情報を表示させることも可能である。仕向
送金明細表情報を表示する際には、REF.NOをキーにして
対応する仕向送金計算明細情報が有るか否かが判断さ
れ、顧客がメニュー画面からタグやボックスを適宜選択
して特定の仕向送金明細表情報の表示を指示すると、対
応する仕向送金計算明細情報が有る場合には、「計算
書」と表記されたボックス90A(図21(A)参照)
が併せて表示される。顧客がこのボックス90Aをクリ
ックすると、先の処理と同様にして対応する仕向送金計
算明細情報が表示され(図21(B)参照)、「閉じ
る」と表記されたボックス90Bを顧客がクリックする
と、仕向送金計算明細情報の表示が消去されることにな
る。上述した処理は請求項8に記載の第4表示制御手段
に対応している。
【0111】また、例として図22に示すように、仕向
送金計算明細情報を表示している状態から、対応する仕
向送金明細表情報を表示させることも可能である。仕向
送金計算明細情報を表示する際には、REF.NOをキーにし
て対応する仕向送金明細表情報が有るか否かが判断さ
れ、顧客がメニュー画面からタグやボックスを適宜選択
して特定の仕向送金計算明細情報の表示を指示すると、
対応する仕向送金明細表情報が有る場合には、「依頼
書」と表記されたボックス92A(図22(A)参照)
が併せて表示される。顧客がこのボックス92Aをクリ
ックすると、先の処理と同様にして対応する仕向送金明
細表情報が表示され(図22(B)参照)、「閉じる」
と表記されたボックス92Bを顧客がクリックすると、
仕向送金明細表情報の表示が消去されることになる。上
述した処理も請求項8に記載の第4表示制御手段に対応
している。
【0112】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分
には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0113】図23には本第2実施形態に係るEBシス
テム400が示されている。このEBシステム400で
は、各顧客が各々所持しているクライアントPC12
が、多数台設けられたウェブ・サーバ402の何れかに
各々接続されており、多数台のウェブ・サーバ402は
通信回線を介して相互に接続されてコンピュータ・ネッ
トワーク(インターネット)404を構成している。
【0114】個々のウェブ・サーバ402はワークステ
ーション等で構成されている。本発明に係る金融取引情
報表示装置として機能する特定のウェブ・サーバ402
は、CPU402A、ROM402B、RAM402C
及び入出力ポート402Dを備え、これらがアドレスバ
ス、データバス、制御バス等から成るバス402Eを介
して互いに接続されている。また入出力ポート402D
には、通信制御装置406、CRT又はLCDから成る
ディスプレイ408、マウス410、キーボード41
2、HDD414、CD−ROMからの情報の読み出し
を行うCD−ROMドライブ416が各々接続されてい
る。通信制御装置406はインターネット404に接続
されていると共に公衆電話網28にも接続されており、
ホスト・コンピュータ30と公衆電話網28を介して通
信可能とされている。
【0115】特定のウェブ・サーバ402には、顧客が
クライアントPC12を介してEBシステム400を利
用するための各種処理を、特定のウェブ・サーバ402
のCPU402Aによって実行するためのサーバ用EB
プログラムがHDD414にインストールされている。
特定のウェブ・サーバ402は本発明のサーバ・コンピ
ュータに対応しており、サーバ用EBプログラムを実行
することで、請求項1に記載の金融取引情報表示装置と
して機能したり、或いは請求項8や請求項9に記載の金
融取引情報表示装置として機能することが可能となる。
【0116】サーバ用EBプログラムを特定のウェブ・
サーバ402にインストール(移入)するには幾つかの
方法があるが、例えばサーバ用EBプログラムをセット
アッププログラムと共にCD−ROM418に記録して
おき、CD−ROM418を特定のウェブ・サーバ40
2のCD−ROMドライブ416にセットし、CPU4
02Aに対して前記セットアッププログラムの実行を指
示すれば、CD−ROM418からサーバ用EBプログ
ラムが順に読み出され、読み出されたサーバ用EBプロ
グラムがHDD414に順に書き込まれることで、サー
バ用EBプログラムのインストールが行われる。上記の
態様において、CD−ROM418は請求項10、請求
項11,12に記載の記録媒体に対応している。
