JP4908439B2 - 冷却システム及び脳磁計 - Google Patents

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Description

本発明は冷却システム及び脳磁計に関する。
脳磁計は、脳活動に伴って脳から発生される極めて微弱な磁場を、脳外から非接触で検出し、脳内の活動部位などを測定する装置である。この脳磁計には超電導量子干渉計(SuperconductingQuantum Interference Device, 以下SQUIDと略す)が用いられる。このSQUIDは、脳の神経電流が発生する磁場を検出する際、液体ヘリウムを用いて冷却される。液体ヘリウムの沸点は4.2Kであり絶えず蒸発しているため、液体ヘリウムの補充が必要である。また、液体ヘリウムは比較的高価であり希少な資源である。従って、液体ヘリウムの補充による年間消費金額の増加は、脳磁計の普及を阻害する一要因である。
一方、核磁気共鳴画像法(Magnetic ResonanceImaging, 以下MRIと略す)に用いられる超電導磁石も液体ヘリウムを用いて冷却される。MRIは、4Kの極低温冷凍機を搭載することで液体ヘリウムの蒸発を防ぐ。しかし、脳磁計はMRIに比べて極低温冷凍機の機械的及び磁気的なノイズを許容できないので、脳磁計に極低温冷凍機を搭載することはできない。
そこで、液体ヘリウムの蒸発を抑制する冷却システムとして、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1の冷媒循環装置は、液体ヘリウムを貯留する容器とヘリウムガスを再液化させる冷凍機とを接続する接続部分を備える。容器内で気化したヘリウムガスは接続部分を介して冷凍機に送られた後、再液化されて容器に返送されるので、容器に補充すべき液体ヘリウムが減少する。このように特許文献1の冷却システムでは、冷凍機をSQUIDから離して設置することで、冷凍機による磁気的なノイズがSQUIDに及ばないようにしている。そして、冷凍機からの極低温のヘリウムは、接続部分を介して容器側に搬送することとしている。
特開2005−291629号公報
しかし、このような接続部分を介して低温の冷媒を搬送する従来の冷却システムでは、接続部分への熱の侵入が冷却効率を低下させるため、この熱の侵入を低減させることが望まれる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、冷媒を搬送する接続部分への熱の侵入を低減し、冷却効率の良い冷却システム及び脳磁計を提供することを目的とする。
本発明に係る冷却システムは、SQUIDセンサとSQUIDセンサを冷却する寒剤とを収納する容器と、容器内に設けられ、容器内で気化した寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、容器の周囲に設けられ、容器への外部からの輻射熱をシールドする熱輻射シールド部と、容器の周囲に設けられ、容器への外部からの磁気をシールドする磁気シールド部と、磁気シールド部の外側に設けられ、寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、磁気シールド部の外側に設けられ、磁気シールド部を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し磁気シールド部に循環させる磁気シールド用冷凍機と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、凝縮用冷凍機からの凝縮用冷媒を前記寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、寒剤凝縮部からの凝縮用冷媒を凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、磁気シールド用冷凍機からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド部に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、磁気シールド部からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路を真空断熱する外殻管と、を備え、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路は、外殻管内に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、3つの流路以外の他の1つの流路は、断熱空間を囲む断面環状の流路をなし、他の1つの流路と外殻管との間には、真空領域が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る冷却システムによれば、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路が、外殻管内に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、3つの流路以外の他の1つの流路が、断熱空間を囲む断面環状の流路をなしているので、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路への熱の侵入が低減される。したがって、冷却効率の良い冷却システムが実現可能となる。
また、上記した冷却システムにおいて、熱輻射シールド部は、磁気シールド用冷媒供給路と磁気シールド用冷媒返送路との間において磁気シールド部に直列に接続されており、磁気シールド用冷媒の循環により冷却されることが好ましい。
これにより熱輻射シールド部を磁気シールド用冷媒の循環によって冷却可能となる。つまり、熱輻射シールド部用の冷凍機を磁気シールド用冷凍機とは別に設けなくても、熱輻射シールド部を冷却することが可能となる。従って、冷却システムの簡素化を好適に実現できる。
