JP4911517B2 - 複合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複合容器に関する。尚、この明細書において、複合容器とは、別々の内容物を収納するための、複数の容器体を一体化してなる容器をいう。
この種の複合容器としては、複数の容器体の口頸部を結束具で束ねて一体化し、各口頸部上端から注出した液体(薬剤)を混合することができるようにしたものが知られている(特許文献1)。
実開平3−86063号
特許文献1の容器は、複数種の薬剤を混合することを目的としているため、各容器体からの液体の注出量を利用者が調整するようなことは想定されていない。しかし食品に複数の薬味を塗布するという如く内容物の種類によっては、注出すべき複数種の内容物の注出量や割合を変えたい場合がある。
こうした要望に応えるために、本出願人は、各容器体の上部に各口頸部を束ねるヘッド状の部材を設け、この部材の頂部に開口する注出口と各口頸部とを開通する流路が回動自在なパーツを貫通し、このパーツの回動により流路面積を可変とするという構成に想到した。しかしながら流路が回動なパーツを貫通することで、このパーツ付近から液洩れを生ずるようなことがあると具合が悪い。
本発明は、一対の容器体からの注出量又は注出比率を容易に調整することができるとともに、シール性が高くて液洩れなどを生じにくい複合容器を提案することを目的とする。
第1の手段は、
胴部4から口頸部6を起立する左右一対の容器体2と、
各口頸部6外面に嵌合させた連結筒21を水平な主板12の裏面から垂下し、かつ主板の少なくとも中心部を除く部分を環状に隆起して、この隆起部14内部を軸受け穴24とした基盤10と、
軸受け穴24の内周面全体に軸筒42を嵌着し、この軸筒上端から外向きフランジ状頂壁20を介して隆起部14外方を囲う周壁46を垂下してなる回動盤40とを、具備し
隆起部14の裏面左右両部から、筒壁一部を隆起部14の内周壁16と共通する連通筒22を垂下して、この連通筒22を口頸部6内面に液密に嵌合させ、
上記内周壁16と連通筒22との共通部分のうち軸筒42と重なる箇所に一対の切欠28を、軸筒の対応箇所に、回動盤40の回転により切欠との重複面積が変化する貫通路48をそれぞれ穿設し、
各容器体2,2の内容物を、各口頸部6から連通筒22、切欠28、貫通路48及び軸受け穴24の内部を経て外部に取出すようにしている。
本手段では、各容器体の口頸部を連結する基盤の上に回動盤を載置して、両者を容器全体の中心軸の回りに軸着し、この軸着箇所に基盤側の流路(連通筒)と回動盤側の流路(軸受け穴)とを連通させるオリフィス(切欠及び貫通路)を横向きに設けたものである。このような構成とした理由は次の通りである。第1に、回動盤を組み込むために不可欠な軸受け穴を注出口として兼用するので、構造が複雑となるのを避けることができ、第2に、注出口を一箇所にまとめたので、狭い目的面(例えばホットドッグ等の食品の適所)に2種類の内容物を同時に注出できるので操作が簡単であり、第3に、軸と軸受け穴との対応箇所に横向きのオリフィスを開口したから、軸受け穴に対して軸ががたつかないように普通に径方向に締め付ける設計をとることで、自然にオリフィスからの液漏れを防止することができる。換言すれば、オリフィス周辺のシール性を確保するために特別の工夫をする必要がないので設計が容易である。
「基盤」は、容器体の口頸部を束ねる機能を有する。基盤の構成中、「主板の少なくとも中心部を除く部分を環状に隆起して」という点に関しては、後述の好適な実施形態では、“主板の中心部及び外周部を除く部分を環状に隆起して”、隆起部に対して相対的に外周部を低くし、このスペースに回動盤の操作部である外周壁を垂下しており、こうすると全体として体裁のよい形状となる。また後述の位置決め手段や音出し機構もこのスペース内に設けることができる。
「回動盤」は、好ましくは複合容器の中心軸の回りを、正逆何れにも回動可能に設ける。その形状は、中心部に軸受け穴を有していればどのような形でもよい。例えば軸受け穴付きの一枚の肉厚の回転板としてもよい。
「貫通路」は、回動盤の回動に伴い、他の流路部分との間で流れがすぼまる(或いは広がる)様な形状に形成する。好適な図示例では、回動盤を一方に回動することにより、一つの貫通路の端部では流れがすぼまり、他の貫通路の端部では流れが広がるように形成しているが、これとは逆に、回動盤を一方に回動することにより、全ての貫通路で流れがすぼまるように形成してもよい。後述の好適な図示例では、貫通路を、回動盤の周方向に開口面積が漸減(又は漸増)する一連の孔列としているが、必ずしもこの構造には限らない。例えば各貫通路を周方向に上下巾が漸減(又は漸増)する一つの長孔状に形成することもできる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
