JP5085454B2 - 生体磁場計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体磁場計測装置に関する。
従来、このような分野の技術として、超伝導量子干渉計(Superconducting Quantum Interference Device:SQUID)センサを用いた生体磁場計測装置が知られている。SQUIDセンサは、生体磁場を検出する際に液体ヘリウムを用いて冷却される。液体ヘリウムの沸点は4.2Kであり絶えず蒸発しているため、このような生体磁場計測装置では、SQUIDセンサを冷却するための液体ヘリウムを補充する必要がある。また、液体ヘリウムは比較的高価であり希少な資源である。従って、液体ヘリウムの補充による年間消費金額の増加は、このような生体磁場計測装置の普及を阻害する一要因である。
一方、核磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging, 以下MRIと略す)に用いられる超電導磁石も液体ヘリウムを用いて冷却される。MRIは、4Kの極低温冷凍機を搭載することで液体ヘリウムの蒸発を防ぐ。しかし、脳磁計はMRIに比べて極低温冷凍機の機械的及び磁気的なノイズを許容できないので、脳磁計に極低温冷凍機を搭載することはできない。
そこで、液体ヘリウムの蒸発を抑制する冷却システムとして、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1の冷媒循環装置は、液体ヘリウムを貯留する容器とヘリウムガスを再液化させる冷凍機とを接続する接続部分を備える。容器内で気化したヘリウムガスは接続部分を介して冷凍機に送られた後、再液化されて容器に返送されるので、容器に補充すべき液体ヘリウムが減少する。このように特許文献1の冷却システムでは、冷凍機をSQUIDから離して設置することで、冷凍機による磁気的なノイズがSQUIDに及ばないようにしている。そして、冷凍機からの極低温のヘリウムは、接続部分を介して容器側に搬送することとしている。
特開2005−291629号公報
しかし、このような接続部分を介して低温の冷媒を搬送する従来の冷却システムでは、接続部分への熱の侵入が冷却効率を低下させるため、この熱の侵入を低減させることが望まれる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、冷媒を搬送する接続部分への熱の侵入を低減して冷却効率を高めることが可能な生体磁場計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る生体磁場計測装置は、生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、SQUIDセンサとこのSQUIDセンサを冷却するための寒剤とを収納する容器と、容器内に設けられ、容器内で気化した寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、SQUIDセンサを収納した容器の周囲に設けられ、SQUIDセンサを外部の磁気から遮蔽するための磁気シールド体と、磁気シールド体の外側に設けられ、寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、磁気シールド体の外側に設けられ、磁気シールド体を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し磁気シールド体に循環させる磁気シールド用冷凍機と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、凝縮用冷凍機からの凝縮用冷媒を寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、寒剤凝縮部と凝縮用冷凍機とを接続し、寒剤凝縮部からの凝縮用冷媒を凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、磁気シールド用冷凍機からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド体に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、磁気シールド体からの磁気シールド用冷媒を磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路を囲み真空断熱する外殻管と、を備え、磁気シールド用冷媒返送路は、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、及び磁気シールド用冷媒供給路を囲む断面環状の流路をなし、磁気シールド用冷媒返送路の外周表面には、断熱材が被覆されていることを特徴とする。