また、上記した冷却システムにおいて、寒剤凝縮部は、容器内に露出し凝縮用冷媒を通過させるチューブと、容器内に位置しチューブに設けられたジュール・トムソン弁とを有することが好ましい。
これにより寒剤の蒸発が抑えられるので冷却システムの冷却効率を更に向上可能となる。
本発明に係る脳磁計は、脳から発生される磁場を検出するSQUIDセンサと、SQUIDセンサを冷却する冷却システムとを備え、冷却システムは、SQUIDセンサとSQUIDセンサを冷却する寒剤とを収納する容器と、容器内に設けられ、容器内で気化した寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、容器の周囲に設けられ、容器への外部からの輻射熱をシールドする熱輻射シールド部と、容器の周囲に設けられ、容器への外部からの磁気をシールドする磁気シールド部と、磁気シールド部の外側に設けられ、寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、磁気シールド部の外側に設けられ、磁気シールド部を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し磁気シールド部に循環させる磁気シールド用冷凍機と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、凝縮用冷凍機からの凝縮用冷媒を寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、寒剤凝縮部からの凝縮用冷媒を凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、磁気シールド用冷凍機からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド部に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、磁気シールド部からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路を包囲し外部から真空断熱する外殻管とを備え、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路は、外殻管内に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、3つの流路以外の他の1つの流路は、断熱空間を囲む断面環状の流路をなし、他の1つの流路と外殻管との間には、真空領域が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る脳磁計によれば、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路が、外殻管内に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、3つの流路以外の他の1つの流路が、断熱空間を囲む断面環状の流路をなすので、これにより凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路への熱の侵入が低減される。従って、脳磁計に備わる冷却システムの冷却効率を良くすることが可能となるので、高性能な脳磁計が実現可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、冷媒を搬送する接続部分への熱の侵入を低減し、冷却効率の良い冷却システム及び脳磁計が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る脳磁計100を示す概略図である。図2は、図1に示されるII−II線に沿った断面図である。図1に示すように、脳磁計100は、脳から発生される磁場を検出するSQUIDセンサ2と、SQUIDセンサ2を冷却する冷却システム70と、を備える。図1及び図2に示すように、冷却システム70は、容器1、磁気シールド部4、熱輻射シールド部5、寒剤凝縮部6、凝縮用冷凍機7a、磁気シールド用冷凍機7b、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、磁気シールド用冷媒返送管11、及び外殻管20を備える。
図1に示すように、容器1はクライオスタット40の中に収容されている。容器1の内部には寒剤3が貯留されており、容器1の内部に設けられているSQUIDセンサ2は寒剤3によって冷却されている。ここでは、寒剤3として液体ヘリウムが用いられている。
また、容器1の内部において、寒剤3の液面の上方には、寒剤凝縮部6が収容されている。寒剤凝縮部6は、容器1内で気化した寒剤3を再凝縮させる。寒剤凝縮部6は、容器1内に露出し凝縮用冷媒を通過させるチューブ6aと、容器1内に位置しチューブ6aに設けられたジュール・トムソン弁6bとを有する。チューブ6aを通った凝縮用冷媒は、ジュール・トムソン弁6bによって断熱膨張されて温度が低下し、チューブ6aを冷却する。容器1内で気化した寒剤は低温のチューブ6aに接触することで、再液化する。従って、寒剤の蒸発や消費を抑制することが可能となる。また、ジュール・トムソン弁が容器1内に位置する構成により、チューブ6aを効率よく冷却することが可能となる。
寒剤凝縮部6は、凝縮用冷媒供給管8を介して凝縮用冷凍機7aと接続されている。また、寒剤凝縮部6は、凝縮用冷媒返送管9を介して凝縮用冷凍機7aと接続されている。従って、凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9を通じて、凝縮用冷凍機7aからの凝縮用冷媒が寒剤凝縮部6に循環する。