心棒74の上端部から頂板72を鍔状に突出してなる頂部材70をさらに有し、
上記心棒74の下部を上記軸受け穴24に回動不能に連結するとともに、下部を除く心棒部分と軸受け穴24の内周面との間に軸筒42を挟持するように設け、
更に上記心棒74外面のうち各切欠28と対応する箇所から心棒74上端面へそれぞれ注出路76を開通している。
本手段では、頂部材と基盤との間に回動盤を挿むようにし、かつ回動盤の軸筒を、頂部材が有する心棒(コア)と軸受け穴との間に挟持させた構造を提案している。これにより、連通孔、貫通路、及び切欠周辺のシール性が高まる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
上記軸筒42内に、筒壁内部を前後に仕切る仕切り壁64を形成し、
この仕切り壁64によって仕切られた軸筒42の左右各半部にそれぞれ上記貫通路48を位置させている。
本手段では、仕切り壁を心棒内部に形成することで、心棒内で各容器体の内容物が混合しないように設けている。内容物の種類によっては混合すると不都合が生ずるものもあるからである。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段の何れかを有し、かつ
上記各貫通路48は、回動盤40を任意の方向に回転させたときに、一方の貫通路48で切欠28との重複面積が減るとともに、他方の貫通路で切欠28との重複面積が増大するように構成している。
本手段では、2つの貫通路において切欠との重なり部分が漸減する向きを反対にしている。これにより各貫通路を通じて吐出される内容物の混合比率に変化をつけることができる。例えば複数の調味料を組み合わせることで味の調整をするのに好適である。具体的には一方の貫通路48側での重複面積が最大値となるときに、他の貫通路48側での流路を最小値(ゼロを含む)となるようにすればよい。
第5の手段は、第1の手段から第4の手段のいずれかを有し、かつ
回動盤40を周方向へ間欠的に離れた複数の特定の位置のいずれかに合わせるための位置決め手段30、56を有している。
○回動盤40の位置決め手段30、56を設けたから、各容器体からの内容物を所定量或いは所定割合で取り出すことが容易である。
本手段では、位置決め手段を設けることで、所定量又は所定比率の2種類の内容物を確実に注出することができるようにしている。位置決め手段は、回動自在な回動盤とこれに隣接する不動箇所(基盤や頂部材など)との間に亘って形成する。具体的な構造は凹凸状の嵌合手段など従来公知の構造とすればよい。
第6の手段は、第5の手段を有し、かつ
上記複数の特定の位置のうち一つの位置から隣の位置へ回動盤40が移動する際に音を生ずる音出し機構34を設けている。
本手段では、前述の位置決め手段とともに音出し機構を設けることを提案しており、これにより回動盤を所望した分だけ確実に回転させることができる。「音出し機構」は注出の総量又は比率の変化を音で知らせる機能を有する。音を発生する仕組み自体は従来公知であり、その一例として肉薄の舌片が固定板を乗り越えるときに音が生ずるようにすればよい。切欠と貫通孔との重複部分が漸減又は漸増しているときに、音を発するように音出し機構を配置すれば上記の機能が得られる。
第1の手段に係る発明によれば、次の効果を生ずる。
○基盤10の一箇所(軸受け穴)から内容物を注出させるので、比較的小さな目的面の上に内容物を注出する操作が簡単であり、また注出口の洗浄なども簡単である。
○軸受け穴24の内周部全体に軸筒42を嵌着させているから、切欠28の周囲と貫通路48の周囲とを径方向に締め付けて密接させることができ、シール性を向上することができる。
第2の手段に係る発明によれば、心棒74の上半部外周面と軸受け穴24の内周面との間に軸筒42を挟持するから、貫通路48及び切欠28の周辺のシール性をさらに高めることができる。
第3の手段に係る発明によれば、仕切り壁64を設けたから、各容器体の内容物が交じり合わないように吐出することができる。
第4の手段に係る発明によれば、回動盤40を任意の方向に回転させたときに、一方の貫通路48で切欠28との重複面積が減るとともに、他方の貫通路で切欠28との重複面積が増大するように構成したから、内容物の混合比率を調整することができる。
