JP4908880B2 - 開閉装置用閉鎖防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空間を仕切る開閉体を、牽引部材により牽引しながらスライドさせて開放するようにしたオーバヘッドドア装置、その他のシャッター装置、ゲート装置等の開閉装置に具備され、牽引部材の張力が低下した際に開閉体が不意に閉鎖動作してしまうのを防ぐ開閉装置用閉鎖防止装置に関するものである。
空間を仕切る開閉体を、牽引部材により牽引しながらスライドさせて開放するようにしたオーバヘッドドア装置、その他のシャッター装置、ゲート装置等の開閉装置に具備され、牽引部材の張力が低下した際に開閉体が不意に閉鎖動作してしまうのを防ぐ開閉装置用閉鎖防止装置に関連する先行技術文献情報として、下記の特許文献1が存在する。
この特許文献1に記載の発明は、牽引部材(吊持ち体6)の切断等により開閉体(ドア体1)が閉鎖(落下)しようとすると、当該その閉鎖停止を行う開閉装置(オーバヘッドドア装置)用閉鎖防止装置(安全装置)における可動爪9が付勢手段(弾機15)の付勢力によってガイドレール3における一側片3aの内側に接触するとともに、当該一側片3aの外側に対面する固定爪10とで一側片3aを挟持し、この挟持力により生じる前記一側片3aに対する可動爪9と固定爪10の摩擦抵抗によって開閉体の閉鎖動作を制動するものである。
特許第3371219号公報(〔0010〕、〔図4〕参照)
しかしながら、前記特許文献1の開閉装置用閉鎖防止装置は、ガイドレール3における一側片3aに対する可動爪9と固定爪10との摩擦抵抗により、開閉体の閉鎖動作を止める構造であるため、開閉体の重量が加わった当該開閉体の閉鎖動作による勢いに対して摩擦抵抗が不足した場合、可動爪9と固定爪10とが前記一側片3aに対して滑ってしまい、開閉体の閉鎖動作を止めることができない虞がある。
そこで本発明は、牽引部材の張力の低下等による開閉体の閉鎖動作に対する制動機能の向上を課題とし、この課題を解決した開閉装置用閉鎖防止装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するための一手段は、ガイドレールにより導かれる開閉体をその開放方向側から可撓性の牽引部材により牽引してスライドさせ開放し、更に当該開閉体を前記牽引部材の牽引力に抗してスライドさせ閉鎖するようにした開閉装置に具備され、牽引部材の張力が低下した際に、閉鎖動作する開閉体を制動するようにした開閉装置用閉鎖防止装置において、前記開閉体は、その幅方向の両端側に、掛止部と、回動自在な複数のローラ部材とを具備し、前記ガイドレールは、開閉体厚さ方向の一端側に開閉体幅方向の内側へ曲げられた曲げ部分を有し、該ガイドレールの内側に、前記ローラ部材を開閉体開閉方向へ案内するガイド面が設けられ、同ガイドレールの外側には、前記開閉体の開閉方向に沿うように複数の被掛止部が設けられ、前記掛止部開閉体側に固定される固定部材と、該固定部材に対し双方向へ自在に回動するように支持された可動掛止部材とを備え、前記可動掛止部材を前記複数被掛止部のいずれかに対して掛合させることにより、牽引部材の張力が低下して閉鎖動作した際の開閉体の閉鎖動作を制動するようにしてなり、前記固定部材は、前記可動掛止部材の回動中心部に位置するように中空軸部を備え、前記中空軸部内には、軸部材が回動自在に挿通され、前記軸部材の端部には、前記ローラ部材が同芯状に固定され、前記可動掛止部材は、付勢手段の付勢力により前記被掛止部に対して掛合する方向に付勢されるとともに、前記付勢手段の付勢力を上回る前記牽引部材の張力により前記被掛止部に対する非掛合状態が保持され、前記牽引部材の張力が前記付勢手段の付勢力未満に低下すると、前記付勢手段の付勢力で開閉体開放方向に沿って前記固定部材に接近するように回動し前記被掛止部に対して掛合されるように設けられ、前記可動掛止部材には、前記被掛止部に対し掛合可能なブレードが設けられ、このブレードは、前記中空軸部及び前記軸部材よりも前記開閉体から離れるとともに、前記ガイドレールの前記曲げ部分に対向するように設けられていることを特徴とする。
第1形態は、開閉体をその開放方向側から可撓性の牽引部材により牽引してスライドさせ開放し、更に当該開閉体を前記牽引部材の牽引力に抗してスライドさせ閉鎖するようにした開閉装置に具備され、牽引部材の張力が低下した際に、閉鎖動作する開閉体を制動するようにした開閉装置用閉鎖防止装置において、前記開閉体に配設される掛止部が、当該掛止部と対面する不動部位に、前記開閉体の開閉方向に沿って複数設けられた被掛止部のいずれかに対して掛合することにより、牽引部材の張力が低下して閉鎖動作する開閉体の閉鎖動作を制動するようにしてなり、前記掛止部は、付勢手段の付勢力により被掛止部に対して掛合する方向に付勢されるとともに、付勢力の付勢力を上回る前記牽引部材の張力により被掛止部に対する非掛合状態が保持され、牽引部材の張力が付勢手段の付勢力未満に低下すると、掛止部が付勢手段の付勢力で被掛止部に対して掛合されることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