このような生体磁場計測装置によれば、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路が、その周囲を囲む外殻管によって真空断熱され、さらにこれらの4本の管路のうち最も外側に配置される磁気シールド用冷媒返送路の外周表面に断熱材が被覆されているため、容器と冷凍機との間で冷媒を搬送する接続部分への熱の侵入を低減させることができ、冷却効率を高めることができる。また、冷媒を搬送する4本の管路が外殻管によって1本に取りまとめられるため、接続部分をコンパクト化することができ、接続部分のハンドリング(取り回し)を簡便に行うことができる。
また、磁気シールド用冷媒返送路の外周表面と断熱材との間、及び断熱材の表面の少なくとも一方には、磁気シールド用冷媒返送路と外殻管との直接接触を防止するためのスペーサが設けられることが好適である。
この構成により、スペーサが、磁気シールド用冷媒返送路と外殻管との直接接触を防止するため、外部から磁気シールド用冷媒返送路への熱伝導を抑制することができ、冷却効率をより一層高めることができる。
また、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、及び磁気シールド用冷媒供給路には、断熱材が被覆されていることが好適である。これにより、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、及び磁気シールド用冷媒供給路が、外殻管により真空断熱される上にさらに断熱材により断熱されるため、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、及び磁気シールド用冷媒供給路への熱の侵入をさらに低減させることができ、断熱効果を向上させて冷却効率をより一層高めることができる。
また、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、及び磁気シールド用冷媒供給路とそれぞれに被覆された断熱材との間、並びに断熱材のそれぞれの表面の少なくとも一方に、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路の内周表面の間での直接接触を防止するためのスペーサが設けられることが好適である。
この構成により、スペーサが、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路の間での直接接触を防止するため、凝縮用冷媒供給路、凝縮用冷媒返送路、磁気シールド用冷媒供給路、及び磁気シールド用冷媒返送路の間での相互の接触による熱伝導を防止することができ、冷却効率をより一層高めることができる。
本発明に係る生体磁場計測装置によれば、冷媒を搬送する接続部分への熱の侵入を低減して冷却効率を高めることができる。
以下、本発明に係る生体磁場計測装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、特に明示する場合を除き、上下方向は説明図面中の方向を示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る脳磁計(生体磁場計測装置)の断面図であり、図2は、図1中の冷凍機、多重配管、及び寒剤凝縮部の詳細を示す概略図であり、図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、図4は、図3中のMLIの階層構成を表す模式図であり、図5は、図3中のスペーサの階層構成を表す模式図である。
図1に示すように、脳磁計100は、計測ユニット1内の計測位置Hに頭が位置するように被験者Pを着座させ、当該被験者Pの脳の神経活動に伴って発生する微弱な磁場を非接触で計測、解析する装置である。この計測ユニット1は、計測位置Hの周囲に配置され、脳で発生する磁場を検出するSQUIDセンサ3を複数備えている。この脳磁計100では、被験者Pの脳の様々な位置から発生する磁場を検出するため、数十個〜数百個(64個,128個,256個など)といった多数の上記SQUIDセンサ3が、被験者Pの頭部表面の所望の位置に配置されるように、ヘルメット型のセンサホルダ4に固定されている。
計測ユニット1は、SQUIDセンサ3を冷却するため、このSQUIDセンサ3と液体ヘリウム(寒剤)5とを収納する断熱容器のデュワー(容器)7を備えている。SQUIDセンサ3は、センサホルダ4に装着されてデュワー7の底部に沿って固定され、デュワー7内に貯留されている液体ヘリウム5によって冷却される。