【0117】また、特定のウェブ・サーバ402のHD
D414の記憶領域には、EBシステム400を利用す
る個々の顧客に対応して情報記憶ファイル420が各々
設けられていると共に、顧客がEBシステム400を利
用する際に、クライアントPC12のディスプレイ14
に表示させるべき各種のウェブページが各々記憶されて
いる。また、本第2実施形態では、各クライアントPC
12にブラウザ(閲覧ソフト)が予めインストールされ
ている。
【0118】次に本第2実施形態の作用について、第1
実施形態と異なる部分についてのみ説明する。EBシス
テム400を利用する場合、顧客は、クライントPC1
2の電源を投入してブラウザを起動させ、特定のウェブ
・サーバ402の記憶装置72に記憶されている、EB
システム400にログインするためのウェブページのU
RL(Uniform Resouce Locator)を設定することで前
記ウェブページをアクセスする。これにより、特定のウ
ェブ・サーバ402は、アクセスされたウェブページを
インターネット404経由で依頼元のクライアントPC
12へ配信し、クライアントPC12のディスプレイ1
4に前記ウェブページを表示させる。
【0119】EBシステム400にログインするための
ウェブページには、顧客ID等の顧客識別情報を入力す
るための入力欄が設けられており、顧客がキーボード1
8等を操作して顧客識別情報を入力すると、入力された
顧客識別情報が特定のウェブ・サーバ402へ送信さ
れ、特定のウェブ・サーバ402で顧客の認証が行われ
る。そして、正規の顧客であることを確認すると、特定
のウェブ・サーバ402は図7に示すようなメインメニ
ュー画面を表すウェブページをクライアントPC12へ
配信し、クライアントPC12のディスプレイ14に前
記ウェブページを表示させる。これにより、顧客がクラ
イアントPC12を介してEBシステム400を利用す
ることが可能となる。
【0120】EBシステム400の利用している顧客が
マウス16やキーボード18を操作して各種の処理(例
えばデータ一括受信等)の実行を指示した場合に、特定
のウェブサーバ402で実行される処理は、第1実施形
態に係るクライアントPC12によって実行される処理
と略同一であり、例えば顧客により、受信対象の契約情
報が複数種別選択されてデータ一括受信処理が1回指示
されると、選択された複数種別の契約情報について、契
約情報受信処理(図5)を順次実行する。
【0121】但し、特定のウェブ・サーバ402は、顧
客の指示に応じたウェブページをクライアントPC12
に配信することで、顧客の指示に応じた情報をクライア
ントPC12のディスプレイ14に表示させると共に、
顧客の指示に応じて契約情報を受信した場合やホスト・
コンピュータ30に仕向送金明細表情報を送信した場合
には、これらの情報をHDD414の記憶領域に設けら
れている情報記憶ファイル420に記憶させる。
【0122】そして、受信した契約情報や送信した仕向
送金明細表情報の内容表示が顧客から指示された場合に
は、情報記憶ファイル420を検索対象とし、内容表示
が指示された情報に対応する情報をREF.NO又は照会番号
をキーにして検索することで、前記情報が記憶されてい
るか否かを判断すると共に、内容表示が指示された情報
を情報記憶ファイル420から読み出し、前記判断の結
果も反映させたウェブページとして編集し、クライアン
トPC12へ配信することで、前記情報の内容をディス
プレイ14に表示させる。
【0123】なお、上記では被仕向送金到着案内情報の
内容を確認し、被仕向送金が有ったことを認識した顧客
が、特定金融機関に対し、被仕向送金に基づく入金処理
を電話等により指示する場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、顧客が入金処理の実施を指示する
指示情報を送信するようクライアントPC12に指示す
ると、クライアントPC12から指示情報が送信され、
該指示情報がホスト・コンピュータ30で受信されたこ
とを確認した金融機関が、受信した指示情報に基づいて
入金処理を実施するようにしてもよい。
【0124】また、上記では本発明に係る記録媒体とし
てCD−ROM26を例に説明したが、プログラムを記
録する媒体はこれに限定されるものではなく、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、MO、MD等の各種の情報記
憶媒体を本発明に係るプログラムを記録する媒体として