形態でいう開閉体装置は、空間を仕切る開閉体を、牽引部材により牽引しながらスライドさせて開放するようにしたオーバヘッドドア装置、その他のシャッター装置、ゲート装置等の開閉装置である。
また、本形態でいう掛止部と被掛止部の掛合形態としては、例えば、貫通孔や切欠き又はへこみ等を含む凹部と、当該凹部に嵌合状に引っ掛かる凸部とによる掛合、又は凸部同士による掛合、あるいは、水平杆状部材と、当該水平杆状部材に引っ掛かるフック状部材とによる掛合等が挙げられる。
また、開閉体の制動を迅速に行うという観点から、第2形態では、前記掛止部と前記被掛止部とが、開閉体の幅方向両側に夫々設けられたものであって、複数の被掛止部を互い違いになるように設けられていることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
また、開閉体の制動を迅速に行うという他の構成として、第3形態では、前記掛止部と前記被掛止部とが、開閉体の幅方向両側に夫々設けられたものであって、両掛止部を互い違いになるように設けていることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
前記被掛止部は、例えば、ガイドレールを含む不動部位に直接形成しても良いが、腐食や破損等による交換を行うという観点から、第4形態では、複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された掛止板部材を、不動部位に対して配設してなることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
更に、前記被掛止部の部分的な交換を行うという観点から、第5形態では、複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された複数の掛止板部材を、不動部位に対して縦列状に配設してなることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
また、牽引部材の牽引方向の変化に伴う誤作動を簡素な構造でもって防ぐという観点から、第6形態では、前記掛止部は、開閉体に固定される固定部材と、前記被掛止部に接近して掛合する掛合方向と前記被掛止部から離間する反掛合方向との双方向へ自在に回動するように、前記固定部材に支持された可動掛止部材と、当該可動掛止部材を前記掛合方向へ回動させるように付勢する付勢部材とを備え、前記可動掛止部材が前記付勢部材の付勢力に抗するように前記牽引部材により牽引されることで、前記可動掛止部材を前記反掛合方向側に維持するようにされ、前記可動掛止部材には、前記牽引部材に対し自由端側を着脱不能に掛合させて回動可能な矯正アームが支持され、当該矯正アームは、前記牽引部材の牽引方向の変化に伴って、前記牽引部材の牽引方向が前記可動掛止部材を前記反掛合方向へ回動させる方向に矯正されるように、その回動範囲が規制されていることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置にした。
また、前記矯正アームや当該矯正アームの支持箇所等に作用する力による矯正アームの破損等を防ぐという観点から、前記牽引部材の先端が前記可動掛止部材に止着され、当該牽引部材の中途部分が前記矯正アームの自由端側に挿通されるようにしてもよい。
この構成によれば、牽引部材の先端を可動掛止部材に止着するようにしているため、矯正アームや当該矯正アームの支持箇所等に作用する力を比較的小さくすることができ、ひいては、矯正アームの破損等を防ぐことができる。
また、前記牽引部材の可動掛止部材に対する止着作業の容易性向上という観点から、前記牽引部材の先端が前記矯正アームの自由端側に止着されるようにしてもよい。
この構成によれば、牽引部材の先端が可動掛止部材に止着される構造であるため、その止着作業を容易にすることができる。
また、可動掛止部材および矯正アームを、生産性の良好な具体的構造にするという観点から、前記可動掛止部材は、前記掛合方向が開閉体開放方向に沿う回動方向となるように構成され、前記矯正アームは、その自由端側における前記牽引部材に掛合する部分が、前記牽引部材の牽引基部と前記可動掛止部材の回動中心部とを結ぶ仮想直線を境にして、その開閉体閉鎖方向側の範囲を回動するように配設してもよい。