磁気シールド部4は、容器1の周囲に設けられており、容器1への外部からの磁気をシールドする。この磁気シールド部4は、磁気シールド用冷凍機7bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒によって、磁気シールド部4に含まれる超電導体薄層を冷却し超電導状態にすることで、磁気シールド効果を生じさせる。
凝縮用冷凍機7a及び磁気シールド用冷凍機7bによる磁気的及び機械的なノイズがSQUIDに及ばないように、凝縮用冷凍機7a及び磁気シールド用冷凍機7bは、SQUIDから離して設置される。つまり、凝縮用冷凍機7a及び磁気シールド用冷凍機7bは磁気シールド部4の外側に設けられている。
磁気シールド部4は、磁気シールド用冷媒供給管10及び磁気シールド用冷媒返送管11を介して磁気シールド用冷凍機7bと接続されている。従って、磁気シールド用冷媒供給管10及び磁気シールド用冷媒返送管11を通じて、磁気シールド用冷凍機7bからの磁気シールド用冷媒が磁気シールド部4に循環する。
また、熱輻射シールド部5は、容器1の周囲に設けられており、容器1への外部からの輻射熱をシールドする。この熱輻射シールド部5は、磁気シールド用冷凍機7bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒によって冷却されることで、外部からの輻射熱の侵入を抑制する。この熱輻射シールド部5は、磁気シールド用冷媒供給管10と磁気シールド用冷媒返送管11との間において、磁気シールド部4に直列に接続されている。つまり、熱輻射シールド部5は磁気シールド用冷凍機7bに接続されている。このため、熱輻射シールド部5を、磁気シールド用冷媒の循環により冷却することが可能となる。従って、磁気シールド用冷凍機7bとは別に熱輻射シールド部5用の冷凍機を設けなくても、熱輻射シールド部5を冷却することが可能となる。したがって、脳磁計100を簡素化することが可能となる。なお、熱輻射シールド部5は、必ずしも設けられる必要はなく、省略しても構わない。
次に、図2を用いて接続部分12について説明する。接続部分12は、クライオスタット40と、凝縮用冷凍機7a及び磁気シールド用冷凍機7bとを接続する部分である。つまり、クライオスタット40と凝縮用冷凍機7a及び磁気シールド用冷凍機7bとを接続する凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、磁気シールド用冷媒返送管11、及び外殻管20は、接続部分12に含まれる。
凝縮用冷媒供給管8により凝縮用冷媒供給路8aが画成される。凝縮用冷媒供給路8aは、凝縮用冷凍機7aから寒剤凝縮部6への凝縮用冷媒を通過させるガス流路である。また、凝縮用冷媒返送管9により凝縮用冷媒返送路9aが画成される。凝縮用冷媒返送路9aは、寒剤凝縮部6から凝縮用冷凍機7aへの凝縮用冷媒を通過させるガス流路である。つまり、凝縮用冷凍機7aにおいて冷却された凝縮用冷媒は、凝縮用冷媒供給路8aを通って寒剤凝縮部6へ搬送される。そして、寒剤凝縮部6で暖められた凝縮用冷媒は、凝縮用冷媒返送路9aを通って凝縮用冷凍機7aに返送される。このように、凝縮用冷凍機7aにおいて寒剤用冷媒を冷却し寒剤凝縮部6に循環させることで、寒剤凝縮部6が冷却され、容器1内で気化した寒剤の凝縮が行われるので、寒剤の蒸発量が低減される。
また、磁気シールド用冷媒供給管10により磁気シールド用冷媒供給路10aが画成される。磁気シールド用冷媒供給路10aは、磁気シールド用冷凍機7bから磁気シールド部4への磁気シールド用冷媒を通過させるガス流路である。また、磁気シールド用冷媒返送管11は、内管11s及び外管11tで構成され、内管11sと外管11tとで挟まれた断面環状の磁気シールド用冷媒返送路11aを画成する。磁気シールド用冷媒返送路11aは、磁気シールド部4から磁気シールド用冷凍機7bへの磁気シールド用冷媒を通過させるガス流路である。
つまり、磁気シールド用冷凍機7bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒は、磁気シールド用冷媒供給路10aを通って、磁気シールド部4及び熱輻射シールド部5へ搬送される。そして、磁気シールド部4及び熱輻射シールド部5において暖められた磁気シールド用冷媒は、磁気シールド用冷媒返送路11aを通って磁気シールド用冷凍機7bに返送される。このように、磁気シールド部4は、磁気シールド用冷凍機7bにおいて磁気シールド用冷媒を冷却し磁気シールド部4に循環させることで冷却される。なお、凝縮用冷媒及び磁気シールド用冷媒としてヘリウムが用いられる。
凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管10は、内管11sの内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路10aは、外殻管20の内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれ断熱空間50に隣接している。これら3つの凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管10は、互いに平行に延在する構造であり、互いの外側に設けられている。これら3つの管の形状や設けられる位置は、断熱空間50内に収まる範囲内であれば自由に設計可能である。
また、前述のように磁気シールド用冷媒返送路11aは、断熱空間50を囲む内管11sと、内管11sを更に囲む外管11tとで画成されている。従って、磁気シールド用冷媒返送路11aは、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路10a及び断熱空間50を囲む断面環状の流路を成す。