第5の手段に係る発明によれば、回動盤40の位置決め手段30、56を設けたから、各容器体からの内容物を所定量或いは所定割合で取り出すことが容易である。
第6の手段に係る発明によれば、回動盤40が移動する際に音を生ずる音出し機構34を設けたから、誤って回動盤40を余分に回してしまうことがなく使い勝手がよい。
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係る複合容器である。
この複合容器は、左右一対の容器体2と、基盤10と、回転盤40と、キャップ90とで構成されている。これら各部材は合成樹脂で形成することができる。
容器体2は、圧縮可能な胴部4から肩部を介して円筒形の口頸部6を起立している。この口頸部の基部には逆止弁8を形成している。上記胴部は半筒形に形成されており、各胴部の平坦部を合わせると全体としてほぼ筒形になるように形成している。上記口頸部6の下部内面には補助筒を液密に嵌合している。
基盤10は、図3及び図4に示す如く、円板状の水平な主板12の外縁から装着筒13を垂下するとともに、主板の中央部12a及び外周部12bを除く部分を隆起して、上方から見て環状の隆起部14に形成している。
この隆起部14は、内周壁16と外周壁17との各上部を頂壁20で連結してなる。そしてまた主板裏面の中心部から隆起部を経て外周部に亘る左右両部裏面からは、それぞれ連結筒21を垂下し、これら連結筒を口頸部外面に嵌合させている。また、上記頂壁20の裏面の左右両部からは、連通筒22を垂下してこの連通筒を上記各容器体2の口頸部上部内面に液密に嵌合させている。
図示の如く上記各連通筒の筒壁内部は隆起部14の内周壁16と連続しており、連通筒の筒壁外部は隆起部14の外周壁17と連続している。また図3に示すように隆起部14の頂壁20上面には位置表示マーク26を付設している。
上記隆起部14の内周壁16と主板の中央部12aとは、軸受け穴24を形成している。この軸受け穴24の上半部は、下半部に比べて大径化しており、そのために図1に示す如く連通筒の上端部内側部分を上方から見て円弧状に切り欠いている。この切欠28は、連通筒22から軸受け穴への横向きの連通路であり、上面視円弧状としたのは、後述の軸筒外面と液密に嵌合させるためである。
また上記主板の中心部12a裏面からは、下端大径の抜止め棒を垂下しており、この抜止め棒の下端部を各容器体の口頸部に周設したリブに係止させている。
さらに主板の外周部12bは、その外縁部分を図3に示す如く段差状に陥没させて、この段差の垂直面部分から、周方向に適当に間隔を存して凸状の位置決め手段30を半径方向外方へ浅く突出している。また、段差内方の外周部分では、その左右両部に回動盤の回転範囲を規制する廻り止め突条32を、また前後両部に音出し機構34の第1突片(邪魔板)34aをそれぞれ半径方向に長く付設している。これらの作用に関しては後述する。なお、図1では、同図状態から回動盤を回転させた状態での、これら廻り止め突条及び第1突片34aの位置を示すためにこれらを想像線で描いている。また、外周壁の上部外面には係止リブ36を周設している。
回動盤40は、図6に示す如く軸筒42の上端に鍔状の頂板44を付設するとともに、この頂板の外縁から操作筒(周壁)46を垂下してなる。
上記軸筒42は、軸受け穴24に対応して下部小径に形成している。そして軸筒の下部を軸受け穴24の内面に抜け出し防止可能に係止させ、さらに軸筒42の上部を、軸受け穴の上半部内へ液密に嵌合させている。軸筒の前後両側には、それぞれの切欠28の位置に対応させて貫通路48を穿設している。図示例では、各貫通路48を、複数の貫通孔50A、50B、50Cの列で形成している。各貫通孔はそれぞれ巾及び長さが異なり、一方の孔列では時計周りに開口面積が大きくなり、他方の孔列では反時計回りに開口面積が大きくなるようにしている。軸筒の周囲の長さは限られているので、各貫通孔は縦長に形成することが望ましい。なお、各貫通孔と切欠28とでは切欠の方が大きく、かつ回動盤の回転により唯一つの貫通孔のみが切欠と連通するように貫通孔間の距離を設計する。
上記頂板44には図5の如く覗き窓52を穿設している。上記各貫通孔50Aの何れか一つが切欠と重なったときに、この覗き窓に、対応するマークが現れ、現在の注出量或いは注出比率の状態をマークで表示する。また操作筒よりやや内側の頂壁部分の裏面からは、前記第1の突片の上端付近まで垂下筒54を垂設している。この垂下筒の下端面には図5に点線で示す如く周方向に間隔を存して音出し機構34の第2突片34bを放射方向に長く配置している。この第2突片は弾性薄肉板として形成されており、この第2突片が第1突片を乗り越えることで音を生ずる。また、垂下筒の内面下部には突条を周設し、この突条を係止リブ36の下面に係止させている。