この構成によれば、可動掛止部材および矯正アームを、生産性の良好な具体的構造とすることができる。
上記形態は、以上の構成により下記の優れた効果が期待できる。
第1形態によれば、開閉体に配設される掛止部が、当該掛止部材と対面する不動部位に配設される被掛止部に対して掛合することにより、牽引部材の張力が低下して閉鎖動作する開閉体の閉鎖動作を制動するので、従来の摩擦抵抗による開閉体の閉鎖動作の制動に比べ、開閉体の閉鎖動作に対する制動機能の向上が図れる。
また、被掛止部が複数設けられているので、牽引部材の張力が低下したことにより開閉体が閉鎖動作した際には、掛止部が直近の被掛止部に掛合するので開閉体の制動を迅速に行うことができる。
また、第2形態によれば、開閉体の幅方向両側に夫々設けられた両複数の被掛止部を互い違いになるように設けているので、牽引部材の張力が低下したことにより開閉体が閉鎖動作した際には、掛止部が両被掛止部のいずれか一方の直近の被掛止部に掛合するため、開閉体に対する閉鎖動作の距離を最小限に抑えることができ、これによって開閉体の制動を迅速に行うことができる。
更に、第3形態によれば、開閉体の幅方向両側に夫々設けられた両掛止部を互い違いになるように設けているので、牽引部材の張力が低下したことにより開閉体が閉鎖動作した際には、両掛止部の内、被掛止部に対する掛合距離が短い側の掛止部が対応する被掛止部に掛合するため、開閉体に対する閉鎖動作の距離を最小限に抑えることができ、これによって開閉体の制動を迅速に行うことができる。
また、第4形態によれば、複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された掛止板部材を、不動部位に対して配設しているので、被掛止部の交換をすることができる。
更に、第5形態によれば、複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された複数の掛止板部材を、不動部位に対して縦列状に配設しているので、被掛止部の部分的な交換をすることができる。
また、第6形態によれば、開閉体の開閉動作に伴って、牽引部材の牽引方向が変化すると、その牽引部材の牽引方向が、矯正アームによって、可動掛止部材を反掛合方向へ回動させる方向に矯正される。
しかも、矯正アームの自由端側が牽引部材に対し着脱不能に掛合しているため、牽引部材が矯正アームから外れて、可動掛止部材が掛合方向へ回動してしまうのを防ぐことができる。
よって、牽引部材の牽引方向の変化に伴う誤作動を簡素な構造でもって防ぐことができる
次に、上記形態の好ましい具体例である開閉装置用閉鎖防止装置(以下「閉鎖防止装置」と略称する)を図面に基づいて説明する。
本形態の閉鎖防止装置は、開閉体をその開放方向側から可撓性の牽引部材により牽引しながらスライドさせ開放し、更に該開閉体を前記牽引部材の牽引力に抗して前記開放方向とは逆方向へスライドさせ閉鎖するようにしたオーバヘッドドアに具備された一例について説明する。
このオーバヘッドドア1は、図1に示すように、スライドしながら開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向の両端部を、それぞれ上方へ導き更に略水平方向又は斜め上方へ導くガイドレール20,20と、該開閉体10をその幅方向両側の牽引部材33,33により開放方向へ牽引する牽引機構30と、該牽引機構30の異常等によって少なくとも一方の牽引部材33の張力が低下した際に、開閉体10の自重による閉鎖動作を阻む閉鎖防止装置40,40とを備えている。
開閉体10は、幅方向に長尺な略矩形状のパネル状部材11を、隣接するパネル状部材11,11間で回動するように開閉方向に複数接続し、その幅方向の両端部の各々に、回動自在な複数のローラ部材12を、開閉体開閉方向へわたって所定間隔置きに支持してなり、これらローラ部材12をガイドレール20に対し係合させている。
また、ガイドレール20は、開閉体10の開閉方向(図示例によれば上下方向)へわたる縦レール部21と、開放した際の開閉体10を開閉方向に交差する方向(例えば略水平方向や略斜め上方向等)へわたって設けられた横レール部22と、これら縦レール部21と横レール部22を滑らかな湾曲状に接続するコーナーレール部23とから一体に構成され、これらレール部21,23,22が、その延設方向へわたって、ローラ部材12を転動可能に覆う断面略凹状に形成されている。
また、縦レール部21の側面部を、後述する掛止板部材61の止着面25としている。