用いることが可能である。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
10記載の発明は、特定の金融機関のホスト・コンピュ
ータに接続された所定の記憶媒体の記憶領域上に設けら
れている受信ファイルから取得すべき情報として、互い
に異なる受信ファイルに記憶される複数種の情報が特定
の顧客によって選択され、該複数種の情報の取得が指示
された場合に、複数種の情報が順次取得されるように制
御するので、金融取引に関する情報を参照するための顧
客の負担を軽減することができる、という優れた効果を
有する。
【0126】請求項4記載の発明は、所定の金融取引業
務の実施を指示する指示情報を識別情報と共に受信した
場合に識別情報を記憶させ、指示情報に基づき特定の金
融機関で所定の金融取引業務が行われることによって生
成された、所定の金融取引業務の実施を報告するための
報告情報を、識別情報と共に送信するので、顧客が実施
を指示することで行われる所定の金融取引に関する情報
を参照するための顧客の負担を軽減することができる、
という優れた効果を有する。
【0127】請求項6記載の発明は、特定の顧客との金
融取引の実施を通知する通知情報を受信した場合に識別
情報を設定して記憶させると共に、通知情報が表す内容
を案内情報として編集し識別情報と共に送信し、案内情
報を受信した特定の顧客からの指示に基づき所定の金融
取引業務が行われることによって生成された、所定の金
融取引業務の実施を特定の顧客に報告するための報告情
報を識別情報と共に送信するので、他の金融機関から通
知された特定の顧客との金融取引に関する情報、及び該
通知を受けて行われる所定の金融取引に関する情報を参
照するための顧客の負担を軽減することができる、とい
う優れた効果を有する。
【0128】請求項8及び請求項11記載の発明は、識
別情報が付加されてホスト・コンピュータへ送信された
所定の金融取引業務の実施を指示する指示情報を記憶さ
せ、指示情報と同一の識別情報が付加されて送信され
た、所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報告する
ための報告情報を受信すると該報告情報を記憶させ、指
示情報及び報告情報の一方を表示させると共に、表示し
ている一方の情報と同一の識別情報が付加された他方の
情報が記憶されているか否かを判断し、該他方の情報が
有れば、他方の情報を表示させるか、又は他方の情報が
有ることを通知し、表示が指示されると他方の情報を表
示させるので、所定の金融取引に関する指示情報と報告
情報を各々参照するための顧客の負担を軽減することが
できる、という優れた効果を有する。
【0129】請求項9及び請求項12記載の本発明は、
特定の顧客との金融取引の実施を通知する通知情報を受
信したホスト・コンピュータが通知情報が表す内容を編
集し、識別情報を付加して送信することで受信した案内
情報を表示手段に表示させると共に記憶させ、案内情報
を確認した特定の顧客からの指示に基づき所定の金融取
引業務が行われることによって生成され、案内情報と同
一の識別情報が付加されてホスト・コンピュータから送
信された、所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報
告するための報告情報を受信すると該報告情報を記憶さ
せ、案内情報及び報告情報の一方を表示させると共に、
表示している一方の情報と同一の識別情報が付加された
他方の情報が記憶されているか否かを判断し、該他方の
情報が有れば、他方の情報を表示させるか、又は他方の
情報が有ることを通知し、表示手段への表示が指示され
ると他方の情報を表示させるので、他の金融機関から通
知された特定の顧客との金融取引に関する情報、及び該
通知を受けて行われる所定の金融取引に関する情報を参
照するための顧客の負担を軽減することができる、とい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るEBシステムの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】 仕向送金処理シーケンスの一例を示すシーケ
ンス図である。
【図3】 被仕向送金処理シーケンスの一例を示すシー
ケンス図である。
【図4】 データ一括受信処理のフローチャートであ
る。
【図5】 契約情報受信処理のフローチャートである。
【図6】 被仕向送金到着案内表示処理のフローチャー
トである。
【図7】 メインメニュー画面(「基本メニュー」に属
