JP4908138B2 - プローブ検査装置 - Google Patents

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    • G01R31/2891Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks related to sensing or controlling of force, position, temperature

Description

本発明は、プローブカードのプローブ針を修正する作業の支援に利用されるプローブ検査装置に関する。
従来、半導体ウェハの表面に形成された半導体装置の電気的特性をテストするため、LSI(Large Scale Integration)テスタ装置とプローブ装置とが組み合わされて使用されている。通常、テスト対称となる半導体ウェハの表面には多数の半導体装置が配列されて形成されており、その半導体装置の各々の表面には所定パターンで多数の電極パッドが形成されている。
半導体ウェハの表面の半導体装置を電気的にテストするためには、その複数の電極パッドに一度に導通する必要がある。そこで、プローブ装置は、その半導体ウェハの表面の半導体装置の所定の電極パッドに一度に導通するため、プローブカードという検査治具が装着されている。プローブカードは、半導体ウェハの表面の半導体装置の所定の電極パッドの配列に対応して多数のプローブ針が配列されているので、そのプローブ針が半導体ウェハの表面の半導体装置の必要な電極パッドに一対一に導通する。
しかし、プローブカードの取扱い方や修理状態等が悪い場合には、プローブ針の先端位置が正常な位置からずれることがある。この場合、ずれたプローブ針の先端は半導体装置の対応する電極パッドの適正な位置に接触しないので、電気的特性のテストを正常に行えない。
このため、プローブ装置で半導体ウェハの表面の半導体装置の電気的特性をテストするとき、プローブ針の先端を半導体装置の電極パッドに圧接させて針跡をつけ、その半導体装置の電極パッドを顕微鏡で観察して適切な位置に針跡がついているかを確認することも実施されている。この場合、針跡の位置が適切であれば電気的特性のテストを開始するが、適切でなければプローブカードの修正が必要となる。
例えば、電極パッドの範囲をはみ出した位置に針跡がついていたり、電極パッドの範囲内であっても、隅の片寄った位置に針跡がある、などの場合には、まず、位置ズレしているプローブ針の位置を専用の記録シートに記録し、位置ズレのあるプローブカードを記録シートに基づいて修正することになる。
しかし、近年は半導体装置の微細化と高密度化に伴い、電極パッドの面積と間隔が小さくなってきている。それに伴い、プローブ針の細さ、プローブ針の間隔の狭さ、プローブ針の本数の多さ、なども進展しているため、プローブ針を修正することが困難となっている。
このため、プローブ針を修正するときは、例えば、半導体ウェハの表面の半導体装置の電気的特性をテストする業者が、専門の外部業者に委託するなどの形態で実施されている。この時、プローブカードを記録シートとともに外部業者に渡し、外部業者で位置ズレが修正されたプローブカードを受け入れる。プローブカードの受入れ後は、再び、針跡の検査を行うこととなる。
ここで、プローブ検査装置の第1の従来例を、図8ないし図10を参照して以下に説明する。図8はプローブ検査装置の全体の外観を示す正面図、図9はプローブ検査装置の要部の組立構造を示す模式図、図10は針先イメージの表示画像を示す正面図、である。なお、図7に示すプローブ検査装置は、本体カバー43の内部に図8に示す要部が内蔵されている。
第1の従来例のプローブ検査装置では、プローブカード36のプローブ針37を透明ガラス平板34に押し当て、光学顕微鏡38およびCCD(Charge Coupled Device)カメラ39からなる針先観察装置により針先を画像認識し、その画像データをパターン処理した後にCRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイ47で表示する。
このとき、プローブカード36の向きに合わせて表示画像を表(針先)イメージと裏(電極パッド)イメージの両者に任意に切り換え可能とすることにより、例えば、針先の矯正を行なうとき等に画像とプローブカード36のプローブ針37との位置を合わせる。
上記のプローブ検査装置において、プローブカード36を検査する場合には、まず、プローブカード36のプローブ針37を下に向けて、図10に示すように、プローブ針37毎に針先イメージをコンピュータ装置で処理・保存する。つぎに、プローブ針37を修正する場合には、図7に示すように、プローブカード36を装着したホルダ35を矢印Cの方向に180度反転させ、プローブ針37が上を向く状態にして修正を行う(例えば、特許文献1参照)。
つぎに、第2の従来例を図11および図12を参照して以下に説明する。図11はプローブ検査装置の全体を示す模式的な正面図、図12は針先イメージの表示画像を示す正面図、である。