操作筒46の下端部内面には等間隔で縦リブを付設し、隣接する縦リブの間の凹部を凹状の位置決め手段56としている。即ち、これら凹状位置決め手段56の一つの中に前記凸状位置決め手段30が嵌合した状態で、切欠は何れかの貫通孔又は貫通孔のない場所と対向しており、凸条位置決め手段が縦リブを乗り越えて隣りの凹状位置決め手段へ移動する。更に操作筒下端部の一箇所から図1に点線で示す如く係合突起58を突出しており、上記廻り止め突条32と突き当たることで回動盤の回転範囲を規制している。
キャップ90は、上記基盤の装着筒13に螺合させている。
上記構成において、図1の状態では切欠28は軸筒外面を閉塞しており、このとき基盤10の隆起部14が軸筒を締め付けているので、切欠28付近からの液洩れを防止できる。貫通孔50A、50B、50Cの開口面積をそれぞれS、S、SCとすると、図1の状態から、図示の放射線で仕切られた一区分だけ回転盤を回転すると、左右の切欠での流路面積の割合はS:0であり、次に一区分づつ回転すると、その割合は、S:SC、SC:S、0:Sと順次変化する。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。これらの実施形態において第1の実施形態と同じ構成については同一の符号を用いることで説明を省略する。
図7及び図8は、本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態は、軸筒内側に、この筒内部を前後に二分する仕切り壁64を縦設し、各切欠28から軸筒内に流入した内容物が混合しないようにしている。
図9から図16は、本発明の第3実施形態を示している。本実施形態では、回動盤40の構造を変更するとともに、この回動盤に頂部材70を取り付けている。
回動盤40は、軸筒42の下部を、上部に比べて外径及び内径ともに小として上部下端から内向きフランジ43を介して垂下させている。軸筒42の下部には貫通路48として貫通孔50A…を穿設している。
これに応じて、基盤10も、上記軸筒42の外面にフィットするように連通筒22の上端を切り欠くようにすることが望ましい。
頂部材70は、図15に示す如く大径の心棒74の上端面から頂板72を鍔状に外方突出してなる。この頂板72は回動盤40の上面を覆っている。
心棒74は、図示のように上部よりも中間部を、また中間部よりも下部をそれぞれ小外径に形成している。そして図10に示すように心棒74の下部を、軸受け穴24の下部内に、また心棒の中間部及び上部を、下部を除く軸受け穴部分にそれぞれ液密に嵌合させている。心棒74の外面と軸受け穴の内面とのシール性を高めるために、図示の例では、心棒の中間部と上部との間の下向き段部を、上記内向きフランジ43の上面に圧接させ、この圧接力の確保と頂部材の抜止めのため、心棒74の下部及び軸受け穴24の下部のさらに各下半部分を相互に浅く係合する凸部と凹部とに形成している。
心棒74の上部には、注出口形成用の左右一対の円形の穴部76aを穿設する。心棒の中間部では、各穴部の底面外側を周方向へ長い溝状に陥没させ、この陥没溝76bから心棒外面へ横孔76cを穿設している。これら穴部76aと陥没溝76bと横孔76cとで注出路76を形成している。
また、基盤10と頂部材70との間には方向合わせ手段80、82を設ける。図示例では、心棒の下部から中間部に亘る部分には、その棒軸に沿って嵌合穴78を穿設し、更に主板の中央部12aからは、嵌合穴内へ嵌合用の柱部38を起立している。そして柱部の周方向一部(図示例では上面視扇形部分)を切除し、この切除部(第1の方向合わせ手段80)内に嵌り合う突起部(第2の方向合わせ手段)82を嵌合穴の内面からを突出して、位置合わせをするようにしている。
また、本実施形態では、第1実施形態の垂下筒の代わりに間欠的に複数の垂下片55を垂設し、この垂下片の下端面に音出し用の第2突片34bを付設するとともに、垂下片の内面下端部から、係止リブ36下面との係合用の突条60をやや長めに突設している。61は、突条上方の頂壁部分に穿設した型抜き孔61である。
そして隆起部の頂壁の代わりに頂板72上面に図16のように位置表示マーク26を付設する。この場合、回動盤の覗き窓は省略するものとする。また基盤の適所には、例えば図9のように位置表示マークと併せて現在の複合容器の注出量又は注出比率の設定を示す印84を付設する。