そして、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、及び磁気シールド用冷媒返送管11は、外殻管20に包囲されている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、及び磁気シールド用冷媒返送路11aは、外殻管20に包囲されている。
磁気シールド用冷媒返送管11と外殻管20との間は真空領域60である。このように、外殻管20によって、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、及び磁気シールド用冷媒返送路11aは外部から真空断熱されている。これら4つの流路を外部から真空断熱することで、4つの流路への熱の侵入を低減することができる。
なお、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、磁気シールド用冷媒返送路11a、及び外殻管20のうち、外殻管20の温度が最も高い。さらに、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、及び磁気シールド用冷媒返送路11aの中で、最も温度の高い冷媒が通過する1つの流路によって、他の3つの流路が囲まれていることが好ましい。例えば、ここでは凝縮用冷媒供給路8aの冷媒の温度は10K〜25Kであり、凝縮用冷媒返送路9aの冷媒の温度が10K〜25Kであり、磁気シールド用冷媒供給路10aの冷媒の温度が40K〜60Kであり、及び磁気シールド用冷媒返送路11aの冷媒の温度が60K〜100Kであるので、磁気シールド用冷媒返送路11aによって、他の3つの流路は囲まれている。
凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路10aは磁気シールド用冷媒返送路11aによって囲まれているため、磁気シールド用冷媒返送路11aが熱輻射シールドとして機能し、外殻管20の外側からの凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路10aへの輻射熱の侵入が低減される。従って、冷却効率が良い冷却システム70及びこの冷却システム70を用いた脳磁計100が実現可能となる。また、最も高温の磁気シールド用冷媒返送路11aで、比較的低温の凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路10aを取り囲む構造により、磁気シールド用冷媒返送路11aが上記の熱輻射シールドとしての機能を効果的に奏する。
接続部分12は、1つの流路を断面環状とし、その中空部に残り3つの流路をそれぞれ独立させて別々に通過させる構造としているので、上記3つの流路を画成する管としては、小径のものを採用することができる。従って、接続部分12全体をフレキシブル構造にし易い。
図2において、磁気シールド用冷媒返送路11aが、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、及び断熱空間50を囲む断面環状の流路として説明したが、本発明はこの構成に限られない。凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒返送路11a及び磁気シールド用冷媒供給路10aのうちの3つの流路が、外殻管20の内側に設けられている断熱空間50にそれぞれが囲まれ、3つの流路以外の他の1つの流路が、断熱空間50を囲む断面環状の流路をなし、他の1つの流路と外殻管20との間には、真空領域60が設けられていれば良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る脳磁計300を示す概略図である。図4は、図3に示されるIV−IV線に沿った断面図である。この第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、磁気シールド用冷凍機7bに接続される磁気シールド部4及び熱輻射シールド部5が、冷媒供給管及び冷媒返送管を共用しておらず、互いに独立した冷媒供給管と冷媒返送管とを設けた点である。その他の構成は第1実施形態で述べた構成と同じであるため、その説明は省略する。
図3に示すように、脳磁計300は、脳から発生される磁場を検出するSQUIDセンサ2と、SQUIDセンサ2を冷却する冷却システム71と、を備える。
第1実施形態において接続部分12は凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、磁気シールド用冷媒返送管11、及び外殻管20を含む例を示したが、本実施形態における接続部分13は更に熱輻射シールド用冷媒供給管30と熱輻射シールド用冷媒返送管31とを含む。
そして、第1実施形態において熱輻射シールド部5は、磁気シールド用冷媒供給管10及び磁気シールド用冷媒返送管11を介して磁気シールド用冷凍機7bと接続される例を示したが、本実施形態における熱輻射シールド部5は熱輻射シールド用冷媒供給管30及び熱輻射シールド用冷媒返送管31を介して磁気シールド用冷凍機7bと接続される。
図4に示すように、熱輻射シールド用冷媒供給管30により熱輻射シールド用冷媒供給路30aが画成される。熱輻射シールド用冷媒供給路30aは、磁気シールド用冷凍機7bから熱輻射シールド部5への熱輻射シールド用冷媒を通過させるガス流路である。また、熱輻射シールド用冷媒返送管31により熱輻射シールド用冷媒返送路31aが画成される。熱輻射シールド用冷媒返送路31aは、熱輻射シールド部5から磁気シールド用冷凍機7bへの熱輻射シールド用冷媒を通過させるガス流路である。