する各種処理が選択肢として示されている状態)の一例
を示すイメージ図である。
【図8】 メインメニュー画面(「外為メニュー」に属
する各種処理が選択肢として示されている状態)の一例
を示すイメージ図である。
【図9】 仕向送金のメニュー画面の一例を示すイメー
ジ図である。
【図10】 被仕向送金のメニュー画面の一例を示すイ
メージ図である。
【図11】 外貨入出金明細のメニュー画面の一例を示
すイメージ図である。
【図12】 公表相場一覧表のメニュー画面の一例を示
すイメージ図である。
【図13】 契約情報選択画面の一例を示すイメージ図
である。
【図14】 パスワード等入力画面の一例を示すイメー
ジ図である。
【図15】 受信開始確認画面の一例を示すイメージ図
である。
【図16】 受信状況通知画面の一例を示すイメージ図
である。
【図17】 受信終了確認画面の一例を示すイメージ図
である。
【図18】 到着案内一覧表示画面の一例を示すイメー
ジ図である。
【図19】 被仕向送金到着案内情報を表示させてか
ら、対応する被仕向送金計算明細情報を表示させる場合
の一例を示すイメージ図である。
【図20】 被仕向送金計算明細情報を表示させてか
ら、対応する被仕向送金到着案内情報を表示させる場合
の一例を示すイメージ図である。
【図21】 仕向送金明細表情報を表示させてから、対
応する仕向送金計算明細情報を表示させる場合の一例を
示すイメージ図である。
【図22】 仕向送金計算明細情報を表示させてから、
対応する仕向送金明細表情報を表示させる場合の一例を
示すイメージ図である。
【図23】 第2実施形態に係るEBシステムの概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 EBシステム 12 クライアントPC 14 ディスプレイ 16 マウス 18 キーボード 20 HDD 24 通信制御装置 26 CD−ROM 28 公衆電話網 30 ホスト・コンピュータ 32 通信制御装置 52 HDD 54 情報記憶ファイル 400 EBシステム 402 ウェブ・サーバ 404 インターネット 420 情報記憶ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 雅一 東京都千代田区丸の内2−7−1 株式会 社東京三菱銀行内 (72)発明者 添田 聡 東京都千代田区丸の内2−7−1 株式会 社東京三菱銀行内 (72)発明者 和田 成史 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内 (72)発明者 中山 茂 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内 (72)発明者 岡本 敦 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内 (72)発明者 大庭 聡 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマットに従って記憶領域上
    に複数の受信ファイルが各々設けられ、該複数の受信フ
    ァイルに、特定の金融機関の各顧客の金融取引に関する
    情報のうち互いに分類が異なる情報が記憶される所定の
    記憶媒体が接続された特定の金融機関のホスト・コンピ
    ュータと通信回線を介して接続され、前記特定の金融機
    関の特定の顧客が使用するクライアント・コンピュー
    タ、又は該クライアント・コンピュータと通信回線を介
    して接続されたサーバ・コンピュータによって実現され
    る金融取引情報表示装置であって、 前記特定の金融機関の特定の顧客が使用するクライアン
    ト・コンピュータに設けられた入力手段を介し、前記特
    定の顧客の金融取引に関する特定種類の情報の取得が指
    示されると、前記ホスト・コンピュータに対して前記取
    得が指示された情報の送信を依頼し、前記ホスト・コン
    ピュータが、前記複数の受信ファイルのうち前記特定種
    類の情報が記憶されている特定の受信ファイルにアクセ
    スし該特定の受信ファイルから読み出して送信した情報
    を取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された情報を、前記クライア
    ント・コンピュータの表示手段に表示させる第1表示制
    御手段と、 前記受信ファイルから取得すべき情報の種類を顧客が選