また、デュワー7の内部において、液体ヘリウム5の液面の上方には、寒剤凝縮部6が収容されている。寒剤凝縮部6は、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5を再凝縮させる。寒剤凝縮部6は、図2に示すように、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5を再凝縮させるための凝縮用冷媒(例えば、ヘリウム)を通過させるチューブ6aと、このチューブ6aに設けられたジュール・トムソン弁6bと、ジュール・トムソン弁6bの下流側でチューブ6aと接続し、デュワー7内に露出し、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5と凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器6cと、ジュール・トムソン弁6bより上流側のチューブ6aと、凝縮熱交換器6cより下流側のチューブ6aとの間で熱交換を行う熱交換器6dと、を有する。
チューブ6aを通った凝縮用冷媒は、ジュール・トムソン弁6bによって断熱膨張されて温度が約4〜5Kまで低下し、下流側の凝縮熱交換器6cを冷却する。デュワー7内で気化した液体ヘリウム5は、低温の凝縮熱交換器6cに接触することで再液化する。従って、液体ヘリウム5の蒸発や消費を抑制することが可能となる。また、ジュール・トムソン弁6bがデュワー7内に位置する構成により、凝縮用冷媒を凝縮熱交換器6cへ導入する直前で低温化すればよいので、凝縮熱交換器6cを効率よく冷却することが可能となる。
寒剤凝縮部6は、図1に示すように多重配管16を介して冷凍機2と接続されている。より詳細には、図2に示すように、寒剤凝縮部6は、多重配管16内の凝縮用冷媒供給管8を介して凝縮用冷凍機2aと接続されている。また、寒剤凝縮部6は、多重配管16内の凝縮用冷媒返送管9を介して凝縮用冷凍機2aと接続されている。従って、凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9を通じて、凝縮用冷凍機2aからの凝縮用冷媒が寒剤凝縮部6に循環する。凝縮用冷凍機2aは例えばGM冷凍機である。
計測ユニット1は、さらに、図1に示すようにデュワー7を包囲するように配置されると共に、被験者Pを覆う筒型体15を備えている。なお、筒型体15とデュワー7との間には真空断熱層19が配置される。
この脳磁計100では、被験者Pの脳で発生する極めて微弱な磁場を検出する必要があるので、計測位置Hの近傍から外部磁場の影響を除去する必要がある。このため、筒型体15は、筒軸線Aが計測位置Hを通るように配置された筒状の磁気シールド体11を備えている。磁気シールド体11は、デュワー7を包囲して筒型体15の外筒部15aに支持されると共に、筒型体15の上下寸法とほぼ同じ寸法で延在し、外筒部15aと内筒部15bとの間の間隙に内蔵されている。また、計測位置Hは、筒軸線A上に位置すると共に、上下方向においても磁気シールド体11の全長のほぼ中央に位置している。
この磁気シールド体11は、ニッケルからなる円筒状の基板11aと、当該基板11aの内壁面全体に成膜されたシールド膜11bとを備えている。シールド膜11bは、ビスマス系酸化物超伝導体からなり、磁束侵入長よりも十分に大きい膜厚を有している。ここで、シールド膜11bに用いられるビスマス系酸化物超伝導体としては、例えば、組成式Bi2Sr2Ca2Cu3Oxで表されるBi2223、或いは、組成式Bi2Sr2CaCu2Oxで表されるBi2212が好適に採用される。
磁気シールド体11には、その外壁面に沿って磁気シールド用冷媒(例えば、ここではヘリウム)を流通させる冷媒管(図示せず)が設けられており、この冷媒管に、冷凍機ユニット2の磁気シールド用冷凍機2bから送出される極低温の冷媒を循環させることで、磁気シールド体11のシールド膜11bが、超伝導転移温度まで冷却され、完全反磁性を発揮する。そして、このシールド膜11bの完全反磁性によって、磁気シールド体11に包囲された計測位置Hが外部磁場から遮蔽されるので、SQUIDセンサ3においては外部磁場によるノイズをほとんど排除した状態で微弱な磁場計測が可能になる。
磁気シールド体11は、図2に示すように、多重配管16内の磁気シールド用冷媒供給管12及び磁気シールド用冷媒返送管13を介して磁気シールド用冷凍機2bと接続されている。従って、磁気シールド用冷媒供給管12及び磁気シールド用冷媒返送管13を通じて、磁気シールド用冷凍機2bからの磁気シールド用冷媒が磁気シールド体11に循環する。磁気シールド用冷凍機2bは例えばGM冷凍機である。
熱輻射シールド部14は、図2に示すように、デュワー7の周囲に設けられており、デュワー7への外部からの輻射熱をシールドする。この熱輻射シールド部14は、磁気シールド用冷凍機2bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒によって冷却されることで、外部からの輻射熱の進入を抑制する。この熱輻射シールド部14は、磁気シールド用冷媒供給管12と磁気シールド用冷媒返送管13との間において、磁気シールド体11に直列に接続されている。このため、熱輻射シールド部14を、磁気シールド用冷媒により冷却することが可能となる。従って、磁気シールド用冷凍機2bとは別に熱輻射シールド部14用の冷凍機を設けなくても、熱輻射シールド部14を冷却することが可能となる。したがって、脳磁計100を簡素化することが可能となる。なお、熱輻射シールド部14は、必ずしも設けられる必要はなく、省略しても構わない。