つまり、磁気シールド用冷凍機7bにおいて冷却された熱輻射シールド用冷媒は、熱輻射シールド用冷媒供給路30aを通って熱輻射シールド部5へ搬送される。そして、熱輻射シールド部5で暖められた熱輻射シールド用冷媒は、熱輻射シールド用冷媒返送路31aを通って磁気シールド用冷凍機7bに返送される。このように、磁気シールド用冷凍機7bにおいて熱輻射シールド用冷媒を冷却し熱輻射シールド部5に循環させることで、熱輻射シールド部5が冷却され、熱輻射シールド部5は外部から容器1への輻射熱をシールドする。なお、熱輻射シールド用冷媒としてヘリウムが用いられる。
凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、熱輻射シールド用冷媒供給管30、及び熱輻射シールド用冷媒返送管31は、内管11sの内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれ断熱空間50に隣接している。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aは、外殻管20の内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれている。
また、前述のように磁気シールド用冷媒返送路11aは、断熱空間50を囲む内管11sと、内管11sを更に囲む外管11tとで画成されている。従って、磁気シールド用冷媒返送路11aは、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、熱輻射シールド用冷媒返送路31a、及び断熱空間50を囲む断面環状の流路を成す。
凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aは、磁気シールド用冷媒返送路11aによって囲まれている。従って、磁気シールド用冷媒返送路11aは熱輻射シールドとして機能し、外殻管20の外側から凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aへの輻射熱の侵入が低減される。よって、冷却効率が良い冷却システム71及びこの冷却システム71を用いた脳磁計300が実現可能となる。
また、これら6つの流路のうち最も高温の冷媒が通る流路が、比較的低温の冷媒が通る他の5つの流路を取り囲む構造であれば、最も高温の冷媒が通る流路が上記の熱輻射シールドとしての機能を効果的に奏する。
更に、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管10、磁気シールド用冷媒返送管11、熱輻射シールド用冷媒供給管30、及び熱輻射シールド用冷媒返送管31は、外殻管20に包囲されている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、磁気シールド用冷媒返送路11a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aは、外殻管20に包囲されている。
ここで、磁気シールド用冷媒返送管11と外殻管20との間は真空領域60である。つまり、これら6つの流路は外殻管20によって外部から真空断熱されるので、外部から凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、磁気シールド用冷媒返送路11a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aへの熱の侵入を低減することができる。従って、冷却効率が良い冷却システム71及びこの冷却システム71を用いた脳磁計300が実現可能となる。
本実施形態において、磁気シールド用冷媒返送路11aが、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、熱輻射シールド用冷媒返送路31a、及び断熱空間50を囲む断面環状の流路として説明したが、本発明はこの構成に限られない。凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路10a、磁気シールド用冷媒返送路11a、熱輻射シールド用冷媒供給路30a、及び熱輻射シールド用冷媒返送路31aのうちの5つの流路が、外殻管20の内側に設けられている断熱空間50にそれぞれが囲まれており、5つの流路の他の1つの流路が、5つの流路及び断熱空間50を囲む断面環状の流路をなし、他の1つの流路と外殻管20との間には、真空領域60が設けられていれば良い。
本発明の第1実施形態に係る冷却システムを示す概略図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る冷却システムを示す概略図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。
符号の説明
1…容器、2…SQUIDセンサ、3…寒剤、4…磁気シールド部、5…熱輻射シールド部、6…寒剤凝縮部、6a…チューブ、6b…ジュール・トムソン弁、7a…凝縮用冷凍機、7b…磁気シールド用冷凍機、8…凝縮用冷媒供給管、8a…凝縮用冷媒供給路、9…凝縮用冷媒返送管、9a…凝縮用冷媒返送路、10…磁気シールド用冷媒供給管、10a…磁気シールド用冷媒供給路、11…磁気シールド用冷媒返送管、11a…磁気シールド用冷媒返送路、12,13…接続部分、20…外殻管、30…熱輻射シールド用冷媒供給管、30a…熱輻射シールド用冷媒供給路、31…熱輻射シールド用冷媒返送管、31a…熱輻射シールド用冷媒返送路、40…クライオスタット、50…断熱空間、60…真空領域、70,71…冷却システム、100,300…脳磁計。

Claims (4)

  1. SQUIDセンサを冷却する冷却システムであって、
    前記SQUIDセンサと前記SQUIDセンサを冷却する寒剤とを収納する容器と、
    前記容器内に設けられ、前記容器内で気化した前記寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、
    前記容器の周囲に設けられ、前記容器への外部からの輻射熱をシールドする熱輻射シールド部と、