第2の従来例のプローブ検査装置は、半導体ウェハの表面に形成された半導体装置の電気的特性をテストするシステム(図示せず)において、半導体ウェハ上の半導体装置の電極パッドにプローブカード36のプローブ針37を適切に当接させるための位置合わせ、すなわちアライメントを行うためのものである。
電気的特性をテストするシステムでは、半導体ウェハを半導体装置が上面に位置するように配置し、プローブカード36をプローブ針37が下面に位置するように配置する。このため、第2の従来例のプローブ検査装置では、プローブカード36のプローブ針37をカメラ14が下方から撮像する構造となっている。そして、半導体ウェハの表面に形成された半導体装置の電極パッドの画像を事前に記憶しておき、図12に示すように、カメラ14で撮像されたプローブ針37の画像を電極パッドの画像に重ね合わせてディスプレイに表示する。
そして、その画像においてプローブ針37の先端が電極パッドに適切に位置するようにウェハステージ15の位置を調整することで、このウェハステージ15に保持される半導体ウェハ(図示せず)の半導体装置の電極パッドにプローブ針37の先端が適切に当接するようにする(例えば、特許文献2参照)。
つぎに、第3の従来例を図13および図14を参照して以下に説明する。図13はプローブ検査装置の全体を示す模式図、図14は針先イメージの表示画像を示す正面図、である。
第3の従来例のプローブ検査装置も、第2の従来例と同様に、半導体ウェハの表面の半導体装置の電気的特性をテストするシステム(図示せず)において、半導体装置の電極パッドにプローブカード36のプローブ針37を適切に当接させるアライメントを行うためのものである。
このため、第3の従来例のプローブ検査装置も、図13に示すように、プローブカード36をプローブ針37が下方に位置する状態に保持する構造となっている。このプローブ検査装置では、半導体ウェハ10の半導体装置の電極パッド10aにプローブカード36のプローブ針37を圧接させてから、その電極パッド10aをカラーカメラ8で撮像し、図13に示すように、針痕の画像をディスプレイ11に表示する。
このディスプレイ11には十字型のポインタも表示されるので、そのポインタを針痕の中央に移動させ、その位置データを登録する。その位置データに対応してウェハステージ15の位置を制御することにより、半導体ウェハ10の半導体装置の電極パッド10aにプローブ針37の先端が適切に当接するようにする(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−166891号公報 特開平8−37211号公報 特開2004−63877号公報
第1の従来例のプローブ検査装置では、修正作業を行うときにプローブ針37の画像がリアルタイムに表示されない。このため、もしも画像を参照してプローブ針37をピンセットで修正するとしても、修正作業を完了してからホルダ35を元に戻し、全部のプローブ針37の画像を撮像して修正具合を確認することを、修正が適切に完了するまで繰り返す必要がある。
第2および第3の従来例のプローブ検査装置は、半導体ウェハ上の半導体装置の電極パッドとプローブカード36のプローブ針37とのアライメントを行うためのものであり、プローブカード36はプローブ針37が下面に位置するように配置されているため、この状態でプローブ針37をピンセットなどで修正することは困難である。
しかも、第2の従来例のプローブ検査装置では、アライメントのために1個の半導体装置の全体を画面に表示させるので、電極パッドやプローブ針37の画像は小さく表示されることになる。このため、もしも画像を参照してプローブ針37をピンセットで修正するとしても、その作業が非常に困難である。
第3の従来例のプローブ検査装置では、画面にプローブ針37により針痕が付けられた電極パッド10aの画像しか表示されず、画面にプローブ針37は表示されない。このため、もしも画像を参照してプローブ針37をピンセットで修正するとしても、プローブ針37の状態をリアルタイムに確認しながら修正するようなことはできない。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、プローブカードのプローブ針を容易に修正することを可能とするプローブ検査装置を提供するものである。
本発明のプローブ検査装置は、ウェハ保持手段、ウェハ撮像手段、画像記憶手段、カード保持手段、プローブ撮像手段、画像処理手段、を有している。ウェハ保持手段は、複数の電極パッドが所定配置で表面に各々形成されている多数の半導体装置が配列されて表面に形成されている半導体ウェハを保持し、ウェハ撮像手段は、保持された半導体ウェハから電極パッドの位置を特定できるパッド画像を撮像し、画像記憶手段は、撮像されたパッド画像を記憶する。カード保持手段は、半導体ウェハの表面の多数の半導体装置の少なくとも一部の電極パッドに先端が接触するように多数のプローブ針が表面に配列されているプローブカードをプローブ針が上方に位置する状態で保持し、プローブ撮像手段は、保持されたプローブカードからプローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像する。画像処理手段は、反転させたパッド画像にプローブ画像をリアルタイムに重ね合わせて表示するので、プローブカードの上面に位置するプローブ針の電極パッドに対する位置関係がリアルタイムに表示される。