また、牽引機構30は、開閉体幅方向へわたって配設された軸部31と、該軸部31の両端側に支持されたリール部32,32と、各リール部32により巻かれたり繰り出されたりする牽引部材33と、該牽引部材33をリール部32に巻き取る方向へ軸部31を付勢する牽引源34,34とを備えている。
軸部31は、全閉状態の開閉体10の上方延長線上に位置するように、開閉体幅方向へわたって配設され、その両端側の各々が、不動部位(例えば、当該オーバヘッドドア1を構成する図示しない枠状部材や、当該オーバヘッドドア1の設置対象である躯体等)に対し、軸受けブラケット等を介し回動自在に支持されている。
各リール部32は、牽引部材33を巻き取ったり繰り出したりすることが可能な略筒状の部材であり、その中心部が軸部31の一端側に固定されている。
牽引部材33は、金属製のワイヤーであり、その開閉体開放方向側の端部が前記リール部32の外周面に止着され、その閉鎖方向側の端部が、後述する閉鎖防止装置40に止着されている。
この牽引部材33は、前記リール部32に巻き取り可能な長尺状の部材であればよく、例えば、金属製の鎖やチェーン、金属以外の材質の略紐状の部材や略帯状の部材等とすることも可能である。
牽引源34は、一端側を軸部31に止着するとともに他端側を不動部位に止着することで、軸部31を巻き取り回転方向へ付勢するスプリングである。
この牽引源34は、軸部31をゴム等の他の弾性体の弾性力により巻き取り回転方向へ回転させるようにした機構や、軸部31を錘部材の重量により巻き取り回転方向へ回転させるようにした機構、軸部31を電動モータ等の動力により巻き取り回転方向へ回転させるようにした機構等に置換することも可能である。
また、図示例によれば、牽引源34を二つ備え、一方の牽引源34が故障や損傷等により空回りした場合でも他方の牽引源34の付勢力を得られるようにしているが、牽引源34を単数もしくは3以上備える構成とすることも可能である。
閉鎖防止装置40は、開閉体10側に配設される掛止部5と、ガイドレール20に配設された被掛止部6とを備えている。
掛止部5は、開閉体10側に固定される固定部材41(図2参照)、前記被掛止部6に接近して掛合する掛合方向と被掛止部6から離間する反掛止方向との双方向へ自在に回動するように、固定部材41に支持された可動掛止部材42、当該可動掛止部材42を前記掛止方向へ回動させるように付勢する付勢部材43(図3参照)、牽引部材33に対し自由端側を着脱不能に掛合させるとともに可動掛止部材42に対し回動自在に支持された矯正アーム44(図2及び図3参照)等を備えている。
そして、この掛止部5は、前記可動掛止部材42が付勢部材43の付勢力に抗するようにし牽引部材33により牽引されることで、可動掛止部材42を前記反掛合方向側に維持するようにしている。
本形態の被掛止部6は、長手方向が開閉体開方向に沿う縦長の略平面平板状の金属板からなる掛止板部材61の縁部に、その開閉体開閉方向に沿って縦列状に形成された複数の凹部である。
掛止板部材61は、被掛止部6を前記可動掛止部材42と対向する方向として、ガイドレール20における前述した止着面25に対して、ネジや、ボルトとナット等の止着手段により着脱可能に止着されている。
そして、被掛止部6の底側縁6aをガイドレール20におけるガイド面24の裏側面24aの頂点を越えた部位に位置させることにより、後述するブレード42cが被掛止部6に掛合した際に、当該ブレード42cのガイドレール20におけるガイド面24の裏側面24aに対して非接触状態とすることで、ガイドレール20に対する破損等を防ぐようにしている。
尚、本形態では、掛止板部材61が着脱可能な形態として例示しているが、リベットあるいは溶接等の止着手段により、掛止板部材61を着脱不可能な形態としても良い。
掛止部5をより詳細に説明すれば、固定部材41は、開閉体10に対し、ネジや、ボルトとナット、リベット、あるいは溶接等の止着手段により止着される略平板状の開閉体止着部41aと、当該開閉体止着部41aの両側から開閉体厚さ方向へ突出するように設けられた支持片部41b,41b’と、これら支持片部41b,41b’に対し挿通支持された中空軸部41cとからなる。
開閉体止着部41aは、図示例によれば略縦矩形板状を呈し、ネジやボルト、リベット等の止着具を挿通させるための止着孔41a1が複数穿設されている。
両支持片部41b,41b’の各々は、図示例によれば略三角形状を呈し、その突端側部分41b1,41b1’を、上記反掛合方向へ回動した際の可動掛止部材42の回動規制片部42bに当接させることで、可動掛止部材42を、前記被掛止部6に非掛合状態にし、また、当該支持片部41bの基端側部分41b2,41b2’を、上記掛合方向へ回動した際の可動掛止部材42の同回動規制片部42bに当接させることで、可動掛止部材42を、被掛止部6に対し掛合可能な状態にする。