    択するための選択画面を前記表示手段に表示させる第2
    表示制御手段と、 前記受信ファイルから取得すべき情報として、互いに異
    なる受信ファイルに記憶される複数種の情報が前記入力
    手段を介して特定の顧客によって選択され、該複数種の
    情報の取得が指示された場合に、前記取得手段によって
    前記複数種の情報が順次取得されるように前記取得手段
    を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする金融取引情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記受信ファイルからの情報の取得に必
    要な認証情報を、前記複数の受信ファイルについて各々
    記憶可能な記憶手段と、 前記第2表示制御手段によって前記表示手段に前記選択
    画面が表示されている状態で、前記取得すべき情報とし
    て特定の顧客により選択された単一種の情報が、受信フ
    ァイルからの取得に必要な認証情報が前記記憶手段に記
    憶されていない情報である場合に、前記選択された情報
    の取得に必要な認証情報を入力するための認証情報入力
    画面を前記表示手段に表示させる第3表示制御手段と、
    を更に備え、 前記制御手段は、受信ファイルから取得すべき情報とし
    て複数種の情報が選択された場合に、前記取得手段に対
    して情報の取得を複数回指示すると共に、各回の情報取
    得において、前記記憶手段に記憶されている認証情報、
    又は前記第3表示制御手段によって前記表示手段に前記
    認証情報入力画面が表示されている状態で、前記入力手
    段を介して前記特定の顧客から入力された認証情報を前
    記取得手段に通知することで、前記情報の取得を行わせ
    ることを特徴とする請求項1記載の金融取引情報表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記金融取引に関する情報は、国際間の
    為替取引に関する情報であることを特徴とする請求項1
    記載の金融取引情報表示装置。
  4. 【請求項4】 特定の金融機関に設置され、顧客が使用
    するクライント・コンピュータ又は該クライアント・コ
    ンピュータと通信回線を介して接続されたサーバ・コン
    ピュータに通信回線を介して接続されたホスト・コンピ
    ュータによって実現される金融取引情報提供装置であっ
    て、 前記クライアント・コンピュータ又は前記サーバ・コン
    ピュータと通信回線を介して情報を送受信可能な送受信
    手段と、 前記送受信手段が、所定の金融取引業務の実施を指示す
    る指示情報を、特定の顧客が使用するクライアント・コ
    ンピュータに設けられた入力手段を介して前記特定の顧
    客自身が入力した前記所定の金融取引を識別するための
    識別情報と共に、前記特定の顧客が使用するクライアン
    ト・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュータから受
    信した場合に、前記識別情報を記憶手段に記憶させる指
    示情報処理手段と、 特定の顧客からの指示情報に基づき特定の金融機関で所
    定の金融取引業務が行われることによって生成された、
    前記所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報告する
    ための報告情報を、前記記憶手段に記憶されている識別
    情報と共に、前記送受信手段により前記特定の顧客が使
    用するクライアント・コンピュータ又はサーバ・コンピ
    ュータへ送信する第1報告手段と、 を備えたことを特徴とする金融取引情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記指示情報は、所定の金融取引業務と
    しての仕向送金の実施を指示する情報であり、 前記第1報告手段は、前記指示情報に基づき前記特定の
    金融機関で前記所定の金融取引業務としての仕向送金が
    行われたことによって生成された仕向送金計算明細を表
    す情報を、前記報告情報として送信することを特徴とす
    る請求項4記載の金融取引情報提供装置。
  6. 【請求項6】 特定の金融機関に設置され、顧客が使用
    するクライント・コンピュータ又は該クライアント・コ