また、本発明のプローブ検査装置は、パッド配置画像の記憶手段、カード保持手段、プローブ撮像手段、画像処理手段、を有している。パッド配置画像の記憶手段は、予め定められたプローブ針の位置座標からパッド配置画像を設定し、記憶する。カード保持手段は、半導体ウェハの表面の多数の半導体装置の少なくとも一部の電極パッドに先端が接触するように多数のプローブ針が表面に配列されているプローブカードをプローブ針が上方に位置する状態で保持し、プローブ撮像手段は、保持されたプローブカードからプローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像する。画像処理手段は、プローブ画像とパッド配置画像を同一方向でリアルタイムに重ね合わせて表示するので、プローブカードの上面に位置するプローブ針の電極パッドに対する位置関係が表示される。
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたコンピュータ装置、コンピュータプログラムによりコンピュータ装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明で云う各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、1つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等も可能である。
リアルタイムに撮像されるプローブ画像が予め記憶されたパッド配置画像に重ね合わされて表示されるので、作業者は電極パッドに対するプローブ針の状態をリアルタイムに確認しながら修正作業を実行することができる。
本発明のプローブ検査装置では、プローブ針が上方に位置する状態でプローブカードが保持され、リアルタイムに撮像されるプローブ画像がパッド配置画像にリアルタイムに重ね合わされて表示されることにより、プローブカードの上面に位置するプローブ針の電極パッドに対する位置関係が表示されるので、画像を参照してプローブ針をピンセットなどで修正するとき、プローブ針の状態をリアルタイムに確認しながら修正することができ、その作業を容易とすることができる。
以下、本発明に係る各実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の係る第1の実施例について、図1ないし図4を参照して説明する。なお、図1は本実施の形態のプローブ検査装置の表示画像を示す模式的な正面図、図2はプローブ検査装置の構造を示す模式的な側面図、図3はプローブ検査装置に半導体ウェハがセットされた状態を示す模式的な側面図、図4はプローブ検査装置にプローブカードがセットされた状態を示す模式的な側面図、図5はプローブ検査装置の処理動作を示すフローチャート、である。また、本実施の形態では、前後左右上下の方向を規定して説明するが、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
本実施の形態のプローブ検査装置100は、図2ないし図4に示すように、ウェハ保持手段、カード保持手段、ウェハ移動手段、カード移動手段、として機能するX/Yステージ110を有しており、このX/Yステージ110により、半導体ウェハ200およびプローブカード300を保持して移動させる。
より詳細には、半導体ウェハ200は、多数の半導体装置が配列されて表面に形成されており、図1(a)に示すように、その半導体装置には、複数の電極パッドPが所定配置で表面に各々形成されている。X/Yステージ110は、半導体装置が上面に位置する状態で半導体ウェハ200を保持し、その上面と平行な前後左右に半導体ウェハ200を移動させる。
半導体ウェハの表面の半導体装置の電極パッドPには、電気的特性のテストに必要なものが規定されているので、プローブカード300は、図4に示すように、テストに使用される電極パッドPに当接する位置に多数のプローブ針310が配列されている。このプローブ針310は絶縁基板301の表面に立設されており、絶縁基板301の表面に形成されている配線パターン(図示せず)に接続されている。
また、プローブカード300の絶縁基板301の裏面には、補強材と放熱板を兼用した金属板302が接合されている。X/Yステージ110は、プローブ針310が上方に位置する状態でプローブカード300を保持し、その上面と平行な前後左右にプローブカード300を移動させる。
X/Yステージ110に保持された半導体ウェハ200およびプローブカード300に上方から対向する位置には光学顕微鏡120が配置されており、この光学顕微鏡120に、ウェハ撮像手段およびプローブ撮像手段として機能する撮像デバイスであるCCDカメラ121が組み込まれている。
CCDカメラ121は、X/Yステージ110に保持された半導体ウェハ200から、図1(a)に示すように、電極パッドPの位置を特定できるパッド画像を撮像するとともに、X/Yステージ110に保持されたプローブカード300から、図1(b)に示すように、プローブ針310の先端Qの位置を特定できるプローブ画像を撮像する。