すなわち、両支持片部41b,41b’の各々は、前記のようにして、可動掛止部材42の回動範囲を規制している。
なお、図3において、支持片部41bの突端側が略くの字状に曲げられているのは、後述する矯正アーム44との干渉を避けるためである。
中空軸部41cは、略筒状を呈し、両支持片部41b,41b’間にわたって挿通され支持されている。
この中空軸部41c内には、軸部材13が回動自在に挿通され、当該軸部材13の端部にローラ部材12が同心状に固定されている。
更に、中空軸部41cは、その両端部側の外周面に可動掛止部材42を挿通させることで、当該可動掛止部材42を回動自在に支持している。
また、可動掛止部材42は、その両端側が上記中空軸部41cに支持された略コ字枠状の可動本体部42aと、当該可動本体部42aの内側で可動掛止部材42の回動範囲を規制する回動規制片部42bと、当該回動規制片部42bの外側で被掛止部6に対して掛合可能な前述のブレード42cとを備える。
更に、この可動掛止部材42には、可動本体部42aにおける上記反掛合方向側の部位おいて最も自由端側へ突出するように、牽引部材33の先端部を止着するための牽引部材止着部42dが設けられる。
なお、図示例によれば、この可動掛止部材42は、複数の金属製板金部材を適宜に組み合わせることで構成されているが、一体の部材として構成することも可能である。
回動規制片部42bは、図示例によれば、突端側を中空軸部41cへ向けた略平板状に形成され、上述したように、固定部材41の支持片部41b,41b’に対し係合するとともに、後述する付勢部材43と係合するように構成されている。
ブレード42cは、被掛止部6に向く突端部が被掛止部6に対し嵌合可能な平面視略矩形状を呈し、可動本体部42aにおける自由端側であって、ガイドレール20に対向する部分に、ネジや、ボルトとナット、リベット、あるいは溶接等の止着手段により固定されている。
また、付勢部材43は、略コイルスプリング状を呈し、その一端側と他端側を可動掛止部材42の回動規制片部42bに係止するとともに、コイル状部分の中央側を突出させて固定部材41の開閉体止着部41aに係止させている。
そして、この付勢部材43は、前記構成により、可動掛止部材42を、固定部材41に相対して上記掛合方向へ付勢している。
また、矯正アーム44は、支持部材33に対し自由端側を着脱不能に掛合さるとともに、その基端側が可動掛止部材42に対し回動可能に支持された略長尺状の部材である。
この矯正アーム44は、支持部材33の牽引方向の変化に伴って、支持部材33の牽引方向が、可動掛止部材42を前記反掛合方向へ回動させる方向に矯正されるように、その回動範囲が規制されている。
より具体的に説明すれば、この矯正アーム44は、その自由端側を可動掛止部材42の可動本体部42aに当接させた位置と、同自由端側を可動掛止部材42の牽引部材止着部42dに当接させた位置との間で回動するように、その基端側が可動本体部42aに対し回動自在に支持されている。
そして、この矯正アーム44は、その自由端側に、牽引部材33の中途部分を挿通させている。
図示例の矯正アーム44について詳細に説明すれば、二個の平板状部材44a,44aを、スペーサ44bおよび自由端側のピン44c等を介して所定間隔に配置し、これら平板状部材44a,44aの間であって、スペーサ44bとピン44cとの間に、牽引部材33を挿通させるようにしている。
なお、図示例によれば、前記のように複数の部材から矯正アーム44を構成しているが、この矯正アーム44は、例えば、単一の部材の自由端側に牽引部材33を挿通させるための貫通孔を形成したような構成であってもよい。
次に、上記構成の閉鎖防止装置40における基本的な作用効果について説明する。
図4(a)に示すように、開閉体10の通常の開閉動作および収納動作の際、可動係合部材42は、付勢手段43の付勢力に抗するように牽引部材33により牽引されることで、上記反係合方向側(図示例によれば時計方向側)に回動した非係合位置に維持される。
また、牽引部材33の切断や、該牽引部材33を巻き取るリール部32の空回り、該リール部32を巻き取り方向へ付勢する牽引源34の空回り等、牽引機構30側の支障により牽引部材33の張力が低下した際には、図4(b)に示すように、可動係合部材42が、付勢手段43の付勢力により開閉体開放方向に沿う回動方向(図示例によれば反時計方向)へ回動する。
したがって、可動係合部材42は、ブレード42cを被掛止部6へ掛合させた位置(図4(b)に示す状態)となる。