    ンピュータと通信回線を介して接続されたサーバ・コン
    ピュータに通信回線を介して接続されると共に、他の金
    融機関のコンピュータと通信回線を介して接続されたホ
    スト・コンピュータによって実現される金融取引情報提
    供装置であって、 前記クライアント・コンピュータ又は前記サーバ・コン
    ピュータ、及び前記他の金融機関のコンピュータと通信
    回線を介して情報を送受信可能な送受信手段と、 前記送受信手段が、特定の顧客との金融取引の実施を通
    知する通知情報を前記他の金融機関のコンピュータから
    受信した場合に、該通知情報が表す金融取引を識別する
    ための識別情報を設定し、設定した識別情報を前記記憶
    手段に記憶させると共に、前記通知情報が表す内容を案
    内情報として編集し前記設定した識別情報と共に前記送
    受信手段により前記特定の顧客が使用するクライアント
    ・コンピュータ又はサーバ・コンピュータへ送信する通
    知情報処理手段と、 前記案内情報の内容を確認した特定の顧客からの指示に
    基づき特定の金融機関で所定の金融取引業務が行われる
    ことによって生成された、前記所定の金融取引業務の実
    施を特定の顧客に報告するための報告情報を、前記記憶
    手段に記憶されている識別情報と共に、前記送受信手段
    により前記特定の顧客が使用するクライアント・コンピ
    ュータ又はサーバ・コンピュータへ送信する第2報告手
    段と、 を備えたことを特徴とする金融取引情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記通知情報は、特定の顧客との金融取
    引としての特定の顧客への被仕向送金の実施を通知する
    情報であり、 前記通知情報処理手段は、前記通知情報が表す内容を、
    被仕向送金到着案内を表す案内情報に編集して送信し、 前記第2報告手段は、前記案内情報を受信した特定の顧
    客からの指示に基づき前記特定の金融機関で前記所定の
    金融取引業務としての入金処理が行われたことによって
    生成された被仕向送金計算明細を表す情報を、前記報告
    情報として送信することを特徴とする請求項6記載の金
    融取引情報提供装置。
  8. 【請求項8】 特定の金融機関のホスト・コンピュータ
    と通信回線を介して接続され、前記特定の金融機関の特
    定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ又は該
    クライアント・コンピュータと通信回線を介して接続さ
    れたサーバ・コンピュータによって実現される金融取引
    情報表示装置であって、 前記ホスト・コンピュータと通信回線を介して情報を送
    受信可能な送受信手段と、 前記クライアント・コンピュータに設けられた入力手段
    を介して特定の顧客自身が入力した所定の金融取引を識
    別するための識別情報が付加されて前記送受信手段によ
    り前記ホスト・コンピュータへ送信された、所定の金融
    取引業務の実施を指示する指示情報を記憶する記憶手段
    と、 特定の顧客からの指示情報に基づき特定の金融機関で所
    定の金融取引業務が行われることによって生成され、前
    記受信した指示情報に付加されていた識別情報と同一の
    識別情報が付加されて前記ホスト・コンピュータから送
    信された、所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報
    告するための報告情報を前記送受信手段が受信した場合
    に、受信した報告情報を前記記憶手段に記憶させる第1
    報告情報処理手段と、 前記クライアント・コンピュータに設けられている表示
    手段に、指示情報及び報告情報の一方を表示させると共
    に、表示している一方の情報に付加されている識別情報
    と同一の識別情報が付加された他方の情報が記憶手段に
    記憶されているか否かを判断し、前記他方の情報が記憶
    されている場合に、前記他方の情報を前記表示手段に表
    示させるか、又は前記他方の情報が有ることを通知し、
    表示手段への表示が指示された場合に前記他方の情報を
    表示手段に表示させる第4表示制御手段と、 を含む金融取引情報表示装置。
  9. 【請求項9】 他の金融機関のコンピュータと通信回線