CCDカメラ121は、上述のように光学顕微鏡120に組み込まれているので、半導体ウェハ200およびプローブカード300の表面を部分的に拡大して撮像するが、前述のようにX/Yステージ110は半導体ウェハ200およびプローブカード300を前後左右に移動させるので、この移動により半導体ウェハ200およびプローブカード300の表面全域が撮像範囲となっている。
CCDカメラ121にはコンピュータ装置130が接続されており、このコンピュータ装置130にディスプレイユニット140が接続されている。コンピュータ装置130は、いわゆるパーソナルコンピュータであり、実装されているコンピュータプログラムに対応して動作することにより、位置入力手段、移動制御手段、画像記憶手段、として機能する。
より具体的には、本形態のプローブ検査装置100を利用する場合、詳細には後述するが、プローブ針310が電極パッドPに適切に接触しなかった部分の位置データが、キーボード操作などによりコンピュータ装置130に入力される。すると、コンピュータ装置130は、入力された位置データに対応してX/Yステージ110を動作制御するので、半導体ウェハ200とプローブカード300とで電極パッドPにプローブ針310が適切に接触しなかった部分が光学顕微鏡120に対向される。
なお、半導体ウェハ200の電極パッドPとプローブカード300のプローブ針310は、レイアウトが面対称の関係にあるので、上述のような位置データに対応したX/Yステージ110の動作制御は、半導体ウェハ200とプローブカード300とで面対称の位置が光学顕微鏡120に対向するように実行される。
そして、上述のような状態で、図1(a)に示すように、電極パッドPにプローブ針310が適切に接触しなかった部分のパッド画像と、図1(b)に示すように、電極パッドPにプローブ針310が適切に接触しなかった部分のプローブ画像と、がCCDカメラ121により各々撮像される。
さらに、コンピュータ装置130は、上述のように撮像されたパッド画像を記憶し、図1(c)(d)に示すように、リアルタイムに撮像されるプローブ画像を、反転させたパッド画像にリアルタイムに重ね合わせ、ディスプレイユニット140に表示させる。本形態のプローブ検査装置100では、上述のようにコンピュータ装置130がパッド画像を反転させてプローブ画像を重ね合わせてディスプレイユニット140に表示させることにより、コンピュータ装置130とディスプレイユニット140とで画像処理手段が実現されている。
なお、ディスプレイユニット140は、X/Yステージ110の後部上方に配置されているので、X/Yステージ110は、ディスプレイユニット140の表示画面が視認される位置でプローブカード300を保持する。
上述のような構成において、本実施の形態のプローブ検査装置100を利用したプローブカード300の修正方法を以下に説明する。まず、従来と同様に、プローブ装置(図示せず)でプローブカード300のプローブ針310を半導体ウェハ200の半導体装置の電極パッドPに圧接させてから針痕を検査し、これで針痕の位置が適切でない電極パッドPが検出されたときは、その部分の位置データを記録する。
そして、プローブカード300を修正するときは、上述の位置データがキーボード操作などによりプローブ検査装置100のコンピュータ装置130に入力される。このプローブ検査装置100は、図5に示すように、初期状態ではX/Yステージ110を初期位置に配置しており(ステップS1)、上述のように入力される位置データをコンピュータ装置130で記憶する。
このような状態で初期位置のX/Yステージ110に半導体ウェハ200がセットされると、例えば、保持入力手段となるセンサ検知やキーボード操作などにより(図示せず)、X/Yステージ110が半導体ウェハ200を保持したことがコンピュータ装置130に入力される(ステップS4)。
すると、このコンピュータ装置130は位置データに対応してX/Yステージ110を動作制御するので(ステップS5)、半導体ウェハ200で針痕の位置が適切でない電極パッドPの部分が光学顕微鏡120に対向することになる。
この状態で半導体ウェハ200の表面が光学顕微鏡120を介してCCDカメラ121により撮像され(ステップS6)、その画像データがコンピュータ装置130に記憶されるので(ステップS7)、コンピュータ装置130には、図1(a)に示すように、針痕の位置が適切でない電極パッドPの部分のパッド画像が記憶される。
つぎに、X/Yステージ110は初期位置に復帰するので(ステップS8)、そのX/Yステージ110から半導体ウェハ200が取り外され、プローブカード300がセットされる。このプローブカード300をX/Yステージ110が保持したことがセンサ検知などによりコンピュータ装置130に入力されると(ステップS9)、やはりコンピュータ装置130は位置データに対応してX/Yステージ110を動作制御する(ステップS10)。
なお、針痕の位置が適切でない部分が半導体ウェハ200とプローブカード300では面対称に位置するが、コンピュータ装置130は、半導体ウェハ200かプローブカード300かに対応してX/Yステージ110を動作制御するので、プローブカード300でも針痕の位置が適切でないプローブ針310の部分が光学顕微鏡120に対向することになる。