したがって、開閉体10および該開閉体10と一体的な閉鎖防止装置40が開閉体閉鎖方向へ落下してしまうのを防ぐことができる。
次に、開閉体10を横レール部22側の収納位置から閉鎖動作させた際における閉鎖防止装置40の作用効果について、図5に基づいて詳細に説明する。
図5は、閉鎖防止装置40がガイドレール20の横レール部22,コーナーレール部23,縦レール部21の各々に位置する状態を、それぞれ符号A,B,Cとして示している。
先ず、閉鎖防止装置40がガイドレール20の横レール部22に位置する際(図5に示す状態A参照)には、牽引部材33が略直線状に維持され、牽引部材33による作用点xが矯正アーム44の基端側に位置した状態(図示例によれば牽引部材止着部42dと略一致した状態)となり、可動掛止部材42は、牽引部材33の牽引力によって反掛合方向へ回動した非掛合位置に維持される。
なお、図5に示す状態Aにおいては、牽引部材33による牽引力の作用点xは、牽引部材33の牽引元部P1と可動掛止部材42の回動中心部P2とを結ぶ仮想直線Pよりも、図示上の下側の位置であればよい。
すなわち、仮に、前記作用点xが仮想直線Pよりも上側に位置する構成とした場合には、牽引部材33の牽引力により可動掛止部材42が掛合方向へ回動するため、ブレード42cがガイドレール20に接触してしまい、閉鎖防止装置40の移動が妨げられてしまう。
また、閉鎖防止装置40がガイドレール20のコーナーレール部23に位置する際(図5に示す状態B参照)には、矯正アーム44が牽引部材33が牽引方向の変化に伴って可動本体部42aに接近する方向(図示例によれば時計方向)へ回動するため、牽引部材33が略直線状に維持されるとともに、該牽引部材33による牽引力の作用点xが矯正アーム44の基端側に位置した状態(図示例によれば牽引部材止着部42dと略一致した状態)となり、可動掛止部材42が、牽引部材33の牽引力により非掛合位置に維持される。
なお、この状態Bにおいては、牽引部材33を巻き取るための牽引源34の付勢力が比較的小さくなるが、この際の牽引源34の付勢力よりも、閉鎖防止装置40の付勢手段43の付勢力の方が小さく設定されているため、可動掛止部材42が掛合方向へ回動してしまうのを防ぐことができる。
また、閉鎖防止装置40がガイドレール20の縦レール部21に位置する際(図5に示すCの状態)には、牽引部材33の牽引方向の変化に伴う矯正アーム44の回動が、可動本体部42aとの当接により規制されるため、牽引部材33が矯正アーム44の自由端側で曲げられた状態となる。
そのため、牽引部材33による牽引力の作用点xの位置が、上述した矯正アーム44の基端側の位置から、矯正アーム44の自由端側の位置へ変化する。
よって、可動掛止部材42は、矯正アーム44自由端側の作用点xに作用する牽引部材33の牽引力により、上記非掛合位置に維持される。
なお、図5に示す状態Cにおいては、牽引部材33による牽引力の作用点xは、牽引部材33の牽引元部P1と可動掛止部材42の回動中心部P2とを結ぶ仮想直線Pよりも、図示上の左側の位置であればよい。
すなわち、仮に、前記作用点xが仮想直線Pよりも図示上の右側に位置する構成とした場合には、牽引部材33の牽引力により可動掛止部材42が掛合方向へ回動するため、ブレード42cがガイドレール20に掛合してしまい、閉鎖防止装置40の移動が妨げられてしまう。
また、閉鎖状態の開閉体10を開放動作および収納動作する際には、上記と逆の動作となり、すなわち、閉鎖防止装置40が、縦レール部21、コーナーレール部23、横レール部22へと、順次に移動するのにつれて、矯正アーム44が可動本体部42aから離れる方向(図5における反時計方向)へ回動する。
したがって、牽引部材33による牽引力の作用点xが、矯正アーム44の自由端側から、同矯正アーム44の基端側(詳細には牽引部材止着部42d側)へ変化し、可動掛止部材42の非掛合状態が維持される。
なお、上述した閉鎖防止装置40の移動中において、矯正アーム44の自由端側に挿通されている牽引部材33が矯正アーム44から脱落しないのは勿論のことである。
図6に示す形態は、被掛止部の第2の形態を示している。
本形態の被掛止部6’は、長手方向が開閉体開閉方向に沿う縦長の略平板状の金属板からなる掛止板部材61’L,61’Rに、その開閉体開閉方向縁に沿って縦列状に形成された複数の凹部から構成されている。
また、開閉体幅方向両側に夫々位置する被掛止板部材61’L((a)参照),61’R((b)参照)は、ガイドレール20,20に対し、被掛止部6’の高さ位置が互い違いになるように設けられている。