なお、当然ながら、この脳磁計100は、シールド膜11bの下部臨界磁場を超えない外部磁場の環境下で使用される。また、磁場の発生源ともなる凝縮用冷凍機2a及び磁気シールド用冷凍機2bからなる冷凍機ユニット2は、当然ながら、磁気シールド体11の外側に設けられており、例えば約10mの多重配管16を経て配置されている。
次に、図3〜図5を参照して多重配管16について説明する。多重配管16は、計測ユニット1と冷凍機2とを接続する接続部分であり、図3に示すように、計測ユニット1と凝縮用冷凍機2aとを接続する凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9、計測ユニット1と磁気シールド用冷凍機2bとを接続する磁気シールド用冷媒供給管12及び磁気シールド用冷媒返送管13、並びにこれらの管路を囲む外殻管22を備える。
凝縮用冷媒供給管8により凝縮用冷媒供給路8aが画成される。凝縮用冷媒供給路8aは、凝縮用冷凍機2aから寒剤凝縮部6への凝縮用冷媒を通過させるガス流路である。また、凝縮用冷媒返送管9により凝縮用冷媒返送路9aが画成される。凝縮用冷媒返送路9aは、寒剤凝縮部6から凝縮用冷凍機2aへの凝縮用冷媒を通過させるガス流路である。つまり、凝縮用冷凍機2aにおいて冷却された凝縮用冷媒は、凝縮用冷媒供給路8aを通って寒剤凝縮部6へ搬送される。そして、寒剤凝縮部6で暖められた凝縮用冷媒は、凝縮用冷媒返送路9aを通って凝縮用冷凍機2aに返送される。このように、凝縮用冷凍機2aにおいて寒剤用冷媒を冷却し寒剤凝縮部6に循環させることで、寒剤凝縮部6が冷却され、デュワー7内で気化した寒剤の凝縮が行われるので、寒剤の蒸発量が低減される。
また、磁気シールド用冷媒供給管12により磁気シールド用冷媒供給路12aが画成される。磁気シールド用冷媒供給路12aは、磁気シールド用冷凍機2bから磁気シールド体11への磁気シールド用冷媒を通過させるガス流路である。また、磁気シールド用冷媒返送管13は、内管13s及び外管13tで構成され、内管13sと外管13tとで挟まれた断面環状の磁気シールド用冷媒返送路13aを画成する。磁気シールド用冷媒返送路13aは、磁気シールド体11から磁気シールド用冷凍機2bへの磁気シールド用冷媒を通過させるガス流路である。
つまり、磁気シールド用冷凍機2bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒は、磁気シールド用冷媒供給路12aを通って、磁気シールド体11及び熱輻射シールド部14へ搬送される。そして、磁気シールド体11及び熱輻射シールド部14において暖められた磁気シールド用冷媒は、磁気シールド用冷媒返送路13aを通って磁気シールド用冷凍機2bに返送される。このように、磁気シールド体11は、磁気シールド用冷凍機2bにおいて磁気シールド用冷媒を冷却し磁気シールド体11に循環させることで冷却される。なお、凝縮用冷媒及び磁気シールド用冷媒としてヘリウムが用いられる。
凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12は、内管13sの内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aは、外殻管22の内側に設けられている真空の断熱空間50にそれぞれが囲まれ断熱空間50に隣接している。これら3つの凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12は、互いに平行に延在する構造であり、互いの外側に設けられている。これら3つの管の形状や設けられる位置は、断熱空間50内に収まる範囲内であれば自由に設計可能である。
また、前述のように磁気シールド用冷媒返送路13aは、断熱空間50を囲む内管13sと、内管13sを更に囲む外管13tとで画成されている。従って、磁気シールド用冷媒返送路13aは、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12a及び断熱空間50を囲む断面環状の流路を成す。
そして、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、磁気シールド用冷媒供給管12、及び磁気シールド用冷媒返送管13は、外殻管22に包囲されている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aは、外殻管22に包囲されている。