この状態でプローブカード300の表面が光学顕微鏡120を介してCCDカメラ121により撮像され(ステップS11)、この撮像されるプローブ画像が記憶されているパッド画像とともにリアルタイムにディスプレイユニット140に表示される(ステップS12、S13)。
このとき、コンピュータ装置130は、記憶されているパッド画像を反転させ、プローブ画像をリアルタイムに重ね合わせて表示するので、図1(c)に示すように、電極パッドPとプローブ針310の先端Qとの位置関係を確認できる合成画像が表示されることになる。
そこで、作業者は表示された合成画像を視認しながら、電極パッドPの中央にプローブ針310の先端Qが位置するように修正作業を実行することになる。このとき、パッド画像は事前に撮像されて記憶されているが、プローブ画像はリアルタイムに撮像されて表示されるので、図1(d)に示すように、作業者はディスプレイユニット140に表示される合成画像によりプローブ針310の先端Qの位置をリアルタイムに確認しながら修正作業を実行することになる。
上述のような修正作業が完了すると、例えば、作業者がキーボード操作によりコンピュータ装置130に作業終了を入力する(ステップS14)。すると、プローブ画像の撮像と画像合成/表示が終了され、X/Yステージ110が初期位置に復帰するので(ステップS15)、作業者は初期位置のX/Yステージ110から修正されたプローブカード300を取り外す。
本形態のプローブ検査装置100では、リアルタイムに撮像されるプローブ画像が反転させたパッド画像にリアルタイムに重ね合わされて表示されるので、作業者は電極パッドPに対するプローブ針310の状態をリアルタイムに確認しながら修正作業を容易に実行することができる。
特に、プローブ画像はリアルタイムに撮像されて表示されるが、パッド画像は事前に撮像されて表示されるので、1個のX/Yステージ110で半導体ウェハ200とプローブカード300とを保持して1個のCCDカメラ121でパッド画像とプローブ画像とを撮像することができ、プローブ検査装置100の構造が簡単で小型軽量である。
さらに、半導体ウェハ200とプローブカード300とは面対称の関係にあるが、反転されたパッド画像にプローブ画像が合成されるので、電極パッドPとプローブ針310との位置関係を対応させることができ、修正されるプローブ針310の実際の移動方向と表示画像での先端Qの移動方向とが相反するようなこともない。
しかも、X/Yステージ110はプローブカード300をプローブ針310が上方に位置する状態で保持するので、作業者が無理な姿勢で修正作業を実行する必要がなく、繊細な修正作業を容易に実行することができる。さらに、X/Yステージ110は、ディスプレイユニット140の表示画面を視認できる位置でプローブカード300を保持するので、作業者が表示画像を確認しながら修正作業を実行することが容易である。
また、パッド画像とプローブ画像は光学顕微鏡120により的確な倍率で拡大されてCCDカメラ121により撮像されるので、作業者は微細なプローブ針310の修正作業を容易に実行することができる。
このようにパッド画像とプローブ画像は拡大されて撮像されるので、CCDカメラ121は半導体ウェハ200とプローブカード300との表面を部分的にしか撮像できない。しかし、X/Yステージ110により半導体ウェハ200とプローブカード300とが表面と平行に移動されるので、CCDカメラ121は半導体ウェハ200とプローブカード300との表面の全域を撮像することが可能である。
そして、プローブ針310が電極パッドPに適切に接触しなかった部分の位置データが入力されると、その位置データに対応してX/Yステージ110が動作制御されるので、半導体ウェハ200とプローブカード300とでプローブ針310が電極パッドPに適切に接触しなかった部分を自動的にCCDカメラ121に撮像させることができる。
しかも、X/Yステージ110に保持されたのが半導体ウェハ200かプローブカード300かに対応して、位置データに対応したX/Yステージ110の動作制御が実行されるので、面対称の関係にある半導体ウェハ200とプローブカード300との問題部分をCCDカメラ121に的確に撮像させることができる。
本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では従来と同様にプローブ装置でプローブ針310を電極パッドPに圧接させてから針痕を検査し、針痕の位置が適切でない部分の位置データを記録してプローブ検査装置100に入力することを例示した。
しかし、プローブ検査装置100で半導体ウェハ200の全域のパッド画像を撮像しておき、プローブカード300の全域からプローブ画像を撮像しながら合成画像を表示し、これで先端Qが電極パッドPに適切に位置しないプローブ針310を検査することも可能である。
また、上記形態では作業者がパッド画像とプローブ画像との合成画像を視認しながら手作業でプローブ針310を修正することを例示したが、例えば、合成画像をコンピュータ装置130により画像認識してロボットアーム(図示せず)によりプローブ針310を自動的に修正することも不可能ではない。