すなわち、本形態の被掛止部6’によれば、牽引部材の張力が低下したことにより開閉体10が閉鎖動作した際には、掛止部5が被掛止板部材61’L,61’Rにおける被掛止部6’のいずれか一方の直近の被掛止部6’に掛合するので、開閉体10に対する閉鎖動作の距離を最小限に抑えることができ、これによって、開閉体10の制動を迅速に行うことができる。
尚、本形態では、被掛止板部材61’L((a)参照),61’R((b)参照)は、ガイドレール20,20に対し、被掛止部6’の高さ位置が互い違いになるように設けられた形態として例示しているが、同様の作用効果を有する他の形態として、開閉体幅方向両側に夫々位置する両掛止部を、その両掛止部の高さ位置を互い違いになるように設けた形態も含み、この形態によれば、牽引部材の張力が低下したことにより開閉体が閉鎖動作した際には、両掛止部の内、被掛止部に対する掛合距離が短い側の掛止部が対応する被掛止部に掛合するので、開閉体に対する閉鎖動作の距離を最小限に抑えることができ、これによって、開閉体の制動を迅速に行うことができる(図示せず)。
図7に示す形態は、被掛止部の第3の形態を示している。
本形態の被掛止部6’’は、長手方向が開閉体開閉方向に沿う縦長の略平板状の金属板からなる被掛止板部材61’’に、その開閉体開閉方向縁に沿って縦列状に形成された複数の凹部から構成されている。
また、被掛止板部材61’’は、ガイドレール20に対し、開閉体開閉方向に沿って複数枚縦列状に着脱可能に止着されていて、仮に、被掛止部6’’に破損等が生じた際には、被掛止部6’’が破損した被掛止板部材61’’のみを交換することができる。
図8に示す形態は、被掛止部の第4の形態を示している。
本形態の被掛止部6’’’は、平面略L型状の被掛止板部材61’’’を、ガイドレール20に対して止着することにより構成されてなるものである。
具体的には、被掛止板部材61’’’の一方面61a(図における短手側面)を前記ガイド面24の裏側面24aに沿わせ、他方面61b(図における長手側面)を前記止着面25に沿わせるとともに、ネジや、ボルトとナット、リベット、あるいは溶接等の止着手段により固定することにより、前記裏側面24aに被掛止板部材61における一方面61aの一端縁(図における上端側)の厚み部分が被掛止部6’’’となり、このような被掛止部6’’’に前記ブレード42cが掛合するようにしているものである。
また、前記ブレード42cが前記被掛止部6’’’に掛合する際には、開閉体10の閉鎖動作位置によっては、ブレード42cが被掛止部6’’’に対して掛合する前に、前記裏側面24aに接触するため、開閉体10の閉鎖動作に対して接触による抵抗を与えることができる。
すなわち、前記ブレード42の裏面側24aに対する接触抵抗により、開閉体10の閉鎖動作の速度が低減し、ブレード42が被掛止部6’’’に掛合する際のショックを和らげることができる。
尚、本形態の被掛止部6’’’の配設位置は、少なくとも、開閉体10の制動時に、開閉体10の閉鎖方向端部と地面との間に、例えば足や手等が挟まれない程度(好ましくは、150mm以上)の隙間を確保可能な位置であれば何れの位置でも任意である。
また、本形態の被掛止部6’’’は、1枚の被掛止板部材61’’’をガイドレール20に対して止着することにより構成されてなるものであるが、例えば、複数枚の被掛止板部材61’’’をガイドレール20に対して開閉体開閉方向に沿わせ、且つ一定間隔を空けて縦列状に止着することにより、この被掛止板部材61’’’とガイドレール20とで凹部を形成し、この凹部を被掛止部6’’’とする形態にしてもよい(図示せず)。
尚、本発明は、例示した形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
本発明に係る閉鎖防止装置を実施したオーバーヘッドドアの斜視図。 掛止部の斜視図。 図1の(3)−(3)線断面図。 閉鎖防止装置の動作を示す側面図で(a)は非掛合状態を示し(b)は掛合状態を示す。 同閉鎖防止装置の側面図であり、同閉鎖防止装置を開閉体の開放動作に伴いガイドレールに沿って移動させている状態を示す。 被掛止部の他の形態を示す。 被掛止部の他の形態を示す。 被掛止部の他の形態を示す。
1:オーバーヘッドドア(開閉装置)
10:開閉体
20:ガイドレール
33:牽引部材
30:牽引機構
40:閉鎖防止装置
61:掛止板部材
33:牽引部材
5:掛止部
6:被掛止部
41:固定部材
42:可動掛止部材
43:付勢部材
44:矯正アーム
61:掛止板部材
42c:ブレード
6’:被掛止部
61’:掛止板部材
6’’:被掛止部
61’’:被掛止板部材
6’’’:被掛止部
61’’’:被掛止板部材

Claims (6)