磁気シールド用冷媒返送管13と外殻管22との間は真空領域60である。このように、外殻管22によって、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aは外部から真空断熱されている。多重配管16は、これら4つの流路を外部から真空断熱することで、4つの流路への熱の侵入を低減させることができる。
なお、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路12a、磁気シールド用冷媒返送路13a、及び外殻管22のうち、外殻管22の温度が最も高い。さらに、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aの中で、最も温度の高い冷媒が通過する1つの流路によって、他の3つの流路が囲まれていることが好ましい。例えば、ここでは凝縮用冷媒供給路8aの冷媒の温度は10K〜25Kであり、凝縮用冷媒返送路9aの冷媒の温度が10K〜25Kであり、磁気シールド用冷媒供給路12aの冷媒の温度が40K〜60Kであり、及び磁気シールド用冷媒返送路13aの冷媒の温度が60K〜100Kであるので、磁気シールド用冷媒返送路13aによって、他の3つの流路は囲まれている。
凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aは磁気シールド用冷媒返送路13aによって囲まれているため、磁気シールド用冷媒返送路13aが熱輻射シールドとして機能し、外殻管22の外側からの凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aへの輻射熱の侵入が低減される。従って、冷却効率が良い冷凍機2及びこの冷凍機2を用いた脳磁計100が実現可能となる。また、最も高温の磁気シールド用冷媒返送路13aで、比較的低温の凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aを取り囲む構造により、磁気シールド用冷媒返送路13aが上記の熱輻射シールドとしての機能を効果的に奏する。
また、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12は、図3に示すように、多層断熱(multilayer insulation:MLI)材20aで被覆されている。従って、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aには、MLI材20aが被覆されている。
MLI材20aは、例えば図4に示すように、ポリエステルフィルムの表面にアルミニウムを蒸着させたアルミ蒸着フィルム31と、ポリエステルネット32とを交互に多層重ね合わせて構成される。MLI材20aの層数は、一組のアルミ蒸着フィルム31及びポリエステルネット32を1層として例えば20層である。アルミ蒸着フィルム31は、高温側からの侵入熱をシールドするための放射シールド材の一例であり、ポリエステルネット32は、多層重ねられたアルミ蒸着フィルム31同士が直接接触するのを防止するスペーサの一例である。MLI材20aは、このような構成によって高温側からの輻射熱を遮蔽することができるので、外側から凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aへの輻射熱の侵入をより一層低減させることができる。
また、本実施形態では、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12は、それぞれフレキシブルチューブで構成されている。冷凍機2の作動時には、各管内に高圧のヘリウムガスが流入するため、ヘリウムガスの圧力によりフレキシブルチューブが外側に膨張してしまう可能性がある。そこで、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12と、それぞれを被覆するMLI材20aとの間には、ステンレス網材などで作成されたブレード(図示せず)が設けられている。このブレードにより各管の形状を維持することができる。
さらに、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12には、図3に示すように、被覆したMLI材20aの外側にスペーサ21aがそれぞれ設けられている。スペーサ21aは、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12が、相互に又は磁気シールド用冷媒返送路13aの内管13sに直接接触して熱が伝導するのを防止するための部材である。スペーサ21aは、具体的には、例えば図5に示すように、上述のポリエステルネット32を10層重ね合わせて構成される。