さらに、上記形態ではパッド画像とプローブ画像との合成画像を専用のディスプレイユニット140に表示させることを例示したが、例えば、合成画像をコンピュータ装置130のディスプレイユニットに表示させることにより、専用のディスプレイユニット140を無用とすることも可能である。ただし、この場合でも、プローブ針310の修正作業を容易とするため、プローブカード300を修正する作業者から視認できる位置にコンピュータ装置130のディスプレイユニットを配置することが好適である(図示せず)。
また、上記形態では垂直に配置されているディスプレイユニット140の画面を視認しながら水平に配置されたプローブカード300のプローブ針310を修正することを例示したが、例えば、図6に示すように、X/Yステージ110の前方や側方(図示せず)などにディスプレイユニット140を水平に配置しておくことも可能である。この場合、装置の占有面積は増大するが、修正するプローブ針310の実際の移動方向と画像でのプローブ針310の移動方向とが完全に一致するので、より直感的に修正作業を実行することが可能となる。
さらに、上記形態では1個のX/Yステージ110で半導体ウェハ200とプローブカード300とを保持して1個のCCDカメラ121でパッド画像とプローブ画像とを撮像することを例示したが、例えば、2個のX/Yステージで半導体ウェハ200とプローブカード300とを別個に保持して2個のCCDカメラでパッド画像とプローブ画像とを別個に撮像するようなことも可能である(図示せず)。この場合、プローブ検査装置の規模は増大するが、パッド画像とプローブ画像との撮像を同時に実行できるので、作業時間を短縮することが可能である。
また、上記形態では説明を簡単とするため、位置データによりパッド画像と完全に同期したプローブ画像が自動的に撮像されることを例示したが、例えば、位置データにより撮像されたプローブ画像がパッド画像と完全には同期しないような場合には、手作業や画像認識によりプローブ画像の撮像位置を調整するようなことも可能である。
さらに、上記形態では光学顕微鏡120とCCDカメラ121とを固定しておき、X/Yステージ110により半導体ウェハ200とプローブカード300とを移動させることを例示した。しかし、例えば、半導体ウェハ200とプローブカード300とを位置保持しておいて光学顕微鏡120とCCDカメラ121とを移動させることも可能であり、半導体ウェハ200とプローブカード300とをXY方向の一方に移動させるとともにXY方向の他方に光学顕微鏡120とCCDカメラ121とを移動させるようなことも不可能ではない(ともに図示せず)。
また、上記形態では説明を簡単とするため、一つの位置データの入力に対応して一つのパッド画像と一つのプローブ画像とが撮像されることを例示したが、例えば、複数の位置データの入力に対応して複数のパッド画像と複数のプローブ画像とが撮像されることも可能である。
さらに、上記形態ではパッド画像とプローブ画像を単純に重ね合わせて表示することを例示したが、プローブ針310の修正作業を容易とするため、例えば、パッド画像を青色でプローブ画像を赤色で表示すること、パッド画像を半透明でプローブ画像は鮮明に表示すること、画像処理によりパッド画像の電極パッドPの輪郭を強調すること、画像処理によりプローブ画像のプローブ針310の先端Qを強調すること、手動操作によりパッド画像とプローブ画像との表示を個別にオン/オフできるようにすること、手動操作によりパッド画像とプローブ画像との表示濃度を個別に調整できるようにすること、なども可能である。
また、ウェハの撮像やパッド画像の記憶については、以前使用したものと同一のパッドパターンを有するウェハを用いる場合には、新たに撮像、記憶する必要は無く、適宜、記憶済みのパッドデータを用いてプローブ検査を行うこともできる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明に係る第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態は、パッド画像が予め定められたプローブ針の位置座標データに基づいて設定される点において第1の実施の形態とは異なる。したがって、第1の実施の形態におけるウェハ保持手段、およびウェハ撮像手段を備えていない。
本構成において、本実施の形態のプローブ検査装置100を用いたプローブカード300の修正方法を以下に説明する。
まず、プローブ針の位置座標データに基づいて、パッド配置画像を設定し、コンピュータ装置130に記憶させる。例えば、図7(a)に示すように、プローブ針の位置座標データをから目標プローブ針位置400を導き、これをセンターとするプロービングエリア401を設定する。プロービングエリア401はパッド上でのプローブ針の接触位置の許容範囲とする。プロービングエリアの画像設定は、例えば、コンピュータ装置130上で既知の画像描画用のソフトウェアを用いて行うことができる。
パッド配置画像は、プローブ針の適正な位置が確認できればよく、必ずしも実際のパッドと同一の大きさや形状でなくてもよい。