本発明の第1の実施形態に係る複合容器のキャップを外した状態での平面図である。 図2の複合容器の縦断面図である。 図1の容器の一の主要部材の平面図である。 図3の主要部材の縦断面図である。 図1の容器の他の一の主要部材の平面図である。 図5の主要部材の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る複合容器のキャップを外した状態での平面図である。 図7の容器からキャップを外した状態での縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る複合容器のキャップを外した状態での平面図である。 図9の容器からキャップを外した状態での縦断面図である。 図9の容器の一の主要部材の平面図である。 図11の主要部材の縦断面図である。 図9の容器の他の一の主要部材の平面図である。 図13の主要部材の縦断面図である。 図9の容器の他のさらに一の主要部材の縦断面図である。 図13の主要部材の平面図である。
符号の説明
2…容器体 4…胴部 6…口頸部 8…逆止弁
10…基盤 12…主板 12a…同中央部 12b…同外周部 13…装着筒
14…隆起部 16…内周壁 17…外周壁 20…頂壁 21…連結筒
22…連通筒 24…軸受け穴 26…位置表示マーク 28…切欠
30…位置決め手段
32…廻り止め突条 34…音出し機構 34a…第1突片 34b…第2突片
36…係止リブ 38…柱部
40…回動盤 42…軸筒 43…内向きフランジ 44…頂壁 46…操作筒
48…貫通路 50…貫通孔 52…覗き窓 54…垂下筒 55…垂下片 56…位置決め手段 58…係合突起 60…突条 61…型抜き孔
64…仕切り壁
70…頂部材 72…頂板 74…心棒 76…注出路76…嵌合穴
80、82…方向合わせ手段 84…印 90…キャップ

Claims (6)

  1. 胴部4から口頸部6を起立する左右一対の容器体2と、
    各口頸部6外面に嵌合させた連結筒21を水平な主板12の裏面から垂下し、かつ主板の少なくとも中心部を除く部分を環状に隆起して、この隆起部14内部を軸受け穴24とした基盤10と、
    軸受け穴24の内周面全体に軸筒42を嵌着し、この軸筒上端から外向きフランジ状頂壁20を介して隆起部14外方を囲う周壁46を垂下してなる回動盤40とを、具備し
    隆起部14の裏面左右両部から、筒壁一部を隆起部14の内周壁16と共通する連通筒22を垂下して、この連通筒22を口頸部6内面に液密に嵌合させ、
    上記内周壁16と連通筒22との共通部分のうち軸筒42と重なる箇所に一対の切欠28を、軸筒の対応箇所に、回動盤40の回転により切欠との重複面積が変化する貫通路48をそれぞれ穿設し、
    各容器体2,2の内容物を、各口頸部6から連通筒22、切欠28、貫通路48及び軸受け穴24の内部を経て外部に取出すようにしたことを特徴とする、複合容器。
  2. 心棒74の上端部から頂板72を鍔状に突出してなる頂部材70をさらに有し、
    上記心棒74の下部を上記軸受け穴24に回動不能に連結するとともに、下部を除く心棒部分と軸受け穴24の内周面との間に軸筒42を挟持するように設け、
    更に上記心棒74外面のうち各切欠28と対応する箇所から心棒74上端面へそれぞれ注出路76を開通したことを特徴とする、請求項1記載の複数容器。
  3. 上記軸筒42内に、筒壁内部を前後に仕切る仕切り壁64を形成し、
    この仕切り壁64によって仕切られた軸筒42の左右各半部にそれぞれ上記貫通路48を位置させたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の複合容器。
  4. 上記各貫通路48は、回動盤40を任意の方向に回転させたときに、一方の貫通路48で切欠28との重複面積が減るとともに、他方の貫通路で切欠28との重複面積が増大するように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の複合容器。
  5. 回動盤40を周方向へ間欠的に離れた複数の特定の位置のいずれかに合わせるための位置決め手段30、56を有することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の複合容器。
  6. 上記複数の特定の位置のうち一つの位置から隣の位置へ回動盤40が移動する際に音を生ずる音出し機構34を設けたことを特徴とする、請求項5に記載の複合容器。
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