なお、スペーサ21aは、図3に示すように、本実施形態ではMLI材20aの外側に設けられているが、MLI材20aと入れ替えて、凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9、及び磁気シールド用冷媒供給管12と、これを被覆するMLI材20aとの間に設けられるよう構成してもよいし、MLI材20aの外側及び内側の両方に設けられるよう構成してもよい。
一方、図3に示すように、磁気シールド用冷媒返送路13aの外管13tの外周面にも、スペーサ21bが設けられている。このスペーサ21bは、磁気シールド用冷媒返送路13aと外殻管22との直接接触を防止するための部材であり、上述のスペーサ21aと同様に図5に示すような構成をとる。
このスペーサ21bの外側にはMLI材20bが被覆されている。このMLI材20bも、上述のMLI材20aと同様に図4に示すような構成をとる。上述のように、外殻管22の外側からの凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aへの輻射熱の侵入を低減するための熱輻射シールドとして機能する磁気シールド用冷媒返送路13aの外側に、輻射熱を防止するためのMLI材20bをさらに配置することによって、外部からの輻射熱の侵入をより一層低減させることができる。
ここで、磁気シールド用冷媒返送路13aの場合のみ、MLI材20bがスペーサ21bの外側に配置されている。この理由は、輻射熱が温度の4乗に比例するので、MLI材20bをなるべく常温に近い位置に配置するほど断熱効果を向上させることができるためである。しかしながら、MLI材20bとスペーサ21bとの配置を入れ替えて、スペーサ21bをMLI材20bより外側に配置するよう構成することも可能である。また、スペーサ21bをMLI材20bの外側及び内側の両方に設けるよう構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る脳磁計100によれば、冷凍機2と接続する凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aが、その周囲を囲む外殻管22によって真空断熱され、さらにこれらの4本の管路8a,9a,12a,13aのうち最も外側に配置される磁気シールド用冷媒返送路13aの外周表面にMLI材20bが被覆されているため、多重配管16への熱の侵入を低減させることができ、冷却効率を高めることができる。また、多重配管16内で冷媒を搬送する4本の管路8a,9a,12a,13aが外殻管22によって1本に取りまとめられるため、多重配管16をコンパクト化することができ、多重配管16のハンドリング(取り回し)を簡便に行うことができる。
また、磁気シールド用冷媒返送路13aの外周表面とMLI材20bとの間、及びMLI材20bの表面の少なくとも一方に、磁気シールド用冷媒返送路13aと外殻管22との直接接触を防止するためのスペーサ21bが設けられるため、外部から磁気シールド用冷媒返送路13aへの熱伝導を抑制することができ、冷却効率をより一層高めることができる。
また、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aには、MLI材20aが被覆されているため、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aが、外殻管22により真空断熱される上にさらにMLI材20aにより断熱され、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aへの熱の侵入をさらに低減させることができ、断熱効果を向上させて冷却効率をより一層高めることができる。
また、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12aとそれぞれに被覆されたMLI材20aとの間、並びにMLI材20aのそれぞれの表面の少なくとも一方に、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aの内管13sの間での直接接触を防止するためのスペーサ21aが設けられるため、スペーサ21aが、凝縮用冷媒供給路8a、凝縮用冷媒返送路9a、及び磁気シールド用冷媒供給路12a、及び磁気シールド用冷媒返送路13aの間で、相互の接触による熱伝導を防止して、冷却効率をより一層高めることができる。
多重配管16は、1つの流路を断面環状とし、その中空部に残り3つの流路をそれぞれ独立させて別々に通過させる構造としているので、上記3つの流路を画成する管としては、小径のものを採用することができる。従って、多重配管16全体をフレキシブル構造にし易い。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では脳磁計100について説明したが、本発明は心磁計など他の生体磁場計測装置にも適用可能である。
また、アルミ蒸着フィルム31は、他の放射シールド材と代替可能であり、ポリエステルネット32は、他のスペーサ材料と代替可能である。