    を介して接続された特定の金融機関のホスト・コンピュ
    ータと通信回線を介して接続され、前記特定の金融機関
    の特定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ又
    は該クライアント・コンピュータと通信回線を介して接
    続されたサーバ・コンピュータによって実現される金融
    取引情報表示装置であって、 前記ホスト・コンピュータと通信回線を介して情報を送
    受信可能な送受信手段と、 特定の顧客との金融取引の実施を通知する通知情報を前
    記他の金融機関のコンピュータから受信した前記ホスト
    ・コンピュータが、前記通知情報が表す内容を案内情報
    として編集し、該通知情報が表す金融取引を識別するた
    めの識別情報を付加して前記特定の顧客が使用するクラ
    イアント・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュータ
    へ送信することで、識別情報が付加された案内情報を前
    記送受信手段が受信した場合に、該案内情報を前記クラ
    イアント・コンピュータの表示手段に表示させると共に
    記憶手段に記憶させる案内情報処理手段と、 前記表示手段に表示された案内情報の内容を確認した特
    定の顧客からの指示に基づき特定の金融機関で所定の金
    融取引業務が行われることによって生成され、前記案内
    情報に付加された識別情報と同一の識別情報が付加され
    て前記ホスト・コンピュータから送信された、所定の金
    融取引業務の実施を特定の顧客に報告するための報告情
    報を前記送受信手段が受信した場合に、受信した報告情
    報を前記記憶手段に記憶させる第2報告情報処理手段
    と、 前記クライアント・コンピュータに設けられている表示
    手段に、案内情報及び報告情報の一方を表示させると共
    に、表示している一方の情報に付加されている識別情報
    と同一の識別情報が付加された他方の情報が記憶手段に
    記憶されているか否かを判断し、前記他方の情報が記憶
    されている場合に、前記他方の情報を前記表示手段に表
    示させるか、又は前記他方の情報が有ることを通知し、
    表示手段への表示が指示された場合に前記他方の情報を
    表示手段に表示させる第5表示制御手段と、 を含む金融取引情報表示装置。
  10. 【請求項10】 所定のフォーマットに従って記憶領域
    上に複数の受信ファイルが各々設けられ、該複数の受信
    ファイルに、特定の金融機関の各顧客の金融取引に関す
    る情報のうち互いに分類が異なる情報が記憶される所定
    の記憶媒体が接続された特定の金融機関のホスト・コン
    ピュータと通信回線を介して接続され、前記特定の金融
    機関の特定の顧客が使用するクライアント・コンピュー
    タ、又は該クライアント・コンピュータと接続されたサ
    ーバ・コンピュータに所定の処理を実行させるためのプ
    ログラムが記録された記録媒体であって、 前記所定の処理は、 前記特定の金融機関の特定の顧客が使用するクライアン
    ト・コンピュータに設けられた入力手段を介し、前記特
    定の顧客の金融取引に関する特定種類の情報の取得が指
    示されると、前記ホスト・コンピュータに対して前記取
    得が指示された情報の送信を依頼し、前記ホスト・コン
    ピュータが、前記複数の受信ファイルのうち前記特定種
    類の情報が記憶されている特定の受信ファイルにアクセ
    スし該特定の受信ファイルから読み出して送信した情報
    を取得する第1のステップ、 前記取得した情報を、前記クライアント・コンピュータ
    の表示手段に表示させる第2のステップ、 を含み、更に、 前記受信ファイルから取得すべき情報の種類を顧客が選
    択するための選択画面を前記表示手段に表示させる第3
    のステップ、 前記受信ファイルから取得すべき情報として、互いに異
    なる受信ファイルに記憶される複数種の情報が前記入力
    手段を介して特定の顧客によって選択され、該複数種の
    情報の取得が指示された場合に、前記第1のステップが
    繰り返し実行されて前記複数種の情報が順次取得される
    ように制御する第4のステップを含むことを特徴とする
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 特定の金融機関のホスト・コンピュー