次に、図6に示すように、プローブ検査装置100のX/Yステージ110に、検査対象となるプローブカード300がセットされる。
この状態で、図7(b)に示すように、プローブカード300の表面が光学顕微鏡120を介してCCDカメラ121により撮像される。この撮像されたプローブ画像が、予め記憶されたパッド配置画像とともにリアルタイムにディスプレイユニット140に表示される。
このとき、コンピュータ装置130は、プローブ画像と予め記憶されているパッド配置画像を同一方向で重ね合わせて表示させるため、当該パッド配置画像を反転させて、プローブ画像を重ね合わせる。したがって、図7(c)に示すように、プローブ画像(先端Q)と予め記憶されたパッド配置画像との位置関係を確認できる合成画像が表示されることになる。なお、プローブ画像とパッド画像を同一方向で重ね合わせて表示させることが重要であるため、パッド配置画像はそのまま表示し、プローブ画像を反転させて重ね合わせても良い。
図7(c)では、パッド配置画像として、接触位置の許容範囲であるプロービングエリア401を設定している。よって、作業者は表示された合成画像を視認しながら、プロービングエリア401からはみ出しているプローブ針の先端Q(図7(c)における右から2番目のプローブ針先端)を、プロービングエリア401内に位置するように修正作業を実行することになる。
このとき、プロービングエリア401は事前に記憶されているが、プローブ画像はリアルタイムに撮像されて表示されるので、図7(d)に示すように、作業者はディスプレイユニット140に表示される合成画像によりプローブ針310の先端Qの位置をリアルタイムに確認しながら修正作業を実行することになる。
以上説明したように、本第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、リアルタイムに撮像されるプローブ画像が予め記憶されたパッド配置画像に重ね合わされて表示されるので、作業者は電極パッドPに対するプローブ針310の状態をリアルタイムに確認しながら修正作業を容易に実行することができる。
また、本実施の形態においては、プローブ針の位置座標データからパッド配置画像を取得する構成としたが、例えば未使用のプローブカードを用いて、適正位置に配置されているプローブ針の先端写真を撮像しておき、これをパッド配置画像に代用することも可能である。当該プローブカードをプローブ検査装置100のX/Yステージ110に上向きにセットし、プローブ針の先端位置写真を撮像し、これをコンピュータ装置130に記憶させる。この場合、該パッド配置画像は、修正対象となるプローブ針と同一方向で撮像されているため、両画像を重ね合わせて表示する際には、当該パッド配置画像を反転させる必要はない。
第1の実施の形態のプローブ検査装置の表示画像を示す模式的な正面図である。 プローブ検査装置の構造を示す模式的な側面図である。 プローブ検査装置に半導体ウェハがセットされた状態を示す模式的な側面図 である。 プローブ検査装置にプローブカードがセットされた状態を示す模式的な側面 図である。 プローブ検査装置の処理動作を示すフローチャートである。 一変形例のプローブ検査装置の構造を示す模式的な側面図である。 第2の実施の形態のプローブ検査装置の表示画像を示す模式的な正面図である。 第1の従来例のプローブ検査装置の全体の外観を示す正面図である。 プローブ検査装置の要部の構造を示す模式図である。 針先イメージの表示画像を示す正面図である。 第2の従来例のプローブ検査装置の全体を示す模式的な正面図である。 針先イメージの表示画像を示す正面図である。 第3の従来例のプローブ検査装置の全体を示す模式図である。 針先イメージの表示画像を示す正面図である。
符号の説明
100 プローブ検査装置
110 ウェハ保持手段、カード保持手段、ウェハ移動手段、カード移動手段、として機能するX/Yステージ
121 ウェハ撮像手段およびプローブ撮像手段として機能する撮像デバイスであるCCDカメラ
130 位置入力手段、移動制御手段、画像記憶手段、として機能するとともに画像処理手段の一部として機能するコンピュータ装置
140 画像処理手段の一部として機能するディスプレイユニット
200 半導体ウェハ
300 プローブカード
310 プローブ針
400 目標プローブ針位置
401 プロービングエリア
P 電極パッド
Q 先端

Claims (9)

  1. 複数の電極パッドが所定配置で表面に各々形成されている多数の半導体装置が配列されて表面に形成されている半導体ウェハを保持するウェハ保持手段と、
    保持された前記半導体ウェハから前記電極パッドの位置を特定できるパッド画像を撮像するウェハ撮像手段と、
    撮像された前記パッド画像を記憶する画像記憶手段と、
    前記半導体ウェハの表面の多数の前記半導体装置の少なくとも一部の前記電極パッドに先端が接触するように多数のプローブ針が表面に配列されているプローブカードを前記プローブ針が上方に位置する状態で保持するカード保持手段と、
    保持された前記プローブカードから前記プローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像するプローブ撮像手段と、