また、MLI材20a,20bは、重ねられた放射シールド材の間で温度差を作ることさえできれば図4に示した構成以外でもよく、例えば、片面蒸着の放射シールド材や、ディンプル加工した放射シールド材を多層重ね合わせて構成することも可能である。
また、スペーサ21a,21bも、図5に示した構成以外でもよく、例えばテフロン(登録商標)チューブをらせん状に巻きつける形態でもよい。
本発明の一実施形態に係る脳磁計の断面図である。 図1中の冷凍機、多重配管、及び寒剤凝縮部の詳細を示す概略図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図3中のMLI材の階層構成を示す模式図である。 図3中のスペーサの階層構成を示す模式図である。
符号の説明
2a…凝縮用冷凍機、2b…磁気シールド用冷凍機、3…SQUIDセンサ、5…液体ヘリウム(寒剤)、6…寒剤凝縮部、7…デュワー(容器)、8a…凝縮用冷媒供給路、9a…凝縮用冷媒返送路、11…磁気シールド体、12a…磁気シールド用冷媒供給路、13a…磁気シールド用冷媒返送路、13s…内管(内周表面)、13t…外管(外周表面)、16…多重配管(接続部分)、20a,20b…多層断熱(MLI)材(断熱材)、21a,21b…スペーサ、22…外殻管、100…脳磁計(生体磁場計測装置)。

Claims (4)

  1. 生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、
    前記SQUIDセンサと該SQUIDセンサを冷却するための寒剤とを収納する容器と、
    前記容器内に設けられ、前記容器内で気化した前記寒剤を再凝縮させる寒剤凝縮部と、
    前記SQUIDセンサを収納した前記容器の周囲に設けられ、前記SQUIDセンサを外部の磁気から遮蔽するための磁気シールド体と、
    前記磁気シールド体の外側に設けられ、前記寒剤凝縮部を冷却するための凝縮用冷媒を冷却し前記寒剤凝縮部に循環させる凝縮用冷凍機と、
    前記磁気シールド体の外側に設けられ、前記磁気シールド体を冷却するための磁気シールド用冷媒を冷却し前記磁気シールド体に循環させる磁気シールド用冷凍機と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記凝縮用冷凍機からの前記凝縮用冷媒を前記寒剤凝縮部に搬送する凝縮用冷媒供給路と、
    前記寒剤凝縮部と前記凝縮用冷凍機とを接続し、前記寒剤凝縮部からの前記凝縮用冷媒を前記凝縮用冷凍機に返送する凝縮用冷媒返送路と、
    前記磁気シールド用冷凍機からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド体に搬送する磁気シールド用冷媒供給路と、
    前記磁気シールド体からの前記磁気シールド用冷媒を前記磁気シールド用冷凍機に返送する磁気シールド用冷媒返送路と、
    前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路を囲み真空断熱する外殻管と、を備え、
    前記磁気シールド用冷媒返送路は、前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、及び前記磁気シールド用冷媒供給路を囲む断面環状の流路をなし、
    前記磁気シールド用冷媒返送路の外周表面には、断熱材が被覆されていることを特徴とする生体磁場計測装置。
  2. 前記磁気シールド用冷媒返送路の前記外周表面と前記断熱材との間、及び前記断熱材の表面の少なくとも一方には、前記磁気シールド用冷媒返送路と前記外殻管との直接接触を防止するためのスペーサが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の生体磁場計測装置。
  3. 前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、及び前記磁気シールド用冷媒供給路には、断熱材が被覆されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の生体磁場計測装置。
  4. 前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、及び前記磁気シールド用冷媒供給路とそれぞれに被覆された前記断熱材との間、並びに前記断熱材のそれぞれの表面の少なくとも一方に、前記凝縮用冷媒供給路、前記凝縮用冷媒返送路、前記磁気シールド用冷媒供給路、及び前記磁気シールド用冷媒返送路の内周表面の間での直接接触を防止するためのスペーサが設けられることを特徴とする、請求項3に記載の生体磁場計測装置。
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