    前記容器の周囲に設けられ、前記容器への外部からの磁気をシールドする磁気シールド部と、
    前記磁気シールド部の外側に設けられ、前記寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し前記寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、
    前記磁気シールド部の外側に設けられ、前記磁気シールド部を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し前記磁気シールド部に循環させる磁気シールド用冷凍機と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記凝縮用冷凍機からの前記凝縮用冷媒を前記寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記寒剤凝縮部からの前記凝縮用冷媒を前記凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、
    前記磁気シールド用冷凍機からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド部に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、
    前記磁気シールド部からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、
    前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路を真空断熱する外殻管と、を備え、
    前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路は、前記外殻管の内側に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、
    前記3つの流路以外の他の1つの流路は、前記断熱空間を囲む断面環状の流路をなし、
    前記他の1つの流路と前記外殻管との間には、真空領域が設けられていることを特徴とする冷却システム。
  2. 前記熱輻射シールド部は、前記磁気シールド用冷媒供給路と前記磁気シールド用冷媒返送路との間において前記磁気シールド部に直列に接続されており、前記磁気シールド用冷媒の循環により冷却されることを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記寒剤凝縮部は、前記容器内に露出し前記凝縮用冷媒を通過させるチューブと、前記容器内に位置し前記チューブに設けられたジュール・トムソン弁とを有することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  4. 脳から発生される磁場を検出するSQUIDセンサと、前記SQUIDセンサを冷却する冷却システムと、を備える脳磁計であって、
    前記冷却システムは、
    前記SQUIDセンサと前記SQUIDセンサを冷却する寒剤とを収納する容器と、
    前記容器内に設けられ、前記容器内で気化した前記寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、
    前記容器の周囲に設けられ、前記容器への外部からの輻射熱をシールドする熱輻射シールド部と、
    前記容器の周囲に設けられ、前記容器への外部からの磁気をシールドする磁気シールド部と、
    前記磁気シールド部の外側に設けられ、前記寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し前記寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、
    前記磁気シールド部の外側に設けられ、前記磁気シールド部を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し前記磁気シールド部に循環させる磁気シールド用冷凍機と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記凝縮用冷凍機からの前記凝縮用冷媒を前記寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記寒剤凝縮部からの前記凝縮用冷媒を前記凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、
    前記磁気シールド用冷凍機からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド部に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、
    前記磁気シールド部からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、
    前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路を包囲し外部から真空断熱する外殻管と、を備え、
    前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路のうちの3つの流路は、前記外殻管内に設けられている断熱空間にそれぞれが囲まれており、
    前記3つの流路以外の他の1つの流路は、前記断熱空間を囲む断面環状の流路をなし、
    前記他の1つの流路と前記外殻管との間には、真空領域が設けられていることを特徴とする脳磁計。
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