    タと通信回線を介して接続され、前記特定の金融機関の
    特定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ又は
    該クライアント・コンピュータと通信回線を介して接続
    されたサーバ・コンピュータに所定の処理を実行させる
    ためのプログラムが記録された記録媒体であって、 前記所定の処理は、 前記クライアント・コンピュータに設けられた入力手段
    を介して特定の顧客自身が入力した所定の金融取引を識
    別するための識別情報が付加されて、前記ホスト・コン
    ピュータと通信回線を介して情報を送受信可能な送受信
    手段により前記ホスト・コンピュータへ送信された、所
    定の金融取引業務の実施を指示する指示情報を記憶する
    第1のステップ、 特定の顧客からの指示情報に基づき特定の金融機関で所
    定の金融取引業務が行われることによって生成され、前
    記受信した指示情報に付加されていた識別情報と同一の
    識別情報が付加されて前記ホスト・コンピュータから送
    信された、所定の金融取引業務の実施を特定の顧客に報
    告するための報告情報を前記送受信手段が受信した場合
    に、受信した報告情報を前記記憶手段に記憶させる第2
    のステップ、 前記クライアント・コンピュータに設けられている表示
    手段に、指示情報及び報告情報の一方を表示させると共
    に、表示している一方の情報に付加されている識別情報
    と同一の識別情報が付加された他方の情報が記憶手段に
    記憶されているか否かを判断し、前記他方の情報が記憶
    されている場合に、前記他方の情報を前記表示手段に表
    示させるか、又は前記他方の情報が有ることを通知し、
    表示手段への表示が指示された場合に前記他方の情報を
    表示手段に表示させる第3のステップを含むことを特徴
    とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 他の金融機関のコンピュータと通信回
    線を介して接続された特定の金融機関のホスト・コンピ
    ュータと通信回線を介して接続され、前記特定の金融機
    関の特定の顧客が使用するクライアント・コンピュータ
    又は該クライアント・コンピュータと通信回線を介して
    接続されたサーバ・コンピュータに所定の処理を実行さ
    せるためのプログラムが記録された記録媒体であって、 前記所定の処理は、 特定の顧客との金融取引の実施を通知する通知情報を前
    記他の金融機関のコンピュータから受信した前記ホスト
    ・コンピュータが、前記通知情報が表す内容を案内情報
    として編集し、該通知情報が表す金融取引を識別するた
    めの識別情報を付加して前記特定の顧客が使用するクラ
    イアント・コンピュータ又は前記サーバ・コンピュータ
    へ送信することで、識別情報が付加された案内情報を前
    記送受信手段が受信した場合に、該案内情報を前記クラ
    イアント・コンピュータの表示手段に表示させると共に
    記憶手段に記憶させる第1のステップ、 送受信手段が受信した案内情報の内容を確認した特定の
    顧客からの指示に基づき特定の金融機関で所定の金融取
    引業務が行われることによって生成され、前記案内情報
    に付加された識別情報と同一の識別情報が付加されて前
    記ホスト・コンピュータから送信された、所定の金融取
    引業務の実施を特定の顧客に報告するための報告情報を
    前記送受信手段が受信した場合に、受信した報告情報を
    前記記憶手段に記憶させる第2のステップ、 前記クライアント・コンピュータに設けられている表示
    手段に、案内情報及び報告情報の一方を表示させると共
    に、表示している一方の情報に付加されている識別情報
    と同一の識別情報が付加された他方の情報が記憶手段に
    記憶されているか否かを判断し、前記他方の情報が記憶
    されている場合に、前記他方の情報を前記表示手段に表
    示させるか、又は前記他方の情報が有ることを通知し、
    表示手段への表示が指示された場合に前記他方の情報を
    表示手段に表示させる第3のステップを含むことを特徴
    とする記録媒体。
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