  1. ガイドレールにより導かれる開閉体をその開放方向側から可撓性の牽引部材により牽引してスライドさせ開放し、更に当該開閉体を前記牽引部材の牽引力に抗してスライドさせ閉鎖するようにした開閉装置に具備され、牽引部材の張力が低下した際に、閉鎖動作する開閉体を制動するようにした開閉装置用閉鎖防止装置において、
    前記開閉体は、その幅方向の両端側に、掛止部と、回動自在な複数のローラ部材とを具備し、
    前記ガイドレールは、開閉体厚さ方向の一端側に開閉体幅方向の内側へ曲げられた曲げ部分を有し、該ガイドレールの内側に、前記ローラ部材を開閉体開閉方向へ案内するガイド面が設けられ、同ガイドレールの外側には、前記開閉体の開閉方向に沿うように複数の被掛止部が設けられ、
    前記掛止部開閉体側に固定される固定部材と、該固定部材に対し双方向へ自在に回動するように支持された可動掛止部材とを備え、前記可動掛止部材を前記複数被掛止部のいずれかに対して掛合させることにより、牽引部材の張力が低下して閉鎖動作した際の開閉体の閉鎖動作を制動するようにしてなり、
    前記固定部材は、前記可動掛止部材の回動中心部に位置するように中空軸部を備え、前記中空軸部内には、軸部材が回動自在に挿通され、前記軸部材の端部には、前記ローラ部材が同芯状に固定され、
    前記可動掛止部材は、付勢手段の付勢力により前記被掛止部に対して掛合する方向に付勢されるとともに、前記付勢手段の付勢力を上回る前記牽引部材の張力により前記被掛止部に対する非掛合状態が保持され、前記牽引部材の張力が前記付勢手段の付勢力未満に低下すると、前記付勢手段の付勢力で開閉体開放方向に沿って前記固定部材に接近するように回動し前記被掛止部に対して掛合されるように設けられ、
    前記可動掛止部材には、前記被掛止部に対し掛合可能なブレードが設けられ、このブレードは、前記中空軸部及び前記軸部材よりも前記開閉体から離れるとともに、前記ガイドレールの前記曲げ部分に対向するように設けられていることを特徴とする開閉装置用閉鎖防止装置。
  2. 前記被掛止部を複数の凹部から形成し、前記凹部の底側縁を、前記ガイドレールの前記曲げ部分から開閉体厚さ方向へ離して配置したことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用閉鎖防止装置。
  3. 前記可動掛止部材には、前記牽引部材に対し自由端側を着脱不能に掛合させて回動可能な矯正アームが支持され、当該矯正アームは、前記牽引部材の牽引方向の変化に伴って、前記牽引部材の牽引方向が前記可動掛止部材を反掛合方向へ回動させる方向に矯正されるように、その回動範囲が規制され、
    前記矯正アームは、その基端側が前記可動掛止部材における開閉体閉鎖方向の端部側の位置に回動可能に支持され、前記開閉体が閉鎖動作した際に、その自由端側を回動させて前記可動掛止部材における前記回動中心部よりも開閉体閉鎖方向側の部分に当接させることで、前記牽引部材の牽引力によって前記可動掛止部材を反掛合方向へ回動させる作用点の位置を、該矯正アームにおける基端側から自由端側へ移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉装置用閉鎖防止装置。
  4. 前記掛止部と前記被掛止部とが、開閉体の幅方向両側に夫々設けられたものであって、両複数の被掛止部を高さ方向に互い違いになるように設けており、
    複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された掛止板部材を、前記ガイドレールに固定してなることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の開閉装置用閉鎖防止装置。
  5. 複数の被掛止部が開閉方向に沿って縦列状に形成された複数の掛止板部材を、前記被掛止部の開閉体開閉方向の間隔よりも大きく間隔を置いて、前記ガイドレールに縦列状に配設してなることを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載の開閉装置用閉鎖防止装置。
  6. 略L型状の被掛止板部材を、その一方面を前記ガイドレールの前記曲げ部分に沿わせて固定することにより、前記一方面の上端縁の厚み部分が、前記被掛止部となるようにし、
    前記ブレードが前記被掛止部に掛合する際には、前記開閉体の開閉方向の位置によっては、前記ブレードが前記被掛止部に対して掛合する前に、前記曲げ部分に接触して該曲げ部分から抵抗を受けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載の開閉装置用閉鎖防止装置。
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