    反転させた前記パッド画像に前記プローブ画像をリアルタイムに重ね合わせて表示する画像処理手段と、
    を有しており、
    前記ウェハ撮像手段と前記プローブ撮像手段とが1個の撮像デバイスからなるプローブ検査装置。
  2. 前記カード保持手段は、前記画像処理手段の表示画面が視認される位置で前記プローブカードを保持する請求項1に記載のプローブ検査装置。
  3. 複数の電極パッドが所定配置で表面に各々形成されている多数の半導体装置が配列されて表面に形成されている半導体ウェハを保持するウェハ保持手段と、
    保持された前記半導体ウェハから前記電極パッドの位置を特定できるパッド画像を撮像するウェハ撮像手段と、
    撮像された前記パッド画像を記憶する画像記憶手段と、
    前記半導体ウェハの表面の多数の前記半導体装置の少なくとも一部の前記電極パッドに先端が接触するように多数のプローブ針が表面に配列されているプローブカードを前記プローブ針が上方に位置する状態で保持するカード保持手段と、
    保持された前記プローブカードから前記プローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像するプローブ撮像手段と、
    反転させた前記パッド画像に前記プローブ画像をリアルタイムに重ね合わせて表示する画像処理手段と、
    を有しており、
    前記ウェハ撮像手段は、前記半導体ウェハの表面を部分的に撮像し、
    前記プローブ撮像手段は、前記プローブカードの表面を部分的に撮像し、
    前記ウェハ撮像手段と前記ウェハ保持手段との少なくとも一方を前記半導体ウェハの表面と平行に移動させるウェハ移動手段と、
    前記プローブ撮像手段と前記カード保持手段との少なくとも一方を前記プローブカードの表面と平行に移動させるカード移動手段と、
    も有しているプローブ検査装置。
  4. 前記プローブ針が前記電極パッドに適切に接触しなかった部分の位置データが入力される位置入力手段と、
    入力された前記位置データに対応して前記ウェハ移動手段と前記カード移動手段とを動作制御する移動制御手段と、
    も有している請求項3に記載のプローブ検査装置。
  5. 前記ウェハ撮像手段と前記プローブ撮像手段とが1個の撮像デバイスからなり、
    前記ウェハ保持手段と前記カード保持手段と前記ウェハ移動手段と前記カード移動手段とが1個のX/Yステージからなる請求項3に記載のプローブ検査装置。
  6. 前記ウェハ撮像手段と前記プローブ撮像手段とが1個の撮像デバイスからなり、
    前記ウェハ保持手段と前記カード保持手段と前記ウェハ移動手段と前記カード移動手段とが1個のX/Yステージからなり、
    前記X/Yステージに保持されているのが前記半導体ウェハか前記プローブカードかが入力される保持入力手段も有しており、
    前記移動制御手段は、前記半導体ウェハが保持されているか前記プローブカードが保持されているかに対応して前記位置データによる前記X/Yステージの動作制御を実行する請求項4に記載のプローブ検査装置。
  7. パッド配置画像を記憶するパッド配置画像の記憶手段と、
    プローブ針が表面に配列されているプローブカードを前記プローブ針が上方に位置する状態で保持するカード保持手段と、
    保持された前記プローブカードから前記プローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像するプローブ撮像手段と、
    前記パッド配置画像と前記プローブ画像とが同一方向で重ね合わせて表示される画像処理手段と、を有しており、
    前記ウェハ撮像手段と前記プローブ撮像手段とが1個の撮像デバイスからなるプローブ検査装置。
  8. パッド配置画像を記憶するパッド配置画像の記憶手段と、
    プローブ針が表面に配列されているプローブカードを前記プローブ針が上方に位置する状態で保持するカード保持手段と、
    保持された前記プローブカードから前記プローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像するプローブ撮像手段と、
    前記パッド配置画像と前記プローブ画像とが同一方向で重ね合わせて表示される画像処理手段と、を有しており、
    前記パッド配置画像が、予め定められたプローブ針の位置座標データに基づいて設定されることを特徴とするプローブ検査装置。
  9. 未使用のプローブカードのプローブ針の先端画像を記憶する記憶手段と、
    プローブ針が表面に配列されているプローブカードを前記プローブ針が上方に位置する状態で保持するカード保持手段と、
    保持された前記プローブカードから前記プローブ針の先端の位置を特定できるプローブ画像をリアルタイムに撮像するプローブ撮像手段と、
    前記先端画像と前記プローブ画像とが同一方向で重ね合わせて表示される画像処理手段と、
    を有しているプローブ検査装置。
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